JP2017200667A - 排気処理装置、基板処理システム、及び、排気を処理する方法 - Google Patents

排気処理装置、基板処理システム、及び、排気を処理する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】排気処理装置の部品の交換頻度を低減すること。【解決手段】排気処理装置は、被処理体を洗浄する洗浄装置のチャンバから排出される汚染ガスを処理する排気処理装置である。排気処理装置は、汚染ガスに対して互いに異なる処理を行う複数の排気処理ユニットと、チャンバにおける洗浄処理を特定するレシピに応じて、複数の排気処理ユニットのうち一以上の排気処理ユニットを選択し、選択された一以上の排気処理ユニットのみによって汚染ガスが処理されるように、排気処理装置を制御する制御部と、選択された一以上の排気処理ユニットを通って出力されるガスをチャンバに循環するガスラインと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、排気処理装置、基板処理システム、及び、排気を処理する方法に関する。
半導体デバイスの製造工程では、洗浄装置によって被処理体の洗浄が行われている。このような洗浄装置として、回転する被処理体の表面に対して洗浄処理を施すものが知られている。例えば、特開2005−183768号公報には、洗浄液と窒素ガスとの混合流体を被処理体に吐出することで被処理体の表面を洗浄する洗浄装置が記載されている。また、特開2008−141043号公報には、洗浄液ノズルに供給される洗浄液と、ガスノズルに供給される窒素ガスとを、それぞれ被処理体に吐出することで被処理体の表面を洗浄する洗浄装置が記載されている。このような従来の洗浄装置では、通常、洗浄に利用された窒素ガスは、処理施設等において処理された後に廃棄される。
ところで、被処理体の処理に利用されたガスを再利用する試みがなされている。例えば、特開2010−58118号公報には、半導体プロセス装置において使用されたハロゲン含有ガスを処理する排気処理装置が記載されている。この排気処理装置は、複数の処理ユニットを有している。具体的には、この排気処理装置は、複数の処理ユニットとして、酸成分や不純物を除去する洗浄手段、ガス分離膜、除酸部、及び除湿部を備えている。これらの複数の処理ユニットは、直列に接続されている。この排気処理装置では、半導体プロセス装置からのハロゲン含有ガスがシステムポンプにてパージガスと混合されて、希釈ガスが生成される。希釈ガスは、複数の処理ユニットを順次通過する。これにより、再利用可能なパージガスが生成される。生成されたパージガスは、再びシステムポンプに戻され、ハロゲン含有ガスと混合されるパージガスとして再利用される。
特開2005−183768号公報 特開2008−141043号公報 特開2010−58118号公報
上述の処理装置では、排気が全ての処理ユニットを通るので、どの処理ユニットがどの程度汚染物質を処理したのかを判別することができない。したがって、複数の処理ユニットに含まれる部品(例えば、処理ユニットのフィルタといった濾過用部品)のうち寿命の短い部品に合わせて、全ての部品を交換することが必要である。
したがって、本技術分野においては、排気処理装置の部品の交換頻度を低減することが求められている。
一態様においては被処理体を洗浄する洗浄装置のチャンバから排出される汚染ガスを処理する排気処理装置が提供される。この排気処理装置は、複数の排気処理ユニット、制御部、及びガスラインを備える。複数の排気処理ユニットは、汚染ガスに対して互いに異なる処理を行う。制御部は、チャンバにおける洗浄処理を特定するレシピに応じて、複数の排気処理ユニットのうち一以上の排気処理ユニットを選択する。制御部は、選択された一以上の排気処理ユニットのみによって汚染ガスが処理されるように、排気処理装置を制御する。ガスラインは、選択された一以上の排気処理ユニットを通って出力されるガスをチャンバに循環する。
一態様に係る排気処理装置では、複数の排気処理ユニットのうち一以上の排気処理ユニットがレシピに応じて選択される。したがって、各処理ユニットにおいてどの程度汚染物質が処理されたかの判別が可能となる。また、選択された一以上の排気処理ユニットのみによって汚染ガスが処理される。即ち、汚染ガスに含まれる成分に応じた排気処理ユニットのみに汚染ガスが通される。故に、排気処理装置の濾過用部品の不要な交換を抑制することが可能であり、当該濾過用部品の交換頻度を低減することができる。
一実施形態において、排気処理装置は、複数の排気処理ユニットを順に接続するメインガスライン、複数の排気処理ユニットのそれぞれを迂回する複数のバイパスガスライン、及び、メインガスラインと複数のバイパスガスラインとの間に介在する複数の方向切替弁を更に備えていてもよく、制御部は、レシピに応じて複数の方向切替弁を制御してもよい。この実施形態では、方向切替弁の制御を行うことで、レシピに応じて選択された排気処理ユニットのみに汚染ガスを送ることができる。
一実施形態では、複数の排気処理ユニットは、汚染ガス中の酸性ガスを濾過する第1の排気処理ユニット、アルカリ性ガスを濾過する第2の排気処理ユニット、及び、有機溶剤に基づく揮発成分を濾過する第3の排気処理ユニットを含んでいてもよい。この実施形態では、酸性ガス、アルカリ性ガス、及び有機溶剤の揮発成分のうち一以上を含む汚染ガスを処理することができる。
一実施形態では、第1の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、制御部は、レシピに応じて特定される汚染ガス中の酸性ガスの濃度に応じて、第1の排気処理ユニットの複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された一以上のフィルタを汚染ガスが通るように第1の排気処理ユニットを制御してもよい。この実施形態では、酸性ガスをその濃度に応じて効率的に処理することができる。また、濃度に応じて選択されたフィルタのみに汚染ガスが通るので、各フィルタにおいてどの程度汚染物質が処理されたかの判別が可能となる。故に、濾過用部品の交換頻度を低減することができる。
一実施形態では、第2の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、制御部は、レシピに応じて特定される汚染ガス中のアルカリ性ガスの濃度に応じて、第2の排気処理ユニットの複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された一以上のフィルタを汚染ガスが通るように第2の排気処理ユニットを制御してもよい。この実施形態では、アルカリ性ガスをその濃度に応じて効率的に処理することができる。また、濃度に応じて選択されたフィルタのみに汚染ガスが通るので、各フィルタにおいてどの程度汚染物質が処理されたかの判別が可能となる。故に、濾過用部品の交換頻度を低減することができる。
