JP2017195216A - 回路基板、集積回路付き回路基板および回路基板の製造方法 - Google Patents

回路基板、集積回路付き回路基板および回路基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、回路基板上の電極端子と集積回路に形成された突起電極とを確実に電気的に接続することが可能な回路基板の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る回路基板60は、基板50と、基板50上に設けられた少なくとも1つの電極端子30と、電極端子30の基板50とは反対側の面に設けられた凹部30aと、を備え、電極端子30と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとが異方性導電フィルム4を介して接合されたときに、凹部30aには異方性導電フィルム4に含まれる導電粒子41が保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は回路基板、集積回路付き回路基板および集積回路付き回路基板の製造方法に関する。
集積回路を液晶パネル等のガラス基板に実装する際、まず、ガラス基板上に形成された電極端子に異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)を貼りつける。そして、このACFを介して電極端子と集積回路の突起電極とが熱圧着される。この過程により、電極端子と突起電極との間において圧力を受けたACFに含まれる導電粒子により、突起電極と透明電極とが電気的に接合される。また、ACFの圧力を受けない部分は絶縁性が維持される(例えば特許文献1を参照)。
特開2000−124263号公報
しかしながら、近年の液晶パネル等のガラス基板においては、電極端子間の間隔が狭くなっており、電極端子1つあたりの接続面積は縮小傾向にある。接続面積の縮小の影響として、熱圧着の際、ACFに含まれる導電粒子が、ACFの流動性により電極端子上からこぼれおち、電極端子と突起電極との間にとどまる導電粒子の個数が少なくなる問題があった。この導電粒子の個数が3個以下になると信頼性良く導通が取れなくなる。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、回路基板上の電極端子と集積回路に形成された突起電極とを確実に電気的に接続することが可能な回路基板の提供を目的とする。
本発明に係る回路基板は、基板と、基板上に設けられた少なくとも1つの電極端子と、電極端子の基板とは反対側の面に設けられた凹部と、を備え、電極端子と集積回路の裏面に設けられた突起電極とが異方性導電フィルムを介して接合されたときに、凹部には異方性導電フィルムに含まれる導電粒子が保持される。
本発明に係る回路基板においては、電極端子と集積回路の裏面に設けられた突起電極とが異方性導電フィルムを介して接合されたときに、凹部には異方性導電フィルムに含まれる導電粒子が保持される。従って、電極端子の表面に凹部を設けることにより、電極端子の面積が縮小した場合であっても、電極端子と集積回路の突起電極とを電気的に確実に接続することが可能となる。
実施の形態1に係る集積回路付き回路基板の平面図である。 実施の形態1に係る電極端子の平面図である。 実施の形態1に係る電極端子の断面図である。 実施の形態1に係る電極端子と集積回路の突起電極との接合部分の断面図である。 実施の形態1に係る電極端子の製造方法を示す図である。 実施の形態2に係る電極端子の平面図である。 前提技術に係る電極端子と集積回路の突起電極との接合部分の断面図である。
<前提技術>
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の前提となる技術を説明する。図7は、前提技術における、電極端子10と集積回路70の突起電極72aとの接合部分の断面を示す図である。
電極端子10は、例えば液晶表示パネルのTFT基板上に設けられた端子である。集積回路70の裏面には突起電極72aが設けられている。電極端子10と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとは、異方性導電フィルム4(以下、ACF4とも記載する)を介して接合されている。つまり、電極端子10と突起電極72aとはACF4に含まれる導電粒子41により電気的に接続されている。
