JP2017196879A - インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法 - Google Patents

インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017196879A
JP2017196879A JP2016091984A JP2016091984A JP2017196879A JP 2017196879 A JP2017196879 A JP 2017196879A JP 2016091984 A JP2016091984 A JP 2016091984A JP 2016091984 A JP2016091984 A JP 2016091984A JP 2017196879 A JP2017196879 A JP 2017196879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
mold label
mold
straight
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016091984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6986828B2 (ja
Inventor
紀幸 浅川
Noriyuki Asakawa
紀幸 浅川
石原 智幸
Tomoyuki Ishihara
智幸 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2016091984A priority Critical patent/JP6986828B2/ja
Publication of JP2017196879A publication Critical patent/JP2017196879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6986828B2 publication Critical patent/JP6986828B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】容器本体の外周面にインモールドラベルを精度良く貼着する。【解決手段】インモールドラベル付き容器10は、外周面において容器軸O方向に互いに異なる位置に、容器軸O方向に沿う縦断面視において直線状に延びるストレート部16と、縦断面視においてストレート部16とは異なる形状をなす異形状部17と、が形成された容器本体11と、容器本体11の外周面において、ストレート部16および異形状部17にわたって一体に貼着されたインモールドラベル12と、を備え、ストレート部16においてインモールドラベル12が貼着された部分には、周条部24が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法に関する。
従来から、容器本体と、容器本体の外周面に一体に貼着されたインモールドラベルと、を備えるインモールドラベル付き容器が知られている。この種のインモールドラベル付き容器の製造方法として、下記特許文献1に記載の方法が知られている。この方法は、インモールドラベル付き容器を、キャビティを有する金型を用いて射出成型する。
特開2005−28833号公報
しかしながら、インモールドラベル付き容器として、容器本体の外周面に、容器軸方向に沿う縦断面視において直線状とは異なる形状をなす異形状部が形成されている容器を製造する場合、前記従来の製造方法では以下に示す問題がある。すなわち、キャビティの内面において異形状部を形成する部分にインモールドラベルを配置した状態で、キャビティ内に成形材料を射出するときに、キャビティの内面とインモールドラベルとが位置ずれするという不具合や、インモールドラベルにしわが形成されるという問題が生じる。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、容器本体の外周面にインモールドラベルを精度良く貼着することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るインモールドラベル付き容器は、外周面において容器軸方向に互いに異なる位置に、容器軸方向に沿う縦断面視において直線状に延びるストレート部と、前記縦断面視において前記ストレート部とは異なる形状をなす異形状部と、が形成された容器本体と、前記容器本体の外周面において、前記ストレート部および前記異形状部にわたって一体に貼着されたインモールドラベルと、を備え、前記ストレート部において前記インモールドラベルが貼着された部分には、周条部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るインモールドラベル付き容器は、外周面において容器軸方向に互いに異なる位置に、容器軸方向に沿う縦断面視において直線状に延びるストレート部と、前記縦断面視において前記ストレート部とは異なる形状をなす異形状部と、が形成された容器本体と、前記容器本体の外周面において、前記ストレート部および前記異形状部にわたって貼着されたインモールドラベルと、を備えるインモールドラベル付き容器を、キャビティを有する金型を用いて射出成型するインモールドラベル付き容器の製造方法であって、前記キャビティの内面において前記ストレート部を形成する第1形成部と、前記異形状部を形成する第2形成部と、にわたって前記インモールドラベルを配置する配置工程と、