一実施形態では、第3の排気処理ユニットは、活性炭フィルタ、及び、汚染ガスを紫外線によって処理する紫外線処理部、を含む複数の処理部を有し、制御部は、レシピに応じて特定される汚染ガス中の揮発成分の濃度に応じて、第3の排気処理ユニットの複数の処理部のうち一以上の処理部を選択し、選択された一以上の処理部を汚染ガスが通るように第3の排気処理ユニットを制御してもよい。この実施形態では、制御部は、揮発成分の濃度が第1の濃度以上であるときに、活性炭フィルタ及び紫外線処理部に順に汚染ガスが通るよう、第3の排気処理ユニットを制御し、揮発成分の濃度が第1の濃度よりも低いときに、紫外線処理部に汚染ガスが通るよう、第3の排気処理ユニットを制御してもよい。この実施形態では、有機溶剤を揮発成分の濃度に応じて効率的に処理することができる。また、濃度に応じて選択された処理部のみに汚染ガスが通るので、各処理部においてどの程度汚染物質が処理されたかの判別が可能となる。故に、処理部の交換頻度を低減することができる。
別の一態様においては、基板処理システムが提供される。この基板処理システムは、チャンバを有し、該チャンバ内において被処理体を洗浄する洗浄装置と、上述した一態様及び種々の実施形態の排気処理装置のうち何れかの排気処理装置と、チャンバから延び排気処理装置に接続する排気管とを備える。
更に別の一態様においては、被処理体を洗浄する洗浄装置のチャンバから排出される汚染ガスを排気処理装置を用いて処理する方法が提供される。排気処理装置は、複数の排気処理ユニットと、ガスラインとを備える。複数の排気処理ユニットは、汚染ガスに対して互いに異なる処理を行う。ガスラインは、複数の排気処理ユニットのうち少なくとも一つの排気処理ユニットを通って出力されるガスをチャンバに循環する。本方法は、チャンバにおける洗浄処理を特定するレシピに応じて選択される一以上の排気処理ユニットを汚染ガスが通るように排気処理装置を制御する工程と、一以上の排気処理ユニットにおいて汚染ガスを処理する工程と、一以上の排気処理ユニットから出力されるガスをチャンバに戻す工程と、を含む。
一実施形態では、排気処理装置は、複数の排気処理ユニットを順に接続するメインガスラインと、複数の排気処理ユニットのそれぞれを迂回する複数のバイパスガスラインと、メインガスラインと複数のバイパスガスラインとの間に介在する複数の方向切替弁と、を更に備えてもよく、排気処理装置を制御する工程では、レシピに応じて複数の方向切替弁が制御されてもよい。
一実施形態では、複数の排気処理ユニットは第1の排気処理ユニットを含み、第1の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、レシピに応じて特定される汚染ガス中の酸性ガスの濃度に応じて、第1の排気処理ユニットの複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された該一以上のフィルタを汚染ガスが通るように第1の排気処理ユニットを制御する工程を更に含んでもよい。
一実施形態では、複数の排気処理ユニットは第2の排気処理ユニットを含み、第2の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、レシピに応じて特定される汚染ガス中のアルカリ性ガスの濃度に応じて、第2の排気処理ユニットの複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された一以上のフィルタを汚染ガスが通るように第2の排気処理ユニットを制御する工程を更に含んでもよい。
一実施形態では、複数の排気処理ユニットは第3の排気処理ユニットを含み、第3の排気処理ユニットは、活性炭フィルタ、及び、汚染ガスを紫外線によって処理する紫外線処理部、を含む複数の処理部を有し、レシピに応じて特定される汚染ガス中の揮発成分の濃度に応じて、第3の排気処理ユニットの複数の処理部のうち一以上の処理部を選択し、選択された一以上の処理部を汚染ガスが通るように第3の排気処理ユニットを制御する工程を更に含んでもよい。
一実施形態では、第3の排気処理ユニットを制御する工程において、揮発成分の濃度が第1の濃度以上であるときに、活性炭フィルタ及び紫外線処理部に順に汚染ガスが通るよう、第3の排気処理ユニットが制御され、揮発成分の濃度が第1の濃度よりも低いときに、紫外線処理部に汚染ガスが通るよう、第3の排気処理ユニットが制御されてもよい。
本発明によれば、排気処理装置の部品の交換頻度を低減することができる。
一実施形態に係る基板処理システムの構成を示す図である。 図1に示す排気処理部の構成の一例を示す図である。 図2に示す酸処理ユニットの構成の一例を示す図である。 図2に示すアルカリ処理ユニットの構成の一例を示す図である。 図2に示す有機系処理ユニットの構成の一例を示す図である。 排気処理の方法の一実施形態を示すフローチャートである。 酸処理における処理条件設定を示すフローチャートである。 アルカリ処理における処理条件設定を示すフローチャートである。 有機系処理における処理条件設定を示すフローチャートである。 レシピと排気処理工程との関係を示すタイムチャートの一例である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図1は、一実施形態に係る基板処理システムの構成を示す図である。図1に示す基板処理システム1は、半導体基板等の被処理体の洗浄処理を行うシステムである。この基板処理システム1は、洗浄装置10、洗浄液供給源70、ガス供給源80、及び排気処理装置60を備えている。
洗浄装置10は、一以上のチャンバ11、及び制御部12を備えている。図1に示す実施形態では、洗浄装置10は、複数のチャンバ11を備えている。各チャンバ11は、その内部に空間を提供する容器である。各チャンバ11内には、被処理体が収容され、当該チャンバ11内において被処理体の洗浄が行われる。
これらチャンバ11には、洗浄液供給源70からの洗浄液が供給されるようになっている。このため、洗浄液供給源70と複数のチャンバ11との間には、複数の洗浄液ライン71が設けられている。洗浄液供給源70は、複数の洗浄液から選択される洗浄液を、各チャンバ11に対応の洗浄液ライン71を介して供給する。洗浄液供給源70によって供給される洗浄液は、例えば、純水、酸性系洗浄液、アルカリ性系洗浄液、及び有機系洗浄液を含み得る。一例では、洗浄液供給源70によって供給される洗浄液は、SC−1洗浄液、SC−2洗浄液、DHF洗浄液、及びイソプロピルアルコール(IPA)を含む。なお、SC−1洗浄液は、水、過酸化水素、及び水酸化アンモニウムを含む洗浄液であり、SC−2洗浄液は、水、塩酸、及び過酸化水素を含む洗浄液である。また、DHF洗浄液は、希フッ酸を含む洗浄液である。