近年の液晶表示パネルのTFT基板においては、電極端子10間の間隔が狭くなっており、電極端子10の1つあたりの接続面積は縮小傾向にある。接続面積の縮小の影響として、ACF4を介して電極端子10と集積回路の突起電極72aとを熱圧着する際、ACF4に含まれる導電粒子41が、熱硬化性樹脂42の流動性により電極端子10上からこぼれおち、電極端子10と突起電極72aとの間にとどまる導電粒子41の個数が少なくなる問題があった。以下で説明する本発明の実施形態はこの課題を解決するものである。
<実施の形態1>
<構成>
図1は、本実施の形態1における集積回路付き回路基板100の平面図である。図1に示すように、集積回路付き回路基板100は、回路基板60と、集積回路70,72と、後述するACF4(図1には図示せず)とを備える。本実施の形態1において、回路基板60は基板50上に回路が形成された回路基板である。
図1に示すように、回路基板60の基板50上には、複数の電極端子20,30が設けられている。また、基板50上には、絶縁膜を介して立体視で交差するように配設された複数の行方向配線2と、複数の列方向配線3とが設けられている。また、回路基板60の基板50上には、引き出し配線2a,2bが設けられている。複数の引き出し配線2aの一端は複数の行方向配線2のそれぞれと電気的に接合されている。また、複数の引き出し配線2aの他端は複数の電極端子20のそれぞれと電気的に接合されている。複数の引き出し配線3aの一端は複数の列方向配線3のそれぞれと電気的に接合されている。また、複数の引き出し配線3aの他端は複数の電極端子30のそれぞれと電気的に接合されている。引き出し配線2a,3aは電極端子20,30を覆って形成されてもよい。
複数の電極端子20と集積回路70の裏面に形成された複数の突起電極とは、図1には図示されないACFを介して電気的に接合されている。また、複数の電極端子30と集積回路72の裏面に形成された複数の突起電極72aとは、図1には図示されないACFを介して電気的に接合されている。
なお、集積回路70,72には図示されないFPC(Flexible printed circuits)が接続され、FPCを介して外部から集積回路70,72への信号の入出力が行われる。
本実施の形態1において、回路基板60は液晶表示パネルのTFTアレイ基板に適用可能である。回路基板60をTFTアレイ基板に適用する場合、領域51は表示領域となる。また、行方向配線2はソース配線、列方向配線3はゲート配線に相当する。集積回路70,72は、領域51の周囲の額縁領域52に配置される。例えば、集積回路70は液晶表示パネルのソース配線を駆動するソース駆動ICであり、集積回路72は液晶表示パネルのゲート配線を駆動するゲート駆動ICである。また、行方向配線2と列方向配線3の各交差部分には図示しない薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が配置される。
また、回路基板60をTFTアレイ基板に適用する場合、回路基板60は図示しないカラーフィルタ基板と貼り合せられ、回路基板60とカラーフィルタ基板との間に液晶が封入される。
また、回路基板60はタッチパネルにも適用可能である。回路基板60をタッチパネルに適用する場合、領域51はタッチ操作が行われる領域となる。この場合、集積回路70,72はタッチパネル制御用ICである。なお、図1においては、行方向配線2、列方向配線3を線状に記載しているが、配線の形状はメッシュ状等、他の形状でもよい。
なお、本実施の形態1における回路基板60は、液晶表示装置のTFTアレイ基板、タッチパネルに限定されず、基板50上に電極端子20,30を有する回路基板全般に対して適用可能である。また、集積回路70,72も上述したソース駆動IC、ゲート駆動IC、タッチパネル制御用ICに限定されない。
図2は、本実施の形態1における電極端子30の平面図である。図2は図1の領域Sを拡大した平面図である。また、図3は図2の線分A−Aにおける電極端子30の断面図である。
図2および図3に示すように、電極端子30は凹部30aを備える。図3に示すように、凹部30aは、電極端子30の基板50とは反対側の面に設けられている。電極端子30は2つの凸部30bを備え、これらの凸部30bの間において凹部30aが形成される。図2に示すように、本実施の形態1において、凹部30aは、電極端子30の終端側から先端側(即ち、図2のx方向)に沿って平行に延在する。本実施の形態1において、凹部30aの深さdはACF4に含まれる導電粒子41を保持可能な深さである。一般にACF4に含まれる導電粒子41の直径は2μm以上であるため、本実施の形態1では凹部30aの深さdは2μmとする。
