JP2017180596A - ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プランジャの引き抜きを容易に行うことができるブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ装置11は、電磁プランジャ装置26を備える。電磁プランジャ装置26は、コイル30、プランジャ27及びシリンダ31を備える。プランジャ27は、第1ロッド38及び第2ロッド39を備える。第1ロッド38は、先端部がシリンダ31から突出する。第2ロッド39は、第1ロッド38に対して一直線状に及び屈折する状態に配置可能となるように、第1ロッド38に連結される。
【選択図】図3

Description

この発明は、エレベータで使用されるブレーキ装置に関する。
特許文献1に、エレベータで使用されるブレーキ装置が記載されている。特許文献1に記載されたブレーキ装置では、ブレーキホイールにブレーキライニングを押し付け、駆動綱車が回転することを阻止する。ブレーキライニングをブレーキホイールから離隔させる場合は、ブレーキ装置のコイルに電流を流してプランジャを移動させる。
特開平6−200961号公報
エレベータの保守では、ブレーキ装置のプランジャを引き抜き、プランジャを清掃する。エレベータのブレーキ装置は狭い場所に設置されることがあり、設置場所によってはプランジャの引き抜きが困難になることがあった。
また、特許文献1に記載されたブレーキ装置は、1つのプランジャを移動させることによって2つのブレーキライニングをブレーキホイールから離隔させる。これに対し、1つのブレーキライニングに対して1つのプランジャを備えるブレーキ装置がある。例えば、ブレーキ装置に、2組のブレーキライニング及びプランジャが備えられる。
近年では、ブレーキ装置の性能を向上させる観点から、1つのプランジャしか備えていないブレーキ装置を2つのプランジャを備えたブレーキ装置に改修する工事が頻繁に行われている。2つのプランジャを備えたブレーキ装置は、構造上、1つのプランジャしか備えていないブレーキ装置と比較してその高さが高くなる。ブレーキ装置の改修後にブレーキ装置と天井との間にプランジャを引き抜くためのスペースが確保できなくなる場合は、ブレーキ装置を支持する機械台の高さを調整しなければならない。機械台は大型であり且つ一部が壁或いは天井等に埋まっていることがある。このため、改修工事に多大な費用と労力とが必要になっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、プランジャの引き抜きを容易に行うことができるブレーキ装置を提供することである。
この発明に係るブレーキ装置は、エレベータの駆動綱車に連動して回転する回転体と、回転体に対向する対向部材と、対向部材を回転体に押し付けるための力を発生させる弾性体と、対向部材を回転体から離隔させるための力を発生させる電磁プランジャ装置と、を備える。電磁プランジャ装置は、コイルと、コイルに流れる電流の有無によって位置が変わるプランジャと、プランジャの移動を案内するシリンダと、を備える。プランジャは、先端部がシリンダから突出する第1ロッドと、第1ロッドに対して一直線状に及び屈折する状態に配置可能となるように、第1ロッドに連結された第2ロッドと、を備える。
この発明に係るブレーキ装置は、エレベータの駆動綱車に連動して回転する回転体と、回転体に対向する第1対向部材及び第2対向部材と、第1対向部材を回転体に押し付けるための力を発生させる第1弾性体と、第1対向部材を回転体から離隔させるための力を発生させる第1電磁プランジャ装置と、第2対向部材を回転体に押し付けるための力を発生させる第2弾性体と、第2対向部材を回転体から離隔させるための力を発生させる第2電磁プランジャ装置と、を備える。第1電磁プランジャ装置及び第2電磁プランジャ装置は、それぞれ、コイルと、コイルに流れる電流の有無によって位置が変わるプランジャと、プランジャの移動を案内するシリンダと、を備える。プランジャは、先端部がシリンダから突出する第1ロッドと、第1ロッドに対して一直線状に及び屈折する状態に配置可能となるように、第1ロッドに連結された第2ロッドと、を備える。
この発明に係るブレーキ装置であれば、プランジャの引き抜きを容易に行うことができる。
