JP2017191697A - アングルコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化、低価格化できるアングルコネクタを提供する。【解決手段】複数の端子90はロケータ70に圧入され、端子溝73に収容されて保持され、複数の端子90の保持された部位を覆うカバー80がロケータ70に取り付けられる。ロケータ70の底面70bには相手側コネクタと対向する端面70aからの嵌合方向に沿う距離に関し、最も遠い端子90よりも端面70aに近い位置に脚部79が突出形成されている。カバー80はロケータ70の端面70a,反対端面70f及び底面70bを開放しつつ両側面70c,70dを覆う形状を有し、ロケータ70に対して底面70bとは反対側からスライド嵌合して取り付けられるものとされている。【選択図】図10
Description
この発明は相手側コネクタとの嵌合方向が基板面と平行とされて基板上に半田付け実装されるアングルコネクタに関する。
図15及び16はこの種のアングルコネクタの従来例として特許文献1に記載されている構成を示したものである。アングルコネクタ(特許文献1ではジャックと称している)10はホルダ11に複数のインサートモジュール12を圧入することにより形成されている。ホルダ11は例えばポリエステル樹脂を成形したものであり、ジャック部13と係合部14とから構成されている。ジャック部13には貫通孔15が形成されている。
インサートモジュール12はこの例では5本の接続線16とモールド部17から構成されている。5本の接続線16は例えばポリエステル樹脂をモールドして形成されたモールド部17により一体化されている。
5本の接続線16はモールド樹脂から両端が互いに直交する方向に延出されている。接続線16の一端のコネクタ端子16aは先端が二又に分岐されており、ジャック部13の貫通孔15に圧入される。接続線16の他端の基板端子16bは回路基板(図示せず)に半田付けされる。
ホルダ11には上記構成のインサートモジュール12が複数個、矢印a方向に配列されて圧入されている。
ジャック部13の貫通孔15には相手側コネクタ(特許文献1ではプラグと称している)のピンが挿入され、コネクタ端子16aと係合する。ピンとコネクタ端子16aとが係合することにより、アングルコネクタ10と相手側コネクタとが接続される。
ところで、このように基板上に半田付け実装されるアングルコネクタでは、モールド樹脂として溶融半田に耐えるような高価な耐熱性樹脂は一般に価格面から使用せず、低価格化を図るために、上述した特許文献1に記載されているアングルコネクタ10でも使用しているように耐熱温度の低い安価なポリエステル樹脂等をモールド樹脂として一般に使用するものとなっている。
従って、基板上に半田付け実装する際、耐熱温度の低い樹脂と半田が接することがないように、樹脂部品と基板とを離間する必要があり、このため樹脂部品の半田と接しない位置に脚を設けるといったことが一般に行われており、図15,16に示した従来のアングルコネクタ10においてもインサートモジュール12のモールド部17の基板と対向する底面には脚部17a,17bが突出形成されている。
一方、この種のアングルコネクタではアングルコネクタを実装する基板の小型化、高実装密度化に伴い、基板上の占有面積を低減できる小型化が望まれている。この点、図15,16に示したアングルコネクタ10のように脚部17a,17bを基板端子16bの配列の配列方向外側に設ける構成では、その分奥行方向の寸法が大きくなってしまうため、脚部を端子配列領域内に設けることができれば、その分、奥行方向の寸法を小さくできる。
しかしながら、奥行方向の寸法の小寸法化の一方策として、端子の配列ピッチの狭小化も同時に考えた場合、端子を一体に成形する(モールドインする)インサート成形自体が困難になるという問題がある。
この発明の目的はこの問題に鑑み、簡易に製造することができ、小型化、低価格化が可能なアングルコネクタを提供することにある。
