JP2009207784A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示制御基板上の画像処理部の制御が異常状態に陥ったことを適確に判定し、異常状態から容易に正常状態に復旧させることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】所定条件の成立に基づいて実行された抽選処理による抽選結果を表示する表示手段を制御する表示制御回路に含まれ、表示制御回路を制御する表示制御手段と、表示制御手段の指示に従い、種々の画像データが記憶されている画像記憶手段から所定の画像データを読み出し、表示手段へ出力する画像処理手段と、画像処理手段から出力される表示信号のうち、予め定められた監視対象信号が予め設定された所定間隔で出力されているか否かを監視する監視手段と、監視手段が、監視対象信号が所定間隔で出力されていないことを検出したときに、画像処理手段が正常動作していない内容を含む動作異常情報を出力する動作異常情報出力手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機,スロットマシンやパチスロ機等の回胴式遊技機,ポーカーゲーム機等の各種ゲーム機等の遊技機に関し、特に、表示装置を備えた遊技機に関するものである。
遊技機には多数の遊技制御基板があり、それぞれの制御基板は遊技機の様々な動作を制御している制御装置の一部を構成する。その電気的な制御を実行する各基板上のCPUおよびその周辺回路には様々な信号が入力されているが、遊技機は、その特異な使用環境上(金属製の遊技玉,遊技メダルの使用による高レベルノイズの発生,信号線が基板間に接続される)、正規の信号ではないノイズがCPU等の端子に入力されてしまうことがしばしばある。このようなノイズに対する対策として、各種入力端子の直前にノイズを除去するような回路が設けられることもある。
また、遊技機全体としては基板,基板上の制御回路,基板上素子等の空間的配置を工夫してノイズの影響を受けないようにする、制御装置周辺の絶縁性を強化するなどの対策が施されているが、規則上それら基板を金属製のシールドで覆ってしまうようなことはできないため、基板や素子をノイズから物理的に完全に隔離することは不可能である。
各CPUや例えば表示制御基板上の画像処理LSIであるビデオディスプレイプロセッサ(Video Display Processor,以下、VDPと略称する)などにおいても、ノイズ対策として各種設定レジスタを読み出してノイズによる書き換えなどが発生していないかチェックするようにしているが、VDPの各種設定値は正しいにもかかわらず、液晶ディスプレイへの出力タイミングがずれてしまい、正常に表示することができない状況が発生してしまうことがある。
上記の表示制御基板からCRT表示装置あるいはLCD等のフラットパネル表示装置に供給する信号には、ビデオ信号が使用される。ビデオ信号は、アナログあるいはデジタルの画像データと垂直・水平同期信号(Vsync:Vertical synchronous・Hsync:Horiaontal synchronous)、あるいはこれらの複号信号(コンポジット信号)が使用されるのが一般的である。
具体的には、VDPからその表示制御基板上のCPUへは所定間隔でVsyncを出力しており、CPUはそのVsyncを受け付けるたびに割り込み処理を起動し、結果として一定周期でVDPへ描画を指示することで、鮮明な映像が液晶パネルに表示されることになるが、このVDPからのVsyncの出力間隔が一定でなくなると、液晶パネルに正常な映像が表示されなくなってしまう(図6(b)参照)。また、Hsyncについても同様である(図6(c)参照)。
そこで、VDPが動作していても正常に機能していない可能性があるとして、電源起動時,デモ画面表示時,図柄変動開始時などにVDPをリセットする遊技機が考案されている(特許文献1参照)。
特開平11−099252号公報
特許文献1の構成では、図柄変動開始毎にVDPをリセットしていては、表示がちらついて見づらくなってしまうため現実的ではなく、また継続して遊技しているときに異常が発生したとしても、デモ画面になるまでリセットされないのでは遊技者に迷惑をかけ、遊技者の遊技に対する興趣を低下させてしまう可能性がある。
上記問題を背景として、本発明の課題は、表示制御基板上の画像処理部の制御が異常状態に陥ったことを適確に判定し、異常状態から容易に正常状態に復旧させることが可能な遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための遊技機は、所定条件の成立に基づいて実行された抽選処理による抽選結果を表示する表示手段を制御する表示制御回路に含まれ、表示制御回路を制御する表示制御手段と、表示制御手段の指示に従い、種々の画像データが記憶されている画像記憶手段から所定の画像データを読み出し、表示手段へ出力する画像処理手段と、画像処理手段から出力される表示信号のうち、予め定められた監視対象信号が、予め設定された所定間隔で出力されているか否かを監視する監視手段と、監視手段が、監視対象信号が所定間隔で出力されていないことを検出したときに、画像処理手段が正常動作していない内容を含む動作異常情報を出力する動作異常情報出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によって、表示信号を監視することで、ノイズなどの影響によりVDP等の画像処理手段に異常が発生していないかどうかを確認できるようになるため、監視手段が大規模にならないという利点がある。また、従来技術のような、画像処理手段が異常であるか否かにかかわらず、予め定められたタイミングで画像処理手段をリセットする構成とは異なり、画像処理手段が異常であることを検出したときのみ、対応する動作を行うため、正常状態にもかかわらず表示画面が乱れる等して遊技者に迷惑をかけ、遊技者の遊技に対する興趣を低下させてしまうような問題は発生しない。