前記キャビティの内面において前記第1形成部に開口する吸引孔から前記インモールドラベルを吸引した状態で、前記キャビティに、前記容器本体を形成する成形材料を射出する射出工程と、を有することを特徴とする。
これらの発明によれば、キャビティの内面において第1形成部に開口する吸引孔からインモールドラベルを吸引した状態で、キャビティに、容器本体を形成する成形材料を射出する。その結果、ストレート部においてインモールドラベルが貼着された部分に、吸引跡としての周条部が形成される。
ここで第1形成部は、ストレート部を形成する。したがって、この第1形成部に開口する吸引孔からインモールドラベルを吸引することで、例えば、第2形成部に開口する吸引孔からインモールドラベルを吸引する場合などに比べて、インモールドラベルをキャビティの内面に密着させ易くすることができる。その結果、インモールドラベルをキャビティの内面に、高精度に位置決めした状態で配置することができる。これにより、容器本体の外周面にインモールドラベルを精度良く貼着することが可能になり、異形状部とインモールドラベルとの位置ずれを抑え、インモールドラベルにしわが形成されるのを抑えることができる。なお、ストレート部には周条部が形成されるものの、この周条部は、前記しわ等とは異なり、位置や形状、大きさを調整することが可能であり、インモールドラベル付き容器の外観性に与える影響を抑えることができる。
本発明に係るインモールドラベル付き容器では、前記ストレート部は、前記容器本体の外周面における容器軸方向の端部に配置されていてもよい。
この場合、ストレート部が、容器本体の外周面における容器軸方向の端部に配置されている。したがって、このストレート部に周条部が形成されていても、インモールドラベル付き容器の外観性を確保することができる。
本発明に係るインモールドラベル付き容器では、前記ストレート部は、前記容器本体の外周面における下端部に配置されていてもよい。
この場合、ストレート部が、容器本体の外周面における下端部に配置されている。したがって、このストレート部に周条部が形成されていても、インモールドラベル付き容器の外観性を一層確保することができる。
本発明によれば、容器本体の外周面にインモールドラベルを精度良く貼着することができる。
本発明の一実施形態に係るインモールドラベル付き容器の正面図である。 図1に示すインモールドラベル付き容器の縦断面図である。 図1に示すインモールドラベル付き容器の製造方法を説明する図である。 本発明の変形例に係るインモールドラベル付き容器の正面図である。 図4に示すインモールドラベル付き容器の縦断面図である。 図4に示すインモールドラベル付き容器の斜視図である。 本発明の参考例に係るインモールドラベル付き容器の正面図である。 図7に示すインモールドラベル付き容器の縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明に係るインモールドラベル付き容器について説明する。
図1および図2に示すように、インモールドラベル付き容器10は、容器本体11と、インモールドラベル12と、を備えている。
容器本体11は、内容物を収容する。容器本体11は、有底筒状に形成されている。以下では、容器本体11の軸線を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿う容器本体11の底部14側を下側、これとは反対側を上側という。容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体11は、胴部13と、底部14と、を備えている。
胴部13は、全体として下方から上方に向かうに従い漸次拡径する筒状に形成されている。胴部13の上端開口縁には、径方向の外側に向けて突出するフランジ部15が設けられている。胴部13は、容器軸Oに直交する横断面視において、全体として真円形状に形成されている。胴部13の外周面は、容器本体11の外周面を形成している。
底部14は、胴部13の下端部を閉塞している。底部14は、表裏面が容器軸O方向を向く板状に形成されている。底部14は、胴部13の下端開口縁よりも上方に配置されている。胴部13は、底部14よりも下方に向けて突出している。
容器本体11の外周面には、ストレート部16と、異形状部17と、が形成されている。ストレート部16および異形状部17は、外周面において容器軸O方向に互いに異なる位置に形成されている。ストレート部16および異形状部17は、周方向の全周にわたって形成されている。
ストレート部16は、容器本体11の外周面における容器軸O方向の端部に配置されている。ストレート部16は、容器本体11の外周面における上端部および下端部に配置されている。異形状部17は、容器本体11の外周面において、容器軸O方向の両端部の間に位置する中央部に設けられている。
ストレート部16は、容器軸O方向に沿う縦断面視において直線状に延びている。ストレート部16では、その周方向の全周にわたって、前記縦断面視における容器軸O方向の変化量に対する径方向の変化量(以下、「縦断面視における変化の割合」という。)が、容器軸O方向の位置によらず一定である。
異形状部17は、前記縦断面視においてストレート部16とは異なる形状をなす。異形状部17では、その周方向の少なくとも一部分において、縦断面視における変化の割合が、容器軸O方向の位置によって異なる。