図3に示すように、電極端子30は、下層導電膜31と、絶縁膜32と、上層導電膜33とを備える。下層導電膜31は基板50上に形成される。下層導電膜31の基板50とは反対側の面には、絶縁膜32が形成される。ここで、絶縁膜32は凸部30bに対応する形状である。そして、下層導電膜31および絶縁膜32を覆うように上層導電膜33が形成される。上層導電膜33は引き出し配線3aと同じ材料で形成される。
下層導電膜31は、Al、Cr、Mo、Ti、Ta、W、Ni、Cu、Au、Agなどの金属、又は、これらの金属の少なくとも1つを含む合金などである。凸部30bを形成する絶縁膜32は、有機膜又は無機膜である。絶縁膜32が有機膜である場合、絶縁膜32は、例えばアクリル等の高分子材料で形成される。絶縁膜32が無機膜である場合、絶縁膜32は、SiNx、SiOx、SiOxNyやこれらの積層膜で形成される。上層導電膜33は例えば酸化インジウムスズ膜等の透明性を有する導電膜である。
なお、本実施の形態1では電極端子30を3つの膜(即ち、下層導電膜31、絶縁膜32、上層導電膜33)から形成したが、表面に凹部30aを備えていれば電極端子30は1つの導電膜で形成されていてもよい。
以上では、電極端子30の構成について説明したが、電極端子20も電極端子30と同様の構成を有する。つまり、電極端子20は、電極端子20の凹部30aと同様の凹部および凸部を備える。
図4は、電極端子30と集積回路72の突起電極72aとの接合部分の断面図である。電極端子30と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとは、ACF4を介して接合されている。ACF4は熱硬化性樹脂42と導電粒子41とを含む。電極端子30の凹部30aには、ACF4に含まれる導電粒子41が保持されている。凹部30aに保持された導電粒子41により、電極端子30と突起電極72aとが電気的に接続されている。
<製造方法>
図5(a)〜(d)は、回路基板60の電極端子20の製造方法を示す図である。まず、基板50上に導電膜を成膜する。基板50は例えば絶縁性のガラス基板である。導電膜は、Al、Cr、Mo、Ti、Ta、W、Ni、Cu、Au、Agなどの金属、又はこれらの少なくとも1つを含む合金などからなる。そして、写真製版工程により導電膜を短冊状にパターニングすることにより、図5(a)に示す下層導電膜31が形成される。
次に、図5(b)に示すように、基板50上に有機膜7を形成する。そして、有機膜7を部分的に除去することにより絶縁膜32が形成される。これにより、図5(c)に示すように、下層導電膜31の表面に複数の凸部30bが形成される。凸部30bの間において凹部30aが形成される。
また、図5(b)において、下層電極31の表面に化学気相成長法(CVD法)により絶縁膜を成膜してもよい。このとき、絶縁膜は2μmの厚みに成膜される。そして、図5(c)において絶縁膜を部分的にドライエッチングすることにより凹部30aを形成してもよい。ドライエッチングは例えばプラズマエッチング装置を用いて行われる。
次に、図5(d)に示すように、基板50上に透明電極膜をスパッタリングにより積層し、パターニングして上層導電膜33が形成される。
<効果>
本実施の形態1における回路基板60は、基板50と、基板50上に設けられた少なくとも1つの電極端子30と、電極端子30の基板50とは反対側の面に設けられた凹部30aと、を備え、電極端子30と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとが異方性導電フィルム4を介して接合されたときに、凹部30aには異方性導電フィルム4に含まれる導電粒子41が保持される。
本実施の形態1における回路基板60においては、電極端子30と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとがACF4を介して接合されたときに、凹部30aには異方性導電フィルム4に含まれる導電粒子41が保持される。従って、電極端子30の表面に凹部30aを設けることにより、電極端子30の面積が縮小した場合であっても、電極端子30と集積回路72の突起電極72aとを電気的に確実に接続することが可能となる。
また、本実施の形態1における回路基板60は、少なくとも1つの電極端子30は複数であり、基板50上に絶縁膜を介して立体視で交差するように配設された複数の行方向配線2および複数の列方向配線3と、一端が複数の行方向配線2又は複数の列方向配線3のそれぞれと電気的に接合され、他端が複数の電極端子30のそれぞれと電気的に接合された複数の引き出し配線2a,3aとをさらに備える。
従って、例えば行方向配線2をソース配線、列方向配線3をゲート配線とすることにより、回路基板60を液晶表示パネルのTFTアレイ基板に適用可能である。また、行方向配線2および列方向配線3を備えることにより、回路基板60をタッチパネルにも適用可能である。