この発明の実施の形態1におけるブレーキ装置を備えたエレベータ装置の例を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるブレーキ装置の例を示す図である。 電磁プランジャ装置の断面を示す図である。 プランジャの例を示す図である。 第1ロッド、第2ロッド及び第3ロッドの連結状態を示す図である。 第1ロッド、第2ロッド及び第3ロッドの連結状態を示す図である。 分解したプランジャの一部を示す図である。 プランジャの引き抜き作業を説明するための図である。 シングルブレーキ装置とダブルブレーキ装置とを比較する図である。 この発明の実施の形態2におけるブレーキ装置に備えられたプランジャの例を示す図である。 プランジャの他の例を示す図である。 プランジャの他の例を示す図である。 プランジャの他の例を示す図である。 この発明の実施の形態3におけるブレーキ装置に備えられたプランジャの例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるブレーキ装置を備えたエレベータ装置の例を示す図である。図1に示すエレベータ装置は、例えばかご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。かご1及びつり合いおもり2を吊り下げるためのローピングの方式は、図1に示す例に限定されない。
例えば、機械室5に、機械台6が設けられる。機械室5は、例えば昇降路3の上方の空間である。機械台6に、防振装置7を介して巻上機台8が設けられる。巻上機台8に、巻上機9、ギア装置10及びブレーキ装置11が設けられる。
巻上機9は、例えば駆動綱車12及び電動機(図示せず)を備える。主ロープ4は、駆動綱車12に巻き掛けられる。電動機は、駆動綱車12を回転させるための駆動力を発生させる。電動機の制御、即ち駆動綱車12の回転及び停止は、制御装置(図示せず)によって制御される。制御装置は、例えば機械室5に設けられる。駆動綱車12が回転すると、駆動綱車12の回転方向に応じた方向に主ロープ4が移動する。主ロープ4が移動する方向に応じて、かご1は上昇或いは下降する。つり合いおもり2は、かご1が移動する方向とは反対の方向に移動する。
図1は、ギア装置10がウォームギアである例を示す。ギア装置10は、例えばウォームホイール13及びウォーム14を備える。ウォームホイール13は、駆動綱車12が設けられた軸に設けられる。ウォームホイール13は、駆動綱車12と共に回転及び停止する。ウォーム14は、ウォームホイール13に形成された歯車と噛み合う歯車を備える。ウォーム14は、ウォームホイール13の回転に連動して回転する。ウォーム14は、ウォームホイール13が停止すると停止する。本実施の形態に示す例では、ウォーム14がギア装置10の出力軸である。ギア装置10の出力軸は、ウォーム14に連動する他の軸であっても良い。
図1は、駆動綱車12の回転を出力軸の回転に変換するウォームギアをエレベータ装置が備える例を示す。エレベータ装置は、他の方式のギア装置10を備えても良い。
図2は、この発明の実施の形態1におけるブレーキ装置11の例を示す図である。図2は、ブレーキ装置11の一部を示す。また、図2は、ブレーキ装置11を図1のA方向から見た図である。ブレーキ装置11は、例えばブレーキホイール15、ブレーキライニング16及び19、ブレーキシュー17及び20、ブレーキアーム18及び21、バネ22及び23、レバー24及び25、並びに電磁プランジャ装置26及び28を備える。
ブレーキホイール15は、ウォーム14に設けられる。ブレーキホイール15は、ウォーム14と共に回転及び停止する。即ち、ブレーキホイール15は、駆動綱車12の回転に連動して回転する。ブレーキホイール15は、駆動綱車12が停止すると停止する。本実施の形態に示す例では、ブレーキホイール15が駆動綱車12に連動して回転する回転体である。
ブレーキライニング16は、ブレーキホイール15に対向する。ブレーキライニング16は、駆動綱車12が回転することを阻止するためにブレーキホイール15に押し付けられる。ブレーキライニング16は、ブレーキシュー17に設けられる。ブレーキシュー17は、ブレーキアーム18に設けられる。ブレーキアーム18は、下端部が、ブレーキホイール15等を支持する支持部材にピンを介して設けられる。本実施の形態に示す例では、ブレーキライニング16が回転体に対向する第1対向部材である。第1対向部材としてブレーキパッド等を採用しても良い。
ブレーキライニング19は、ブレーキホイール15に対向する。ブレーキライニング19は、駆動綱車12が回転することを阻止するためにブレーキホイール15に押し付けられる。ブレーキライニング19は、ブレーキライニング16とによってブレーキホイール15を両側から挟むように配置される。ブレーキライニング19は、ブレーキシュー20に設けられる。ブレーキシュー20は、ブレーキアーム21に設けられる。ブレーキアーム21は、下端部が支持部材にピンを介して設けられる。本実施の形態に示す例では、ブレーキライニング19が回転体に対向する第2対向部材である。第2対向部材としてブレーキパッド等を採用しても良い。
