JP2017190502A - 黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板 - Google Patents

黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板 Download PDF

Info

Publication number
JP2017190502A
JP2017190502A JP2016080721A JP2016080721A JP2017190502A JP 2017190502 A JP2017190502 A JP 2017190502A JP 2016080721 A JP2016080721 A JP 2016080721A JP 2016080721 A JP2016080721 A JP 2016080721A JP 2017190502 A JP2017190502 A JP 2017190502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
black
plating layer
plating
power
electric power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016080721A
Other languages
English (en)
Inventor
晋 上野
Susumu Ueno
晋 上野
中野 忠
Tadashi Nakano
忠 中野
山本雅也
Masaya Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP2016080721A priority Critical patent/JP2017190502A/ja
Publication of JP2017190502A publication Critical patent/JP2017190502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

【課題】塗装することなく黒色外観が得られ、加工後の黒色外観の保持性に優れる高耐食性の黒色めっきが施された電力部材、および電力部材用黒色めっき鋼板を提供する。
【解決手段】基材鋼材の表面に、Al:0.1〜22.0質量%、Mg:0.1〜10.0質量%を含み、かつZnの黒色酸化物がめっき層中に分布している溶融Al、Mg含有Znめっき層を有し、前記溶融Al、Mg含有Znめっき層の表面の明度はL*値で60以下である黒色外観を呈する黒色めっき層が形成されているめっき鋼板を素材とした電力部材。形状を問わず、電柱用部材、送電用部材、電力制御装置用部材、情報OA機器用部材、通信用部材、発電設備用部材に用いられる。
【選択図】なし

