JP2017193292A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】前突荷重に対する強度を向上することが可能な車体前部構造を提供する。【解決手段】車体前部構造1は、フロントピラーインナ10と結合されることによってフロントピラー3を構成するフロントピラーアウタ20と、フロントピラーアウタ20の下端部と結合されているサイドシル4と、を備え、フロントピラーアウタ20は、サイドシル4との結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部20a,20bを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の車体前部構造に関する。
従来、車両の車体前部構造として、フロントピラーの下端部がサイドシルの前端部の上部に結合されている(特許文献1参照)。フロントピラーの下端部の後端部は、サイドシルの上部に結合されるために、後上方に中心を有する円弧形状を呈するように屈曲している。すなわち、フロントピラーの稜線が、サイドシルの稜線に合わせられている。
特開2014−046822号公報
かかる車体前部構造を有する車両において、前突が発生した場合には、車両の前輪が後方へ移動することによって、前突荷重がフロントピラーとサイドシルとの結合部位に入力されることがある。そのため、かかる結合部位において、前突荷重に対する強度を向上することが望まれている。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、前突荷重に対する強度を向上することが可能な車体前部構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明の車体前部構造は、フロントピラーインナと結合されることによってフロントピラーを構成するフロントピラーアウタと、前記フロントピラーアウタの下端部と結合されているサイドシルと、を備える車体前部構造であって、前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルとの結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部を備えることを特徴とする。
かかる構成によると、前突荷重に対する強度を向上することができる。
前記複数の屈曲部のうち最も下方の第一の屈曲部は、前下方向に中心を有する円弧形状を呈し、前記第一の屈曲部の上側の第二の屈曲部は、後上方向に中心を有する円弧形状を呈する構成であってもよい。
かかる構成によると、前突荷重に対する強度をより向上することができる。
前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルの上壁部上に配置されるフランジ部を備え、前記フランジ部は、前後方向に延設されているビード部を備える構成であってもよい。
かかる構成によると、前突荷重に対する強度をより向上することができる。
前記ビード部と前記サイドシルの上壁部との間は、前記フロントピラーアウタ及び前記フロントピラーインナの間の空間と外部とを連通する貫通孔を構成してもよい。
かかる構成によると、電着塗装の塗料を貫通孔を介してフロントピラーの中空部へ好適に導くことができる。
前記サイドシルは、サイドシルインナとサイドシルアウタとによって構成されており、前記サイドシルインナと前記サイドシルアウタとの間には、ジャッキアッププレートが設けられており、前記ジャッキアッププレートは、前記フロントピラーアウタよりも後方まで延設されている構成であってもよい。
かかる構成によると、サイドシルの強度を向上し、前突荷重に対する強度をより向上することができる。
前記ジャッキアッププレートは、斜め方向に延設されている斜めビード部を備え、前記フロントピラーアウタよりも後方に形成されている構成であってもよい。
かかる構成によると、ジャッキアッププレートの強度を向上するとともに、フロントピラーアウタからの荷重をサイドシルへ効率よく伝達することができる。
本発明によると、車体前部構造において、前突荷重に対する強度を向上することができる。
本発明の実施形態に係る車体前部構造を示す側面図であり、ドアを外した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る車体前部構造を示す側面図であり、ドア及びフェンダーパネルを外した状態を示す図である。 図2の部分拡大図である。 フロントピラーアウタの後壁部を示す模式断面図である。 図3のV−V線矢視における模式断面図である。 本発明の実施形態に係る車体前部構造を示す側面図であり、ドア、フェンダーパネル及びサイドシルアウタを外し、フロントピラーアウタの下端部を破断した状態を示す部分拡大図である。
本発明の実施形態について、本発明の車体前部構造を車両の左側のドア開口部周りに適用した場合を例にとり、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。なお、各図中に矢印で示される「前後」は、車体前後方向を示し、「上下」は、車体上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)を示している。
<車体前部構造>
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る車両の車体前部構造1は、車両の前席(運転席及び助手席)用のドア開口部2周りに関する構造である。車体前部構造1は、フロントピラー3と、サイドシル4と、を備える。
