JP2017187237A - 熱交換型換気装置 - Google Patents

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Fumiaki Asai
文亜希 浅井
英晴 尾本
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英晴 尾本
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Abstract

【課題】熱交換素子の結露或いは凍結を防ぎ、過剰な保護を抑制しつつ、換気量を維持することができる熱交換型換気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】給気風路7において熱交換素子13の上流側に給気上流温度センサー14と下流側に給気下流温度センサー17と、排気風路8において熱交換素子13の上流側に排気上流温度センサー15と下流側に排気下流温度センサー16を備え、給排気の温度差を比較し等しくない場合には結露すると判断する制御部28を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、外気と室内空気との間で熱交換する熱交換型換気装置に関するものである。
従来、この種の熱交換型換気装置は、図5の概略図に示すように、本体101に、室外吸込口102から熱交換器106を介して室内吹出口103に通じる給気風路111と、室内吸込口104から熱交換器106を介して室外吹出口105に通じる排気風路112と、給気風路111に設けられた給気用送風機107と、排気風路112に設けられた排気用送風機108と、給気用送風機107と排気用送風機108を制御する制御装置110と、給気風路111に設けられた外気温度を検知する外気温度検知器109とを備えた、熱交換型換気装置が知られている。
前記従来の熱交換型換気装置は、外気温度検知器109により検知された外気温度が第1設定温度以下であり、第1設定温度よりさらに低い第2設定温度を超えるときと、第2設定温度以下であるときと、を検出することにより、それぞれでの結露あるいは凍結の防止や結露状態を回復する制御を行うとしている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−074937号公報
従来の熱交換型換気装置では、外気温度のみでの結露あるいは凍結が発生しやすい状況として想定された温度で、結露あるいは凍結の防止や回復する動作を行うものであり、想定された温度は、様々な使用環境条件を考慮し余裕を持たせた温度としている。そのため、過剰な保護となる場合があり、換気量が損なわれるという課題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、熱交換素子の結露或いは凍結を防ぎ、過剰な保護を抑制しつつ、換気量を維持することができる熱交換型換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成する為に、本発明に係る熱交換型換気装置は、室外から室内への気流の流路である給気風路と、前記室内から前記室外への排気の流路である排気風路と、前記給気風路を通る給気流を発生させる給気流発生手段と、前記排気風路を通る排気流を発生させる排気流発生手段と、前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換素子と、前記給気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する給気上流温度センサーと、前記給気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する給気下流温度センサーと、前記排気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する排気上流温度センサーと、前記排気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する排気下流温度センサーと、前記給気上流温度センサーが検知した温度と前記給気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する給気温度差算出手段と、前記排気上流温度センサーが検知した温度と前記排気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する排気温度差算出手段と、前記給気温度差算出手段が算出した温度差と前記排気温度差算出手段が算出した温度差とを比較する給排気温度差比較手段と、前記給排気温度差比較手段による比較結果に基づいて前記熱交換素子における結露を判定する結露判定手段とを備えるものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、熱交換素子の結露や凍結を精度よく検出することで、過剰な保護を抑制し、換気量の維持が図れるという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の熱交換型換気装置を示す概要図 本発明の実施の形態1の熱交換型換気装置の制御部を示すブロック図 本発明の実施の形態1のフローチャート図 本発明の実施の形態2の熱交換型換気装置の制御部を示すブロック図 従来の熱交換型換気装置を示す概要図
