JP2017190568A - 便器装置およびシール部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】便器本体と機能部との隙間を埋めることができる便器装置およびシール部材を提供する。【解決手段】便器本体2と便器本体2の上部に設けられた機能部3と、を有する便器装置1において、便器本体2および機能部3の少なくとも一方に取り付けられて、便器本体2と機能部3の隙間に配置されるシール部材4を有し、シール部材は4、軟質シール体41と、軟質シール体41に覆われた弾性体42と、を有する。便器本体2には、機能部3の少なくとも下部側が配置される凹部25が形成されていて、シール部材4は、凹部25の底面と機能部3との隙間に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、便器装置およびシール部材に関する。
従来、便器本体の上に局部洗浄装置などの各種機能装置などを有する機能部が設けられた便器装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような便器装置では、便器本体と機能部との隙間に便鉢から水が入り込むことを防止するためのシール部材が設けられている。
特開平9−228451号公報
しかしながら、便器本体や機能部の形状が複雑な場合、シール部材が座屈したり便器本体と機能部との隙間の形状に追従できなかったりして、便器本体と機能部との隙間を埋められないことがある。この結果、便器本体と機能部との隙間に便鉢から飛散した水などが浸入してしまい、清掃に手間がかかるといった問題がある。
そこで、本発明は、便器本体と機能部との隙間を確実に埋めることができる便器装置およびシール部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る便器装置は、便器本体と該便器本体の上部に設けられた機能部と、を有する便器装置において、前記便器本体および前記機能部の少なくとも一方に取り付けられて、前記便器本体と前記機能部との隙間に配置されるシール部材を有し、該シール部材は、軟質シール体と、該軟質シール体に覆われた弾性体と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るシール部材は、軟質シール体と、該軟質シール体に覆われた弾性体と、を有する。
本発明では、シール部材は、軟質シール体と、軟質シール体に覆われた弾性体と、を有している。これにより、シール部材が便器本体と機能部との隙間に配置され、弾性体が弾性変形してシール部材が便器本体と機能部との隙間に追従した形状となると、弾性体の反発力により軟質シール体が座屈することが防止されるとともに、軟質シール体を便器本体および機能部に密着させることができる。
また、本発明に係る便器装置では、前記便器本体には、前記機能部の少なくとも下部側が配置される凹部が形成されていて、前記シール部材は、前記凹部の底面と前記機能部との隙間に配置されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、機能部を便器本体の上端部よりも上側に配置する場合と比べて、機能部が設置される高さを抑えることができ、高さが低いコンパクトなデザインの便器装置を実現することができる。
また、機能部を便器本体の上端部よりも上側に配置する場合と比べて便器本体と機能部との隙間が形成される位置が低くなり便器本体と機能部との隙間に水が入りやすくなるが、隙間にシール部材が配置されていることにより、便器本体と機能部との隙間に水が浸入することを防止することができる。
また、本発明に係る便器装置では、前記軟質シール体は、断面形状がU字形状に形成され、内側に前記弾性体が配置されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、軟質シール体と弾性体とが密着し、弾性体の反発力が軟質シール体に確実に作用するため、シール部材が便器本体と機能部との隙間の形状に追従し、便器本体と機能部との隙間を確実に埋めることができる。
また、本発明に係る便器装置では、前記シール部材は、前記便器本体と前記機能部との隙間の寸法に応じて部分的に厚さが異なる構成としてもよい。
このような構成とすることにより、便器本体と機能部との隙間の大きさにばらつきがある場合でも、シール部材が便器本体と機能部との隙間に応じた形状であるため、便器本体と機能部との隙間を確実に埋めることができる。
本発明によれば、便器本体と機能部との隙間を確実に埋めることができるため、便器本体と機能部との隙間に便鉢から飛散した水などが浸入することがなく、清掃にかかる手間を軽減させることができる。
