JP2017190859A - 駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

駆動装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017190859A
JP2017190859A JP2016082302A JP2016082302A JP2017190859A JP 2017190859 A JP2017190859 A JP 2017190859A JP 2016082302 A JP2016082302 A JP 2016082302A JP 2016082302 A JP2016082302 A JP 2016082302A JP 2017190859 A JP2017190859 A JP 2017190859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
drive transmission
transmission path
gear
driven body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016082302A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6677928B2 (ja
Inventor
石田 雅裕
Masahiro Ishida
雅裕 石田
松田 直樹
Naoki Matsuda
直樹 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016082302A priority Critical patent/JP6677928B2/ja
Publication of JP2017190859A publication Critical patent/JP2017190859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6677928B2 publication Critical patent/JP6677928B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

【課題】装置のコスト上昇を抑えつつ、回転駆動する被駆動体を切り替えることができる駆動装置および画像形成を提供する。【解決手段】駆動装置30は、モータ31駆動源から回転駆動力を、手差し給紙ローラ22などの第一被駆動体に伝達する第一駆動伝達経路R1と、駆動源から回転駆動力を、第二給紙ローラ21bなどの第二被駆動体に伝達する第二駆動伝達経路R2とを備えている。また、駆動源の正転時と逆転時とで、スラスト方向の異なる向きに移動して、スラスト方向一方に配置された第一駆動伝達経路R1の第一入力外歯ギヤ33などの第一入力駆動伝達部材とスラスト方向他方に配置された第二駆動伝達経路R2の第二入力外歯ギヤ39などの第二入力駆動伝達部材との間で回転駆動力の伝達先を切り替える回転可能な移動ギヤ32などの移動回転部材を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、駆動装置及び画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置においては、ひとつの駆動源で、複数の被駆動体を回転駆動する駆動装置を備えたものが知られている。
特許文献1には、係る駆動装置であって、第一被駆動体と第二被駆動体とを回転駆動させる駆動装置が記載されている。この駆動装置には、第一被駆動体に駆動源たる駆動モータの駆動力を伝達する第一駆動伝達経路と、第二被駆動体に上記駆動力を伝達する第二駆動伝達経路とを備えている。また、各駆動伝達経路には、空回りする回転方向が互いに異なるワンウェイクラッチが設けられている。
駆動モータの正転時には、第一駆動伝達経路のワンウェイクラッチが空転し、第一駆動伝達経路から第一被駆動体への駆動力が遮断され、第二駆動伝達経路のワンウェイクラッチがロックして、第二駆動伝達経路から第二被駆動体へ駆動力が伝達され、第二被駆動体が回転駆動する。一方、駆動モータの逆転時には、第二駆動伝達経路のワンウェイクラッチが空転し、第二駆動伝達経路から第二被駆動体への駆動力が遮断され、第一駆動伝達経路のワンウェイクラッチがロックして、第一駆動伝達経路から第一被駆動体へ駆動力が伝達され、第一被駆動体が回転駆動する。
しかしながら、特許文献1に記載の駆動装置においては、各駆動伝達経路にワンウェイクラッチを設けているため、装置のコストアップに繋がるという課題があった。
上記課題を解決するために、本発明は、正転と逆転とが可能な駆動源と、前記駆動源から回転駆動力を、第一被駆動体に伝達する第一駆動伝達経路と、前記駆動源から回転駆動力を、第二被駆動体に伝達する第二駆動伝達経路と、前記駆動源の正転時と逆転時とで、前記第一被駆動体と前記第二被駆動体との間で回転駆動する被駆動体を切り替える被駆動体切り替え手段とを備えた駆動装置において、前記被駆動体切り替え手段は、前記駆動源の正転時と逆転時とで、スラスト方向の異なる向きに移動して、スラスト方向一方に配置された前記第一駆動伝達経路の第一入力駆動伝達部材とスラスト方向他方に配置された前記第二駆動伝達経路の第二入力駆動伝達部材との間で回転駆動力の伝達先を切り替える回転可能な移動回転部材を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、装置のコスト上昇を抑えつつ、回転駆動する被駆動体を切り替えることができる。
本実施形態に係るプリンタの構成を示す概略構成図。 同プリンタのY用のプロセスカートリッジと、その周囲の構成を示す拡大構成図。 実施例1に係る駆動装置の概略断面図。 実施例2に係る駆動装置の概略断面図。 実施例3に係る駆動装置の概略断面図。 実施例4に係る駆動装置の概略断面図。 実施例5に係る駆動装置の概略断面図。 図7のX方向から見た概略図。 実施例6に係る駆動装置の概略断面図。 図9のX方向から見た概略図。 実施例7に係る駆動装置の概略断面図。
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態の一例として、電子写真方式のプリンタについて説明する。まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタの構成を示す概略構成図である。図1に示されるように、このプリンタは、イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),黒(K)のトナー像を形成するための4つの画像形成ユニット1Y,1C,1M,1Kを備えている。符号の末尾に添えられたY,C,M,Kという添字は、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、黒のトナー像を形成するための手段であることを示す。なお、Y,C,M,Kの色順は、図1に示される順に限られるものでなく、他の並び順であっても構わない。
図2は、実施形態に係るプリンタの画像形成ユニットの構成を示す構成図である。図2に示されるように、画像形成ユニット1Yに設けられた潜像担持体たるドラム状の感光体2Yの周囲には、帯電手段たる帯電ローラ3Y、現像手段たる現像装置4Y、ドラムクリーニング装置5Yなどが配設されている。ゴムローラからなる帯電ローラ3Yは、感光体2Yの表面に接触しながら回転するようになっている。実施形態に係るプリンタでは、かかる帯電ローラ3Yに対して、帯電バイアスとして、AC成分を含まないDCバイアスを印加する接触DC帯電方式を採用している。なお、帯電ローラ3Yには、接触AC帯電ローラ方式や非接触帯電ローラ方式などの他の方式を採用することもできる。
