JP2017190763A - ファン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの冷却性能を向上するとともに、モータにモータマウントを組み付ける際の組み付け性を向上する。
【解決手段】モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aのうち、開口部40に配置されたモータ30の一部と対向する部位には、モータ30の回転軸31の他端側から一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されている。この勾配により、モータマウントとモータの一部との間の通路面積が広く、モータ内に導入される空気流れが良好となるので、モータの冷却性能を向上することができ、さらに、組み付け性を向上することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気を送風するファン装置に関するものである。
従来、熱交換器に装着されるファンシュラウドと、ファンシュラウドに設けられたモータ固定部に装着されるモータと、このモータの回転軸に装着されるファンと、を備えた自動車用熱交換ユニットがある(例えば、特許文献1参照)。
この熱交換ユニットは、モータ固定部に形成された開口部にモータの一部が配置され、モータ固定部の開口部に配置されたモータの一部と、モータ固定部の開口部の周囲の開口縁部との間に隙間を設けた状態で、モータがモータ固定部に固定されている。なお、この熱交換ユニットは、モータ固定部の開口部の周囲の開口縁部と、このモータ固定部の開口部に配置されるモータの一部の外縁部とが対向しており、それぞれモータの回転軸の軸方向に対して平行となっている。
特開2001−355448号公報
また、車両用ファン装置において、モータ固定部に相当するモータマウントに設けられた開口部に一部が配置された電動モータと、この電動モータの回転軸の一端側に固定されて、電動モータの回転軸とともに回転する有底筒状のボス部と、ボス部の外周側に配置されたファンブレードと、を備えたものある。
このファン装置は、ボス部の内周面に冷却用リブが形成されている。そして、この冷却用リブがボス部とともに回転すると、ボス部の内部が負圧となり、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部と、モータマウントに設けられた開口部に配置された軸流送風機のモータとの間の隙間からボス部内に空気が取り込まれ、モータ内部が冷却されるようになっている。
しかしながら、従来のファン装置は、特許文献1に記載された装置のように、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部が、モータの回転軸の軸方向に対して平行となっているので、通風面積が少なくモータの冷却性能がよくないといった問題がある。
また、特許文献1に記載された装置のように、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部と、このモータマウントの開口部に配置されるモータの一部の外縁部とが、それぞれモータの回転軸の軸方向に対して平行となっているような構成では、モータにモータマウントを組み付ける際の組み付け性が良くないといった問題もある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、モータの冷却性能を向上するとともに、モータにモータマウントを組み付ける際の組み付け性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、空気を送風するファン装置であって、モータ(30)の回転軸(31)の一端側に取り付けられ、回転軸とともに回転するファン(10)と、モータの一部が配置される開口部(40)を有し、モータを支持するモータマウント(27)と、を備え、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部(27a)のうち、開口部に配置されたモータの一部と対向する部位には、回転軸の他端側から一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されている。なお、本実施形態では、開口部40の周囲の開口縁部27aの全体にわたって勾配が形成されている。
したがって、開口縁部が、モータの回転軸と平行となるように構成されている場合と比較して、モータマウントとモータの一部との間の通路面積が広く、モータ内に導入される空気流れが良好となるので、モータの冷却性能を向上することができる。
また、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部(27a)のうち、開口部に配置されたモータの一部と対向する部位には、回転軸の他端側から一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されているので、モータにモータマウントを組み付ける際に、モータマウントの開口部とモータの一部との位置ズレを吸収することができ、組み付け性を向上することもできる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る軸流送風機を空気流れ下流側から見た正面図である。 図1中のII−II線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係る軸流送風機のボス部だけを抜粋して断面図示した斜視断面図である。 図1中のIV−IV線に沿った断面図である。 比較例における軸流送風機の断面図である。
本実施形態のファン装置を有する送風機1の全体構成について、図1〜図4を用いて説明する。なお、図1は、空気流れ下上流側から見た送風機1の正面図である。図2は、図1中のII−II線に沿った断面図である。図3は、軸流送風機のボス部だけを抜粋して断面図示した斜視断面図である。図4は、図1中のIV−IV線に沿った断面図である。なお、図4には、ラジエータ2、軸流ファン10、ステータ33、永久磁石32a等を省略してある。また、図1、図2、図4中の上下方向を示す矢印D1、左右方向を示す矢印D2、前後方向を示す矢印D3は、車両搭載状態での方向を示している。