本発明に係る熱交換型換気装置は、室外から室内への気流の流路である給気風路と、前記室内から前記室外への排気の流路である排気風路と、前記給気風路を通る給気流を発生させる給気流発生手段と、前記排気風路を通る排気流を発生させる排気流発生手段と、前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換素子と、前記給気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する給気上流温度センサーと、前記給気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する給気下流温度センサーと、前記排気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する排気上流温度センサーと、前記排気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する排気下流温度センサーと、前記給気上流温度センサーが検知した温度と前記給気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する給気温度差算出手段と、前記排気上流温度センサーが検知した温度と前記排気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する排気温度差算出手段と、前記給気温度差算出手段が算出した温度差と前記排気温度差算出手段が算出した温度差とを比較する給排気温度差比較手段と、前記給排気温度差比較手段による比較結果に基づいて前記熱交換素子における結露を判定する結露判定手段と、を備えたものである。
これにより、熱交換素子と通して給気流と排気流での熱の移動が等しく行われているか算出でき、結露が演算により判定できることとなるので、結露が精度よく検出できる。
また、室外から室内への気流の流路である給気風路と、前記室内から前記室外への排気の流路である排気風路と、前記給気風路を通る給気流を発生させる給気流発生手段と、前記排気風路を通る排気流を発生させる排気流発生手段と、前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換素子と、前記給気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する給気上流温度センサーと、前記給気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する給気下流温度センサーと、前記排気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する排気上流温度センサーと、前記排気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する排気下流温度センサーと、前記給気上流温度センサーが検知した温度と前記排気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する室外側温度差算出手段と、前記排気上流温度センサーが検知した温度と前記給気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する室内側温度差算出手段と、前記室内側温度差算出手段が算出した温度差と前記室外側温度差算出手段が算出した温度差とを比較する室内外温度差比較手段と、前記室内外温度差比較手段による比較結果に基づいて前記熱交換素子における結露を判定する結露判定手段とを備えたものとしてもよい。
これによっても、熱交換素子と通して室内側の気流と室外側の気流での熱の移動が等しく行われているか算出でき、結露が演算により判定できることとなるので、結露が精度よく検出できる。
また、前記熱交換型換気装置は、前記熱交換素子による熱交換運転を開始してからの時間を計測する計時手段を備え、前記結露判定手段は、前記熱交換素子が前記計時手段に基づき所定の時間以上の熱交換運転を行った後に前記結露の判定を行うものとしてもよい。
これにより、熱交換運転開始してからの熱交換素子と通した熱の移動が適切な状態となり、気流温度が安定した状態となったのちに、結露判定をすることで精度よく結露を検出できる。
また、前記熱交換型換気装置は、前記給気上流温度センサーが検知した室外温度と所定の凍結閾値温度とを比較する凍結比較手段と、前記結露判定手段が判定した判定結果と前記凍結比較手段の比較結果とに基づいて前記熱交換素子の凍結を判定する凍結判定手段と、を備えたものとしてもよい。
これにより、結露により発生した水分が温度低下することで凍結となる原理から、結露の発生を検出した条件の下、凍結の判定することで、凍結を精度よく検出できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る熱交換型換気装置1は、建物内の天井裏または、側面壁内もしくは床下に設置されるものであり、以下、床下に設置した場合について説明する。