<フロントピラー>
フロントピラー3は、上下方向に延設されており、ドア開口部2の枠体における前側の縦辺を構成する金属製の骨格部材である。フロントピラー3は、平面視で矩形枠形状を呈しており、内部に平面視で閉断面の中空部を有する。
図1に示すように、フロントピラー3の前部は、車幅方向外方からの側面視で、車両のアウターパネルであるフェンダーパネル5によって覆われている。また、フロントピラー2の後部(フェンダーパネル5から露出する部位)は、車幅方向外方からの側面視で、車両のアウターパネルである前席用のドア(図示せず)によって覆われている。また、フロントピラー3の上部には、前後方向に延設されている金属製の骨格部材であるアッパメンバ6の後端部が結合(溶接等によって接合)されている。また、フロントピラー3の下部の前方には、車両の前輪(図示せず)が収容されるホイールハウス7が設けられている。
図2に示すように、フロントピラー3は、フロントピラーインナ10と、当該フロントピラーインナ10の車幅方向外方に設けられているフロントピラーアウタ20と、を備える。
≪フロントピラーインナ≫
フロントピラーインナ10は、フロントピラー3の内壁部を構成する金属製部材である。
≪フロントピラーアウタ≫
フロントピラーアウタ20は、フロントピラー3の外壁部、前壁部及び後壁部を構成する金属製部材である。フロントピラーアウタ20は、外壁部21と、前壁部22と、前フランジ部23と、後壁部24と、後フランジ部25と、を一体に備える金属製部材である。フロントピラーアウタ20は、金属製の板状部材を折曲加工することによって形成されている。
外壁部21は、フロントピラーインナ10と対向する壁部であり、フロントピラー3の外壁部を構成する。外壁部21には、前席用のドア(図示せず)がヒンジを介して取り付けられている。前壁部22は、外壁部21の前端部から車幅方向内方へ延設されており、フロントピラー3の前壁部を構成する。前フランジ部23は、前壁部22の車幅方向内側端部から前方へ延設されており、フロントピラーインナ10と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。後壁部24は、外壁部21の後端部から車幅方向内方へ延設されており、フロントピラー3の後壁部を構成する。後フランジ部25は、後壁部24の車幅方向内側端部から後方へ延設されており、フロントピラーインナ10と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。外壁部21の前端部、前壁部22及び前フランジ部23の下端部は、ホイールハウス7に沿う形状を呈する。
フロントピラーアウタ20の外壁部21の下端部には、車幅方向内方へ向けて窪む凹部21aが形成されている。凹部21aは、側面視で、後側の縦辺すなわち縦壁部が傾斜した略台形形状を呈する。
≪屈曲部≫
図3に示すように、フロントピラーアウタ20は、複数の屈曲部を備える。複数の屈曲部は、フロントピラーアウタ20の下端部において、上下方向に並ぶように形成されている。本実施形態において、複数の屈曲部は、前記凹部21aの後側の傾斜縦辺(縦壁部)と、後壁部24と、外壁部21においてこれらに挟まれた部位と、によって構成されたビード部である。
本実施形態において、フロントピラーアウタ20は、複数の屈曲部として、第一の屈曲部20aと、第二の屈曲部20bと、を備える。図4に示すように、第一の屈曲部20aは、サイドシル3の上壁部(詳細には、サイドシルアウタ40の上壁部44)から上方へ延設されており、側面視で、斜め前下方向に中心Oを有する円弧形状を呈するように屈曲している。第二の屈曲部20bは、第一の屈曲部20aの上端部から上方へ延設されており、側面視で、斜め後上方向に中心Oを有する円弧形状を呈するように屈曲している。換言すると、車幅方向外方からの側面視で、前後軸をx軸(前が負、後が正)、上下軸をy軸(下が負、上が正)としたとき、第二の屈曲部20bは、下に凸の減少区間であり、第一の屈曲部20aは、上に凸の減少区間である。すなわち、第一の屈曲部20a及び第二の屈曲部20bは、側面視で、互いに異なる方向に屈曲しており、略S字形状を呈する。また、第一の屈曲部20aは、側面視で、後に凸形状、より詳細には、後に凸形状の曲線を頂点で切った上半分の形状を呈する。第二の屈曲部20bは、側面視で、前に凸形状、より詳細には、前に凸形状の曲線を頂点で切った下半分の形状を呈する。
<サイドシル>
図1及び図2に示すように、サイドシル4は、前後方向に延設されており、ドア開口部2の枠体における下側の横辺を構成する金属製の骨格部材である。サイドシル4は、正面視で略矩形枠形状(本実施形態では、六角形状)を呈しており、内部に正面視で閉断面の中空部を有する。サイドシル4は、車幅方向外方からの側面視で、車両のアウターパネルである前席用の閉状態のドア(図示せず)によって覆われている。
図5に示すように、サイドシル4は、サイドシルインナ30と、サイドシルアウタ40と、を備える。
≪サイドシルインナ≫
サイドシルインナ30は、サイドシル4の内壁部、下壁部の一部、及び、上壁部の一部を構成する金属製の部材である。サイドシルインナ30は、内壁部31と、下壁部32と、下フランジ部33と、上壁部34と、上フランジ部35と、を一体に備える。サイドシルインナ30は、金属製の板状部材を折曲加工することによって形成されている。
