JP2017209122A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示手段が演出用可動体に覆われて視認困難な場合であっても、異常が検出された演出用可動体を特定することができる遊技機を提供する。【解決手段】表示手段5と、表示手段5の少なくとも一部を覆う位置に変位可能な演出用可動体を含む複数の演出用可動体201,202と、複数の演出用可動体のそれぞれの異常を検出可能な異常検出手段と、演出用可動体201,202の変位に関わらず視認可能な位置に設けられた異常報知手段210と、を備え、異常報知手段210は、異常検出手段の検出結果に基づいて、複数の演出用可動体201,202のいずれの異常であるかを特定可能に、異常を報知する。【選択図】図9

Description

本発明は、遊技が可能な遊技機に関する。
従来、駆動源の駆動力で移動されて演出に用いられる可動役物を備える遊技機がある。このような遊技機では、可動役物に不具合が生じたときに、画像表示部を用いて役物エラー表示を行うことで、役物エラーを報知するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−248050号公報
しかしながら、特許文献1にあっては、可動役物が画像表示部の周囲に配置されており、この可動役物が画像表示部を隠蔽しているときに、役物エラー表示が行われると、可動役物が邪魔になって役物エラー表示が視認困難になってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、表示手段が演出用可動体に覆われて視認困難な場合であっても、異常が検出された演出用可動体を特定することができる遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
表示手段(例えば、演出表示装置5)と、
前記表示手段の少なくとも一部を覆う位置(例えば、演出表示装置5と重畳して該演出表示装置5の表示領域の一部を隠蔽する隠蔽位置)に変位可能な演出用可動体を含む複数の演出用可動体(例えば、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202)と、
複数の前記演出用可動体のそれぞれの異常を検出可能な(例えば、演出制御用CPU120が異常検出処理を実行して各役物ユニット201,202の異常を検出可能な部分)異常検出手段と、
前記演出用可動体の変位に関わらず視認可能な位置(例えば、遊技機用枠3の上部位置)に設けられた異常報知手段(例えば、演出制御用CPU120がエラー報知処理等を実行して役物エラー報知ユニット210の役物エラー報知LED210L,210Rを点灯してエラー報知を行う部分や、演出制御用CPU120が初期化処理を実行してスピーカ8L,8Rによりエラー報知音の出力を行う部分)と、
を備え、
前記異常報知手段は、前記異常検出手段の検出結果(例えば、異常検出処理にてセットされるエラー報知フラグの種類)に基づいて、複数の前記演出用可動体のいずれの異常であるかを特定可能に異常を報知する(例えば、演出制御用CPU120が実行するエラー報知処理にて、役物エラー報知LED210L,210Rの点灯を行うことで、いずれの種類の役物ユニット201,202に異常があるのかを報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、表示手段の少なくとも一部が演出用可動体に覆われて視認困難な場合であっても、異常が検出された演出用可動体を特定することができる。
本発明の手段1の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記異常報知手段(例えば、演出制御用CPU120がエラー報知処理等を実行して役物エラー報知ユニット210の役物エラー報知LED210L,210Rを点灯してエラー報知を行う部分)は、発光手段(例えば、役物エラー報知LED210L,210R)を含み、複数の前記演出用可動体(例えば、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202)のうち1の前記演出用可動体(例えば、第1役物ユニット201)に異常が生じたときと、該演出用可動体とは異なる他の前記演出用可動体(例えば、第2役物ユニット202)に異常が生じたときとで、異なる態様で発光することで、複数の前記演出用可動体のいずれの異常であるかを特定可能に異常を報知する(例えば、第1役物ユニット201に異常がある場合には第1役物エラー報知LED210Lが点灯し、第2役物ユニット202に異常がある場合には第2役物エラー報知LED210Rが点灯する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発光手段という簡素な構成を用いて異常の報知を行うことができ、かつ発光手段の発光態様の違いにより、いずれの演出用可動体に異常が発生したのかを特定可能に報知することができる。
本発明の手段2の遊技機は、請求項1または手段1に記載の遊技機であって、
前記異常報知手段(例えば、演出制御用CPU120がエラー報知を行う部分)は、音出力手段(例えば、スピーカ8L,8R)を含み、電力供給の開始に際して初期化処理を実行中のときには、音出力手段により前記演出用可動体(例えば、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202)の異常を報知する(例えば、演出制御用CPU120が実行する初期化処理においてスピーカ8L,8Rによりエラー報知音が出力される部分)ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技機から離れた位置にいる店員等が演出用可動体に異常が生じていることを認識できる。
本発明の手段3の遊技機は、請求項1、手段1、手段2のいずれかに記載の遊技機であって、
前記異常報知手段(例えば、演出制御用CPU120がエラー報知を行う部分)は、前記表示手段(例えば、演出表示装置5)に異常報知用の画像(例えば、エラー表示)を表示することで、複数の前記演出用可動体のいずれの異常であるかを特定可能に異常を報知する(例えば、演出制御用CPU120が実行するエラー報知処理にて、演出表示装置5のエラー表示を行うことで、いずれの種類の役物ユニット201,202に異常があるのかを報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演出用可動体の異常が発生したときに、表示手段が演出用可動体により隠蔽されていない場合には、この表示手段を用いて異常の報知を行うことによって、異常が検出された演出用可動体を容易に特定できる。
パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。 パチンコ遊技機の回路構成例を示すブロック図である。 第1及び第2役物ユニットを示す正面図である。 第1役物ユニットが移動した状態を示す正面図である。 第2役物ユニットが移動した状態を示す正面図である。 演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。 演出図柄変動中処理の一例を示すフローチャートである。 役物エラー報知ユニットを示す正面図である。 第2役物ユニットのエラーを報知する態様を示す図である。
本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
先ず、パチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。以下において、図1の手前側をパチンコ遊技機1の前面側、奥側を背面側として説明する。尚、パチンコ遊技機1の前面とは、該パチンコ遊技機1にて遊技を行う遊技者と対向する対向面である。
図1に示すパチンコ遊技機1は、遊技盤面を構成する遊技盤2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠3とから主に構成されている。遊技盤2には、ガイドレール2bによって囲まれた略円形状の遊技領域10が形成されている。この遊技領域10には、遊技媒体としての遊技球が打球発射装置から発射されて打ち込まれる。また、遊技機用枠3には、ガラス窓50aを有するガラス扉枠50が左側辺を中心として回動可能に設けられ、該ガラス扉枠50により遊技領域10を開閉できるようになっており、ガラス扉枠50を閉鎖したときにガラス窓50aを通して遊技領域10を透視できるようになっている。
遊技盤2には、第1特別図柄表示器4Aと、第2特別図柄表示器4Bとが設けられている。第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bはそれぞれ、LED等から構成され、変動表示ゲームとなる特図ゲームにおいて、各々を識別可能な複数種類の識別情報である特別図柄(特図)が、変動可能に表示(変動表示)される。第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bはそれぞれ、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成される複数種類の特別図柄を変動表示する。以下では、第1特別図柄表示器4Aにおいて変動表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示器4Bにおいて変動表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。
遊技盤2の遊技領域10の中央付近には、演出表示装置5が設けられている。演出表示装置5は、液晶表示装置等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。演出表示装置5の表示領域では、第1特図の変動表示や第2特図の変動表示のそれぞれに対応して、例えば3つといった複数の変動表示部となる演出図柄表示エリア5L,5C,5Rにて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である演出図柄が変動表示される。この演出図柄の変動表示も、変動表示ゲームに含まれる。
