JP2007151874A - 遊技機および遊技機の検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機に表示される演出図柄の変動パターンなどに関する検査を効率良く実施できる新規な遊技機および遊技機の検査システムの提供。
【解決手段】遊技機100に変動表示される演出図柄の変動パターンを検査する方法であって、前記遊技機100に検査手段400を接続し、当該検査手段400から前記遊技機100で表示される演出図柄とその変動パターンとその表示速度とに関するそれぞれのコマンドを送信して、そのコマンドに対応する演出図柄をそのコマンドに対応する変動パターンと表示速度で表示する。これによって、単に検査対象となる演出図柄とその変動パターンを表示できるだけでなく、その表示速度を自由にコントロールできるため、遊技機100に変動表示される演出図柄の変動パターンなどに関する検査を効率良く実施できる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機に係り、特にその遊技中に液晶ディスプレイなどに変動表示される演出図柄の変動パターンなどを検査できる遊技機および遊技機の検査システムに関するものである。
従来、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機を製造し、これをパチンコホールやゲームセンターなどの遊技店に設置して実際に稼働させるまでには、様々な動作テストが行われている。
すなわち、製造メーカにおいては、製造途中や最終段階において各遊技装置の動作状態、例えば、遊技球の発射状態や賞球の払出し状態といった基本的な機能テストの他、液晶ディスプレイなどの表示装置が設けられている場合には、その表示装置に表示される図柄の動作状態やスピーカからの音声の発生状態、表示灯の点灯状態などを詳細に確認してから出荷するようになっている。また、かかる遊技機を仕入れた遊技店においては、その遊技機を実際に店内の所定の場所に設置した後、同様な動作テストを行い、そこで不具合が見つかれば所定の修理や交換などが行われるようになっている。
しかしながら、近年のパチンコ機などの遊技機にあっては、高機能・高性能化が著しく、大型の液晶ディプレイを用いた多彩な演出や高音質で臨場感溢れるBGMの採用、多数のLEDなどの表示灯を用いた電飾演出を施したものが多くなってきているため、動作テストを行わなければならない項目が極めて多くなってきており、その結果、その動作テストに多大な手間と時間を費やすといった問題が顕著になってきた。
このような問題に対して従来では例えば以下の特許文献1などに示すように、遊技機に一連のテスト用コマンドを送信するテスト用コマンド送信手段を設け、このテスト用コマンド送信手段から遊技機の各遊技装置の制御基板に対して所定のテスト用コマンドを送信し、各遊技装置をテスト動作させることで各遊技装置の動作を容易に確認できるようにしている。
特開2005−125125号公報
ところで、従来のパチンコ機のうち、いわゆるデジパチなどと称されるパチンコ機は、始動入賞口への遊技球の入賞を機に内部的に特賞状態(大当たり)の抽選が行われ、その抽選結果を遊技盤の中央に設けられた大型の液晶ディスプレイ上に数字などの特定の演出図柄の組み合わせによって表示するようにしている。
そして、その抽選結果を示す演出図柄の表示に際しては、大当たりに対する期待感などを盛り上げるために様々な変動パターン、例えば3つの数字をそれぞれルーレット状に回転させたり、拡大・縮小変形させたりなどの所定時間を要する変動過程を経てから確定表示するようになっている。
そのため、その液晶ディスプレイ上に表示される演出図柄やその変動パターンのバグの有無などを前述したような従来の検査方法を用いて検査する場合には、表示装置などに対して所定のテスト用コマンドを送信し、その液晶ディスプレイ上にすべての演出図柄やその変動パターンを表示しなければならない。
しかしながら、最近のパチンコ機は演出図柄やその変動パターンの数も極めて多く、かつ各変動パターンの表示時間も長くなる傾向にあるため、液晶ディスプレイ上に表示される演出図柄やその変動パターンの検査には長時間を要するといった問題がある。
特に、これら演出図柄の変動パターンのうち、いわゆるリーチアクションに係る変動パターンにあっては、演出図柄の変動開始から終了(演出図柄確定)まで1分以上かかるものがあるため、このような演出図柄の変動パターンのすべてを通常の速度で1つずつ最初から延々と表示したのでは膨大な検査時間がかかってしまう。
また、一般に各変動パターンは共通する部分も多く、ときにはその共通部分の検査は省略することも可能であるが、従来の検査方法ではすべての演出図柄の変動パターンを所定の再生速度で最初から延々と表示し、これを検査員が繰り返し目視によって検査するようになるため、時間効率が良くないといった問題がある。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その主な目的は、遊技機の表示装置に表示される演出図柄の変動パターンなどに関する検査を効率良く実施することができる新規な遊技機および遊技機の検査システムを提供するものである。
前記課題を解決するために請求項1の遊技機は、
演出図柄の表示パターンを制御する演出図柄制御手段を有し、当該演出図柄制御手段に対して検査手段が接続可能な遊技機であって、
前記演出図柄制御手段は、前記演出図柄を記憶する演出図柄記憶部と、当該演出図柄記憶部に記憶された演出図柄を変動表示する変動パターンを複数記憶する変動パターン記憶部と、当該変動パターンの表示速度を複数記憶する表示速度記憶部と、前記検査手段から送信されるコマンドを受信するコマンド受信部と、当該コマンド受信部で受信されたコマンドに基づいて前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度とをそれぞれ選択して実行するコマンド実行部とを備え、
前記検査手段は、前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度のそれぞれに関するコマンドを入力するコマンド入力部と、当該コマンド入力部で入力されたコマンドを前記演出図柄制御手段に接続されたときに送信するコマンド出力部とを備え、
前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、前記コマンド受信部が前記変動パターンの変動表示中にその表示速度を変更するコマンドを受信したときは、その変動パターンの表示速度を当該コマンドに対応する表示速度に変更するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、各変動パターンの共通部分などのように検査を省略できるような部分や既に検査済みの部分の表示速度を早めたり(早送り)、しっかりと検査する必要がある部分の表示速度を当初の表速度よりも遅くするなどといった変動表示中における速度調整が可能となるため、リーチアクションのような長時間の変動パターンに対しても効率の良い検査を実施することができる。