また、本実施の形態1における回路基板60において、電極端子30の表面は引き出し配線3aに覆われている。従って、電極端子30の表面を引き出し配線3aで覆うことにより、電極端子30と引き出し配線3aとを電気的に接続することが可能である。
また、本実施の形態1における回路基板60において、凹部30aは複数の凸部30bが電極端子30の表面に配置されて形成されている。従って、電極端子30の表面に複数の凸部30bを設けることにより、その間において凹部30aを形成することが可能である。
また、本実施の形態1における回路基板60において、凹部30aは、電極端子30の終端側から先端側に沿って延在する。凹部30aが電極端子30の終端側から先端側に沿って延在することにより、ACF4を介して電極端子30と集積回路72との接合を行う際に、電極端子30の縁から導電粒子41がこぼれることを効果的に抑制することが可能である。従って、電極端子30と集積回路72の突起電極72aとを電気的により確実に接続することが可能となる。
また、本実施の形態1における回路基板60において、凸部30bは有機膜又は無機膜である。本実施の形態1において、凸部30bは有機膜でも無機膜でもよいため、凸部30bを形成する製造工程における自由度が高まる。
また、本実施の形態1における回路基板60において、凹部30aの深さは2μm以上である。一般に導電粒子41の直径は2μm以上であるため、凹部30aの深さを2μm以上とすることにより、導電粒子41を安定して保持することが可能となる。
また、本実施の形態1における回路基板60は、複数の行方向配線2と複数の列方向配線3の交差部分のそれぞれに配置された薄膜トランジスタをさらに備える。これにより、回路基板60を液晶表示パネルのTFTアレイ基板に適用することが可能となる。
また、本実施の形態1における集積回路付き回路基板100は、回路基板60と、集積回路72と、異方性導電フィルム4と、を備え、電極端子30と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとは異方性導電フィルム4を介して接合されていて、凹部30aには異方性導電フィルム4に含まれる導電粒子41が保持されている。
本実施の形態1における集積回路付き回路基板100においては、電極端子30と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとがACF4を介して接合されていて、凹部30aには異方性導電フィルム4に含まれる導電粒子41が保持されている。従って、電極端子30の表面に凹部30aを設けることにより、電極端子30の面積が縮小した場合であっても、電極端子30と集積回路72の突起電極72aとを電気的に確実に接続することが可能となる。
また、本実施の形態1における回路基板60の製造方法は、(a)基板50上に複数の電極端子30を形成する工程と、(b)複数の電極端子30の基板50とは反対側の面に凹部30aを形成する工程と、を備え、工程(b)において、電極端子30の表面に化学気相成長法により絶縁膜が成膜された後、絶縁膜を部分的にドライエッチングすることにより凹部30aが形成される。
従って、化学気相成長法により絶縁膜を成膜した後、絶縁膜を部分的にドライエッチングすることにより凹部30aを形成することが可能である。また、回路基板60の他の領域に絶縁膜のパターンを形成する工程において同時に凹部30aを形成することにより、新たに工程を追加することなく電極端子30の表面に凹部30aを設けることが可能となる。
<実施の形態2>
図6は、本実施の形態2における電極端子30の平面図である。図6は図1の領域Sにおける平面図である。図2で示したように実施の形態1の電極端子30においては、2個の凸部30bを互いに平行に配置することによって、1つの凹部30aを形成した。
図6で示すように本実施の形態2では、複数の凹部30aが平面視で市松模様状に配置される。つまり、本実施の形態2では、凹部30aと凸部30bが空間を埋めるように平面視で交互に配置される。なお、電極端子20の表面においても、複数の凹部を平面視で市松模様状に配置してもよい。
本実施の形態2における回路基板60のその他の構成は実施の形態1と同じため説明を省略する。
<効果>
本実施の形態2における回路基板60において、複数の凹部30aは、平面視で市松模様状に配置される。従って、電極端子30と集積回路72の裏面に設けられた突起電極72aとがACF4を介して接合されたときに、凹部30aには異方性導電フィルム4に含まれる導電粒子41が周囲を囲まれるように保持される。よって、電極端子30の表面に市松模様状に凹部30aを設けることにより、電極端子30の面積が縮小した場合であっても、電極端子30と集積回路72の突起電極72aとを電気的により確実に接続することが可能となる。
