JP2017189391A - 芳香装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天然芳香源の香気も楽しめる芳香装置を提供する。【解決手段】 香気を放散する芳香装置であって、芳香源から香気を調製する芳香部を含み、前記芳香部は、前記芳香源を破壊して芳香を放出させる破壊部を含む芳香装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、芳香装置に関する。
従来、香気を放散する芳香装置として、例えば、器体と該器体に収容された香りビーズとで構成され、上記香りビーズは、シリカゲル、パルプ材、ゲル材等に芳香成分を担持した固体の芳香剤からなる芳香器が開示されている(特許文献1を参照)。
特開平8−191883号公報
一方、人工的に作出された芳香成分を芳香源とする香気よりも、天然芳香源の香気を好む使用者や、アレルギ体質等で人工の芳香成分に触れられない使用者もいる。天然芳香源の多くは、自然に発散する香気が微量であるため、これを調製する芳香装置を必要とするが、上記芳香装置はこのような天然芳香源には向いていない。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、天然芳香源の香気も楽しめる芳香装置を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するために、本発明に係る芳香装置は、香気を放散する芳香装置であって、芳香源から香気を調製する芳香部を含み、前記芳香部は、前記芳香源を破壊して芳香を放出させる破壊部を含む。
また、前記芳香部は、前記芳香源を保持する保持部を含んでもよい。
また、前記芳香部は、天然の生の素材を前記芳香源としてもよい。
また、前記芳香源は、果実、生のハーブ又は種子であってもよい。
また、前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源を揺らがせることによって芳香を放出させてもよい。
また、前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源の果汁を搾ることによって芳香を放出させてもよい。
また、前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源の少なくとも果皮を切削することによって芳香を放出させてもよい。
また、前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源を押し当てることによって芳香を放出させてもよい。
また、前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源を押し潰すことによって芳香を放出させてもよい。
また、前記破壊部は、破壊作動を所定時間間隔で行ってもよい。
また、空気の流れを促進する送風部を含んでもよい。
また、空気を暖めるヒータを含んでもよい。
また、霧を散布する霧散布部を含んでもよい。
また、前記芳香部の作動を制御する作動制御部を含んでもよい。
また、人感センサ、温度センサ、湿度センサ、匂いセンサのうちの少なくとも一つを含むセンサ部を含んでもよい。
また、前記センサ部の検出結果に応じて前記作動制御部に所定の指示を行う処理部を含んでもよい。
また、前記芳香源毎に所定の情報を格納する記憶部を含み、前記処理部は、前記記憶部に格納された前記所定の情報を参照して、前記センサ部の検出結果に応じて前記作動制御部に前記所定の指示を行ってもよい。
また、前記芳香部は、着脱可能に配置されていてもよい。
本発明によれば、天然芳香源の香気も楽しめる芳香装置を提供することができる。
実施形態1に係る芳香装置の構成を示す図面である。 実施形態1の変形例1に係る芳香装置の構成を示す図面である。 実施形態1の変形例2に係る芳香装置の構成を示す図面である。 実施形態1の変形例3に係る芳香装置の構成を示す図面である。 実施形態1の変形例4に係る芳香装置の構成を示す図面である。 実施形態2に係る芳香装置の構成を示す図面である。 実施形態2に係る芳香装置の制御構成を示す図面である。 実施形態3に係る芳香装置の構成を示す図面である。 実施形態3に係る芳香装置の制御構成を示す図面である。 実施形態3の変形例1に係る芳香装置の制御構成を示す図面である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の例を説明する。
<実施形態1>
図1は実施形態1に係る芳香装置100の構成を示す図面である。芳香装置100は、第1筐体101と、第1筐体101と着脱可能に係合する第2筐体102とを含む。
また、芳香装置100は、電源部1と、主モータ2と、ヒータ3と、送風ファン4と、霧散布部5と、芳香部6と、を含み、これらは、第1筐体101及び第2筐体102に配置(収容)される。
