JP2017177747A - ロール状熱転写受像シートおよびその製造方法 - Google Patents

ロール状熱転写受像シートおよびその製造方法 Download PDF

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藤 邦 彦 佐
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Abstract

【課題】基材層と受容層との間に多孔質層を備える熱転写受像シートであって、受容層側への凸カールが付きやすく、巻き取られて間もない段階であっても、受容層側への凹カールが解消されている熱転写受像シートおよびその製造方法を提供【解決手段】本発明のロール状熱転写受像シートは、樹脂層、基材層、接着層、多孔質層および受容層をこの順に備え、受容層が、ロールの内側となるように巻かれており、製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量が1mm以上であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ロール状熱転写受像シートおよびその製造方法に関する。
従来、種々の印字方法が知られているが、その中でも熱拡散型転写方式(昇華型熱転写方式)は、昇華性染料を色材としているため、濃度階調を自由に調整でき、中間色や階調の再現性にも優れ、銀塩写真に匹敵する高品質の画像を形成することができる。
この熱拡散型転写方式は、色素(昇華性染料)を含有する熱転写インクシートと、熱転写受像シートとを重ね合わせ、次いで、電気信号によってその発熱が制御されるサーマルヘッドによって、熱転写インクシートを加熱することで熱転写インクシート中の色素を熱転写受像シートに転写して画像情報の記録を行い、印画物を得るものである。
熱転写受像シートは、製造後、ロール状に巻き取られ、保管またはプリンタにセットされる。ロール状に巻き取られた熱転写受像シートには、緩やかに巻癖(カール)がついていくが、受容層側へ凹となる凹カールは、平置きした場合や壁貼りした場合に目立ち、印画物の品位を著しく落としてしまう点、近年のプリンタの小型化に伴い、プリンタ内部の搬送ロールやガイドに引っかかる可能性が高く、搬送トラブルの原因となりうる点、熱転写受像シートとサーマルヘッドとの密着性を悪化させる要因となりうる点等の理由から好ましくない。
また、緩やかにカールがついていく場合、プリンタが備えうるカール矯正機構によるカール矯正との間に差が生じてしまい、矯正不足や過剰矯正が起こる可能性がある。
また、熱拡散型転写方式では、サーマルヘッドからの熱エネルギーを有効に利用し、印画濃度を向上させることが求められる。
例えば、特開2010−76183号公報(特許文献1)には、熱転写受像シートの断熱性およびサーマルヘッドとの密着性を向上させるため、基材層と受容層との間に多孔質層を備える熱転写受像シートが提案されている。
特開2010−76183号公報
今般、本発明者らは、特許文献1で開示される熱転写受像シートは、受容層側に強く凹カールする傾向があり、印画物の品位を著しく落としてしまうことに気が付いた。また、この問題は印画エネルギーを高くした場合に一層顕著に発生することに気が付いた。
さらに、この凹カールは、熱転写受像シートを受容層が外側となるように巻き取ったとしても、その解消には相当時間を必要としてしまい、搬送トラブルを招いてしまったり、カール矯正機構適性を低下させてしまうことに気が付いた。
そして、受容層側への強い凹カールが、基材層と受容層との間に多孔質層を設けたことにより生じていることが判明した。
したがって、本発明の目的は、基材層と受容層との間に多孔質層を備える熱転写受像シートであって、受容層が設けられた側と反対側への凹カール(受容層側への凸カール)が付きやすく、巻き取られて間もない段階において、受容層側への凹カール(以下、場合により、受容層側への凹カールを単に「凹カール」、受容層側への凸カールを単に「凸カール」と表す。)が解消されている熱転写受像シートおよびその製造方法を提供することである。
本発明のロール状熱転写受像シートは、樹脂層、基材層、接着層、多孔質層および受容層をこの順に備え、受容層が、外側となるように巻かれており、製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量が1mm以上であることを特徴とする。
上記態様においては、製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量と、同様の条件で、100日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量との差が、20mm以下であることが好ましい。