バネ22は、ブレーキライニング16をブレーキホイール15に押し付けるための力を発生させる。即ち、本実施の形態に示す例では、バネ22が第1対向部材を回転体に押し付けるための力を発生させる第1弾性体である。なお、第1弾性体の種類はバネに限定されない。バネ22は、例えば、ブレーキアーム18がブレーキホイール15に接近するようにブレーキアーム18の上部を押し付ける。ブレーキシュー17は、ブレーキアーム18の中間部に設けられる。このため、ブレーキライニング16は、てこの原理により、バネ22がブレーキアーム18を押し付ける力より大きな力でブレーキホイール15に押し付けられる。
バネ23は、ブレーキライニング19をブレーキホイール15に押し付けるための力を発生させる。即ち、本実施の形態に示す例では、バネ23が第2対向部材を回転体に押し付けるための力を発生させる第2弾性体である。なお、第2弾性体の種類はバネに限定されない。バネ23は、例えば、ブレーキアーム21がブレーキホイール15に接近するようにブレーキアーム21の上部を押し付ける。ブレーキシュー20は、ブレーキアーム21の中間部に設けられる。このため、ブレーキライニング19は、てこの原理により、バネ23がブレーキアーム21を押し付ける力より大きな力でブレーキホイール15に押し付けられる。
レバー24は、支持部材にピンを介して設けられる。同様に、レバー25は、支持部材にピンを介して設けられる。
電磁プランジャ装置26は、ブレーキライニング16をブレーキホイール15から離隔させるための力を発生させる。即ち、本実施の形態に示す例では、電磁プランジャ装置26が第1対向部材を回転体から離隔させるための力を発生させる第1電磁プランジャ装置である。電磁プランジャ装置26は、例えばプランジャ27を備える。プランジャ27は、先端がレバー24に接触する。電磁プランジャ装置26は、プランジャ27を変位させることによってレバー24を動かし、ブレーキライニング16をブレーキホイール15に接触しない位置に配置させる。
電磁プランジャ装置28は、ブレーキライニング19をブレーキホイール15から離隔させるための力を発生させる。即ち、本実施の形態に示す例では、電磁プランジャ装置28が第2対向部材を回転体から離隔させるための力を発生させる第2電磁プランジャ装置である。電磁プランジャ装置28は、例えばプランジャ29を備える。プランジャ29は、先端がレバー25に接触する。電磁プランジャ装置28は、プランジャ29を変位させることによってレバー25を動かし、ブレーキライニング19をブレーキホイール15に接触しない位置に配置させる。
図3は、電磁プランジャ装置26の断面を示す図である。電磁プランジャ装置26は、プランジャ27の他に、例えばコイル30、シリンダ31、スイッチ32及びケース33を備える。
プランジャ27は、コイル30に流れる電流の有無によって位置が変わる。コイル30に電流が流れていなければ、プランジャ27は、バネ22の力によってレバー24を介して上方位置に配置される。即ち、コイル30に電流が流れていなければ、ブレーキライニング16がブレーキホイール15に押し付けられる。コイル30に電流が流れると、上方位置に配置されていたプランジャ27が下方に移動し、下方位置に配置される。プランジャ27の移動は、シリンダ31によって案内される。このプランジャ27の変位によってレバー24が動かされ、ブレーキライニング16がブレーキホイール15から離れる。コイル30に電流が流れていれば、ブレーキライニング16はブレーキホイール15に接触しない。プランジャ27が上方位置に配置されているのか下方位置に配置されているのかは、スイッチ32からの信号によって特定できる。プランジャ27、コイル30、シリンダ31及びスイッチ32は、ケース33に支持される。なお、スイッチ32は図示した構成に限らず、プランジャ27の上方位置又は下方位置への変位が検出できるものであれば、どのような構成であっても良い。
電磁プランジャ装置28の構成は、電磁プランジャ装置26の構成と同様である。即ち、電磁プランジャ装置28の断面は、図3に示す断面と同様である。電磁プランジャ装置28は、プランジャ29の他に、例えばコイル30、シリンダ31、スイッチ32及びケース33を備える。電磁プランジャ装置28の構成に関する具体的な説明は省略する。
図4は、プランジャ27の例を示す図である。プランジャ27は、例えば第1ロッド38、第2ロッド39、第3ロッド40、本体受部41、本体部42、押え板43及びネジ棒44を備える。