異形状部17には、一方向に沿って延びる第1凹溝18と、前記一方向に交差する他方向に沿って延びる第2凹溝19と、がそれぞれ複数ずつ形成されている。第1凹溝18および第2凹溝19はそれぞれ、インモールドラベル付き容器10を径方向から見た正面視において、容器軸O方向および周方向の双方に対して傾斜する方向に沿って延びている。
第1凹溝18および第2凹溝19は、前記正面視において、互いに周方向に反転変形した形状をなす。第1凹溝18および第2凹溝19はそれぞれ、周方向に同等の間隔をあけて複数ずつ設けられている。第1凹溝18および第2凹溝19は、異形状部17の全域に配置されている。
異形状部17には、これらの両凹溝18、19により単位構成面部20が複数区画されている。単位構成面部20は、前記正面視で矩形状を呈する。各単位構成面部20は、前記正面視で周方向に長い菱形状を呈している。各単位構成面部20が有する4つの角部21は、第1凹溝18と第2凹溝19との交差部分である。
単位構成面部20には、2つの稜線部22が形成されている。2つの稜線部22は、互いに対向する二対の角部21を各別に結び、各単位構成面部20を4の傾斜面23に区画している。各単位構成面部20では、2つの稜線部22が交差する中央(以下、「交差部分」という。)が最も前記径方向の外方に位置し、かつ両凹溝18、19に連なる外縁が最も径方向の内方に位置している。
2つの稜線部22のうち、容器軸O方向に延びる稜線部22は、容器軸O方向に沿う縦断面視において、径方向の外側に向けて凸となり前記交差部分が頂点をなす三角形状に形成されている。なお本実施形態では、前記三角形において頂点を形成する一対の辺部(稜線部22)が曲線状であるが、直線状であってもよい。
インモールドラベル12は、容器本体11の外周面に一体に貼着されている。インモールドラベル12は、容器本体11の外周面において、ストレート部16および異形状部17にわたって一体に貼着されている。インモールドラベル12は、容器本体11の外周面に巻きつくように貼着されている。インモールドラベル12の周方向の両端部は、周方向に間隔をあけて配置されている。
インモールドラベル12の上端部は、容器本体11の外周面の上端部に形成されたストレート部16に配置されている。インモールドラベル12の下端部は、容器本体11の外周面の下端部に形成されたストレート部16に配置されている。
そして本実施形態では、ストレート部16においてインモールドラベル12が貼着された部分には、周条部24が形成されている。周条部24は、複数のストレート部16のうち、容器本体11の外周面における下端部に配置されたストレート部16に形成されている。周条部24は、径方向の外側に突出している。
周条部24は、環状に形成されている。周条部24は、ストレート部16の全周にわたって直線状に延びている。周条部24は、周方向の全周にわたって連続して延びている。周条部24は、ストレート部16においてインモールドラベル12が貼着された部分だけでなく、インモールドラベル12が貼着されていない部分にも形成されている。周条部24は、後述するように吸引跡である。
なお本実施形態では、周条部24が形成されたストレート部16(下側のストレート部16)における上端縁の高さ位置(胴部13の下端縁からの容器軸O方向の距離)を8mmとしたときに、周条部24の高さ位置を、例えば6.4mmとすることが可能である。
次に、前記インモールドラベル付き容器の製造方法について説明する。
この製造方法では、図3に示すように、金型30を用いてインモールドラベル付き容器10を射出成型する。
金型30は、雄型31と、雌型32と、キャビティ33と、を備えている。雄型31および雌型32は、互いに組み合わされ、両者の間にキャビティ33を形成する。
雄型31は、雌型32内に進入する進入突部34を有する。進入突部34は、胴部13の内周面のうち、底部14よりも上側に位置する部分と、底部14の上面と、を形成する。雌型32は、胴部13の内周面のうち、底部14よりも下側に位置する部分および底部14の下面と、胴部13の外周面と、を形成する。
雌型32は、内型35と、外型36と、に分割される。内型35は、進入突部34に対向する。内型35は、胴部13の内周面および底部14の下面を形成する。外型36は、リング状に形成され、内型35の外側に配置されている。外型36は、胴部13の外周面を形成する。
金型30の内面は、第1形成部37と、第2形成部38と、を備えている。第1形成部37は、ストレート部16を形成する。第2形成部38は、異形状部17を形成する。第1形成部37および第2形成部38は、外型36に形成されている。
金型30には、吸引孔39と、ゲート孔40と、が形成されている。
吸引孔39は、キャビティ33の内面において第1形成部37に開口する。吸引孔39は、外型36に形成されている。吸引孔39は、外型36の全周にわたって設けられている。吸引孔39は、外型36を第1分割型41と第2分割型42とに分割している。
ゲート孔40は、内型35において底部14の下面を形成する部分に開口している。ゲート孔40は、容器本体11を形成する成形材料をキャビティ33に射出する。
本実施形態に係る製造方法では、第1形成部37と第2形成部38とにわたってインモールドラベル12を配置する配置工程を実施する。このとき本実施形態では、帯状のインモールドラベル12を筒状にして雌型32内に配置する。なお、帯状のインモールドラベル12を筒状にするのに代えて、予め筒状に形成されたインモールドラベル12を採用することも可能である。