一例として、第1筐体101には、電源部1及び主モータ2が収容される。第1筐体101は、一方の面(ここでは上面)が第2筐体102との仕切板をなし、後述の送風ファン回転軸22及び破壊回転軸23を挿通するための貫通穴が設けられる。第2筐体102は、例えば、一方(一面)が開放された蓋体で、ヒータ3及び送風ファン4、霧散布部5、芳香部6を覆うようにして収容する。第2筐体102には、貫通穴である空気流入口103及び香気放散口104が設けられる。
電源部1は、外部電源や電池等を含んで構成される。主モータ2、ヒータ3、霧散布部5は電源部1に電気的に接続され、電源部1から電力が供給される。
主モータ2は、送風ファン4及び芳香部6を駆動するためのものである。具体的には、主モータ2の出力軸21に送風ファン回転軸22及び破壊回転軸23が連動され、送風ファン4及び芳香部6が駆動される。例えば、図示のように、これらの軸にそれぞれ歯車が結合され、歯車同士が噛み合いながら回転することによって、送風ファン回転軸22及び破壊回転軸23が回転し、送風ファン4及び芳香部6が駆動される。
ヒータ3は、空気流入口103の近傍に配置され、空気流入口103から流入した空気を暖める。ヒータ3は、付帯の電源回路を備えてもよい。
送風ファン4は、ヒータ3の近傍に配置され、暖められた空気を芳香部6に送り込むとともに、空気流入口103からの空気の流入を促進する(空気を吸い込む)。
霧散布部5は、散布ノズル51と、散布ポンプ52と、散布用液容器53とを含む。霧散布部5は、例えば送風ファン4の反対側に配置される。散布用液容器53内の液体(例えば、水)は、散布ポンプ52によって吸い上げられ、散布ノズル51から芳香部6内に向けて散布される。
芳香部6は、破壊部61と、保持部62と、芳香ケース63とを含む。破壊部61は、ここでは棒状に形成され、根元に挿着穴が設けられて破壊回転軸23に挿着される。破壊部61は、破壊回転軸23と一体に形成されてもよい。
一例として、保持部62は、破壊部61から延出した複数の枝状の部分で、芳香源は図示のようにこの複数の枝状部分で構成される保持部62にセットされ、保持される。保持部は、芳香源を保持するものであればよく、例えば、スリットや貫通穴を設けた板状体に形成され、芳香源をスリットに挟み込んだり、貫通穴に刺したりして保持するようにしてもよい。
芳香ケース63は、上部が開口したケースで、破壊部61及び保持部62は芳香ケース63に収容される。芳香ケース63の周壁には貫通穴である取込口631が複数設けられる。芳香ケース63の底面には破壊回転軸23を挿通させるための貫通穴が設けられる。
芳香部6は、例えば、第2筐体102の略中央部に配置され、送風ファン4側の取込口631から空気が取り込まれ、霧散布部5側の取込口631から霧が取り込まれる。図示のように、散布ノズル51が一の取込口631から挿通され、芳香部6内に霧が直接散布されてもよい。
ここで、香気放散までの流れを説明すると、例えば芳香源(例えば、ローズマリ等)を芳香部6の保持部62にセットして保持させ、電源部1をオンにすると、電源部1によって、主モータ2に電力が供給され、送風ファン回転軸22及び破壊回転軸23が回転する。これによって、送風ファン4が回転し、空気流入口103から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、ヒータ3によって暖められ、送風ファン4によって上方に送り込まれる。また、霧散布部5にも電力が供給され、霧が散布される。
芳香部6内の芳香源は、破壊回転軸23による破壊部61の回転及び加速された空気の流入によって、激しく揺らいで擦られて細胞が破壊され、芳香を放出する。放出された芳香は、空気及び霧と混合されて香気に調製され、流入した空気に押し上げられて、第2筐体102の香気放散口104から放散される。
言い換えれば、芳香部6は、芳香製造部であり、芳香源から芳香を放出させ、これを空気と霧と混合して、天然香気を製造するものである。
芳香装置100は、以上のように構成することによって、芳香源から気軽に香気を楽しむことができる。芳香装置100は、特に、ローズマリ、バジルやタイム等、茎についている葉や花の香りを楽しむ芳香源に好適である。
なお、芳香源は、必ずしも生の素材でなくてもよく、乾燥した素材や加工して練り込んだ素材等であってもよい。
なお、霧の散布は、芳香源の乾燥を防ぎ、劣化を防止する効果もある。また、電源部は、蓄電池等を含んで充電方式としてもよい。また、後述のように、ヒータや送風ファン、霧散布部、芳香部等の作動部は、所定時間間隔で作動してもよく、例えば、霧散布部が定期的に短い時間で作動して霧の散布を行ってもよい。また、各作動部は、連動して作動してもよい。
また、芳香ケースの内壁には板状体等の突起物を設けたり、取り付けたりすることによって、芳香源を揺るがしたり叩いたりする構成としてもよい。
<実施形態1の変形例1>
図2は、実施形態1の変形例1に係る芳香装置100aの構成を示す図である。以下では、実施形態1と共通する部分には同様な符号を付し、説明を省略する。芳香装置100aは、第2筐体102a及び芳香部6aが実施形態1に係る第2筐体102及び芳香部6と異なる。また、ヒータ及び霧散布部を含まない点、実施形態1と異なる。
