JP2017187665A - 表示装置 - Google Patents

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統央 湯川
Motochika Yukawa
統央 湯川
敏行 日向野
Toshiyuki Hyugano
敏行 日向野
絵美 日向野
Emi Hyugano
絵美 日向野
元希 遊津
Motoki Yutsu
元希 遊津
盛右 新木
Morisuke Araki
盛右 新木
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Abstract

【課題】額縁シール領域の配線密度が大きくなることによりシール剤を仮硬化するUV光照射が不十分となる。【解決手段】表示装置は、アレイ基板と、対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール剤と、を備える。前記対向基板は前記シール剤が配置されるシール領域に蛍光体を備える。前記アレイ基板は前記シール領域に金属配線を備える。前記蛍光体は紫外線励起光によって可視光を発光する。前記シール剤は可視光硬化性を有する。【選択図】図3

Description

本開示は表示装置に関し、例えばシール領域の配線密度が大きい表示装置に適用可能である。
表示パネルはアレイ基板と対向基板との周縁部(額縁シール領域)をシール剤で貼り合わせて構成される。硬化型の樹脂組成物からなるシール剤を用いた滴下工法と呼ばれる表示パネルの製造方法がある。滴下工法では、まず、アレイ基板および対向基板の一方の基板に、スクリーン印刷により長方形状のシールパターンを形成する。次いで、シール剤未硬化の状態で液晶の微小滴を一方の基板の枠内全面に滴下塗布し、すぐに他方の基板を重ねあわせ、額縁シール領域に紫外線を照射して仮硬化を行う。その後、必要に応じて液晶アニール時に加熱して更に硬化を行い、表示パネルを作製する。表示パネルの狭額縁化および高精細化に伴い、額縁シール領域の配線密度が大きくなってきている。
特開2015−87480号公報
額縁シール領域の配線密度が大きくなることによりシール剤を仮硬化するUV光照射が不十分となる。
本開示の課題は、シール剤を硬化させる光を増加させる表示装置を提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本開示の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、表示装置は、アレイ基板と、対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール剤と、を備える。前記対向基板は前記シール剤が配置されるシール領域に蛍光体を備える。前記アレイ基板は前記シール領域に金属配線を備える。前記蛍光体は紫外線励起光によって可視光を発光する。前記シール剤は可視光硬化性を有する。
実施例に係る表示装置を説明するための平面図 図1のA−A’線における断面図 図2の拡大断面図 比較例1に係る表示装置を説明するための断面図 比較例2に係る表示装置を説明するための断面図 図5の拡大断面図
以下に、実施例および比較例について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
実施例に係る表示装置について図1および図2を用いて説明する。
図1は実施例に係る表示装置の構成を示す平面図である。図2は図1のA−A’線における断面図である。なお、図2には製造プロセスに用いるUVマスク等も示されている。
表示装置1はアレイ基板10と対向基板20とそれらに挟持される液晶層30とを備える。額縁シール領域FSAには配線が多数配置されており、特に破線で囲った8つに領域の配線密度は高い。
アレイ基板10は、ガラス基板11と、ガラス基板11の上に形成された金属配線12と、金属配線12の上に形成されたTFT13と、TFT13の上に形成された有機平坦化膜14と、有機平坦化膜14の上に形成されたSiN等の絶縁膜15と、絶縁膜15の上に形成された配向膜16を備える。金属配線12は後述するシール剤50の下方(ガラス基板11側)に配置され、紫外線(UV光)を遮光する。アレイ基板10には図示していないITO等で形成された共通電極や画素電極も備える。
対向基板20は、ガラス基板21と、ガラス基板21の上に形成された遮光層22と、遮光層22を取り除いた部分に形成されたR,G、B等の色層23と、遮光層22の上に形成された蛍光体24と、遮光層22、色層23、蛍光体24の上に形成されたオーバコート層25と、オーバコート層25の上に形成された配向膜26とを備える。
表示装置1は、さらに、アレイ基板10と対向基板20の間隔を維持するためのフォトスペーサ(柱状スペーサ)40とアレイ基板10と対向基板20を貼り合せるシール剤50を備える。フォトスペーサ40はアレイ基板10または対向基板20またはアレイ基板10および対向基板20の両方に形成される。なお、フォトスペーサ40がアレイ基板10に形成される場合は、フォトスペーサ40と絶縁膜15の間には配向膜16は存在せず、フォトスペーサ40が対向基板20に形成される場合は、フォトスペーサ40とオーバコート層25の間には配向膜26は存在しない。シール剤50はアレイ基板10に設けられた窪みおよび絶縁膜15と、対向基板20のオーバコート層25とを接着する。
なお、表示装置1には、図示していない、対向基板20がないアレイ基板10上に配置されるドライバICと、アレイ基板10の液晶層30とは反対側に配置されるバックライト装置と、アレイ基板10とバックライト装置との間に配置される偏光板と、対向基板20の液晶層30とは反対側に配置される偏光板等も備える。
以下に、滴下工法により液晶を封止する製造方法について説明する。シール剤50には可視光(例えば400〜500nm)硬化性のシール剤を用いる。