演出表示装置5の表示領域には、「左」、「中」、「右」の演出図柄表示エリア5L,5C,5Rが配置されている。特図ゲームの変動表示結果として確定特別図柄が停止表示されるときに、各演出図柄表示エリア5L,5C,5Rにて、演出図柄の変動表示結果となる確定演出図柄(最終停止図柄)が停止表示される。この演出表示装置5の表示領域では、第1特図を用いた特図ゲーム、または第2特図を用いた特図ゲームと同期して、各々が識別可能な複数種類の演出図柄の変動表示を行い、変動表示結果となる確定演出図柄を導出表示する。尚、特別図柄や演出図柄といった、各種の表示図柄を導出表示するとは、演出図柄等の識別情報を停止表示(最終停止表示)して変動表示を終了させることである。また、各演出図柄表示エリア5L,5C,5Rにて変動表示される演出図柄には、8種類の図柄(英数字「1」〜「8」或いは漢数字等)で構成される。演出図柄のそれぞれには、対応する図柄番号が付されている。演出表示装置5の表示領域の下部の左右2箇所には、第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uが設定されている。第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uでは、特図ゲームに対応した変動表示の保留記憶数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。
ここで、特図ゲームに対応した変動表示の保留は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を、遊技球が通過(進入)することによる始動入賞に基づいて発生する。即ち、特図ゲームや演出図柄の変動表示といった変動表示ゲームを実行するための始動条件は成立したが、先に成立した開始条件に基づく変動表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態に制御されていること等により、変動表示ゲームの開始を許容する開始条件が成立していないときに、成立した始動条件に対応する変動表示の保留が行われる。
図1に示す例では、第1特別図柄表示器4A及び第2特別図柄表示器4Bの上方位置に、特図保留記憶数を特定可能に表示するための第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、第1特図保留記憶数を特定可能に表示する。第2保留表示器25Bは、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する。
演出表示装置5の下方には、普通入賞球装置6Aと、普通可変入賞球装置6Bとが設けられている。普通入賞球装置6Aは、常に一定の開放状態に保たれる始動領域(第1始動領域)としての第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、普通電動役物用となるソレノイド81によって、遊技球が通過し難い垂直位置となる通常開放状態と、遊技球が通過し易い傾動位置となる拡大開放状態とに変化する一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物(普通電動役物)を備え、始動領域(第2始動領域)としての第2始動入賞口を形成する。
普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口を通過した遊技球は、第1始動口スイッチ22Aによって検出される。普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口を通過した遊技球は、第2始動口スイッチ22Bによって検出される。第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(3個)の遊技球が賞球として払い出され、第1特図保留記憶数が所定の上限値(4)以下であれば、第1始動条件が成立する。第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(3個)の遊技球が賞球として払い出され、第2特図保留記憶数が所定の上限値(4)以下であれば、第2始動条件が成立する。
普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bの下方位置には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。
特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞口を通過できなくする。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技球が大入賞口を通過しやすくする。このように、特定領域としての大入賞口は、遊技球が通過しやすく遊技者にとって有利な開放状態と、遊技球が通過できず遊技者にとって不利な閉鎖状態とに変化する。
大入賞口を通過した遊技球は、カウントスイッチ23によって検出される。カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(15個)の遊技球が賞球として払い出される。こうして、特別可変入賞球装置7において開放状態となった大入賞口を遊技球が通過したときには、第1始動入賞口や第2始動入賞口といった、他の入賞口を遊技球が通過したときよりも多くの賞球が払い出される。
第2保留表示器25Bの上方位置には、普通図柄表示器20が設けられている。普通図柄表示器20は、特別図柄とは異なる複数種類の識別情報である普通図柄(普図)を変動可能に表示(変動表示)する。このような普通図柄の変動表示は、普図ゲームと称される。また、普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、通過ゲート61を通過した有効通過球数としての普図保留記憶数を表示する。
遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L,8Rが設けられており、更に、遊技領域10の周辺部には、複数の演出用LED9が設けられている。また、演出表示装置5の周囲近傍には、第1役物ユニット201と第2役物ユニット202とが設けられている。また、遊技機用枠3の上部位置には、第1役物ユニット201または第2役物ユニット202に誤作動等のエラーが生じたときに、役物エラー報知を行うための役物エラー報知LED210L,210Rを有する役物エラー報知ユニット210が設けられている。なお、役物エラー報知LED210L,210Rは、演出用LED9と同様に演出用途と役物エラー報知用途とで兼ねていてもよい。
また、演出表示装置5は、遊技盤2よりも背面側に配設され、該遊技盤2に形成された開口2cを通して視認できるようになっている。尚、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202も、遊技盤2よりも背面側に配設され、それぞれの役物ユニット201,202が、演出表示装置5と重畳して該演出表示装置5の表示領域の一部を隠蔽する隠蔽位置(図4及び図5参照)と、演出表示装置5の前面側から退避される退避位置(図3参照)との間で移動可能となっている。また、役物ユニット201,202が重畳位置にあるときには、該役物ユニット201,202を遊技盤2に形成された開口2cを通して視認できる。更に、役物ユニット201,202が退避位置にあるときには、該役物ユニット201,202が遊技盤2より隠されて視認不可能になる。
図2に示すように、パチンコ遊技機1には、主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14といった、各種の制御基板が搭載されている。また、パチンコ遊技機1には、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号を中継するための中継基板15等も搭載されている。
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1の遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数の設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号の入力を行う機能、演出制御基板12等からなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、ホールの管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能等を備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bを構成する各LED等の点灯/消灯制御を行って第1特図や第2特図の変動表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御等を行って普通図柄表示器20による普通図柄の変動表示を制御することといった、所定の表示図柄の変動表示を制御する機能も備えている。
主基板11には、遊技制御用マイクロコンピュータ100や、遊技球検出用の各種スイッチからの検出信号を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送するスイッチ回路110、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号をソレノイド81,82に伝送するソレノイド回路111等が搭載されている。