各洗浄液ライン71には、洗浄液の流量を制御するための流量制御部72が設けられている。流量制御部72は、例えば、バルブと流量制御器とを含んでいる。流量制御部72によれば、各チャンバ11に供給される洗浄液の流量を調整することが可能である。
また、複数のチャンバ11には、ガス供給源80からのキャリアガス、例えば、窒素ガス又はドライエアが供給されるようになっている。このため、ガス供給源80と複数のチャンバ11との間には、ガスライン81が設けられている。各ガスライン81には、対応するチャンバ11に供給するキャリアガスの流量を調整するために、流量制御部82が設けられている。流量制御部82は、例えば、バルブ、及びマスフローコントローラといった流量制御器を有している。キャリアガスは、洗浄液を洗浄対象物に高圧で吹き付ける為のガスとして、及び/又は、チャンバ11内のガスを置換する為のガスとして使用される。
この洗浄装置10における洗浄処理は、制御部12によって制御される。制御部12は、CPUといった中央処理装置、レシピを記憶するためのメモリといった記憶手段、オペレータによる入力のための入力装置、及び、表示装置といった種々の要素を有するコンピュータ装置であり得る。制御部12は、洗浄装置10における洗浄処理の実行のために、当該洗浄処理を特定するためのレシピに基づいて、基板処理システム1の各部を制御する。このレシピは、各チャンバ11に供給される洗浄液及びキャリアガスの条件に関する種々の情報を含んでいる。例えば、レシピは、洗浄液の種別、濃度、流量、温度及び供給時間、並びにキャリアガスの流量及び供給時間といった情報を含む。制御部12は、レシピによって特定される種別の洗浄液が当該レシピによって特定される時間、チャンバ11に供給されるよう、洗浄液供給源70を制御する。また、制御部12は、レシピによって特定される流量で洗浄液がチャンバ11に供給されるよう、流量制御部72を制御する。また、制御部12は、レシピによって特定される流量で、レシピによって特定される時間、キャリアガスがチャンバ11に供給されるよう、流量制御部72を制御する。
この制御部12による制御に従って洗浄装置10において洗浄処理が実行されると、チャンバ11内においては、洗浄液とキャリアガスとの混合や、洗浄液からの蒸発などによって、洗浄液の成分が汚染物質としてキャリアガス中に含まれる。汚染物質は酸性系洗浄液ならば酸性ガス、アルカリ性系洗浄液ならばアルカリ性ガス、有機系洗浄液ならば有機系の揮発成分である。これらキャリアガス中の汚染物質の種類及び濃度は、洗浄液の種別、濃度、流量、温度及び供給時間、並びにキャリアガスの流量及び供給時間によって決まる。基板処理システム1では、チャンバ11内で汚染物質を含んだキャリアガスは、排気処理装置60に汚染ガスとして送られるようになっている。このため、複数のチャンバ11は、排気管11aを介して排気処理装置60と接続されている。排気管11aは、複数のチャンバ11からそれぞれ延びる複数の配管と、これら複数の配管が合流する一つの配管とを含んでいる。
排気処理装置60は、洗浄装置10から排出される汚染ガスを再利用可能な状態に処理し、処理後のガスを洗浄装置10に循環させる装置である。排気処理装置60は、排気処理部61、及び制御部62を備えている。排気処理部61には、排気管11aが接続されている。また、排気処理部61には、各チャンバ11に延びるガスライン63が接続されている。各チャンバ11で洗浄に使用された汚染ガスは、排気管11aを通って排気処理部61に送られる。汚染ガスは、排気処理部61にて処理される。これにより、再利用可能なガス、即ち、ガス供給源80から供給されるキャリアガスと同様のガスが生成される。排気処理部61によって生成されたガスは、ガスライン63を介して各チャンバ11に戻されるようになっている。
制御部62は、制御部12と同様にコンピュータ装置であり得る。制御部62は、排気処理部61の動作を制御する。洗浄装置10の制御部12と排気処理装置60の制御部62とは、例えば、通信線8によって相互に通信可能に接続されている。また、制御部12と制御部62とは、同期している。
図2は、排気処理部61の一例を示す図である。排気処理部61は、汚染ガスに対して互いに異なる処理を行う複数の排気処理ユニットを備えている。図2に示す排気処理部61は、酸性ガスを濾過する第1の排気処理ユニット(酸処理ユニット)100、アルカリ性ガスを濾過する第2の排気処理ユニット(アルカリ処理ユニット)200、有機溶剤に基づく揮発成分を濾過する第3の排気処理ユニット(有機系処理ユニット)300、及び、パーティクルを濾過する第4の排気処理ユニット(パーティクル処理ユニット)400を備えている。
排気処理部61は、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、第3の排気処理ユニット300及び第4の排気処理ユニット400を順に接続するメインガスライン64を有している。即ち、第1の排気処理ユニット100と第2の排気処理ユニット200とがメインガスライン64aで接続され、第2の排気処理ユニット200と第3の排気処理ユニット300とがメインガスライン64bで接続され、第3の排気処理ユニット300と第4の排気処理ユニット400とがメインガスライン64cで接続されている。第1の排気処理ユニット100には、チャンバ11から延びる排気管11aが接続している。第4の排気処理ユニット400には、各チャンバ11に延びるガスライン63が接続している。
また、排気処理部61には、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200及び第3の排気処理ユニット300のそれぞれを迂回する複数のバイパスガスライン65a〜65cが設けられている。バイパスガスライン65aは、排気管11aとメインガスライン64aとに接続している。バイパスガスライン65aと排気管11aとの間、及び、バイパスガスライン65aとメインガスライン64aとの間にはそれぞれ、方向切替弁66aが設けられている。方向切替弁66aが制御部62によって制御されることで、汚染ガスは、第1の排気処理ユニット100とバイパスガスライン65aとのいずれかを通るようになっている。同様に、バイパスガスライン65bは、方向切替弁66bを介してメインガスライン64aとメインガスライン64bに接続している。また、バイパスガスライン65cは、方向切替弁66cを介して、メインガスライン64bとメインガスライン64cに接続している。
これら複数の方向切替弁66a〜66cは、排気管11aから送られる汚染ガスの種類に応じて、制御部62によって制御される。即ち、制御部62は、上述したレシピに応じて、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、及び、第3の排気処理ユニット300のうち、選択された排気処理ユニットのみを汚染ガスが通るように、方向切替弁66a〜66cが制御される。なお、本実施形態では、洗浄装置10からの汚染ガスには、必ずパーティクルが含まれている。そのため、パーティクルを濾過する第4の排気処理ユニット400には迂回のためのバイパスガスラインが設けられていない。なお、第4の排気処理ユニット400にバイパスガスラインを設けることを妨げるものではない。