第1ロッド38は、先端部がシリンダ31から突出する。この第1ロッド38の先端部は、レバー24に接触する。第1ロッド38の他方の端部は、ピン45を介して第2ロッド39の一方の端部に連結される。第2ロッド39の他方の端部は、ピン46を介して第3ロッド40の一方の端部に連結される。
図5及び図6は、第1ロッド38、第2ロッド39及び第3ロッド40の連結状態を示す図である。図5は、ブレーキ装置11が通常に機能する時の第1ロッド38、第2ロッド39及び第3ロッド40の配置を示す。第1ロッド38、第2ロッド39及び第3ロッド40は全体として一本のロッドのように配置される。即ち、第2ロッド39は、第1ロッド38に対して一直線状に配置される。第3ロッド40は、第2ロッド39に対して一直線状に配置される。
図6は、第1ロッド38、第2ロッド39及び第3ロッド40を折り曲げた状態を示す。第2ロッド39は、ピン45を介して第1ロッド38に連結される。このため、第2ロッド39は、第1ロッド38に対して屈折する状態に配置できる。第3ロッド40は、ピン46を介して第2ロッド39に連結される。このため、第3ロッド40は、第2ロッド39に対して屈折する状態に配置できる。
本体受部41は、第2ロッド39に設けられる。本体部42は、コイル30への通電時に発生する磁界によって吸引される部分である。本体部42は、本体受部41に支持される。本体部42には中空部が形成されており、この中空部に第3ロッド40と第2ロッド39及び第3ロッド40の連結部分とが配置される。押え板43は、ボルト47によって本体部42に固定される。ネジ棒44は、先端部が第3ロッド40の他方の端部に形成されたネジ孔40aにねじ込まれ、ナット48を用いて固定される。ネジ棒44は、一部が押え板43から突出する。図7は、分解したプランジャ27の一部を示す図である。押え板43及びネジ棒44は、図7に示すように第3ロッド40及び本体部42から取り外すことができる。同様に、本体部42は、本体受部41から取り外すことができる。
プランジャ29の構成は、プランジャ27の構成と同様である。即ち、プランジャ29は、例えば図4から図7に示すように、第1ロッド38、第2ロッド39、第3ロッド40、本体受部41、本体部42、押え板43及びネジ棒44を備える。プランジャ29では、シリンダ31から突出する第1ロッド38の先端部がレバー25に接触する。プランジャ29の他の構成に関する具体的な説明は省略する。
このような構成を有するブレーキ装置11であれば、保守員がブレーキ装置11の保守を行う際にプランジャ27の引き抜きを容易に行うことができる。図8は、プランジャ27の引き抜き作業を説明するための図である。保守員は、プランジャ27を引き抜く際に、第2ロッド39を第1ロッド38に対して曲げることができる。このため、機械室5の天井或いは機械室5に設けられた梁等が電磁プランジャ装置26に接近している場合であっても、プランジャ27を容易に引き抜くことができる。同様に、プランジャ29の引き抜きも容易に行うことができる。プランジャ27及びプランジャ29の引き抜きを更に容易にするため、第1ロッド38と第2ロッド39とを所謂ユニバーサルジョイントで連結しても良い。
保守員は、プランジャ27を引き抜く際に、押え板43及び本体部42を取り外し、第3ロッド40を第2ロッド39に対して曲げることもできる。機械室5の天井等が電磁プランジャ装置26に極めて接近している場合でも、プランジャ27の引き抜きが可能である。第2ロッド39を第1ロッド38に対して曲げるだけでプランジャ27を容易に引き抜くことができれば、第3ロッド40を第2ロッド39に対して屈折可能に連結する必要はない。
図9は、シングルブレーキ装置とダブルブレーキ装置とを比較する図である。図9(a)はシングルブレーキ装置を示す。シングルブレーキ装置は、電磁プランジャ装置が1つしか備えられていないブレーキ装置である。シングルブレーキ装置では、1つの電磁プランジャ装置によって2つのブレーキライニングを動作させる。図9(b)は、ダブルブレーキ装置を示す。ダブルブレーキ装置は、ブレーキ装置11のように、電磁プランジャ装置を2つ備えるブレーキ装置である。ダブルブレーキ装置では、1つの電磁プランジャ装置によって1つのブレーキライニングを動作させ、もう1つの電磁プランジャ装置によって他のブレーキライニングを動作させる。
ダブルブレーキ装置では、例えばレバーの位置を高くすることにより2つの電磁プランジャ装置を配置するためのスペースを確保する。このため、ダブルブレーキ装置の電磁プランジャ装置の位置は、図9に示すように、シングルブレーキ装置の電磁プランジャ装置の位置よりも高くなる。ブレーキ装置の性能を向上させる観点から、既設のシングルブレーキ装置をダブルブレーキ装置に取り替える場合は、新設するダブルブレーキ装置としてブレーキ装置11を採用することが有効である。
なお、プランジャ27を備える電磁プランジャ装置26をシングルブレーキ装置に採用しても構わない。電磁プランジャ装置26を採用することにより、プランジャ27の引き抜きを容易に行うことができる。また、天井等が低い場所にシングルブレーキ装置を設置することができる。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2におけるブレーキ装置11に備えられたプランジャの例を示す図である。本実施の形態におけるブレーキ装置11は、プランジャ27及びプランジャ29が実施の形態1で示した例と相違する。なお、本実施の形態で詳しく説明しないエレベータ装置の構成は、実施の形態1で開示した構成と同じである。また、プランジャ29の構成はプランジャ27の構成と同様である。このため、本実施の形態では、プランジャ27の構成について詳しく説明し、プランジャ29の構成については説明を省略する。
図10に示すプランジャ27は、第1ロッド38、第2ロッド39、第3ロッド40、本体受部41、本体部42、押え板43及びネジ棒44に加え、カバー50を備える。
カバー50は、ブレーキ装置11が通常の動作を行っている時に第1ロッド38と第2ロッド39とが曲がらないようにするために備えられる。例えば、第2ロッド39に、カバー50を固定するためのネジ部39aが形成される。カバー50は、例えば端部のネジ部50aが第2ロッド39に形成されたネジ部39aにねじ込まれ、第2ロッド39に固定される。
カバー50は、例えば円筒形状である。カバー50が第2ロッド39に取り付けられると、カバー50の中空部に第2ロッド39の一部及び第1ロッド38が配置される。カバー50が第2ロッド39に取り付けられると、第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分がカバー50によって覆われる。第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分には、例えばピン45が含まれる。カバー50を備えることにより、ブレーキ装置11が通常の動作を行っている時に第1ロッド38と第2ロッド39とが曲がることをより確実に防止できる。
カバー50は、第2ロッド39に着脱可能である。保守員は、プランジャ27を引き抜く際に、カバー50が見えた時点でカバー50を回転させて第2ロッド39から外せば良い。保守員は、第1ロッド38、第2ロッド39及び本体部42等を引き抜いた後にカバー50を引き抜いても良い。保守員は、第1ロッド38、第2ロッド39及び本体部42等を引き抜き、カバー50をケース33の中に残したままにしても良い。保守員は、レバー24を取り外すことにより、電磁プランジャ装置26の下側からカバー50を引き抜いても良い。
図11は、プランジャ27の他の例を示す図である。図11に示すプランジャ27は、カバー50の長さが短い点で図10に示すプランジャ27と相違する。カバー50は、図11に示すように、第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分を覆うことができれば良い。図11に示すプランジャ27では、カバー50が第2ロッド39に取り付けられると、第1ロッド38のうちシリンダ31から突出する先端部がカバー50によって覆われない。カバー50が短いため、カバー50を容易に引き抜くことができる。
図12及び図13は、プランジャ27の他の例を示す図である。図12は、ブレーキ装置11が通常の動作を行っている時のプランジャ27を示す。図12に示すプランジャ27では、第2ロッド39のうち第1ロッド38に近い部分にネジ部39aが形成される。第2ロッド39は、ネジ部39aより第1ロッド38に近い部分の径がネジ部39aより第3ロッド40に近い部分の径より小さい。
第1ロッド38は、第2ロッド39と同様に途中で径が変わる。このため、第1ロッド38には、径が変わる部分に段差38aが形成される。第1ロッド38は、段差38aより第2ロッド39に近い部分の径が段差38aより先端に近い部分の径より小さい。この部分の径は、第2ロッド39の隣接する部分の径と同じである。