請求項1の発明によれば、相手側コネクタとの嵌合方向が基板面と平行とされて基板上に半田付け実装されるアングルコネクタは、樹脂製のハウジングと、金属製のシェルと、前記嵌合方向に延伸する嵌合側延伸部と、前記嵌合方向と垂直な実装方向に延伸する基板側延伸部と、嵌合側延伸部と基板側延伸部とを接続する折り曲げ部とをそれぞれ有する複数の端子と、複数の端子を保持する樹脂製のロケータと、ロケータに取り付けられて複数の端子のロケータに保持された部位を覆うカバーとを有してなり、複数の端子の嵌合側延伸部にはそれぞれ圧入孔が形成され、ロケータの前記嵌合方向と前記実装方向とが張る平面に平行な両側面の少なくとも一方には、基板側延伸部がそれぞれ収容される複数の相互に平行な前記実装方向に延伸する溝と、前記圧入孔にそれぞれ圧入される複数の突起とが形成され、複数の端子は、前記圧入孔に前記突起が圧入されると共に基板側延伸部が前記溝に収容されることでロケータに保持されており、ロケータの基板面と対向する底面にはロケータの相手側コネクタと対向する端面からの前記嵌合方向に沿う距離に関し、複数の端子のうちの最も遠い端子よりも前記端面に近い位置に脚部が突出形成されており、カバーはロケータの前記端面及びその前記嵌合方向に係る反対端面並びに前記底面を開放しつつ前記両側面を覆う形状を有し、前記底面とは反対側から前記実装方向にスライド嵌合してロケータに取り付けられるものとされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、ロケータとカバーとには、ロケータへのカバーの取付けが完了した時に相互に係合してカバーの広がり変形を防ぐロケータ側係止部とカバー側被係止部とがそれぞれ設けられているものとされる。
請求項3の発明では請求項1の発明において、シェルには、カバーの、ロケータの前記両側面を覆う部位を外側から覆ってカバーの広がり変形を防ぐカバー広がり防止部が設けられているものとされる。
請求項4の発明では請求項1乃至3の何れかの発明において、カバーの、ロケータの前記溝と対向する面には前記実装方向に延伸する複数の相互に平行な凸条がそれぞれ前記溝と対向する位置に形成されているものとされる。
請求項5の発明では請求項4の発明において、ロケータの、前記溝が形成されている前記側面の、前記底面とは反対側の上面の側に、前記溝の延長上に位置して前記上面に至る複数の相互に平行な案内溝が形成されているものとされる。
請求項6の発明では請求項1乃至5の何れかの発明において、前記溝と前記突起とはロケータの前記両側面に形成されており、複数の端子はロケータの前記両側面において保持されているものとされる。
請求項7の発明では請求項1乃至6の何れかの発明において、前記溝は前記ロケータの前記底面に至る部位において溝の深さが1つおきに相対的に浅くされ、複数の端子の基板側延伸部は前記溝に対応して1本おきに前記嵌合方向と垂直な方向に相対的に大きく曲げられて該方向において2列とされているものとされる。
この発明によれば、端子を保持する樹脂製のロケータに端子をインサート成形するのではなく、端子をロケータに圧入して取り付けるものとなっている。よって、低価格化を図るべく、耐熱温度の低い安価な樹脂でロケータを作製する場合に、樹脂と半田が接しないようにロケータを実装基板と離間させるための脚部を、アングルコネクタの相手側コネクタとの嵌合方向において最も遠い端子の位置よりも相手側コネクタとの嵌合部に近い位置に容易に形成することができ、かつ端子の配列ピッチの狭小化も図ることができ、これらの点でアングルコネクタの奥行方向の寸法を小寸法化することができる。
また、ロケータに圧入された端子を押さえるためのカバーは断面コ字状とされ、奥行方向両側に壁がないため、この点でもアングルコネクタの奥行方向の寸法の小寸法化を図ることができる。
従って、この発明によれば、小型、低価格なアングルコネクタを提供することができる。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明によるアングルコネクタの一実施例を基板と共に示したものであり、アングルコネクタ100は相手側コネクタ(図示せず)との嵌合方向が基板面200aと平行とされて基板200上に半田付け実装されている。本実施例において、アングルコネクタ100はハウジングアセンブリ20とロケータアセンブリ30とが組み合わされ、相互に固定された構成を有する。基板200は図1では実際の形状の図示を省略し、一部のみを示している。なお、以下においてはアングルコネクタ100の、相手側コネクタとの嵌合方向をX方向とし、X方向と垂直な基板200への実装方向をZ方向とする。また、これらX方向及びZ方向の双方に垂直な方向をY方向とする。