第2筐体102aは、第2筐体本体105aと、これに着脱可能に係合する第2筐体蓋体106aとを含む。空気流入口103及び香気放散口104は、第2筐体蓋体106aに設けられる。第2筐体本体105aの一方の面(第1筐体101側の面)には、送風ファン回転軸22及び破壊回転軸23を挿通するための貫通穴が設けられる。
芳香部6aは、破壊部61aと、保持部62aとを含む。破壊部61a及び保持部62aは、第2筐体本体105aに収容される。破壊部61aは、一例として、略円錐形状に形成され、先端が保持部62a側に配置される。破壊部61aは、根元に挿着穴が設けられ、破壊回転軸23に挿着される。破壊部61aは、芳香源(例えば、柑橘類)を効果的に搾るための凸部が設けられ、例えば、図示のように、棒状本体から羽根状に凸出した凸部が設けられる。なお、ここでは、破壊部61aは、芳香源の果汁を搾り出すものであればよく、その形状等は特に限定するものではない。破壊部61aは、破壊回転軸23と一体に形成されてもよい。
保持部62aは、保持本体621aと、これを第2筐体本体105aに固定する保持固定部622aとを含む。保持本体621aは例えば図示のように略半球面状に形成される。保持固定部622aは、スプリングを含んで構成され、保持本体621aは破壊部61aに向かって進退可能である。そのため、様々な大きさの芳香源に対応できるとともに、破壊部61aが芳香源に回転しながら押し込んでもそれを受け止めることができる。
芳香部6aは、第2筐体本体105aの下部に配置され、送風ファン4は例えば上方の空気流入口103の近傍に配置される。芳香部6aは、さらに受け皿を含んで搾り出された果汁を収容するようにしてもよい。
また、図示しないが、破壊部61aの近傍に撹拌部を設けて、第2筐体本体105aに貯留している果汁を撹拌するようにして、芳香の放出を増進させてもよい。
ここで、香気放散までの流れを説明すると、芳香源(例えば、柑橘類)を芳香部6aの保持本体621aにセットして保持させ、電源部1をオンにすると、電源部1によって、主モータ2に電力が供給され、送風ファン回転軸22及び破壊回転軸23が回転する。これによって、破壊部61aが回転しながら柑橘類に押し込んで果汁を搾り出す(芳香を放出させる)。搾り出された果汁は、第2筐体本体105aの下部に収容される。
一方、送風ファン4も回転し、空気流入口103から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気と芳香(搾り出す過程で放出される芳香、収容された果汁から放出される芳香)は、送風ファン4によって混合されて調製され、香気放散口104から放散される。
言い換えれば、芳香部6aは、芳香製造部であり、天然芳香源から芳香を放出させ、これを空気と混合して、天然香気を製造するものである。
芳香装置100aは、上記のように構成されるため、芳香源から気軽に香気を楽しむことができる。芳香装置100aは、特に、柑橘類等果実の果汁の香りを楽しむ芳香源に好適である。
なお、芳香源は必ずしも生の素材でなくてもよく、加工して練り込んだ半固体の素材等でもよい。
<実施形態1の変形例2>
図3は、実施形態1の変形例2に係る芳香装置100bの構成を示す図である。芳香装置100bは、第2筐体102b及び芳香部6bが実施形態1に係る第2筐体102及び芳香部6と異なる。また、ヒータ及び霧散布部を含まない点、実施形態1と異なる。また、送風ファン回転軸22b及び破壊回転軸23bが同軸に回転する点、実施形態1と異なる。
第2筐体102bは、第2筐体本体105bと、第2筐体蓋体106bとを含む。第2筐体本体105bと第2筐体蓋体106bとは、一例として、芳香部6bを挟んで分離して配置され、例えば、図示のように、第2筐体本体105bが芳香部6bの下方に配置され、第2筐体蓋体106bが芳香部6bの上方においてその開口を覆うように配置される。空気流入口103は、第2筐体本体105bの周壁に設けられ、香気放散口104は、第2筐体蓋体106bに設けられる。
第1筐体101は、一方の面(ここでは上面)が第2筐体本体105bとの仕切板をなし、送風ファン回転軸22b及び破壊回転軸23bを挿通するための貫通穴が設けられる。ここでは、送風ファン回転軸22b及び破壊回転軸23bは、図示のように、同軸に回転するように構成される。また、破壊回転軸23bは、外周面にねじ山が設けられ、ねじ軸状に形成される。
芳香部6bは、破壊部61bと、保持部62bと、芳香ケース63bとを含む。破壊部61bは、破壊本体611bと、破壊基部612bとを含む。破壊本体611bは、例えば、図示のように、外周面に螺旋状に凸部を有する略楕円体状に形成され、破壊回転軸23bの先端に固定される。なお、破壊本体611bは、芳香ケース63bの内壁側に芳香源を押すようにして当接するものであればよく、球体状、円柱体状等であってもよい。
また、破壊本体611bは、破壊回転軸23bにバネ性や柔軟性のある材料で棒状突起として設けられてもよい。例えば、バネ性のある金属細線、又はゴム製やプラスチック樹脂製の突起部材を破壊回転軸に一体に形成してもよい。突起部材は回転により、芳香源等に掛かり動きを一時的に止められ、解放され動く時に芳香源を叩く動作が行われることになり、芳香源に刺激を与えることとなる。特にハーブ系の芳香源には有効である。