図1に熱交換型換気装置1の構成を示す。熱交換型換気装置1は、直方体形状をしており、一方の側面2(図1における左側)に室外の空気を吸込む室外吸込口3と室内の空気を室外に排出する室外排気口4とを有している。
側面2の対向面には、室内の空気を吸込む室内排気口5と室内に空気を給気する室内給気口6とを有している。
熱交換型換気装置1は、内部に室外吸込口3と室内給気口6とを連通する給気風路7と、室内排気口5と室外排気口4とを連通する排気風路8を備えている。
また熱交換型換気装置1は、給気風路7に給気流発生手段としてシロッコ型の給気ファン9と、排気風路8に排気流発生手段としてシロッコ型の排気ファン10を備えている。
給気ファン9は給気モータ11、排気ファン10は排気モータ12にそれぞれ連結されており、ファンの回転駆動によって風路内に気流の流れを生成する。
給気風路7と排気風路8が交差する位置には、室内空気と室外空気の熱を交換する熱交換素子13が配置されている。熱交換素子13は、室内からの排気熱を回収して室外からの給気空気に与える機能を有している。
熱交換型換気装置1は、4つの温度センサー、すなわち給気上流温度センサー14、給気下流温度センサー17排気上流温度センサー15、排気下流温度センサー16と制御部28を備えている。
給気上流温度センサー14は、給気風路7における熱交換素子13の上流側に設けられ、給気風路7の熱交換素子13よりも上流側の気流の温度を検知する。
給気下流温度センサー17は、給気風路7における熱交換素子13の下流側に設けられ、給気風路7の熱交換素子13よりも下流側の気流の温度を検知する。
排気上流温度センサー15は、排気風路8における熱交換素子13の上流側に設けられ、排気風路8の熱交換素子13よりも上流側の気流の温度を検知する。
排気下流温度センサー16は、排気風路8における熱交換素子13の下流側に設けられ、排気風路8の熱交換素子13よりも下流側の気流の温度を検知する。
以上が本実施の形態に係る熱交換型換気装置1の、主要部の構成である。
ここで、一般的な熱交換型換気装置において結露や凍結が発生する仕組みについて説明する。 一般的な熱交換型装置では、熱交換気運転中に外気温度が低下していくと、熱交換素子13の排気風路8側から結露が生じるおそれがある。これは排気風路8を流れる室内空気(排気空気)が熱交換素子13内で外気(給気空気)と熱交換することで露点以下に温度低下するためである。
言い換えれば、排気風路8を流れる室内空気が、熱交換後の温度の飽和水蒸気以上の水分を保持しているためである。この結露により発生した水分は、熱交換後の排気温度が氷点下を下回ると凍結し、熱交換素子13の目詰まりを起こし、換気機能を低下させる。
さらに、そのまま運転を継続すると凍結した氷が堆積して氷塊に至る。外気温度が上昇すると氷塊が溶けだして、熱交換型換気装置からあふれ出すことになる。溢れ出した水は、設置場所に悪影響を及ぼすことや、水漏れによる絶縁不良などにつながる。
そこで、上述の問題を解決するための本実施の形態における特徴的な部分、すなわち制御部28について詳しく説明する。
制御部28は、マイクロコンピュータ、いわゆるマイコンとして設けられている。マイクロコンピュータは、内部にCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、熱交換型換気装置1における4つのセンサーや排気モータ12、給気モータ11等の各駆動部(デバイス)が内部バスを介して接続されている。CPUは、例えばRAMを作業領域として利用し、ROMに記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて各駆動部とデータや命令を授受することにより各駆動部の動作を制御する。
制御部28は、図2に示すように、プログラムとして給気温度差算出手段18と、排気温度差算出手段19と、給排気温度差比較手段20と、結露判定手段21と、計時手段25と、凍結比較手段26と、結露回復手段29と、凍結回復手段30を備える。
給気温度差算出手段18は、給気上流温度センサー14が検知した温度と給気下流温度センサー17が検知した温度との差を算出する。
つまり、給気温度差算出手段18は、気流が給気上流から給気下流へ流れた際に熱交換素子13を通して排気流から受け取った熱を気流温度として検出でき、熱交換素子13からの受取熱量として算出する。
排気温度差算出手段19は、排気上流温度センサー15が検知した温度と排気下流温度センサー16が検知した温度との差を算出する。
つまり、排気温度差算出手段19は、気流が排気上流から排気下流へ流れた際に熱交換素子13を通して給気流から引き渡した熱を気流温度として検出でき、熱交換素子13からの引渡熱量として算出する。
給排気温度差比較手段20は、給気温度差算出手段18が算出した温度差と排気温度差算出手段19が算出した温度差とを比較する。
つまり、給排気温度差比較手段20は、給気流の熱交換素子13からの受取熱量と排気流の熱交換素子13からの引渡熱量を比較する。
結露判定手段21は、給排気温度差比較手段20による比較結果に基づいて熱交換素子13における結露を判定する。
つまり、結露判定手段21は、給排気で熱量が等量交換されていれば、給排気は全て気流であると判定でき、等量交換されていなければ、熱が気体から液体への相変化に利用され、結露が発生していると判定できる。