また、上記課題を解決するための遊技機は、所定条件の成立に基づいて実行された抽選処理による抽選結果を表示する表示手段を制御する表示制御回路に含まれ、表示制御回路を制御する表示制御手段と、表示制御手段の指示に従い、種々の画像データが記憶されている画像記憶手段から所定の画像データを読み出し、表示手段へ出力する画像処理手段と、画像処理手段から出力される表示信号のうち、予め定められた監視対象信号の立下りから立上りまでの間隔が予め設定された所定間隔であるか否かを監視する監視手段と、監視手段が、間隔が所定間隔でないことを検出したときに、画像処理手段が正常動作していない内容を含む動作異常情報を出力する動作異常情報出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によっても、表示信号を監視することで、ノイズなどの影響によりVDP等の画像処理手段に異常が発生していないかどうかを確認できるようになるため、監視手段が大規模にならないという利点がある。また、従来技術のような、VDP等の画像処理手段が異常であるか否かにかかわらず、予め定められたタイミングで画像処理手段をリセットする構成とは異なり、画像処理手段が異常であることを検出したときのみ、対応する動作を行うため、正常状態にもかかわらず表示画面が乱れる等して遊技者に迷惑をかけ、遊技者の遊技に対する興趣を低下させてしまうような問題は発生しない。
また、本発明の遊技機における動作異常情報出力手段は、画像処理手段をリセットするリセット信号を出力するように構成される。
上記構成によって、予め定められたタイミングで画像処理手段をリセットする従来構成とは異なり、画像処理手段の異常を検出したときのみ、画像処理手段をリセットすることで、異常な状況から直ちに正常な表示へ復旧することができる。また、無用なリセットを行わないため、いたずらに画面表示を乱して遊技者の興趣を低下させることもない。
また、本発明の遊技機における監視対象信号は、垂直同期信号,水平同期信号,および表示信号に含まれる画像信号に同期して出力されるデータイネーブル信号のうちの少なくとも1つ以上を含むように構成される。
上記構成によって、画像処理手段から予め定められた周期・タイミングで出力される垂直同期信号(Vsync),水平同期信号(Hsync),データイネーブル信号(DE)といった表示信号を監視することで、新たな監視用の信号は不要となり、現状の構成のままで画像処理手段が異常となったか否かを監視することができる。
以下、本発明の遊技機の実施例について、図面を参照して説明する。図1に、本発明に係る遊技機の一例としてのパチンコ遊技機1の正面模式図を示す。このパチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス板でなる前面扉2と、台枠の内側に配置されて前面扉2によって覆われる遊技盤3と、遊技盤3の左右斜め下方に配置された一対のスピーカ4と、遊技盤3の上方位置等に配置された装飾ランプ類5と、遊技盤3の下方に設けられた貯留皿6と、貯留皿6の右方(図1で見て)に設けられた発射ハンドル7とを含んで構成されている。
遊技盤3は、遊技盤3のほぼ中央位置に配設された役物装置10と、役物装置10の左方(図1で見て)に設けられた通過ゲート11と、遊技盤3上に植設された多数本の釘3b,12(一部のみ図示)と、いわゆる電動チューリップ(以下、電チューと略記することもある)である始動入賞装置13と、始動入賞装置13の下方に設けられた大入賞装置14と、大入賞装置14の下方に設けられた玉排出口15と、遊技盤3の側端部に配置されたLEDでなる普通図柄(以下、普図と略記することもある)表示部16と、普図表示部16の下方に連設された複数(例えば4個)のLEDでなる普図保留表示部17とを含んで構成されている。
遊技盤3には、ほぼ円形状の遊技領域3aが形成されている。貯留皿6に準備された玉(遊技球:20)は、発射ハンドル7を含んで構成される発射装置151(図2参照)によって遊技領域3aに向けて発射される。遊技領域3aには釘3b,12が多数立設されているので、レール(図示せず)を通じて遊技盤3の遊技領域3aに達した玉20は、それらの釘3b,12に弾かれながら遊技領域3aを落下する。
発射ハンドル7は、発射停止ボタン71を備える回転操作部材でなり、発射停止ボタン71を押圧することなしに回転操作されると、その回転操作量を表す回転操作信号を発射制御回路150(図2参照)に出力する。なお、発射停止ボタン71を押圧しているときは、発射ハンドル7の回転操作量に関わらず回転操作信号は出力されない。
役物装置10は、特別図柄(以下、特図と略記することもある)の抽選結果により決定された3桁のアラビア数字等のキャラクタでなる特図を表示して遊技者に特図の抽選結果を報知するもので、LCDおよびその駆動回路を含む液晶表示装置8と、液晶表示装置8の窓枠下辺に配設された複数(例えば4個)のLEDでなる特図保留表示部9とから構成されている。なお、液晶表示装置8が本発明の表示手段に相当する。
