JP2017192794A - 送り出し腕型ミシンの送り機構 - Google Patents
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Abstract
縫い合わせる左右2枚の生地で厚さや素材が異なる場合や曲線部を縫製する場合でも、作業者の所望する縫い上がりとなるよう左右2枚の生地を適切に送ることができる送り出し腕型ミシンの送り機構を提供する。
【解決手段】 送り機構6は、主軸に連動して生地送り方向Fに沿った垂直面内を楕円運動する主送り歯19,第1差動送り歯20および第2差動送り歯21によりシリンダ1上に載置される生地を生地送り方向Fに搬送する。送り機構6は、主軸の1回転あたりに第1差動送り歯20が前後方向に動く量(以下、第1差動送り量とする)を変更調節する第1差動送り量調節機構61を備えている。さらに、送り機構6は、主軸の1回転あたりに第2差動送り歯21が前後方向に動く量(以下、第2差動送り量とする)を変更調節する第2差動送り量調節機構71を備えている。
【選択図】図3
Description
本発明において、生地送り方向とはシリンダがベッド下部から延出する方向をいう。
本発明において、前後とは生地送り方向における前後方向をいい、左右とはミシンを正面(生地送り方向手前のベッド側)から見たときの左右方向をいう。また、上下とはミシンの上下方向をいう。
立設するベッド2,102の下部から生地送り方向Fに向かって延出するシリンダ1,101と、
前記ベッド2,102の端部から生地送り方向Fと交差する方向に延びるアーム3,103と、
主軸に連動して生地送り方向Fに沿った垂直面内を楕円運動する送り歯により前記シリンダ1,101上に左右に並べて載置される生地を生地送り方向Fに搬送する送り出し腕型ミシンの送り機構6,106において、
前記シリンダ1,101の延出方向に沿いシリンダ1,101内に左右に並べて配置される主送り台14,第1差動送り台15および第2差動送り台16と、
前記主送り台14の先端に取り付けられ、左右に並べた生地を生地送り方向Fに搬送する主送り歯19と、
前記主送り歯19に対し生地送り方向F手前側に位置し、前記第1差動送り台15の先端に取り付けられ、左右に並べた生地のうち一方を生地送り方向Fに搬送する第1差動送り歯20と、
前記主送り歯19に対し生地送り方向F手前側に位置し、かつ前記第1差動送り歯20に対し生地送り方向Fと交差する方向に隣接し、前記第2差動送り台16の先端に取り付けられ、左右に並べた生地のうち他方を生地送り方向Fに搬送する第2差動送り歯21と、
主軸の1回転あたりに第1差動送り歯20および第1差動送り台15が前後方向に動く量(以下、第1差動送り量とする)を変更調節する第1差動送り量調節機構61と、
主軸の1回転あたりに第2差動送り歯21および第2差動送り台16が前後方向に動く量(以下、第2差動送り量とする)を変更調節する第2差動送り量調節機構71を備えることを特徴とするものである。
これによると、厚さや素材の異なる左右2枚の生地を縫い合わせる場合や曲線部を縫製する場合など、第1差動送り量調節機構61や第2差動送り量調節機構71を備えることで、第1差動送り量や第2差動送り量を各別に調節でき、所望する縫い上がりの縫製を行うことができる。
前記第1差動送り量調節機構61は、ミシンの外部に設けられる第1差動送り量を調節するための第1操作部材を備え、
前記第2差動送り量調節機構71は、ミシンの外部に設けられる第2差動送り量を調節するための第2操作部材を備えるという構成を採用することができる。
これによると、第1操作部材や第2操作部材はミシンの外部に設けられるので、第1差動送り量や第2差動送り量の調節は極めて容易に行うことができる。
前記第1差動送り歯20と前記第2差動送り歯21とは、生地送り方向Fに対して、前記第1差動送り歯20が前記第2差動送り歯21の左側に位置する様にして互いに左右配置され、
前記第1操作部材は前記ベッド2,102の左側面に配置され、
前記第2操作部材は前記ベッド2,102の右側面に配置されるという構成を採用することができる。
これによると、生地送り方向Fに対して左側に配置の第1差動送り歯20による第1差動送り量を変更調節したいのであれば、ベッド2,102の左側面に配置される第1操作部材を操作すれば良いという風に、調節したい差動送り量側の差動送り歯に対応してそれを変更調節する操作部材がベッドに配置される。したがって、ベッド2,102の側面に第1操作部材と第2操作部材が配置されていても、作業者はどちらの操作部材を操作すれば良いのか迷うことがなく、所望する差動送り量を変更調節することができる。
