JP2016065692A - 熱交換形換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換素子の凍結を抑制しつつ、給排換気を継続することができる熱交換形換気装置を提供することを目的とする。【解決手段】排気送風経路において熱交換素子の排気入口側に湿度検出手段を設け、給気送風経路において熱交換素子の給気入口側に温度検出手段を設け、制御部は、温度検出手段で検出された温度と湿度検出手段で検出された湿度が所定の値のときに、結露・凍結が発生しない風量となるように給気モータ・排気用モータの回転数を減少させることにより、熱交換素子の凍結を防止しながら、給気と排気の同時運転を継続することができる熱交換形換気装置を得られる。【選択図】図1

Description

本発明は、外気と室内空気を熱交換する熱交換形換気装置に関するものである。
従来、この種の換気装置としては、建物内に設置され外気を外気給気口から導入し、内蔵する熱交換素子を経て室内に供給する換気装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気空調装置について図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、換気装置本体101は、建物内の屋根裏空間または天井裏空間に設置される。新鮮外気は、外気給気口102から導入され、内蔵する熱交換素子103を通過して室内給気口104を経て室内に供給される。一方、室内の汚れた空気は、室内排気口105から導入され、熱交換素子103を通過し、室外排気口106を経て室外に排気される。外気給気口102から導入される新鮮外気と室内排気口105から導入される室内の汚れた空気は、熱交換素子103を経て電動機107に同一軸108にて連結された給気用ファン109と排気用ファン110により移送される構成としている。
特開平11−325535号公報
このような従来の熱交換形換気装置においては、冬期の外気温低温時に熱交換素子結露が発生するという課題を有していた。熱交換素子凍結の発生を防止するために、間欠運転を行うこともあるが、常時給排換気を継続することができないという課題も有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、熱交換素子の凍結を抑制しつつ、給排換気を継続することができる熱交換形換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、給気用モータを備えた給気用ファンと、排気用モータを備えた排気用ファンと、前記給気用ファンにより屋外から室内に送風される給気送風経路と、前記排気用ファンにより室内から室外に送風される排気送風経路と、前記給気送風経路と前記排気送風経路とが交差する位置に、室内の空気と屋外の空気を換気する際に熱交換するための熱交換素子とを備えた熱交換形換気装置において、前記給気送風経路において熱交換素子の給気入口側に温度検出手段を設け、前記排気送風経路において熱交換素子の排気入口側に湿度検出手段を設け、制御部により前記給気用モータと前記排気用モータの運転および回転数を制御し、前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回った場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A1給気風量と第1A1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A2給気風量と第1A2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させるものであって、前記第1所定湿度範囲の最高値<前記第2所定湿度範囲の最低値、第1A1給気風量>第1A2給気風量、第1A1排気風量>第1A2排気風量であり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、給気用モータを備えた給気用ファンと、排気用モータを備えた排気用ファンと、前記給気用ファンにより屋外から室内に送風される給気送風経路と、前記排気用ファンにより室内から室外に送風される排気送風経路と、前記給気送風経路と前記排気送風経路とが交差する位置に、室内の空気と屋外の空気を換気する際に熱交換するための熱交換素子とを備えた熱交換形換気装置において、前記給気送風経路において熱交換素子の給気入口側に温度検出手段を設け、前記排気送風経路において熱交換素子の排気入口側に湿度検出手段を設け、制御部により前記給気用モータと前記排気用モータの運転および回転数を制御し、前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回った場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A1給気風量と第1A1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A2給気風量と第1A2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させることにより、交換効率を高め、熱交換素子排気側の温度を高め、湿度を低めることで、熱交換素子排気側出口部に発生する結露・凍結を防止しながら、給気と排気の熱交換運転を継続することができる、という効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の熱交換形換気装置を示す概要図 同制御部のブロック図 本発明の実施の形態2の制御部のブロック図 従来の熱交換形換気装置を示す上面構成図