演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号を受信して、演出表示装置5、スピーカ8L,8R、演出用LED9、役物エラー報知LED210L,210R、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202といった、演出制御基板12に接続された演出用の電気部品による演出動作を制御するための各種回路が搭載されている。即ち、演出制御基板12は、演出表示装置5の表示動作や、スピーカ8L,8Rからの音声出力動作の全部または一部、演出用LED9等の点灯/消灯動作の全部または一部、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202の動作の全部または一部といった、所定の演出動作を実行させるための制御内容を決定する機能を備えている。
音声制御基板13は、演出制御基板12とは別個に設けられた音声出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データ等に基づき、スピーカ8L,8Rから音声を出力させるための音声信号処理を実行する処理回路等が搭載されている。ランプ制御基板14は、演出制御基板12とは別個に設けられたランプ出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データ等に基づき、演出用LED9や役物エラー報知LED210L,210R等の点灯/消灯駆動を行う。
第1役物ユニット201は、役物部材201a(図3参照)を駆動させるための駆動装置203と、役物部材201aの動作態様に異常があるか否かを検出するための異常検出センサ装置205とを有している。尚、役物部材201aの動作態様の異常とは、役物部材201aのリンク機構に異常がある場合や駆動装置203に異常がある場合を含む。
第2役物ユニット202は、役物部材202a(図3参照)を駆動させるための駆動装置204と、役物部材202aの動作態様に異常があるか否かを検出するための異常検出センサ装置206と、演出用の画像を表示するEL表示装置207とを有している。EL表示装置207とは、有機或いは無機のエレクトロルミネッセンス(EL)パネル等を用いて発光される表示装置である。尚、役物部材202aの動作態様の異常とは、役物部材202aのリンク機構に異常がある場合や駆動装置204に異常がある場合やEL表示装置207に表示動作に異常がある場合を含む。
図2に示す主基板11には、ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23からの検出信号を伝送する配線が接続されている。また、主基板11には、第1特別図柄表示器4A、第2特別図柄表示器4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25C等の表示制御を行うための指令信号を伝送する配線が接続されている。
主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号は、中継基板15によって中継される。中継基板15を介して主基板11から演出制御基板12に対して伝送される制御コマンドは、電気信号として送受信される演出制御コマンドである。演出制御コマンドには、演出図柄の変動時間及びリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを示す変動パターン指定コマンド等が含まれている。
演出制御コマンドとしては、例えば、第1特図を用いた特図ゲームの変動開始を指定する第1変動開始コマンドや、第2特図を用いた特図ゲームの変動開始を指定する第2変動開始コマンドや、特図ゲームの特別図柄の変動表示に対応して演出表示装置5で変動表示される演出図柄等の変動パターン(変動時間)を指定する変動パターン指定コマンド等が設けられている。また、特別図柄や演出図柄等の変動表示結果を指定する変動表示結果通知コマンドや、演出図柄の変動停止(確定)を指定する図柄確定コマンドや、現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドや、大当り遊技状態の開始を示す演出画像の表示を指定する大当り開始指定コマンドや、大入賞口が開放状態となっている期間であることを通知する大入賞口開放中通知コマンドや、大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間であることを通知する大入賞口開放後通知コマンドや、大当り遊技状態の終了時の演出画像の表示を指定する大当り終了指定コマンドや、第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドや、第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドや、第1特図保留記憶数を通知する第1保留記憶数通知コマンドや、第2特図保留記憶数を通知する第2保留記憶数通知コマンド等が設けられている。
主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM101と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM102と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU103と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O105と、を備えて構成される。
主基板11の側において、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。乱数回路104は、これらの乱数値MR1〜MR4の一部または全部を示す数値データをカウントするものであればよい。
特図表示結果判定用の乱数値MR1は、特図ゲームの特別図柄等の変動表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「65536」の範囲の値をとる。大当り種別判定用の乱数値MR2は、変動表示結果を「大当り」とする場合の大当り種別を「確変大当りA」、「確変大当りB」、「非確変」のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「100」の範囲の値をとる。変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や演出図柄の変動表示の変動パターンを、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「997」の範囲の値をとる。普図表示結果判定用の乱数値MR4は、普通図柄表示器20による普図ゲームの変動表示結果を「普図当り」とするか「普図はずれ」とするか等の決定を行うために用いられる乱数値であり、「3」〜「13」の範囲の値をとる。
変動表示結果が「はずれ」となる場合のうち、演出図柄の変動表示態様が「非リーチ」である場合と「リーチ」である場合のそれぞれに対応して、また、変動表示結果が「大当り」となる場合等に対応して、複数の変動パターンが予め用意されている。尚、変動表示結果が「はずれ」で演出図柄の変動表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンは、非リーチ変動パターン(非リーチはずれ変動パターン)と称され、変動表示結果が「はずれ」で演出図柄の変動表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンは、リーチ変動パターン(リーチはずれ変動パターン)と称される。また、非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、変動表示結果が「はずれ」となる場合に対応したはずれ変動パターンに含まれる。変動表示結果が「大当り」である場合に対応した変動パターンは、大当り変動パターンと称される。
図2に示すROM101には、遊技の進行を制御するために用いられる各種の選択用データ、テーブルデータ等が格納されている。ROM101には、CPU103が各種の判定や決定、設定を行うために予め用意された複数の判定テーブルや設定テーブル等を構成するデータが記憶されている。また、ROM101には、CPU103が主基板11から各種の制御コマンドとなる制御信号を送信するために用いられる複数のコマンドテーブルを構成するテーブルデータや、変動パターンを複数種類格納する変動パターンテーブルを構成するテーブルデータ等が記憶されている。
ROM101には、表示結果判定テーブルが記憶される。表示結果判定テーブルは、第1特図を用いた特図ゲームや第2特図を用いた特図ゲームにおいて変動表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その変動表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。この表示結果判定テーブルでは、パチンコ遊技機1の遊技状態が確変状態であるときに、通常状態や時短状態であるときに比べて大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなるように、判定用データが大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられている。
ROM101には、大当り種別判定テーブルが記憶される。この大当り種別判定テーブルは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定されたときに、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づき、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別として、大当り遊技状態の終了後において高確制御と時短制御とが実行されて高確高ベース状態に移行する確変大当りAや確変大当りBと、大当り遊技状態の終了後において時短制御のみが実行されて低確高ベース状態に移行する非確変大当りとが設定されている。