まず、アレイ基板10および対向基板20の一方の基板(例えばアレイ基板10)に、スクリーン印刷により長方形状のシールパターンを形成する。
次いで、シール剤50が未硬化の状態で液晶の微小滴を一方の基板(例えばアレイ基板10)の枠内全面に滴下塗布し、すぐに他方の基板(例えば対向基板20)を重ねあわせ、紫外線を照射して仮硬化を行う。
その後、必要に応じて液晶アニール時に加熱して更に硬化を行い、液晶層30をアレイ基板10と対向基板20の間に封止する。仮硬化を行う際に、図2に示すように、液晶が充填される領域にはアレイ基板10のガラス基板11側にUVマスク60を配置し、額縁シール領域にアレイ基板10側から例えば波長が300〜400nmの紫外線を照射する。
蛍光体24は対向基板20の額縁シール領域に配置される。蛍光体24は励起光70の波長300〜400nmに対して発光光80の波長が400〜500nmのものを用いる。蛍光体24は有機蛍光体、無機蛍光体または量子ドット(Quantum Dot:QD)のいずれであってもよい。図3に示すように、励起光70も若干の広がりを持つ上、蛍光体24が等方発光するため、金属配線12の影部がより硬化し易い。蛍光体24の表面形状は等方発光するため特に工夫不要である。また、蛍光体24はオーバコート層25の上(シール剤50側)でも良いが、オーバコート層25には色層23の色材からの不純物溶出防止効果があるため、オーバコート層25の下(遮光層22側)であれば蛍光体24にも同様の効果が期待できる。
<比較例1>
図4は比較例1に係る表示装置の構成を示す断面図である。なお、図4には製造プロセスに用いるUVマスク等も示されている。比較例1に係る表示装置は対向基板に蛍光体がないこと、およびシール剤が紫外線硬化型であることを除いて実施例と同様である。
比較例1では、狭額縁化に伴い、額縁シール領域FSAで配線密度が高くなると、シール剤50RのUV硬化時に、金属配線12の影部のシール剤51RにUVが照射されず、硬化不充分となる。シール剤の硬化不充分によって、密着強度の低下、シール極性成分が液晶へ溶出し電圧保持率が低下する問題等が懸念される。
<比較例2>
図5は比較例2に係る表示装置の構成を示す断面図である。なお、図5には製造プロセスに用いるUVマスク等も示されている。比較例2に係る表示装置はシール剤に発光剤が含まれていることを除いて比較例1と同様である。
比較例2では、シール剤50Sには発光剤51Sが含まれており、発光剤51Sの発光波長は例えば300〜450nmである。シール剤50Sの下方に金属配線12の遮光部部分が存在する場合であっても、その全体を硬化させることができる。
しかし、シール剤50Sに蛍光体(発光剤51S)を含有させる必要があり、QDを用いた場合は分散性に課題あり。また、有機蛍光体または無機蛍光体を用いた場合はシール剤の間に大きな異物が入ることになり、脆くなる。また、蛍光体が界面にあると密着性が低下する。よって、シール剤の密着強度の低下が懸念される。
本実施例では、アレイ基板の金属配線等の遮光部分の影部のシールの硬化率を改善するために、対向基板側にシール剤硬化波長で蛍光する蛍光体を配置する。蛍光体の励起波長をアレイ基板側から照射し、蛍光体がシール剤硬化波長を発光することで、遮光部分の影部のシール剤が硬化する構成である。この際に、アレイ基板側から照射する光は蛍光体の励起波長のみではなく、シール剤硬化波長も照射してもよい。
また、本実施例では可視光硬化性シール剤を前提としている。これは、UV硬化性シール剤(例えば硬化波長が200〜300nm)では、励起光にさらに短波長(およそ100〜200nm)が必要になるため、エネルギーが大きくなり、励起光によってシール剤が分解してしまう懸念がある。
本実施例によれば、遮光部分の影部の硬化不充分が解消され、密着強度の向上、液晶へのシール溶出成分の低下が見込まれる。また、蛍光体の発光波長が400〜500nmであるため、漏れ光による液晶劣化が小さい。また、色層の色材と同様に、レジストに蛍光体を含有させてフォトプロセスで形成することが可能である。
1・・・表示装置
10・・・アレイ基板
11・・・ガラス基板
12・・・金属配線
13・・・TFT
14・・・有機平坦化膜
15・・・絶縁膜
16・・・配向膜
20・・・対向基板
21・・・ガラス基板
22・・・遮光層
23・・・色層
24・・・蛍光体
25・・・オーバコート層
26・・・配向膜
30・・・液晶層
40・・・フォトスペーサ
50・・・シール剤
60・・・UVマスク

Claims (5)

  1. 表示装置は、
    アレイ基板と、
    対向基板と、
    前記アレイ基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール剤と、
    を備え、
    前記対向基板は前記シール剤が配置されるシール領域に蛍光体を備え、
    前記アレイ基板は前記シール領域に金属配線を備え、
    前記蛍光体は紫外線励起光によって可視光を発光し、
    前記シール剤は可視光硬化性を有する。
  2. 請求項1の表示装置において、
    前記蛍光体は、有機蛍光体または無機蛍光体または量子ドットである。
  3. 請求項2の表示装置において、
    前記紫外線励起光の波長は300〜400nmであり、前記可視光の波長は400〜500nmである。
  4. 請求項1の表示装置において、
    前記対向基板は遮光層と色層とオーバコート層と配向膜とを備え、
    前記蛍光体は前記遮光層と前記オーバコート層の間に配置される。
  5. 請求項1の表示装置において、
    前記アレイ基板は、さらに、TFTと有機平坦化膜と絶縁膜と配向膜とを備える。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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