本発明の実施形態による便器装置の一例を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 便器本体を説明する斜視図である。 ベース部を下側から見た斜視図である。 シール部材を説明する斜視図である。 図5のB−B線断面図である。 図5を上から見た図である。 シール部材を後側から見た図である。 (a)は図8のC−C線断面図、(b)は図8のD−D線断面図である。 カバー部を下側から見た斜視である。 図10のE−E線断面図である。
以下、本発明の実施形態による便器装置およびシール部材について、図1乃至図11に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態による便器装置1は、便鉢21が形成された便器本体2と、便器本体2の上部に設けられた機能部3と、便器本体2と機能部3との隙間に配置されたシール部材4と、を有している。また、便器装置1は、便器本体2の上部に設けられて機能部3に回動可能に支持された便座5(図1参照)および便蓋(不図示)を有している。
機能部3は、局部洗浄装置、脱臭装置、便座5や便蓋を開閉する開閉装置などの各種機能装置や機能部品などと、これらの各種機能装置や機能部品などを収容するケース6と、を有している。
ここで、便器装置1の機能部3が設けられている側を前後方向の後側とし、便座5が設けられている側を前後方向の前側とする。また、この前後方向に直交する水平方向を幅方向とし、幅方向の中央部に対して両端部に向かう側を外側とし、両端部に対して中央部に向かう側を内側とする。
図3に示すように、便器本体2には、前側の部分に平面視形状が前後方向に長い略長丸状の便鉢21が形成され、便鉢21の後側に機能部3(図1参照)が設置される機能部設置スペース22が形成されている。
機能部設置スペース22の前側の部分23は、便器本体2の上部側に形成され、底部が便器本体2の高さ方向の中間部に配置されている。機能部設置スペース22の後側の部分24は、便器本体2の高さ方向の略全体に形成され、底部が便器本体2の底部と兼ねている。機能部設置スペース22の前縁部は、便鉢21の内面の後部側に沿うように後側に突出するように湾曲している。
機能部設置スペース22の前側の部分23には、幅方向の内側に形成され下側に凹んで、上側および前側に開口する凹部25が形成されている。凹部25は、機能部3が設置されていない状態では、便鉢21と前後方向に連通している。
凹部25は、前縁部近傍における幅方向の中間部分に形成され略水平面となる第1凹部底面251と、第1凹部底面251の幅方向の両縁部および後縁部からそれぞれ幅方向の外側および後側に向かって漸次上側に向かう傾斜面となる第1凹部傾斜面252と、第1凹部傾斜面252の幅方向の両端部および後縁部からそれぞれ第1凹部傾斜面252と離間する側に延びる略水平面となる第2凹部底面253と、第2凹部底面253の幅方向の両端部からそれぞれ幅方向の外側に向かって漸次上側に向かう傾斜面となる一対の第2凹部傾斜面254,254と、を有している。
第1凹部底面251は、平面視形状が幅方向に長い長尺に形成されている。第1凹部傾斜面252は、第1凹部底面251の外側に連続して配置され平面視形状が前側に開口する略C字型状に形成されている。第2凹部底面253は、第1凹部傾斜面252の外側に連続して配置され平面視形状が前側に開口する略C字形状に形成されている。一対の第2凹部傾斜面254,254は、それぞれ幅方向外側の上端部が便器本体2の幅方向外側の縁部近傍における上面2aと連続している。
図2に戻り、ケース6は、機能部設置スペース22に配置され各種機能装置や機能部品が載置されるベース部61と、便器本体2の上側に配置され各種機能装置や機能部品の上部をおよび側部を覆うカバー部62と、を有している。
図4に示すように、ベース部61は、前側の部分61aが機能部設置スペース22の前側の部分23(図3参照)に沿って配置されている。ベース部61の前側の部分61aは、前縁部近傍における幅方向の中間部分に形成され略水平面となる第1ベース底面611と、第1ベース底面611の幅方向の両縁部および後縁部からそれぞれ幅方向の外側および後側に向かって漸次上側に向かう傾斜面となる第1ベース傾斜面612と、第1ベース傾斜面612の幅方向の両端部および後縁部からそれぞれ幅方向の外側および後側に延びる略水平面となる第2ベース底面613、第2ベース底面613の幅方向の両端部からそれぞれ幅方向の外側に向かって漸次上側に向かう傾斜面となる一対の第2ベース傾斜面614,614と、一対の第2ベース傾斜面614,614それぞれの幅方向の外側の端部から幅方向の外側に延びる一対の第3ベース底面615,615と、を有している。