本発明に係る熱交換形換気装置は、給気用モータを備えた給気用ファンと、排気用モータを備えた排気用ファンと、前記給気用ファンにより屋外から室内に送風される給気送風経路と、前記排気用ファンにより室内から室外に送風される排気送風経路と、前記給気送風経路と前記排気送風経路とが交差する位置に、室内の空気と屋外の空気を換気する際に熱交換するための熱交換素子とを備えた熱交換形換気装置において、前記給気送風経路において熱交換素子の給気入口側に温度検出手段を設け、前記排気送風経路において熱交換素子の排気入口側に湿度検出手段を設け、制御部により前記給気用モータと前記排気用モータの運転および回転数を制御し、前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回った場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A1給気風量と第1A1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A2給気風量と第1A2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させ、前記第1所定湿度範囲の最高値<前記第2所定湿度範囲の最低値、第1A1給気風量>第1A2給気風量、第1A1排気風量>第1A2排気風量である構成を有する。
これにより、交換効率を高め、熱交換素子排気側の温度を高め、湿度を低めることで、熱交換素子排気側出口部に発生する結露・凍結を防止しながら、給気と排気の熱交換運転を継続することができる、という効果を奏する。
また、前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検出したことにより前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させた後、前記温度検出手段で検出された温度が第n(nは2以上の整数とする)所定温度を下回ったことを検知した場合は、前記給気用モータの回転を停止させ、前記排気用モータの回転を停止せずに排気運転のみで換気運転を継続し、前記第n所定温度<前記第1所定温度であるものである。これにより、熱交換運転を継続した場合に熱交換素子に凍結が発生する外気温度(第n所定温度)以下では、給気用モータを停止させ排気のみの運転に切り替わることで、熱交換素子の凍結を発生させることなく換気運転を継続することができる、という効果を奏する。
また、前記温度検出手段は、nは3以上の整数とし、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検知した後であって、前記温度検出手段で検出された温度が第n所定温度を下回ったことを検知する前に、前記温度検出手段で検出された温度が第k(k=2、3、・・・、n−1の任意の整数とする)所定温度を下回ったことを検知した場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第kA1給気風量と第kA1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第kA2給気風量と第kA2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を維持または減少させ、前記第n所定温度<前記第k所定温度<前記第1所定温度、前記第kA1給気風量≦前記第1A1給気風量、前記第kA1排気風量≦前記第1A1排気風量、第kA1給気風量>第kA2給気風量、第kA1排気風量>第kA2排気風量であるものである。これにより、排気のみの運転に移行する外気温度(第n所定温度)に低下していくまでの外気温度と、室内湿度に応じ、熱交換素子排気側への結露・凍結が発生しない適切な風量へ細かく制御するため、より熱交換素子の凍結結露・発生直前まで給気運転と排気運転の熱交換気運転の各温湿度条件における最大風量を維持することができる、という効果を奏する。