通過ゲート11は、賞球がないゲートであり、通過ゲート11に玉20を通過させると、普図の抽選処理が行われる。普図表示部16では、普図の抽選結果に基づいて図柄変動(LEDの点滅動作)が行われ、所定時間経過後に点灯表示すれば当たりとなり、後述する始動入賞装置13の回動翼片13a,13aを所定時間開放する。普図の図柄変動中や始動入賞装置13の開放動作中に新たな普図の抽選処理が行われると、その抽選結果はRAM113上の普図保留記憶領域(図示せず)に一時記憶(保留)され、普図保留表示部17は、最大4つまで保留できる普図の抽選結果の数に応じて点灯表示する。先の図柄変動や開放動作が終了すると、普図表示部16では保留された普図の抽選結果に基づいて新たな図柄変動を開始する。
始動入賞装置13は、開口部に一対の回動翼片13a,13aを有する、いわゆる電チューと呼ばれる可変入賞装置でなる。始動入賞装置13は、普図表示部16にて当たり表示がなされると、回動翼片13a,13aを所定時間開放し、遊技領域3aを流下する玉20を入賞し易くする。始動入賞装置13に玉20が入賞すると、特図の抽選処理が行われる。液晶表示装置8では、特図の抽選結果に基づいて図柄変動が行われる。詳しくは、3桁の図柄が同時に変動を開始し、所定時間経過後に停止し、3つの同じ数字が並べば大当たりとなり、大当たり処理が行われる。
特図の図柄変動中や大当たり処理中に新たな特図の抽選処理が行なわれると、その抽選結果はRAM113上の特図保留記憶領域(図示せず)に一時記憶(保留)され、特図保留表示部9は、最大4つまで保留できる特図の抽選結果の数に応じて点灯表示する。先の図柄変動や大当たり処理が終了すると、液晶表示装置8では保留された特図の抽選結果に基づいて新たな図柄変動を開始する。
大入賞装置14は、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置であり、開口部と蓋部材とから構成され、蓋部材が移動することにより開口部の閉鎖状態と開放状態とに切り替えられる。大入賞装置14は、大当たりに当選すると、1回の大当たり処理で、例えば、開放してから10個入賞または25秒経過で閉鎖するまでの処理を1ラウンドとして、15ラウンド継続する処理を行う。
玉排出口15は、遊技盤3の最下部に開口されており、遊技盤3(遊技領域3a)の盤面上を流下し終わった玉をパチンコ遊技機1の外部に排出する。
また、払出装置141(図2参照)により払い出された玉(賞球)が貯留される貯留皿6には、払出ボタン18が備えられている。遊技者が払出ボタン18を押下すると、貯留皿6の底部に設けられた蓋(図示せず)が開口状態となり、貯留皿6に貯えられた玉が、玉箱(図示せず)に流下する。
図2に、パチンコ遊技機1の制御ブロック図を示す。パチンコ遊技機1は、主回路110を搭載する主制御基板100と、各種表示部,制御基板群,検出器,アクチュエータ等を含んで構成される。
主回路110には、特図保留表示部9,普図表示部16および普図保留表示部17等の表示部およびその駆動回路が接続されている。
また、主回路110には、液晶表示装置8を制御する表示制御回路130の搭載された表示制御基板200(図3参照)が接続されるとともに、装飾ランプ類5ならびにアンプ40およびスピーカ4を制御する副制御回路120の搭載された副制御基板(図示せず)と、発射ハンドル7からの回転操作信号に基づいて発射装置151を制御する発射制御回路150の搭載された発射制御基板(図示せず)が接続されるとともに、払出装置141を制御する払出制御回路140の搭載された払出制御基板(図示せず)等の回路基板群が接続されている。
なお、パチンコ遊技機1を制御する各回路が搭載された各基板はパチンコ遊技機1の背面側に配置されており、例えば、表示制御回路130の搭載された表示制御基板は液晶表示装置8の背面側に配置されている。
また、主回路110には、通過ゲート11に併設されたゲート通過検出器161と、始動入賞装置13に併設された始動入賞検出器162と、大入賞装置14に併設された大入賞検出器163と、電チューである始動入賞装置13の可動翼片13a,13aを開閉する電チューソレノイド166と、大入賞装置14を開閉する大入賞ソレノイド167等の、検出部およびアクチュエータが接続されている。
また、主回路110には、各種表示部,制御基板群,検出器,アクチュエータ等に所定電圧を供給する電源回路168が接続されている。
主回路110は、CPU111,制御プログラム(図示せず)格納用のROM112,ワークエリアや各種カウンタ(例えば、普図用乱数カウンタ,特図用乱数カウンタ)等が割り当てられるRAM113,I/O(Input/Output:入出力回路)114等を備える。CPU111が制御プログラムを実行することで、パチンコ遊技機としての各種機能を実現する。
その他の各基板の各回路も、個別にCPUやメモリを備える構成が一般的であるが、図2では省略している。
副制御回路120は、主回路110より入力される制御コマンドに応じてアンプ40を介してスピーカ4より音声を出力させるとともに、装飾ランプ類5の点灯/消灯を制御する。
払出制御回路140は、主回路110より入力される賞球払出信号に応じて払出装置141を制御し、貯留皿6に所定数の賞球を払い出させる。