現像装置4Y内には、イエロートナーと磁性キャリアとを含有する現像剤が収容されている。この現像剤は、平均粒径4.9〜5.5μmのトナーと、ブリッジ抵抗が12.1[LogΩ・cm]以下である小粒径・低抵抗キャリアとを含有するものである。現像装置4Yは、感光体2に対向した現像剤担持体たる現像ローラ4aY、現像剤を搬送・撹拌するスクリュー、トナー濃度センサー等から構成される。現像ローラ4aYは、中空で回転自在なスリーブと、これに連れ回らないように内包されるマグネットローラとから構成されている。
画像形成ユニット1Yは、感光体2Yと、その周囲に配設された帯電ローラ3Y、現像装置4Y、ドラムクリーニング装置5Yとを1つのユニットとして共通の保持体に保持させたプロセスカートリッジとして構成されている。プリンタ本体に対して着脱可能になっており、その寿命到達持に一度に消耗部品を交換できるようになっている。他色用の画像形成ユニット1C,1M,1Kは、トナーとしてシアントナー、マゼンタトナー、黒トナーを用いるが、それ以外の構成は、Y用の画像形成ユニット1Yと同様である。
画像形成ユニット1Y,1C,1M,1Kの下方には、潜像書込手段たる光書込ユニット6が配設されている。光書込ユニット6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各色の感光体2Y,2C,2M,2Kの表面に対してレーザー光Lの光走査を行う。この光走査により、感光体2Y,2C,2M,2K上に、イエロー,シアン,マゼンタ,黒用の静電潜像が形成される。
画像形成ユニット1Y,1C,1M,1Kの上方には、トナー像を感光体2Y,2C,2M,2Kから中間転写ベルト7を介して記録シートPに転写する中間転写ユニット8が配置されている。中間転写ベルト7は、複数のローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。中間転写ユニット8は、中間転写ベルト7の他、一次転写ローラ9Y,9C,9M,9K、ブラシローラ、クリーニングブレードを具備するベルトクリーニング装置10、二次転写バックアップローラ11、光学センサーユニット20などを備えている。
一次転写ローラ9Y,9C,9M,9Kは、中間転写ベルト7を感光体2Y,2C,2M,2Kとの間に挟み込んでいる。これにより、感光体2Y,2M,2C,2Kと、中間転写ベルト7のおもて面とが当接するY,C,M,K用の一次転写ニップが形成されている。中間転写ユニット8は、黒用の画像形成ユニット1Kよりもベルト移動方向下流側で、二次転写バックアップローラ11の近傍にてベルトループ外側に位置する二次転写ローラ12を備えている。二次転写ローラ12は、二次転写バックアップローラ11との間に中間転写ベルト7挟み込んで二次転写ニップを形成している。
二次転写ローラ12の上方には、定着ユニット13が配設されている。定着ユニット13は、内部にハロゲンランプ等の発熱源を有する定着部材たる定着ローラ13aと、これに所定の圧力で当接しながら回転する加圧部材たる加圧ローラ13bとによって定着ニップを形成している。
プリンタ本体の下部には、出力画像が記録される記録媒体たる記録シートPを複数枚重ねて収容する第一給紙カセット14a、第二給紙カセット14b、第一給紙ローラ21a,第二給紙ローラ21b、レジストローラ対15などが配設されている。また、プリンタ本体の側面には、側面から手差しで給紙を行うための手差しトレイ14cが備えられている。また、中間転写ユニット8や定着ユニット13の図中右側には、両面印刷時に記録シートPを再び二次転写ニップへ搬送するための両面ユニット16が設けられている。
プリンタ本体の上部には、画像形成ユニット1Y,1C,1M,1Kの現像装置にトナーを補給するトナー補給容器17Y、17C、17M、17Kが配設されている。また、プリンタ本体には、廃トナー補給容器、電源ユニットなども設けられている。
次に、プリンタの動作について説明する。まず、帯電電源ユニットから出力される帯電バイアスが印加される帯電ローラ3Yと感光体2Yとの接触領域で感光体2Yの表面を一様に帯電させる。所定の電位に帯電した感光体2Yの表面には、光書込ユニット6によって画像データに基づくレーザー光Lの走査がなされ、これによって感光体2Yに静電潜像が書き込まれる。静電潜像を担持した感光体2Yの表面が感光体2Yの回転に伴って現像装置4Yに到達すると、感光体2Yと対向配置される現像ローラ4aYにより、感光体2Yの表面の静電潜像にYトナーが供給される。これにより、感光体2Yの表面にYトナー像が形成される。現像装置4Y内には、トナー濃度センサーの出力に応じて、トナー補給容器17Yから適量のYトナーが補給される。
同様の動作が画像形成ユニット1C,M,Kにおいても所定のタイミングで行われる。これにより、感光体2Y,2C,2M,2Kの表面に、Y,C,M,Kトナー像が形成される。これらY,C,M,Kトナー像は、Y,C,M,K用の一次転写ニップで中間転写ベルト7のおもて面に順に重ね合わせて一次転写されていく。この一次転写は、一次転写ローラ9Y,9C,9M,9Kに、転写電源によってトナーと逆極性の電圧が印加されることで行われる。
記録シートPは、第一給紙カセット14a、第二給紙カセット14b、もしくは手差しトレイ14cのいずれかから搬送され、レジストローラ対15に到達したところで一旦停止する。そして、所定のタイミングに合せてレジストローラ対15が回転して記録シートPを二次転写ニップへ向けて送り出す。
中間転写ベルト7上に重ね合わされたY,C,M,Kトナー像は、二次転写ローラ12と中間転写ベルト7とが当接する二次転写ニップで記録シートPに二次転写される。この二次転写は、二次転写電源によって二次転写ローラ12にトナーと逆極性の電圧が印加されることで行われる。記録シートPは、二次転写ニップを出た後に定着ユニット13に向けて搬送されて定着ニップに挟み込まれる。記録シートP上のトナー像は、定着ニップにて定着ローラからの熱により加熱定着される。トナー像が定着せしめられた記録シートPは、片面印刷の場合には、排紙ローラ18によって機外に排出される。また、両面印刷の場合、記録シートPは、各搬送ローラによって両面ユニット16へ搬送されて反転され、先に画像が形成された面とは反対側の面に、上述したように画像が形成された後に機外に排出される。
次に、本画像形成装置が備える駆動装置の一例について説明する。
[実施例1]
図3は、実施例1に係る駆動装置30の概略断面図である。
この実施例1に係る駆動装置30は、第二給紙カセット14b内の記録シートPを給紙する第二給紙ローラ21bと、手差しトレイ14cにセットされた記録シートPを給紙する手差し給紙ローラ22とを駆動するものである。
図3に示すように駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ31と、モータ31の駆動力を第一被駆動体である手差し給紙ローラ22に伝達する第一駆動伝達経路R1と、上記駆動力を第二被駆動体である第二給紙ローラ21bに伝達する第二駆動伝達経路R2とを有している。第一駆動伝達経路R1は、駆動伝達部材である第一入力外歯ギヤ33と第一出力外歯ギヤ34とによって構成されている。第二駆動伝達経路R2は、駆動伝達部材である第二入力外歯ギヤ39と第二出力外歯ギヤ40とによって構成されている。