本実施形態の送風機1は、車両のエンジンルーム内に配置されており、ラジエータ2やコンデンサ(図示略)等の熱交換器に対して冷却のための空気を送風するものである。送風機1は、熱交換器と共に各種車載機器を冷却するクーリングモジュールを構成している。
ここで、ラジエータ2は、エンジン冷却水と空気とを熱交換して、エンジン冷却水を冷却する熱交換器である。また、コンデンサは、車両用空調装置を構成する蒸気圧縮式の冷凍サイクルの高圧側冷媒と空気とを熱交換して、高圧側冷媒を冷却・凝縮する熱交換器である。
本実施形態の送風機1は、図2に示すように、ラジエータ2よりも車両後方側であって、ラジエータ2を通過する空気流れの下流側に配置されている。送風機1は、ラジエータ2を通過した空気を吸引して車両後方に向けて吹き出す。
送風機1は、主たる構成要素として、軸流ファン10、シュラウド20、およびモータ30を有する。本実施形態の送風機1は、モータ30の回転軸31の回転により、回転軸31の軸方向(ファン軸心CL1)に沿う気流を発生させる軸流ファン10を備える軸流式の送風機である。
軸流ファン10について説明する。軸流ファン10は、モータ30の回転軸31の一端側に取り付けられ、モータ30の回転軸31の回転により、ファン軸心CL1を中心に回転する。図1中の矢印DR1方向が軸流ファン10の回転方向である。軸流ファン10は、モータ30の回転軸31を連結するボス部11、複数の羽根12、リング部13を有する。ボス部11は、円筒状の部材で構成されており、その内部には、後述するモータ30のロータ32が設けられている。ボス部11は、ロータ32内に設けられたベアリング31aを介してモータ30の回転軸31の軸まわりに回転自在となっている。
複数の羽根12は、ボス部11の外周側に放射状に設けられている。各羽根12は、ボス部11の周方向に等間隔となるように配置されている。
図3に示すように、ボス部11の内周側には、複数のモータ冷却用リブ110が形成されている。モータ冷却用リブ110は、ボス部11の内周面の全体にわたって形成されている。
モータ冷却用リブ110は、それぞれファン周方向に並んで設けられている。複数のモータ冷却用リブ110は、それぞれファン径方向に対し、ファン軸心CL1の径方向外側ほどファン回転方向DR1と反対方向へずれるように傾いている。
モータ冷却用リブ110は、モータマウント27と後述するモータ30のセンターピース35との隙間からモータ30内にモータ30外の空気を導入して、モータ30内部を冷却するものである。
モータ冷却用リブ110が設けられたボス部11の回転により、図2中、矢印F2に示すように、モータ30外の空気がセンターピース35とモータマウント27の隙間を通ってモータ30内へ導入される。そして、モータ30内へ導入された空気は、ヨーク32b内を通った後、複数のモータ冷却用リブ110の間に形成された空気通路101aを通ってモータ30の外へ排気される。
リング部13は、各羽根12の外周側に設けられた円環状の部材である。リング部13は、図1に示すように、ファン軸心CL1を中心とした円環状であって、図2に示すように、ファン軸心CL1方向に所定長さ延びた円筒状の部材である。
リング部13は、円筒状の側壁131を有している。リング部13は、複数の羽根12それぞれの外周端部と連結している。換言すると、リング部13の側壁131には、複数の羽根12のそれぞれと連結する連結部132が形成されている。なお、ここでいう連結とは、別体として形成された羽根12とリング部13とが繋がっている状態だけでなく、一体として形成された羽根12とリング部13とが連続している状態も含む。
また、リング部13は、側壁131の空気流れ上流側端部に、断面円弧状のベルマウス133が形成されている。本実施形態の軸流ファン10は、ボス部11、複数の羽根12、およびリング部13が、ポリプロピレンなどの樹脂にて一体に成形されている。ただし、軸流ファン10の材質は、樹脂に限られるものではなく、例えば、金属のように樹脂以外の材質のものを用いて構成することもできる。
次にシュラウド20について説明する。シュラウド20は、ラジエータ2通過後の空気を軸流ファン10に向かって流す空気流路20cを形成している。シュラウド20は、ポリプロピレンなどの樹脂で成形されている。ただし、シュラウド20は、樹脂に限られるものではなく、例えば、金属のように樹脂以外の材質のものを用いて構成することもできる。シュラウド20は、ラジエータ2側に空気が流入する空気流入口20aが形成されており、その反対側に空気が流出する空気流出口20bが形成されている。シュラウド20には、その内部における空気流出口20b側に軸流ファン10が配置されている。
シュラウド20は、モータ30を固定するモータ固定部としてのモータマウント27、このモータマウント27を支持する複数のステー26等を有している。
モータマウント27は、モータ30の一部が配置される開口部40と、モータ30を支持する複数の締結部26を有している。本実施形態における、モータマウント27は、3つの締結部26を有している。各締結部26は、それぞれモータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aに形成されている。図4に示すように、各締結部26には、ボルト50を挿入するための穴部が形成されている。
締結部26の1つは、モータ30の回転軸31が水平方向を向くように送風機1のシュラウド20を縦置きにしたときに、モータマウント27の開口部40の下端に位置する部位に形成されている。また、各締結部26は、後述するモータ30のセンターピース35に形成された3つの締結凸部38と対応する位置に形成されている。
次にモータ30について説明する。モータ30は、アウターロータ型の電動モータである。図2に示したように、モータ30は、回転軸31、ロータ32、ステータ33、センターピース35、モータカバー37等を有している。
ロータ32は、永久磁石32aおよびヨーク32bを含んで構成されている。ヨーク32bは、円筒状のボス部11の内側に固定されるとともに、ベアリング31aを介してファン軸心CL1周りに回転自在となっている。永久磁石32aは、ヨーク32bの内周側に設けられている。