カバー50は、端部のネジ部50aが第2ロッド39に形成されたネジ部39aにねじ込まれ、第2ロッド39に固定される。カバー50が第2ロッド39に取り付けられると、第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分がカバー50によって覆われる。これにより、ブレーキ装置11が通常の動作を行っている時に第1ロッド38と第2ロッド39とが曲がることをより確実に防止できる。
カバー50は、第2ロッド39に着脱可能である。保守員は、プランジャ27を引き抜く際に、カバー50が見えた時点でカバー50を回転させて第2ロッド39から外す。カバー50は、第2ロッド39から外されると、第1ロッド38に形成された段差38aに接触するまで第1ロッド38に沿って移動可能である。図13は、段差38aに接触するまでカバー50を移動させた状態を示す。カバー50が図13に示す位置まで移動すると、第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分はカバー50によって覆われない。本実施の形態に示す例では、段差38aがカバー50の移動を特定の位置までに制限する制限部である。第1ロッド38に取り付けられたピン等によってカバー50の移動を制限しても良い。図13に示す位置にカバー50が配置されていれば、第2ロッド39を第1ロッド38に対して曲げることができる。
図12及び図13に示す例では、第2ロッド39にネジ部39aを形成し、カバー50を第2ロッド39に固定した。また、第2ロッド39から取り外したカバー50を第1ロッド38側に移動させた。カバー50は、第1ロッド38に着脱可能に設けられても良い。かかる場合、第1ロッド38にカバー50を固定するためのネジ部が形成される。保守員は、カバー50を第1ロッド38から取り外すと、第2ロッド39側に移動させて連結部分を露出させる。カバー50を第1ロッド38に固定しても同様の効果が期待できる。
実施の形態3.
図14は、この発明の実施の形態3におけるブレーキ装置11に備えられたプランジャの例を示す図である。本実施の形態におけるブレーキ装置11は、プランジャ27及びプランジャ29が実施の形態1で示した例と相違する。なお、本実施の形態で詳しく説明しないエレベータ装置の構成は、実施の形態1で開示した構成と同じである。また、プランジャ29の構成はプランジャ27の構成と同様である。このため、本実施の形態では、プランジャ27の構成について詳しく説明し、プランジャ29の構成については説明を省略する。
図14に示すプランジャ27は、第1ロッド38、第2ロッド39、第3ロッド40、本体受部41、本体部42、押え板43及びネジ棒44に加え、当て材51を備える。
当て材51は、ブレーキ装置11が通常の動作を行っている時に第1ロッド38と第2ロッド39とが曲がらないようにするために備えられる。当て材51は、例えば細長い直方体形状である。第1ロッド38に溝38bが形成される。第2ロッド39に溝39bが形成される。溝39bは、第1ロッド38と第2ロッド39とが一直線状に配置された際に溝38bに対して一直線状に配置されるように第2ロッド39に形成される。溝38b及び溝39bは、第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分の近傍に形成される。
当て材51は、一方の端部が溝38bに配置される。当て材51は、他方の端部が溝39bに配置される。当て材51は、第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分に跨るように配置される。当て材51を第1ロッド38及び第2ロッド39に取り付けることにより、ブレーキ装置11が通常の動作を行っている時に第1ロッド38と第2ロッド39とが曲がることをより確実に防止できる。
当て材51は、第1ロッド38及び第2ロッド39に着脱可能である。保守員は、プランジャ27を引き抜く際に、当て材51を第1ロッド38及び第2ロッド39から取り外す。当て材51が取り外されていれば、第2ロッド39を第1ロッド38に対して曲げることができる。
実施の形態2で開示したカバー50及び本実施の形態で開示した当て材51は、第1ロッド38と第2ロッド39とが一直線状に配置された状態を保持する保持部材の例である。保持部材としてカバー50を採用すれば、第1ロッド38と第2ロッド39との連結部分にごみ等が進入することも防止できる。保持部材として当て材51を採用すれば、保持部材を小型化できる。要求する機能に応じて適切な保持部材を採用すれば良い。
1 かご、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 4 主ロープ、 5 機械室、 6 機械台、 7 防振装置、 8 巻上機台、 9 巻上機、 10 ギア装置、 11 ブレーキ装置、 12 駆動綱車、 13 ウォームホイール、 14 ウォーム、 15 ブレーキホイール、 16 ブレーキライニング、 17 ブレーキシュー、 18 ブレーキアーム、 19 ブレーキライニング、 20 ブレーキシュー、 21 ブレーキアーム、 22 バネ、 23 バネ、 24 レバー、 25 レバー、 26 電磁プランジャ装置、 27 プランジャ、 28 電磁プランジャ装置、 29 プランジャ、 30 コイル、 31 シリンダ、 32 スイッチ、 33 ケース、 38 第1ロッド、 38a 段差、 38b 溝、 39 第2ロッド、 39a ネジ部、 39b 溝、 40 第3ロッド、 40a ネジ孔、 41 本体受部、 42 本体部、 43 押え板、 44 ネジ棒、 45 ピン、 46 ピン、 47 ボルト、 48 ナット、 50 カバー、 50a ネジ部、 51 当て材

Claims (9)

  1. エレベータの駆動綱車に連動して回転する回転体と、
    前記回転体に対向する対向部材と、
    前記対向部材を前記回転体に押し付けるための力を発生させる弾性体と、
    前記対向部材を前記回転体から離隔させるための力を発生させる電磁プランジャ装置と、
    を備え、
    前記電磁プランジャ装置は、
    コイルと、
    前記コイルに流れる電流の有無によって位置が変わるプランジャと、
    前記プランジャの移動を案内するシリンダと、
    を備え、
    前記プランジャは、
    先端部が前記シリンダから突出する第1ロッドと、
    前記第1ロッドに対して一直線状に及び屈折する状態に配置可能となるように、前記第1ロッドに連結された第2ロッドと、
    を備えたブレーキ装置。
  2. エレベータの駆動綱車に連動して回転する回転体と、
    前記回転体に対向する第1対向部材及び第2対向部材と、
    前記第1対向部材を前記回転体に押し付けるための力を発生させる第1弾性体と、
    前記第1対向部材を前記回転体から離隔させるための力を発生させる第1電磁プランジャ装置と、
    前記第2対向部材を前記回転体に押し付けるための力を発生させる第2弾性体と、
    前記第2対向部材を前記回転体から離隔させるための力を発生させる第2電磁プランジャ装置と、
    を備え、
    前記第1電磁プランジャ装置及び前記第2電磁プランジャ装置は、それぞれ、
    コイルと、
    前記コイルに流れる電流の有無によって位置が変わるプランジャと、
    前記プランジャの移動を案内するシリンダと、
    を備え、
    前記プランジャは、
    先端部が前記シリンダから突出する第1ロッドと、
    前記第1ロッドに対して一直線状に及び屈折する状態に配置可能となるように、前記第1ロッドに連結された第2ロッドと、
    を備えたブレーキ装置。
  3. 前記プランジャは、前記第1ロッドと前記第2ロッドとの連結部分を覆うカバーを更に備え、
    前記カバーは、前記第1ロッド又は前記第2ロッドに着脱可能に設けられた
    請求項1又は請求項2に記載のブレーキ装置。
  4. 前記カバーは、前記第2ロッドに着脱可能に設けられ、前記第2ロッドに設けられた際に前記第1ロッドの先端部を覆わない請求項3に記載のブレーキ装置。
  5. 前記カバーは、前記第1ロッド又は前記第2ロッドの一方に着脱自在に設けられ、前記一方から取り外されると前記連結部分を覆わない位置まで前記第1ロッド又は前記第2ロッドの他方に沿って移動可能である請求項3に記載のブレーキ装置。
  6. 前記第1ロッド又は前記第2ロッドの前記他方は、前記他方に沿う前記カバーの移動を前記カバーが前記連結部分を覆わない特定の位置までに制限する制限部を備えた請求項5に記載のブレーキ装置。
  7. 前記プランジャは、前記第1ロッド又は前記第2ロッドの少なくとも一方に着脱自在に設けられ、前記第1ロッドと前記第2ロッドとが一直線状に配置された状態を保持する保持部材を更に備えた請求項1又は請求項2に記載のブレーキ装置。
  8. 前記第1ロッドに第1溝が形成され、
    前記第2ロッドに第2溝が形成され、
    前記保持部材は、前記第1ロッドと前記第2ロッドとの連結部分に跨るように一部が前記第1溝に配置され、他の一部が前記第2溝に配置された
    請求項7に記載のブレーキ装置。
  9. 前記回転体は、ウォームギアの出力軸に設けられた請求項1から請求項8の何れか一項に記載のブレーキ装置。
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