JP2017194052A - エンジンユニットおよび鞍乗型車両 - Google Patents
エンジンユニットおよび鞍乗型車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017194052A JP2017194052A JP2017063126A JP2017063126A JP2017194052A JP 2017194052 A JP2017194052 A JP 2017194052A JP 2017063126 A JP2017063126 A JP 2017063126A JP 2017063126 A JP2017063126 A JP 2017063126A JP 2017194052 A JP2017194052 A JP 2017194052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- valve
- engine unit
- engine
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 76
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
【解決手段】エンジンユニット100は、吸気ポート71aおよび排気ポート71bを有する燃焼室70と、大気中の空気を燃焼室70内に導く吸気通路49aと、燃焼室内の気体を大気へ排出する排気通路49bと、吸気弁62と、排気弁64と、吸気通路49aの開口面積を調整するスロットルバルブ40aとを備える。スロットルバルブ40aは、エンジンユニット100の運転領域が予め定められた低負荷運転領域である場合に、1サイクルの間において、吸気通路49a内におけるスロットルバルブ40aと燃焼室70との間の吸気圧力が所定の関係を満たすように、上記開口面積を調整する。
【選択図】図3
Description
PIC<PVIC ・・・(1)
PIO>PVIO ・・・(2)
図1は、鞍乗型車両10を示す左側面図である。鞍乗型車両10は、本発明の一実施形態に係るエンジンユニット100を搭載している。エンジンユニット100については後述する。なお、図1中の矢印Fは、鞍乗型車両10の前方向を、矢印Uは、鞍乗型車両10の上方向を示す。
次に、エンジンユニット100の構成について説明する。図2は、エンジンユニット100の構成を示す概略図である。なお、以下においては、エンジンユニット100が単気筒のエンジン28を有する場合について説明する。また、図2においては、エンジンユニット100の各構成要素を簡略化して示している。
上記の構成を有するエンジン28では、1サイクル中に吸入行程、圧縮行程、燃焼行程および排気行程が含まれる。すなわち、本実施形態に係るエンジンユニット100は、4ストロークのエンジンユニットである。また、本実施形態では、少なくともエンジンユニット100の運転領域が予め定められた低負荷運転領域である場合に、1サイクル中において、吸気弁62は、排気弁64が閉じる前に開き、かつ、排気弁64が開く前に閉じる。言い換えると、少なくとも低負荷運転領域では、排気行程の終了前に、吸入行程が開始される。すなわち、1サイクル中において、吸入行程の開始時に、吸気弁62および排気弁64が共に開いているオーバーラップ期間がある。
上記式(1)のPVICは、上述の仮想固定運転状態において、吸気弁62が閉じた時点(図3のクランク角θIC参照)の吸気圧力である。上記式(1)のPICは、上述の調整運転状態において、吸気弁62が閉じた時点の吸気圧力である。
上記式(2)のPVIOは、上述の仮想固定運転状態において、吸気弁62が開いた時点(図3のクランク角θIO参照)の吸気圧力である。上記式(2)のPIOは、上述の調整運転状態において、吸気弁62が開いた時点の吸気圧力である。
本実施形態では、4ストロークのエンジン28においてオーバーラップ期間が設けられている。これにより、エンジン28の出力を向上できる。
上述の実施形態では、電子制御式のスロットルバルブ40aによって吸気通路49aの開口面積を調整する場合について説明したが、吸気通路49aの開口面積の調整方法は上述の例に限定されない。以下、本発明の他の実施形態に係るエンジンユニットについて説明する。
本実施形態においては、上記式(1)のPVICおよびPICは、それぞれ以下のように規定される。PVICは、仮想固定運転状態において、吸気弁62が閉じた時点の吸気圧力である。PICは、調整運転状態において、吸気弁62が閉じた時点の吸気圧力である。
本実施形態においては、上記式(2)のPVIOおよびPIOは、それぞれ以下のように規定される。PVIOは、上述の仮想固定運転状態において、吸気弁62が開いた時点の吸気圧力である。PIOは、調整運転状態において、吸気弁62が開いた時点の吸気圧力である。
上述の実施形態では、エンジンユニットが単気筒のエンジン28を有する場合について説明したが、エンジンユニットが多気筒の独立スロットル型のエンジンを有していてもよい。この場合、気筒(燃焼室)ごとに吸気通路およびスロットルバルブを設けて、気筒ごとに、上述の低負荷運転の制御を実行すればよい。なお、吸気通路が副通路を有する場合には、気筒ごとに補助バルブを設けて、上述の低負荷運転の制御を実行すればよい。
12 車体フレーム
14 ステアリングシャフト
16 ハンドル
18 ブラケット
20 フロントフォーク
22 前輪
24 シート
26 収納部
28 エンジン
30 伝達装置
32 後輪
34 エアクリーナ
36a,36b 吸気管
38 排気管
49a,72 吸気通路
49b 排気通路
72a 主通路
72b 副通路
40,74 スロットル装置
40a,74a スロットルバルブ