上記態様においては、製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の熱転写受像シートの巻芯部におけるカール量と、同様の条件で、100日間静置した後の熱転写受像シートの巻芯部におけるカール量との差が、20mm以下であることが好ましい。
上記態様においては、樹脂層の透湿度が、10g/m・24時間以下であることが好ましい。
本発明において、透湿度は、JIS−Z−0208(透過度試験方法(カップ法))に準拠し、40℃、相対湿度90%の環境下において測定された値であり、24時間あたりの樹脂層の透湿度である。
上記態様においては、樹脂層が、高密度ポリエチレンを含むことが好ましい。
本発明のロール状熱転写受像シートの製造方法は、基材層の一方の面に、基材層より透湿度が小さい樹脂層を設けて積層体を作製する工程と、積層体を乾燥する工程と、乾燥後、積層体を加湿し、積層体において、樹脂層の吸湿膨張率が、基材層の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布、および基材層において、樹脂層側の吸湿膨張率が、樹脂層側と反対側の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布を生じさせる工程と、基材層の他方面に、多孔質層および受容層を順次設け、熱転写受像シートを得る工程と、熱転写受像シートを受容層が外側となるように巻き取る工程とを含むことを特徴とする。
上記態様においては、乾燥工程における積層体の含水率変化率(乾燥後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率×100)が、85%以上、95%以下であることが好ましい。
上記態様においては、加湿工程における積層体の含水率変化率(加湿後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率)が、98%以上、100%以下であることが好ましい。
本発明によれば、巻き取られて間もない段階において、受容層側への凹カールが解消されるロール状熱転写受像シートおよびその製造方法を提供することができる。
一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 一実施形態における熱転写受像シートの模式断面図である。 受容層面が凹となる凹カールを表す熱転写受像シートの模式図である。
(熱転写受像シート)
本発明による熱転写受像シートは、製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量が1mm以上である。
より好ましくは、同様の環境下で、3日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量が1mm以上である。
本発明において、「カール量」とは、A5サイズにカットした熱転写受像シートを、凸面を下にして水平面に置き、水平面を基準にして測定した角4点の最大浮き上がり高さであり、受容層面が凸となる凸カールを正の値で、受容層面が凹となる凹カールを負の値で表す。
なお、図3は、受容層面が凹となる凹カールを表す。
上記のような態様によれば、製造して間もない段階で凹カールは解消しているので、搬送トラブルの発生を防止することができる。
なお、熱転写受像シートの巻外部とは、ロール状に巻かれた熱転写受像シートの最外層のことを指す。例えば、直径12cm以上、15cm以下とすることができる。
また、製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量と、同様の条件で、100日間静置した後の熱転写受像シートの巻外部におけるカール量との差(100日間静置後のカール量−7日間静置後のカール量)は、20mm以下であることが好ましく、15mm以下であることがより好ましい。
同様に、製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の熱転写受像シートの巻芯部におけるカール量と、同様の条件で、100日間静置した後の熱転写受像シートの巻芯部におけるカール量との差は、20mm以下であることが好ましく、15mm以下であることがより好ましい。
上記のような態様によれば、カール矯正機構適性を向上することができる。
なお、熱転写受像シートの巻芯部とは、巻外部の直径をRとしたとき、2/3R以下の直径を有する層のことを指す。例えば、5cm以上、8cm以下とすることができる。