「確変大当りA」による大当り遊技状態と「非確変大当り」による大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが16回(いわゆる16ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。一方、「確変大当りB」による大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが5回(いわゆる5ラウンド)、繰返し実行される短期開放大当りである。また、確変大当りAや確変大当りBの大当り遊技状態の終了後において実行される高確制御と時短制御は、該大当り遊技状態の終了後において再度大当りが発生するまで継続して実行される。よって、再度発生した大当りが確変大当りAや確変大当りBである場合には、大当り遊技状態の終了後に再度、高確制御と時短制御が実行されるので、大当り遊技状態が通常状態を介することなく連続的に発生する。一方、「非確変大当り」による大当り遊技状態の終了後において実行される時短制御は、所定回数(100回)の特図ゲームが実行されること、或いは該所定回数の特図ゲームが実行される前に大当り遊技状態となることにより終了する。
また、ROM101には、変動パターン判定用の乱数値MR3に基づいて変動パターンを決定するための変動パターン判定テーブルも記憶されており、変動パターンを、事前決定結果に応じて複数種類のうちのいずれかの変動パターンに決定する。
図2に示すように、RAM102には、パチンコ遊技機1の遊技の進行等を制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、遊技制御用データ保持エリアが設けられている。また、遊技制御用データ保持エリアは、第1特図保留記憶部と、第2特図保留記憶部と、普図保留記憶部と、遊技制御フラグ設定部と、遊技制御タイマ設定部と、遊技制御カウンタ設定部と、遊技制御バッファ設定部とを備えている。
遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるI/O105は、遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送された各種信号を取り込むための入力ポートと、遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成されている。
演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラム等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、演出表示装置5の表示動作の制御内容を決定するための処理等を実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。
演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出した演出制御用のプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作を制御するための処理が実行される。このときには、演出制御用CPU120がROM121から固定データを読み出す固定データ読出動作や、演出制御用CPU120がRAM122に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、演出制御用CPU120がRAM122に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部へと各種信号を出力する送信動作等も行われる。
演出制御基板12の側においても、主基板11と同様に、例えば、予告演出等の各種の演出の種別を決定するための乱数値(演出用乱数)が設定されている。また、演出制御基板12に搭載されたROM121には、演出制御用のプログラムの他にも、演出動作を制御するために用いられる各種のデータテーブル等が格納されている。例えば、ROM121には、演出制御用CPU120が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルを構成するテーブルデータ、各種の演出制御パターンを構成するパターンデータ等が記憶されている。
ROM121には、演出制御用CPU120が各種の演出装置(例えば、演出表示装置5や、役物ユニット201,202や、スピーカ8L,8Rや、演出用LED9等)による演出動作を制御するために使用する演出制御パターンを複数種類格納した演出制御パターンテーブルが記憶されている。演出制御パターンは、パチンコ遊技機1の遊技の進行状況に応じて実行される各種の演出動作に対応して、その制御内容を示すデータ等から構成されている。演出制御パターンテーブルには、例えば特図変動時演出制御パターンと、予告演出制御パターンと、各種演出制御パターン等が格納されていればよい。
特図変動時演出制御パターンは、複数種類の変動パターンに対応して、特図ゲームにおいて特別図柄の変動が開始されてから特図表示結果となる確定特別図柄が導出表示されるまでの期間の、演出図柄の変動表示動作やリーチ演出、再抽選演出等の演出表示動作、或いは、演出図柄の変動表示を伴わない各種の演出表示動作といった、様々な演出動作の制御内容を示すデータ等から構成されている。予告演出制御パターンは、例えば、予め複数パターンが用意された予告パターンに対応して実行される予告演出となる演出動作の制御内容を示すデータ等から構成されている。各種演出制御パターンは、パチンコ遊技機1の遊技の進行状況に応じて実行される各種の演出動作に対応して、その制御内容を示すデータ等から構成されている。
演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、演出制御用データ保持エリアが設けられている。演出制御用データ保持エリアは、フラグの値を示すデータやオン状態或いはオフ状態を示すデータが記憶される演出制御フラグ設定部と、複数種類のタイマそれぞれのタイマ値を示すデータが記憶される演出制御タイマ設定部と、複数種類のカウンタそれぞれのカウント値を示すデータが記憶される演出制御カウンタ設定部と、複数種類のバッファそれぞれのバッファ値を示すデータが記憶される演出制御バッファ設定部とを備えている。
次に、パチンコ遊技機1の遊技の進行を概略的に説明する。図2に示すように、パチンコ遊技機1では、遊技領域10に設けられた通過ゲート61を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたことといった、普通図柄表示器20にて普通図柄の変動表示を実行するための普図始動条件が成立した後に、例えば前回の普図ゲームが終了したことといった、普通図柄の変動表示を開始するための普図開始条件が成立したことに基づいて、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。
この普図ゲームでは、普通図柄の変動を開始させた後、普図変動時間となる所定時間が経過すると、普通図柄の変動表示結果となる確定普通図柄を停止表示(導出表示)する。このとき、普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となった場合は、普通可変入賞球装置6Bを構成する電動チューリップの可動翼片が傾動位置となる拡大開放制御(傾動制御)が行われ、所定時間が経過すると垂直位置に戻る通常開放制御が行われる。
普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口を通過した遊技球が第1始動口スイッチ22Aによって検出されたこと等により第1始動条件が成立した後に、前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したこと等により第1開始条件が成立したことに基づいて、第1特別図柄表示器4Aによる特図ゲームが開始される。また、普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口を通過した遊技球が第2始動口スイッチ22Bによって検出されたこと等により第2始動条件が成立した後に、前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したこと等により第2開始条件が成立したことに基づいて、第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームが開始される。
第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームでは、特別図柄の変動表示を開始させた後、特図変動時間としての変動表示時間が経過すると、特別図柄の変動表示結果となる確定特別図柄(特図表示結果)を導出表示する。特図ゲームでの変動表示結果が「大当り」になった場合には、遊技者にとって有利なラウンド(ラウンド遊技)を所定回数実行する特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。
特図ゲームの確定特別図柄として、「3」、「5」、「7」の数字を示す大当り図柄が停止表示されて特定表示結果としての「大当り」となった後、大当り遊技状態において、特別可変入賞球装置7の大入賞口扉が、所定の上限時間(29秒間や0.1秒間)が経過するまでの期間或いは所定個数(9個)の入賞球が発生するまでの期間にて、大入賞口を開放状態とする。これにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態(開放状態)とするラウンドが実行される。
ラウンドの実行中に大入賞口を開放状態とした大入賞口扉は、遊技盤2の表面を落下する遊技球を受け止め、その後に大入賞口を閉鎖状態とすることにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって不利な第2状態(閉鎖状態)に変化させて、1回のラウンドを終了させる。大入賞口の開放サイクルであるラウンドは、その実行回数が所定の上限回数(16等)に達するまで、繰り返し実行可能となっている。