また、n=3であり、前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検知した後であって、前記温度検出手段で検出された温度が第3所定温度を下回ったことを検知する前に、前記温度検出手段で検出された温度が第2所定温度を下回ったことを検知した場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第2A1給気風量と第2A1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第2A2給気風量と第2A2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を維持または減少させ、前記第3所定温度<前記第2所定温度<前記第1所定温度、前記第2A1給気風量≦前記第1A1給気風量、前記第2A1排気風量≦前記第1A1排気風量、第2A1給気風量>第2A2給気風量、第2A1排気風量>第2A2排気風量であるものである。
また前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回った場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が第3所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A3給気風量と第1A3排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させ、前記第2所定湿度範囲の最高値<前記第3所定湿度範囲の最低値、第1A1給気風量>第1A2給気風量>第1A3給気風量、第1A1排気風量>第1A2排気風量>第1A3排気風量であるものである。
これにより、排気のみの運転に移行する外気温度(第n所定温度)に低下していくまでの外気温度と、室内湿度に応じ、熱交換素子排気側への結露・凍結が発生しない適切な風量へ制御するため、より熱交換素子の凍結結露・発生直前まで給気運転と排気運転の熱交換気運転の風量を維持することができる、という効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態の熱交換形換気装置について、図1を用いて内部の構成と給気送風経路、排気送風経路について説明する。図1に示すように、熱交換形換気装置1は、箱形の本体の側面に外気吸込口2、室内空気排気口3、そして、この側面に対向した側面に外気給気口4、室内空気吸込口5を設けている。そして、熱交換形換気装置1の内部または外部には、給気用ファン9の給気用モータと排気用ファン10の排気用モータの回転数を制御する制御部11が設けられている。
また、熱交換形換気装置1は、新鮮な屋外の空気(給気空気)を側面の外気吸込口2から吸込み、熱交換形換気装置1の内部の熱交換素子6を通って外気給気口4から室内に供給される給気送風経路7を備えている。一方、汚染された室内の空気(排気空気)は室内空気吸込口5から吸い込まれ、熱交換素子6を通って室内空気排気口3から室外に排気される排気送風経路8を備えている。このとき、熱交換素子6は、排気される空気の熱量を給気される空気に供給する、または、給気される空気の熱量を排気される空気の熱量に供給する、熱回収の機能を有している。
外気吸込口2から導入される新鮮な屋外空気(給気空気)と、室内空気吸込口5から導入される汚染された室内の空気(排気空気)は、給気用ファン9と排気用ファン10の運転によりそれぞれ給気送風経路7と排気送風経路8を流れる。熱交換素子6は、給気送風経路7と排気送風経路8とが交差する位置に配設される。熱交換素子6の室外空気吸込側および室内空気吸込側にはそれぞれ空気清浄フィルター12が配設される。
また、給気送風経路7において熱交換素子6の給気入口側に温度検出手段13を配設し、排気送風経路8において熱交換素子6の排気入口側に湿度検出手段14を配設する。
また、外気吸込口2、室内空気排気口3、外気給気口4、室内空気吸込口には、それぞれダクト(図示せず)が接続できる形状となっている。外気吸込口2と室内空気排気口3に接続したダクトは建物外壁面まで引き回して建物外の屋外空気と連通する。外気給気口4と室内空気吸込口5に接続したダクトは居室の天井面または壁面と連通されて室内空気と連通する。
制御部11は給気用ファン9の給気用モータと排気用ファン10の排気用モータの回転数を制御し給気風量と排気風量を一定に保ちながら制御するものである。
ここで、本実施の形態における特徴的な部分、すなわち、制御部11の動作について説明する。
熱交換形換気装置1を起動すると、制御部11は、給気用ファン9と排気用ファン10の出力する送風量が同等になるように、給気用モータと排気用モータの回転数を制御する(熱交換気運転)。
しかし、熱交換気運転中に外気温度が低下していくと、熱交換素子6の排気送風経路8側から結露が生じる。これは排気送風経路8を流れる室内空気(排気空気)が熱交換素子6内で外気(給気空気)と熱交換することで露点以下に温度低下する、すなわち、熱交換後の温度の飽和水蒸気量以上の水分を保持しているためである。この結露により発生した水分は、熱交換後の排気温度が0℃を下回るようになると、凍結し、熱交換素子6の目詰まりを引き起こし、換気機能を低下させる。