また、本発明の熱転写受像シート1は、図1に示すように、少なくとも、樹脂層10、基材層11、多孔質層12および受容層13を備えるものである。また、図2に示すように、基材層11と多孔質層12との間に接着層14を備えていてもよい。また、図示しないが、多孔質層12と受容層13との間に、中間層等の任意の層を設けることもできる。
以下、本発明による熱転写受像シートが備える各層について説明する。
(樹脂層)
樹脂層は、樹脂材料を含む層であり、樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン樹脂およびポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル系重合体およびエチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂等、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、セルロース系樹脂、ポリイミド系樹脂、フェノール系樹脂ならびにアイオノマー系樹脂等が挙げられる。
上記した樹脂材料の中でも、ポリエチレン樹脂およびポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂が好ましく、より好ましくは、高密度ポリエチレン樹脂である。
高密度ポリエチレン樹脂材料を使用することにより、樹脂層の透湿度を低下させることができ、熱転写受像シートの受容層側への凸カールをよりつきやすくすることができる。
また、高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとの混合樹脂材料を使用することもでき、この場合、混合比(高密度ポリエチレン/低密度ポリエチレン)は、質量基準で、6/4以上であることが好ましい。
本発明において、高密度ポリエチレンとは、その密度が、0.940g/cm以上、0.975g/cm以下のポリエチレン樹脂のことを指す。また、低密度ポリエチレンとは、0.900g/cm以上、0.939g/cm以下のポリエチレン樹脂のことを指す。
なお、ポリエチレンの密度は、JIS−K−6760に準拠して測定することができる。
樹脂層の透湿度は、25g/m・24時間以下であることが好ましく、20g/m・24時間以下であることがより好ましく、10g/m・24時間以下であることがさらに好ましい。
本発明において、透湿度は、JIS−Z−0208(透過度試験方法(カップ法))に準拠し、40℃、相対湿度90%の環境下において測定された値であり、24時間あたりの樹脂層の透湿度である。
樹脂層の透湿度を低くすることにより、後述する積層体の加湿工程において、良好な吸湿膨張率分布を生じさせることができ、熱転写受像シートの受容層側への凸カールをよりつきやすくすることができる。
樹脂層の厚さは、10μm以上、50μm以下であることが好ましく、20μm以上、40μm以下であることがより好ましい。樹脂層の厚さを上記数値範囲とすることにより、樹脂材料の防湿性が充分に発揮させることができる。また、材料コストを抑えることができると共に、プリント時の搬送不良発生を防止することができる。
(基材層)
基材層については特に限定されることなく、従来から熱転写受像シートの分野において用いられている各種材料から適宜選択して用いることができる。
基材層の材料としては、例えば、上質紙、コート紙、レジンコート紙、アート紙、キャストコート紙、板紙、合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系)、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、セルロース繊維紙等を挙げることができる。
また、基材層の厚みや坪量についても特に限定されることはないが、例えば、基材層の厚さは100μm以上、200μm以下としてもよく、また、基材層の坪量は100g/m以上、200g/m以下としてもよい。基材層の厚さが上記数値範囲内であれば、熱転写受像シート製造時に基材層内での吸湿膨張率の差異を十分生じさせることができる。また、材料コストを抑えることができると共に、プリント時の搬送不良発生を防止することができる。
(多孔質層)
多孔質層は、熱転写受像シートへクッション性を付与する層であり、被転写体が多孔質層を備えてなることにより、サーマルヘッドとの密着性を改善することができ、受容層上により高い品質の画像を形成することができる。また、熱転写受像シートの断熱性を向上させることができる。