凍結比較手段26は、給気上流温度センサー14が検知した室外温度と所定の凍結閾値温度とを比較する。
凍結判定手段27は、結露判定手段21が判定した判定結果と凍結比較手段26の比較結果とに基づいて熱交換素子13の凍結を判定する。
計時手段25は、熱交換素子13による熱交換気運転を開始してからの時間を計測する。
ここでの熱交換気運転は、給気モータ11と排気モータ12が起動した状態で、室外からの空気を室内に取り入れ、室内の空気を室外に排出し、熱交換素子13が排気流と給気流との間で熱交換している運転状態である。そして、計時手段25は、熱交換気運転状態が安定し、給気上流温度センサー14、給気下流温度センサー17、排気上流温度センサー15、排気下流温度センサー16の検知する温度が安定するまでの所定の時間を計測するものである。
結露回復手段29は、結露判定手段21の結露判定に基づいて結露を回復するための実行される手段であり、排気モータ12と給気モータ11を制御する既知での制御としてもよい。具体的には例えば排気モータ12と給気モータ11の回転数を減少させ、低外気の流入を抑える制御が挙げられる。
凍結回復手段30は、凍結判定手段27の凍結判定に基づいて凍結を回復するための実行される手段であり、排気モータ12と給気モータ11を制御する既知での制御としてよい。具体的には例えば給気モータ11を停止し、排気モータ12のみ運転させ、排気流で加温させる制御が挙げられる。
上記の構成において、熱交換気運転開始してからの凍結判定手段27までの具体的な手順について、図3を用いて説明する。なお、図3における「S」はステップを意味する。図3でいう熱交換気運転は上述の運転状態であり、例えば排気風量と給気風量の割合を50対50とする。
熱交換運転を開始すると、計時手段25は、熱交換運転の時間計測を開始する。(図3:S01)
その後は、給気風路7と排気風路8を流れる気流が熱交換素子13を通して熱の受け渡しが安定するまでの時間である熱交換運転安定待ち時間、経過するまで熱交換運転を継続する。(図3:S02No)
熱の受け渡しが熱交換運転安定待ち時間を経過すると、給気上流温度センサー14、給気下流温度センサー17、排気上流温度センサー15、排気下流温度センサー16は、温度を検出する。(図3:S02Yes→S03)
給気温度差算出手段18は、給気流の受取熱量を算出し、排気温度差算出手段19により、排気流の引渡熱量を算出する。(図3:S04)
給排気温度差比較手段20は、受渡熱量と引渡熱量が比較し、熱収支が等しいか比較する。(図3:S05)
結露判定手段21は、熱収支の比較結果が不等の場合、熱が気体から液体への相変化に使われ、気流から結露または凍結が発生したと判定する。(図3:S06Yes)なお、熱収支の結果が等しい場合は、温度検出から繰り返す。(図3:S06No→S03)
結露判定手段21が結露を発生したと判定すると、凍結比較手段26は、給気上流温度センサー14が検出した温度と所定の凍結閾値温度とを比較する。(図3:S07)
凍結判定手段27は、凍結比較手段26の比較結果した結果、給気上流温度センサー14が検知した温度が所定の凍結閾値温度より低い場合、凍結していると判定し、凍結回復手段30が凍結回復運転を実行する。(図3:S08Yes)
なお、給気上流温度センサー14が検知した温度が所定の凍結閾値温度より高い場合、結露発生として、結露回復手段29が結露回復運転を実行する。(図3:S08No)
このように、本実施の形態によれば、受取熱量と引渡熱量とを比較することで、熱交換素子13の結露および凍結を精度よく検出することができるため、過剰な保護を抑制し、結果的に換気量の維持を図ることができる。
(実施の形態2)
図4においては、図1および図2と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4においての制御部28は、実施の形態1における給気温度差算出手段18と、排気温度差算出手段19と、給排気温度差比較手段20に替えて、室外側温度差算出手段22と、室内側温度差算出手段23と、室内外温度差比較手段24とを備える。
室外側温度差算出手段22は、給気上流温度センサー14が検知した温度と排気下流温度センサー16が検知した温度との差を算出する。
つまり、室外側温度差算出手段22は、室外側の気流である給気上流から排気下流で熱交換素子13から受け取った熱が温度差として算出でき、熱交換素子13からの受取熱量として算出できる。
室内側温度差算出手段23は、排気上流温度センサー15が検知した温度と給気下流温度センサー17が検知した温度との差を算出する。
つまり、室内側温度差算出手段23は、室内側の気流である排気上流から給気下流で熱交換素子13から引き渡した熱が温度差として算出でき、熱交換素子13からの引渡熱量として算出できる。
室内外温度差比較手段24は、室外側温度差算出手段22が算出した温度差と室内側温度差算出手段23が算出した温度差とを比較する。
つまり、室内外温度差比較手段24は、室外側の熱交換素子13からの受取熱量と室内側の熱交換素子13からの引渡熱量を比較することができる。
以上の構成によっても、受取熱量と引渡熱量との差により結露、凍結を精度よく検出することができるため、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