図3は、第1の排気処理ユニット100の一例を示す図である。第1の排気処理ユニット100は、複数のフィルタを備えている。例えば、第1の排気処理ユニット100は、汚染ガスに含まれる酸性ガスの濃度に対応した第1のフィルタ110、第2のフィルタ120、第3のフィルタ130、及び第4のフィルタ140を備えている。この例では、第1のフィルタ110が最も高い濃度に対応し、第2のフィルタ120、第3のフィルタ130、第4のフィルタ140の順に対応する濃度が低くなる。第1の排気処理ユニット100は、第1のフィルタ110、第2のフィルタ120、第3のフィルタ130、及び第4のフィルタ140を順に接続するメインガスライン25を有している。第1の排気処理ユニット100には、これら複数のフィルタのそれぞれを迂回する複数のバイパスガスライン26a〜26dが設けられている。各バイパスガスライン26a〜26dは、方向切替弁27を介してメインガスライン25に接続されている。制御部62は、汚染ガス中の酸性ガスの濃度に応じて、第1のフィルタ110、第2のフィルタ120、第3のフィルタ130、及び第4のフィルタ140のうち一以上のフィルタを汚染ガスが通るように方向切替弁27を制御する。
図4は、第2の排気処理ユニット200の一例を示す図である。第2の排気処理ユニット200は、複数のフィルタを備えている。例えば、第2の排気処理ユニット200は、汚染ガスに含まれるアルカリ性ガスの濃度に対応した第1のフィルタ210、第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、及び第4のフィルタ240を備えている。この例では、第1のフィルタ210が最も高い濃度に対応し、第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、第4のフィルタ240の順に対応する濃度が低くなる。第2の排気処理ユニット200は、第1のフィルタ210、第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、及び第4のフィルタ240を順に接続するメインガスライン35を有している。第2の排気処理ユニット200には、第1のフィルタ210、第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、及び第4のフィルタ240のそれぞれを迂回する複数のバイパスガスライン36a〜36dが設けられている。各バイパスガスライン36a〜36dは、方向切替弁37を介してメインガスライン35に接続されている。制御部62は、汚染ガス中のアルカリ性ガスの濃度に応じて、第1のフィルタ210、第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、及び第4のフィルタ240のうち一以上のフィルタを汚染ガスが通るように方向切替弁37を制御する。
第1の排気処理ユニット100及び第2の排気処理ユニット200に用いられる各フィルタは、酸性又はアルカリ性の汚染物質を濾過できる機能を備えていれば、特に限定されるものではない。例えば、ケミカルフィルタやスクラバなど、種々のフィルタを用いることができる。
図5は、第3の排気処理ユニット300の一例を示す図である。第3の排気処理ユニット300は、複数のフィルタを備えている。例えば、第3の排気処理ユニット300は、汚染ガスに含まれる揮発性有機化合物(VOC)の濃度に対応した複数の処理部を備えている。一実施形態では、第3の排気処理ユニット300は、第1の処理部310及び第2の処理部320を備えている。この例では、第1の処理部310が高い濃度に対応し、第2の処理部320が低い濃度に対応している。第3の排気処理ユニット300は、第1の処理部310及び第2の処理部320を接続するメインガスライン45を有している。第3の排気処理ユニット300には、第1の処理部310を迂回するバイパスガスライン46aと、第2の処理部320を迂回するバイパスガスライン46bとが設けられている。バイパスガスライン46a及びバイパスガスライン46bの各々は、方向切替弁47を介してメインガスライン45に接続されている。制御部62は、汚染ガス中のVOCの濃度に応じて、第1の処理部310及び第2の処理部320のうち一以上の処理部を汚染ガスが通るように方向切替弁47を制御する。
第3の排気処理ユニット300に用いられる各処理部は、VOCを濾過できる機能を備えていれば、特に限定されるものではない。一例として、第1の処理部310は活性炭の作用によってVOCを吸着する活性炭フィルタであり、第2の処理部320は紫外線によってVOCを分解する紫外線処理装置(紫外線処理部)である。
以下、排気処理装置60を用いて行われる排気処理の方法の一実施形態について、図6〜図9を参照しながら説明する。
排気処理装置60の排気処理のための図6に示す方法は、基板処理システム1における洗浄装置10の処理工程に伴って開始される。まず、図6に示すように、工程S1において、排気処理装置60の制御部62が、洗浄装置10の制御部12から各チャンバ11における洗浄処理を特定するレシピの読み込みを行う。
次いで、工程S2において、制御部62によって、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、及び第3の排気処理ユニット300のうち一以上の排気処理ユニットが選択される。選択される排気処理ユニットは、工程S1で取得されたレシピに応じて決定される。排気処理部61では、選択された排気処理ユニットのみに排気が通るように方向切替弁66a、方向切替弁66b、及び方向切替弁66cが制御される。
次いで、工程S3において、各排気処理ユニットの条件設定が行われる。この条件設定は、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、及び第3の排気処理ユニット300のうち、工程S2で選択された排気制御ユニットに対して実行される。工程S3における第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、及び第3の排気処理ユニット300に対する条件設定は、制御部62によって実行される。