モータ31は、側板131に取り付けられており、モータ31の出力軸には駆動出力部材であるハスバ歯車であるモータギヤ31aが設けられている。このモータギヤ31aと移動回転部材であり、ハスバ歯車である移動ギヤ32とが噛み合っている。移動ギヤ32は、側板131と側板132とに固定された固定軸Sに回転自在、かつ、スラスト方向に移動可能に支持されており、軸方向両側面に駆動連結爪32aと駆動連結爪32bとがそれぞれ複数設けられている。また、この固定軸Sには、第一入力外歯ギヤ33と、第二入力外歯ギヤ39とが回転自在に支持されている。
図3に示すように、第一入力外歯ギヤ33は、固定軸のモータ側端部付近に支持されており、第二入力外歯ギヤ39は、モータ側と反対側の端部付近に支持されている。そして、移動ギヤ32が、軸方向において、第一入力外歯ギヤ33と第二入力外歯ギヤ39との間に支持されている。
第二入力外歯ギヤ39の移動ギヤ32と対向する側面には、上記移動ギヤの複数の駆動連結爪32aが嵌り込む複数の駆動連結穴39aが、駆動連結爪32aの回転軌道上に形成されている。そして、移動ギヤ32が、固定軸S上で回転しながら軸方向第二入力外歯ギヤ側に移動し、駆動連結爪32aが駆動連結穴39aに嵌り込むことで移動ギヤ32と第二入力外歯ギヤ39とが係合可能となっている。
また、第一入力外歯ギヤ33の移動ギヤ32と対向する側面には、複数の駆動連結爪32bが嵌り込む複数の駆動連結穴33aが、駆動連結爪32bの回転軌道上に形成されている。そして、移動ギヤ32が、固定軸S上で回転しながら軸方向第一入力外歯ギヤ側に移動し、駆動連結爪32bが駆動連結穴33aに嵌り込むことで移動ギヤ32と第一入力外歯ギヤ33とが係合可能となっている。
第一出力外歯ギヤ34は、軸受132bを介して側板132に回転自在に支持された手差し給紙ローラ22の回転軸42に取り付けられており、第一入力外歯ギヤ33と噛み合っている。また、第二出力外歯ギヤ40は、軸受132aを介して側板132に回転自在に支持された第二給紙ローラ21bの回転軸41に取り付けられており、第二入力外歯ギヤ39と噛み合っている。
モータ31の回転方向とモータギヤ31aのねじれ方向とによって、モータギヤ31aから移動ギヤ32に働くスラスト力の向きが決まる。この実施例1では、モータギヤ31aのねじり方向が左のため、ローラ側から見て、モータ31の回転方向が、時計回り方向(CW)(以下、正転という)のときは、移動ギヤ32にはモータギヤ31aから第一入力外歯ギヤ33にスラスト力が働く。上述したように、移動ギヤ32は、固定軸Sにスラスト方向に移動可能に支持されている。よって、スラスト方向で移動ギヤ32が第一入力外歯ギヤ33に移動して、駆動連結爪32bが駆動連結穴33aに嵌り込み移動ギヤ32と第一入力外歯ギヤ33が係合する。これにより、モータ31の駆動力が、第一駆動伝達経路R1に伝達され、手差し給紙ローラ22が、ローラ側から見て、時計回り方向(CW)に回転駆動する。
一方、モータ31の回転方向が、反時計回り方向(CCW)(以下、逆転という)のときは、移動ギヤ32にはモータギヤ31aから第二入力外歯ギヤ39側にスラスト力が働く。そのため、スラスト方向で移動ギヤ32が第二入力外歯ギヤ39側に移動して、駆動連結爪32aが駆動連結穴39aに嵌り込み移動ギヤ32と第二入力外歯ギヤ39とが係合する。これにより、モータ31の駆動力が、第二駆動伝達経路R2に伝達され、第二給紙ローラ21bが、ローラ側から見て、反時計回り方向(CCW)に回転駆動する。
本実施例1に係る駆動装置30においては、モータ31の正転時と逆転時とで、スラスト方向の異なる向きに移動ギヤ32を移動させることで、モータ31の回転駆動力の伝達先を、第一駆動伝達経路R1と第二駆動伝達経路R2との間で切り替えることができる。これにより、手差しトレイ14cにセットされた記録シートPを給紙するときは、モータ31を正転させることで、第一駆動伝達経路R1に回転駆動力が伝達され、手差し給紙ローラ22が回転駆動して、手差しトレイ14cから記録シートPが給紙される。一方、第二給紙カセット14b内の記録シートPを給紙するときは、モータ31を逆転させることで、第二駆動伝達経路R2に回転駆動力が伝達され、第二給紙ローラ21bが回転駆動して、第二給紙カセット14bから記録シートPが給紙される。このように、一つのモータ31で、手差し給紙ローラ22と第二給紙ローラ21bとを駆動することができ、第二給紙ローラ21bを駆動するモータと、手差し給紙ローラ22を駆動するモータとを別々に設ける場合に比べて、モータの数を減らすことができる。これにより、部品点数の削減を図ることができ、装置のコストダウン化や、装置の小型化を図ることができる。また、モータ数削減によるモータ騒音の低下を図ることができ、装置の低騒音化を図ることもできる。
さらに、本実施例1においては、はす歯歯車である移動ギヤ32を、スラスト移動可能に固定軸Sに設けて、モータ31の回転方向を切り替えるだけで、回転駆動する回転体を切り替えることができる。よって、各駆動伝達経路に電磁クラッチやワンウェイクラッチなどを配置して、いずれか一方の駆動伝達経路で駆動伝達を遮断することで、第二給紙ローラ21bと手差し給紙ローラ22との間で駆動を切り替えるように構成したものに比べて以下の利点を得ることができる。すなわち、簡単な構成で回転駆動する回転体を切り替えることができ、コスト上昇を抑えることができる。
また、移動ギヤ32をラジアル方向に揺動させていずれか一方の入力外歯ギヤと噛み合わせて、第一駆動伝達経路R1と第二駆動伝達経路R2との間で駆動伝達先を切り替える構成では、移動ギヤを揺動可能に保持し、揺動させる揺動機構を設ける必要がある。そのため、装置の構造が複雑化し、装置のコストアップに繋がるおそれがある。一方、本実施例1においては、移動ギヤ32を、固定軸Sにスラスト移動可能に設け、移動ギヤをハスバ歯車とするだけで、移動ギヤをスラスト方向に移動させることができ、装置の構造を簡素化することができ、装置のコスト上昇を抑えることができる。
さらに、駆動伝達経路を切り替えるために、移動ギヤ32をラジアル方向に揺動させていずれか一方の入力外歯ギヤと噛み合わせる構成では、移動ギヤ32と入力外歯ギヤとのギヤの噛み合い時に大きな音が発生し得る。一方、移動ギヤ32をスラスト方向に移動させて、移動ギヤ32の側面に設けた駆動連結爪32aと、入力外歯ギヤの側面に形成した駆動連結穴とを嵌め合わせる構成では、ギヤ同士を噛み合わせないので前記大きな音の発生を抑制できる。よって、本実施例1の駆動装置30のように、移動ギヤ32をスラスト方向に移動させて駆動伝達経路を切り替える構成を採用することにより、駆動伝達経路切り替え時の静音化を図ることができる。
また、本実施例1では、第一入力駆動伝達部材である第一入力外歯ギヤ33と第二入力駆動伝達部材である第二入力外歯ギヤ39とを、移動ギヤ32と同軸上に配置しているので、駆動装置がラジアル方向に大型化するのを抑制することができる。
この実施例1では、手差し給紙ローラ22の駆動と第二給紙ローラ21bと駆動とを切り替える例について説明したが、装置の構成などにより、回転駆動を行う2つの回転体は、適宜決めればよい。
各入力外歯ギヤ33,39に、駆動連結穴33a,39aへ駆動連結爪32bを案内するテーパ状の案内溝を設けてもよい。例えば、第一入力外歯ギヤ33には、時計回り方向(CW)に向かって徐々に溝深さを深くなり、駆動連結穴33aに接続するような形状の案内溝を設ける。一方、第二入力外歯ギヤ39には、反時計回り方向(CCW)に向かって徐々に溝深さを深くなり、駆動連結穴39aに接続するような形状の案内溝を設ける。
[実施例2]
図4は、実施例2に係る駆動装置30Aの概略断面図。