さらに、そのまま運転を継続すると凍結はさらに進行し多量の氷結にいたる。その凍った結露水は、外気温度が上昇すると解けだして、熱交換形換気装置1からあふれ出すことになる。あふれ出した水は、設置場所に悪影響を及ぼすことや、水漏れによる絶縁不良など不安全発生に繋がる。
このような事象を避けるために、制御部11は、熱交換素子6の給気入口側に設けられた温度検出手段13により検出された温度T、および、熱交換素子6の排気入口側に設けられた湿度検出手段14により検出された湿度Hを監視して、所定の設定値に合わせて、給気風量と排気風量を減少させる、すなわち、給気用ファン9の給気用モータの回転数と、排気用ファン10の排気用モータの回転数を減少させる。
より具体的に説明する。
温度検出手段13により検出された外気温度Tが、第1所定温度T1(例えば5℃)以上の場合には、給気風量と排気風量は所定風量A(例えばそれぞれ200m3/h)で運転する。
この運転状態を継続し、次第に外気温度が低下する場合を考える。外気温度が低下していくと、温度検出手段13が、設定された第1所定温度T1を下回ることを検出する。
温度検出手段13により検出した温度Tが第1所定温度T1より小さく、第2所定温度T2(例えば0℃)以上の場合(T2≦T<T1の場合)は、湿度検出手段14により室内湿度Hを確認する。
そして湿度検出手段14により検出された湿度Hが第1所定湿度範囲(例えば0%以上50%未満)であるときは予め定義された第1A1給気風量(例えば175m3/h)と第1A1排気風量(例えば175m3/h)になるように、前記湿度検出手段14で検出された湿度Hが第2所定湿度範囲(例えば50%以上100%未満)であるときは予め定義された第1A2給気風量(例えば150m3/h)と第1A2排気風量(例えば150m3/h)になるように、制御部11は前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させる。
このとき、前記第1所定湿度範囲の最高値<前記第2所定湿度範囲の最低値、第1A1給気風量>第1A2給気風量、第1A1排気風量>第1A2排気風量である。
ここで、第1A1給気風量と第1A1排気風量とは、検出温度TがT2≦T<T1であり、検出湿度Hが第1所定湿度範囲にあるときに、所定の室内温度(例えばJIS B 8628)を想定した場合に、熱交換素子に結露が発生しない風量を実験的に求め定義したものである。また、第1A2給気風量と第1A2排気風量とは、検出温度TがT2≦T<T1であり、検出湿度Hが第2所定湿度範囲にあるときに、所定の室内温度(例えばJIS B 8628)を想定した場合に、熱交換素子に結露が発生しない風量を実験的に求め定義したものである。
排気送風経路8における熱交換素子6の結露は、排気送風経路8を流れる室内空気(排気空気)が、熱交換素子6内で外気(給気空気)と熱交換することで、露点以下となった場合に現れる。そしてその結露水は、その排気送風経路8を流れる室内空気(排気空気)が0℃を下回るようになった場合に凍結する。
このように、外気温度が低下していくと、排気送風経路8における熱交換素子6内にて結露・凍結が発生する。しかし、結露・凍結発生温度は、全熱交換効率は、熱交換素子6を流れる給気風量と排気風量の風速や、熱交換素子6そのものの熱交換性能、そして室内湿度に依存する。すなわち、風速が低く熱交換性能が高くなれば、熱交換後の排気温度は高くなり飽和水蒸気量も大きくなるため、より多くの水分を保持できるようになり、また室内湿度が低ければ、排気空気の保有水分量が小さくなるので結露の発生リスクは低減する。
例えば、熱交換素子6を通過する給気送風量と排気送風量の風量が極端に小さい場合、全熱交換効率は高くなる。そのため、室内湿度が高い場合であっても、室内空気(排気空気)は熱交換後に保有する水分のほとんどを外気(給気空気)に奪われる場合がある。この場合は、排気送風経路8における熱交換素子6の排気出口側の素子温度が0℃以下になっても極々少量の凍結しか現れないことになる。このように、結露が発生する外気温度を決める要素としては、風速とそれによる交換効率、室内湿度であるといえる。
また、制御部11は、温度検出手段13で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検出したことにより前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させた後、温度検出手段13で検出された温度が第n(nは2以上の整数とする)所定温度を下回ったことを検知した場合は、前記給気用モータの回転を停止させ、前記排気用モータの回転を停止せずに排気運転のみで換気運転を継続してもよい。ここで第n所定温度<第1所定温度である。これにより、凍結が発生する直前まで、給気運転と排気運転の熱交換気運転を継続することができるとともに、極低温領域では排気のみの運転に切り替わり換気運転を継続することができる。