なお、上述の実施の形態1又は2では、回路基板60の一例として、液晶表示パネルのTFT基板又はタッチパネルのセンサ基板を採用して、その実施の形態を示したが、集積回路が実装される基板の材料としてガラスである必要はなく、例えば可撓性のあるプラスチックでもよい。また、TFT基板は、液晶表示パネルの基板である必要はなく、有機EL表示装置、MEMS(Micro Electro−Mechanical System)ディスプレイなどの基板であってもよいのは無論である。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
2 行方向配線、2a,3a 引き出し配線、3 列方向配線、4 異方性導電フィルム、41 導電粒子、42 熱硬化性樹脂、20,30 電極端子、30a 凹部、30b 凸部、31 下層導電膜、32 絶縁膜、33 上層導電膜、50 基板、51 領域、52 額縁領域、60 回路基板、70,72 集積回路、72a 突起電極、100 集積回路付き回路基板。

Claims (11)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた少なくとも1つの電極端子と、
    前記電極端子の前記基板とは反対側の面に設けられた凹部と、
    を備え、
    前記電極端子と集積回路の裏面に設けられた突起電極とが異方性導電フィルムを介して接合されたときに、前記凹部には前記異方性導電フィルムに含まれる導電粒子が保持される、
    回路基板。
  2. 前記少なくとも1つの電極端子は複数であり、
    前記基板上に絶縁膜を介して立体視で交差するように配設された複数の行方向配線および複数の列方向配線と、
    一端が前記複数の行方向配線又は前記複数の列方向配線のそれぞれと電気的に接合され、他端が複数の前記電極端子のそれぞれと電気的に接合された複数の引き出し配線と
    をさらに備える、
    請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記電極端子の表面は前記引き出し配線に覆われている、
    請求項2に記載の回路基板。
  4. 前記凹部は複数の凸部が前記電極端子の表面に配置されて形成されている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回路基板。
  5. 前記凹部は、前記電極端子の終端側から先端側に沿って延在する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回路基板。
  6. 複数の前記凹部は、平面視で市松模様状に配置される、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回路基板。
  7. 前記凸部は有機膜又は無機膜である、
    請求項4に記載の回路基板。
  8. 前記凹部の深さは2μm以上である、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の回路基板。
  9. 前記複数の行方向配線と前記複数の列方向配線の交差部分のそれぞれに配置された薄膜トランジスタをさらに備える、
    請求項2に記載の回路基板。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の回路基板と、
    前記集積回路と、
    前記異方性導電フィルムと、
    を備え、
    前記電極端子と集積回路の裏面に設けられた突起電極とは前記異方性導電フィルムを介して接合されていて、
    前記凹部には前記異方性導電フィルムに含まれる導電粒子が保持されている、
    集積回路付き回路基板。
  11. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の回路基板の製造方法であって、
    (a)前記基板上に複数の前記電極端子を形成する工程と、
    (b)複数の前記電極端子の前記基板とは反対側の面に前記凹部を形成する工程と、
    を備え、
    前記工程(b)において、前記電極端子の表面に化学気相成長法により絶縁膜が成膜された後、前記絶縁膜を部分的にドライエッチングすることにより前記凹部が形成される、
    回路基板の製造方法。
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