演出表示装置5の各演出図柄表示エリア5L,5C,5Rでは、第1特図を用いた特図ゲームと、第2特図を用いた特図ゲームとのうち、いずれかの特図ゲームが開始されることに対応して、演出図柄の変動表示が開始される。そして、演出図柄の変動表示が開始されてから確定演出図柄の停止表示により変動表示が終了するまでの期間では、演出図柄の変動表示状態が所定のリーチ状態となることがある。
ここで、リーチ状態とは、演出表示装置5の表示領域にて停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄(リーチ変動図柄)については変動が継続している表示状態、或いは、全部または一部の演出図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。
また、リーチ状態となったことに対応して、リーチ状態となる以前とは異なる演出動作が実行される場合がある。このような演出動作を、リーチ演出表示(或いは単にリーチ演出)という。尚、リーチ演出には、演出表示装置5の表示動作のみならず、スピーカ8L,8Rによる音声出力動作や、演出用LED9等の発光体の点灯動作(点滅動作)等を、リーチ状態となる以前の動作態様とは異なる動作態様とすることが含まれていてもよい。
特図ゲームの確定特別図柄として、はずれ図柄となる特別図柄が停止表示(導出)される場合には、演出図柄の変動表示が開始されてから、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態とならずに、所定の非リーチ組合せとなる確定演出図柄が停止表示されることがある。このような演出図柄の変動表示態様は、変動表示結果が「はずれ」となる場合の「非リーチ」(通常はずれ)の変動表示態様と称される。
特図ゲームの確定特別図柄として、はずれ図柄となる特別図柄が停止表示(導出)される場合には、演出図柄の変動表示が開始されてから、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態となったことに対応して、リーチ演出が実行された後に、或いは、リーチ演出が実行されずに、所定のリーチはずれ組合せとなる確定演出図柄が停止表示されることがある。このような演出図柄の変動表示結果は、変動表示結果が「はずれ」となる場合の「リーチ」(リーチはずれ)の変動表示態様と称される。
特図ゲームの確定特別図柄として、大当り図柄となる特別図柄のうち「3」の数字を示す大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態となったことに対応して、所定のリーチ演出が実行された後に、複数種類の大当り組合せのうち、所定の通常大当り組合せ(非確変大当り組合せ)となる確定演出図柄が停止表示される。
通常大当り組合せ(非確変大当り組合せ)となる確定演出図柄は、演出表示装置5の各演出図柄表示エリア5L,5C,5Rにて変動表示される図柄番号が「1」〜「8」の演出図柄のうち、図柄番号が偶数「2」、「4」、「6」、「8」である演出図柄のいずれか1つが各演出図柄表示エリア5L,5C,5Rにて所定の有効ライン上に揃って停止表示されるものであればよい。通常大当り組合せを構成する図柄番号が偶数である演出図柄は、通常図柄(非確変図柄)と称される。
特図ゲームの確定特別図柄が通常大当り図柄となることに対応して、所定のリーチ演出が実行された後に、通常大当り組合せ(非確変大当り組合せ)の確定演出図柄が停止表示される演出図柄の変動表示態様は、変動表示結果が「大当り」となる場合の「非確変」(通常大当り)の変動表示態様(大当り種別)と称される。「非確変」の大当り種別で変動表示結果が「大当り」となったことに基づいて、通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、時間短縮制御(時短制御)が行われる。時短制御が行われることにより、特図ゲームの特別図柄の変動表示時間(特図変動時間)は、通常状態に比べて短縮される。尚、時短制御では、普通図柄の当選頻度が高められて、普通可変入賞球装置6Bへの入賞頻度が高められる、いわゆる電チューサポートが実施される。ここで、通常状態とは、大当り遊技状態等の特定遊技状態等とは異なる通常遊技状態であり、パチンコ遊技機1の初期設定状態(システムリセットが行われた場合のように、電源投入後に初期化処理を実行した状態)と同一の制御が行われる。
特図ゲームの確定特別図柄として、大当り図柄となる特別図柄のうち、「5」、「7」の数字を示す特別図柄といった確変大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態となったことに対応して、演出図柄の変動表示態様が「通常」である場合と同様のリーチ演出が実行された後に、複数種類の大当り組合せのうち、所定の確変大当り組合せとなる確定演出図柄が停止表示されることがある。確変大当り組合せとなる確定演出図柄は、演出表示装置5の各演出図柄表示エリア5L,5C,5Rにて変動表示される図柄番号が「1」〜「8」の演出図柄のうち、図柄番号が「7」である演出図柄が、各演出図柄表示エリア5L,5C,5Rにて所定の有効ライン上に揃って停止表示されるものであればよい。確変大当り組合せを構成する図柄番号が「7」である演出図柄は、確変図柄と称される。
確定演出図柄が通常大当り組合せであるか確変大当り組合せであるかに関わらず、特図ゲームの確定特別図柄として確変大当り図柄が停止表示される変動表示態様は、変動表示結果が「大当り」となる場合の「確変」の変動表示態様(大当り種別)と称される。尚、「確変」の大当り種別のうち、確定特別図柄として「5」、「7」の変動表示結果にて「大当り」となったことに基づいて、通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、時短制御とともに確率変動制御(確変制御)が行われる。
これら確変制御が行われることにより、各回の特図ゲームにおいて変動表示結果(特図表示結果)が「大当り」となる確率は、通常状態に比べて高くなるように向上する。確変制御は、大当り遊技状態の終了後に変動表示結果が「大当り」となって再び大当り遊技状態に制御されるという条件が成立したときに、終了すればよい。
時短制御が行われるときには、普通図柄表示器20による普図ゲームの普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、変動表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bの可動翼片の傾動制御を行う傾動制御時間を通常状態のときよりも長くする制御、その傾動回数を通常状態のときよりも増加させる制御といった、遊技球が第2始動入賞口を通過しやすくして第2始動条件が成立する可能性を高めることで遊技者にとって有利となる制御(電チューサポート制御)が行われる。このように、時短制御に伴い第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくして遊技者にとって有利となる制御は、高開放制御ともいう。
高開放制御が行われることにより、第2始動入賞口は、高開放制御が行われていないときよりも拡大開放状態となる頻度が高められる。これにより、第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立しやすくなり、特図ゲームが頻繁に実行可能となることで、次に変動表示結果が「大当り」となるまでの時間が短縮される。高開放制御が実行可能となる期間は、高開放制御期間ともいい、この期間は、時短制御が行われる期間と同一であればよい。
時短制御と高開放制御がともに行われる遊技状態は、時短状態或いは高ベース状態ともいう。また、確変制御が行われる遊技状態は、確変状態或いは高確状態ともいう。確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われる遊技状態は、高確高ベース状態とも称される。尚、本実施例では、制御される遊技状態としては設定されていないが、確変制御のみが行われて時短制御や高開放制御が行われない確変状態は、高確低ベース状態とも称される。また、確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われる遊技状態のみを、特に「確変状態」ということもあり、高確低ベース状態とは区別するために、時短付確変状態ということもある。一方、確変制御のみが行われて時短制御や高開放制御が行われない確変状態(高確低ベース状態)は、高確高ベース状態と区別するために、時短なし確変状態ということもある。確変制御が行われずに時短制御や高開放制御が行われる時短状態は、低確高ベース状態とも称される。確変制御や時短制御及び高開放制御がいずれも行われない通常状態は、低確低ベース状態とも称される。通常状態以外の遊技状態において時短制御や確変制御の少なくともいずれかが行われるときには、特図ゲームが頻繁に実行可能となることや、各回の特図ゲームの変動表示結果が「大当り」となる確率が高められることにより、遊技者にとって有利な状態となる。大当り遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な遊技状態は、特別遊技状態とも称される。
次に、パチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理を開始すると、CPU103は、割込み禁止に設定した後、必要な初期設定を行う。初期設定が終了すると、割込みを許可した後、ループ処理に入る。こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受け付けると、遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、各種スイッチから入力される検出信号の状態を判定する。続いて、所定のメイン側エラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする。