内壁部31は、サイドシル4の内壁部を構成する。下壁部32は、内壁部31の下端部から車幅方向外方へ延設されており、サイドシル4の下壁部の内側半分を構成する。下フランジ部33は、下壁部32の車幅方向外側端部から下方へ延設されている。上壁部34は、内壁部31の上端部から車幅方向外方へ延設されており、サイドシル4の上壁部の内側半分を構成する。上フランジ部35は、上壁部34の車幅方向外側端部から上方へ延設されている。
≪サイドシルアウタ≫
サイドシルアウタ40は、サイドシル4の外壁部、下壁部の一部、及び、上壁部の一部を構成する金属製の部材である。サイドシルアウタ40は、外壁部41と、下壁部42と、下フランジ部43と、上壁部44と、上フランジ部45と、を一体に備える。サイドシルアウタ40は、金属製の板状部材を折曲加工することによって形成されている。
外壁部41は、サイドシル4の外壁部を構成する。下壁部42は、外壁部41の下端部から車幅方向内方へ延設されており、サイドシル4の下壁部の外側半分を構成する。下フランジ部43は、下壁部42の車幅方向内側端部から下方へ延設されており、サイドシルインナ30の下フランジ部33と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。上壁部44は、外壁部41の上端部から車幅方向内方へ延設されており、サイドシル4の上壁部の外側半分を構成する。上フランジ部45は、上壁部44の車幅方向内側端部から上方へ延設されており、サイドシルインナ30の上フランジ部35と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。
≪ジャッキアッププレート≫
ジャッキアッププレート50は、車両のジャッキアップを行う際に、ジャッキが取り付けられる部位を補強する金属製の部材である。本実施形態において、ジャッキアッププレート50は、サイドシルインナ30とサイドシルアウタ40との間に介設されている。ジャッキアッププレート50の下端部は、下フランジ部33,43に挟まれており、当該下フランジ部33,43と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。ジャッキアッププレート50の上端部は、上フランジ部35,45に挟まれており、当該上フランジ部35,45と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。
ジャッキアッププレート50は、フロントピラーアウタ20よりも後方まで延設されている。換言すると、ジャッキアッププレート50の前端部は、サイドシル4の前端部に配置されており、ジャッキアッププレート50の後端部は、フロントピラーアウタ20の下端部の後端部よりも後方に配置されている。
図6に示すように、ジャッキアッププレート50は、一以上の縦ビード部51と、一以上の縦ビード部51よりも後方に設けられている一以上の斜めビード部52と、を備える。
一以上(本実施形態では4本)の縦ビード部51は、上下方向に延びる縦長の凹部である。縦ビード部51は、車幅方向内方へ窪む凹部である。前の2本の縦ビード部51は、下フランジ部33,43と上フランジ部35,45との間に形成されている。後ろの2本の縦ビード部51は、前の2本の縦ビード部51よりも下方へ長く形成されている。
複数の縦ビード部51は、ジャッキアッププレート50の上下方向の剛性を向上するとともに、前後方向の潰れやすさ(前突荷重に対する衝撃吸収性能)を確保するためのものである。
なお、ジャッキアッププレート50のうち、後ろの2本の縦ビード部51が形成されている部位の下端部は、下フランジ部33,43よりも下方へ延設されて露出しており、車幅方向内方へ屈曲している。かかる屈曲部位は、ジャッキアップ装置(図示せず)が取り付けられてジャッキアップ荷重が作用するジャッキ取付部53を構成する。
一以上(本実施形態では2本)の斜めビード部52は、上下方向に延びるとともに、上方に向かうにつれて後方へ傾斜する縦長の凹部である。斜めビード部52は、車幅方向内方へ窪む凹部である。一以上の斜めビード部52は、下フランジ部33,43と上フランジ部35,45との間に形成されている。また、一以上の斜めビード部52は、フロントピラーインナ10及びフロントピラーアウタ20のそれぞれの下端部の後端部よりも後方に配置されている。また、一以上の斜めビード部52は、最前方の斜めビード部52の一部がジャッキ取付部53の真上に配置されている。一以上の斜めビード部52のそれ以外の部位は、ジャッキ取付部53よりも上方かつ後方に配置されている。
<フロントピラーアウタとサイドシルアウタとの組付部位>
図3に示すように、フロントピラーアウタ20は、後壁部24の下端部から後方へ延設されているフランジ部26を備える。フランジ部26は、サイドシルアウタ40の上壁部44と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。また、フロントピラーアウタ20の外壁部21の凹部21aよりも下側の部位は、サイドシルアウタ40の外壁部41と結合(本実施形態では、溶接等によって接合)されている。また、サイドシル4の上端部においては、車幅方向内側から順に、上フランジ部34、ジャッキアッププレート50、上フランジ部44、フロントピラーインナ10及びフランジ部23,25が重ねられている。フランジ部26の車幅方向外側には、外壁部21の後端部が延設されており、フランジ部26の車幅方向内側には、後フランジ部25の後端部が延設されている。すなわち、外壁部21、後フランジ部25及び外壁部21の後端部は、前後方向で同じ位置となっている。