Description

本発明は、基材鋼材の表面に、黒色の外観を呈するめっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板に関する。
鉄鋼製の電力部材は普通鋼、構造用鋼、高張力鋼などの鋼材にめっきや塗装を施したものが用いられる。しかし、鋼材に塗装したものは塗膜が薄い部分や塗膜の疵付き部で鋼材が腐食しやすく、腐食した場合、鋼材の強度に影響を及ぼす懸念があるため、近年では長寿命化の観点から高耐食性を有するめっきを施したものが主に使用されている。
ただし、外観の色調が求められる場合は、めっきを施したものにさらに塗装を施したり、塗装鋼板を用いるケースがある。中でも黒色の外観は、強度が高いという印象を与えることができることや、物陰等では目立ちにくいことから、とくに電力部材やその周辺金物等に使用される。
しかし、めっきを施したものに塗装する場合、高コストになりやすい。さらに、下地のめっきは銀白色をしているため、黒色の外観を得るためには塗膜を厚くして下地色を隠蔽する必要があり、塗装コストが高くなってしまう。また、塗装後は塗膜が厚いため溶接等ができないという問題もある。塗装鋼板の場合は、加工等による塗膜のクラックや疵付き部で下地が見えて、白色を呈する場合もある。
特許第5097305号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、塗装することなく黒色の外観が得られ、加工後においても黒色の外観の保持性に優れる高耐食性の黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板を提供することを目的とする。
上記の目的は、基材鋼材と、基材鋼材の表面に、Al:0.1〜22.0質量%、Mg:0.1〜10.0質量%を含み、かつZnの黒色酸化物がめっき層中に分布している溶融Al、Mg含有Znめっき層を有し、溶融Al、Mg含有Znめっき層の表面の明度はL*値で60以下である、黒色めっきが施された電力部材によって達成することができる。ここで、前記Znの黒色酸化物は、ZnMg相に由来するZnの酸化物であってもよい。ここで、めっき層中とは、めっき層の表面とめっき層内部の両方を含む。また、「酸化物」とは、酸化物、水酸化物、あるいはその両方を総称している。
そして、本発明の電力部材は、例えば、電柱用部材、送電用部材、電力制御装置用部材、情報OA機器用部材、通信用部材、発電設備用部材である。
具体的には、柱上トランスケース部材,電柱保護板,電柱バンド等の電柱用部材、鉄塔,送電線や通信ケーブルの支持材や架線用金物、ケーブルラック,ケーブルトレイ,腕金,低圧用ラック,スクリューアンカー,フレキシブル管,バンド等の送電用部材、配電盤、キュービクル配電盤、制御盤、分電盤、ブレーカー等の電力制御装置用部材、複写機,プリンター,コンピューターやサーバー等の情報OA機器用部材、電話機,中継ボックス等の通信用部材、発電設備用部材、そのほか、自動販売機用部材、コンセント部材等がある。
また、本発明の電力部材用黒色めっき鋼板は、基材鋼材と、前記基材鋼材の表面に、Al:0.1〜22.0質量%、Mg:0.1〜10.0質量%を含み、かつZnの黒色酸化物がめっき層中に分布している溶融Al、Mg含有Znめっき層を有し、
前記溶融Al、Mg含有Znめっき層表面の明度はL*値で60以下である電力部材用黒色めっき鋼板である。
本発明によれば、塗装することなく意匠性に優れた黒色の外観を有し、かつ加工後の黒色外観の保持性に優れる高耐食性の黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板を提供することができる。
(実施形態1)黒色めっきが施された電力部材
本発明の黒色めっきが施された電力部材は、基材鋼材と、溶融Al、Mg含有Znめっき層(以下、「めっき層」ともいう)とを有する。本発明の黒色めっきの上層に、さらに無機系、有機系あるいは無機有機複合のクロム含有あるいはクロムフリーの皮膜を有していてもよい。
本発明の黒色めっきが施された電力部材は、1)めっき層中にZnの黒色酸化物が分布していること、および2)めっき層の表面の明度がL値で60以下(好ましくは40以下、さらに好ましくは35以下)であることを特徴とする。めっき層の表面の明度(L値)は、分光型色差計を用いて、JIS K 5600に準拠した分光反射測定法で測定される。さらに、前記Znの黒色酸化物は、ZnMg相に由来するZnの酸化物であってもよい。
[基材鋼材]
基材鋼材の種類は、特に限定されない。例えば、低炭素鋼、中炭素鋼、高炭素鋼、合金鋼などの鋼材を使用することができる。良好なプレス成形性が必要とされる場合は、低炭素Ti添加鋼、低炭素Nb添加鋼などからなる加工性の優れた鋼材が好ましい。また、P、Si、Mnなどを添加した高強度鋼を用いてもよい。基材鋼材の形状は限定されず、熱延鋼板や冷延鋼板などの帯鋼であってもよいし、H型鋼、C型鋼などの形鋼やプレス成形等を実施した後の加工後の鋼材であってもよい。
[溶融Al、Mg含有Znめっき層]