情報出力処理に続いて、主基板11の側で用いられる遊技用乱数を更新するための遊技用乱数更新処理を実行する。この後、特別図柄プロセス処理を実行する。特別図柄プロセス処理では、遊技制御フラグ設定部に設けられた特図プロセスフラグの値をパチンコ遊技機1の遊技の進行状況に応じて更新し、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bの表示動作の制御や、特別可変入賞球装置7の大入賞口の開閉動作設定等を、所定の手順で行うために、各種の処理が選択されて実行される。特別図柄プロセス処理に続いて、普通図柄プロセス処理が実行される。CPU103は、普通図柄プロセス処理を実行することにより、普通図柄表示器20の表示動作(LEDの点灯、消灯等)を制御して、普通図柄の変動表示や普通可変入賞球装置6Bの可動翼片の傾動動作設定等を可能にする。普通図柄プロセス処理を実行した後、CPU103は、コマンド制御処理を実行することにより、主基板11から演出制御基板12等のサブ側の制御基板に対して制御コマンドを伝送させる。コマンド制御処理では、演出制御基板12に対して演出制御コマンドを送信する。コマンド制御処理を実行した後には、割込み許可状態に設定してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。
尚、特別図柄プロセス処理において、CPU103は、先ず、始動入賞判定処理を実行する。該始動入賞判定処理を実行した後、CPU103は、遊技制御フラグ設定部に設けられた特図プロセスフラグの値に応じて、特別図柄通常処理、変動パターン設定処理、特別図柄変動処理、特別図柄停止処理、大当り開放前処理、大当り開放中処理、大当り開放後処理、大当り終了処理のいずれかを選択して実行する。
始動入賞処理では、第1始動口スイッチ22Aや第2始動口スイッチ22Bによる第1始動入賞や第2始動入賞があったか否かを判定し、入賞があった場合には、乱数値を抽出して、第1始動入賞である場合には、第1特図保留記憶部の空きエントリの最上位に格納し、第2始動入賞である場合には、第2特図保留記憶部の空きエントリの最上位に格納する。また、特別図柄通常処理では、第1特図保留記憶部や第2特図保留記憶部に記憶されている保留データの有無等に基づいて、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、変動パターン設定処理には、変動表示結果を「大当り」とするか否かの事前決定結果等に基づき、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する処理等が含まれている。また、特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理等が含まれている。また、特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の変動表示結果となる確定特別図柄を停止表示(導出)させるための設定を行う処理が含まれている。
また、大当り開放前処理には、変動表示結果が「大当り」となったこと等に基づき、大当り遊技状態においてラウンドの実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理等が含まれている。また、大当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数等に基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理等が含まれている。また、大当り開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が大入賞口開放回数最大値に達したか否かを判定する処理や、大入賞口開放回数最大値に達した場合に大当り終了指定コマンドを送信するための設定を行う処理等が含まれている。
また、大当り終了処理には、演出表示装置5やスピーカ8L,8R、演出用LED9等といった演出装置により、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、大当り遊技状態の終了に対応して確変制御や時短制御を開始するための各種の設定(確変フラグや時短フラグのセット)を行う処理等が含まれている。尚、大当り終了処理においては、遊技制御バッファ設定部に記憶されている大当り種別バッファ値を読み出して、大当り種別が「非確変大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」のいずれであったかを特定する。そして、特定した大当り種別が「非確変大当り」ではないと判定された場合には、確変制御を開始するための設定(確変フラグのセット)を行う。また、特定した大当り種別が「非確変大当り」である場合には、時短制御を開始するための設定(時短フラグのセットと時短制御中に実行可能な特図ゲームの上限値に対応して予め定められたカウント初期値(100)を時短回数カウンタにセット)を行う。
次に、演出制御基板12の動作を説明する。図6に示すように、演出制御用CPU120は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理では、先ず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔(2ms)を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(S51)。尚、初期化処理(S51)は、後述する異常検出センサ装置205,206を用いて各役物ユニット201,202の異常を検出する初期化中異常検出処理を含む。この初期化中異常検出処理において各役物ユニット201,202の異常を検出した場合には、後述するエラー報知処理(S57)にてエラー報知がなされる。その後、演出制御用CPU120は、タイマ割込フラグの監視(S52)を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU120は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセット(オン)されていたら、演出制御用CPU120は、そのフラグをクリアし(S53)、以下の処理を実行する。
演出制御用CPU120は、先ず、受信した演出制御コマンドを解析し、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする処理等を行う(コマンド解析処理:S54)。このコマンド解析処理において演出制御用CPU120は、受信コマンドバッファに格納されている主基板11から送信されてきたコマンドの内容を確認する。尚、遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信された演出制御コマンドは、演出制御INT信号にもとづく割込処理で受信され、RAM122に形成されているバッファ領域に保存されている。コマンド解析処理では、バッファ領域に保存されている演出制御コマンドがどのコマンドであるのか解析する。
また、演出制御用CPU120は、演出制御プロセス処理を行う(S55)。演出制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置5の表示制御を実行する。更に、大当り図柄判定用乱数等の演出用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する演出用乱数更新処理を実行する(S56)。そして、第1役物ユニット201や第2役物ユニット202に関するエラーが発生している場合に、役物エラー報知ユニット210等を用いて役物エラー報知を実行するエラー報知処理を実行し(S57)、その後、S52に移行する。
図7に示すように、演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU120は、先ず、演出表示装置5の保留記憶表示を、演出制御バッファ設定部の所定領域に記憶された始動入賞時受信コマンドバッファの記憶内容に応じた表示に更新する保留表示更新処理を実行する(S72)。その後、演出制御用CPU120は、演出制御プロセスフラグの値に応じてS73〜S79のうちのいずれかの処理を行う。各処理において、以下のような処理を実行する。
変動パターン指定コマンド受信待ち処理(S73)では、遊技制御用マイクロコンピュータ100から変動パターン指定コマンドを受信しているか否か確認する。具体的には、コマンド解析処理で変動パターン指定コマンドを受信しているか否か確認する。変動パターン指定コマンドを受信していれば、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(S74)に対応した値に変更する。
演出図柄変動開始処理(S74)では、演出図柄の変動が開始されるように制御する。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(S75)に対応した値に更新する。また、演出図柄変動開始処理では、変動パターン指定コマンド受信待ち処理において受信した変動パターン指定コマンドにもとづいて演出図柄の変動中に予告演出を実行するか否かと、予告演出を実行する場合の予告演出種別を決定する。予告演出を実行すると決定した場合は、決定した予告演出種別を記憶するとともに、予告演出を開始するまでの期間を予告演出開始待ちタイマにセットすればよい。
演出図柄変動中処理(S75)では、変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等を制御するとともに、変動時間の終了を監視する。そして、変動時間が終了したら、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(S76)に対応した値に更新する。