図7は、第1の排気処理ユニット100における条件設定(工程S3)を示すフローチャートである。まず、工程S100において、汚染ガス中に含まれる酸性ガスの濃度が求められる。この濃度は、例えばレシピに記載された酸性洗浄液の種類、濃度、流量及び温度、並びに洗浄液とキャリアガスの供給時間などから計算される。この例では、汚染ガス中に含まれる酸性ガスの濃度が条件1〜条件4の中のどの範囲に入っているかが、レシピに基いて判定される。この判定では、例えば、基準となる3つの濃度C1a,C1b,C1c(任意単位)が用いられる。これらの濃度C1a,C1b,C1cは、「C1a<C1b<C1c」を満たす範囲内で、制御部62によって任意に設定可能である。濃度が、C1a未満であると判定されると、工程S110において、条件1用の制御が行われる。濃度が、C1a以上でありC1b未満であると判定されると、工程S120において、条件2用の制御が行われる。濃度が、C1b以上でありC1c未満であると判定されると、工程S130において、条件3用の制御が行われる。濃度が、C1c以上であると判定されると、工程S140において、条件4用の制御が行われる。
一例として、工程S110における条件1用の制御では、汚染ガスが第4のフィルタ140のみを通るように方向切替弁27が制御される。また、工程S120における条件2用の制御では、汚染ガスが第3のフィルタ130及び第4のフィルタ140のみを通るように方向切替弁27が制御される。また、工程S130における条件3用の制御では、汚染ガスが第2のフィルタ120、第3のフィルタ130、及び第4のフィルタ140のみを通るように方向切替弁27が制御される。また、工程S140における条件4用の制御では、汚染ガスが第1のフィルタ110、第2のフィルタ120、第3のフィルタ130、及び第4のフィルタ140の全てを通るように方向切替弁27が制御される。
図8は、第2の排気処理ユニット200における条件設定(工程S3)を示すフローチャートである。まず、工程S200において、汚染ガス中に含まれるアルカリ性ガスの濃度が求められる。この濃度は、例えばレシピに記載されたアルカリ性系洗浄液の種類、濃度、流量及び温度、並びに洗浄液とキャリアガスの供給時間などから計算される。この例では、汚染ガス中に含まれるアルカリ性ガスの濃度が条件1〜条件4の中のどの範囲に入っているかが、レシピに基いて判定される。この判定では、例えば、基準となる3つの濃度C2a,C2b,C2c(任意単位)が用いられる。これらの濃度C2a,C2b,C2cは、「C2a<C2b<C2c」を満たす範囲内で、制御部62によって任意に設定可能である。濃度が、C2a未満であると判定されると、工程S210において、条件1用の制御が行われる。濃度が、C2a以上でありC2b未満であると判定されると、工程S220において、条件2用の制御が行われる。濃度が、C2b以上でありC2c未満であると判定されると、工程S230において、条件3用の制御が行われる。濃度が、C2c以上であると判定されると、工程S140において、条件4用の制御が行われる。
一例として、工程S210における条件1用の制御では、汚染ガスが第4のフィルタ240のみを通るように方向切替弁37が制御される。また、工程S220における条件2用の制御では、汚染ガスが第3のフィルタ230及び第4のフィルタ240のみを通るように方向切替弁37が制御される。また、工程S230における条件3用の制御では、汚染ガスが第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、及び第4のフィルタ240のみを通るように方向切替弁37が制御される。また、工程S240における条件4用の制御では、汚染ガスが第1のフィルタ210、第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、及び第4のフィルタ240の全てを通るように方向切替弁37が制御される。
図9は、第3の排気処理ユニット300における条件設定(工程S3)を示すフローチャートである。まず、工程S300において、汚染ガス中に含まれるVOCの濃度が求められる。この濃度は、例えばレシピに記載された有機系洗浄液の種類、濃度、流量及び温度、並びに洗浄液とキャリアガスの供給時間などから計算される。この例では、汚染ガス中に含まれるVOCの濃度が条件1〜条件4の中のどの範囲に入っているかが、レシピに基いて判定される。この判定では、例えば、基準となる3つの濃度C3a,C3b,C3c(任意単位)が用いられる。これらの濃度C3a,C3b,C3cは、「C3a<C3b<C3c」を満たす範囲内で、制御部62によって任意に設定可能である。濃度が、C3a未満であると判定されると、工程S310において、条件1用の制御が行われる。濃度が、C3a以上でありC3b未満であると判定されると、工程S320において、条件2用の制御が行われる。濃度が、C3b以上でありC3c未満であると判定されると、工程S330において、条件3用の制御が行われる。濃度が、C3c以上であると判定されると、工程S340において、条件4用の制御が行われる。
一例として、工程S310における条件1用の制御では、汚染ガスが第2の処理部320のみを通るように方向切替弁47が制御される。また、工程S320における条件2用の制御では、汚染ガスが第2の処理部320のみを通るように方向切替弁47が制御され、さらに、第2の処理部320における汚染ガスの滞留時間が条件1の場合よりも長くなるように流量が制御される。また、工程S330における条件3用の制御では、汚染ガスが第1の処理部310及び第2の処理部320を通るように方向切替弁47が制御される。また、工程S340における条件4用の制御では、汚染ガスが第1の処理部310及び第2の処理部320を通るように方向切替弁47が制御され、さらに、第1の処理部310及び第2の処理部320における滞留時間が条件3よりも長くなるように流量が制御される。なお、第1の処理部310及び第2の処理部320における汚染ガスの滞留時間は、第1の処理部310及び第2の処理部320のそれぞれの下流に設けたポンプによって制御することが可能である。
再び図6を参照すると、続く工程S4において、排気処理装置60による排気処理が行われる。このとき、洗浄装置10からの汚染ガスは、第1〜第3の排気処理ユニットのうち工程S2で選択された排気処理ユニットと第4の排気処理ユニット400のみを通る。このように、レシピに応じて制御された排気処理部61を排気が通ることで、汚染物質が濾過されたガスが当該排気処理部61から出力される。
続く工程S5では、工程S4によって排気処理部61から出力されたガスが、ガスライン63を経由して各チャンバ11に循環される。
次いで、工程S6において、制御部62によって、洗浄装置10からの汚染ガスに含まれる汚染物質の種類に変更があるか否かが、レシピに応じて判定される。この実施形態では、汚染物質の種類を、酸性系、アルカリ性系及びVOCの3種類に分けており、この種類に変更があるかを判定している。判定の結果、汚染ガスの種類に変更が生じた場合には、工程S2に戻る。そして、工程S2において、変更された汚染物質の種類に応じて、排気処理ユニットが選択され、その後の処理が継続される。
工程S6において、汚染物質の種類に変更がないと判定された場合には工程S7に進む。工程S7では、全てのレシピの処理工程が終了したかが判定される。終了していない場合には、工程S3に進み、排気処理ユニットの条件に変更があれば、排気処理ユニットの再設定が行われる。