第1ベース底面611は、平面視形状が幅方向に長い長尺に形成されている。第1ベース傾斜面612は、第1ベース底面611の外側に連続して配置され平面視形状が前側に開口する略C字型状に形成されている。第2ベース底面613は、第1ベース傾斜面612の外側に連続して配置され平面視形状が前側に開口する略C字形状に形成されている。一対の第2ベース傾斜面614,614の上端部および一対の第3ベース底面615,615は、便器本体2の上面2aの高さに配置されている。
図2に示すようにベース部61は、機能部設置スペース22に配置されると、第1ベース底面611が第1凹部底面251と隙間を空けて対向し、第1ベース傾斜面612が第1凹部傾斜面252と隙間を空けて対向し、第2ベース底面613が第2凹部底面253と隙間を空けて対向し、一対の第2ベース傾斜面614,614が一対の第2凹部傾斜面254,254と隙間を空けて対向し、一対の第3ベース底面615,615が便器本体2の上面2aと対向している。
第1ベース底面611と第1凹部底面251との隙間を隙間t1とし、一対の第1ベース傾斜面612,612と一対の第1凹部傾斜面252,252との隙間をそれぞれ隙間t2とし、一対の第2ベース底面613,613と一対の第2凹部底面253,253との隙間をそれぞれ隙間t3とし、一対の第2ベース傾斜面614,614と一対の第2凹部傾斜面254,254との隙間をそれぞれ隙間t4とし、一対の第3ベース底面615,615と便器本体2の上面2aとの隙間をそれぞれ隙間t5とする。隙間t4は、隙間t1、隙間t2、隙間t3および隙間t5よりも大きい寸法に設定されている。なお、隙間t2および隙間t3は、他に比べて公差が大きく設定されている。
図5乃至図9に示すように、シール部材4は、ベース部61(図2参照)の前側の部分61aの前縁部近傍と機能部設置スペース22の前側の部分23の前縁部近傍との隙間に配置されていて、ベース部61の前側の部分61aと機能部設置スペース22の前側の部分23の隙間に沿った形状に形成されている。本実施形態では、シール部材4は、便器本体2に接着されている。
また、シール部材4は、第2凹部底面253の前端部に沿うように配置されている。本実施形態では、シール部材4のうち第1ベース底面611と第1凹部底面251との隙間を隙間t1に配置される部分(軟質シール体41の第1水平部411、および第1水平部411の空部411aに配置された第1弾性体421)は、第2凹部底面253の前端部(第1凹部底面251の前端部)に沿うように配置され、幅方向外側に向かうにつれて、第2凹部底面253の前端部よりも若干後方に配置されている。
図9に示すように、シール部材4は、可撓性を有し断面形状が略U字形の紐状に形成された軟質シール体41と、弾性変形可能で軟質シール体41の内部に配置された弾性体42と、を有している。
軟質シール体41の断面形状の略U字の内側の部分を空部41aとすると、弾性体42は、軟質シール体41の空部41aに配置されている。
シール部材4は、軟質シール体41の断面形状の略U字が後側に開口し、弾性体42の上側、下側および前側が軟質シール体41に覆われて、弾性体42の前側が露出しないように配置されている。
軟質シール体41は、塩化ビニル樹脂などで形成され、防水性を有している。
軟質シール体41は、第1ベース底面611と第1凹部底面251との隙間t1に配置される第1水平部411と、第1水平部411の幅方向の両端部にそれぞれ連続し一対の第1ベース傾斜面612,612と一対の第1凹部傾斜面252,252との隙間t2に配置される一対の第1傾斜部412,412と、一対の第1傾斜部412,412それぞれの幅方向の外側の端部に連続し一対の第2ベース底面613,613と一対の第2凹部底面253,253との隙間t3に配置される一対の第2水平部413,413と、一対の第2水平部413,413それぞれの幅方向の外側の端部に連続し一対の第2ベース傾斜面614,614と一対の第2凹部傾斜面254,254との隙間t4に配置される一対の第2傾斜部414,414と、一対の第2傾斜部414,414それぞれの幅方向の外側の端部に連続し一対の第3ベース底面615,615と便器本体2の上面2aとの隙間t5に配置される一対の第3水平部415,415と、を有している。