演出図柄変動停止処理(S76)では、全図柄停止を指示する演出制御コマンド(図柄確定コマンド)を受信したことにもとづいて、演出図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(S77)または変動パターン指定コマンド受信待ち処理(S73)に対応した値に更新する。
大当り表示処理(S77)では、変動時間の終了後、演出表示装置5に大当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り遊技中処理(S78)に対応した値に更新する。
大当り遊技中処理(S78)では、大当り遊技中の制御を行う。大入賞口開放中指定コマンドや大入賞口開放後指定コマンドを受信したら、演出表示装置5のラウンド数の表示制御等を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り終了演出処理(S79)に対応した値に更新する。
大当り終了演出処理(S79)では、演出表示装置5において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を変動パターン指定コマンド受信待ち処理(S73)に対応した値に更新する。
尚、演出制御プロセス処理における各処理(S72〜S79)は、後述する異常検出センサ装置205,206を用いて各役物ユニット201,202の異常を検出する遊技中異常検出処理を含む。この遊技中異常検出処理において各役物ユニット201,202の異常を検出した場合には、後述するエラー報知処理(S57)にてエラー報知がなされる。
次に、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202の動作態様について、図3から図5を参照して説明する。本実施例では、予告演出等の各種の演出において、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202が動作される役物演出が実行される。尚、リーチ演出やその他の演出中であっても第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202が動作される役物演出が実行されるようにしてもよい。また、役物演出では、第1役物ユニット201の役物部材201aが降下される演出、または、第2役物ユニット202の役物部材202aが上昇される演出が実行される。
本実施例では、予告演出において演出表示装置5の表示領域にキャラクタ画像が表示されるキャラクタ予告演出が実行されるとともに、所定のタイミングで第1役物ユニット201または第2役物ユニット202が動作される。尚、予告演出は、キャラクタが登場するキャラクタ予告演出のみならず、キャラクタ予告演出以外のその他の態様の予告演出、例えば、予告画像が段階的に変化するステップアップ予告や、所定のキャラクタの一群が表示領域を横切る群予告等であってもよい。
図3に示すように、役物演出を実行していないとき(通常時)には、第1役物ユニット201の役物部材201aが演出表示装置5の上方に配置され、第2役物ユニット202の役物部材202aが演出表示装置5の下方に配置される。また、第1役物ユニット201には、役物部材201aを昇降させる駆動装置203が設けられている。更に、第2役物ユニット202には、役物部材202aを昇降させる駆動装置204が設けられている。尚、役物部材202aには、演出用の画像を表示するEL表示装置207が設けられている。このEL表示装置207は、横長の四角形状をなす透明な表示パネルとなっており、発光されることで文字や記号や画像等を表示する表示部となっている。
図4に示すように、第1役物ユニット201を用いた役物演出を実行する場合には、駆動装置203を駆動力により役物部材201aを降下させる。この役物部材201aは、横長の四角形状をなす複数枚のパネルを有しており、役物部材201aが降下されたときに所定のリンク機構によって複数枚のパネルが上下に展開される。このように、役物部材201aが降下されると、役物部材201aが演出表示装置5と重畳し、この演出表示装置5の表示領域のほぼ全ての領域を隠蔽する。尚、役物演出が終了するときには、駆動装置203を駆動力により役物部材201aを上昇させるとともに複数枚のパネルが閉じられることで、演出表示装置5の表示領域が視認可能になる。
図5に示すように、第2役物ユニット202を用いた役物演出を実行する場合には、駆動装置204を駆動力により役物部材202aを上昇させる。このように、役物部材202aが上昇されると、役物部材202aが演出表示装置5と重畳し、この演出表示装置5の表示領域の一部の領域を隠蔽する。そして、EL表示装置207を発光させることにより演出用の画像が表示される。尚、役物演出が終了するときには、EL表示装置207の表示を停止するとともに駆動装置204を駆動力により役物部材202aを降下させることで、演出表示装置5の表示領域が視認可能になる。
尚、役物ユニット201,202が退避位置まで移動されると、演出表示装置5の全ての表示領域が視認可能になるが、本発明はこれに限定されるものではなく、役物ユニット201,202が退避位置まで移動されても、演出表示装置5の一部の表示領域が役物ユニット201,202により隠蔽されるものであってもよい。
次に、第1役物ユニット201または第2役物ユニット202に誤作動等のエラーが生じたときに、役物エラー報知を行うための役物エラー報知ユニット210について、図8または図9を参照して説明する。役物エラー報知ユニット210は、遊技機用枠3の上部位置に設けられており、役物ユニット201,202が演出表示装置5の表示領域を隠蔽しているか否かに関わらず視認可能になっている。また、本実施例では1の種類の第1役物ユニット201と、この1の種類の第1役物ユニット201とは異なる他の種類の第2役物ユニット202との複数種類の役物ユニット201,202が設けられている。役物エラー報知ユニット210は、各役物ユニット201,202の種類に対応する役物エラー報知LED210L,210Rを有している。
図8に示すように、役物エラー報知ユニット210は、第1役物ユニット201にエラーが生じていることを報知するために点灯する第1役物エラー報知LED210Lと、第2役物ユニット202にエラーが生じていることを報知するために点灯する第2役物エラー報知LED210Rとを有している。この役物エラー報知ユニット210の役物エラー報知LED210L,210Rの点灯は、前述したエラー報知処理(図6参照)により実行される。尚、初期化処理(図6参照)を実行中のときには、当該初期化処理において役物エラー報知LED210L,210Rの点灯がなされることがある。
例えば、パチンコ遊技機1の電力供給の開始時の初期化処理において、役物ユニット201,202等の演出用の装置類が正常に動作するか否かを確認する処理を実行する。この初期化処理では、異常検出センサ装置205,206を用いて各役物ユニット201,202の異常を検出する初期化中異常検出処理を実行する。この異常検出センサ装置205,206は、役物ユニット201,202を退避位置に移動させる原点復帰動作を行ったときに、役物ユニット201,202が原点位置に移動されない場合や、駆動装置203,204が動作しない場合や、EL表示装置207が点灯しない場合、駆動装置203,204の過負荷を検出した場合等に、異常検出センサ装置205,206がこれらの不具合を検出する。この初期化中異常検出処理において演出制御用CPU120は、異常検出センサ装置205,206の検出信号に基づいて異常があると判定した場合には、エラー報知フラグをセットする。尚、エラー報知フラグは、パチンコ遊技機1の電力供給を停止したときにクリアされる。
また、初期化処理の初期化中異常検出処理において、第1役物ユニット201または第2役物ユニット202の少なくともいずれかに異常(エラー)があることを検出した場合、つまりエラー報知フラグがセットされているには、各役物エラー報知LED210L,210Rの点灯がなされるとともに、スピーカ8L,8Rによりエラー報知音が出力される。遊技場の店員等は、パチンコ遊技機1から離れた位置に居る場合であっても、役物ユニット201,202に異常が生じていることを認識できる。尚、初期化処理が実行されるのは、遊技場の開店時間前の電力供給の開始であるので、スピーカ8L,8Rによりエラー報知音が出力されても、遊技者(客)の遊技の邪魔になることがない。
そして、初期化処理が終了してエラー報知処理が実行されると、異常がある役物ユニット201,202に対応する役物エラー報知LED210L,210Rの点灯がなされる。このエラー報知処理では、スピーカ8L,8Rによるエラー報知音の出力を停止するようにしてもよい。また、エラー報知処理では、第1役物ユニット201に異常がある場合には第1役物エラー報知LED210Lが点灯し、第2役物ユニット202に異常がある場合には第2役物エラー報知LED210Rが点灯する。尚、前述したエラー報知フラグは、第1役物ユニット201に異常があることを示す第1エラー報知フラグと、第2役物ユニット202に異常があることを示す第2エラー報知フラグとの2種類(複数種類)のエラー報知フラグが設けられており、いずれの種類のエラー報知フラグがセットされているかに応じて役物エラー報知ユニット210の報知態様が異なる。尚、この複数種類のエラー報知フラグは、いずれか1種類のエラー報知フラグのみがセットされることもあるし、全ての種類のエラー報知フラグがセットされることもある。全ての種類のエラー報知フラグがセットされた場合には、第1役物エラー報知LED210L及び第2役物エラー報知LED210Rの両方の点灯がなされる。