熱交換型換気装置は、外気と室内空気の熱交換を目的とするダクト式の換気装置、ダクト式の空気調和装置などの用途として有効である。
1 熱交換型換気装置
2 側面
3 室外吸込口
4 室外排気口
5 室内排気口
6 室内給気口
7 給気風路
8 排気風路
9 給気ファン
10 排気ファン
11 給気モータ
12 排気モータ
13 熱交換素子
14 給気上流温度センサー
15 排気上流温度センサー
16 排気下流温度センサー
17 給気下流温度センサー
18 給気温度差算出手段
19 排気温度差算出手段
20 給排気温度差比較手段
21 結露判定手段
22 室外側温度差算出手段
23 室内側温度差算出手段
24 室内外温度差比較手段
25 計時手段
26 凍結比較手段
27 凍結判定手段
28 制御部
29 結露回復手段
30 凍結回復手段

Claims (4)

  1. 室外から室内への気流の流路である給気風路と、
    前記室内から前記室外への排気の流路である排気風路と、
    前記給気風路を通る給気流を発生させる給気流発生手段と、
    前記排気風路を通る排気流を発生させる排気流発生手段と、
    前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換素子と、
    前記給気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する給気上流温度センサーと、
    前記給気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する給気下流温度センサーと、
    前記排気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する排気上流温度センサーと、
    前記排気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する排気下流温度センサーと、
    前記給気上流温度センサーが検知した温度と前記給気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する給気温度差算出手段と、
    前記排気上流温度センサーが検知した温度と前記排気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する排気温度差算出手段と、
    前記給気温度差算出手段が算出した温度差と前記排気温度差算出手段が算出した温度差とを比較する給排気温度差比較手段と、
    前記給排気温度差比較手段による比較結果に基づいて前記熱交換素子における結露を判定する結露判定手段と、
    を備えた熱交換型換気装置。
  2. 室外から室内への気流の流路である給気風路と、
    前記室内から前記室外への排気の流路である排気風路と、
    前記給気風路を通る給気流を発生させる給気流発生手段と、
    前記排気風路を通る排気流を発生させる排気流発生手段と、
    前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換素子と、
    前記給気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する給気上流温度センサーと、
    前記給気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する給気下流温度センサーと、
    前記排気風路内にて前記熱交換素子の上流側における気流の温度を検知する排気上流温度センサーと、
    前記排気風路内にて前記熱交換素子の下流側における気流の温度を検知する排気下流温度センサーと、
    前記給気上流温度センサーが検知した温度と前記排気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する室外側温度差算出手段と、
    前記排気上流温度センサーが検知した温度と前記給気下流温度センサーが検知した温度との差を算出する室内側温度差算出手段と、
    前記室内側温度差算出手段が算出した温度差と前記室外側温度差算出手段が算出した温度差とを比較する室内外温度差比較手段と、
    前記室内外温度差比較手段による比較結果に基づいて前記熱交換素子における結露を判定する結露判定手段と、
    を備えた熱交換型換気装置。
  3. 前記熱交換素子による熱交換運転を開始してからの時間を計測する計時手段を備え、
    前記結露判定手段は、
    前記熱交換素子が前記計時手段に基づき所定の時間以上の熱交換運転を行った後に前記結露の判定を行う請求項1または2に記載の熱交換型換気装置。
  4. 前記給気上流温度センサーが検知した室外温度と所定の凍結閾温度とを比較する凍結比較手段と、
    前記結露判定手段が判定した判定結果と前記凍結比較手段の比較結果とに基づいて前記熱交換素子の凍結を判定する凍結判定手段と、
    を備えた請求項1から3のいずれかに記載の熱交換型換気装置。
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