ステータ33は、コアと、このコアに巻装されたコイル(いずれも図示せず)とを有している。ステータ33は、ロータ32に対して、モータ30の回転軸31の軸心を中心とする径方向内側に配置され、センターピース35に固定されている。ステータ33のコイルは、不図示の制御回路から通電され、その電圧および電流は制御回路により制御される。
センターピース35は、板状の部材により構成され、モータ30の回転軸31を支持固定している。本実施形態では、モータ30の回転軸31はセンターピース35の中心に固定されている。センターピース35には、ステータ33、モータカバー37等が取り付けられている。センターピース35は、モータマウント27の開口部40に配置されている。
センターピース35には、モータ30をモータマウント27に固定するための複数の締結凸部38が形成されている。各締結凸部38は、センターピース35の外縁から径方向外側へ突出するように形成されている。図4に示したように、各締結凸部38には、ボルト50を締結するためのボルト孔38aが形成されている。ボルト孔38aの内周面にはネジ溝が形成されている。なお、締結凸部38は、モータに設けられた被締結部に相当する。
モータマウント27の締結部26に形成された各穴部と、センターピース35の締結凸部38に形成された各ボルト孔38aの位置を一致させて、モータマウント27におけるボス部11と対向する面と反対面側からボルト50締結することでセンターピース35がモータマウント27に支持固定されている。
なお、センターピース35の締結凸部38とモータマウント27の締結部26が締結されている部分以外は、モータマウント27とセンターピース35との間に隙間が形成されている。しかし、センターピース35の締結凸部38とモータマウント27の締結部26が締結されている部分は、モータマウント27とセンターピース35との間に隙間は形成されない。
モータカバー37は、樹脂または金属製の部材で構成され、コイルに流れる電流を制御する制御回路やコイルに流れる過電流を検出する回路部品等を覆っている。
このように構成される送風機1は、モータ30の回転軸31の回転により軸流ファン10が回転すると、図2中の矢印F1のように、ラジエータ2を通過した空気が、軸流ファン10に吸い込まれ、軸流ファン10からファン軸心CL1に沿って吹き出される。
次に、本実施形態の送風機1の主な特徴部分について説明する。図2に示したように、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aは、モータマウント27の開口部40に配置されたモータ30のセンターピース35と隙間を設けて対向するよう配置されている。
上述したように、モータ冷却用リブ110は、ボス部11の内側に設けられ、軸流ファン10の回転に伴って遠心ファンの役割を果たす。モータ冷却用リブ110が設けられたボス部11の回転により、モータ30外の空気がセンターピース35とモータマウント27の隙間を通ってモータ30内へ導入される。
そして、モータ30内へ導入された空気は、ヨーク32b内を通った後、複数のモータ冷却用リブ110の間に形成された空気通路101aを通ってモータ30の外へ排気される。これによりモータ30内に配置されたステータ33のコイル等が冷却される。
ここで、本実施形態では、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aが、モータ30の回転軸31の軸心に対して傾斜している。具体的には、この開口縁部27aには、モータ30の回転軸31の他端側から軸流ファン10が取り付けられた一端側へ進むにつれて拡径するよう勾配が形成されている。なお、本実施形態では、開口部40の周囲の開口縁部27aの全体にわたって勾配が形成されている。
これにより、モータ30のセンターピース35と、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aとの間の通路面積が広く、モータ30内へ導入される風流れが良好となるので、モータ30の冷却性能を向上させることができる。
図5は、図2に対応する図であり、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aが、モータ30の回転軸31の軸心に対して平行となった比較例を示した図である。このように、開口縁部27aが、モータ30の回転軸31の軸心に対して平行となっていると、モータ30のセンターピース35と開口縁部27aとの間の流路面積が狭く、モータ30内へ導入される風流れが悪く、モータ30の冷却性能が良くない。
上記した構成によれば、ファン装置は、モータ30の回転軸31の一端側に取り付けられ、回転軸31とともに回転するファン10と、モータ30が配置される開口部40を有し、モータ30を支持するモータマウント27と、を備えている。さらに、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aの少なくとも一部には、回転軸31の他端側から一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されている。
したがって、開口縁部27aが、モータ30の回転軸31と平行となるように構成されている場合と比較して、モータマウント27とモータ30との間の通路面積が広く、モータ30内に導入される空気流れが良好となるので、モータ30の冷却性能を向上することができる。
また、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aのうち、開口部40に配置されたモータの一部と対向する部位には、回転軸31の他端側から一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されているので、モータ30にモータマウント27を組み付ける際に、モータマウント27の開口部40とモータ30の一部との位置ズレを吸収することができ、組み付け性を向上することもできる。
また、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aには、モータ30のセンターピース35に設けられた締結凸部38と締結される締結部26が形成されている。また、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aのうち、モータ30のセンターピース35に設けられた締結凸部38と対向する部位には、回転軸31の他端側から一端側へ進むにつれて拡径する勾配が形成されている。