また、制御部11は、検出温度、検出湿度に応じて段階的に給気風量および排気風量を低減させて、結露発生を防止しながら給排熱交換気運転を継続してもよい。すなわち、制御部11は、温度検出手段13で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検知した後であって、温度検出手段13で検出された温度が第n所定温度(nは3以上の整数)を下回ったことを検知する前に、温度検出手段13で検出された温度が第k(k=2、3、・・・、n−1の任意の整数とする)所定温度を下回ったことを検知した場合において、湿度検出手段14で検出された湿度が第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第kA1給気風量と第kA1排気風量になるように、湿度検出手段14で検出された湿度が前記第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第kA2給気風量と第kA2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を維持または減少させる。ここで第n所定温度<第k所定温度<第1所定温度、第kA1給気風量≦第1A1給気風量、第kA1排気風量≦第1A1排気風量、第kA1給気風量>第kA2給気風量、第kA1排気風量>第kA2排気風量である。
図2はn=3の場合に制御部11による上記の制御の流れを図示したもの(制御部11のブロック図)である。以下、順に説明する。
温度検出手段13により検出された温度Tが第1所定温度T1(例えば5℃)以上の場合は、給気風量(SA風量)および排気風量(EA風量)は設定風量A(例えばそれぞれ200m3/h)にて運転を継続する。
外気温度が下がってきて、温度検出手段13の温度Tが第1所定温度T1(例えば5℃)を下回った場合、湿度検出手段14が室内湿度Hを検出する。
室内湿度HがH<H1(例えばH<50%)のとき、給気風量・排気風量は第1A1給気風量・第1A1排気風量(例えばそれぞれ175m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を減少させる。室内湿度HがH1≦H<H2(例えば50%≦H<100%)のとき、給気風量・排気風量は第1A2給気風量・第1A2排気風量(例えばそれぞれ150m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を減少させる。
室内湿度が高い分、排気空気に含まれる水分が多くなるため、結露・凍結の発生リスクが高まる。このため、結露・凍結の発生リスクを低減するために、風速をおとし交換効率を上げることで、排気空気の温度を高め、排気空気の湿度を下げる。排気空気の温度が高まれば、露点温度が高まり保持できる水分量が増加する。また排気空気の湿度が下がれば、排気空気の保持できる水分量に対して余裕ができる。
これらの作用により排気空気の結露・凍結の発生リスクを低減することができる。
なお、温度検出手段13の温度Tが第1所定温度T1を下回り、運転風量が第1A1給気風量・第1A1排気風量、第1A2給気風量・第1A2排気風量の何れかになって運転を継続した後に、検出温度Tが所定の値T1+αを超える値となったときは、給気風量と排気風量を初期設定風量であるA(例えばそれぞれ200m3/h)にそれぞれ戻す。ここで、αは、ヒステリシスを持たせるための所定の値(例えば3)である。
さらに外気温度が低下していく場合も、同様の制御を行う。温度検出手段13の温度Tが第2所定温度T2(例えば0℃)を下回った場合に、湿度検出手段14が室内湿度Hを検出する。
室内湿度HがH<H1(例えばH<50%)のとき、給気風量・排気風量は第2A1給気風量・第2A1排気風量(例えばそれぞれ150m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を維持または減少させる。室内湿度HがH1≦H<H2(例えば50%≦H<100%)のとき、給気風量・排気風量は第2A2給気風量・第2A2排気風量(例えばそれぞれ125m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を維持または減少させる。
なお、温度検出手段13の温度Tが第2所定温度T2を下回り、運転風量が第2A1給気風量・第2A1排気風量、第2A2給気風量・第2A2排気風量の何れかになって運転を継続した後に、検出温度Tが所定の値T2+αを超える値となったときは、給気風量と排気風量を1ステップ前の風量である第1A1給気風量・第1A1排気風量(例えばそれぞれ175m3/h)または第1A2給気風量・第1A2排気風量(例えばそれぞれ150m3/h)にそれぞれ戻す。
さらに外気温度が低下していき、温度検出手段13の温度Tが第3所定温度T3(例えば−5℃)を下回った場合に、湿度検出手段14が室内湿度Hを検出する。
室内湿度HがH<H1(例えばH<50%)のとき、排気風量は第3A1排気風量(例えば125m3/h)となるよう排気モータの回転数を維持または減少させる。室内湿度HがH1≦H<H2(例えば50%≦H<100%)のとき、排気風量は第3A2排気風量(例えば100m3/h)となるよう排気モータの回転数を維持または減少させる。これらのとき、排気のみの運転とし、給気モータを停止させる。
第3所定温度T3を下回る温度まで温度検出手段13の温度Tが低下すれば、わずかな風量であっても、排気温度が0℃以下になるため凍結のリスクが非常に高くなる。このような低温域では従来は換気運転を停止してしまうが、制御部11により給気ファンのみを停止して排気のみの運転とすることで、外気導入を防ぎ熱交換素子6の凍結を防止しながら、換気運転を継続することができる。
また、排気のみ運転とすることで温度検出手段13が外気温度を検出できなくなるため、定期的に(図2ではt時間後)に給気ファンも動作させ熱交換気運転に戻すことで、外気温度に適切な運転状態へと制御する。
このように排気のみ運転にせねばいけない第n所定温度Tn(例えばn=3)までを任意に定義し、また各々所定温度Tk(例えばk=2)における室内湿度(H<H1,H1≦H<H2)ごとに、設定風量(第kA1給気風量,第kA1排気風量,第kA2給気風量,第kA2排気風量)を定義することで、室内湿度および室外温度の条件で結露・凍結しない風量を維持しながら、熱交換気運転を行うことが出来る。
なお図2において、n=3というのは温度または湿度を検出するステップが3つだけであるという意味ではなく、少なくとも3ステップあるということである。ステップを任意に定義して、より細かに風量を制御することでより適切な換気運転が可能である。
なお、本実施例において、第3所定温度<第2所定温度<第1所定温度、第3A1給気風量≦第2A1給気風量≦第1A1給気風量、第3A1排気風量≦第2A1排気風量≦第1A1排気風量、第2A1給気風量>第2A2給気風量、第2A1排気風量>第2A2排気風量、第3A1排気風量>第3A2排気風量を満たしている。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態の熱交換形換気装置に関する制御部11による制御の流れを図示したもの(制御部11のブロック図)である。
なお、図3と図2との主な違いは、図2では所定湿度範囲が第1所定湿度範囲(H<H1)と第2所定湿度範囲(H1≦H<H2)の2つであったのに対し、図3では所定湿度範囲が第1所定湿度範囲(H<H1)と第2所定湿度範囲(H1≦H<H2)と第3所定湿度範囲(H2≦H<H3)の3つある点である。なお、第2所定湿度範囲の最高値<第3所定湿度範囲の最低値となっている。
以下、順に説明する。
温度検出手段13により検出された温度Tが第1所定温度T1(例えば5℃)以上の場合は、給気風量(SA風量)および排気風量(EA風量)は設定風量A(例えばそれぞれ200m3/h)にて運転を継続する。
外気温度が下がってきて、温度検出手段13の温度Tが第1所定温度T1(例えば5℃)を下回った場合、湿度検出手段14が室内湿度Hを検出する。
室内湿度HがH<H1(例えばH<30%)のとき、給気風量・排気風量は第1A1給気風量・第1A1排気風量(例えばそれぞれ175m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を減少させる。室内湿度HがH1≦H<H2(例えば30%≦H<50%)のとき、給気風量・排気風量は第1A2給気風量・第1A2排気風量(例えばそれぞれ150m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を減少させる。室内湿度HがH2≦H<H3(例えば50%≦H<100%)のときは、給気風量・排気風量は第1A3給気風量・第1A3排気風量(例えばそれぞれ125m3/h)となるように給気モータと排気モータの回転数を減少させる。
室内湿度が高い分、排気空気に含まれる水分が多くなるため、結露・凍結の発生リスクが高まる。このため、結露・凍結の発生リスクを低減するために、風速をおとし交換効率を上げることで、排気空気の温度を高め、排気空気の湿度を下げる。排気空気の温度が高まれば、露点温度が高まり保持できる水分量が増加する。また排気空気の湿度が下がれば、排気空気の保持できる水分量に対して余裕ができる。
これらの作用により排気空気の結露・凍結の発生リスクを低減することができる。
なお、第3所定湿度範囲(H2≦H<H3)が追加されたことにより、結露・凍結が発生しにくい状態でさらに効果的に熱交換気運転を継続できる。
なお、温度検出手段13の温度Tが第1所定温度T1を下回り、運転風量が第1A1給気風量・第1A1排気風量、第1A2給気風量・第1A2排気風量、第1A3給気風量・第1A3排気風量の何れかになって運転を継続した後に、検出温度Tが所定の値T1+αを超える値となったときは、給気風量と排気風量を初期設定風量であるA(例えばそれぞれ200m3/h)にそれぞれ戻す。ここで、αは、ヒステリシスを持たせるための所定の値(例えば3)である。
さらに外気温度が低下していく場合も、同様の制御を行う。温度検出手段13の温度Tが第2所定温度T2(例えば0℃)を下回った場合に、湿度検出手段14が室内湿度Hを検出する。
室内湿度HがH<H1(例えばH<30%)のとき、給気風量・排気風量は第2A1給気風量・第2A1排気風量(例えばそれぞれ150m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を維持または減少させる。室内湿度HがH1≦H<H2(例えば30%≦H<50%)のとき、給気風量・排気風量は第2A2給気風量・第2A2排気風量(例えばそれぞれ125m3/h)となるよう給気モータと排気モータの回転数を維持または減少させる。室内湿度HがH2≦H<H3(例えば50%≦H<100%)のときは、給気風量・排気風量は第2A3給気風量・第2A3排気風量(例えばそれぞれ100m3/h)となるように給気モータと排気モータの回転数を維持または減少させる。
なお、温度検出手段13の温度Tが第2所定温度T2を下回り、運転風量が第2A1給気風量・第2A1排気風量、第2A2給気風量・第2A2排気風量、第2A3給気風量・第2A3排気風量の何れかになって運転を継続した後に、検出温度Tが所定の値T2+αを超える値となったときは、給気風量と排気風量を1ステップ前の風量である第1A1給気風量・第1A1排気風量(例えばそれぞれ175m3/h)または第1A2給気風量・第1A2排気風量(例えばそれぞれ150m3/h)または第1A3給気風量・第1A3排気風量(例えばそれぞれ125m3/h)にそれぞれ戻す。
さらに外気温度が低下していき、温度検出手段13の温度Tが第3所定温度T3(例えば−5℃)を下回った場合に、湿度検出手段14が室内湿度Hを検出する。
室内湿度HがH<H1(例えばH<30%)のとき、排気風量は第3A1排気風量(例えば125m3/h)となるよう排気モータの回転数を維持または減少させる。室内湿度HがH1≦H<H2(例えば30%≦H<50%)のとき、排気風量は第3A2排気風量(例えば100m3/h)となるよう排気モータの回転数を維持または減少させる。室内湿度HがH2≦H<H3(例えば50%≦H<100%)のときは、排気風量は第3A3排気風量(例えば75m3/h)となるように排気モータの回転数を維持または減少させる。これらのとき、排気のみの運転とし、給気モータを停止させる。
第3所定温度T3を下回る温度まで温度検出手段13の温度Tが低下すれば、わずかな風量であっても、排気温度が0℃以下になるため凍結のリスクが非常に高くなる。このような低温域では従来は換気運転を停止してしまうが、制御部11により給気ファンのみを停止して排気のみの運転とすることで、外気導入を防ぎ熱交換素子の凍結を防止しながら、換気運転を継続することができる。
また、排気のみ運転とすることで温度検出手段13が外気温度を検出できなくなるため、定期的に(図3ではt時間後)に給気ファンも動作させ熱交換気運転に戻すことで、外気温度に適切な運転状態へと制御する。
このように排気のみ運転にせねばいけない第n所定温度Tn(例えばn=3)までを任意に定義し、また各々所定温度Tk(例えばk=2)における室内湿度(H<H1,H1≦H<H2,H2≦H<H3)ごとに、設定風量(第kA1給気風量,第kA1排気風量,第kA2給気風量,第kA2排気風量,第kA3給気風量,第kA3排気風量)を定義することで、室内湿度および室外温度の条件で結露・凍結しない風量を維持しながら、熱交換気運転を行うことが出来る。
なお図3において、n=3というのは温度または湿度を検出するステップが3つだけであるという意味ではなく、少なくとも3ステップあるということである。ステップを任意に定義してより細かに風量を制御することでより適切な換気運転が可能である。
なお、本実施例において、第3所定温度<第2所定温度<第1所定温度、第3A1給気風量≦第2A1給気風量≦第1A1給気風量、第3A1排気風量≦第2A1排気風量≦第1A1排気風量、第1A1給気風量>第1A2給気風量>第1A3給気風量、第1A1排気風量>第1A2排気風量>第1A3排気風量、第2A1給気風量>第2A2給気風量>第2A3給気風量、第2A1排気風量>第2A2排気風量>第2A3排気風量、第3A1排気風量>第3A2排気風量>第3A3排気風量を満たしている。
熱交換形換気装置は、外気と室内空気の熱交換を目的とするダクト式の換気装置、ダクト式の空気調和装置などの用途として有効である。
1 熱交換形換気装置
2 外気吸込口
3 室内空気排気口
4 外気給気口
5 室内空気吸込口
6 熱交換素子
7 給気送風経路
8 排気送風経路
9 給気用ファン
10 排気用ファン
11 制御部
12 空気清浄フィルター
13 温度検出手段
14 湿度検出手段

Claims (5)

  1. 給気用モータを備えた給気用ファンと、
    排気用モータを備えた排気用ファンと、
    前記給気用ファンにより屋外から室内に送風される給気送風経路と、
    前記排気用ファンにより室内から室外に送風される排気送風経路と、
    前記給気送風経路と前記排気送風経路とが交差する位置に、室内の空気と屋外の空気を換気する際に熱交換するための熱交換素子とを備えた熱交換形換気装置において、
    前記給気送風経路において前記熱交換素子の給気入口側に温度検出手段を設け、
    前記排気送風経路において前記熱交換素子の排気入口側に湿度検出手段を設け、
    制御部により前記給気用モータと前記排気用モータの運転および回転数を制御し、
    前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回った場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A1給気風量と第1A1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A2給気風量と第1A2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させ、
    前記第1所定湿度範囲の最高値<前記第2所定湿度範囲の最低値、第1A1給気風量>第1A2給気風量、第1A1排気風量>第1A2排気風量であることを特徴とする熱交換形換気装置。
  2. 前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検出したことにより前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させた後、前記温度検出手段で検出された温度が第n(nは2以上の整数とする)所定温度を下回ったことを検知した場合は、前記給気用モータの回転を停止させ、前記排気用モータの回転を停止せずに排気運転のみで換気運転を継続し、
    前記第n所定温度<前記第1所定温度であることを特徴とする請求項1に記載の熱交換形換気装置。
  3. nは3以上の整数とし、
    前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検知した後であって、前記温度検出手段で検出された温度が第n所定温度を下回ったことを検知する前に、前記温度検出手段で検出された温度が第k(k=2、3、・・・、n−1の任意の整数とする)所定温度を下回ったことを検知した場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第kA1給気風量と第kA1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第kA2給気風量と第kA2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を維持または減少させ、
    前記第n所定温度<前記第k所定温度<前記第1所定温度、前記第kA1給気風量≦前記第1A1給気風量、前記第kA1排気風量≦前記第1A1排気風量、第kA1給気風量>第kA2給気風量、第kA1排気風量>第kA2排気風量であることを特徴とする請求項2に記載の熱交換形換気装置。
  4. n=3であり、
    前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回ったことを検知した後であって、前記温度検出手段で検出された温度が第3所定温度を下回ったことを検知する前に、前記温度検出手段で検出された温度が第2所定温度を下回ったことを検知した場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第1所定湿度範囲であるときは予め定義された第2A1給気風量と第2A1排気風量になるように、前記湿度検出手段で検出された湿度が前記第2所定湿度範囲であるときは予め定義された第2A2給気風量と第2A2排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を維持または減少させ、
    前記第3所定温度<前記第2所定温度<前記第1所定温度、前記第2A1給気風量≦前記第1A1給気風量、前記第2A1排気風量≦前記第1A1排気風量、第2A1給気風量>第2A2給気風量、第2A1排気風量>第2A2排気風量であることを特徴とする請求項3に記載の熱交換形換気装置。
  5. 前記制御部は、前記温度検出手段で検出された温度が第1所定温度を下回った場合において、前記湿度検出手段で検出された湿度が第3所定湿度範囲であるときは予め定義された第1A3給気風量と第1A3排気風量になるように、前記給気用モータと前記排気用モータの回転数を減少させ、
    前記第2所定湿度範囲の最高値<前記第3所定湿度範囲の最低値、第1A1給気風量>第1A2給気風量>第1A3給気風量、第1A1排気風量>第1A2排気風量>第1A3排気風量であることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換形換気装置。
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