本発明のめっき層は、Al:0.1〜22.0質量%、Mg:0.1〜10.0質量%を含み、かつ黒色酸化物がめっき層中に分布している溶融Al、Mg含有Znめっき層である。Al含有量またはMg含有量が上記範囲の下限値より小さい場合、十分な耐食性が得られない。一方、上限値より大きい場合は、めっき工程におけるめっき浴の表面に酸化物(ドロス)の発生が過多となり、美麗なめっき層が得られない。
また、めっき層中には、めっき層と基材鋼材との密着性を向上させるため、0.005〜2.0質量%の範囲のSiを添加しても良い。また、Ti、B、Ti−B合金、Ti含有化合物またはB含有化合物をめっき層に添加しても良い。これらの化合物の添加量は、Tiが0.001〜0.1質量%の範囲内になるように、Bが0.0005〜0.045質量%の範囲内となるように設定することが好ましい。
めっき層の厚みは、特に限定されないが、3〜100μmの範囲内が好ましい。めっき層の厚みが3μm未満の場合、取扱時に基材鋼材に達する疵が入りやすくなるため、黒色外観の保持性および耐食性が低下するおそれがある。一方、めっき層の厚みが100μm超でめっき後に加工する場合、圧縮を受けた際のめっき層と基材鋼材との延性が異なるため、加工部においてめっき層と基材鋼材とが剥離してしまうおそれがある。
[黒色酸化物]
本発明の黒色めっき層には、そのめっき層中に分布しているZnの黒色酸化物を含有する。ここで、めっき層中とは、めっき層の表面とめっき層内部の両方を含む。また、本明細書における「酸化物」とは、酸化物、水酸化物、あるいはその両方とを総称している。
黒色めっき層中の黒色酸化物の分布はめっき層の断面を光学顕微鏡等で観察することにより確認できる。また、Znの酸化物の存在は断面からの電子線マイクロアナライザ(EPMA)や表面からのX線回折等により確認できる。
本発明の黒色めっきが施された電力部材のめっき層には、黒色の色調を付与する黒色酸化物がめっき層の表面だけでなく内部にも存在する。したがって、本発明の黒色めっきを施した電力部材は、めっき層の表面が削れても黒色外観を維持することができ、黒色外観の保持性に優れている。
また、本発明の黒色めっきを施された電力部材は、塗膜を形成していないため、スポット溶接等の溶接も可能である。
本発明の黒色めっきを施された電力部材は、形状を問わず、電力の送電、受電、配電に関連する機材、設備、施設、また電気信号や通信を取り扱う機材、設備、施設に用いられる部材であればよい。
例えば、電柱用部材、送電用部材、電力制御装置用部材、情報OA機器用部材、通信用部材、発電設備用部材等の黒色外観が要求されるものに適している。具体的には、柱上トランスケース部材,電柱保護板,電柱バンド等の電柱用部材、鉄塔,送電線や通信ケーブルの支持材や架線用金物、ケーブルラック,ケーブルトレイ,腕金,低圧用ラック,スクリューアンカー,フレキシブル管,バンド等の送電用部材、配電盤、キュービクル配電盤、制御盤、分電盤、ブレーカー等の電力制御装置用部材、複写機,プリンター,コンピューターやサーバー等の情報OA機器用部材、電話機,中継ボックス等の通信用部材、発電設備用部材、そのほか、自動販売機用部材、コンセント部材等がある。
(実施形態2)黒色めっきを施した電力部材の製造方法
本発明の黒色めっきを施した電力部材の製造方法は、1)溶融Al、Mg含有Znめっきを施すステップと、2)溶融Al、Mg含有Znめっきを施した鋼材を密閉容器内で水蒸気に接触させるステップとを有する。また、電力部材への加工は、めっきを施すステップの前でもよいし、めっきを施した後でもよいし、水蒸気に接触させるステップの後でもよい。さらに無機系、有機系あるいは無機有機複合のクロム含有あるいはクロムフリーの皮膜を施すステップを有していてもよく、その実施はめっきを施した後であればよく、水蒸気に接触させた後でもよいし、加工前でもよいし、加工後でもよい。
[めっきを施すステップ]
本発明の黒色めっきを施した電力部材は、基材鋼材に対し、Alが0.1〜22.0質量%、Mgが0.1〜10.0質量%を含むZnの合金めっき浴を用いた溶融めっきを行うことにより製造される。このようにすることで、Al:0.1〜22.0質量%、Mg:0.1〜10.0質量%を含有するZnからなり、かつZnMg相がめっき層中に分布しているめっき層を形成することができる。また、合金めっき浴には、Si、Ti、B、Ti−B合金、Ti含有化合物、B含有化合物を添加してもよい。また、溶融めっき法は一般的な連続式の溶融めっき鋼板製造方法でもよいし、ドブ漬けと呼ばれるバッチ式の浸せき法でもよい。たとえば、連続式の溶融めっき鋼板製造方法の場合、めっき浴温を430℃とし、めっき後の冷却は空冷方式とし、めっき浴温からめっき層凝固までの平均冷却速度を11℃/秒とすることで、溶融Al、Mg含有Znめっき鋼板を製造することができる。なお、めっき方法によっては冷却速度が十分に確保できない場合やめっき組成などにより、めっき層中に金属間化合物であるZn11Mgが析出する場合がある。このZn11Mgが析出しためっき層でも黒色めっきが得られるため、本発明の範疇であり、その性能は変化するものではない。