なお、ここでいう「演出図柄」とは、特に限定するものではないが、例えば、従来のパチンコ機などのように、遊技盤中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示装置に、装飾された数字や文字、キャラクターやマークなどの絵柄の組み合わせによって特賞状態(大当たり)の抽選結果を表示する場合には、その数字や文字、キャラクターやマークの絵柄などをいい、また、「変動パターン」とは、同じく特に限定するものではないが、これらの「演出図柄」のうち、いずれかの演出図柄が選択されてその表示が開始されてからその表示が確定(停止)するまでの所定の変動過程をいうものとする(以下の「遊技機」に関する発明、「遊技機の検査システム」に関する発明、後述する最良の実施の形態において同じである)。
また、後述する最良の実施の形態では、この「遊技機」として一般的なパチンコ機を例にして説明するが、本発明でいう「遊技機」とは、このようなパチンコ機のみならず、パチスロ機やいわゆる雀球機なども含むものである(以下の「遊技機」に関する発明、「遊技機の検査システム」に関する発明、後述する最良の実施の形態において同じである)。
また、「リーチアクション」とは、複数の演出図柄列(通常は3列)を用い、2列の演出図柄列を先に停止させ、既に停止表示されている表示結果が当たり演出図柄(同一の図柄)の組み合わせ(大当たりの組み合わせ)となる条件を満たしている表示状態であり、最終停止演出図柄の停止に期待を持たせる演出をいう(以下の「遊技機」に関する発明、「遊技機の検査システム」に関する発明、後述する最良の実施の形態において同じである)。
また、請求項2に記載の遊技機は、
請求項1に記載の遊技機において、前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、前記変動表示中の変動パターンの表示速度を変更したときは、変更した表示速度に基づいて当該変動表示中の変動パターンの残り時間を演算するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、その後に新たな変動速度コマンドを受信したときには、その変動パターンが変動表示途中であるかあるいは終了したかを瞬時に判断することができるため、新たな変動速度コマンドに対する対応を的確に行うことができる。
一方、請求項3に記載の遊技機の検査システムは、
遊技機に設けられる演出図柄制御手段と、当該演出図柄制御手段を検査する検査手段とを有する遊技機の検査システムであって、
前記演出図柄制御手段は、前記演出図柄を記憶する演出図柄記憶部と、当該演出図柄記憶部に記憶された演出図柄を変動表示する変動パターンを複数記憶する変動パターン記憶部と、当該変動パターンの表示速度を複数記憶する表示速度記憶部と、前記検査手段から送信されるコマンドを受信するコマンド受信部と、当該コマンド受信部で受信されたコマンドに基づいて前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度とをそれぞれ選択して実行するコマンド実行部とを備え、
前記検査手段は、前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度のそれぞれに関するコマンドを入力するコマンド入力部と、当該コマンド入力部で入力されたコマンドを前記演出図柄制御手段に送信するコマンド出力部とを備え、
前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、前記コマンド受信部が前記変動パターンの変動表示中にその表示速度を変更するコマンドを受信したときは、その変動パターンの表示速度を当該コマンドに対応する表示速度に変更するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、請求項1の遊技機に関する発明と同様に、各変動パターンの共通部分などのように検査を省略できるような部分や既に検査済みの部分の表示速度を早めたり(早送り)、しっかりと検査する必要がある部分の表示速度を当初の表速度よりも遅くするなどといった変動表示中における速度調整が可能となるため、リーチアクションのような長時間の変動パターンに対しても効率の良い検査を実施することができる。
また、本発明の検査システムによれば、検査手段のみをノートパソコンなどの外部機器で構成することが可能となるため、すべての遊技機に検査手段を組み込む構成に比べて遊技機の製造コストの削減も可能となる。
また、請求項4に記載の遊技機の検査システムは、
請求項3に記載の遊技機の検査システムにおいて、前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、前記変動表示中の変動パターンの表示速度を変更したときは、変更した表示速度に基づいて当該変動表示中の変動パターンの残り時間を演算するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、請求項2と同様に、その後に新たな変動速度コマンドを受信したときには、その変動パターンが変動表示途中であるかあるいは終了したかを瞬時に判断することができるため、新たな変動速度コマンドに対する対応を的確に行うことができる。
また、請求項5に記載の遊技機の検査システムは、
請求項3または4に記載の遊技機の検査システムにおいて、前記検査手段は、前記演出図柄制御手段に対して着脱自在となっていることを特徴とするものである。
これによって、検査手段のみをノートパソコンなどの外部機器で構成した場合に検査手段と図柄制御手段との脱着が容易となる。
以上要するに本発明によれば、単に検査対象となる演出図柄とその変動パターンを表示できるだけでなく、その表示速度を自由にコントロールできるため、表示装置に表示される演出図柄の変動パターンなどに関する検査を効率良く実施することができる。
また、変動表示中における速度コントロールも可能となるため、より効率の良い検査を実施することができる。
変動パターンの表示速度を変更した後に、新たな変動速度コマンドを受信したときには、その変動パターンが変動表示途中であるかあるいは終了したかを瞬時に判断することができるため、新たな変動速度コマンドに対する対応を的確に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明に係る遊技機100の実施の一形態を示した正面図である。