この実施例2においては、同じ方向に回転駆動する2つの回転体の駆動を切り替える駆動装置であり、この実施例2では、第一給紙ローラ21aと第二給紙ローラ21bとの間での駆動を切り替えるものである。
第二給紙ローラ21bに駆動力を伝達する第二駆動伝達経路R2は、実施例1と同様、固定軸Sに支持された第二入力外歯ギヤ39と、第二給紙ローラの回転軸41に支持された第二出力外歯ギヤ40とで構成されている。
第一給紙ローラ21aに駆動力を伝達する第一駆動伝達経路R1は、入力プーリ50と出力プーリ51と、これらプーリに張架されたベルト部材たるタイミングベルト52とによって構成されている。入力プーリ50は、固定軸Sのモータ側端部に回転自在に支持されており、入力プーリ50の移動ギヤ32と対向する側面には、移動ギヤの複数の駆動連結爪32bが嵌り込む複数の駆動連結穴50aが、駆動連結爪32bの回転軌道上に形成されている。出力プーリ51は、第一給紙ローラ21aの回転軸54に取り付けられている。
第一給紙カセット14a内の記録シートPを給紙するときは、モータ31を正転(CW方向に回転)させることで、移動ギヤ32が入力プーリ50へ向かってスラスト移動する。そして、駆動連結爪32bが駆動連結穴33aに嵌り込み移動ギヤ32と入力プーリ50が係合する。これにより、入力プーリ50が、移動ギヤ32と一体で給紙ローラ側から見てCCW方向に回転駆動する。入力プーリ50は、タイミングベルト52を介して出力プーリ51をCCW方向に駆動することで、第一給紙ローラ21aは、モータ31の回転方向と逆方向(CCW方向)に回転駆動する。これにより、第一給紙カセット14a内の記録シートPが、給紙される。
第二給紙カセット14b内の記録シートPを給紙するときは、実施例1と同様、モータ31を逆転(CCW方向に回転)させ、移動ギヤ32を第二入力外歯ギヤ39へ向かってスラスト移動させる。そして、駆動連結爪32aが駆動連結穴39aに嵌り込み移動ギヤ32と第二入力外歯ギヤ39が係合する。これにより、入力プーリ50が、移動ギヤ32と一体で給紙ローラ側から見てCW方向に回転駆動する。第二入力外歯ギヤ39は、第二出力外歯ギヤ40をCCW方向に駆動することで、第二給紙ローラ21bを、モータ31の回転方向と同方向(CCW方向)に回転駆動させる。これにより、第二給紙カセット14b内の記録シートPが、給紙される。
このように、第一駆動伝達経路R1を複数のプーリによって回転可能に張架されたベルト部材を用いて駆動伝達を行うように構成することで、第一駆動伝達経路R1を、入力駆動伝達部材である入力プーリ50と、出力駆動伝達部材である出力プーリ51との回転方向が同じになる駆動伝達経路にすることができる。一方、第二駆動伝達経路を、複数のギヤが噛み合ったギヤ列で駆動伝達を行うように構成することで、入力駆動伝達部材である第二入力外歯ギヤ39と、出力駆動伝達部材である第二出力外歯ギヤ40との回転方向が逆になる駆動伝達経路にすることができる。これにより、第一駆動伝達経路R1により駆動力が伝達される第一被駆動体たる第一給紙ローラ21aと、第二駆動伝達経路R2により駆動力が伝達される第二被駆動体たる第二給紙ローラ21bとを同方向に回転させることができる。
この実施例2では、第一給紙ローラ21aの駆動と第二給紙ローラ21bの駆動とを切り替える例について説明したが、装置の構成などにより、回転駆動を行う2つの回転体は、適宜決めればよい。また、第一駆動伝達経路R1を、ベルト部材を用いて駆動伝達を行うように構成することで、第一被駆動体がモータ31から離れた位置に配置されていても、複数のギヤが噛み合ったギヤ列で第一駆動伝達経路R1を構成した場合に比べて、部品点数を削減して第一被駆動体に駆動伝達を行うことができる。これにより、装置のコスト上昇を抑制することができる。
第二駆動伝達経路R2のように外歯ギヤのみで構成したほうが、第一駆動伝達経路R1のようにタイミングベルトを用いて構成するよりも、耐久性を高めることができる。よって、例えば、駆動を切り替える2つの被駆動体のうち、使用頻度の高い方の被駆動体を、外歯ギヤのみで構成した第二駆動伝達経路で駆動を伝達するようにしてもよい。
また、駆動伝達経路としては、第二駆動伝達経路R2のように外歯ギヤのみで構成するよりも、第一駆動伝達経路R1のようにタイミングベルトを用いて構成したほうが静音性を図ることができる。従って、駆動を切り替える2つの被駆動体のうち、静音性を図りたい方の被駆動体を、タイミングベルトを用いて構成した第一駆動伝達経路R1で駆動を伝達するようにしてもよい。
[実施例3]
図5は、実施例3に係る駆動装置30Bの概略断面図である。
この駆動装置30Bにおいては、第一駆動伝達経路R1におけるギヤの数を奇数とし、第二駆動伝達経路のギヤの数を偶数としたものである。具体的には、第一駆動伝達経路R1を、固定軸Sに支持された第一入力外歯ギヤ33と、第一給紙ローラ21aの回転軸54に取り付けられた第一出力外歯ギヤ34と、第一入力外歯ギヤ33と第一出力外歯ギヤ34とに噛み合う第一アイドラギヤ56とで構成した。一方、第二駆動伝達経路R2は、実施例1と同様、第二入力外歯ギヤ39と第二出力外歯ギヤ40とで構成した。
ギヤ数が奇数の第一駆動伝達経路R1において、入力駆動伝達部材である第一入力外歯ギヤ33と、出力駆動伝達部材である第一出力外歯ギヤ34との回転方向を同じにでき、ギヤ数が偶数の第二駆動伝達経路R2の入力駆動伝達部材である第二入力外歯ギヤ39と、出力駆動伝達部材である第二出力外歯ギヤ40との回転方向を異ならせることができる。これにより、実施例3においても、第一駆動伝達経路R1により駆動力が伝達される第一被駆動体たる第一給紙ローラ21aと、第二駆動伝達経路R2により駆動力が伝達される第二被駆動体たる第二給紙ローラ21bとを同方向に回転させることができる。
[実施例4]
図6は、実施例4に係る駆動装置30Cの概略断面図である。
この駆動装置においては、第一駆動伝達経路R1を、内歯歯車を用いて駆動伝達を行うように構成し、第二駆動伝達経路R2を、複数の外歯ギヤが噛み合ったギヤ列で駆動伝達を行うように構成したものである。具体的には、第一駆動伝達経路R1を、固定軸Sに回転自在に支持された内歯ギヤ61と、第一給紙ローラ21aの回転軸54に取り付けられ、内歯ギヤ61の内歯と噛み合う第一出力外歯ギヤ34とで構成した。一方、第二駆動伝達経路R2は、実施例1と同様、第二入力外歯ギヤ39と第二出力外歯ギヤ40とで構成した。内歯ギヤ61の移動ギヤ32と対向する側面には、複数の駆動連結爪32bが嵌り込む複数の駆動連結穴61bが、駆動連結爪32bの回転軌道上に形成されている。
内歯ギヤ61を備えた第一駆動伝達経路R1において、入力駆動伝達部材である内歯ギヤ61と、出力駆動伝達部材である第一出力外歯ギヤ34との回転方向を同じでき、第二駆動伝達経路R2の入力駆動伝達部材である第二入力外歯ギヤ39と、出力駆動伝達部材である第二出力外歯ギヤ40との回転方向を異ならせることができる。これにより、実施例4においても、第一駆動伝達経路R1により駆動力が伝達される第一被駆動体たる第一給紙ローラ21aと、第二駆動伝達経路R2により駆動力が伝達される第二被駆動体たる第二給紙ローラ21bとを同方向に回転させることができる。
なお、実施例4に係る駆動装置30のように、駆動伝達経路を、内歯ギヤを用いて構成することで、外歯ギヤとの噛み合い部を内歯ギヤで覆うことができ、噛み合い部で発生する騒音を、内歯ギヤにより遮蔽することができる。また、外歯ギヤ同士の噛み合いに比べて外歯ギヤと内歯ギヤとの噛み合いのほうが噛み合い率を上げることができ、騒音や振動の発生を抑制することができる。これにより、駆動装置30の静音性を高めることができる。このため、内歯ギヤを用いた駆動伝達経路としては、使用頻度が多く、使用時間が長い方の被駆動体に用いるのが好ましい。