また、めっき層中の各成分の含有量の値は、めっき層に含まれる各金属成分の質量をめっき層に含まれる全金属の質量で除したものを百分率で表したものである。すなわち、酸化物に含まれる酸素および水、水素の質量は、めっき層中の成分として含まれない。したがって、水蒸気に接触させて黒色化させる黒色化処理の際に金属成分の溶出が起こらない場合、黒色化処理の前後においてめっき層中の各成分の含有量の値は変化しない。
[水蒸気に接触させるステップ]
本ステップはめっき層を密閉容器内で水蒸気と接触させることにより、めっき層の表面の明度(L値)を60以下(好ましくは40以下、さらに好ましくは35以下)にまで低下させて黒色化するステップである。以下、このステップを黒色化処理ともいう。めっき層の表面の明度(L値)は、分光型色差計を用いて測定される。
当該めっき層を密閉容器内で水蒸気と接触させることで、めっき層中にZnの黒色酸化物が生成し、黒色の外観が得られる。そのメカニズムは明らかとなっていないが、発明者らは以下のように考えている。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。
めっき層を密閉容器内で水蒸気と接触させることにより、めっき層中の各金属成分が酸化あるいは水酸化する。以下、酸化(物)および水酸化(物)を総称して「酸化(物)」とする。このとき、めっき層中の成分のうち、比較的酸化されやすいAlやMgはZnの酸化物から酸素を奪う。酸素を奪われたZnの酸化物は不定比となり、例えばZnO1−xのような酸素欠乏型の酸化物となる。このように不定比な酸化物が生成すると、その欠陥準位に光がトラップされるため、酸化物が黒色外観を呈することとなり、黒色めっきが得られる。また、AlやMgは酸化しやすいために、めっき層の内部に存在しているAlやMgも酸化し、これがめっき層の内部への酸素の侵入経路となることでめっき層内部のZnも酸化し、前述したような不定比の酸化物が生成する。このため、めっき層の表面だけでなく、めっき層内部にも黒色を呈する不定比の酸化物が分布することになるため、めっき層の表面に疵等が付いたとしても黒色外観の保持性が確保できる。
また、めっき層の中でも、ZnMgはとくに酸化しやすく、さらにZnとMgが近接しているため、Znの不定比酸化物の生成を促進させる。また、前述したようにZn11Mgでも同様の効果が得られる。
水蒸気との接触による黒色化処理において、水蒸気がない場合は黒色化が起こらない。また、黒色化処理を行う雰囲気中の酸素が多いと黒色化が起こらず、安定的に処理するための酸素濃度は13%以下であることが好ましい。このため、黒色化処理は密閉容器内で行うことが好ましい。
黒色化処理の温度は50〜350℃以下の範囲が好ましい。温度が50℃未満の場合、黒色化速度が遅く、生産性が低下する。一方、350℃超の場合、黒色化速度が非常に速くなりその制御が困難となる。また、めっき層が融解したり、鋼材とめっき層の合金化が生じるため、美麗な黒色めっき層が得られにくい。
黒色化処理の水蒸気の相対湿度は30〜100%RHの範囲内が好ましい。水蒸気の相対湿度が30%RH未満の場合、黒色化速度が非常に遅く、生産性が低下してしまう。黒色化処理の処理時間は、温度や相対湿度、圧力、酸素濃度などやめっき層の組成(AlやMgの濃度)、必要とする明度などに応じて適宜設定される。
(実施形態3)黒色めっきが施された電力部材の製造方法
黒色めっきが施された基材鋼材を電力部材へ加工、成形する方法は特に限定されない。例えば、コイル状の鋼板をスリットしてロールフォーミングにより加工する方法、打ち抜いてからプレス成形機により成形する方法、シャーリング等により切板状に切断してからプレスブレーキ等により曲げ加工する方法等を適宜用いることができる。
また、これらの電力部材を組み立てる場合は、ボルト、ナットやねじ、リベットなどの接合用副部材を用いたり、かしめることにより機械接合してもよいし、接着剤や接着テープを用いて接着接合してもよい。また、ボルト、ナットやねじ、リベットなどの接合用副部材を用いる場合は、黒色塗装や黒色めっきなどの処理を施したものを用いることもできる。
また、これらの電力部材は表面に塗装を施されていないため、これらを組み立てたり接合したりするために溶接を用いることができる。そのために、スポット溶接機、アーク溶接機、プロジェクション溶接機やレーザー溶接機などを用いることができる。溶接を用いた場合は、溶接部およびその近傍は、めっき金属が溶融したものが黒色めっき層の表面に付着して白色を呈したり、黒色酸化物が消失したり、基材鋼材が露出したりする場合がある。その場合は、黒色塗料などによるタッチアップ(補修)を実施してもよい。
(実施形態4)電力部材用黒色めっき鋼板
本発明の電力部材用黒色めっき鋼板は、実施形態1において説明した[基材鋼材]に対し、実施形態2において説明した[めっきを施すステップ]を行い、次に[水蒸気に接触させるステップ]をこの順に行うことで製造することができる。このようにして製造された電力部材用黒色めっき鋼板は、めっき層の中に[黒色酸化物]が分布している 溶融Al、Mg含有Znめっき層であり、前記めっき層の表面の明度は、L*値で60以下であることから黒色の外観を呈する。