図2は図1に示したアングルコネクタ100を一部分解して示したものであり、ハウジングアセンブリ20はハウジング40とシェル50と2つのロックプレート60とよりなり、ロケータアセンブリ30はロケータ70とカバー80と端子90とよりなる。ロケータアセンブリ30はこの例では20本の端子90を有するものとされ、これら端子90は樹脂製のロケータ70に圧入されて保持されている。
図3はロケータ70の形状を示したものであり、図3ではロケータ70を横にして示している。
ロケータ70はブロック状をなし、そのX方向の一方の端面70aには突出部71が突出形成されている。また、Z方向の一端側(底面70b側)は厚さが大とされて基部72が形成されている。ロケータ70の両側面(X方向とZ方向とが張る平面に平行な両側面)70c,70dにはそれぞれ端子溝73及び案内溝74が形成されており、以下、一方の側面70cについて端子溝73及び案内溝74の詳細を説明する。
端子溝73はZ方向に延伸して底面70bに至る基板側溝75(溝)と、基板側溝75の内端からX方向に延伸して突出部71の先端面71aに至る嵌合側溝76とよりなり、全体としてL字状をなす。L字状をなす端子溝73は10本形成されており、10本の端子溝73の基板側溝75は相互に平行とされ、10本の端子溝73の嵌合側溝76も相互に平行とされている。10本の端子溝73は平面上においてL字の角部が順次重なるように隣接し、一直線上に位置するように側面70cのほぼ全域を占めて形成されている。
これら端子溝73の嵌合側溝76の突出部71に位置する箇所には段部76aがそれぞれ形成され、段部76aより先端側(先端面71a側)は溝幅が大とされている。この溝幅が大とされた部分の底面には突起76bがそれぞれ形成されている。
隣接する嵌合側溝76間の仕切り壁77は隣接する基板側溝75間の仕切り壁78より高さが低くされており、基部72に位置する仕切り壁78は基部72の厚さに伴い、1段高くされている。基部72に位置する基板側溝75の底面は1つおきに浅くされており、図3A中、75aは浅くされた底面を示し、75bは底面75aに至る傾斜面を示す。
基部72に位置する仕切り壁78の一箇所には凹部78aが形成されており、また基部72に位置する2箇所の仕切り壁78にはカバー80を係止するための突起状をなすロケータ側係止部78bが底面70bと反対側に突出して形成されている。
一方、ロケータ70の底面70bと反対側の上面70e側には案内溝74が配列形成されている。案内溝74は10本の嵌合側溝76の配列方向外側に位置し、10本の基板側溝75の各延長上に位置して上面70eに至るように形成されている。
以上、ロケータ70の側面70cに形成されている端子溝73,案内溝74及び凹部78a、ロケータ側係止部78bの詳細について説明したが、これら端子溝73,案内溝74及び凹部78a、ロケータ側係止部78bは側面70dにも側面70cと同様に形成されている。
次に、上記のような形状を有するロケータ70に端子90が組み込まれ、カバー80が被せられてなるロケータアセンブリ30の組立を説明する。
端子90は図4に示したように、X方向に延伸する嵌合側延伸部91と、Z方向に延伸する基板側延伸部92と、嵌合側延伸部91と基板側延伸部92とを接続する折り曲げ部93とよりなる。図4はこのようにL字状をなす端子90がロケータ70の一方の側面70cへ組み込まれる状態を示したものであり、ロケータ70の10本の端子溝73に組み込まれる10本の端子90はキャリア110により一体化されている。
各端子90の嵌合側延伸部91には段部94が形成され、段部94より先端側の幅広部分には圧入孔95が形成され、さらに圧入孔95より先端側にダボ96が形成されている。嵌合側延伸部91の先端は図4に示したように折り曲げられて1段低くされている。