フランジ部26は、前後方向の全体にわたって延設されているビード部26aを備える。ビード部26aは、上方へ突出する凹部である。ビード部26aとサイドシルアウタ40の上壁部44との間には、貫通孔Aが構成されている。貫通孔Aは、フロントピラー3の中空部(フロントピラーインナ10とフロントピラーアウタ20との間の空間)と外部とを連通する。
<前突時の荷重伝達>
車両の前突時には、図示しない前輪が後方へ移動することによって、前突荷重がフロントピラー3へ入力される。かかる前突荷重は、フロントピラーアウタ20の第二の屈曲部20b及び第一の屈曲部20aを順次介して、フロントピラーアウタ20とサイドシル4との結合部位からサイドシル4へ伝達される。
本発明の実施形態に係る車体前部構造1は、フロントピラーアウタ20が複数の屈曲部20a,20bを備えるので、前突時の応力集中を抑制し、前突荷重に対する強度を向上することができる。
また、車体前部構造1は、第一の屈曲部20a及び第二の屈曲部がそれぞれ前下方向及び後上方向に中心を有する円弧形状を呈するので、前突荷重に対する強度をより向上することができる。
また、車体前部構造1は、フランジ部26がビード部26aを備えるので、前突荷重に対する強度をより向上することができる。
また、車体前部構造1は、ビード部26aとサイドシルアウタ40の上壁部44との間が貫通孔Aを構成するので、電着塗装の塗料を貫通孔Aを介してフロントピラー3の中空部へ好適に導くことができる(図3の矢印参照)。
また、車体前部構造1は、ジャッキアッププレート50がフロントピラーアウタ20よりも後方まで延設されているので、サイドシル4の強度を向上し、前突荷重に対する強度をより向上することができる。
また、車体前部構造1は、ジャッキアッププレート50が斜めビード部52を備えるので、ジャッキアッププレート50の強度を向上することができる。
また、車体前部構造1は、ジャッキアッププレート50が斜めビード部52を備えるので、フロントピラーアウタ20からの荷重をサイドシル4へ効率よく伝達することができる。
また、車体前部構造1は、ジャッキアッププレート50が斜めビード部52を備えるので、前突荷重に対してサイドシル4を補強することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、複数の屈曲部20a,20bは、フロントピラーアウタ20の後壁部24のみによって構成されていてもよく、フロントピラーアウタ20の凹部21aの後側の縦壁部のみによって構成されていてもよい。また、フロントピラーアウタ20は、第二の屈曲部20bの上側に第三以上の屈曲部を備える構成であってもよい。また、フロントピラーアウタ20は、第一の屈曲部が前に凸形状を呈し、第二以上の屈曲部が前後方向に交互に凸形状を呈する構成であってもよい。また、斜めビード部52は、車幅方向外方へ突出する縦長の凸部であってもよく、上下方向に延びるとともに、上方に向かうにつれて前方へ傾斜する縦長の凹部又は凸部であってもよい。
1 車体前部構造
3 フロントピラー
4 サイドシル
10 フロントピラーインナ
20 フロントピラーアウタ
20a 第一の屈曲部
20b 第二の屈曲部
26 フランジ部
26a ビード部
30 サイドシルインナ
40 サイドシルアウタ
50 ジャッキアッププレート
52 斜めビード部
A 貫通孔

Claims (6)

  1. フロントピラーインナと結合されることによってフロントピラーを構成するフロントピラーアウタと、
    前記フロントピラーアウタの下端部と結合されているサイドシルと、
    を備える車体前部構造であって、
    前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルとの結合部位から上方に並んで形成されている複数の屈曲部を備える
    ことを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記複数の屈曲部のうち最も下方の第一の屈曲部は、前下方向に中心を有する円弧形状を呈し、
    前記第一の屈曲部の上側の第二の屈曲部は、後上方向に中心を有する円弧形状を呈する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記フロントピラーアウタは、前記サイドシルの上壁部上に配置されるフランジ部を備え、
    前記フランジ部は、前後方向に延設されているビード部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造。
  4. 前記ビード部と前記サイドシルの上壁部との間は、前記フロントピラーアウタ及び前記フロントピラーインナの間の空間と外部とを連通する貫通孔を構成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体前部構造。
  5. 前記サイドシルは、サイドシルインナとサイドシルアウタとによって構成されており、
    前記サイドシルインナと前記サイドシルアウタとの間には、ジャッキアッププレートが設けられており、
    前記ジャッキアッププレートは、前記フロントピラーアウタよりも後方まで延設されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車体前部構造。
  6. 前記ジャッキアッププレートは、斜め方向に延設されている斜めビード部を備え、
    前記斜めビード部は、前記フロントピラーアウタよりも後方に形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の車体前部構造。
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