破壊基部612bは、芳香ケース63bの底面に固定され、ねじ山を有する貫通穴が設けられる。破壊本体611bは、破壊回転軸23bが破壊基部612bを捻じ込みながら挿通して上下に移動することによって、芳香ケース63b内で上下しながら芳香源に当接する。ここでは、破壊部61bは、破壊本体611bが最上部に達すると主モータが逆回転し、破壊本体611bが下方へ移動する、最下部に達すると正回転に戻り、再び上方へ移動する、この動作を繰り返す。この上下移動の作動は、一往復で停止し、所定時間後に再開するなど、所定間隔で行われてもよい。
保持部62bは、芳香源を保持する部分で、例えば、芳香ケース63bの内壁に上下方向に延伸する複数のリブ状に形成される。好ましくは、保持部62bの形状は、破壊本体611bの形状に対応して形成される。また、保持部62bは、バネ性や柔軟性の有る材料で形成される棒状突起でもよい。例えば、バネ性のある金属細線、又はゴム製やプラスチック製の突起部材で保持部62bを形成し、その間に、例えばハーブなどの芳香源を保持してもよい。なお、ここでは、保持部62bが芳香ケース63bの内壁に形成され、芳香源が保持部62bと内壁で保持されることもあることから、このような場合には芳香ケース63も保持部の一部を構成すると言える。
芳香ケース63bは、上部が開口したケースで、底面には破壊回転軸23を挿通させるための貫通穴が設けられる。また、芳香ケース63bの底面には、第2筐体本体105bから空気を流入させるための貫通穴が設けられる。芳香ケース63bは、図示のように、送風ファン4と破壊部61bとの同軸回転を構成しやすいように、送風ファン4が収容される第2筐体本体105bの上方に配置される。
ここで、香気放散までの流れを説明すると、芳香源(例えば、ローズマリ)を芳香部6bの保持部62bにセットして保持させ、電源部1をオンにすると、電源部1によって、主モータ2に電力が供給され、送風ファン回転軸22b及び破壊回転軸23bが回転する。これによって、送風ファン4が回転し、空気流入口103から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、送風ファン4によって芳香部6bに送り込まれる。
芳香部6b内の芳香源は、破壊本体611bが上下にゆっくりと移動することによって、狭い空間に押さえ込まれて擦られて細胞が破壊され、芳香を放出する。放出された芳香は、送り込まれた空気と混合して香気に調製され、流入した空気に押し上げられて、香気放散口104から放散される。
言い換えれば、芳香部6bは、芳香製造部であり、芳香源から芳香を放出させ、これを空気と混合して、天然香気を製造するものである。
芳香装置100bは、上記のように構成することによって、芳香源から気軽に香気を楽しむことができる。芳香装置100bは、特に、ローズマリ、バジルやタイム等、茎についている葉や花の香りを楽しむ芳香源や、柑橘類の皮等の芳香源に好適である。
なお、芳香源は、必ずしも生の素材でなくてもよく、乾燥させたものや、加工して練り込んだ素材等であってもよい。
<実施形態1の変形例3>
図4は、実施形態1の変形例3に係る芳香装置100cの構成を示す図である。芳香装置100cは、芳香部6cが実施形態1に係る芳香部6と異なる。また、ヒータ及び霧散布部を含まない点、実施形態1と異なる。また、ここでは、主モータを含まず、芳香部6c及び送風ファン4はそれぞれ付帯のモータを備え、これによって駆動されるものとする。
芳香部6cは、破壊部61cと、保持部62cとを含む。破壊部61c及び保持部62cは、概ね第2筐体に収容される。芳香部6cは、さらに受け皿を含んで切削片を収容するようにしてもよい。
破壊部61cは、破壊先端611cと、破壊モータ612cと、破壊回転腕613cと、破壊回転板614cと、破壊補助モータ615cとを含む。破壊先端611cは、芳香源(例えば、ゆずやレモン、リンゴ)に当接してこれを切削する部分である。破壊モータ612cは、破壊先端611cを回転させるためのもので、その出力軸に破壊先端611cが取り付けられる。破壊回転腕613cは、破壊先端611cの位置を調整するもので、ラッチ構造に構成される。破壊回転腕613cは根本付近にコイルばねで支持され、芳香源を押しつける構造で作動し、常に芳香源をなぞる様に作動することになる。破壊回転板614は、破壊補助モータ615cと連動して、破壊先端611cの切削位置を調整するものである。破壊回転腕613cは、破壊回転板614により、上から下に移動して最下部に達すると、方向を替えて下から上に移動し、最上部に達すると、再び下方に移動する等して上下方向に繰り返し移動することができる。なお、下に移動して最下部に達すると、芳香源との接触を回避して、破壊先端611を最上部に戻すなどして、一方向のみ作動するようにしてもよい。なお、作動方向は必ずしも上下方向でなくてもよいことは言うまでもない。