そして、雌型32および雄型31を組み合わせてキャビティ33を形成する形成工程を実施する。その後、吸引孔39からインモールドラベル12を吸引した状態で、キャビティ33に成形材料を射出する射出工程を実施する。このとき、成形材料はゲート孔40から射出される。
成形材料が硬化すると、インモールドラベル付き容器10が形成される。このインモールドラベル付き容器10では、吸引孔39からの吸引跡としての前記周条部24が、ストレート部16に形成される。
その後、インモールドラベル付き容器10から雄型31および雌型32を離脱させることで、インモールドラベル付き容器10を金型30から取り出す。
以上説明したように、本実施形態に係るインモールドラベル付き容器10によれば、キャビティ33の内面において第1形成部37に開口する吸引孔39からインモールドラベル12を吸引した状態で、キャビティ33に、容器本体11を形成する成形材料を射出する。その結果、ストレート部16に、吸引跡としての周条部24が形成される。
ここで第1形成部37は、ストレート部16を形成する。したがって、この第1形成部37に開口する吸引孔39からインモールドラベル12を吸引することで、例えば、第2形成部38に開口する吸引孔39からインモールドラベル12を吸引する場合などに比べて、インモールドラベル12をキャビティ33の内面に密着させ易くすることができる。その結果、インモールドラベル12をキャビティ33の内面に、高精度に位置決めした状態で配置することができる。これにより、容器本体11の外周面にインモールドラベル12を精度良く貼着することが可能になり、異形状部17とインモールドラベル12との位置ずれを抑え、インモールドラベル12にしわが形成されるのを抑えることができる。なお、ストレート部16には周条部24が形成されるものの、この周条部24は、前記しわ等とは異なり、位置や形状、大きさを調整することが可能であり、インモールドラベル付き容器10の外観性に与える影響を抑えることができる。
また、ストレート部16が、容器本体11の外周面における容器軸O方向の端部に配置されている。したがって、このストレート部16に周条部24が形成されていても、インモールドラベル付き容器10の外観性を確保することができる。
さらに、ストレート部16が、容器本体11の外周面における下端部に配置されている。したがって、このストレート部16に周条部24が形成されていても、インモールドラベル付き容器10の外観性を一層確保することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
異形状部17は、前記実施形態に示した形態に限られない。例えば、図4から図6に示すようなインモールドラベル付き容器50であってもよい。このインモールドラベル付き容器50では、異形状部17が、凹凸部51を備えている。凹凸部51は、容器軸O方向に延びるとともに互いに形状が異なる複数の凹部および凸部を備えている。本変形例では、周条部24が形成されたストレート部16における上端縁の高さ位置を6mmとしたときに、周条部24の高さ位置を、例えば5.5mmとすることが可能である。
なお図4では、凹凸部51が形成されている領域をハッチングしており、凹凸部51の具体的な形態は図6に示している。ただし図6では、周条部24の図示を省略している。
ここで、図7および図8に示すような、本発明の参考例に係るインモールドラベル付き容器100は、異形状部17を備えていない。このインモールドラベル付き容器100では、容器本体11の外周面には、複数のストレート部16が形成されている。複数のストレート部16は、下側の第1ストレート部101と、上側の第2ストレート部102と、を備えている。
第1ストレート部101は、第2ストレート部102よりも容器軸O方向に小さい。容器軸O方向に沿う縦断面視において、第1ストレート部101の容器軸Oに対する傾斜角度は、第2ストレート部102の容器軸Oに対する傾斜角度よりも小さい。第1ストレート部101と第2ストレート部102とは、屈曲部103を介して連結されている。
なお図示の例では、第1ストレート部101および第2ストレート部102はいずれも、容器軸Oに直交する横断面視において、正多角形状に形成されている。
図7および図8に示すインモールドラベル付き容器100における第2ストレート部102に代えて、前記縦断面視において、径方向の内側または外側に向けて凸となる曲線状の異形状部17を採用することで、本発明に係る変形例とすることが可能である。
前記実施形態では、胴部13は、容器軸Oに直交する横断面視において、全体として真円形状に形成されている。しかしながら、本発明はこれに限られない。例えば、胴部13が、前記横断面視において、全体として角型に形成されていてもよい。
周条部24が、周方向の全周にわたって連続して延びていなくてもよい。例えば、周条部24が、周方向に間欠的に設けられていてもよい。周条部24を、環状に形成された他の形態に適宜変更することが可能である。吸引孔39からの吸引により、インモールドラベル12をキャビティ33の内面に十分、密着させることができる程度、周方向に長い吸引孔39が金型30に形成されていて、その吸引孔39からの吸引跡としての周条部24が形成された構成を採用することができる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、50 インモールドラベル付き容器
11 容器本体
12 インモールドラベル
16 ストレート部
17 異形状部
24 周条部
30 金型
33 キャビティ
37 第1形成部
38 第2形成部
39 吸引孔
O 容器軸