一方、10本の端子90の基板側延伸部92は1本おきに大きく曲げられており、これにより先端はY方向において2列になるようにされている。
図5はロケータ70の一方の側面70cに端子90が取り付けられた状態を示したものであり、端子90の基板側延伸部92は基板側溝75に収容され、嵌合側延伸部91は嵌合側溝76に収容される。嵌合側延伸部91の圧入孔95には図5Bに示したようにロケータ70の突起76bが圧入され、嵌合側延伸部91の段部94とロケータ70の段部76aとは図5Bに示したように突き当たった状態となる。
端子90の基板側延伸部92の先端は図5Aに示したようにロケータ70の底面70bより突出され、千鳥状に配列されてY方向に2列の配置となる。なお、ロケータ70の基部72においてY方向外側に位置する5本の基板側延伸部92の側面は基部72の側面とほぼ同一面上に位置される。
上記のようにロケータ70の側面70cに10本の端子90を取り付けた後、キャリア110は切断除去され、ロケータ70の側面70dにも同様にして10本の端子90を取り付け、キャリア110を切断除去する。図6はこのようにしてロケータ70の両側面70c,70dにそれぞれ端子90が取り付けられた状態を示したものである。なお、基板面200aと対向するロケータ70の底面70bには脚部79が突出形成されており、脚部79は図6からわかるように、端子90の嵌合側延伸部91が突出しているロケータ70の突出部71が設けられている側である端面70aからのX方向の距離に関し、最も遠い端子90の基板側延伸部92よりも端面70aに近い位置に形成されている。
次に、計20本の端子90のロケータ70に保持された部位を覆うようにカバー80を図7に示したようにZ方向にスライド嵌合してロケータ70に取り付ける。
カバー80は樹脂製とされ、図7及び図8に示したように、ロケータ70の両側面70c,70dを覆う2枚の壁板81と、2枚の壁板81をZ方向の一方の側(基端側)で繋ぐ天板82とよりなり、合わせて3枚の板よりなる形状とされている。この形状によりカバー80は、ロケータ80の端面70a、X方向における端面70aと反対側の反対端面70f及び底面70bを覆うことなく開放しながら2つの側面70c,70dを覆うことができる。2枚の壁板81の、天板82と反対側部分の内面には段部81aが形成され、段部81aよりZ方向先端側はロケータ70の厚さが大とされた基部72に対応して2枚の壁板81の間隔が大とされている。
2枚の壁板81の各内面にはZ方向に延伸する10本の凸条83が相互に平行とされてそれぞれ形成されている。凸条83は1本おきに長さが短かくされており、長さが短かい凸条83は天板82の内面から段部81aまで形成されている。1本おきの長さが長い凸条83は天板82の内面から壁板81の先端に至るまで形成されている。これら凸条83はロケータ70の両側面70c,70dに形成されている基板側溝75及び案内溝74と対向する位置に形成されている。
2枚の壁板81の互いの間隔が大とされた部分の内面にはロケータ70の凹部78aの位置に対応して図8Aに示したように凸部84が突出形成されており、さらに段部81aにはロケータ70のロケータ側係止部78bに引っ掛かるカバー側被係止部85が図8A,Bに示したように突出形成されている。なお、2枚の壁板81のX方向一端側は互いの外面側に突出されて厚さが大とされており、この厚さが大とされた部分の壁板81の外面には一対の凹部86がそれぞれ形成されている。
図9は上記のような形状を有するカバー80がロケータ70に取り付けられる様子を示したものであり、カバー80はロケータ70に対してその底面70bとは反対側から天板82を後尾とし、Z方向にスライド嵌合して取り付けられる。カバー80はその凸条83が図9Aに示したようにロケータ70の案内溝74に挿入され、案内溝74及び基板側溝75に順次案内されて取り付けられる。