工程S7において、全てのレシピの処理工程が終了したと判定されると、制御部によって排気処理が終了される。
図10は、レシピと排気処理工程との関係を示すタイムチャートである。以下、このタイムチャートに従って排気処理の工程について、更に具体的に説明する。図10は、レシピR1に基づく洗浄処理が一つのチャンバ内で進行しており、これに並行して、異なるレシピR2に基づく洗浄処理が別のチャンバ11で進行している例を示している。図10に示すタイムチャートには、レシピR1及びレシピR2における処理工程の内容と、処理工程によって発生が予想される汚染ガス中の汚染物質の種類と、汚染物質の相対的な濃度変化とが示されている。さらに、図10に示すタイムチャートには、各排気処理ユニットのいずれに汚染ガスが流されているかが示されている。
図10の例では、工程S1において、まずレシピR1及びレシピR2が読み込まれる。レシピR1は、DHF洗浄、IPA乾燥の順に洗浄が行われる処理工程を備えている。より具体的には、DHF洗浄終了後に、純水によるリンスに切り替えられる。次に、リンス終了後にIPA乾燥に切り替えられる。IPA乾燥が終了すると、洗浄工程が終了となる。レシピR2は、SC−1洗浄、SC−2洗浄、IPA乾燥の順に洗浄が行われる処理工程を備えている。より具体的には、SC−1洗浄終了後に、純水によるリンスに切り替えられる。次に、リンス終了後にSC−2洗浄に切り替えられる。SC−1洗浄終了後には、再度、純水によるリンスに切り替えられる。そして、リンス終了後にIPA乾燥に切り替えられる。IPA乾燥が終了すると、洗浄工程が終了となる。
工程S1におけるレシピの読み込みが完了すると、工程S2に進む。レシピR1における最初の処理工程は、DHF洗浄である。この場合、汚染ガス中には汚染物質としてHFが含まれる。また、レシピR2における最初の処理工程はSC−1洗浄である。この場合、汚染ガス中には汚染物質としてNHが含まれる。このように、レシピR1及びレシピR2によれば、処理開始時t0における汚染ガスには、HF及びNHが含まれることが分かる。これにより、制御部62は、汚染ガスを通す排気処理ユニットして、酸性のHFを濾過することができる第1の排気処理ユニット20と、アルカリ性のNHを濾過することができる第2の排気処理ユニット200とを選択する。そして、排気処理部61では、選択された第1の排気処理ユニット100及び第2の排気処理ユニット200のみに排気が通るように方向切替弁66a,66b及び66cが制御される。排気は、第3の排気処理ユニット300を通ることなく、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200及び第4の排気処理ユニット400のみを通る。
続いて、工程S3において、工程S2で選択された第1の排気処理ユニット100及び第2の排気処理ユニット200についての条件設定が行われる。まず、工程S100及び工程S200において、処理開始時t0の汚染ガスにおけるHF及びNHの濃度が、条件1〜4のいずれの範囲に含まれるのかが、レシピR1及びレシピR2に基いて判定される。そして、判定された条件に従って第1の排気処理ユニット100及び第2の排気処理ユニット200が制御される。例えば、HFの濃度がC1c以上である場合には、第1の排気処理ユニット100が、条件4用に制御される。また、NHの濃度がC2b以上、C2c未満である場合には、第2の排気処理ユニット200が、条件3用に制御される。この状態で、工程S4の排気処理と、工程S5のガスの循環が行われる。
時間t0から時間t3までの間に、汚染物質の種類に変更はない。そのため、時間t3までは、工程S6で「No」と判定され、工程S7に進む。そして、工程S7において、全てのレシピの処理工程が終了していない(No)と判定され、工程S3に進む。工程S3において、濃度の条件に変更がある場合には、変更された条件に従って排気処理ユニットが制御される。図10の例では、時間t0から時間t1の間に、レシピR1及びレシピR2のいずれにおいても汚染物質の濃度に変化が生じていない。このため、排気処理ユニットの条件変更は行われない。一方、時間t1〜時間t3の間では、レシピR1及びレシピR2のいずれにおいても汚染物質の濃度が徐々に小さくなっている。そこで、このような濃度変化に従い、工程S100,S200において条件が変更されたと判定されたときには、各条件に従って第1の排気処理ユニット100及び第2の排気処理ユニット200が制御される。
時間t3になると、レシピR1の処理工程がDHF洗浄、切替及びリンスまで終わり、レシピR2の処理工程がSC−1洗浄、切替及びリンスまで終わる。時間t3までの汚染物質は酸性のHFとアルカリ性のNHである。制御部62は、レシピR1及びレシピR2に基いて、時間t3以降の汚染ガスに有機系(VOC)のIPA及び酸性のHClが含まれると判定する。すなわち、時間t3において、汚染物質の種類が酸性及びアルカリ性から酸性及び有機系に変更されることになる。これにより、工程S6において、制御部62は、時間t3に汚染ガスの種類に変更があると判定する。次いで、工程S2において第1の排気処理ユニット100、第3の排気処理ユニット300、及び第4の排気処理ユニット400のみを汚染ガスが流れるように方向切替弁が制御される。次いで、工程S3において、第1の排気処理ユニット100及び第3の排気処理ユニット300についての条件設定が行われる。例えば、HClの濃度がC1a以上、C2b未満である場合には、第1の排気処理ユニット100が、条件2用に制御される。また、IPAの濃度がC2c以上である場合には、第3の排気処理ユニット300が、条件4用に制御される。
以下、同様にして、時間t3から時間t6までは、工程S3によって第1の排気処理ユニット及び第3の排気処理ユニットの処理条件が再設定されながら、排気処理が継続される。時間t6から時間t7までは、工程S2によって第1の排気処理ユニット100及び第4の排気処理ユニット400のみに汚染ガスが流れるように制御される。また、時間t6から時間t7までは、HCl濃度の変化に応じて工程S3によって第1の排気処理ユニット100の条件が再設定される。そして、時間t7から時間t10までは、工程S2によって第3の排気処理ユニット300及び第4の排気処理ユニット400のみに汚染ガスが流れるように制御される。また、時間t7から時間t10までは、VOC濃度の変化に応じて工程S3によって第3の排気処理ユニット300の条件が再設定される。
時間t10になると、レシピR1及びレシピR2のいずれも全ての処理工程を終えている。よって、工程S7において、「Yes」と判定され、排気処理が終了する。