図示するようにこの遊技機100は、多数の遊技球を用いて遊技するパチンコ機であり、縦長矩形状をした外枠10に対して蝶設された内枠11の正面上部には、開閉自在なガラス扉12で覆われた遊技盤14が設けられている。
そして、この遊技盤14とガラス扉12の間には円板状の空間である遊技領域16が形成されており、発射装置(発射ハンドル)18から案内レール20を介して遊技領域16内上部に打ち込まれた遊技球がその自重によって遊技領域16内を落下して遊技盤14底部に設けられたアウト口22から遊技領域16外へ排出されると共に、落下中の一部の遊技球がその遊技盤14に形成された各種入賞口に入賞することでその入賞球数に応じた数の賞球(3個〜15個)が遊技領域16の下部に設けられた受皿25側へ払い出されるようになっている。
また、この遊技盤16の中央部には、液晶ディスプレイやCRT、あるいは回転ドラムなどからなる表示装置24を備えた演出図柄表示装置26が設けられており、その下部に設けられた始動用入賞口28へ遊技球が入賞したときに内部的に行われる特賞の抽選結果(いわゆる大当たり)を数字や文字などからなる演出図柄の組み合わせによって表示するようになっている。
すなわち、この演出図柄表示装置26の表示装置24には、例えば、「左」、「中」、「右」の3つの演出図柄表示エリアがあり、始動用入賞口28へ遊技球が入賞したときに行われる特賞の抽選結果に基づいて選択された所定の演出図柄がこれら各演出図柄表示エリアに所定の変動パターンを経て確定表示されるようになっている。
また、この演出図柄表示装置26の表示装置24の上部には、始動用入賞口28に入賞した入賞球数を表示する4個の表示ランプを有する保留始動用記憶表示器30が設けられており、始動用入賞口28に遊技球が入賞するごとに4個を上限として表示ランプを点灯して始動の権利を保留しておくと共に、この表示装置24による演出図柄の変動表示が開始されるごとに点灯している表示ランプ1個ずつ消灯して保留している始動の権利を消化するようになっている。
また、この始動用入賞口28の下部には、手前に開閉する開閉蓋32で塞がれた大入賞口34が形成されており、この始動用入賞口28への遊技球の入賞を契機に行われた特賞の抽選で当選したときに、その開閉蓋32を所定時間、所定回数、開放状態とすることで遊技領域16内を落下する遊技球を大量に捕捉して入賞させるようになっている。
また、この始動用入賞口28は、いわゆる電動チューリップ(電チュー)から構成されており、その両側に位置する普通図柄作動ゲート36、36への遊技球の通過を機に行われる開閉抽選の抽選結果に応じて所定時間(数秒)開いて始動入賞確率を一時的に高くするようになっている。なお、この始動用入賞口28の開閉抽選の抽選結果は、LEDなどからなる普通図柄表示器38に表示される数字などの普通図柄の種類によって遊技者に表示するようになっている。
また、この大入賞口34の斜め上方には、2組の7セグメントLEDなどからなる特別図柄表示器39が設けられており、前記演出図柄表示装置26の表示装置24と連動して前記始動用入賞口28への遊技球の入賞を契機として行われる特賞の抽選結果を所定の数字やアルファベットなどの組み合わせとして表示するようになっている。
また、このガラス扉12の周囲には、電球やLEDなどからなる様々な色彩の表示ランプ(表示灯)40が設けられており、遊技中の演出や機器の状態(例えば、エラーやガラス扉12などの開閉状態)などと協働して点灯または点滅するようになっている。
さらに、このガラス扉12の左上角部には、スピーカ42が設けられており、遊技中の効果音やBGM、満タン報知音声などの各種警告音などを発するようになっている。
また、図1中44は一般入賞口、46は遊技盤14側に設けられた演出用の表示ランプである。
次に、図2はこのような構成をした本発明の遊技機100の制御系の構成を示すブロック図である。
図示するように、本発明の遊技機100の制御系の構成は、遊技球の入賞の検出や特賞の抽選などといった遊技に関する主たる制御を行う主制御(メイン制御)基板200と、この主制御基板200からの指令(制御コマンド)を受けて所定の演出などに関する制御を実施する複合サブ制御基板300と、この複合サブ制御基板300に着脱自在に接続されて演出図柄制御装置26などの遊技装置を検査する検査装置400とから主に構成されており、これら各基板および装置は、不正行為防止などのため、直接あるいは間接に接続されて相互にまたは一方向にデータや制御コマンドなどが送信可能となっている。
先ず、この主制御基板200は、CPU(中央演算処理装置)210、RAM(主記憶装置)、220、ROM(読出用記憶装置)230、タイマ240、入力ポート250、出力ポート255などをバス260で接続してなるマイクロコンピュータから構成されており、電源投入と同時にCPU210がROM220に書き込まれた所定のメイン制御用プログラムをRAM220にロードし、ロードされたメイン制御用プログラムと入力ポート250から入力される各種情報(信号)に基づいて所定の処理を実施し、その処理結果に応じた制御信号を出力ポート255から複合サブ制御基板300や特別図柄表示装置310、普通図柄表示装置320、賞球払出制御装置330、大入賞口ソレノイド340、遊技状態表示装置350、ホールコンピュータ360などへ出力するようになっている。
そして、この入力ポート250には、前述した始動用入賞口28への遊技球の入賞を検出する始動口入賞検出器(スイッチ)251や前述した大入賞口34への遊技球の入賞を検出する大入賞口入賞検出器(スイッチ)252、一般入賞口44や普通図柄作動ゲート36、36への入賞を検出する各種入賞口検出器(スイッチ)253などが接続されており、これら各検出器251、252、253で検出された信号を主制御基板200側に適宜入力するようになっている。
すなわち、この主制御基板200のROM230には、この主制御基板200で実行されるパチンコ機を制御するためのプログラムの他、複合サブ制御基板300を制御するための演出図柄指定コマンド、変動パターンコマンドをはじめとするパチンコ機を制御するための各種パラメータの値が格納されており、これらの制御コマンドを出力ポート255から複合サブ制御基板300などへ出力することでこれらを制御するようになっている。
なお、この主制御基板200のRAM220は、ROM230から読み出したパチンコ機を制御するためのプログラムを展開する他に、主制御基板100に対する入出力データや演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタをはじめとする各種カウンタなどを一時記憶し、および各保留球の上方を記憶する保留メモリを有し、さらに、出力予定の制御コマンドを所定領域に格納し、停電から復帰したときはその格納したデータを停電直前の状態に復元し、出力予定の制御コマンドを出力することにより、停電前の状態に遊技状態を復帰させるようになっている。