このため、モータ30の回転軸31が水平方向を向くように送風機1のシュラウド20を縦置きにしたときに、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aのうち、センターピース35の締結凸部38と対向する部位に形成された勾配により、締結部26に付着した水の排水性を向上することができる。さらに、締結部26に設けられるボルト50の錆を防止することが可能である。
また、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aのうち、センターピース35の締結凸部38と対向する部位に形成された勾配により、モータマウント27の締結部26と、センターピース35の締結凸部38の位置を容易に一致させることができ、モータ30にモータマウント27を組み付けする際の組み付け性を向上することができる。
特に、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aのうち、センターピース35の締結凸部38と対向する部位に形成された勾配により、モータ30を固定した状態でモータ30にモータマウント27を自動組み付けする際の位置決めを容易にすることができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、モータ30のセンターピース35と対向するよう配置されたモータマウント27の全周にわたって勾配を形成した。これに対し、モータ30のセンターピース35と対向するよう配置されたモータマウント27の一部に勾配を形成してもよい。
(2)上記実施形態では、ボルト50を用いてモータマウント27の締結部26にモータ30のセンターピース35に形成された締結凸部38を締結したが、ボルト50を用いた締結に限定されるものではなく、例えば、ネジやリベット等を用いてモータマウント27にモータ30を締結してもよい。
(3)上記実施形態では、モータマウント27の開口部40の周囲の開口縁部27aの断面が直線状となっているが、開口縁部27aの断面が曲線状となるよう構成してもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
・上記実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、空気を送風するファン装置は、モータの回転軸の一端側に取り付けられ、回転軸とともに回転するファンと、モータの一部が配置される開口部を有し、モータを支持するモータマウントと、を備えている。
そして、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部のうち、開口部に配置されたモータの一部と対向する部位には、回転軸の他端側から一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されている。
・上記実施形態の一部または全部で示された第2の観点によれば、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部には、モータに設けられた被締結部と締結される締結部が形成されている。
そして、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部のうち、モータに設けられた被締結部と対向する部位には、回転軸の他端側から一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されている
これによれば、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部のうち、センターピースの締結凸部と対向する部位に形成された勾配により、モータマウントの締結部と、センターピースの被締結部の位置を容易に一致させることができ、モータにモータマウントを組み付けする際の組み付け性を向上することができる。
特に、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部のうち、センターピースの被締結と対向する部位に形成された勾配により、モータを固定した状態でモータにモータマウントを自動組み付けする際の位置決めを容易にすることができる。
さらに、モータの回転軸が水平方向を向くように送風機のシュラウドを縦置きにしたときに、モータマウントの開口部の周囲の開口縁部のうち、センターピースの締結凸部と対向する部位に形成された勾配により、締結部に付着した水の排水性を向上することができ、さらに、締結部に設けられるボルトの錆を防止することもできる。
1 送風機
10 軸流ファン
11 ボス部
12 羽根
20 シュラウド
27 モータマウント
27a 開口縁部
26 締結部
30 モータ
35 センターピース
38 締結凸部

Claims (2)

  1. 空気を送風するファン装置であって、
    モータ(30)の回転軸(31)の一端側に取り付けられ、前記回転軸とともに回転するファン(10)と、
    前記モータの一部が配置される開口部(40)を有し、前記モータを支持するモータマウント(27)と、を備え、
    前記モータマウントの前記開口部の周囲の開口縁部(27a)のうち、前記開口部に配置された前記モータの一部と対向する部位には、前記回転軸の他端側から前記一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されているファン装置。
  2. 前記モータマウントの前記開口部の周囲の開口縁部には、前記モータに設けられた被締結部(38)と締結される締結部(26)が形成されており、
    前記モータマウントの前記開口部の周囲の開口縁部のうち、前記モータに設けられた被締結部と対向する部位には、前記回転軸の他端側から前記一端側へ進むにつれて拡径するように勾配が形成されている請求項1に記載のファン装置。
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