発射制御回路150は、遊技者による発射ハンドル7の回転操作に応じて発射装置151を作動させる。発射ハンドル7の回転操作量に応じて、発射装置151による玉の発射強度(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。発射装置151より発射された玉は、遊技盤3上に形成された遊技領域3aへと放出され自重によって流下する。
表示制御回路130は、副制御回路120から入力される表示制御コマンドに応じて、液晶表示装置8に画像を表示させるための処理を実行する。表示制御回路130の詳細については、後で詳しく述べる。
次に、図1および図2を用いて、パチンコ遊技機1における遊技の流れ(遊技盤3上での遊技状態の変化)について概要を説明する。
通常状態では、玉20が通過ゲート11に入球してゲート通過検出器161で検知されると、普図の当たり抽選(普図用乱数カウンタから値を抽出)が実行されて抽選結果が普図保留としてRAM113上の普図保留記憶領域(図示せず)に記憶される。通常状態用の当たり判定テーブル(普図当選確率:1/100)を用いて当たり抽選の抽選結果を判定し、その判定結果に応じて普図表示部16に抽選結果を表示する(変動時間は30秒間)。当たり抽選の結果が当たりであると、普図表示部16のLEDを点灯表示させるとともに、電チューソレノイド166を励磁して回動翼片13a,13aを所定時間(0.2秒間)開放して、電チュー13に入賞しやすくする。なお、当たり抽選の結果がハズレであるときは、普図表示部16のLEDを消灯して確定表示とする。
玉20が電チュー13に入賞して始動入賞検出器162で検知されると始動条件が成立し、所定数の賞球(例えば1入賞当たり3個)を払い出し、大当たり抽選(特図用乱数カウンタから値を抽出)が実行されて抽選結果が特図保留として記憶される。通常・時短状態用の大当たり判定テーブル(特図当選確率:1/300)を用いて大当たり抽選の抽選結果を判定し、その判定結果に応じた図柄変動が液晶表示装置8で開始される。液晶表示装置8では、3桁の図柄が所定時間にわたり変動表示され、例えば、左→右→中の順に確定表示(停止表示)する。判定結果が大当たりであれば3桁の大当たり図柄(例えば、横方向に一直線に揃う「777」等のゾロ目)が確定表示され、判定結果がハズレであれば3桁のハズレ図柄(例えば図1のような「135」等のバラケ目)が確定表示される。
液晶表示装置8に大当たり図柄が停止表示されると「大当たり状態」となり、大入賞ソレノイド167を励磁することで大入賞装置14を開放し、玉が極めて入り易い状況をもたらす。大入賞装置14は、開放された後、大入賞検出器163による所定数(例えば10個)の入賞検知または所定時間(例えば25秒)の経過を1ラウンドとし、大入賞ソレノイド167を非励磁にすることで閉鎖される。1回の大当たり状態では、所定ラウンド回数(例えば15回)まで繰り返されるので、このような大当たり状態の間に遊技者は多数の賞球(例えば1入賞当たり15個)を得ることができる。
通常状態での大当たり終了後は、50%の割合で確変状態(高確率状態;確変中)となる。すなわち、奇数の大当たり図柄(確変図柄)で大当たりに当選すると、その大当たり終了後は確変状態となり、次回の大当たりまで継続する。一方、偶数の大当たり図柄(非確変図柄)で大当たりに当選すると、その大当たり終了後は時短状態となり、次回の大当たりに当選するか、特図の変動表示が100回行なわれるか、いずれか早い方が成立するまで継続する。
確変状態においては、普図の変動時間が短くなり(普図変動時間:1秒間)、普図の当選確率は高くなり(99/100)、回動翼片13a,13aの開放時間が長くなる(1.5秒間×3回)とともに、通常用の大当たり判定テーブル(特図当選確率:1/300)よりも大当たりの当選確率が高い確変用の大当たり判定テーブル(特図当選確率:1/30)によって特図の当否判定が行われる。つまり、確変状態では、電チュー13への入賞が容易になるので、持玉をさほど減らすことなく遊技できるとともに、すぐに次の大当たりに当選することができる。
時短状態は、確変状態と同様に普図の変動時間が短くなり(普図変動時間:1秒間)、普図の当選確率は高くなり(1/99)、回動翼片13a,13aの開放時間が長くなる(1.5秒間×3回)とともに、通常用の大当たり判定テーブル(特図当選確率:1/300)によって特図の当否判定が行われる。つまり、時短状態でも、電チュー13への入賞は容易なので、持玉をさほど減らすことなく遊技できる。新たな大当たりに当選しなければ特図の変動表示が繰り返され、時短状態が終了すると通常状態へ移行する。
図3に、表示制御回路130の構成を示す。表示制御回路130は、表示制御用CPU131と、表示制御用CPU131に接続されたRAM132,プログラムROM133,およびVDP134と、VDP134に接続されたキャラクタROM136,VRAM(Video Random Access Memory)137,およびVDP134からのパラレルのデジタルRGB信号をシリアルの差動信号に変換して出力するLVDS(Low Voltage Differential Signaling)トランスミッタ138と、LVDSトランスミッタ138に接続された出力コネクタ139と、判定IC135とを備えて構成されている。なお、表示制御用CPU131が本発明の表示制御手段に相当する。