Claims (4)

  1. 基材鋼材と、
    前記基材鋼材の表面に、Al:0.1〜22.0質量%、Mg:0.1〜10.0質量%を含み、かつZnの黒色酸化物がめっき層中に分布している溶融Al、Mg含有Znめっき層を有し、
    前記溶融Al、Mg含有Znめっき層表面の明度はL*値で60以下である黒色めっきが施された電力部材。
  2. 前記Znの黒色酸化物は、ZnMg相に由来するZnの酸化物である、請求項1に記載の黒色めっきが施された電力部材。
  3. 前記電力部材が、電柱用部材、送電用部材、電力制御装置用部材、情報OA機器用部材、通信用部材、発電設備用部材である請求項1または2に記載の黒色めっきが施された電力部材。
  4. 基材鋼材と、
    前記基材鋼材の表面に、Al:0.1〜22.0質量%、Mg:0.1〜10.0質量%を含み、かつZnの黒色酸化物がめっき層中に分布している溶融Al、Mg含有Znめっき層を有し、
    前記溶融Al、Mg含有Znめっき層表面の明度はL*値で60以下である電力部材用黒色めっき鋼板。

JP2016080721A 2016-04-14 2016-04-14 黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板 Pending JP2017190502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080721A JP2017190502A (ja) 2016-04-14 2016-04-14 黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080721A JP2017190502A (ja) 2016-04-14 2016-04-14 黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017190502A true JP2017190502A (ja) 2017-10-19

Family

ID=60086116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016080721A Pending JP2017190502A (ja) 2016-04-14 2016-04-14 黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017190502A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6687175B1 (ja) めっき鋼材
JP6112131B2 (ja) 溶融Al−Zn系めっき鋼板及びその製造方法
JP6645273B2 (ja) 溶融Al−Zn−Mg−Siめっき鋼板とその製造方法
JP6065043B2 (ja) 溶融Al−Zn系めっき鋼板及びその製造方法
WO2016157665A1 (ja) 吸放熱鋼板および吸放熱部材
JP2020143370A (ja) 溶融Al−Zn−Mg−Si系めっき鋼板及びその製造方法、並びに、塗装鋼板及びその製造方法
JP5601771B2 (ja) 複層めっき鋼板およびその製造方法
JPH11279735A (ja) Al−Si−Mg−Zn系溶融Al基めっき鋼板
JP2017190502A (ja) 黒色めっきが施された電力部材および電力部材用黒色めっき鋼板
WO2018043286A1 (ja) 溶融Al-Zn系めっき鋼板
JP2017190497A (ja) 黒色めっきが施された自動車部材および自動車部材用黒色めっき鋼板
JP2010208067A (ja) 塗装鋼板および外装部材
JP2022073970A (ja) 溶融Al-Zn-Si-Mg系めっき鋼板
JP2019196512A (ja) 黒色めっきが施された接合部材および接合部材用黒色めっき鋼板
JP2001020050A (ja) 未塗装加工部ならびに塗装端面部の耐食性に優れた溶融Zn−Al−Mgめっき鋼材及びその製造方法
JP2017190495A (ja) 黒色めっきが施された建築部材および建築部材用黒色めっき鋼板
JP2020143369A (ja) 塗装鋼板及び塗装鋼板の製造方法
JP2017190500A (ja) 黒色めっきが施された鉄道部材および鉄道部材用黒色めっき鋼板
JP2017190501A (ja) 黒色めっきが施された電機部材および電機部材用黒色めっき鋼板
JP2002038250A (ja) 耐食性に優れた溶融Sn−Zn系めっき鋼板
JP2017172016A (ja) 黒色めっきが施された住宅部材および住宅部材用黒色めっき鋼板
JP2002146504A (ja) 耐食性及び耐ホイスカ性に優れた電装用資材及び電装用部材
JP5989274B1 (ja) 吸放熱鋼板および吸放熱部材
JP6065042B2 (ja) 溶融Al−Zn系めっき鋼板及びその製造方法
JP2017190503A (ja) 黒色めっきが施された土木部材および土木部材用黒色めっき鋼板