Claims (4)

  1. 外周面において容器軸方向に互いに異なる位置に、容器軸方向に沿う縦断面視において直線状に延びるストレート部と、前記縦断面視において前記ストレート部とは異なる形状をなす異形状部と、が形成された容器本体と、
    前記容器本体の外周面において、前記ストレート部および前記異形状部にわたって一体に貼着されたインモールドラベルと、を備え、
    前記ストレート部において前記インモールドラベルが貼着された部分には、周条部が形成されていることを特徴とするインモールドラベル付き容器。
  2. 前記ストレート部は、前記容器本体の外周面における容器軸方向の端部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインモールドラベル付き容器。
  3. 前記ストレート部は、前記容器本体の外周面における下端部に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のインモールドラベル付き容器。
  4. 外周面において容器軸方向に互いに異なる位置に、容器軸方向に沿う縦断面視において直線状に延びるストレート部と、前記縦断面視において前記ストレート部とは異なる形状をなす異形状部と、が形成された容器本体と、
    前記容器本体の外周面において、前記ストレート部および前記異形状部にわたって貼着されたインモールドラベルと、を備えるインモールドラベル付き容器を、キャビティを有する金型を用いて射出成型するインモールドラベル付き容器の製造方法であって、
    前記キャビティの内面において前記ストレート部を形成する第1形成部と、前記異形状部を形成する第2形成部と、にわたって前記インモールドラベルを配置する配置工程と、
    前記キャビティの内面において前記第1形成部に開口する吸引孔から前記インモールドラベルを吸引した状態で、前記キャビティに、前記容器本体を形成する成形材料を射出する射出工程と、を有することを特徴とするインモールドラベル付き容器の製造方法。
JP2016091984A 2016-04-28 2016-04-28 インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法 Active JP6986828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016091984A JP6986828B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016091984A JP6986828B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020126569A Division JP7046125B2 (ja) 2020-07-27 2020-07-27 インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017196879A true JP2017196879A (ja) 2017-11-02
JP6986828B2 JP6986828B2 (ja) 2021-12-22