これらの第1水平部411、一対の第1傾斜部412,412、一対の第2水平部413,413、一対の第2傾斜部414,414、一対の第3水平部415,415は、一体に形成されている。本実施形態では、第2ベース傾斜面614と第2凹部傾斜面254との隙間t4が他の隙間t1〜t3,t5よりも大きいとともに、第1ベース傾斜面612と第1凹部傾斜面252との隙間t2および第2ベース底面613と第2凹部底面253との隙間t3が他の隙間t1,t4,t5よりも公差が大きい。このため、一対の第1傾斜部412,412、一対の第2水平部413,413、および一対の第2傾斜部414,414は、第1水平部411および一対の第3水平部415,415よりも空部41aの厚さおよび全体の厚さが大きく形成されている。
弾性体42は、ウレタンやスポンジ、ゴム、ゲルなどで形成されている。弾性体42は、弾性変形可能であれば、防水性の高い材料でなくてもよい。弾性体42は、軟質シール体41に接着されている。
弾性体42は、軟質シール体41の第1水平部411の空部41aに配置される第1弾性体421と、軟質シール体41の連続する第1傾斜部412、第2水平部413および第2傾斜面414それぞれの空部41a,41aに配置される一対の第2弾性体422,422と、軟質シール体41の一対の第3水平部415,415の空部41aに配置される一対の第3弾性体423,423と、を有している。
これらの第1弾性体421、一対の第2弾性体422,422および一対の第3弾性体423,423は、別々に形成されている。本実施形態では、第1弾性体421とそれぞれ隣り合う一対の第2弾性体422,422との間、一対の第2弾性体422,422それぞれと隣り合う一対の第3弾性体423,423との間に隙間が設けられている。
本実施形態では、第1弾性体421および一対の第3弾性体423,423は、一対の第2弾性体422,422よりも高さ寸法が小さく形成され、軟質シール体41の大きさに対応している。
このようなシール部材4は、外力により弾性体42が弾性変形するとともに軟質シール体41が弾性体42の弾性変形に追従して変形することで変形し、弾性体42の反発力が軟質シール体41に伝わるように構成されている。
図10に示すように、カバー部62は、機能部3を上側から覆う筐体部621と、筐体部621の前端部における幅方向の両端部近傍からそれぞれ前側に突出する板状の一対のカバープレート622,622と、を有している。
カバー部62が機能部3を収容するように正位置に配置されると、一対のカバープレート622,622は、それぞれ一対の第3ベース底面615,615を覆うとともに、前端部が一対の第3ベース底面615,615の前端部よりも前側に位置している。一対のカバープレート622,622は、一対の第3ベース底面615,615よりも前側の部分が便器本体2の上面2aに沿って配置されている。
本実施形態では、図10および図11に示すように、一対のカバープレート622,622それぞれの前端部近傍の下面に幅方向に延びるパッキン623,623が設けられている。パッキン623は、それぞれカバープレート622,622との便器本体2との間に挟まれて、幅方向の内側の端部がシール部材4の幅方向外側の端部と当接するように配置される。
パッキン623,623は、塩化ビニル樹脂などで形成され、防水性を有している。パッキン623,623は、断面形状が略L字形状に形成されていて、一方の辺623a,623aがカバープレート622,622の下面に接着され、他方の片623b,623bが斜め下側に突出している。パッキン623,623は、それぞれカバープレート622,622の下面と便器本体2の上面2aとに挟まれると、両方の辺が重なるように変形している。
次に、上述した便器装置およびシール部材の作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態では、シール部材4は、軟質シール体41と、軟質シール体41に覆われた弾性体42と、を有している。これにより、シール部材4が便器本体2と機能部3との隙間に配置され、弾性体42が弾性変形してシール部材4が便器本体2と機能部3との隙間に追従した形状となると、弾性体42の反発力により軟質シール体41屈することが防止されるとともに、軟質シール体41を便器本体2および機能部3に密着させることができる。
そして、便器本体2と機能部3との隙間を確実に埋めることができるため、便器本体2と機能部3との隙間に便鉢21から飛散した水などが浸入することがなく、清掃にかかる手間を軽減させることができる。
また、便器本体2には、機能部3の少なくとも下部側が配置される凹部25が形成されていて、シール部材4は、凹部25の底面と機能部3との隙間に配置されていること
により、機能部3を便器本体2の上端部よりも上側に配置する場合と比べて、機能部が設置される高さを抑えることができ、高さが低いコンパクトなデザインの便器装置1を実現することができる。