本発明の一実施態様において、多孔質層として、内部に微細空隙を有する多孔質フィルムを用いることができる。多孔質フィルムを構成する樹脂材料としては、ポリエチレンおよびポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル系重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはポリアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ならびにポリアミド系樹脂等が挙げられる。
上記した樹脂材料等を用いた多孔質フィルムは、特に限定されるものではなく公知の方法により製造することができるが、例えば、上記した樹脂材料に対し、非相溶な有機微粒子または無機粒子を混練した混合物をフィルム化することにより作製することができる。
また、一実施態様において、多孔質フィルムは、第1の樹脂材料と、第1の樹脂材料より高い融点を有する第2の樹脂材料を含む混合物をフィルム化することにより作製することができる。この場合において、第2の樹脂材料は、微細空隙を形成する核剤として機能する。第2の樹脂材料の混合量は、第1の樹脂材料100質量部に対し、2質量部以上、10質量部以下であることが好ましい。例えば、第1の樹脂材料としてポリプロピレン、第2の樹脂材料としてアクリル樹脂を含む混合物をフィルム化することにより、多孔質フィルムを作製することができる。また、市販されている多孔質フィルムを使用してもよい。
多孔質フィルムの空隙率は、クッション性や断熱性の観点から10体積%以上、90体積%以下であることが好ましく、15体積%以上、80体積%以下であることがより好ましい。多孔質フィルムの空隙率は、以下の式により求めることができる。
Pv(体積%)={(Va−Vt)/Va}×100
Pv(体積%):多孔質フィルムの空隙率
Va:多孔質フィルムの見かけ体積
Vt:多孔質フィルムの理論体積
なお、Vtは、多孔質フィルムの重量、構成材料の重量割合および構成材料の真比重の値から算出することができる。
本発明の他の実施態様においては、多孔質層は、中空粒子およびバインダーを含む中空粒子層とすることができる。
中空粒子は、樹脂材料等から構成される有機系中空粒子であってもよく、ガラス等から構成される無機系中空粒子であってもよいが、分散性が優れるという理由から、有機系中空粒子が好ましい。
有機系中空粒子を構成する樹脂材料としては、架橋スチレン−アクリル樹脂等のスチレン系樹脂、アクリロニトリル−アクリル樹脂等の(メタ)アクリル系樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂およびポリエーテル系樹脂等を挙げることができる。
また、中空粒子は、発泡粒子であっても、非発泡粒子であってもよい。
中空粒子の体積平均粒径は、0.1μm以上、15μm以下であることが好ましく、0.1μm以上、10μm以下であることがより好ましい。
なお、体積平均粒径は、粒度分布・粒径分布測定装置(例えば、ナノトラック粒度分布測定装置、日機装株式会社製等)を用いて、JIS−Z−8819−2(2001年発行)に準拠して測定することができる。
また、中空粒子の平均中空率は、30%以上、80%以下であることが好ましく、50%以上、80%以下であることがより好ましい。中空粒子の平均中空率を上記数値範囲とすることにより、熱転写受像シートのクッション性、断熱性および形成する画像の耐候性をさらに向上することができる。
平均中空率は以下のようにして求めることができる。まず、中空粒子成分を水中に分散させてなる水分散体を調製し、この中空粒子の水分散体を乾燥させ、乾燥体を得て、その後に透過型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジ−社製)を用いて、乾燥体中における中空粒子成分をなす粒子を観察して(100個)、ここの粒子についてその内面側の直径(内径)を計測し、それらの平均を平均粒子内径とする。次いで、平均粒子内径から中空部の体積を定めると共に、その値を上記平均粒子(粒子外径)から粒子の見かけの体積で除して、100を乗じることで平均中空率を算出することができる。
一実施態様において、中空粒子は、樹脂粒子等中にブタンガス等の発泡剤を封入し、加熱発泡することにより作製することができる。また、一実施態様において、中空粒子は、エマルジョン重合を利用することによっても作製することができる。
また、市販されている中空粒子を使用してもよい。
中空粒子層に含まれるバインダーとしては、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンキサイド、ポリビニルピロリドン、プルラン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、デキストラン、デキストリン、ポリアクリル酸およびその塩、寒天およびカゼイン等が挙げられる。