また、この主制御基板200が行う「制御」とは、例えば、主制御基板200が出力ポート255から複合サブ制御基板300や賞球払出制御装置330に対して行うコマンド通信による制御(コマンド制御)と、出力ポート255から特別図柄表示装置310や普通図柄表示装置320、大入賞口ソレノイド340、遊技状態表示装置350に対して直接的に駆動に係わる制御信号を送ること(直接制御)により駆動させる処理のことである。
なお、「直接制御」とは、例えば、CPUからの信号(命令)を他のCPUによる判断なしで直接送ることや、割り込みなどによる時間遅れ(タイムラグ)なしで制御することなどのことであり、「コマンド制御」とは、割り込み発生などの所定のタイミングにより出力して制御することである。
次に、複合サブ制御基板300は、この主制御基板200の他に検査装置脱着部600を介して検査装置400と接続されており、これら主制御基板200および検査装置400から送信されてくる制御コマンドに応じて演出図柄制御装置26を制御するための制御コマンドを送信すると共に、遊技領域などに設けられているランプの点滅制御、パチンコ機のスピーカから出力する音声の出力制御などを複合的に制御するようになっている。
従って、この複合サブ制御基板300は、基本的には、前述した主制御装置200から送信される各種制御コマンドおよび後述する検査装置400から送信される各種コマンドを受信するコマンド受信部301と、このコマンド受信部301で受信したコマンドを解析するコマンド解析部302と、このコマンド解析部302で解析結果に応じて所定の遊技装置にそのコマンドを送信するコマンド送信部303と、音声に関する制御を行う音声制御部304と、表示灯(ランプ)点滅などの電飾関係の制御を行うランプ制御部305などを備えた構成となっており、専用の制御コマンドによって演出図柄制御装置26の他、音声出力装置370および各種表示灯380など各遊技装置を複合的に制御するようになっている。
なお、この複合サブ制御基板300も前述した主制御基板200と同様に、図示しないCPUやRAM、ROM、タイマ、入出力用ポートなどからなるマイクロコンピュータから構成されており、ROMに書き込まれた複合サブ制御用のプログラムと主制御基板200および検査装置400から送信される各種制御コマンドに応じてそれぞれの制御を行うようになっている。
このように、複合サブ制御基板300は、負荷が多い演出図柄表示や電飾に関する制御、音声に関する制御などを、主制御基板200とは別個独立した情報処理システム(コンピュータシステム)によって専門的に行うことにより、主制御基板200の負荷を軽減すると共に多種・多彩な演出などを可能としている。
また、この複合サブ制御基板300からのコマンド通信によって制御される各遊技装置のうち、演出図柄制御装置26は、コマンド受信部26aと、コマンド解析部26bと、演出図柄記憶部26cと、変動パターン記憶部26dと、表示速度記憶部26eと、コマンド実行部26fと、画像処理部26gとから構成されている。
コマンド受信部26aは、複合サブ制御基板300側から送られる演出図柄制御に関する制御コマンド、例えば、表示する演出図柄を指定するためのコマンド(図柄指定コマンド)や、その演出図柄を変動表示するための変動パターンを指定するためのコマンド(変動パターン指定コマンド)、その演出図柄を所定の変動パターンで変動表示する際の表示速度(再生スピード)を指定するためのコマンド(表示速度コマンド)などを受信するようになっている。
コマンド解析部26bは、このコマンド受信部26aで受信したコマンドの種類を解析し、コマンド実行部26fに対して演出図柄の表示に関する制御を指示するようになっている。
演出図柄記憶部26c、変動パターン記憶部26d、表示速度記憶部26eは、それぞれ演出図柄表示器24で実際に表示するための演出図柄やその変動パターンおよびその表示速度パターンに関するデータを記憶保存し、コマンド実行部26fの指令に応じてそれぞれ読出し自在となっている。
コマンド実行部26fは、コマンド解析部26bで解析されたコマンドの内容に応じて指定された演出図柄を所定の変動パターンを用いて所定の表示速度で表示すべく各コマンドを実行する他、前記演出図柄表示器24で変動表示中の変動パターンの表示速度を変更したときは、変更した表示速度に基づいて当該変動表示中の変動パターンの残り時間を演算してカウントする機能も発揮するようになっている。
そして、画像処理部26gは、コマンド実行部26fで指定された所定の演出図柄や変動パターンおよび表示速度に関するデータに基づいて各表示画素ごとにRGBの色情報に関する画像信号を形成して演出図柄表示器24に送信し、演出図柄表示器24がその画像信号に基づいて所定の演出図柄を液晶ディスプレイ上に所定の変動パターンおよび表示速度で視覚的に変動表示するようになっている。
なお、この演出図柄制御装置26も前述した主制御基板200や複合サブ制御基板300と同様に、図示しないCPUやRAM、ROM、タイマ、入出力用ポートなどからなるマイクロコンピュータから構成されており、ROMに書き込まれた各制御用のプログラムと前述したような複合サブ制御基板300から送信される各種制御コマンドに応じてそれぞれの機能を実現するようになっている。
また、この演出図柄制御装置26の他の遊技装置、すなわち、賞球払出制御装置330、音声出力装置370、表示灯380などの各種遊技装置は、それぞれ従来のものと同様に、入賞口に遊技球が入賞した際の賞球の払い出しに関する制御(賞球払出制御装置330)、遊技中のBGMやエラーなどの音声に関する制御(音声出力装置370音声制御装置350)、遊技中の演出用表示ランプやエラー表示ランプ(表示灯380)などの点灯、点滅、消灯などに関する制御を担当するようになっている。
また、これら主制御基板200や複合サブ制御基板300、各種遊技装置26、310、320、330、340、350、360などは、電源供給ユニット500から供給される直流電源によって動作するようになっている。なお、この電源供給ユニット500は、主制御基板200全体に供給されていた電源ラインの電圧が所定の電圧以下になったことを検出したときは電源が遮断された旨を示す電源遮断信号を主制御基板200側に出力するようになっており、この電源遮断信号を受けた主制御基板200のCPU10は、RAM220に対してこのCPU10から直接繋がる電源ラインから電源を供給することでRAM220に記憶されてデータを保持するようになっている。
一方、検査装置400は、コマンド入力部401と、コマンド解析部402と、コマンド出力部403と、コマンド表示部404とから構成されている。
