JP5970260B2 - インモールドラベル付き容器 - Google Patents
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Description
そして、インモールドラベル付き容器の製造時においては、インモールドラベルが容器本体の外周面に巻き付くように貼着され、その両端部が容器軸回りに沿う周方向に隙間をあけてインモールドラベルの合わせ部が画成されている。ここで、容器本体を成形する際には、インモールドラベルの合わせ部にも原料が流れ込み、この合わせ部の部分に容器本体の外周面から外方に向けて突出した突条部が形成されることになる。
本発明に係るインモールドラベル付き容器は、容器本体の外周面にインモールドラベルが貼着されたインモールドラベル付き容器において、前記インモールドラベルは、その両端部が容器軸回りに沿う周方向に隙間をあけて前記容器本体の外周面に貼着されて、前記インモールドラベルの合わせ部が画成されており、前記容器本体のうち、前記合わせ部が位置する部分に、前記容器本体の内周面から内方に向けて膨出して肉厚とされた肉盛部が設けられるとともに、前記合わせ部を回避した位置に、前記容器本体の内周面から内方に向けて膨出して肉厚とされた厚肉部が設けられ、該厚肉部は、前記肉盛部より薄肉で、かつ周方向の長さが長くなっており、前記容器本体の内周面において、前記肉盛部と容器軸に直交する径方向に対向する位置に設けられていることを特徴としている。
しかも、この厚肉部が、肉盛部より薄肉で、かつ周方向の長さが長くなっているので、キャビティ内に原料を注入したときに、原料が、キャビティ内のうち、肉盛部を形成する部分と、厚肉部を形成する部分に限定して流入し易くなるのを抑えることが可能になり、この容器を形成する際に、原料を、キャビティ内の全域にわたってバランスよく均等に流動させ易くすることができる。
さらにこのように、厚肉部が肉盛部より薄肉となっているので、容器本体に厚肉部を設けたことで、この容器本体にひけが発生し易くなるのを抑制することができる。
ここで、図1及び図3の二点鎖線の部分は、胴部12の内周面12bのうち、肉盛部15及び厚肉部16の非形成部分上に位置し、容器軸Oを中心にする同心円の一部を示している。
この成形金型30は、成形凹部31が設けられた雌型32と、この成形凹部31内に挿入されて前記容器本体10を成形するためのキャビティ33を画成するコア34が設けられた雄型35と、を備えている。
インモールドラベル20は、成形凹部31の内壁面に配置されて前記吸引装置で吸引することで固定される。また、成形凹部31の内壁面には、インモールドラベル20に設けられた切欠部22(図1参照)に係合される係合凸部(図示なし)が形成されており、インモールドラベル20の合わせ部21の周方向位置が成形凹部31内の所定位置となるように構成されている。
さらに、雌型32には、成形凹部31の底面部に開口して、容器本体10を構成する合成樹脂を射出するための射出孔37が穿設されている。
また、コア34の外周面において、第1凹溝が位置する部分に対して、このコア34の中心軸を挟んで反対に位置する部分に径方向の内方に向けて窪み、前記離脱方向に延びるとともに、第1凹溝より浅く、かつ周方向の長さが長い第2凹溝(図示省略)が設けられている。
すなわち、図1及び図3に示すように、インモールドラベル付き容器1では、容器本体10に、肉盛部15のみならず厚肉部16も設けられているので、図5に示すキャビティ33内に原料を注入してこの容器を形成する際に、原料を、キャビティ33内のうち、肉盛部15を形成する部分に偏って流入し易くなるのを抑制することができる。
さらにこのように、厚肉部16が肉盛部15より薄肉となっているので、容器本体10に厚肉部16を設けたことで、この容器本体10にひけが発生し易くなるのを抑制することができる。
例えば、上述の実施形態では、厚肉部16が胴部12の内周面12bにおいて、肉盛部15と径方向に対向する位置に設けられているが、対向位置であることに必ずしも限定されるものではなく、当該対向位置に対して周方向にずれた位置であっても良い。
さらに、インモールドラベル20と容器本体10との周方向における相対位置を合わせるためにインモールドラベル20に切欠部22を設け、成形金型にこの切欠部に係合する係合凸部を設けたもので説明したが、インモールドラベル20に係合凸部を形成してもよいし、また前記切欠部や係合凸部などを設けなくとも良い。
10 容器本体
12 胴部
12a 外周面
12b 内周面
14 突条部
15 肉盛部
16 厚肉部
20 インモールドラベル
21 合わせ部
30 成形金型
33 キャビティ
O 容器軸
Claims (2)
- 容器本体の外周面にインモールドラベルが貼着されたインモールドラベル付き容器において、
前記インモールドラベルは、その両端部が容器軸回りに沿う周方向に隙間をあけて前記容器本体の外周面に貼着されて、前記インモールドラベルの合わせ部が画成されており、
前記容器本体のうち、前記合わせ部が位置する部分に、前記容器本体の内周面から内方に向けて膨出して肉厚とされた肉盛部が設けられるとともに、前記合わせ部を回避した位置に、前記容器本体の内周面から内方に向けて膨出して肉厚とされた厚肉部が設けられ、
該厚肉部は、前記肉盛部より薄肉で、かつ周方向の長さが長くなっており、前記容器本体の内周面において、前記肉盛部と容器軸に直交する径方向に対向する位置に設けられていることを特徴とするインモールドラベル付き容器。 - 前記肉盛部および前記厚肉部それぞれの断面積は互いに同等になっていることを特徴とする請求項1に記載のインモールドラベル付き容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012147282A JP5970260B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | インモールドラベル付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012147282A JP5970260B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | インモールドラベル付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014009010A JP2014009010A (ja) | 2014-01-20 |
JP5970260B2 true JP5970260B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=50106048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012147282A Active JP5970260B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | インモールドラベル付き容器 |
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