尚、初期化処理のみならず、演出制御プロセス処理における各処理(S72〜S79)においても、異常検出センサ装置205,206を用いて各役物ユニット201,202の異常を検出する遊技中異常検出処理を実行する。この遊技中異常検出処理では、役物演出の実行を開始されるときや、役物演出の実行を終了したとき等に、異常検出センサ装置205,206は、役物ユニット201,202を退避位置に移動させる原点復帰動作を行って、この役物ユニット201,202が原点位置に移動されない場合や、駆動装置203,204が動作しない場合や、EL表示装置207が点灯しない場合等に、異常検出センサ装置205,206がこれらの不具合を検出する。この遊技中異常検出処理において演出制御用CPU120は、異常検出センサ装置205,206の検出信号に基づいて異常があると判定した場合には、エラー報知フラグをセットする。
また、演出制御プロセス処理における各処理(S72〜S79)の遊技中異常検出処理において、第1役物ユニット201または第2役物ユニット202の少なくともいずれかに異常(エラー)があることを検出した場合、つまりエラー報知フラグがセットされているには、エラー報知処理(S57)において、異常がある役物ユニット201,202に対応する役物エラー報知LED210L,210Rの点灯がなされる。
図9に示すように、エラー報知処理では、セットされているエラー報知フラグの種類に応じて役物エラー報知LED210L,210Rの点灯を行うとともに、演出表示装置5を用いてエラー表示を行う。このエラー表示では、いずれの種類の役物ユニット201,202に異常が生じているかを伝達するために所定のエラーメッセージが表示される。遊技場の店員等は、役物エラー報知LED210L,210Rの点灯、または演出表示装置5のエラー表示により、いずれの種類の役物ユニット201,202に異常があるのかを認識できる。
尚、前述したように、役物演出の実行時において、役物ユニット201,202が、演出表示装置5の表示領域を隠蔽する隠蔽位置(図4及び図5参照)に配置される場合がある。このような場合に異常が発生した場合には、役物ユニット201,202が、演出表示装置5の表示領域を隠蔽した状態のまま停止され、演出表示装置5に表示されるエラー表示の視認が困難になってしまう。しかしながら本発明では、第1役物エラー報知LED210L、または第2役物エラー報知LED210Rのいずれが点灯しているのかを認識することで、第1役物ユニット201または第2役物ユニット202のいずれの種類の装置に異常(エラー)が発生したのかを認識することができる。
遊技場の店員等は、第1役物エラー報知LED210Lまたは第2役物エラー報知LED210Rのいずれが点灯しているのかをパチンコ遊技機1の製造メーカやメンテナンス業者等に連絡することで、これらの業者は、いずれのいずれの種類の役物ユニット201,202に異常が発生したのかを把握することができ、早期に部品の調達や修理対応が可能になる。このように早期に対応ができることにともなって、パチンコ遊技機1の稼働が停止している期間を短縮することができる。
以上、本実施例のパチンコ遊技機1にあっては、演出制御用CPU120が実行するエラー報知処理にて、役物エラー報知LED210L,210Rの点灯を行うことで、いずれの種類の役物ユニット201,202に異常があるのかを報知することで、演出表示装置5の表示領域の少なくとも一部が役物ユニット201,202に覆われて視認困難な場合であっても、異常が検出された役物ユニット201,202を特定することができる。
また、本実施例によれば、第1役物ユニット201に異常がある場合には第1役物エラー報知LED210Lが点灯し、第2役物ユニット202に異常がある場合には第2役物エラー報知LED210Rが点灯することで、役物エラー報知LED210L,210Rという簡素な構成を用いて異常の報知を行うことができ、かつ役物エラー報知LED210L,210Rの発光態様の違いにより、いずれの役物ユニット201,202に異常が発生したのかを特定可能に報知することができる。
また、本実施例によれば、演出制御用CPU120が実行する初期化処理においてスピーカ8L,8Rによりエラー報知音が出力されることで、パチンコ遊技機1から離れた位置にいる店員等が役物ユニット201,202に異常が生じていることを認識できる。
また、本実施例によれば、演出制御用CPU120が実行するエラー報知処理にて、演出表示装置5のエラー表示を行うことで、いずれの種類の役物ユニット201,202に異常があるのかを報知することで、役物ユニット201,202の異常が発生したときに、演出表示装置5が役物ユニット201,202により隠蔽されていない場合には、この演出表示装置5を用いて異常の報知を行うことによって、異常が検出された役物ユニット201,202を容易に特定できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、役物エラー報知ユニット210の役物エラー報知LED210L,210Rを点灯させることにより、いずれの種類の役物ユニット201,202に異常があるのかを報知するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出表示装置5以外に補助的な液晶表示装置、いわゆるサブ演出表示装置を設けるようにし、このサブ演出表示装置を用いて役物ユニット201,202の異常の報知を行うようにしてもよい。また、サブ演出表示装置以外にも、ドットマトリクスのLED等か構成されるドット表示器や、7セグメント等のセグメント表示器等を用いて役物ユニット201,202の異常の報知を行うようにしてもよい。これらサブ演出表示装置やドット表示器やセグメント表示器等は、演出表示装置5の表示領域を常に隠蔽しない位置に設けるようにしてもよい。
また、前記実施例では、第1役物ユニット201または第2役物ユニット202のいずれもが、演出表示装置5の表示領域を隠蔽する位置に移動可能になっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくともいずれか一方の役物ユニットが演出表示装置5の表示領域を隠蔽するものであればよい。
また、前記実施例では、役物エラー報知ユニット210の役物エラー報知LED210L,210Rの点灯、及び演出表示装置5のエラー表示を用いてエラー報知を行うようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出表示装置5のエラー表示を行わずに、役物エラー報知ユニット210のみを用いてエラー報知を行うようにしてもよい。
また、前記実施例では、第1役物ユニット201または第2役物ユニット202が、演出表示装置5の表示領域を隠蔽しているか否かに関わらず、役物エラー報知ユニット210を用いてエラー報知を行うようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、役物ユニットが演出表示装置5の表示領域を隠蔽している場合には、役物エラー報知ユニット210を用いてエラー報知を行うようにし、役物ユニットが演出表示装置5の表示領域を隠蔽していない場合には、演出表示装置5のエラー表示のみでエラー報知を行うようにしても良い。
また、前記実施例では、第1役物ユニット201及び第2役物ユニット202の2種類の役物ユニットを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、役物ユニットは、3種類や4種類、或いはそれ以上の種類の役物ユニットを設けるようにしてもよく、この役物ユニットの種類の数に応じて役物エラー報知LEDを設けるようにしても良い。
また、前記実施例では、2つの役物ユニット201,202に対応して2つの役物エラー報知LED210L,210Rが設けられ、役物エラー報知LED210L,210Rの点灯状態により、いずれの役物ユニット201,202に異常が生じたかを報知するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、役物エラー報知LEDの発光態様の違いにより、いずれの役物ユニット201,202に異常が生じたかを報知するようにしてもよい。例えば、1つの役物エラー報知LEDを設けるようにし、第1役物ユニット201に異常が生じた場合には、役物エラー報知LEDを赤色に点灯し、第2役物ユニット202に異常が生じた場合には、役物エラー報知LEDを青色に点灯することで、いずれの役物ユニット201,202に異常が生じたかを報知してもよい。
また、前記実施例では、予告演出中に動作して、演出表示装置5の表示領域を隠蔽可能な役物ユニット201,202を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、エラー報知の対象とする役物ユニットとしては、演出表示装置5から離れた位置に設けられ、演出表示装置5の表示領域を隠蔽しない役物ユニットであってもよいし、遊技球が進入可能なように構成されて内部で遊技球が転動する役物ユニットであってもよいし、演出表示装置5等を移動させるためのユニットであってもよい。
また、前記実施例では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機が適用されていたが、スロットマシンにも適用可能である。
1 パチンコ遊技機
5 演出表示装置
120 演出制御用CPU
201 第1役物ユニット
202 第2役物ユニット
210 役物エラー報知ユニット

Claims (1)

  1. 遊技が可能な遊技機であって、
    表示手段と、
    前記表示手段の少なくとも一部を覆う位置に変位可能な演出用可動体を含む複数の演出用可動体と、
    複数の前記演出用可動体のそれぞれの異常を検出可能な異常検出手段と、
    前記演出用可動体の変位に関わらず視認可能な位置に設けられた異常報知手段と、
    を備え、
    前記異常報知手段は、前記異常検出手段の検出結果に基づいて、複数の前記演出用可動体のいずれの異常であるかを特定可能に異常を報知する
    ことを特徴とする遊技機。
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