保持部62cは、第1保持部621cと、第2保持部622cとを含む。第1保持部621cは、例えば、芳香源の下方に配置される部分で、先端が爪状の部分を含む棒状に形成される。また、第1保持部621cは、付帯のモータを備え、保持された芳香源を回転可能に構成されてもよい。第2保持部622cは、例えば、芳香源の上方に配置される部分で、先端が爪状の部分を含んで構成される。また、第2保持部622cは、芳香源の大きさに応じて、例えば第1保持部621cとの距離を調整可能に構成される。
ここで、香気放散までの流れを説明すると、芳香源(例えば、ゆず)を芳香部6cの保持部62cにセットして保持させ、電源部1をオンにすると、電源部1によって、破壊モータ612c、破壊補助モータ615cに電力が供給され、破壊先端611cが柑橘類の皮を切削する。また、第1保持部621cに付帯のモータによって、第1保持部621cが回転し、芳香源が回転して、切削済みの部分は先に送り出される。
一方、送風ファン4も回転し、空気流入口103から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気と芳香(切削過程で放出される芳香、収容される切削片から放出される芳香)が、送風ファン4によって混合されて調製され、香気放散口104から放散される。
言い換えれば、芳香部6cは、芳香製造部であり、芳香源から芳香を放出させ、これを空気と混合して、天然香気を製造するものである。
芳香装置100cは、上記のように構成することによって、芳香源から気軽に香気を楽しむことができる。芳香装置100cは、特に、柑橘類等果実の皮の香りを楽しむ芳香源に好適である。
なお、第2筐体102には、芳香源の果汁等を受け止めるための皿部を設けてもよい。または、別体に形成された皿部を必要に応じて載置してもよい。また、霧散布部やヒータを設けてもよい。
<実施形態1の変形例4>
図5は、実施形態1の変形例4に係る芳香装置100dの芳香部6dの構成を示す図である。その他の構成の説明は、ここでは省略する。
芳香部6dは、破壊部61dと、保持部62dと、芳香台63dとを含む。破壊部61dは、破壊本体611dと、破壊基台612dと、破壊モータ613dと、破壊支柱614dとを含む。破壊本体611dは、回転して、破壊基台612との間で芳香源を押し潰す部分である。破壊モータ613dは、破壊本体611dを駆動するもので、破壊支柱614dに支持される。破壊支柱614dは、破壊モータ613dを支持する部分と、破壊本体611dを破壊モータ613dに連結する部分とを含む。
保持部62dは、芳香源(例えば、山椒)を保持する部分で、例えば、図示のように、漏斗状に形成され、芳香源を保持し、そのうちの適量を破壊本体611dと破壊基台612dとの間に送り込むものである。
芳香台63dは、破壊部61dを載置するための部分である。破壊部61dによって押し潰された芳香源は、芳香台63dに落ちてきて、溜められる。なお、ここでは、押し潰された芳香源を収容するための収容部を含んで構成されてもよい。
ここで、香気放散までの流れを説明すると、芳香源(例えば、山椒、ゴマ、コーヒー豆)を芳香部6dの保持部62dにセットして保持させ、電源部1をオンにすると、電源部1によって、破壊モータ613dに電力が供給され、破壊本体611dが回転する。そして、適量の芳香源が供給され、破壊本体611dと破壊基台612dとの間で押し潰されて、芳香台63dに溜められる。そして、図示しない送風ファンによって送り込まれた空気と芳香(押し潰す過程で放出される芳香、押し潰された芳香源から放出される芳香)が混合されて調製され、図示しない香気放散口から放出される。
言い換えれば、芳香部6dは、芳香製造部であり、芳香源から芳香を放出させ、これを空気と混合して、天然香気を製造するものである。
芳香装置100dは、上記のように構成することによって、芳香源から気軽に香気を楽しむことができる。芳香装置100dは、特に、種子の香りを楽しむ芳香源に好適である。ここでは、芳香源は単一種類でもよいし、数種類を混合したものでもよい。数種類を混合することよって、様々な香気を楽しむことができる。
<実施形態2>
図6は、実施形態2に係る芳香装置100eの構成を示す図である。芳香装置100eは、さらに操作部7と制御部8とを含む。以下では、上記芳香装置と共通する部分には同様な符号を付し、異なる点を説明する。
芳香装置100eは、電源部1と、主モータ2と、ヒータ3と、送風ファン4と、霧散布部5と、芳香部6と、操作部7と、制御部8と、を含み、これらは、第1筐体101及び第2筐体102に配置(収容)される。
操作部7は、使用者が要求を入力するための操作ボタン71と、入力した要求や経過時間等を使用者に提示するための表示パネル72と、を含む。
制御部8は、芳香装置100eの作動を制御するための部分で、制御回路を含んで構成される。図7は、芳香装置100eの制御構成を示すブロック図である。なお、図示しないが、各構成部分は電源部1とそれぞれ電気的に接続されている。
制御部8は、主モータ2のオン/オフや回転数を制御することによって、送風ファン4及び芳香部6の作動開始/作動停止、回転速度等を制御する。また、制御部8は、霧散布部5の散布ポンプ52のモータのオン/オフや回転数を制御することによって、霧散布部5の作動開始/作動停止、回転速度等を制御する。また、制御部8は、ヒータ3の電源回路のオン/オフを制御することによって、ヒータ3の作動開始/作動停止等を制御する。ここでは、制御部8は、タイマーを含み、作動開始時間や継続時間等のカウントが可能である。