図10はカバー80がロケータ70に取り付けられ、ロケータアセンブリ30が完成した状態を示したものであり、20本の端子90の基板側延伸部92はカバー80の凸条83によって押さえ込まれ、振れ及び基板側溝75からの逸脱が阻止される。カバー80の2枚の壁板81の内面にそれぞれ形成されている凸部84は図10Bに示したようにロケータ70の凹部78aに入り込み、これによりカバー80は抜け止めされる。また、2枚の壁板81の内面に形成されている計4つのカバー側被係止部85は図10Cに例示したようにロケータ側係止部78bと係合する。これにより、端子90の基板側延伸部92を押さえ込む力の反力によって天板82と反対側において2枚の壁板81が広がる(2枚の壁板81の間隔が大きくなる)のが防止される。
ロケータアセンブリ30と組み合わされるハウジングアセンブリ20は前述したようにハウジング40とシェル50と2つのロックプレート60とよりなる。
ハウジング40は図2に示したように直方体状の基部41と基部41から突出する舌片部42とよりなる。基部41にはロケータ70の突出部71が挿入される凹部43(図11参照)及び突出部71より突出する20本の端子90の嵌合側延伸部91が挿通される穴44(図11参照)が形成されており、穴44の延長上に位置して舌片部42には20本の溝45が形成されている。また、溝45の延長上、舌片部42の先端には嵌合側延伸部91の先端が入り込む穴46が20個形成されている。
シェル50は金属板よりなり、断面コ字状の基部51と基部51のコ字の中間部51aに突出形成された筒状部52とを有する。筒状部52の内部空間はX方向において開放されている。基部51のコ字の両脚部51bのZ方向下端には端子53がそれぞれ突出形成されており、また両脚部51bのX方向後端にはそれぞれ一対の係止片54が突出形成されている。
ロックプレート60はシェル50を挟み、シェル50とハウジング40とを共止めする機能と、アングルコネクタ100と相手側コネクタとの嵌合時の抜け止めとして機能する。ロックプレート60は金属板よりなり、X方向一端(後端)には一対のかしめ片61を備えている。図2では一対のかしめ片61はかしめられた状態として示している。
ハウジングアセンブリ20はハウジング40の基部41にシェル50のコ字状の基部51を被せ、2つのロックプレート60のかしめ片61をシェル50の基部51に2箇所形成されている穴55及びハウジング40の基部41に2箇所形成されている穴47に順次差し込んでかしめることによって組み立てられる。ハウジング40の舌片部42はシェル50の筒状部52内に位置され、これにより相手側コネクタと嵌合する嵌合部21(図1参照)が形成される。
図11はこのようにして組み立てられたハウジングアセンブリ20にロケータアセンブリ30が組み込まれる様子を示したものである。なお、ハウジング40の底面40aには図11からわかるように脚部48が突出形成されている。
図12はシェル50の計4つの係止片54がカバー80の凹部86にそれぞれかしめ付けられてハウジングアセンブリ20とロケータアセンブリ30とが固定され、アングルコネクタ100が完成した状態を示したものである。
図13はこのようにして組み立てられたアングルコネクタ100における端子90の嵌合側延伸部91がハウジング40の舌片部42に配置されている状態を示したものであり、嵌合側延伸部91においてダボ96が形成されている箇所がハウジング40の穴44に圧入されて嵌合側延伸部91が舌片部42の各溝45に配置されている。なお、嵌合側延伸部91の先端は舌片部42の先端の穴46に挿入されて位置されている。
上記のような構成を有するアングルコネクタ100において、ロケータ70、カバー80及びハウジング40を構成する樹脂には例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)等のポリエステル樹脂を用いる。また、シェル50及びロックプレート60は例えばSPCC(冷間圧延鋼板)等を用いて形成する。
アングルコネクタ100は図1に示したように基板200上に実装されて使用される。図1中、201は基板200に設けられているスルーホールを示し、計20本の端子90はそれぞれスルーホール201に挿入されて半田付けされる。端子90はこの例ではY方向において4列に配置された構成となっている。なお、図1B中、破線はロケータ70の脚部79を示す。