コマンド入力部401は、検査員が演出図柄制御装置26に対して演出図柄とその変動パターンとその表示速度のそれぞれに関するコマンドを入力するようになっており、検査員が直接入力操作できるようなキーボードやマウスなどの各種インタフェース機器から構成されている。
コマンド解析部402は、このコマンド入力部401で入力されたコマンドの種類を解析し、コマンド出力部403に対してそのコマンドの出力を指示するようになっている。
そして、コマンド表示部404は、液晶パネルや7セグメントLEDなどからなっており、検査員が前記コマンド入力部401から入力した英数字からなるコマンドを確認するためにそのコマンドの文字列や種類などを表示するようになっている。
ここで、本実施の形態においてこの検査装置400のコマンド入力部401で入力可能なコマンドとしては、図2に示すように少なくとも、検査用のコマンド処理を開始する際の準備コマンドである表示速度調整を可能とする検査モード突入コマンド(A)と、リーチアクションなどのように表示される演出図柄の変動パターンを決定する変動パターンコマンド(B)と、例えば「0」〜「9」までの数字などからなる表示可能な演出図柄のうち所定の演出図柄を指定するための図柄指定コマンド(C)と、前記変動パターンの表示速度(秒間フレームの更新速度)を制御する表示速度コマンド(D)の4つの種類のコマンドが存在し、コマンド解析部402は、コマンド入力部401で入力されたコマンドがこれら4種類のコマンドのいずれかであるかを解析してコマンド出力部403に対して複合サブ制御基板200に対するそのコマンドの出力を指示するようになっている。
また、後述するように、これら4種類のコマンドのうち、(B)変動パターンコマンドと、(C)図柄指定コマンドと、(D)表示速度コマンドは、さらにそれらの内容を詳細に区別するためにさらに複数のコマンドから構成されており、通常、各コマンドごとに数個から十数個の詳細なコマンドから構成されている。
図3および図4は、この検査装置400や主制御基板200から複合サブ制御基板300へ、さらにこの複合サブ制御基板300を経て演出図柄制御装置26などの各種遊技装置などへ送信される制御コマンドの一例を示したものである。
この制御コマンドは、図3に示すように、通常コマンドの分類を識別するための識別子である1バイト長のディジタルデータであるモード(MODE)と、実行される制御コマンドの内容(機能)を示す1バイト長のディジタルデータであるイベント(EVENT)とから構成されており、例えば、コマンドが検査モード終了に関するコマンドである「8FH03H」であれば、全段の「8FH」が制御コマンドの分類(検査モード)を識別するための識別子であり、後段の「03H」が実行される制御コマンドの内容(検査モード終了)であることを示している。
また、このような制御コマンド「8FH03H」を複合サブ制御基板300に対して送信するにあたり、この検査装置400では、図4に示すように、コマンド変化時に自身が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上がりを契機として最初にモードデータが出力され、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上がりを契機として次のイベントデータが出力されることになる。
そして、このような制御コマンドを受信した複合サブ制御基板300や演出図柄制御装置26などの各種遊技装置など(のCPU)では、そのストローブ信号(DUSTB)の入力に応じて割り込みを発生させ、その割込み処理によってその制御コマンドが実行されるようになっている。
また、この検査装置400を複合サブ制御基板300に脱着するための検査装置脱着部600は、検査装置400から延びる図示しないコマンド送信用ケーブルと、複合サブ制御基板300から延びる図示しないコマンド受信用ケーブル間を容易・確実に接続および切断する機能を提供するものであり、例えば、検査装置400側のケーブルに設けられたコンタクトと、複合サブ制御基板300側のケーブルに設けられたソケットとからなる公知の接続コネクタなどから構成されている。
なお、この検査装置400も前述した主制御基板200や複合サブ制御基板300と同様に、図示しないCPUやRAM、ROM、タイマ、入出力用ポートなどからなるコンピュータシステムから構成されており、ROMに書き込まれた各制御用のプログラムと検査員によるコマンドの入力に応じてそれぞれの機能を実現するようになっている。
また、本実施の形態でいう「変動パターンコマンド」とは、演出図柄表示器24の画面上に表示されるリーチアクション演出、ハズレ演出、大当たり演出などの画面変動の態様を指定する制御コマンドであり、「演出図柄指定コマンド」とは、演出図柄表示器24の画面上に表示される演出図柄の停止図柄を指定するための制御コマンドである。
次に、このような構成した本発明の遊技機100による検査方法について図5〜図7のフローチャート図を主に参照しながら説明する。
なお、図5のフローチャート図は、検査員が操作する検査装置400における処理の流れを、また、図6のフローチャート図は、検査装置400から送られてきた制御コマンドを受信した複合サブ制御基板300における処理の流れを、また、図7のフローチャート図は、この複合サブ制御基板300を介して送られてきた制御コマンドを受信した演出図柄制御装置26における処理の流れをそれぞれ示したものである。
先ず、図5に示すように、検査装置400では、最初のステップS100において、複合サブ制御基板300を遊技モード状態から検査モード状態に移行するために、検査用のコマンド処理を開始する際の準備コマンドである検査モード突入コマンド(A)をコマンド入力部401から入力すると、コマンド解析部402がその入力されたコマンドが検査モード突入コマンド(A)であることを識別し、コマンド表示部404がそのコマンドを表示すると共に、コマンド出力部403がそのコマンドを複合サブ制御基板300に送信する。
ここで、この検査モード突入コマンド(A)としては、例えば、図8のコマンドテーブル700の最上段の項目に示すようなものであり、検査装置400のコマンド入力部401から「8FH00H」→「8FH01H」→「8FH02H」のように複数のコマンドを順番に入力して送信することにより、複合サブ制御基板300を遊技モードから検査モードに確実に移行させることができる。なお、この一連の検査モード突入コマンド(A)の送信中に別のコマンドが割り込まれた場合には、再度最初からこれら一連の検査モード突入コマンド(A)を入力し直す必要がある。
なお、検査装置400から送信するコマンドは、最初の段階で必要なコマンドを入力し、一括して送信するようにしても良い。また、表示速度コマンド(B)の送信タイミングが複数ある場合には、検査装置400にて予め送信タイミングを設定し、設定時間の経過により自動で送信するようにしても良い。