また、この実施例4においては、第一駆動伝達経路R1における減速比と、第二駆動伝達経路R2における減速比が異なる場合がある。この場合は、モータ31の正転時と逆転時とでモータ31の回転数を変えることで、第一給紙ローラ21aと第二給紙ローラ21bとを同じ速度で回転させることができる。
また、内歯ギヤを用いることで、内歯ギヤと第一出力外歯ギヤの2部材で入力駆動伝達部材と、出力駆動伝達部材との回転方向を同じにすることができる。よって、2つのプーリとタイミングベルトの3部品で入力駆動伝達部材と、出力駆動伝達部材との回転方向を同じにする実施例2や3つの外歯ギヤで入力駆動伝達部材と、出力駆動伝達部材との回転方向を同じにする実施例3に比べて部品点数を削減することができる。
[実施例5]
図7は、実施例5に係る駆動装置30Dの概略断面図であり、図8は、図7のX方向から見た概略図である。
この駆動装置30Dは、第一,第二駆動伝達経路を、食い違い軸歯車で構成したものである。
図7に示すように、この駆動装置は、モータ31の軸線方向が、第一給紙ローラ21aや第二給紙ローラ21bの軸線方向と直交するようにモータ31が配置されている。また、移動回転部材たる移動ギヤ32が回転自在に支持される固定軸Sは、モータの軸線方向と平行に配設されており、第一給紙ローラ21aや第二給紙ローラ21bの軸線方向と直交している。モータ31のモータギヤ31aには、ハスバ歯車である駆動アイドラギヤ130が噛み合っており、移動ギヤ32は、この駆動アイドラギヤ130と噛み合っている。
第一駆動伝達経路R1は、第一円筒ウォーム71と、第一ウォームホイール72とで構成されたウォームギヤであり、第二駆動伝達経路R2は、第二円筒ウォーム81と、第二ウォームホイール82とで構成されたウォームギヤである。第一円筒ウォーム71は、固定軸Sの軸線方向において、移動ギヤ32よりも第一給紙ローラ側に回転自在に固定軸Sに支持されている。第二円筒ウォーム81は、固定軸Sの軸線方向において、移動ギヤ32よりも第一給紙ローラ側に回転自在に固定軸Sに支持されている。
第一円筒ウォーム71の移動ギヤ32側端部には、第一駆動連結部71aが設けられている。この第一駆動連結部71aの移動ギヤ32と対向する側面には、移動ギヤ32に設けられた複数の駆動連結爪32bが嵌り込む複数の駆動連結穴71bが、駆動連結爪32bの回転軌道上に形成されている。また、第二円筒ウォーム81の移動ギヤ32側端部には、第二駆動連結部81aが設けられている。この第二駆動連結部81aの移動ギヤ32と対向する側面には、移動ギヤ32に設けられた複数の駆動連結爪32aが嵌り込む複数の駆動連結穴81bが、駆動連結爪32bの回転軌道上に形成されている。
第一ウォームホイール72は、第一給紙ローラ21aの回転軸54に取り付けられており、第二ウォームホイール82は、第二給紙ローラ21bの回転軸41に取り付けられている。
モータ31のモータギヤ31aのねじれ方向を左、駆動アイドラギヤ130のねじれ方向が右となるため、モータをモータギヤ側から見て、モータ31を時計回り(CW)方向(正転)回転させると、移動ギヤ32にはモータ31から離れる方向にスラスト力が働く。その結果、移動ギヤ32が第一円筒ウォーム側へと移動する。そして、駆動連結爪32bが駆動連結穴71bに嵌り込み移動ギヤ32と第一円筒ウォーム71とが係合する。これにより、モータ31の駆動力が、第一駆動伝達経路R1に伝達され、第一給紙ローラ21aを回転駆動する。一方、モータ31を反時計回り(CCW)方向(逆転)に回転させると、移動ギヤ32には、モータ31に近づく方向にスラスト力が働き、移動ギヤ32が第二円筒ウォーム側へと移動する。そして、駆動連結爪32aが駆動連結穴81bに嵌り込み移動ギヤ32と第二円筒ウォーム81とが係合する。これにより、モータ31の駆動力が、第二駆動伝達経路R2に伝達され、第二給紙ローラ21bを回転駆動する。
第一駆動伝達経路R1の円筒ウォームとウォームホイールとからなるウォームギヤのねじれ方向と、第二駆動伝達経路R2のウォームギヤのねじれ方向を、互いに異ならせることで、第一被駆動体である第一給紙ローラ21aと第二被駆動体たる第二給紙ローラ21bとを同一方向に回転駆動させることができる。一方、実施例1のように、手差し給紙ローラ22と第二給紙ローラ21bとの駆動を切り替えるように、互いに回転方向が異なる被駆動体の駆動を切り替える場合は、第一駆動伝達経路R1のウォームギヤねじれ方向と、第二駆動伝達経路R2のウォームギヤのねじれ方向を同じとすればよい。
この実施例5においては、第一被駆動体たる第一給紙ローラ21aと第二被駆動体たる第二給紙ローラ21bとを同一方向に回転駆動させる場合、第一、第二駆動伝達経路いずれも、円筒ウォームとウォームホイールの2部材で構成することができる。よって、第一駆動伝達経路を、2つのプーリとタイミングベルトの3部品で構成する実施例2や3つの外歯ギヤで構成する実施例3に比べて部品点数を削減することができる。
また、この実施例では、食い違い軸歯車として円筒ウォームとウォームホイールとからなるウォームギヤを用いたが、2つのハスバ歯車を、軸を食い違えて噛み合わせたねじ歯車を用いてもよい。
[実施例6]
図9は、実施例6に係る駆動装置30Eの概略断面図であり、図10は、図9のX方向から見た概略図である。
この実施例6の駆動装置30Eにおいては、実施例5の変形であり、モータ31から移動ギヤ32への駆動伝達も食い違い軸歯車としたものである。具体的には、モータ31の出力軸を円筒ウォームとした。また、この実施例では、第一駆動伝達経路R1が駆動力を伝達する被駆動体を、C色のトナー補給容器17Cとし、第二駆動伝達経路R2が駆動力を伝達する被駆動体を、M色のトナー補給容器17Mとしたものである。
この構成であっても、上述と同様にモータ31の正転時と逆転時とで、移動ギヤ32を軸方向で異なる向きに移動させて駆動伝達経路の切り替えを行うことができ、C色のトナー補給容器17CとM色のトナー補給容器17Mとの間で駆動を切り替えることができる。
この構成においては、モータ31の出力軸から直接、移動ギヤ32へ駆動力を伝達させることでき、モータ31と移動ギヤ32との間に駆動アイドラギヤを介在させる実施例5に比べて部品点数を削減することができる。一方で、実施例5の駆動装置のように、モータ31と移動ギヤ32との間に駆動アイドラギヤなどの駆動伝達部材を介在させることで、モータ31の配置の自由度が高まり、被駆動体と当接しない位置にモータ31を配設することが可能となるメリットがある。
[実施例7]
図11は、実施例7に係る駆動装置30Fの概略断面図である。
この実施例7の駆動装置30Fは、定着ローラ13aと、二次転写ローラ12を中間転写ベルト7から接離させる接離機構90のカム91との間で駆動を切り替えるものである。実施例7の駆動装置の構成は、先の実施例2の駆動装置と同様な構成であり、第一駆動伝達経路R1は、接離機構90のカム91に駆動力を伝達し、第二駆動伝達経路R2は、定着ローラ13aに駆動力を伝達する。
接離機構90は、カム91と、このカム91に突き当たる二次転写ローラ12の軸に設けられた突き当てコロ92とを有している。カム91は、装置手前側の側板133と奥側の側板132とに回転自在に支持されたカム軸95の両端部付近に設けられている。また、手前側端部付近に設けられたカム91には、フィラー94が取り付けられており、手間側の側板133には、このフィラーを検知するセンサ93が設けられている。また、二次転写ローラ12の軸を受ける軸受は、スプリング96によりカム側に付勢されている。