40b,74c 駆動装置
40c スロットルボディ
74b 補助バルブ
42 APS
44 圧力センサ
46 クランク角センサ
48 ECU
50 シリンダヘッド
52 シリンダ
54 ピストン
56 クランクケース
58 クランク軸
60 コンロッド
62 吸気弁
64 排気弁
66 燃料噴射装置
68 点火プラグ
70 燃焼室
71a 吸気ポート
71b 排気ポート
100,100a エンジンユニット
Claims (8)
- 1サイクル中に吸入行程、圧縮行程、燃焼行程および排気行程を含む4ストロークのエンジンユニットであって、
少なくとも一つの吸気ポートおよび少なくとも一つの排気ポートが設けられた燃焼室と、
前記少なくとも一つの吸気ポートに接続され、かつ、前記少なくとも一つの吸気ポートを介して大気中の空気を前記燃焼室内に導く吸気通路と、
前記少なくとも一つの排気ポートに接続され、かつ、前記少なくとも一つの排気ポートを介して前記燃焼室内の気体を大気に排出する排気通路と、
前記吸気ポートを開閉する吸気弁と、
前記排気ポートを開閉する排気弁と、
前記吸気通路に設けられ、かつ、前記吸気通路の開口面積を調整する調整弁とを備え、
前記吸気弁は、少なくとも当該エンジンユニットの運転領域が予め定められた低負荷運転領域である場合に、前記1サイクル中において、前記排気弁が閉じる前に開き、かつ、前記排気弁が開く前に閉じ、
前記調整弁は、少なくとも前記低負荷運転領域の場合に、前記1サイクル中において、前記吸気通路内における前記調整弁と前記燃焼室との間の吸気圧力が、下記式(1)および(2)の関係を満たすように、前記開口面積を調整する、エンジンユニット。
PIC<PVIC ・・・(1)
PIO>PVIO ・・・(2)
ただし、上記式(1)および(2)において、
PVICは、前記吸気通路の開口面積を、前記1サイクルの間、一定の値に固定したと仮定した仮想固定運転状態において、前記吸気弁が閉じた時点の前記吸気圧力であり、
PICは、前記開口面積が前記1サイクル中に前記調整弁によって調整されている調整運転状態において、前記吸気弁が閉じた時点の前記吸気圧力であり、
前記調整運転状態では、前記調整弁は、当該エンジンユニットの回転速度が、前記仮想固定運転状態のときの回転速度に等しくなるように、前記開口面積を調整し、
PVIOは、前記仮想固定運転状態において、前記吸気弁が開いた時点の前記吸気圧力であり、
PIOは、前記調整運転状態において、前記吸気弁が開いた時点の前記吸気圧力である。 - 前記調整運転状態では、前記調整弁は、前記1サイクルの間において、前記吸気弁が開いているときの前記開口面積の平均値が前記仮想固定運転状態における前記開口面積よりも小さくなり、かつ前記吸気弁が閉じているときの前記開口面積の平均値が、前記仮想固定運転状態における前記開口面積よりも大きくなるように、前記開口面積を調整する、請求項1に記載のエンジンユニット。
- 前記調整弁の開度を調整する制御部と、
前記吸気圧力を検出する圧力検出部とをさらに備え、
前記制御部は、前記圧力検出部によって検出された前記吸気圧力に基づいて前記運転領域が前記予め定められた低負荷運転領域であるか否かを判別する、請求項1または2に記載のエンジンユニット。 - 前記調整弁は、連続する2サイクルの各サイクルにおいて、前記吸気圧力が上記式(1)および(2)の関係を満たすように、前記開口面積を調整する、請求項1から3のいずれかに記載のエンジンユニット。
- 前記エンジンユニットは、単気筒のエンジンユニットである、請求項1から4のいずれかに記載のエンジンユニット。
- 前記燃焼室、前記吸気通路および前記調整弁がそれぞれ複数設けられ、
複数の前記燃焼室に複数の前記吸気通路がそれぞれ接続され、
複数の前記吸気通路に複数の前記調整弁がそれぞれ設けられる、請求項1から4のいずれかに記載のエンジンユニット。 - 電子制御式のスロットルバルブを備え、
前記スロットルバルブが前記調整弁である、請求項1から6のいずれかに記載のエンジンユニット。 - 請求項1から7のいずれかに記載のエンジンユニットを備える鞍乗型車両。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016083849 | 2016-04-19 | ||
JP2016083849 | 2016-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017194052A true JP2017194052A (ja) | 2017-10-26 |
JP6345294B2 JP6345294B2 (ja) | 2018-06-20 |
Family
ID=60154597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017063126A Active JP6345294B2 (ja) | 2016-04-19 | 2017-03-28 | エンジンユニットおよび鞍乗型車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6345294B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11022032B2 (en) | 2018-08-24 | 2021-06-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine |
DE102019211527B4 (de) | 2018-08-24 | 2024-10-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Verbrennungsmotor |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04262035A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-17 | Mazda Motor Corp | エンジンの制御装置 |
JP2004340065A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Denso Corp | 水素エンジン用制御装置 |
JP2006283636A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | エンジンの制御装置 |
JP2013217259A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 内燃機関およびそれを備えた鞍乗型車両 |
-
2017
- 2017-03-28 JP JP2017063126A patent/JP6345294B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04262035A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-17 | Mazda Motor Corp | エンジンの制御装置 |
JP2004340065A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Denso Corp | 水素エンジン用制御装置 |
JP2006283636A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | エンジンの制御装置 |
JP2013217259A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 内燃機関およびそれを備えた鞍乗型車両 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11022032B2 (en) | 2018-08-24 | 2021-06-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine |
DE102019211527B4 (de) | 2018-08-24 | 2024-10-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Verbrennungsmotor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6345294B2 (ja) | 2018-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8744732B2 (en) | Vehicle and engine controlling method | |
JP2010261385A (ja) | 電子制御スロットルバルブ制御装置 | |
JP6224845B2 (ja) | 鞍乗型乗り物 | |
US7883443B2 (en) | Method and system for controlling an engine for a vehicle, and a motorcycle | |
JP6345294B2 (ja) | エンジンユニットおよび鞍乗型車両 | |
US11401874B2 (en) | Engine, vehicle and engine control method | |
WO2017154988A1 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP2014020265A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
WO2016121262A1 (ja) | エンジンユニット | |
JP4946710B2 (ja) | エンジン制御装置 | |
WO2015040888A1 (ja) | 内燃機関の排気ガスセンサの取付け構造 | |
JPH11241636A (ja) | 4サイクルエンジンの吸気装置 | |
WO2016104158A1 (ja) | エンジンユニット | |
WO2016104160A1 (ja) | 空冷式エンジンユニット | |
JP6573221B2 (ja) | エンジンの燃料噴射制御装置 | |
JP3844159B2 (ja) | 2ストロークサイクル内燃機関 | |
WO2019146774A1 (ja) | リーン車両 | |
JP5364571B2 (ja) | 乗り物及びエンジン制御方法 | |
JP3715059B2 (ja) | 4サイクルエンジン | |
TWI595153B (zh) | 跨坐型車輛 | |
WO2021199224A1 (ja) | 4サイクル内燃機関の制御装置 | |
JPH11117816A (ja) | 4サイクルエンジンの吸気装置 | |
WO2017188144A1 (ja) | エンジン制御装置 | |
JP2016205342A (ja) | 鞍乗型車両用アイドル回転速度制御装置 | |
JP2021055598A (ja) | エンジンシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180522 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6345294 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |