JP2017181800A - 光変調素子、空間光変調器及び表示装置 - Google Patents

光変調素子、空間光変調器及び表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を低減できる光変調素子を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の一態様に係る光変調素子は、光が入射する入射面側に配置される透明な第1電極と、前記第1電極に対向する第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極の間に挟まれた強磁性強誘電体層と、前記強磁性強誘電体層の一方または両方の面に接続された磁気転写層と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光変調素子、空間光変調器及び表示装置に関する。
空間光変調器は、画素として光学素子(光変調素子)を用い、これをマトリクス状に2次元配列して光の位相や振幅等を空間的に変調するものである。空間光変調器は、ホログラフィ装置等の露光装置、ディスプレイ技術、記録技術等の分野で広く利用されている。また、2次元で並列に光情報を処理することができることから光情報処理技術への応用も研究されている。
空間光変調器の一例として、液晶の偏光を利用した表示装置が広く知られている。一方で、ホログラフィや光情報処理用としては、応答速度や画素の高精細性が不十分であるという問題がある。そこで、近年、高速処理かつ画素の微細化の可能性が期待される磁気光学材料を用いた磁気光学式空間光変調器の開発が進められている。
磁気光学式空間光変調器(以下、空間光変調器)は、磁気光学材料すなわち磁性体に入射した光が透過または反射する際に、偏光の向きを変化(旋光)する効果を利用している。この効果は、磁性体を透過する場合はファラデー効果、磁性体で反射する場合はカー効果と言われる。
例えば、特許文献1には、選択された画素(選択画素)における光変調素子の磁化方向とそれ以外の画素(非選択画素)における光変調素子の磁化方向を変化させ、選択画素から出射した光と非選択画素から出射した光で、その偏光の回転角(旋光角)に差を生じさせる光変調素子が記載されている。
このような光変調素子の磁化方向を変化させる方法として、光変調素子に磁界を印加する磁界印加方式や、光変調素子に電流を供給することにより電子のスピンを注入するスピン注入方式(例えば、特許文献1)が知られている。
特許第4829850号公報
磁界印加方式の光変調素子は、各光変調素子の外周に沿って磁界を発生させるための電極(配線)を備えられる。そのため、画素サイズが数μm以上となり、さらなる微細化が困難である。また、磁界印加方式の光変調素子は、印加磁界により隣の画素の光変調素子が追随して磁化反転しないように、光変調素子同士の間隔を十分に空ける必要がある。その結果、画素の開口率を充分確保することが難しい。
一方で、スピン注入方式の光変調素子は、特許文献1に記載のように、TMR(Tunnel MagnetoResistance:トンネル磁気抵抗効果)素子やCPP−GMR(Current Perpendicular to the Plane Giant MagnetoResistance:垂直通電型巨大磁気抵抗効果)素子等の、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)にも適用されるスピン注入磁化反転素子が適用される。
スピン注入方式の光変調素子は、膜面に垂直に電流を供給してスピンを注入するので、上下に接続された配線を狭ピッチ化できる。例えば、1μm以下という更なる微細化も可能である。
しかしながら、磁界印加方式及びスピン注入方式のいずれも電流を印加することで磁化反転を生み出す電流駆動方式である。すなわち、磁化反転には大きな電流が必要であり、消費電力を充分低減することが難しいという問題がある。また、空間光変調器の大型サイズ化には、長い配線が必要となる。電流駆動方式では、配線抵抗による損失により、画素の駆動が困難になるという課題もある。
例えば、MOS−FET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)等からなる画素選択手段を備えた空間光変調器の画素ピッチを狭ピッチ化する際には、MOS−FET等に流すことのできる最大電流が画素の面積に比例して小さくなる。そのため、消費電力を充分低減することは光変調素子においてきわめて重要な問題である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、消費電力を低減できる光変調素子を提供することを目的とする。
本発明者らは、強磁性強誘電性材料(以下、「マルチフェロイック材料」ということがある。)を用い、電圧を印加する際に生じる電界で磁化反転を生み出す電圧駆動方式とすることで、消費電力を低減できる光変調素子を提供できることを見出した。
すなわち、本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(1)本発明の一態様に係る光変調素子は、光が入射する入射面側に配置される透明な第1電極と、前記第1電極に対向する第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極の間に挟まれた強磁性強誘電体層と、前記強磁性強誘電体層の一方または両方の面に接続された磁気転写層と、を有する。
(2)上記(1)に記載の光変調素子において、前記第2電極が透明であってもよい。
(3)上記(1)又は(2)のいずれかに記載の光変調素子において、前記強磁性強誘電体層と前記磁気転写層との間に、バッファ層をさらに有してもよい。
(4)本発明の一態様に係る空間光変調器は、上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の光変調素子と、前記光変調素子に接続され、前記光変調素子における強磁性強誘電体層の磁化の向きを所定の画素毎に制御する画素選択手段と、前記光変調素子に入射させる光を偏光する第1偏光手段と、を備える。
(5)上記(4)に記載の空間光変調器において、前記第1電極は、第1の方向に延在する複数の第1電極列を有し、前記第2電極は、第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の第2電極列を有し、前記画素選択手段は、前記複数の第1電極列及び前記複数の第2電極列のそれぞれに接続され、前記複数の第1電極列及び前記複数の第2電極列から任意の第1電極列及び第2電極列を選択する構成でもよい。
(6)上記(4)または(5)のいずれかに記載の空間光変調器において、前記画素選択手段が、前記所定の画素毎に前記第1電極及び前記第2電極の一方または両方に接続された画素選択手段を有してもよい。
(7)上記(4)〜(6)のいずれか一つに記載の空間光変調器において、前記強磁性強誘電体層が、所定の画素毎に分離されていなくてもよい。
(8)本発明の一態様に係る表示装置は、上記(4)〜(7)のいずれか一つに記載の空間光変調器を有する。
本発明の一態様に係る光変調素子及び空間光変調器によれば、消費電力を低減できる。
本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の断面模式図である。 本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の回路構成を模式的に示した図である。 本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の動作を説明するための模式図である。 本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の変形例の断面模式図である。 本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の別の変形例の断面模式図である。 本発明の第2実施形態に係る空間光変調器の断面模式図である。 本発明の第2実施形態に係る空間光変調器の回路構成を模式的に示した図である。 本発明の第2実施形態に係る空間光変調器の動作を説明するための模式図である。 本発明の第3実施形態に係る空間光変調器の断面模式図である。 本発明の第3実施形態に係る空間光変調器の動作を説明するための模式図である。
以下、本発明について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。また、説明に用いる各図面において、共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の断面模式図である。第1実施形態に係る空間光変調器100は、光変調素子10と、画素選択手段20と、第1偏光手段30(図3参照)とを有する。また光変調素子10は、外部に接続された外部電源40によって駆動する。
光変調素子10は、磁気光学効果を利用した素子である。図1に示す光変調素子10は、第1電極1と、第2電極2と、強磁性強誘電体層3と、磁気転写層4とを有する。
第1電極1は、強磁性強誘電体層3に入射する光の入射面側に配置される。第1電極1は、入射した光が強磁性強誘電体層3に届く程度に透明な透明電極である。
第1電極1に用いられる透明電極材料としては、例えば、インジウム亜鉛酸化物(Indium Zinc Oxide:IZO)、インジウム−スズ酸化物(Indium Tin Oxide:ITO)、酸化スズ(SnO)、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、酸化亜鉛(ZnO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、酸化インジウム(In)等、インジウム−ガリウム−亜鉛酸化物(Indium Gallium Zinc Oxide:IGZO)などを用いることができる。またグラフェン、カーボンナノチューブなども適用できる。さらに、入射した光が強磁性強誘電体層3に届けば、薄膜の金属層等も用いることができる。
第2電極2は、第1電極1に対向して複数設けられている。第1電極1と第2電極2の間に電圧を印加することで、強磁性強誘電体層3のスピンの向きが変化する。
一つの第2電極2と第1電極1とにより挟まれ、一つの第2電極2と第1電極1との間の電界の影響を受ける領域が一つの画素となる。
第2電極2は、導電性を有すれば、その材質は特に問わない。例えば、第1電極に用いる材料の他、銅、アルミニウム、銀等を用いることができる。
強磁性強誘電体層3は、面内に一様に延在する。すなわち、空間光変調器100の画素毎に分離されていない。なお、用途に応じては、変形例として、画素毎に強磁性強誘電体層3を区切ってもよい。
強磁性強誘電体層3は、マルチフェロイック材料を含む。マルチフェロイック材料とは、「磁気秩序」と「強誘電秩序」が共存する材料である。すなわち、強磁性と強誘電性を合せて持つ材料である。強磁性強誘電体層3がマルチフェロイック材料を含むことで、電場による磁化の方向制御及び磁場による電気分極の方向制御が可能である。
マルチフェロイック材料には、以下の一般式(1)で表記される物質を用いることができる。
(A1−w−x(L1−yーz ・・・(1)
一般式(1)において、A、B及びCは、それぞれBi、La、Tb、Pb、Y、Cr、Co、Ba、Lu、YbまたはEuのいずれかの元素である。
一般式(1)において、L、M及びNは、それぞれ、Fe、Mn、Ni、Ti、Cr、CoまたはVのいずれかの元素である。
一般式(1)において、w、x、y及びzは0〜1の実数であり、w+x及びy+zは、1を超えない。
一般式(1)において、sは1〜3の整数であり、tは1〜3の整数であり、nは3〜6の整数である。
一般式(1)を満たす具体的な例としては、例えば、BiMnO、TbMnO、TbMn、YMnO、EuTiO、CoCr、Cr、BiMn0.5Ni0.5、BiFe0.5Cr0.5、La0.1Bo0.9MnO、La1−xBiNi0.5Mn0.5、Bi1−xBaFeO、(BiBaLa1−w−x(FeMn1−y、(BiBaLa1−w−x(FeMnTi1−yーz等が挙げられる。
磁気転写層4は、強磁性強誘電体層3の一方または両方の面に配設される。図1に示す空間光変調器100においては、強磁性強誘電体層3の第1電極1側の面に磁気転写層4が配設されている。
磁気転写層4は、強磁性体を含む。磁気転写層4は、強磁性体を含めば、金属、半導体、絶縁体のいずれの材料種でもよいし、それら材料種による複数の組合せを用いてもよい。
強磁性強誘電体層3への電界印加を効率的に行うためには、磁気転写層4に金属を用いて、第1電極1と同電位にすることが好ましい。本実施例のように反射型の空間光変調器で用いる場合は、必ずしも磁気転写層4は透光性を要しないため、磁気転写層4の材料種や厚さには高い自由度を設けることができる。一方で、透過型の空間光変調器で用いる場合は、磁気転写層4には、光学的に透明な材料を適用する。透明な材料としては、材料種の多い絶縁体を用いることが好ましい。なお、磁気転写層4に金属を用いて透過型の空間光変調器を構成する場合は、その金属の厚さは、最大でも入射した光が強磁性強誘電体層3との界面にまで届く程度の厚さ(概ね40nm以下)とするのが好適である。
金属の強磁性体を含む磁気転写層4としては、例えば、遷移金属系材料、遷移金属と貴金属の多層膜、遷移金属と貴金属との合金、希土類金属と遷移金属との合金等を用いることができる。この他、MnN,FeN等の窒化物磁性体、MnBi合金、Mn/Bi多層膜、PtMnSb合金、Pt/MnSb多層膜などを用いることができる。
遷移金属系材料としては、例えば、CoFeB、CoFe、Co、Fe、CoFeSi、CoFeGeなどを用いることができる。遷移金属と貴金属の多層膜としては、例えば、Co/Pt多層膜、Co/Pd多層膜、Fe/Pd多層膜、CoFe/Pd多層膜、Fe/Pt多層膜などを用いることができる。遷移金属と貴金属との合金としては、例えば、CoPt合金、CoPd合金、FePd合金、FePt合金などを用いることができる。希土類金属と遷移金属との合金としては、例えば、GdFe合金、GdCoFe合金、GdCo合金、TbFe合金、TbFeCo合金等を用いることができる。
絶縁体の強磁性体を含む磁気転写層4としては、例えば、イットリウム鉄ガーネット(YFe12)、イットリウム鉄ガーネットのイットリウムの一部をBiに置換したBi3−xFe12等を用いることができる。
磁気転写層4は、強磁性強誘電体層3と界面において磁気的に強く結合している。すなわち、強磁性強誘電体層3の磁化の向きが変化すると、磁気転写層4の磁化の向きを変化する。強磁性強誘電体層3と磁気転写層4の磁化の向きは、必ずしも同方向である必要はない。磁気光学効果を効率的に得るためには、強磁性強誘電体層3と磁気転写層4の磁化の向きは、同一であることが好ましい。
強磁性強誘電体層3と磁気転写層4の間には、バッファ層(図示略)を有していてもよい。バッファ層には、例えば、Ta、Ru、Gd、W、Pt,Pd、Au、Ag等を用いることができる。
なお、バッファ層を介した磁気結合がRKKY相互作用による結合となる場合は、バッファ層の厚さを適時調整することにより、強磁性強誘電体層3と磁気転写層4の磁化方向の組み合わせを、反平行あるいは平行のいずれかに設定することができる。
磁気光学特性は、一般的には磁化の大きさが大きい程、大きな特性が得られる。すなわち、磁気転写層4を設けることで全体の磁化の大きさが増大し、大きな磁気光学特性が得られる。
一方で、強磁性強誘電体層3及び磁気転写層4全体での磁化の大きさが大きくなると、強磁性強誘電体層3及び磁気転写層4の両方の磁化を磁化反転させるために必要な外力が大きくなる。
強磁性強誘電体層3と磁気転写層4の磁化は互いに密接な関係を有する。磁気転写層4の飽和磁化や保磁力の大きさは、強磁性強誘電体層3の飽和磁化や保磁力の大きさに合せて適宜設定することが好ましい。磁気転写層4の飽和磁化や保磁力が大きい場合、逆に、磁気転写層4から強磁性強誘電体層3への磁気的な影響が強くなり、電界印加による強磁性強誘電体層3の磁化方向制御が困難になる可能性もある。したがって、磁気転写層4には、GdFe合金やTbFeCo合金、あるいはイットリウム鉄ガーネット薄膜など、飽和磁化が小さいものの磁気光学効果が大きく、組成等により小さな保磁力に調整できる強磁性材料を適用するのが好適である。
図1に示す画素選択手段20は、MOS−FETである。画素選択手段20は、半導体基板21と、ゲート電極23と、ソース電極24と、ドレイン電極27と、絶縁体25、26とを有する。
半導体基板21には、例えばシリコン等を用いることができる。図1に示す画素選択手段20は、p型ドーパントが添加された半導体基板21の一部に、n型ドーパントがドーピングされたソース領域22a、ドレイン領域22bを有する。
ゲート電極23は、半導体基板21と絶縁体25を介して配設される。ゲート電極23に電圧を印加することで、ソース領域22aとドレイン領域22bの間にチャネルが形成される。
ソース電極24は、外部電源40とソース領域22aとを接続する。ドレイン電極27は、ドレイン領域22bと第2電極2とを接続する。
絶縁体25及び絶縁体26は、第2電極2、半導体基板21、ゲート電極23及びソース電極24の間に配設され、これらを互いに絶縁している。図では重なっているが、ドレイン電極27も、ゲート電極23及びソース電極24と絶縁されている。
第1偏光手段30は、光源と光変調素子10の間に配設される。第1偏光手段30は、公知のものを用いることができ、例えば偏光板等を用いることができる。
外部電源40は、公知の電源を用いることができる。外部電源40は、選択素子41を介して光変調素子10及び画素選択手段20に接続される。
空間光変調器100は、公知の方法を用いて作製することができる。例えば、スパッタ等の成膜手段やフォトリソグラフィ等を用いることができる。
次いで、図1及び図2を用いて、空間光変調器100の電気的な動作について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の回路構成を模式的に示した図である。
第1電極1と第2電極2に挟まれた強磁性強誘電体層3は、複数の画素Rを形成する。図2では、複数の画素Rが二次元状に配列している。それぞれの画素には、一つの画素選択手段20Aが設けられている。画素選択手段20Aが複数集まったものが、図1における画素選択手段20に対応する。
一つの画素選択手段20Aのソース電極24はソースラインSLに接続され、ゲート電極23はゲートラインGLに接続されている。また上述のようにドレイン電極27は、第2電極2に接続されている。
ソースラインSLに流れる電流は、選択素子41によって制御される。ゲートラインGLに流れる電流は、第2選択素子42によって制御される。
ある任意の画素Rに電圧を印加する場合を例に具体的に説明する。
まず、選択素子41により電圧を印加するソースラインSLを選択する。選択されたソースラインSLに接続されるソース電極24のそれぞれに外部電源40から電圧が印加される。
次いで、第2選択素子42により電圧を印加するゲートラインGLを選択する。選択されたゲートラインGLに接続されるゲート電極23に電圧が印加されることで、ゲート電極23と対向する半導体21にチャネルが形成される。チャネルが形成されると、ソース領域22aとドレイン領域22bとが接続される。
すなわち、選択されたソースラインSLとゲートラインGLが交差する部分に位置する画素選択手段20Aにおいて、外部電源40から印加された電圧がチャネルを介して第2電極2に印加される。その結果、第1電極1と第2電極2の間に電位差が生じ、選択された画素R内の強磁性強誘電体層3に電圧を印加できる。
次いで、選択した画素Rに電圧を印加することにより、空間光変調が生じる空間光変調器の動作について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の動作を説明するための模式図である。
上述のように、選択された画素Rに電圧を印加する。電圧が印加されると強磁性強誘電体層3における選択画素R1の領域には分極P1が誘起される。そして分極P1により磁化が影響を受け、磁化の方向が変化する。その結果、強磁性強誘電体層3における選択画素R1の領域には、分極P1に強く結合した磁化M1が優先的に分布する。
強磁性強誘電体層3に磁化M1が生じると、これに近設した磁気転写層4における磁化M1近傍の磁気モーメントが、磁化M1の磁気モーメントと磁気的に結合し、磁気転写層4における選択画素R1の領域に磁化M3が優先的に分布する。
これに対し、選択画素R1以外の非選択画素R2に選択画素R1と逆向きの電圧を印加する。逆向きの電圧を印加されると、強磁性強誘電体層3の非選択画素R2の領域には分極P1と逆向きの分極P2が誘起される。また分極P2により磁化が影響を受け、磁化の方向が変化する。その結果、強磁性強誘電体層3における非選択画素R2の領域には、分極P2に強く結合した、磁化M1の磁化方向とは逆向きの磁化M2が優先的に分布する。
強磁性強誘電体層3の非選択画素R2に磁化M2が生じると、これに近設した磁気転写層4における磁化M2近傍の磁気モーメントが、磁化M2の磁気モーメントと磁気的に結合し、磁気転写層4における非選択画素R2の領域に、選択画素R1に生じる磁化M3の磁化方向とは逆向きの磁化M4が優先的に分布する。
磁化方向が決定された複数の画素を有する光変調素子10に光を照射する。
光照射手段31から照射された光L1は、第1偏光手段30により特定の方向に偏光された偏光光L2となる。偏光光L2は、光変調素子10の第1電極1を透過し、磁気カー効果の大きい磁気転写層4もしくは、強磁性強誘電体層3および磁気転写層4で反射又は回折する。反射又は回折する際に、画素の磁化の向きに応じて磁気光学カー効果により偏光光L2が旋光する。
この結果、選択画素R1で反射又は回折した偏光光L2はカー回転角が−θだけ回転した旋光光L3となり、非選択画素R2で反射又は回折した偏光光L2はカー回転角がθだけ回転した旋光光L4となる。
例えば、旋光光L3及び旋光光L4の出射側に、旋光光L3又は旋光光L4のいずれかに対して90°の偏光設定の第2偏光手段を設けると、第2偏光手段を通過後の光は明状態と暗状態に分けられる。すなわち、空間光変調器100によって入射する光を明暗の2値に変調した像が得られる。また、旋光光L3と旋光光L4を干渉させると、ホログラフィ像等も得られる。このような変調した像やホログラフィ像を用いて、空間光変調器を表示装置として用いることもできる。
上述のように、第1実施形態に係る空間光変調器100を用いると、電圧駆動により強磁性強誘電体層3の磁化の向きを制御できる。そのため、電流駆動の空間光変調器に比べて低消費電力化が実現できる。
また強磁性強誘電体層3の磁化の向きは、外部電源40による電圧印加が無くなっても別の外力が印加されないと変化しない。つまり磁化を記録するメモリー機能を有する。したがって、駆動時以外は外部電源40による電圧印加を行う必要が無く、更なる低消費電力化が実現できる。
また第1実施形態に係る空間光変調器100における強磁性強誘電体層3は、画素Rごとに分離されていない。そのため、画素Rのサイズを印加する電圧強度によって自由に制御することができる。すなわち、よりシームレスな表示像を得ることができる。また画素Rを区切るためのブラックマトリックス等が不要であり、高い開口率を実現することができる。
また第1実施形態に係る空間光変調器100は、磁気転写層4を有する。そのため、強磁性強誘電体層3と磁気転写層4を合せて大きな磁化強度を得ることができ、大きな磁気光学特性を得ることができる。
本発明は、上記第1の実施形態として示す空間光変調器100の構成に必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
図4は、本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の変形例の断面模式図である。
図4に示す空間光変調器101は、磁気転写層4が強磁性強誘電体層3と第2電極2の間に配設されている点が、上述の空間光変調器100と異なる。
図4に示す空間光変調器101において、磁気転写層4は透過性を要しない。そのため、磁気転写層4に用いることができる材料種及び磁気転写層4の厚みの設計の自由度が高まる。
また図5は、本発明の第1実施形態に係る空間光変調器の別の変形例の断面模式図である。図5に示す空間光変調器102は、磁気転写層4が強磁性強誘電体層3の両面に配設されている点が、上述の空間光変調器100と異なる。
磁気転写層4が強磁性強誘電体層3の両面に配設されているため、強磁性強誘電体層3と磁気転写層4を合せた磁化強度をより大きくすることができる。その結果、より大きな磁気光学特性を得ることができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態に係る空間光変調器について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る空間光変調器の断面模式図である。
図6に示す第2実施形態に係る空間光変調器103は、反射型でなく透過型である点が第1実施形態に係る空間光変調器と異なる。また画素選択手段20がアクティブマトリクスではなく単純マトリクスである点が異なる。
画素選択手段20が単純マトリクスであるため、MOS−FET等のトランジスタ構造は不要であり、透明基板60上に第2電極2は配設されている。
第2電極2及び透明基板60はいずれも透明である。第2電極は、第1実施形態に係る第1電極と同様の物を用いることができる。透明基板60は、SiO基板、MgO基板、サファイア基板などを用いることができる。
まず、画素選択手段の構成について説明する。図6及び図7に示すように、第2実施形態に係る空間光変調器103は、選択素子41及び第3選択素子43により画素を選択する。すなわち、選択素子41と第3選択素子43を合せて画素選択手段である。
図7に示すように、空間光変調器103において、第1電極1は、第1の方向に延在する複数の第1電極列を有する。第2電極2は、第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の第2電極列を有する。
選択素子41は第2電極列を選択し、第3選択素子43は第1電極列を選択する。外部電源40から電圧を印加すると、選択された第2電極列と選択された第1電極列が交差する部分の画素に電圧が印加される。
次いで、選択した画素Rに電圧を印加することにより、空間光変調が生じる透過型の空間光変調器の動作について説明する。図8は、本発明の第4実施形態に係る空間光変調器の動作を説明するための模式図である。
選択された画素Rに電圧が印加されることで、強磁性強誘電体層3に分極P1及び分極P2が生じ、分極P1及び分極P2のそれぞれに強く結合した磁化M1及び磁化M2がそれぞれの画素に優先的に分布する。その結果、磁気転写層4に磁化M3及び磁化M4がそれぞれの画素に優先的に分布する。この点は、第1実施形態に係る空間光変調器101と同様である。
磁化M1とM3及び磁化M2とM4によって、それぞれ磁化方向が決定された複数の画素を有する光変調素子10に光を照射する。
光照射手段31から照射された光L1は、第1偏光手段30により特定の方向に偏光された偏光光L2となる。偏光光L2は、光変調素子10の第1電極1を透過し、強磁性強誘電体層3で透過又は回折する。透過又は回折する際に、画素の磁化の向きに応じてファラデー効果により偏光光L2が旋光する。
この結果、選択画素R1を透過又は回折した偏光光L2は回転角が−θだけ回転した旋光光L5となり、非選択画素R2を透過又は回折した偏光光L2は回転角がθだけ回転した旋光光L6となる。
例えば、旋光光L5及び旋光光L6の出射側に、旋光光L5又は旋光光L6のいずれかに対して90°の偏光設定の第2偏光手段を設けると、第2偏光手段を通過後の光は明状態と暗状態に分けられる。すなわち、空間光変調器103によって入射する光を明暗の2値に変調した像が得られる。また、旋光光L5と旋光光L6を干渉させると、ホログラフィ像等も得られる。このような変調した像やホログラフィ像を用いて、空間光変調器を表示装置として用いることもできる。
上述のように、第2実施形態に係る空間光変調器103によれば、透過型でも空間光変調が可能である。また画素選択手段が単純マトリクスであるため、空間光変調器の作製が容易である。
(第3実施形態)
次に第3実施形態に係る空間光変調器について説明する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る空間光変調器の断面模式図である。
図9に示す第3実施形態に係る空間光変調器104は、反射型である点が第2実施形態に係る空間光変調器103と異なる。また画素選択手段20がアクティブマトリクスではなく単純マトリクスである点が第1実施形態にかかる空間光変調器101と異なる。
第3実施形態に係る空間光変調器104は反射型である。そのため、第2実施形態に係る空間光変調器104と異なり、第2電極2及び基板61は任意のものを用いることができる。
図10は、本発明の第3実施形態に係る空間光変調器の動作を説明するための模式図である。
画素の選択、画素内の強磁性強誘電体層3に生じる分極P1、P2及び磁化M1、M2の向きの制御及び画素内の磁気転写層4に生じる磁化M3、M4の向きの制御の仕方は、第2実施形態に係る空間光変調器103と同様である。また光変調の仕方は、第1実施形態に係る空間光変調器101と同様である。
上述のように、第3実施形態に係る空間光変調器104を用いると、電圧駆動により強磁性強誘電体層3の磁化の向きを制御できる。そのため、電流駆動の空間光変調器に比べて低消費電力化が実現できる。また画素選択手段が単純マトリクスであるため、空間光変調器の作製が容易である。
1…第1電極、2…第2電極、3…強磁性強誘電体層、4…磁気転写層、10…光変調素子、20…画素選択手段、20A…画素選択手段、21…半導体基板、22a…ソース領域、22b…ドレイン領域、23…ゲート電極、24…ソース電極、25,26…絶縁体、27…ドレイン電極、30…第1偏光手段、31…光照射手段、40…外部電源、41…選択素子、42…第2選択素子、43…第3選択素子、60…透明基板、61…基板、100,101,102,103,104…空間光変調器、SL…ソースライン、GL…ゲートライン、R…画素、R1…選択画素、R2…非選択画素、L1…光、L2…偏光光、L3,L4,L5,L6…旋光光、M1,M2,M3,M4…磁化、P1,P2…分極

Claims (8)

  1. 光が入射する入射面側に配置される透明な第1電極と、
    前記第1電極に対向する第2電極と、
    前記第1電極及び前記第2電極の間に挟まれた強磁性強誘電体層と、
    前記強磁性強誘電体層の一方または両方の面に接続された磁気転写層と、を有する光変調素子。
  2. 前記第2電極が透明である請求項1に記載の光変調素子。
  3. 前記強磁性強誘電体層と前記磁気転写層との間に、バッファ層をさらに有する請求項1又は2のいずれかに記載の光変調素子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光変調素子と、
    前記光変調素子に接続され、前記光変調素子における強磁性強誘電体層の磁化の向きを所定の画素毎に制御する画素選択手段と、
    前記光変調素子に入射させる光を偏光する第1偏光手段と、を備える空間光変調器。
  5. 前記第1電極は、第1の方向に延在する複数の第1電極列を有し、
    前記第2電極は、第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の第2電極列を有し、
    前記画素選択手段は、前記複数の第1電極列及び前記複数の第2電極列のそれぞれに接続され、前記複数の第1電極列及び前記複数の第2電極列から任意の第1電極列及び第2電極列を選択する請求項4に記載の空間光変調器。
  6. 前記画素選択手段が、前記所定の画素毎に前記第1電極及び前記第2電極の一方または両方に接続された画素選択素子を有する請求項4または5のいずれかに記載の空間光変調器。
  7. 前記強磁性強誘電体層が、所定の画素毎に分離されていない請求項4〜6のいずれか一項に記載の空間光変調器。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項に記載の空間光変調器を用いた表示装置。
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