上述した排気処理装置60を含む基板処理システム1では、洗浄装置10からの汚染ガスを処理する排気処理ユニットがレシピに応じて選択され、選択された排気処理ユニットのみに汚染ガスが通される。また、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、第3の排気処理ユニット300、及び第4の排気処理ユニット400のそれぞれにおいて処理された汚染物質の濃度や総量の判別が可能となる。したがって、判別された結果に応じて各排気処理ユニットのメンテナンスを行うことができる。故に、各排気処理ユニットの濾過用の部品の不要な交換を抑制すことができ、排気処理装置60の部品の交換頻度を低減することができる。
また、一実施形態では、排気処理装置60は、第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、及び第3の排気処理ユニット300のそれぞれを迂回するバイパスガスライン65a,65b,65cと、メインガスライン64とバイパスガスライン65a,65b,65cとの間に介在する方向切替弁66a〜66cとを備えている。この実施形態では、制御部62は、レシピに応じて方向切替弁66a〜66cを制御する。方向切替弁66a〜66cの制御が行われることで、排気処理ユニットの選択を容易に行うことができる。
また、一実施形態では、第1の排気処理ユニット100は、複数のフィルタ(第1のフィルタ110、第2のフィルタ120、第3のフィルタ130、第4のフィルタ140)を有している。また、制御部62は、レシピから特定される酸性ガスの濃度に応じて、複数のフィルタから選択されるフィルタの組み合わせを変更する。これにより、酸性ガスをその濃度に応じて効率的に処理することができる。また、濃度に応じて選択されたフィルタのみに汚染ガスが通るため、各フィルタにおいてどの程度汚染物質が処理されたかの判別が可能となる。故に、フィルタの交換頻度を低減することができる。例えば、低濃度の酸性ガスのみを処理する場合には、高濃度に対応した第1のフィルタ110が使用される頻度が低くなる。この場合、第1のフィルタ110の交換頻度を低減することができる。
また、一実施形態では、第2の排気処理ユニット200は、複数のフィルタ(第1のフィルタ210、第2のフィルタ220、第3のフィルタ230、第4のフィルタ240)を有している。また、制御部62は、レシピから特定されるアルカリ性ガスの濃度に応じて、複数のフィルタから選択されるフィルタの組み合わせを変更する。これにより、アルカリ性ガスをその濃度に応じて効率的に処理することができる。また、濃度に応じて選択されたフィルタのみに汚染ガスが通るため、各フィルタにおいてどの程度汚染物質が処理されたかの判別が可能となる。故に、フィルタの交換頻度を低減することができる。例えば、低濃度のアルカリ性ガスのみを処理する場合には、高濃度に対応した第1のフィルタ210が使用される頻度が低くなる。この場合、第1のフィルタ210の交換頻度を低減することができる。
また、一実施形態では、第3の排気処理ユニット300は、活性炭フィルタである第1の処理部310と紫外線処理装置である第2の処理部320を有している。また、制御部62は、レシピから特定されるVOC濃度に応じて、第1の処理部310と第2の処理部320の両方を使用するか、第2の処理部320のみ使用するかを選択する。制御部62は、VOC濃度が高い場合には、第1の処理部310及び第2の処理部320に順に汚染ガスが通るよう制御し、VOC濃度が低いときには、第2の処理部320のみに汚染ガスが通るよう制御している。これにより、VOCの濃度に応じた効率的な処理を行うことができる。また、第1の処理部310と第2の処理部320とのそれぞれによってどの程度汚染物質が処理されたかの判別が、レシピから可能となる。故に、第1の処理部310及び第2の処理部320の交換頻度を低減することができる。
洗浄装置では、多様な方法で被処理体の洗浄が行われる。したがって、従来、洗浄装置の汚染ガスを処理する為には、汚染ガスに含まれることが想定される全ての汚染物質に対応すべく大型の排気処理施設が必要となっていた。一方、一実施形態の排気処理装置60は、洗浄装置10における洗浄処理を特定するレシピに応じて選択される第1の排気処理ユニット100、第2の排気処理ユニット200、第3の排気処理ユニット300、及び第4の排気処理ユニット400を備える。このように、排気処理装置60を予めレシピが判明している洗浄装置10の専用装置とすることで、排気処理ユニットを最適化することができる。したがって、排気処理装置60を小型化することが可能となり、例えば洗浄装置10と排気処理装置とを隣接して設置することができる。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、排気処理ユニットによって処理される汚染物質として、酸性ガス、アルカリ性ガス、VOC及びパーティクルを挙げたが、これに限定されるものではない。
また、各排気処理ユニットにおけるフィルタ及び処理部の構成も実施形態の例に限定されるものではない。例えば、各排気処理ユニットにおいては、必ずしも複数のフィルタ及び処理部を必要とするものではない。また、複数のフィルタ及び処理部を備える場合であっても、例えば、複数のフィルタ及び処理部の構成は、処理の対象となる汚染物質の濃度に応じて切替可能であればよい。
また、洗浄装置10と排気処理装置60とが、別個の制御部12及び制御部62を備える例を示したが、これに限定されない。例えば、洗浄装置と排気処理装置とが共通の制御部によって制御されてもよい。
1…基板処理システム、10…洗浄装置、11…チャンバ、11a…排気管、27…方向切替弁、37…方向切替弁、47…方向切替弁、60…排気処理装置、61…排気処理部、62…制御部、63…ガスライン、64…メインガスライン、66a〜66c…方向切替弁、100…第1の排気処理ユニット、110,120,130,140…フィルタ、200…第2の排気処理ユニット、210,220,230,240…フィルタ、300…第3の排気処理ユニット、310…第1の処理部(活性炭フィルタ)、320…第2の処理部(紫外線処理部)。

Claims (14)

  1. 被処理体を洗浄する洗浄装置のチャンバから排出される汚染ガスを処理する排気処理装置であり、
    前記汚染ガスに対して互いに異なる処理を行う複数の排気処理ユニットと、
    前記チャンバにおける洗浄処理を特定するレシピに応じて、前記複数の排気処理ユニットのうち一以上の排気処理ユニットを選択し、選択された該一以上の排気処理ユニットのみによって前記チャンバからの前記汚染ガスが処理されるように、前記排気処理装置を制御する制御部と、
    選択された前記一以上の排気処理ユニットを通って出力されるガスを前記チャンバに循環するガスラインと、
    を備える排気処理装置。
  2. 前記複数の排気処理ユニットを順に接続するメインガスラインと、
    前記複数の排気処理ユニットのそれぞれを迂回する複数のバイパスガスラインと、