多孔質層の厚さは、20μm以上、50μm以下であることが好ましく、30μm以上、40μm以下であることがより好ましい。多孔質層の厚さを上記数値範囲とすることにより、熱転写受像シートのクッション性、断熱性および形成する画像の耐候性をさらに向上させることができる。
(受容層)
受容層を形成するための材料としては、昇華性染料または熱溶融性インキ等の熱移行性の色材を受容し易い従来公知の樹脂材料を使用することができる。例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル系重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アイオノマー樹脂、セルロース系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等が挙げられる。
また、熱転写受像シートが備える受容層は、熱転写インクシートとの離型性を向上させるために、離型剤を含むことができる。離型剤としては、例えば、ポリエチレンワックスやアミドワックス等のワックス類、フッ素系界面活性剤やリン酸エステル系界面活性剤等の界面活性剤、シリコーンオイルおよびシリコーン系樹脂等が挙げられる。
通常、受容層の厚さは、1μm〜10μmの範囲内であることが好ましく、2μm〜5μmの範囲内であることがより好ましい。
(ロール状の熱転写受像シートの製造方法)
本発明のロール状の熱転写受像シートの製造方法は、基材層の一方の面に、基材層より透湿度が小さい樹脂層が設けて積層体を作製する工程と、積層体を乾燥する工程と、乾燥後、積層体を加湿し、積層体において、樹脂層の吸湿膨張率が、基材層の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布、および基材層において、樹脂層側の吸湿膨張率が、樹脂層側と反対側の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布生じさせる工程と、基材層の他方面に、多孔質層および受容層を順次設け、熱転写受像シートを得る工程と、熱転写受像シートを受容層が外側となるように巻き取る工程と、を含むことを特徴とする。
上記本発明の方法により得られるロール状の熱転写受像シートは、受容層側への凸カールがつきやすく、ロール状に巻き取って間もない段階において、凹カールが解消される。
また、多孔質層と、受容層との間に、中間層等の任意の層を形成する工程を含むことができる。中間層としては、例えば、プライマー層や耐可塑剤性層等を挙げることができる。
以下、ロール状熱転写受像シートの製造方法の各工程について説明する。
(積層体を作製する工程)
基材層への樹脂層の形成方法について特に限定はないが、溶融押し出し法で基材層にラミネートすることが、積層体としての平面性に優れるため、好ましく行われる。
なお、上記したように樹脂層の形成前に基材層の一方の面または両面に易接着処理を施してもよい。
(乾燥工程)
本発明の方法は、上記のようにして作製した積層体を乾燥する工程を含む。
乾燥工程における積層体の含水率変化率(乾燥後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率×100)が、95%以下であることが好ましく、85%以上、90%以下であることがより好ましい。
本発明において、含水率は赤外線水分計により加熱乾燥・質量測定方式で測定された値である。具体的には、所定の大きさに切り取った積層体の質量をあらかじめ測定しておき、その積層体を加熱乾燥した際の質量変化を含水量として、含水率を算出する方式である。
積層体を乾燥する方法は、特に限低されるものではないが、乾燥ムラを防止するという観点からは、例えば、フローティング方式の乾燥炉等を使用して積層体の両面から均一に行われることが好ましい。
乾燥工程における加熱温度は、80℃以上、140℃以下であることが好ましく、100℃以上、120℃以下であることがより好ましい。
加熱時間としては、5秒以上、60秒以下であることが好ましく、10秒以上、40秒以下であることがより好ましい。
(加湿工程)
本発明の方法は、積層体を乾燥後、加湿する工程を含む。
乾燥した積層体を加湿することにより、樹脂層の透湿度が低いことに起因し、積層体において、樹脂層の吸湿膨張率が、基材層の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布が生じる。また、基材層において、樹脂層側の吸湿膨張率が、樹脂層側と反対側の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布を生じる。
このような吸湿膨張率分布を有する積層体を用いて作製した熱転写受像シートは、受容層と基材層との間に多孔質層を備えるものであっても、受容層側への凸カールがつきやすくなっており、ロール状に巻き取ることにより、凹カールを容易に解消することができる。
加湿工程における積層体の含水率変化率(加湿後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率)は、98%以上であることが好ましく、98%以上、105%以下であることがより好ましい。
乾燥前の積層体の含水率に対する加湿後の積層体の含水率を上記数値範囲とすることにより、熱転写受像シートの受容層側への凸カールをより一層つきやすくすることができる。
一実施形態において、積層体の加湿は、乾燥した積層体の自然吸湿を利用して行われる。
この場合、積層体を静置する環境の温度は、15℃以上、35℃以下であることが好ましく、20℃以上、30℃以下であることがより好ましい。
また、積層体を静置する環境の相対湿度は、20%以上、80%以下であることが好ましく、35%以上、65%以下であることがより好ましい。
(多孔質層の形成工程)
多孔質層として、上記した多孔質フィルムを用いる場合、多孔質層は、基材層の樹脂層を設けた面とは反対の面に接着剤や粘着剤を介して積層することにより、形成することができる。この場合、接着剤および粘着剤は従来公知のものを適宜使用することができ、例えば、ポリ酢酸ビニル系、ポリアクリル酸エステル系、シアノアクリレート系、エチレン共重合体系、セルロース系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリイミド系、アミノ樹脂系、フェノール樹脂系、エポキシ系、ポリウレタン系およびシリコーン系のもの等を使用することができる。
多孔質層が、中空粒子およびバインダーを含む中空粒子層である場合、中空粒子およびバインダー等を水または適当な溶媒へ分散または溶解して多孔質層用塗工液とし、これを、ロールコート、リバースロールコート、グラビアコート、リバースグラビアコート、バーコートおよびロッドコート等の公知の手段により、基材層上に塗布し、乾燥することにより形成することができる。
また、塗工液の乾燥時の塗布量は、3g/m以上、50g/m以下であることが好ましい。
(受容層の形成工程)
受容層は、上記したような樹脂材料等を水または適当な溶媒へ分散または溶解して受容層用塗工液とし、これを、ロールコート、リバースロールコート、グラビアコート、リバースグラビアコート、バーコートおよびロッドコート等の公知の手段により、多孔質層上に塗布し、乾燥することにより形成することができる。
また、塗工液の乾燥時の塗布量は、1g/m以上、10g/m以下であることが好ましく、2g/m以上、6g/m以下であることがより好ましい。
(巻取工程)
本発明の方法は、上記のようにして作製した熱転写受像シートを、受容層が外側となるように巻き取る工程を含む。
(プライマー層の形成工程)
プライマー層は、上記したような樹脂材料等を水または適当な溶媒へ分散または溶解して受容層用塗工液とし、これを、ロールコート、リバースロールコート、グラビアコート、リバースグラビアコート、バーコートおよびロッドコート等の公知の手段により、多孔質層上に塗布し、乾燥することにより形成することができる。
また、塗工液の乾燥時の塗布量は、0.1g/m以上、3.0g/m以下であることが好ましく、0.3g/m以上、1.0g/m以下であることがより好ましい。
次に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、部又は%は質量基準である。
(実施例1)
(積層体の作製)
厚さ130μm(坪量157g/m)のコート紙(基材層、大王製紙株式会社製、商品名:Sユトリロコート)の一方の面に、低密度ポリエチレン(樹脂層、密度:0.918g/cm、日本ポリエチレン株式会社製、商品名:ノバテックLD LC600A)を厚さ25μmとなるように溶融押し出しして、積層体を作製した。
この積層体の含水率を赤外線水分計(株式会社ケツト科学研究所製、商品名:赤外線水分計 FD−660)にて測定したところ4.64%であった。また、樹脂層の透湿度を透湿カップ(株式会社安田精機製作所製)により測定したところ、20g/m・24時間であった。
(乾燥工程)
上記のようにして得られた積層体を、乾燥炉の中に入れ、105℃で25秒加熱し、乾燥させた。乾燥後の積層体の含水率は4.39%であった。乾燥工程における積層体の含水率変化率(乾燥後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率×100)は、95%であった。