本実施形態に係るプリンタは、環境変動や経時における画像品質の安定化を図るために、所定のタイミングでプロセスコントロール処理と呼ばれる制御を実施する。プロセスコントロール処理では、感光体2Yに複数のパッチ状Yトナー像からなるYパッチパターン像を現像し、それを中間転写ベルト7に転写する。また、感光体2C,2M,2Kにも、同様にしてC,M,Kパッチパターン像を形成する。そして、それらのパッチパターン像における各トナー像のトナー付着量を、光学センサーユニット20で検出し、その検出結果に基づいて現像バイアスVbなどの作像条件を調整する。このプロセスコントロール処理を実行するとき、二次転写ローラ12を中間転写ベルト7から離間させる。
プロセスコントロール処理が開始されると、モータ31を正転(CW方向に回転)させて、移動ギヤ32と入力プーリ50を係合させ、カム軸95を回転させる。すると、カム91が、突き当てコロ92に当接し、二次転写ローラ12をスプリング96の付勢力に抗して、中間転写ベルト7から離間する方向に押し込んで、二次転写ローラ12を中間転写ベルト7から離間させる。そして、二次転写ローラ12が離間位置に到着すると、図11に示すように、フィラー94がセンサ93に検知され、二次転写ローラ12が離間位置に到着したことが検知され、モータ31を停止する。
プロセスコントロール処理が終了したら、モータ31を正転(CW方向に回転)させて、カムの短軸側が突き当てコロ92と対向するまで、カムを回転させる。すると、二次転写ローラ12は、スプリング96の付勢力により中間転写ベルト7へ移動し、中間転写ベルト7と当接して二次転写ニップが形成される。カム91の短軸側が突き当てコロ92と対向するまで、カム91を回転させると、カム91が突き当てコロ92から離間する。カム91が突き当てコロ92から離間したら、モータ31を停止する。
一方、画像を形成するときは、モータ31逆転(CCW方向に回転)させて、移動ギヤ32と第二入力外歯ギヤ39と係合させ、定着ローラ13aを回転駆動させる。
かかる構成においては、定着ローラ13aとカム91のうち、使用頻度の高い定着ローラ13aを、外歯ギヤのみで構成した第二駆動伝達経路R2で駆動を伝達するように構成していることで、装置の耐久性を高めることができる。
また、本実施形態においては、モノクロ画像を形成するときは、Y,M,C色の一次転写ローラ9Y,9C,9Mを感光体2Y,2M,2Cから離間させている。これら一次転写ローラ9Y,9C,9Mを感光体2Y,2M,2Cから離間させる離間機構のカムの駆動に用いてもよい。
また、定着装置の加圧ローラ13bを定着ローラ13aに対して接離させる接離機構のカムの駆動に用いてもよい。
以上に説明したものは一例であり、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
正転と逆転とが可能なモータ31などの駆動源と、駆動源から回転駆動力を、手差し給紙ローラ22などの第一被駆動体に伝達する第一駆動伝達経路R1と、前記駆動源から回転駆動力を、第二給紙ローラ21bなどの第二被駆動体に伝達する第二駆動伝達経路R2と、前記駆動源の正転時と逆転時とで、前記第一被駆動体と前記第二被駆動体との間で回転駆動する被駆動体を切り替える被駆動体切り替え手段とを備えた駆動装置において、前記被駆動体切り替え手段は、前記駆動源の正転時と逆転時とで、スラスト方向の異なる向きに移動して、スラスト方向一方に配置された前記第一駆動伝達経路R1の第一入力外歯ギヤ33などの第一入力駆動伝達部材とスラスト方向他方に配置された前記第二駆動伝達経路R2の第二入力外歯ギヤ39などの第二入力駆動伝達部材との間で回転駆動力の伝達先を切り替える回転可能な移動ギヤ32などの移動回転部材を有する。
これによれば、回転駆動する被駆動体の切り替えを、回転移動部材のスラスト方向の移動により第一駆動伝達経路と第二駆動伝達経路との間で回転駆動力の伝達先を切り替えることで行うので、各駆動伝達経路にワンウェイクラッチを設ける必要がなくなる。これにより、ワンウェイクラッチを設けない分、コスト上昇を抑えることができる。
(態様2)
態様1において、第一入力外歯ギヤ33などの第一入力駆動伝達部材と第二入力外歯ギヤ39などの第二入力駆動伝達部材とを、移動ギヤ32などの移動回転部材と同軸上に配置した。
これによれば、ラジアル方向の大型化を抑制することができる。
(態様3)
態様1または2において、前記第一駆動伝達経路R1および前記第二駆動伝達経路R2のいずれか一方は、入力駆動伝達部材と被駆動体に回転駆動力を出力する出力駆動伝達部材との回転方向が同じになる駆動伝達経路であり、他方は、前記入力駆動伝達部材と前記出力駆動伝達部材との回転方向が逆になる駆動伝達経路である。
これによれば、実施例2などで説明したように、第一被駆動体と、第二被駆動体の回転方向を同じにすることができる。
(態様4)
態様3において、前記第一駆動伝達経路R1および前記第二駆動伝達経路R2は、食い違い軸の歯車を備える。
これによれば、実施例5や実施例6で説明したように、第一,第二駆動伝達経路を、食い違い歯車のみで構成し、一方の駆動伝達経路と他方の駆動伝達経路とのねじり方向を互いに異ならせることで、第一被駆動体と第二被駆動体とを同方向に回転させることができる。
(態様5)
態様4において、第一駆動伝達経路R1および第二駆動伝達経路R2は、食い違い軸の歯車のみで構成されている。
これによれば、実施例5や実施例6で説明したように、部品点数を最小限に抑えて、第一被駆動体と第二被駆動体とを同方向に回転させることができる。
(態様6)
態様3において、前記第一駆動伝達経路R1および前記第二駆動伝達経路R2のいずれか一方は、複数のプーリによって回転可能に張架されたベルト部材を用いて駆動伝達を行うように構成しており、他方は複数のギヤ部材が噛み合ったギヤ列で駆動伝達を行うように構成した。
これによれば、実施例2で説明したように、第一被駆動体と第二被駆動体とを同方向に回転させることができる。
(態様7)
態様3において、前記第一駆動伝達経路R1および前記第二駆動伝達経路R2のいずれか一方は、内歯歯車を用いて駆動伝達を行うように構成しており、他方は外歯歯車のみで駆動伝達を行うように構成した。
かかる構成としても、実施例4で説明したように、第一被駆動体と第二被駆動体とを同方向に回転させることができる。
(態様8)
態様3において、前記第一駆動伝達経路R1および前記第二駆動伝達経路R2のいずれか一方は、ギヤなどの駆動伝達部材の数が偶数であり、他方は駆動伝達部材の数が奇数である。
かかる構成としても、実施例3で説明したように、第一被駆動体と第二被駆動体とを同方向に回転させることができる。
(態様9)
態様1乃至態様8いずれかにおいて、モータなどの駆動源の正転時と逆転時とで回転数を変える。
これによれば、実施例4で説明したように、第一駆動伝達経路R1における減速比と、第二駆動伝達経路R2における減速比が異なっていても、第一被駆動体と第二被駆動体とを同じ速度で回転させることができる。
(態様10)
態様1乃至9いずれかにおいて、移動ギヤ32などの移動回転部材が、モータ31などの駆動源のモータギヤ31aなどの駆動出力部材から直接回転駆動力を伝達される。
これによれば、実施例6で説明したように、前記移動回転部材が、前記駆動源の駆動出力部材から駆動伝達部材を少なくとも一つ介して回転駆動力を伝達される構成の場合に比べて、部品点数を削減することができ、装置のコストアップを抑制することができる。
(態様11)