    前記メインガスラインと複数のバイパスガスラインとの間に介在する複数の方向切替弁と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記レシピに応じて前記複数の方向切替弁を制御する、
    請求項1に記載の排気処理装置。
  3. 前記複数の排気処理ユニットは、前記汚染ガス中の酸性ガスを濾過する第1の排気処理ユニット、
    アルカリ性ガスを濾過する第2の排気処理ユニット、及び、
    有機溶剤に基づく揮発成分を濾過する第3の排気処理ユニットを含む、
    請求項1又は2に記載の排気処理装置。
  4. 前記第1の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、
    前記制御部は、前記レシピに応じて特定される前記汚染ガス中の前記酸性ガスの濃度に応じて、前記第1の排気処理ユニットの前記複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された該一以上のフィルタを前記汚染ガスが通るように前記第1の排気処理ユニットを制御する、
    請求項3に記載の排気処理装置。
  5. 前記第2の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、
    前記制御部は、前記レシピに応じて特定される前記汚染ガス中の前記アルカリ性ガスの濃度に応じて、前記第2の排気処理ユニットの前記複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された該一以上のフィルタを前記汚染ガスが通るように前記第2の排気処理ユニットを制御する、
    請求項3又は4に記載の排気処理装置。
  6. 前記第3の排気処理ユニットは、活性炭フィルタ、及び、前記汚染ガスを紫外線によって処理する紫外線処理部、を含む複数の処理部を有し、
    前記制御部は、前記レシピに応じて特定される前記汚染ガス中の前記揮発成分の濃度に応じて、前記第3の排気処理ユニットの前記複数の処理部のうち一以上の処理部を選択し、選択された該一以上の処理部を前記汚染ガスが通るように前記第3の排気処理ユニットを制御する、
    請求項4〜5の何れか一項に記載の排気処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記揮発成分の濃度が第1の濃度以上であるときに、前記活性炭フィルタ及び前記紫外線処理部に順に前記汚染ガスが通るよう、前記第3の排気処理ユニットを制御し、
    前記揮発成分の濃度が前記第1の濃度よりも低いときに、前記紫外線処理部に前記汚染ガスが通るよう、前記第3の排気処理ユニットを制御する、
    請求項6に記載の排気処理装置。
  8. チャンバを有し、該チャンバ内において被処理体を洗浄する洗浄装置と、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の排気処理装置と、
    前記チャンバから延び前記排気処理装置に接続する排気管と、
    を備える、基板処理システム。
  9. 被処理体を洗浄する洗浄装置のチャンバから排出される汚染ガスを排気処理装置を用いて処理する方法であって、
    前記排気処理装置は、
    前記汚染ガスに対して互いに異なる処理を行う複数の排気処理ユニットと、
    前記複数の排気処理ユニットのうち少なくとも一つの排気処理ユニットを通って出力されるガスを前記チャンバに循環するガスラインと、
    を備え、該方法は、
    チャンバにおける洗浄処理を特定するレシピに応じて選択される一以上の排気処理ユニットを前記汚染ガスが通るように前記排気処理装置を制御する工程と、
    前記一以上の排気処理ユニットにおいて前記排気を処理する工程と、
    前記一以上の排気処理ユニットから出力されるガスを前記チャンバに戻す工程と、
    を含む方法。
  10. 前記排気処理装置は、
    前記複数の排気処理ユニットを順に接続するメインガスラインと、
    前記複数の排気処理ユニットのそれぞれを迂回する複数のバイパスガスラインと、
    前記メインガスラインと前記複数のバイパスガスラインとの間に介在する複数の方向切替弁と、
    を更に備え、
    前記排気処理装置を制御する工程では、前記レシピに応じて前記複数の方向切替弁が制御される、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記複数の排気処理ユニットは第1の排気処理ユニットを含み、
    該第1の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、
    前記レシピに応じて特定される前記汚染ガス中の酸性ガスの濃度に応じて、前記第1の排気処理ユニットの前記複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された該一以上のフィルタを前記汚染ガスが通るように前記第1の排気処理ユニットを制御する工程を更に含む、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記複数の排気処理ユニットは第2の排気処理ユニットを含み、
    該第2の排気処理ユニットは、複数のフィルタを有し、
    前記レシピに応じて特定される前記汚染ガス中のアルカリ性ガスの濃度に応じて、前記第2の排気処理ユニットの前記複数のフィルタのうち一以上のフィルタを選択し、選択された該一以上のフィルタを前記汚染ガスが通るように前記第2の排気処理ユニットを制御する工程を更に含む、
    請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記複数の排気処理ユニットは第3の排気処理ユニットを含み、
    該第3の排気処理ユニットは、活性炭フィルタ、及び、前記汚染ガスを紫外線によって処理する紫外線処理部、を含む複数の処理部を有し、
    前記レシピに応じて特定される前記汚染ガス中の揮発成分の濃度に応じて、前記第3の排気処理ユニットの前記複数の処理部のうち一以上の処理部を選択し、選択された該一以上の処理部を前記汚染ガスが通るように前記第3の排気処理ユニットを制御する工程を更に含む、
    請求項10〜12の何れか一項に記載の方法。
  14. 前記第3の排気処理ユニットを制御する工程において、
    前記揮発成分の濃度が第1の濃度以上であるときに、前記活性炭フィルタ及び前記紫外線処理部に順に前記汚染ガスが通るよう、前記第3の排気処理ユニットが制御され、
    前記揮発成分の濃度が前記第1の濃度よりも低いときに、前記紫外線処理部に前記汚染ガスが通るよう、前記第3の排気処理ユニットが制御される、
    請求項13に記載の方法。
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