使用者が、例えば、操作部7の操作ボタン71を用いて、作動時間を設定すると、制御部8は、主モータ2の制御を通じて送風ファン4及び芳香部6を設定した時間分だけ作動させ、ヒータ3及び霧散布部5を設定した時間分だけ作動させる。また、ここでは、一定時間おきに作動するように設定してもよい。
また、使用者が、例えば、操作部7の操作ボタン71を用いて、作動速度を設定すると、制御部8は、主モータ2の制御を通じて送風ファン4及び芳香部6を設定された速度で作動させ、霧散布部5を設定された速度で作動させる。
また、使用者が、例えば主モータ2のみが作動するように設定してもよく、これによって送風ファン4及び芳香部6が駆動されて、霧を含まない香気が拡散される。
芳香装置100eは、上記のように構成することによって、作動時間や速度、霧の混合の有無等を、使用者が簡便に制御することができる。
さらには、セットした芳香源を表示やSWで選択することで、それぞれが作動するタイミングや強度などの作動条件をコントロールしたり、部屋の広さや、時間帯を選択することで、作動条件を変えたりしてもよい。
<実施形態3>
図8は、実施形態3に係る芳香装置100fを示す模式図である。
芳香装置100fは、電源部1と、主モータ2fと、送風部4fと、霧散布部5fと、芳香部6fと、操作部7fと、制御部8fと、センサ部9fと、を含む。芳香部6fは、下記のように、それ以外の部分から構成される芳香装置100f本体に着脱可能に配置される。
主モータ2fは、芳香部6fを駆動するためのモータである。主モータ2fの出力軸には破壊回転軸23fが取り付けられ、これに芳香部6fが挿着される。
送風部4fは、送風ファン及びヒータを含んで構成される。送風ファンは付帯のモータを含む点以外は、実施形態1と同様で、ヒータは実施形態1と同様である。送風部4fは、送風ファンのみを作動させて常温の風を送風したり、送風ファン及びヒータの両方を作動させて温風を送風したりできるように構成される。
霧散布部5fは、実施形態1と構成が同様である。霧散布部5fは、図示のように、第2筐体102の外部に配置されてもよい。
芳香部6fは、破壊部、保持部及びこれらを収容する芳香ケースを含む。破壊部及び保持部は、上記実施形態1及びその変形例に係るいずれの破壊部及び保持部として構成することができる。ここでは、芳香部6fは、芳香装置100f本体に着脱可能に構成される。
操作部7fは、操作ボタン71fと、表示パネル72fとを含む。操作ボタン71fは、ボタンスイッチや表示パネル72fと一体に設けられるタッチセンサ等で構成される。
制御部8fは、芳香装置100fの作動を制御するものである。図9は、芳香装置100fの制御構成を示すブロック図である。
制御部8fは、主モータ2、送風部4f付帯のモータ、霧散布部5f付帯のモータの作動開始/作動停止や回転速度を制御し、送風部4fの電源回路を制御して、これらの作動を制御することができる。
センサ部9fは、効果的に香気を放散させるための各種センサを含む部分である。一例として、センサ部9fは、人感センサ91f、温度センサ92f、湿度センサ93f及び匂いセンサ94fを含む。人感センサ91fは、赤外線や超音波、可視光等を用いて人間の所在を検出するセンサである。温度センサ92f、湿度センサ93f及び匂いセンサ94fは、それぞれ設置環境における温度、湿度、匂いを検出するセンサである。これらのセンサは、例えば、第1筐体101に取り付けられる。
より具体的には、人感センサ91fによって、エリア内の人間存在の有無が検出され、検出結果が制御部8fに入力される。制御部8fは、この検出結果に応じて、例えば、主モータ2の作動の開始/停止を制御する。例えば、主モータ2の停止状態で、人間の存在が検出された場合は、主モータ2の作動を開始させる。また、主モータ2の作動状態で、人間の存在が検出されなかった場合は、主モータ2の作動を停止させる。
温度センサ92fによって、エリア内の環境温度が検出され、検出結果が制御部8fに入力される。制御部8fは、検出結果に応じて、例えば、送風部4fからの送風を制御する。例えば、所定温度以上の環境温度が検出された場合は、送風部4fから常温の風を送風させ、所定温度以上の環境温度が検出されなかった場合は、送風部4fから温風を送風させる。
湿度センサ93fによって、エリア内の環境湿度が検出され、検出結果が制御部8fに入力される。制御部8fは、検出結果に応じて、例えば、霧散布部5fを制御する。例えば、主モータ2が作動している状態で、霧散布部5fの作動状態で、所定湿度以上の環境湿度が検出された場合は、霧散布部5fの作動を停止させる。一方、所定湿度以上の環境湿度が検出されなかった場合は、霧散布部5fの作動を継続させる。
匂いセンサ94fによって、エリア内の匂い濃度が検出され、検出結果が制御部8fに入力される。制御部8fは、この検出結果に応じて、例えば、主モータ2の作動の開始/停止を制御する。例えば、主モータ2の作動状態で、所定濃度以上の匂いが検出された場合は、主モータ2の作動を停止させる。一方、所定濃度以上の匂いが検出されなかった場合は、主モータ2の作動を継続させる。