図14はこの発明によるアングルコネクタの他の実施例を示したものであり、この例ではアングルコネクタ100’はハウジングアセンブリ20’とロケータアセンブリ30’とが相互に固定された時に、シェル50’によってカバー80’の2枚の壁板81’の、天板82と反対側での広がりを防止するものとなっている。
シェル50’には断面コ字状をなす基部51の両脚部51bからそれぞれ突出延長してカバー広がり防止部51cが設けられており、これらカバー広がり防止部51cの延長先端にそれぞれ一対の係止片54が設けられている。
一方、カバー80’の2枚の壁板81’はこの例では前述のアングルコネクタ100における壁板81より厚さが大とされ、これら壁板81’のX方向後端に一対の凹部86がそれぞれ形成されている。
シェル50’のカバー広がり防止部51cは図14に示したように、カバー80’の壁板81’を覆う大きさとされており、カバー80’の2枚の壁板81’を外側から覆って係止片54をカバー80’の凹部86にかしめ付けることによって、ハウジングアセンブリ20’とロケータアセンブリ30’とが固定されると共に、2枚の壁板81’の広がりが防止されるものとなっている。
このように、この例ではシェル50’によってカバー80’の2枚の壁板81’の広がり変形が防止されるものとなっており、よって前述のアングルコネクタ100が具備していたロケータ側係止部78bとカバー側被係止部85は不要となる。
以上、この発明の実施例について説明したが、端子90の数は20本に限るものではない。また、上述した実施例ではロケータ70の両側面70c,70dにそれぞれ端子90が圧入保持されるものとなっているが、一方の側面にのみ端子90が圧入保持される構成としてもよい。
10 アングルコネクタ 11 ホルダ
12 インサートモジュール 13 ジャック部
14 係合部 15 貫通孔
16 接続線 16a コネクタ端子
16b 基板端子 17 モールド部
17a,17b 脚部 20,20’ ハウジングアセンブリ
21 嵌合部 30,30’ ロケータアセンブリ
40 ハウジング 40a 底面
41 基部 42 舌片部
43 凹部 44 穴
45 溝 46,47 穴
48 脚部 50,50’ シェル
51 基部 51a 中間部
51b 脚部 51c カバー広がり防止部
52 筒状部 53 端子
54 係止片 55 穴
60 ロックプレート 61 かしめ片
70 ロケータ 70a 端面
70b 底面 70c,70d 側面
70e 上面 70f 反対端面
71 突出部 71a 先端面
72 基部 73 端子溝
74 案内溝 75 基板側溝(溝)
75a 底面 75b 傾斜面
76 嵌合側溝 76a 段部
76b 突起 77,78 仕切り壁
78a 凹部 78b ロケータ側係止部
79 脚部 80,80’ カバー
81,81’ 壁板 81a 段部
82 天板 83 凸条
84 凸部 85 カバー側被係止部
86 凹部 90 端子
91 嵌合側延伸部 92 基板側延伸部
93 折り曲げ部 94 段部
95 圧入孔 96 ダボ
100,100’ アングルコネクタ 110 キャリア
200 基板 200a 基板面
201 スルーホール
12 インサートモジュール 13 ジャック部
14 係合部 15 貫通孔
16 接続線 16a コネクタ端子
16b 基板端子 17 モールド部
17a,17b 脚部 20,20’ ハウジングアセンブリ
21 嵌合部 30,30’ ロケータアセンブリ
40 ハウジング 40a 底面
41 基部 42 舌片部
43 凹部 44 穴
45 溝 46,47 穴
48 脚部 50,50’ シェル
51 基部 51a 中間部
51b 脚部 51c カバー広がり防止部
52 筒状部 53 端子
54 係止片 55 穴
60 ロックプレート 61 かしめ片
70 ロケータ 70a 端面
70b 底面 70c,70d 側面
70e 上面 70f 反対端面
71 突出部 71a 先端面
72 基部 73 端子溝
74 案内溝 75 基板側溝(溝)