図3に示すように、液晶表示装置8は、表示制御回路130にケーブル80を経由して接続されており、一端が出力コネクタ139に接続されたケーブル80の他端が接続される入力コネクタ81と、入力コネクタ81から入力したシリアルの低電圧差動信号をパラレルのデジタルRGB信号に変換して出力するLVDSレシーバ82と、LVDSレシーバ82から出力されたデジタルRGB信号に基づいて画像を表示するLCD83とを備えて構成されている。
表示制御回路130において、プログラムROM133は、プログラムコードおよび各種パラメータからなる制御プログラムを格納する。
RAM132は、カウンタ,フラグ等の領域を含み、表示制御用CPU131が制御プログラムを実行する際に、必要なデータを一時的に格納する。
キャラクタROM136には、表示内容に対応した図柄やキャラクタなどの圧縮された画像データが格納されている。
VRAM137は、図柄やキャラクタなどの画像データを展開して画面データを作成するフレームバッファ領域などを備えるメモリである。
表示制御用CPU131は、副制御回路120から受信した表示制御コマンドの内容をプログラムROM133から読み出した制御プログラムのプログラムコードに従って解析する。表示制御用CPU131は、その解析結果に基づいて必要な各種パラメータをプログラムROM133に格納された制御プログラムから読み出して演算し、1フレームごとの画面情報(ディスプレイリスト)を作成してVDP134へ転送する。
また、表示制御用CPU131は、VDP134に対しLCD83の解像度,フレーム単位の色情報,ドットクロックに関する情報,およびキャラクタROM136へのリードタイミングに関する情報などの、VDP134の処理に必要な情報を送信する。
VDP134は、画面情報(ディスプレイリスト)に従い、キャラクタROM136から圧縮された画像データを読み出してVRAM137上のフレームバッファに描画して1フレーム分の画像を作成し、デジタルRGB信号としてLVDSトランスミッタ138に出力する。なお、VDP134が本発明の画像処理手段に相当する。
詳しくは、VDP134は、画面情報(ディスプレイリスト)に従って、図柄やキャラクタなどが格納されたキャラクタROM136から必要な図柄やキャラクタなどを読み出すとともに解凍し、読み出した図柄やキャラクタなどのドットのアドレス,表示色,回転,拡大および縮小などを画面情報(ディスプレイリスト)に基づいて演算し、演算結果をVRAM137上のフレームバッファに展開する。続いて、VDP134は、VRAM137に展開されている1フレーム分の画像に基づいてデジタルRGB信号をLVDSトランスミッタ138に送出する。なお、VRAM137は、VDP134に内蔵する構成でもよい。
また、VDP134からLVDSトランスミッタ138に出力するデジタルRGB信号(本発明の表示信号)には、垂直同期信号(Vsync),水平同期信号(Hsync),およびデータイネーブル信号(DE)が含まれている。これらの信号の詳細については、例えば特開2002−049362号公報(特に図3および関連する記述)に詳細が記載されている。
判定IC135は、図4のように、例えばVsync,Hsync,DEのようなVDP134からの信号(本発明の監視対象信号)の立上りおよび立下りを検出する信号検出部135a,例えば信号の立上りから次の立上りまでのような、信号毎に予め定められた期間の時間を計測する時間計測部135b,時間計測部135bにより計測された時間を予め定められた閾値と比較し、その時間が正常か否かを判定する比較判定部135c,および比較判定部135cの判定結果に基づく信号を、VPD134あるいは表示制御用CPU131へ出力する信号出力部135d等を含んで構成される。なお、判定IC135が本発明の監視手段,動作異常情報出力手段に相当する。
判定IC135を表示制御用CPU131に含むこともできるが、ノイズその他の外乱の影響でVDP134のみならず表示制御用CPU131の動作も異常(プログラムの暴走)となることもあり、この場合はVDP134の動作について正しく判定することができない。しかし、判定IC135を表示制御用CPU131と独立させ、かつCPUを含まないエッジ検出,カウンタ,比較等の機能を持つ回路あるいは素子を用いて構成することで、プログラムが不要となり、VDP134と表示制御用CPU131との両方の動作が異常となっても、判定IC135の動作は異常とならず、常に安定した状態でVDP134の動作異常を判断することができる。
図5を用いて、Vsync,Hsync,およびDEの各信号について説明する。図5の例は、入力ビデオ信号がVGA(640画素×480ライン,60Hz)であるとときのものである。Hsyncの1周期の期間内(66μs)に1ライン分の画素が出力され、その画素が出力中にDEがHレベルとなる。Hsyncの同期をとるためのLレベル時間は、正常時には概ね3.8μsである。また、Vsyncの1周期の期間内(16.6ms)に480ライン分の画素が出力される。
ここで、ノイズその他の外乱により各信号の波形が乱れることがある。図5では、Vsyncの異常を例に挙げている(Hsync,DEも同様)。例えば、Vsyncの同期をとるためのLレベル時間は、正常時には概ね100μsであるものが、50μsと短くなったり、2msと長くなる。また、Vsyncの1周期の時間も、正常時には概ね16.6msであるものが、1.6msあるいは4.6msと短くあるいは長くなる。