(加湿工程)
乾燥した積層体を温度25℃、相対湿度50%の環境下に1時間静置した。加湿後の積層体の含水率は4.54%であり、乾燥工程における積層体の含水率変化率(加湿後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率×100)は、98%であった。
(多孔質層および受容層を設ける工程)
基材層上に、下記組成からなる接着層用塗工液をグラビアコート法により、乾燥時の塗布量が3.0g/mとなるように、塗布、乾燥した後、厚さ35μmの多孔質ポリプロピレンフィルム(三井化学東セロ株式会社製、商品名:エコネージュ)を積層した。
(接着層用塗工液組成)
・ウレタン樹脂 30部
(三井武田ケミカル株式会社製、商品名:タケラックA−969V)
・イソシアネート 10部
(三井武田ケミカル株式会社製、商品名:タケネートA−5)
・酢酸エチル 120部

次いで、多孔質ポリプロピレンフィルム上に、下記組成からなる受容層用塗工液をグラビアコート法により、乾燥時の塗布量が4.0g/mとなるように、塗布、乾燥し、熱転写受像シートを得た。この熱転写受像シートをロール状に巻き取った。
(受容層用塗工液組成)
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 60部
(日信化学工業株式会社製、商品名:ソルバインC)
・エポキシ変性シリコーン 1.2部
(信越化学工業株式会社製、商品名:X−22−3000T)
・メチルスチル変性シリコーン 0.6部
(信越化学工業株式会社製、商品名:X−24−510)
・メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 5部
(実施例2)
樹脂層の形成に使用する材料をポリプロピレン(樹脂層、密度:0.9g/cm、サンアロマー株式会社製、商品名:サンアロマー PHA03A)に変更、乾燥工程における積層体の含水率変化率が、95%となるように加熱時間を変更し、また、加湿工程における積層体の重量変化率が、100%となるように静置時間を3時間に変更した以外は、実施例1と同様にしてロール状の熱転写受像シートを作製した。なお、樹脂層の透湿度は、15g/m・24時間であった。
(実施例3)
樹脂層の形成に使用する材料を高密度ポリエチレン(樹脂層、密度:0.956g/cm、日本ポリエチレン株式会社製、商品名:ノバテックHD HS471)に変更した以外は、実施例2と同様にしてロール状の熱転写受像シートを作製した。なお、樹脂層の透湿度は、5g/m・24時間であった。
(比較例1)
積層体の乾燥工程および加湿工程を行わなかった以外は、実施例1と同様にして、ロール状の熱転写受像シートを作製した。
実施例および比較例において作製した熱転写受像シートについて以下の試験を行い、評価した。各試験の評価結果は表1に示される通りであった。
<<巻外部のカール量>>
実施例および比較例において作製したロール状熱転写受像シートを、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、3日間保管した。
次いで、熱転写プリンタ(三菱電機社製、商品名:CP−D70D)にセットし、受容層上に黒ベタパターンを下記条件にて印刷し、印画物を製造した。
得られた印画物を平坦な台の上に置き、角4点の浮き上がり高さを測定した。角4点の最大浮き上がり高さをカール量とし、表2にまとめた。
なお、受容層側への凸カールを正の値、受容層側への凹カールを負の値とした。
また、印画物の作製に使用した熱転写受像シートは、直径13cmのロール状に巻かれた熱転写受像シートの最外層(巻外部)のものを使用した。
同様にして、7日および100日間保管した熱転写受像シートを用いて印画物を製造し、カール量を測定した。測定の結果を表2にまとめた。
実施例1〜3において作製した熱転写受像シートは、保管期間が7日間であっても、これを用いて製造した印画物には、受容層側へのカールが生じていなかったが、比較例1において作製した熱転写受像シートは、これを用いて製造した印画物には、受容層側へのカールが生じていた。
(印画条件)
・印画サイズ:A5サイズ
・プリントモード:ウルトラファインモード
・温度:23℃
・相対湿度:50%
<<巻芯部のカール量>>
印画物の作製に使用した熱転写受像シートを、直径7cmの部分(巻芯部)のものに変更し、白ベタパターンを印刷した以外は、巻外部のカール量測定の場合と同様にして、3日、7日および100日間保管した熱転写受像シートを用いて印画物を製造し、カール量を測定した。測定の結果を表2にまとめた。