このようにして所定の検査モード突入コマンド(A)を複合サブ制御基板300に対して送信したならば、次のステップS102に移行して、同じくコマンド入力部401から入力された変動パターンを指定するコマンドである変動パターンコマンド(B)(例えば「A0××H」)を複合サブ制御基板300に送信すると共に、次のステップS104に移行して同じくコマンド入力部401から入力された演出図柄を指定するコマンドである図柄指定コマンド(C)((例えば「B1××H」))を複合サブ制御基板300に送信する。
そして、引き続き次のステップS106に移行して同じくコマンド入力部401から入力された変動パターンの表示速度を指定するコマンドである表示速度コマンド(D)を複合サブ制御基板300に送信して次の判断ステップS108に移行する。
ステップS108では、先のステップS102に送信した変動パターンの変動時間に関するデータに基づいて時間計測を開始し、その変動パターンが終了したか否かを判断し、変動パターンが終了していないと判断したとき(No)は、次の判断ステップS110に移行し、新たな表示速度コマンド(D)の入力があるか否かを判断する。
この結果、新たな表示速度コマンド(D)の入力がないと判断したとき(No)は、ステップS108に戻って同様の処理を繰り返すことになるが、新たな表示速度コマンド(D)の入力があったと判断したとき(Yes)は、先のステップS106に戻ってその新たな表示速度コマンド(D)を複合サブ制御基板300に送信する。
そして、次のステップS108において変動パターンが終了したと判断したとき(Yes)は、その検査装置400における処理を終了する。
また、図9(1)〜(3)は、検査モード突入コマンド(A)、変動パターンコマンド(B)、表示速度コマンド(C)のそれぞれコマンドデータの一例を示したものであり、それぞれストローブ信号の立ち上がりを契機として各コマンドのモードデータとイベントデータが交互に出力される例を示したものである。
次に、図6に示すように、複合サブ制御基板300では、最初のステップS200において、検査装置400から検査モード突入コマンド(A)が送信されてきたか否かを判断し、検査モード突入コマンド(A)を受信してないと判断したとき(No)は、ステップS204までジャンプすることになるが、検査モード突入コマンド(A)を受信したと判断したとき(Yes)は、次のステップS202に移行し、複合サブ制御基板300(演出図柄制御装置26)における図示しないRAMの検査モード領域に検査モードフラグを設定してこれらの状態を遊技状態から検査モード状態に変更して次のステップS204に移行する。
ステップS204では、変動パターンコマンド(B)および図柄指定コマンド(C)ならびに表示速度コマンド(D)のすべてが送信されてきたか否かを判断し、これらすべてのコマンド(A)、(B)、(C)を受信していないと判断したとき(No)は、そのまましばらく待機し、所定時間経過してもすべてのコマンド(A)、(B)、(C)を受信していないと判断したときは、処理を終了することになるが、これらコマンド(A)、(B)、(C)のすべてを受信したと判断したとき(Yes)は、次のステップS206に移行して、その変動パターンコマンド(A)および図柄指定コマンド(B)ならびに表示速度コマンド(C)を演出図柄制御装置26に送信して次のステップS208に移行する。
ステップS208では、引き続き新たな表示速度コマンド(C)を受信したか否かを判断し、新たな表示速度コマンド(C)を受信していないと判断したとき(No)は、最後のステップS214までジャンプすることになるが、新たな表示速度コマンド(C)を受信したと判断したとき(Yes)は、次のステップS210に移行して現在の状態が検査モード中であるか否かを判断、すなわち、その複合サブ制御基板300の図示しないRAMの検査モード領域に検査モードフラグが設定されているか確認する。
そして、現在の状態が検査モード中でないと判断したとき(No)は、そのまま処理を終了することになるが、検査モード中であると判断したとき(Yes)は、次のステップS212に移行してその新たな表示速度コマンド(C)をその演出図柄制御装置26に送信して次のステップS214に移行する。
ステップS214では、その変動パターンの変動時間に関するデータに基づいて時間計測を開始し、その変動パターンが終了したか否かを判断し、変動パターンが終了していないと判断したとき(No)は、先のステップS208まで戻り、同様な処理を繰り返すことになるが、変動パターンが終了したと判断したとき(Yes)は、その複合サブ制御基板300における処理を終了する。なお、図6のフローは、検査モードを考慮した処理の流れを示したものであるが、通常(モード)時における典型的な処理の流れとしては、ステップS200(No)→ステップS204(Yes)→ステップS206→ステップS208(No)→ステップS214(Yes)→処理終了といった流れとなる。
ただし、通常(モード)時におけるステップS204においては、表示速度コマンド(D)の受信有無の判断は行わないように制御するものである。その場合、例えば、検査モードフラグを参照することにより、検査モードフラグが設定されていれば、表示速度コマンド(D)の受信状況を監視するように制御し、検査モードフラグが設定されていなければ、表示速度コマンド(D)の受信状況を監視しないように制御すればよい。
次に、図7に示すように、演出図柄制御装置26では、最初のステップS300において複合サブ制御基板300から変動パターンコマンド(B)および図柄指定コマンド(C)ならびに表示速度コマンド(D)のすべてを受信したか否かを判断し、すべてのコマンドを受信していないと判断したとき(No)は、そのまましばらく待機し、所定時間経過してもすべてのコマンド(A)、(B)、(C)を受信していないと判断したときは、処理を終了することになるが、すべてのコマンドを受信したと判断したとき(Yes)は、次のステップS302に移行して指定された演出図柄と変動パターンを選択して指定された変動速度でその変動パターンの変動表示を開始して次のステップS304に移行する。
ステップS304では、複合サブ制御基板300から新たな表示速度コマンドを受信したか否かを判断し、新たな表示速度コマンド(D)がないと判断したとき(No)は、ステップS308までジャンプすることになるが、新たな表示速度コマンド(D)があると判断したとき(Yes)は、次のステップS306に移行して、その新たな表示速度コマンド(D)に応じて表示中の変動パターンの表示速度(スピード)を変更して最後のステップS308に移行する。