態様1乃至9いずれかにおいて、移動ギヤ32などの移動回転部材が、モータ31などの駆動源のモータギヤ31aなどの駆動出力部材から駆動アイドラ130などの駆動伝達部材を少なくとも一つ介して回転駆動力を伝達される。
これによれば、モータ31などの駆動源の配置の自由度が高まり、被駆動体と当接しない位置に駆動源を配設することが可能となる。
(態様12)
態様1乃至11いずれかにおいて、前記第一被駆動体および前記第二被駆動体がトナー補給容器である。
これによれば、2つのトナー補給容器をひとつの駆動源で駆動することができる。
(態様13)
態様1乃至12いずれかにおいて、前記第一被駆動体および前記第二被駆動体の少なくともいずれか一方がカム部材である。
これによれば、実施例7で説明したように、接離機構のカム部材と、定着ローラ13aなどの回転体とをひとつの駆動源で駆動することができる。
(態様14)
複数の被駆動体に回転駆動力を伝達させて駆動させる駆動手段とを備えた画像形成装置において、前記駆動手段として、請求項1乃至13のいずれか一記載の駆動装置を用いた。
これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の増加を抑制することができる。
1:画像形成ユニット
2:感光体
3:帯電ローラ
4:現像装置
4a:現像ローラ
5:ドラムクリーニング装置
6:光書込ユニット
7:中間転写ベルト
8:中間転写ユニット
9:一次転写ローラ
10:ベルトクリーニング装置
11:二次転写バックアップローラ
12:二次転写ローラ
13:定着ユニット
13a:定着ローラ
13b:加圧ローラ
14a:第一給紙カセット
14b:第二給紙カセット
14c:手差しトレイ
15:レジストローラ対
16:両面ユニット
17:トナー補給容器
18:排紙ローラ
20:光学センサーユニット
21a:第一給紙ローラ
21b:第二給紙ローラ
22:手差し給紙ローラ
30:駆動装置
31:モータ
31a:モータギヤ
32:移動ギヤ
32a,32b:駆動連結爪
33:第一入力外歯ギヤ
33a:駆動連結穴
34:第一出力外歯ギヤ
39:第二入力外歯ギヤ
39a:駆動連結穴
40:第二出力外歯ギヤ
41:第二給紙ローラの回転軸
42:手差し給紙ローラの回転軸
50:入力プーリ
50a:駆動連結穴
51:出力プーリ
52:タイミングベルト
54:第一給紙ローラの回転軸
56:第一アイドラギヤ
61:内歯ギヤ
61b:駆動連結穴
71:第一円筒ウォーム
71a:第一駆動連結部
71b:駆動連結穴
72:第一ウォームホイール
81:第二円筒ウォーム
81a:第二駆動連結部
81b:駆動連結穴
82:第二ウォームホイール
90:接離機構
91:カム
92:突き当てコロ
93:センサ
94:フィラー
95:カム軸
96:スプリング
130:駆動アイドラギヤ
R1:第一駆動伝達経路
R2:第二駆動伝達経路
P:記録シート
S:固定軸
特許第5387704号公報

Claims (14)

  1. 正転と逆転とが可能な駆動源と、
    前記駆動源から回転駆動力を、第一被駆動体に伝達する第一駆動伝達経路と、
    前記駆動源から回転駆動力を、第二被駆動体に伝達する第二駆動伝達経路と、
    前記駆動源の正転時と逆転時とで、前記第一被駆動体と前記第二被駆動体との間で回転駆動する被駆動体を切り替える被駆動体切り替え手段とを備えた駆動装置において、
    前記被駆動体切り替え手段は、前記駆動源の正転時と逆転時とで、スラスト方向の異なる向きに移動して、スラスト方向一方に配置された前記第一駆動伝達経路の第一入力駆動伝達部材とスラスト方向他方に配置された前記第二駆動伝達経路の第二入力駆動伝達部材との間で回転駆動力の伝達先を切り替える回転可能な移動回転部材を有することを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記第一入力駆動伝達部材と前記第二入力駆動伝達部材とを、前記移動回転部材と同軸上に配置したことを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動装置において、
    前記第一駆動伝達経路および前記第二駆動伝達経路のいずれか一方は、入力駆動伝達部材と被駆動体に回転駆動力を出力する出力駆動伝達部材との回転方向が同じになる駆動伝達経路であり、他方は、前記入力駆動伝達部材と前記出力駆動伝達部材との回転方向が逆になる駆動伝達経路であることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項3に記載の駆動装置において、
    前記第一駆動伝達経路および前記第二駆動伝達経路は、食い違い軸歯車を備えることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項4に記載の駆動装置において、
    前記第一駆動伝達経路および前記第二駆動伝達経路は、食い違い軸歯車のみで構成されていることを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項3に記載の駆動装置において、
    前記第一駆動伝達経路および前記第二駆動伝達経路のいずれか一方は、複数のプーリによって回転可能に張架されたベルト部材を用いて駆動伝達を行うように構成しており、他方は複数のギヤ部材が噛み合ったギヤ列で駆動伝達を行うように構成したことを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項3に記載の駆動装置において、
    前記第一駆動伝達経路および前記第二駆動伝達経路のいずれか一方は、内歯歯車を用いて駆動伝達を行うように構成しており、他方は外歯歯車のみで駆動伝達を行うように構成したことを特徴とする駆動装置。
  8. 請求項3に記載の駆動装置において、
    前記第一駆動伝達経路および前記第二駆動伝達経路のいずれか一方は、駆動伝達部材の数が偶数であり、他方は駆動伝達部材の数が奇数であることを特徴とする駆動装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の駆動装置において、
    前記駆動源の正転時と逆転時とで回転数を変えることを特徴とする駆動装置。
  10. 請求項1乃至9いずれかに記載の駆動装置において、
    前記移動回転部材が、前記駆動源の駆動出力部材から直接回転駆動力を伝達されることを特徴とする駆動装置。
  11. 請求項1乃至9いずれかに記載の駆動装置において、
    前記移動回転部材が、前記駆動源の駆動出力部材から駆動伝達部材を少なくとも一つ介して回転駆動力を伝達されることを特徴とする駆動装置。
  12. 請求項1乃至11いずれかに記載の駆動装置において、
    前記第一被駆動体および前記第二被駆動体がトナー補給容器であることを特徴とする駆動装置。
  13. 請求項1乃至12いずれかに記載の駆動装置において、
    前記第一被駆動体および前記第二被駆動体の少なくともいずれか一方がカム部材であることを特徴とする駆動装置。
  14. 複数の被駆動体に回転駆動力を伝達させて駆動させる駆動手段とを備えた画像形成装置において、
    前記駆動手段として、請求項1乃至13のいずれか一記載の駆動装置を用いたことを特徴と画像形成装置。