図6に、液晶表示装置8上の表示例を示す。正常時には図6(a)のように円形が表示されているものが、Vsyncが異常となると、例えば図6(b)のように画面の上半分しか表示されなくなる。また、Hsyncが異常となると、例えば図6(c)のように画面の左半分しか表示されなくなる。
そこで、Vsync,Hsync,およびDEの信号の少なくとも1つ以上を監視対象信号として(無論、他の信号を監視対象としてもよい)、以下のいずれか一方あるいは両方を用いて信号が正常か否かを判定する。
・ 信号の立下りから立上りまでの時間(Lレベル時間)が予め定められた範囲内にあれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
・ 信号の立下りから次の立下りまでの時間(信号の周期・間隔)が予め定められた範囲内にあれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
Vsyncでは、例えば、次のように異常を判断するための範囲が定められる。
・ Vsyncの立下りから立上りまでの時間が90〜110μsであれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
・ Vsyncの立下りから次の立下りまでの時間が16.0〜17.0msであれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
Hsyncでは、例えば、次のように異常を判断するための範囲が定められる。
・ Hsyncの立下りから立上りまでの時間が3.4〜4.3μsであれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
・ Hsyncの立下りから次の立下りまでの時間が60〜70μsであれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
DEでは、例えば、次のように異常を判断するための範囲が定められる。
・ DEの立下りから立上りまでの時間が10.0〜11.3μsであれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
・ DEの立下りから次の立下りまでの時間が60〜70μsであれば正常と判断し、その範囲を超えているときは異常と判断する。
無論、各信号の立上りから次の立上りまでの時間、あるいは立上りから立下りまでの時間(Hレベル時間)を計測して異常であるか否かを判断してもよい。
なお、上述の各時間の判定値は、液晶表示装置8の仕様に応じた値に設定される。
以下、図7および図8のフローチャートを用いて、判定IC135で実行される、上述の異常判断の流れ(異常判断処理)について説明する。まず、図7を用いて、Vsync,Hsync,あるいはDEの信号の立下りから立上りまでの時間を計測することにより異常を判断する構成について説明する。まず、判定IC135を初期化する(S11)。この初期化は、判定IC135の各部を判定可能なように初期状態とするもので、主回路110あるいは表示制御回路130の初期化時にのみ行う構成でもよく、異常判断処理において必ずしも毎回行う必要はない。
次に、信号検出部135aにおいて信号の立下りエッジを検出したか否かを判定する(S12)。信号検出部135aが信号の立下りエッジを検出すると(S12:Yes)、信号検出部135aから時間計測部135bへ立下りエッジ検出信号が送られ、時間計測部135bのカウンタの動作が開始し、時間計測が始められる(S13)。一方、信号検出部135aが信号の立下りエッジを検出しない場合(S12:No)、直ちに本処理を終了する。
この後、信号の立上りエッジを検出するまで待ち、信号検出部135aが信号の立上りエッジを検出すると(S14:Yes)、信号検出部135aから時間計測部135bへ立上りエッジ検出信号が送られ、時間計測部135bのカウンタの動作が停止し、時間計測を終了する(S15)。
次に、計測された時間の値(カウンタ値)が比較判定部135cに送られ、上述の規定値の範囲内に含まれるか否かを比較・判定し、その結果を信号出力部135dへ出力する(S16)。例えば、カウンタ値が規定値の範囲内に含まれるときには(S17:Yes)、正常である旨の信号が信号出力部135dに出力される(S20)。このとき、信号出力部135dからVDP134に対して、動作が正常である旨の信号を出力してもよい。この後、本処理を終了する。
一方、カウンタ値が規定値の範囲内に含まれないときには(S17:No)、異常である旨の信号が信号出力部135dに出力される(S18)。そして、信号出力部135dからVDP134に対してリセット信号(動作異常情報)を出力する(S19)。この後、本処理を終了する。
ステップS19において、信号出力部135dからVDP134に対してリセット信号を出力する他に、表示制御用CPU131に対しても動作異常情報を出力してもよい。この場合の動作異常情報は、以下のいずれを用いてもよい。
・ 表示制御用CPU131に対してリセット信号を出力する。
・ 表示制御用CPU131の入力ポート対して、HレベルあるいはLレベルの動作異常信号を出力する。その後、表示制御用CPU131は、VDP134に対してリセット信号を出力する、あるいは自身をリセットする等の予め定められた処理を実行する。