また、機能部3を便器本体2の上端部よりも上側に配置する場合と比べて便器本体2と機能部と3の隙間が形成される位置が低くなり便器本体2と機能部3との隙間に水が入りやすくなるが、隙間にシール部材4が配置されていることにより、便器本体2と機能部3との隙間に水が浸入することを防止することができる。
また、軟質シール体41は、断面形状がU字形状に形成され、内側に弾性体42が配置されていることにより、軟質シール体41と弾性体42とが密着し、弾性体42反発力が軟質シール体41に確実に作用するため、シール部材4が便器本体2と機能部3との隙間の形状に追従し、便器本体2と機能部3の隙間を確実に埋めることができる。
また、シール部材4は、便器本体2と機能部3との隙間の寸法に応じて部分的に厚さが異なる構成とすることにより、便器本体2と機能部3との隙間の大きさにばらつきがある場合でも、シール部材4が便器本体2と機能部3との隙間に応じた形状であるため、便器本体2と機能部3との隙間を確実に埋めることができる。
また、本実施形態では、カバープレート622,622と便器本体2の上面2aとの間に配置されるパッキン623,623は、シール部材4とは別に設けられていることにより、便器本体2に対してカバー部62がパッキン623,623とともに移動したとしても、パッキン623,623の移動がシール部材4に影響することがなく、シール部材4がずれることを防止できる。
以上、本発明による便器装置およびシール部材の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、便器本体2の機能部設置スペース22に下側に凹む凹部25が形成されているが平坦面に形成され凹部25が形成されていなくてもよい。また、便器本体2の機能部設置スペース22に凹部25が形成されている場合は、凹部25およびベース部61の形状は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、シール部材4は、便器本体2接着されているが、便器本体2に代わってベース部61に接着されていてもよい。
また、上記の実施形態では、一対の第2ベース傾斜面614,614と一対の第2凹部傾斜面254,254との隙間t4は、第1ベース底面611と第1凹部底面251との隙間t1、一対の第1ベース傾斜面612,612と一対の第1凹部傾斜面252,252との隙間t2、一対の第2ベース底面613,613と一対の第2凹部底面253,253との隙間をそれぞれ隙間隙間t3および一対の第3ベース底面615,615と便器本体2の上面2aとの隙間t5よりも大きい寸法に設定されているが、各隙間t1〜t5の大きさは適宜設定されていてよい。なお、隙間t1〜t5はすべて同じ大きさに設定されていてもよい。また、上記の実施形態では、隙間t2および隙間t3は、他の隙間t1,t4,t5と比べて公差が大きくなるように設定されているが、このように設定されていなくてもよい。これらに伴い、シール部材4の寸法は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、軟質シール体41は、断面形状が略U字形状に形成されているが、便器本体2とベース部61との隙間から弾性体42が前側に露出しないように覆っていれば他の形状であってもよい。
1 便器装置
2 便器本体
3 機能部
4 シール部材
25 凹部
41 軟質シール体
42 弾性体
61 ベース部
62 カバー部
421 第1弾性体
422 第2弾性体
423 第3弾性体

Claims (5)

  1. 便器本体と該便器本体の上部に設けられた機能部と、を有する便器装置において、
    前記便器本体および前記機能部の少なくとも一方に取り付けられて、前記便器本体と前記機能部との隙間に配置されるシール部材を有し、
    該シール部材は、軟質シール体と、該軟質シール体に覆われた弾性体と、を有することを特徴とする便器装置。
  2. 前記便器本体には、前記機能部の少なくとも下部側が配置される凹部が形成されていて、
    前記シール部材は、前記凹部の底面と前記機能部との隙間に配置されている請求項1に記載の便器装置。
  3. 前記軟質シール体は、断面形状がU字形状に形成され、内側に前記弾性体が配置されている請求項1又は2に記載の便器装置。
  4. 前記シール部材は、前記便器本体と前記機能部との隙間の寸法に応じて部分的に厚さが異なる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の便器装置。
  5. 軟質シール体と、該軟質シール体に覆われた弾性体と、を有することを特徴とするシール部材。
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