75a 底面 75b 傾斜面
76 嵌合側溝 76a 段部
76b 突起 77,78 仕切り壁
78a 凹部 78b ロケータ側係止部
79 脚部 80,80’ カバー
81,81’ 壁板 81a 段部
82 天板 83 凸条
84 凸部 85 カバー側被係止部
86 凹部 90 端子
91 嵌合側延伸部 92 基板側延伸部
93 折り曲げ部 94 段部
95 圧入孔 96 ダボ
100,100’ アングルコネクタ 110 キャリア
200 基板 200a 基板面
201 スルーホール
Claims (7)
- 相手側コネクタとの嵌合方向が基板面と平行とされて基板上に半田付け実装されるアングルコネクタであって、
樹脂製のハウジングと、
金属製のシェルと、
前記嵌合方向に延伸する嵌合側延伸部と、前記嵌合方向と垂直な実装方向に延伸する基板側延伸部と、前記嵌合側延伸部と前記基板側延伸部とを接続する折り曲げ部とをそれぞれ有する複数の端子と、
前記複数の端子を保持する樹脂製のロケータと、
前記ロケータに取り付けられて前記複数の端子の前記ロケータに保持された部位を覆うカバーとを有してなり、
前記複数の端子の前記嵌合側延伸部には、それぞれ圧入孔が形成され、
前記ロケータの前記嵌合方向と前記実装方向とが張る平面に平行な両側面の少なくとも一方には、前記基板側延伸部がそれぞれ収容される複数の相互に平行な前記実装方向に延伸する溝と、前記圧入孔にそれぞれ圧入される複数の突起とが形成され、
前記複数の端子は、前記圧入孔に前記突起が圧入されると共に前記基板側延伸部が前記溝に収容されることで前記ロケータに保持されており、
前記ロケータの前記基板面と対向する底面には、前記ロケータの前記相手側コネクタと対向する端面からの前記嵌合方向に沿う距離に関し、前記複数の端子のうちの最も遠い端子よりも前記端面に近い位置に脚部が突出形成されており、
前記カバーは、前記ロケータの前記端面及びその前記嵌合方向に係る反対端面並びに前記底面を開放しつつ前記両側面を覆う形状を有し、前記底面とは反対側から前記実装方向にスライド嵌合して前記ロケータに取り付けられるものとされていることを特徴とするアングルコネクタ。 - 請求項1記載のアングルコネクタにおいて、
前記ロケータと前記カバーとには、前記ロケータへの前記カバーの取付けが完了した時に相互に係合して前記カバーの広がり変形を防ぐロケータ側係止部とカバー側被係止部とがそれぞれ設けられていることを特徴とするアングルコネクタ。 - 請求項1記載のアングルコネクタにおいて、
前記シェルには、前記カバーの、前記ロケータの前記両側面を覆う部位を外側から覆って前記カバーの広がり変形を防ぐカバー広がり防止部が設けられていることを特徴とするアングルコネクタ。 - 請求項1乃至3記載の何れかのアングルコネクタにおいて、
前記カバーの、前記ロケータの前記溝と対向する面には前記実装方向に延伸する複数の相互に平行な凸条がそれぞれ前記溝と対向する位置に形成されていることを特徴とするアングルコネクタ。 - 請求項4記載のアングルコネクタにおいて、
前記ロケータの、前記溝が形成されている前記側面の、前記底面とは反対側の上面の側に、前記溝の延長上に位置して前記上面に至る複数の相互に平行な案内溝が形成されていることを特徴とするアングルコネクタ。 - 請求項1乃至5記載の何れかのアングルコネクタにおいて、
前記溝と前記突起とは前記ロケータの前記両側面に形成されており、前記複数の端子は前記ロケータの前記両側面において保持されていることを特徴とするアングルコネクタ。 - 請求項1乃至6記載の何れかのアングルコネクタにおいて、
前記溝は前記ロケータの前記底面に至る部位において溝の深さが1つおきに相対的に浅くされ、前記複数の端子の前記基板側延伸部は、前記溝に対応して1本おきに前記嵌合方向と垂直な方向に相対的に大きく曲げられて該方向において2列とされていることを特徴とするアングルコネクタ。
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2016
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