ステップS308では、その変動パターンの変動時間に関するデータに基づいて時間計測を開始し、その変動パターンが終了したか否かを判断し、変動パターンが終了していないと判断したとき(No)は、先のステップS304まで戻って同様な処理を繰り返すことになるが、変動パターンが終了したと判断したとき(Yes)は、その演出図柄制御装置26における処理を終了する。なお、図7のフローは、検査モードを考慮した処理の流れを示したものであるが、通常(モード)時における典型的な処理の流れとしては、ステップS300(No)→処理終了、あるいはステップS300(Yes)→ステップS302→ステップS304(No)→ステップS308(Yes)→処理終了といった流れとなる。
図10および図11は、このようにして所定の演出図柄を所定の変動パターンに従って変動表示している途中で新たな表示速度(変更)コマンド(D)をいくつか送信して、表示中の変動パターンの表示速度を細かく調整した例を示したタイムチャート図である。
先ず、図10の例では、変動開始時刻T直後には、通常の表示速度(30フレーム/秒)で変動パターンが表示されている時刻Tの時点で、検査装置400から複合サブ制御基板300に対して表示速度変更1コマンド(図8のデバックコマンド3「FEH21H」(表示スピード変更1)に相当するコマンド)が送信された結果、その変動パターンの表示速度が倍速(60/1フレーム秒)になり、その後の時刻Tの時点で、検査装置400から複合サブ制御基板300に対して表示速度変更2コマンド(図8のデバックコマンド4「FEH22H」(表示スピード変更2)に相当するコマンド)が送信された結果、その変動パターンの表示速度が通常の速度になっていることを示している。
また、さらにその後の時刻Tの時点で、検査装置400から複合サブ制御基板300に対して表示速度変更6コマンド(図8のデバックコマンド8「FEH26H」(表示スピード変更6)に相当するコマンド)が送信された結果、その変動パターンの表示速度が通常の速度の1/3(60/6フレーム/秒)になって表示速度がゆっくりとなり、さらにその後の時刻Tの時点で、検査装置400から複合サブ制御基板300に対して新たな表示速度変更10コマンド(図8のデバックコマンド12「FEH2AH」(表示スピード変更10)に相当するコマンド)が送信された結果、その変動パターンの表示速度が通常の速度の1/5(60/6フレーム/秒)になって表示速度がさらにゆっくりとなっていることを示している。
そして、さらにその後の時刻Tの時点で、検査装置400から複合サブ制御基板300に対して新たな表示速度変更2コマンド(図8のデバックコマンド4「FEH22H」(表示スピード変更2)に相当するコマンド)が送信された結果、その変動パターンの表示速度が通常の速度に戻ってその変動パターンが終了することを示している。
従って、例えばリーチアクションのような変動表示時間が1分以上続く長時間の変動パターンであって、その変動パターンの前半部分のバグの検査が省略できるような場合は、この図10に示すようにその変動パターンの前半部分の表示を倍速にして早送りし、じっくりと検査を行いたい後半部分ではその表示速度を通常よりも遅くすることでその変動パターンの検査を効率良く実施することができる。
また、図11は、検査対象となる変動パターンの最初の部分と終了部分のバグ検査を精査したい場合などの表示速度調整パターンを示したものであり、時刻TからTの間、および時刻Tから変動終了までの間は、その表示速度を通常速度の半分とし、時刻TからTまでの中間の部分は早送りすることで、かかるケースのバグ検査を効率良く実施することができる。
このように本発明の遊技機100は、演出図柄制御装置26に検査手段400を接続し、この検査手段400からその演出図柄制御装置26で表示される演出図柄とその変動パターンとその表示速度とに関するそれぞれのコマンドを送信して、そのコマンドに対応する演出図柄をそのコマンドに対応する変動パターンと表示速度で表示するようにしてことから、単に検査対象となる演出図柄とその変動パターンを表示できるだけでなく、その表示速度を自由にコントロールできるため、検査対象となる演出図柄の変動パターンなどに関する検査を効率良く実施することができる。
なお、このようにして検査装置400による変動パターンの検査が終了したならば、この検査装置400から複合サブ制御基板300に対して所定の検査モード終了コマンドを送信して設定された検査モードフラグを解除することにより、検査を終了して通常の遊技モードに戻すことができる。ここで、検査モードフラグの設定は、複合サブ制御基板300に代えて演出図柄制御装置26で行っても良いし、夫々複合サブ制御基板300と演出図柄制御装置26の両方で行っても良い。演出図柄制御装置26で行う場合には、検査モード突入コマンドの受信処理(図6のステップS200、S202)を追加するものである。
また、前記ステップS108(検査装置400)、S214(複合サブ制御基板300)、S308(演出図柄制御装置26)における変動パターンの終了判断は、それぞれにおいてその変動パターンの変動時間を計測することによって行われることになるが、この変動パターンの変動時間を計測するにあたってはその表示速度コマンドの内容を考慮した変動時間を演算することによって行われる。すなわち、この変動パターンの変動時間は、変動開始後の変動時間を順次カウントするが、このカウントはその表示速度コマンドの制御内容に基づいて変動パターン残時間を演算してその演算された時間に基づいて時間のカウントを行う。例えば、2倍速表示を指示するコマンドであれば、表示残時間は当初の変動時間と比較して短縮され、1/2倍速を指示するコマンドであれば、表示残時間は延長されることになる。従って、このような変動パターンの表示残時間の演算処理は、表示速度コマンドが送信されるごとに行うことになる。ちなみに、このような変動パターンの表示残演算処理は、検査モードに移行した場合にのみ行われるようにする必要がある。誤作動などにより誤ったコマンドが送信された場合でも、通常時(検査モードが設定されていない状態)においては支障がないようにするためである。
また、本実施の形態では、従来の遊技機の構成に検査装置400を組み込んだ新たな遊技機100を例に説明したが、この検査装置400をノートパソコンやPDA(Personal Digital Assistance)などの携帯用のコンピュータシステムから構成し、これを図1に示すように接続コネクタなどの検査装置脱着部600を介して複合サブ制御基板300に対して着脱自在な構成とした遊技機の検査システムとすれば、すべての遊技機ごとに検査装置400を組み込む構成に比べて遊技機の製造コストを削減することが可能となる。
また、本実施の形態では、演出図柄制御装置26によって制御される変動パターンの表示速度をコントロールするようにした例で説明したが、前述したような音声出力装置370や表示灯370などの他の遊技装置も同様に専用の制御コマンドによって制御され、演出図柄制御装置26によって制御される変動パターンとリンクして所定の動作パターンで動作するようになっていることから、これら他の遊技装置などの動作パターンの検査やその同期状況に関しても前記の技術思想をそのまま適用できることは勿論である。