前記送り機構6,106は、主軸の1回転あたりに前記主送り歯19および前記主送り台14が前後方向に動く量(以下、主送り量とする),第1差動送り量および第2差動送り量を一括して変更調節する主差動送り量調節機構81を備え、
前記主差動送り量調節機構81は、ミシンの外部に設けられ主送り量,第1差動送り量および第2差動送り量を一括して調節するための第3操作部材を備えるという構成を採用することができる。
これによると、ミシンの外部に設けられる第3操作部材を操作することで主送り量,第1差動送り量および第2差動送り量を一括して変更調節することができる。
2 ベッド
3 アーム
9 上下用ロッド
10 前後用ロッド
14 主送り台
15 第1差動送り台
16 第2差動送り台
19 主送り歯
20 第1差動送り歯
21 第2差動送り歯
26 連動軸
27 調節クランク
32 揺動軸
45 第1差動調節クランク
55 第2差動調節クランク
61 第1差動送り量調節機構
62 第1差動調節レバー(第1操作部材)
71 第2差動送り量調節機構
72 第2差動調節レバー(第2操作部材)
81 主差動送り量調節機構
82 主差動調節レバー(第3操作部材)
Claims (4)
- 立設するベッドの下部から生地送り方向に向かって延出するシリンダと、
前記ベッドの端部から生地送り方向と交差する方向に延びるアームと、
主軸に連動して生地送り方向に沿った垂直面内を楕円運動する送り歯により前記シリンダ上に左右に並べて載置される生地を生地送り方向に搬送する送り出し腕型ミシンの送り機構において、
前記シリンダの延出方向に沿いシリンダ内に左右に並べて配置される主送り台,第1差動送り台および第2差動送り台と、
前記主送り台の先端に取り付けられ、左右に並べた生地を生地送り方向に搬送する主送り歯と、
前記主送り歯に対し生地送り方向手前側に位置し、前記第1差動送り台の先端に取り付けられ、左右に並べた生地のうち一方を生地送り方向に搬送する第1差動送り歯と、
前記主送り歯に対し生地送り方向手前側に位置し、かつ前記第1差動送り歯に対し生地送り方向と交差する方向に隣接し、前記第2差動送り台の先端に取り付けられ、左右に並べた生地のうち他方を生地送り方向に搬送する第2差動送り歯と、
主軸の1回転あたりに前記第1差動送り歯および前記第1差動送り台が前後方向に動く量(以下、第1差動送り量とする)を変更調節する第1差動送り量調節機構と、
主軸の1回転あたりに前記第2差動送り歯および前記第2差動送り台が前後方向に動く量(以下、第2差動送り量とする)を変更調節する第2差動送り量調節機構を備えることを特徴とする送り出し腕型ミシンの送り機構。 - 前記第1差動送り量調節機構は、ミシンの外部に設けられる第1差動送り量を調節するための第1操作部材と、
前記第2差動送り量調節機構は、ミシンの外部に設けられる第2差動送り量を調節するための第2操作部材を備えることを特徴とする請求項1記載の送り出し腕型ミシンの送り機構。 - 前記第1差動送り歯と前記第2差動送り歯とは、生地送り方向に対して、前記第1差動送り歯が前記第2差動送り歯の左側に位置する様にして互いに左右配置され、
前記第1操作部材は前記ベッドの左側面に配置され、
前記第2操作部材は前記ベッドの右側面に配置されることを特徴とする請求項2記載の送り出し腕型ミシンの送り機構。 - 前記送り機構は、主軸の1回転あたりに前記主送り歯および前記主送り台が前後方向に動く量(以下、主送り量とする),第1差動送り量および第2差動送り量を一括して変更調節する主差動送り量調節機構を備え、
前記主差動送り量調節機構は、ミシンの外部に設けられ主送り量,第1差動送り量および第2差動送り量を一括して調節するための第3操作部材を備えることを特徴とする請求項3記載の送り出し腕型ミシンの送り機構。
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CN111793907A (zh) * | 2019-04-09 | 2020-10-20 | 精机机械厂股份有限公司 | 缝纫机的三轨送布装置 |
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