図8に、Vsync,Hsync,あるいはDEの信号の立下りから次の立下りまでの時間を計測することにより判定する構成についてのフローチャート示す。まず、図7と同様に判定IC135を初期化する(S31)。次に、信号検出部135aにおいて信号の立下りエッジを検出したか否かを判定する(S32)。信号検出部135aが信号の立下りエッジを検出しない場合(S32:No)、直ちに本処理を終了する。
一方、信号検出部135aが信号の立下りエッジを検出した場合(S32:Yes)、時間計測部135bで時間計測中か否かを判定する(S33)。時間計測部135bのカウンタ値がゼロでなければ、時間計測中であると判定する。時間計測中であると判定されなかった場合(S33:No)、信号検出部135aから時間計測部135bへ立下りエッジ検出信号が送られ、時間計測部135bのカウンタの動作が開始し、時間計測が始められる(S39)。この後、本処理を終了する。
一方、時間計測中であると判定された場合(S33:Yes)、信号検出部135aから時間計測部135bへ立下りエッジ検出信号が送られ、時間計測部135bのカウンタの動作が停止し、時間計測を終了する(S34)。次に、計測された時間の値(カウンタ値)が比較判定部135cに送られ、上述の規定値の範囲内に含まれるか否かを比較・判定し、その結果を信号出力部135dへ出力する(S35)。
そして、カウンタ値が規定値の範囲内に含まれるときには(S36:Yes)、正常である旨の信号が信号出力部135dに出力される(S40)。このとき、信号出力部135dからVDP134に対して、動作が正常である旨の信号を出力してもよい。この後、時間計測を開始して(S39)、本処理を終了する。
一方、カウンタ値が規定値の範囲内に含まれないときには(S36:No)、異常である旨の信号が信号出力部135dに出力される(S37)。そして、信号出力部135dからVDP134に対してリセット信号(動作異常情報)を出力する(S38)。動作異常情報については、図7と同様である。この後、時間計測を開始して(S39)、本処理を終了する。
図9を用いて、VsyncおよびHsyncを異常の判断の対象としたときの、判定IC135における動作について説明する。まず、Vsyncは、信号検出部135aのエッジ検出部135a1に入力される。そして、Vsyncのエッジ検出の状態に基づき、Vsyncの立下りから立上りまでの時間は、時間計測部135bのカウンタ135b1で計測され、立下りから次の立下りまでの時間はカウンタ135b2で計測される。
計測されたカウンタ値は比較判定部135cへ出力され、Vsyncの立下りから立上りまでの時間は、カウンタチェック部135c1で規定値(90〜110μs)の上限値および下限値と比較される。上限値を上回る場合および下限値を下回る場合は1(Hレベル信号,以下同じ)が出力され、上下限値の範囲内に含まれる場合は0(Lレベル信号,以下同じ)が出力される。そして、OR回路1351において、これら2つの信号の論理和が求められ、その結果がOR回路1353に出力される。
また、Vsyncの立下りから次の立下りまでの時間は、カウンタチェック部135c2で規定値(16.0〜17.0ms)の上限値および下限値と比較される。上限値を上回る場合および下限値を下回る場合は1が出力され、上下限値の範囲内に含まれる場合は0が出力される。そして、OR回路1352において、これら2つの信号の論理和が求められ、その結果がOR回路1353に出力される。
OR回路1353では、2つのOR回路1351および1352からの出力の論理和が求められて、信号出力部135dのOR回路135d1に出力される。この出力が1の場合にVsync異常と判断される。
同様に、Hsyncは、信号検出部135aのエッジ検出部135a2に入力される。そして、Hsyncの立下りから立上りまでの時間は、時間計測部135bのカウンタ135b3で計測され、立下りから次の立下りまでの時間はカウンタ135b4で計測される。
比較判定部135cでは、Hsyncの立下りから立上りまでの時間は、カウンタチェック部135c3で規定値(3.4〜4.3μs)の上限値および下限値と比較される。上限値を上回る場合および下限値を下回る場合は1が出力され、上下限値の範囲内に含まれる場合は0が出力される。そして、OR回路1354において、これら2つの信号の論理和が求められ、その結果がOR回路1356に出力される。
また、Hsyncの立下りから次の立下りまでの時間は、カウンタチェック部135c4で規定値(60〜70μs)の上限値および下限値と比較される。上限値を上回る場合および下限値を下回る場合は1が出力され、上下限値の範囲内に含まれる場合は0が出力される。そして、OR回路1355において、これら2つの信号の論理和が求められ、その結果がOR回路1356に出力される。
OR回路1356では、2つのOR回路1354および1355からの出力の論理和が求められて、信号出力部135dのOR回路135d1に出力される。この出力が1の場合にHsync異常と判断される。
信号出力部135dでは、OR回路135d1において、2つのOR回路1353および1356からの出力の論理和が求められる。この出力が1の場合に、Vsync,Hsyncのいずれか、すなわちVDP134が異常であると判断され、動作異常信号としてVDP134あるいは表示制御用CPU131へ出力される。