また、本実施の形態では、複合サブ制御基板300を介して演出図柄制御装置26側にコマンドを送信するようにしたが、演出図柄制御装置26側にコネクタなどの接続手段を設け、この演出図柄制御装置26に検査装置400を直接接続し、複合サブ制御基板300を介すことなく所定の制御コマンドをダイレクトに送信して検査を実施するような構成としても良い。
また、本実施の形態における演出図柄制御装置26および検査装置400は、前記発明を解決するための手段の欄の請求項1などに記載した発明の演出図柄制御手段および検査手段にそれぞれ対応し、また、この演出図柄制御装置26のコマンド受信部26aと、演出図柄記憶部26cと、変動パターン記憶部26dと、表示速度記憶部26eと、コマンド実行部26fとは、それぞれ同じく請求項1などの演出図柄制御手段のコマンド受信部と、演出図柄記憶部と、変動パターン記憶部と、表示速度記憶部と、コマンド実行部とにそれぞれ対応する。
また、本実施の形態における検査装置400のコマンド入力部401(コマンド解析部402)と、コマンド出力部403(コマンド表示部404)は、それぞれ同じく請求項1などの検査手段のコマンド入力部とコマンド出力部に対応する。
本発明に係る遊技機の実施の一形態を示す正面図である。 本発明に係る遊技機の制御系の構成の一例を示すブロック図である。 制御コマンドのデータ構造を示す図である。 制御コマンドの入出力タイミングを示すタイミングチャート図である。 検査装置における処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 複合サブ制御基板における処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 演出図柄制御装置における処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 検査装置から複合サブ制御基板側に送信するコマンド群の一例を示すコマンドテーブルである。 検査装置から送信される各制御コマンドの送信シーケンスを示すタイミングチャート図である。 表示中の変動パターンの表示速度を細かく調整した一例を示すタイムチャート図である。 表示中の変動パターンの表示速度を細かく調整した一例を示すタイムチャート図である。
符号の説明
100…遊技機
200…主制御基板
300…複合サブ制御基板
400…検査装置(検査手段)
401…コマンド入力部
402…コマンド解析部
403…コマンド出力部
404…コマンド表示部
26…演出図柄制御装置(演出図柄制御手段)
26a…コマンド受信部
26b…コマンド解析部
26c…演出図柄記憶部
26d…変動パターン記憶部
26e…表示速度記憶部
26f…コマンド実行部
600…検査装置脱着部

Claims (5)

  1. 演出図柄の表示パターンを制御する演出図柄制御手段を有し、当該演出図柄制御手段に対して検査手段が接続可能な遊技機であって、
    前記演出図柄制御手段は、
    前記演出図柄を記憶する演出図柄記憶部と、当該演出図柄記憶部に記憶された演出図柄を変動表示する変動パターンを複数記憶する変動パターン記憶部と、当該変動パターンの表示速度を複数記憶する表示速度記憶部と、前記検査手段から送信されるコマンドを受信するコマンド受信部と、当該コマンド受信部で受信されたコマンドに基づいて前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度とをそれぞれ選択して実行するコマンド実行部とを備え、
    前記検査手段は、
    前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度のそれぞれに関するコマンドを入力するコマンド入力部と、当該コマンド入力部で入力されたコマンドを前記演出図柄制御手段に接続されたときに送信するコマンド出力部とを備え、
    前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、
    前記コマンド受信部が前記変動パターンの変動表示中にその表示速度を変更するコマンドを受信したときは、その変動パターンの表示速度を当該コマンドに対応する表示速度に変更するようになっていることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、前記変動表示中の変動パターンの表示速度を変更したときは、変更した表示速度に基づいて当該変動表示中の変動パターンの残り時間を演算するようになっていることを特徴とする遊技機。
  3. 遊技機に設けられる演出図柄制御手段と、当該演出図柄制御手段を検査する検査手段とを有する遊技機の検査システムであって、
    前記演出図柄制御手段は、
    前記演出図柄を記憶する演出図柄記憶部と、当該演出図柄記憶部に記憶された演出図柄を変動表示する変動パターンを複数記憶する変動パターン記憶部と、当該変動パターンの表示速度を複数記憶する表示速度記憶部と、前記検査手段から送信されるコマンドを受信するコマンド受信部と、当該コマンド受信部で受信されたコマンドに基づいて前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度とをそれぞれ選択して実行するコマンド実行部とを備え、
    前記検査手段は、
    前記演出図柄とその変動パターンとその表示速度のそれぞれに関するコマンドを入力するコマンド入力部と、当該コマンド入力部で入力されたコマンドを前記演出図柄制御手段に送信するコマンド出力部とを備え、
    前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、
    前記コマンド受信部が前記変動パターンの変動表示中にその表示速度を変更するコマンドを受信したときは、その変動パターンの表示速度を当該コマンドに対応する表示速度に変更するようになっていることを特徴とする遊技機の検査システム。
  4. 請求項3に記載の遊技機の検査システムにおいて、
    前記演出図柄制御手段のコマンド実行部は、前記変動表示中の変動パターンの表示速度を変更したときは、変更した表示速度に基づいて当該変動表示中の変動パターンの残り時間を演算するようになっていることを特徴とする遊技機の検査システム。
  5. 請求項3または4に記載の遊技機の検査システムにおいて、
    前記検査手段は、前記演出図柄制御手段に対して着脱自在となっていることを特徴とする遊技機の検査システム。
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