Family

ID=60237071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016091984A Active JP6986828B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6986828B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02283413A (ja) * 1989-04-26 1990-11-20 Dainippon Printing Co Ltd 射出成形金型及びこれを使用する絵付射出成形方法
WO1992017326A1 (de) * 1991-03-27 1992-10-15 Systec Engineering Knauer Gmbh & Co. Kg Verfahren zum herstellen eines kunststoffbechers durch spritzgiessen und zugehöriges formwerkzeug
JP2003200919A (ja) * 1994-09-14 2003-07-15 Dainippon Printing Co Ltd インモールドラベル容器およびその成形方法
WO2005054066A1 (ja) * 2003-12-05 2005-06-16 Dai Nippon Printing Co., Ltd. インモールド容器およびその製造装置
JP2009178985A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd ラベル付き合成樹脂成形品

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02283413A (ja) * 1989-04-26 1990-11-20 Dainippon Printing Co Ltd 射出成形金型及びこれを使用する絵付射出成形方法
WO1992017326A1 (de) * 1991-03-27 1992-10-15 Systec Engineering Knauer Gmbh & Co. Kg Verfahren zum herstellen eines kunststoffbechers durch spritzgiessen und zugehöriges formwerkzeug
JP2003200919A (ja) * 1994-09-14 2003-07-15 Dainippon Printing Co Ltd インモールドラベル容器およびその成形方法
WO2005054066A1 (ja) * 2003-12-05 2005-06-16 Dai Nippon Printing Co., Ltd. インモールド容器およびその製造装置
JP2009178985A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd ラベル付き合成樹脂成形品

Also Published As

Publication number Publication date
JP6986828B2 (ja) 2021-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101455820B1 (ko) 용기, 용기의 사출 성형 방법, 및 용기의 사출 성형용 금형
CA3061813C (en) Dispenser container
CN217401744U (zh) 滑块组件、模具及四通阀
WO2009113502A1 (ja) 立体模様付きチューブ容器とその成形方法およびその成形金型
CN102822065B (zh) 树脂制盖
JP6179921B2 (ja) 表示刻印プレート、タイヤ加硫金型およびタイヤ
JP2017196879A (ja) インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法
JP7046125B2 (ja) インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法
CN105500605B (zh) 一种用于注塑成型的嵌件结构
CN111098478B (zh) 一种吸塑模具结构
JP5933367B2 (ja) 扁平ボトルのプリフォーム及び扁平ボトルの製造方法
JP2014151614A (ja) 射出成形体
CN206698428U (zh) 一种用于连接的固定装置及扬声器模组
US9114561B2 (en) Manufacturing method for container with artificial creatures
JP5902385B2 (ja) ボトルの製造方法
JP5970260B2 (ja) インモールドラベル付き容器
CN207699441U (zh) 一种异形玻璃口模
CN210161484U (zh) 模具定位结构
JP2015009811A (ja) インモールドラベル付き容器
CN205362521U (zh) 同步机齿毂模具
KR20130016772A (ko) 강도보강용 선 부재가 인서트사출된 곡선형 수지체
CN104060412B (zh) 缝纫机旋梭的内梭及其制造工艺
KR100206522B1 (ko) 플라스틱 블로우 용기의 구부성형방법
JP4535905B2 (ja) 装飾プレートの製造方法
JP5435660B2 (ja) 樹脂製ドラムの上面構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200428

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200727

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210224

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210406

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210806

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210928

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20211102

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6986828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150