図10,図11を用いて、異常判断の変形例について説明する。なお、図10において、図3と同じ構成のものについては同一の符号を付与してあり、RAM132,プログラムROM133,キャラクタROM136,VRAM137とLVDSレシーバ82,LCD83は省略されている。図10の構成では、VDP134からは、パラレルのデジタルRGB信号がシリアルの差動信号に変換されたものが出力されるため、この作動信号からVsync,Hsync,あるいはDEを取り出すために、シリアルの低電圧差動信号をパラレルのデジタルRGB信号に変換して出力するLVDSレシーバ202(図3のLVDSレシーバ82と同様のもの)を、VDP134と判定IC135との間に介挿している。
図11に、VDP134とLVDSレシーバ202との接続構成を示す。VDP134は、パラレルのデジタルRGB信号をシリアルの低電圧差動信号として、特定の組み合わせで出力端子OUT0−,OUT0+,OUT1−,OUT1+,OUT2−,OUT2+,CLKOUT−,CLKOUT+,OUT3−,OUT3+に出力する。
上述の出力端子は、それぞれペアラインRXIN0−,RXIN0+,ペアラインRXIN1−,RXIN1+,ペアラインRXIN2−,RXIN2+,ペアラインRXCKIN,RXCKIN,ペアラインRXIN3−,RXIN3+の5組のペアラインの一端に接続され、各ペアラインの別の一端は、LVDSレシーバ202の入力端子IN0−,IN0+,IN1−,IN1+,IN2−,IN2+,CLKIN−,CLKIN+,IN3−,IN3+にそれぞれ接続されている。
LVDSレシーバ202は、特定の組み合わせで入力したシリアルの低電圧差動信号をパラレルのデジタルRGB信号に変換し、判定IC135へ出力する。図11のように、デジタルRGB信号には、RED0〜7,GREEN0〜7,BLUE0〜7,およびディスプレイイネーブル信号DE,垂直同期信号Vsync,水平同期信号Hsync等が含まれている。
判定IC135における異常判定については、図4〜図9と同様である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の一実施例であるパチンコ遊技機の正面模式図。 図1のパチンコ遊技機の制御ブロック図。 図2の表示制御回路および液晶表示装置の構成を示す図。 図3の判定ICの構成を示す図。 Vsync,Hsync,DEの信号波形の一例を示す図。 液晶表示装置における正常・異常時の表示例を示す図。 図3の判定ICにおける異常判断を説明するフロー図。 図3の判定ICにおける異常判断の別例を説明するフロー図。 図3の判定ICにおける信号の流れを示す図。 図2の表示制御回路の構成の別例を示す図。 図10のVDPとLVDSレシーバとの接続構成を示す図。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
130 表示制御回路
131 表示制御用CPU(表示制御手段)
134 VDP(画像処理手段)
135 判定IC(監視手段,動作異常情報出力手段)
135a 信号検出部
135b 時間計測部
135c 比較判定部
135d 信号出力部
200 表示制御基板
202 LVDSレシーバ

Claims (4)

  1. 所定条件の成立に基づいて実行された抽選処理による抽選結果を表示する表示手段を制御する表示制御回路に含まれ、
    前記表示制御回路を制御する表示制御手段と、
    前記表示制御手段の指示に従い、種々の画像データが記憶されている画像記憶手段から所定の画像データを読み出し、前記表示手段へ出力する画像処理手段と、
    前記画像処理手段から出力される表示信号のうち、予め定められた監視対象信号が予め設定された所定間隔で出力されているか否かを監視する監視手段と、
    前記監視手段が、前記監視対象信号が前記所定間隔で出力されていないことを検出したときに、前記画像処理手段が正常動作していない内容を含む動作異常情報を出力する動作異常情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 所定条件の成立に基づいて実行された抽選処理による抽選結果を表示する表示手段を制御する表示制御回路に含まれ、
    前記表示制御回路を制御する表示制御手段と、
    前記表示制御手段の指示に従い、種々の画像データが記憶されている画像記憶手段から所定の画像データを読み出し、前記表示手段へ出力する画像処理手段と、
    前記画像処理手段から出力される表示信号のうち、予め定められた監視対象信号の立下りから立上りまでの間隔、または立上りから立下りまでの間隔が予め設定された所定間隔であるか否かを監視する監視手段と、
    前記監視手段が、前記間隔が所定間隔でないことを検出したときに、前記画像処理手段が正常動作していない内容を含む動作異常情報を出力する動作異常情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  3. 前記動作異常情報出力手段は、前記画像処理手段をリセットするリセット信号を出力する請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記監視対象信号は、垂直同期信号,水平同期信号,および前記表示信号に含まれる画像信号に同期して出力されるデータイネーブル信号のうちの少なくとも1つ以上である請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の遊技機。
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