芳香装置100fは、以上のように構成することによって、さらに、使用者の所在環境に合わせて、香気を放散させることができる。
また、セットした芳香源を表示やSWで選択することで、それぞれが作動するタイミングや強度などの作動条件をコントロールしたり、部屋の広さや、時間帯を選択することで、作動条件をコントロールしたりしてもよい。
また、図示しないが、破壊部に超音波振動などによる振動で芳香源破壊をしても良く、例えば振動板の上、ハーブを敷き、その上に金属の板を載せて振動させ芳香源を破壊にする事や、上記で示した各破壊部に超音波振動等の振動を併用し加えることで破壊効果を増進させたりしても良い。
<実施形態3の変形例1>
図10は、実施形態3の変形例1に係る芳香装置100gの制御部8gによる制御構成を示すブロック図である。なお、芳香装置100gは、制御部8g以外は実施形態3に係る芳香装置100fと同様である。
制御部8gは、作動制御部81gと、処理部82gと、記憶部83gと、を含む。
作動制御部81gは、処理部82gの指示に応じて、主モータ2f、送風部4f付帯のモータ、霧散布部5f付帯のモータの作動開始/作動停止や回転速度を制御し、送風部4fの電源回路を制御して、これらの作動を制御する部分である。
処理部82gは、所定の処理を行う部分で、操作部7f及びセンサ部9fからの入力に基づいて、所定の処理を行い、作動制御部81gに所定の指示を行う部分である。処理部82gは、例えば、マイクロプロセッサで構成される。
記憶部83gは、所定の情報を格納する部分で、例えばRAM等で構成される。記憶部83gには、例えば、芳香源データベース831gが格納される。
芳香源、特に天然芳香源は、その種類によって芳香を放出する部分や芳香の強さが大きく異なる。そのため、芳香源に適した芳香部6gを用いる必要がある。例えば、茎についている葉や花から芳香が放出される場合は、上記実施形態1や実施形態1の変形例2に記載の芳香部(葉花型)を用い、柑橘類の場合は、果汁から芳香を放出させるときは、実施形態1の変形例1に記載芳香部(果汁型)を用い、皮から芳香を放出させるときは実施形態1の変形例3に記載の芳香部(果皮型)を用い、種から芳香を放出させるときは実施形態1の変形例4(種子型)が適している。また、同じ芳香源であっても、品種や採取時期によって、香気調製に適した芳香部の作動速度や環境温度、環境湿度が異なる。芳香源データベース831gは、芳香源に対応して、芳香放出部位、芳香部類型、品種、採取時期、標準芳香部作動速度、標準調製環境温度、標準調製環境湿度、標準調製濃度等の情報を格納するものである。
使用者は、まず、芳香源及び芳香放出部位に応じて、所定の芳香部類型の芳香部6fを芳香装置100gに取り付け、操作部7fから芳香源(例えば芳香源ID)を入力する。そうすると、センサ部9fによって、環境温度、環境湿度、環境匂い濃度が検出され、検出結果が処理部82gに入力される。処理部82gは、入力された芳香源に基づき、芳香源データベース831gを参照して、芳香部作動速度を標準芳香部作動速度に決定し、作動制御部81gに指示する。
また、処理部82gは、入力された芳香源に基づき、芳香源データベース831gを参照し、入力された現在環境温度と標準調製環境温度を比較し、現在環境温度が標準調製環境温度より低い場合は、送風部4fのヒータを作動させるように、作動制御部81gに指示する。また、現在環境温度が標準調製環境温度以上になった場合は、送風部4fのヒータの作動を停止させるように、作動制御部81gに指示する。
また、処理部82gは、入力された芳香源に基づき、芳香源データベース831gを参照し、入力された現在環境湿度と標準調製環境湿度を比較し、現在環境湿度が標準調製環境湿度より低い場合は、霧散布部5fを作動させるように、作動制御部81gに指示する。また、現在環境湿度が標準調製環境湿度以上になった場合は、霧散布部5fの作動を停止させるように、作動制御部81gに指示する。
また、処理部82gは、入力された芳香源に基づき、芳香源データベース831gを参照し、入力された現在環境匂い濃度から芳香部6f作動開始時の環境匂い濃度を引いた増加濃度と標準調製濃度を比較し、増加濃度が標準調製濃度以上になった場合は、芳香部6fの作動を停止させるように、作動制御部81gに指示する。
芳香装置100gは、処理部82g及び芳香源データベース831gを備えることによって、芳香源種類に応じて芳香の調製を行い、安定した香気を提供することができる。
また、好む香気の濃度は、使用者によって異なる。芳香装置100gは、芳香源データベース831gを、使用者が好みに応じて、操作部7fから編集できるように構成されてもよい。
また、芳香装置100gは、芳香部6fが蓋体を含み、処理部82gの指示に応じて、作動制御部81gが芳香部6fの蓋体の開閉を制御できるように構成されてもよい。