<<カール量変化>>
上記のように、巻外部および巻芯部の熱転写受像シートを用いて製造した印画物のカール量を測定し、7日保管した場合のカール量と100日保管した場合のカール量を比較し、下記の評価基準に従って、カール量変化を評価した。
(評価基準)
○:カール量変化が15mm以下であった。
△:カール量変化が15mmより大きく、20mm以下であった。
×:カール量変化が20mmより大きかった。
<<搬送適性>>
実施例および比較例において作製したロール状熱転写受像シートを、熱転写プリンタにセットし、3日間保管した。
次いで、直径13cmのロール状に巻かれた熱転写受像シートの最外層(巻外部)の熱転写受像シートが備える受容層上に黒ベタパターンを印刷し、印画物を連続して10枚製造しようと試みた。実施例1〜3において作製した熱転写受像シートを用いた場合は問題なく、印画物を得ることができたが、比較例において作製した熱転写受像シートを用いた場合はジャミング(プリント停止)が発生してしまった。
Figure 2017177747
Figure 2017177747
1 熱転写受像シート
10 樹脂層
11 基材層
12 多孔質層
13 受容層
14 接着層

Claims (8)

  1. 樹脂層、基材層、接着層、多孔質層および受容層をこの順に備え、前記受容層が、外側となるように巻かれたロール状熱転写受像シートであって、
    製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の前記熱転写受像シートの巻外部におけるカール量が1mm以上であることを特徴とする、ロール状熱転写受像シート。
  2. 製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の前記熱転写受像シートの巻外部におけるカール量と、同様の条件で、100日間静置した後の前記熱転写受像シートの巻外部のカール量との差が、20mm以下である、請求項1に記載のロール状熱転写受像シート。
  3. 製造後、23℃の温度、50%の相対湿度の環境下で、7日間静置した後の前記熱転写受像シートの巻芯部におけるカール量と、同様の条件で、100日間静置した後の前記熱転写受像シートの巻芯部におけるカール量との差が、20mm以下である、請求項1に記載のロール状熱転写受像シート。
  4. 前記樹脂層の透湿度が、10g/m・24時間以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロール状熱転写受像シート。
  5. 前記樹脂層が、高密度ポリエチレンを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロール状熱転写受像シート。
  6. ロール状熱転写受像シートの製造方法であって、
    基材層の一方の面に、透湿度が10g/m・24時間以下である樹脂層を設けて積層体を作製する工程と、
    前記積層体を乾燥する工程と、
    乾燥後、前記積層体を加湿し、前記積層体において、前記樹脂層の吸湿膨張率が、前記基材層の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布、および前記基材層において、前記樹脂層側の吸湿膨張率が、前記樹脂層側と反対側の吸湿膨張率よりも低い吸湿膨張率分布を生じさせる工程と、
    前記基材層の他方面に、多孔質層および受容層を順次設け、熱転写受像シートを得る工程と、
    前記熱転写受像シートを前記受容層が外側となるように巻き取る工程と、
    を含むことを特徴とする、ロール状熱転写受像シートの製造方法。
  7. 前記乾燥工程における前記積層体の含水率変化率(乾燥後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率×100)が、85%以上、95%以下である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記加湿工程における前記積層体の含水率変化率(加湿後の積層体の含水率/乾燥前の積層体の含水率)が、98%以上、100%以下である、請求項6または7に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019098647A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 凸版印刷株式会社 昇華転写用受像シート

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