JP2016082302A 2016-04-15 2016-04-15 駆動装置及び画像形成装置 Active JP6677928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016082302A JP6677928B2 (ja) 2016-04-15 2016-04-15 駆動装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016082302A JP6677928B2 (ja) 2016-04-15 2016-04-15 駆動装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017190859A true JP2017190859A (ja) 2017-10-19
JP6677928B2 JP6677928B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=60084737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016082302A Active JP6677928B2 (ja) 2016-04-15 2016-04-15 駆動装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6677928B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7380172B2 (ja) 2019-12-18 2023-11-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動伝達装置及び画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592839A (ja) * 1991-10-01 1993-04-16 Canon Inc 記録装置
JPH08152838A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Mita Ind Co Ltd 駆動力伝達装置及びファクシミリ装置の回転制御装置
JP2000310298A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Asahi Optical Co Ltd モータ連動切換装置
JP2009288358A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Kyocera Mita Corp 駆動伝達装置及びこれを備えたフルカラー画像形成装置
JP2014173676A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 駆動伝達装置およびその駆動伝達装置を備えた画像形成装置
JP2015163953A (ja) * 2014-01-28 2015-09-10 キヤノン株式会社 駆動伝達装置及び画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592839A (ja) * 1991-10-01 1993-04-16 Canon Inc 記録装置
JPH08152838A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Mita Ind Co Ltd 駆動力伝達装置及びファクシミリ装置の回転制御装置
JP2000310298A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Asahi Optical Co Ltd モータ連動切換装置
JP2009288358A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Kyocera Mita Corp 駆動伝達装置及びこれを備えたフルカラー画像形成装置
JP2014173676A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 駆動伝達装置およびその駆動伝達装置を備えた画像形成装置
JP2015163953A (ja) * 2014-01-28 2015-09-10 キヤノン株式会社 駆動伝達装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7380172B2 (ja) 2019-12-18 2023-11-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動伝達装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6677928B2 (ja) 2020-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4758247B2 (ja) 駆動伝達機構およびこれを備えた画像形成装置
JP5022834B2 (ja) 画像形成装置
JP5445942B2 (ja) 駆動伝達装置、駆動装置および画像形成装置
US10474091B2 (en) Drive device and image forming apparatus incorporating the drive device
JP5081577B2 (ja) 画像形成装置
JP2009116153A (ja) 画像形成装置
JP2009193035A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2016098052A (ja) 記録媒体搬送装置及び画像形成装置
JP6604301B2 (ja) 駆動伝達装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2019163800A (ja) 駆動伝達装置及び画像形成装置
JP5765933B2 (ja) シート反転搬送装置
JP6677928B2 (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP6724360B2 (ja) 画像形成装置
US11479425B2 (en) One-way clutch, sheet conveying apparatus, and image forming apparatus
JP2017193386A (ja) 駆動伝達機構、シート排出装置及び画像形成装置
JP4980764B2 (ja) 用紙の幅合わせ装置
JP6763140B2 (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP5306271B2 (ja) 軸部材保持機構、感光体ドラムユニット及び画像形成装置
US11378895B2 (en) Image forming apparatus with developing roller separation processing
JP6264341B2 (ja) 画像形成装置
JP6741231B2 (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP2012155070A (ja) 回転軸の支持構造及びこれを備えた画像形成装置
JP6860852B2 (ja) 速度切替装置、駆動装置、シート搬送装置および画像形成装置
JP2017190223A (ja) 駆動装置及び画像形成装置
JP6674650B2 (ja) 駆動装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200227

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6677928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151