また、常時香気を放散させると、慣れてしまい、香りを感じなくなるので、所定時間作動後所定時間停止させ、再び所定時間作動させる等、間欠的に作動させてもよい。このように、強弱をもたらせることで、風の方向で香りが変わるように自然界の香りに近付けることができる。
以上、本発明に係る芳香装置の実施形態について説明したが、これらは本発明の実施形態の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明には、以上の各実施形態を組み合わせた形態や、様々な変形例が含まれる。
100 芳香装置
1 電源部
2 主モータ
3 ヒータ
4 送風ファン
5 霧散布部
6 芳香部
61 破壊部
62 保持部
7 操作部
8 制御部
9 センサ部

Claims (18)

  1. 香気を放散する芳香装置であって、
    芳香源から香気を調製する芳香部を含み、
    前記芳香部は、前記芳香源を破壊して芳香を放出させる破壊部を含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  2. 請求項1に記載の芳香装置であって、
    前記芳香部は、前記芳香源を保持する保持部を含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  3. 請求項1又は2に記載の芳香装置であって、
    前記芳香部は、天然の生の素材を前記芳香源とする
    ことを特徴とする芳香装置。
  4. 請求項3に記載の芳香装置であって、
    前記芳香源は、果実、生のハーブ又は種子である
    ことを特徴とする芳香装置。
  5. 請求項2に記載の芳香装置であって、
    前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源を揺らがせることによって芳香を放出させる
    ことを特徴とする芳香装置。
  6. 請求項2に記載の芳香装置であって、
    前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源の果汁を搾ることによって芳香を放出させる
    ことを特徴とする芳香装置。
  7. 請求項2に記載の芳香装置であって、
    前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源の少なくとも果皮を切削することによって芳香を放出させる
    ことを特徴とする芳香装置。
  8. 請求項2に記載の芳香装置であって、
    前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源を押し当てることによって芳香を放出させる
    ことを特徴とする芳香装置。
  9. 請求項2に記載の芳香装置であって、
    前記破壊部は、前記保持部に保持された前記芳香源を押し潰すことによって芳香を放出させる
    ことを特徴とする芳香装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の芳香装置であって、
    前記破壊部は、破壊作動を所定時間間隔で行う
    ことを特徴とする芳香装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の芳香装置であって、
    空気の流れを促進する送風部を含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の芳香装置であって、
    空気を暖めるヒータを含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の芳香装置であって、
    霧を散布する霧散布部を含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の芳香装置であって、
    前記芳香部の作動を制御する作動制御部を含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  15. 請求項14に記載の芳香装置であって、
    人感センサ、温度センサ、湿度センサ、匂いセンサのうちの少なくとも一つを含むセンサ部を含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  16. 請求項15に記載の芳香装置であって、
    前記センサ部の検出結果に応じて前記作動制御部に所定の指示を行う処理部を含む
    ことを特徴とする芳香装置。
  17. 請求項16に記載の芳香装置であって、
    前記芳香源毎に所定の情報を格納する記憶部を含み、
    前記処理部は、前記記憶部に格納された前記所定の情報を参照して、前記センサ部の検出結果に応じて前記作動制御部に前記所定の指示を行う
    ことを特徴とする芳香装置。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の芳香装置であって、
    前記芳香部は、着脱可能に配置されている
    ことを特徴とする芳香装置。
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