JP2017177728A - 加飾シート及び加飾樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
射出成形時において、加飾シートと射出成形型との間に射出樹脂が流れ込む問題が発生し難い加飾シートを提供する。
【解決手段】
少なくとも、第1の支持体層と、第2の支持体層を備える加飾シートであり、
前記第1の支持体層は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂により形成されており、
前記加飾シートは、150℃の環境下における50%延伸時の引張強度が、4.0N/25mm以上である、加飾シート。
【選択図】なし
Description
項1. 少なくとも、第1の支持体層と、第2の支持体層を備える加飾シートであり、
前記第1の支持体層は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂により形成されており、
前記加飾シートは、150℃の環境下における50%延伸時の引張強度が、4.0N/25mm以上である、加飾シート。
項2. 20℃〜50℃における線膨張係数が1×10-4/K以下である、項1に記載の加飾シート。
項3. 少なくとも、第1の支持体層と、第2の支持体層を備える加飾シートであり、
前記第1の支持体層は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂により形成されており、
前記加飾シートは、20℃〜50℃における線膨張係数が1×10-4/K以下である、加飾シート。
項4. 意匠層をさらに備える、項1〜3のいずれかに記載の加飾シート。
項5. 前記第2の支持体層が、熱可塑性樹脂により形成されている、項1〜4のいずれかに記載の加飾シート。
項6. 前記第1の支持体層の厚みが、300μm〜500μmであり、前記第2の支持体層の厚みが、50μm〜200μmである、項1〜5のいずれかに記載の加飾シート。
項7. 前記第1の支持体層とは反対側の表面に、表面保護層をさらに備える、項1〜6のいずれかに記載の加飾シート。
項8. 前記表面保護層の厚みが、2μm〜6μmである、項7に記載の加飾シート。
項9. 自動車内装用である、項1〜8のいずれかに記載の加飾シート。
項10. 項1〜9のいずれかに記載の加飾シートを、真空成形型により真空成形して成形シートを得る工程と、
前記成形シートを射出成形型に挿入し、射出成形型を型締めし、前記第1の支持体層側から流動状態の樹脂を型内に射出し、固化させて、射出成形と同時に樹脂成形物の外表面に前記成形シートを一体化させる工程と、
を備える、加飾樹脂成形品の製造方法。
本発明の加飾シートは、第1の支持体層と、第2の支持体層を備える加飾シートであり、第1の支持体層は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂により形成されている。さらに、本発明の加飾シートの第1の態様においては、加飾シートの150℃の環境下における50%延伸時の引張強度が、4.0N/25mm以上であることを特徴とする。また、本発明の加飾シートの第2の態様においては、加飾シートの20℃〜50℃における線膨張係数が1×10-4/K以下であることを特徴とする。
本発明の加飾シートは、例えば、図1〜5に示されるように、第1の支持体層11と、第2の支持体層12とが積層された積層構造を有する。また、例えば図2に示されるように、本発明の加飾シートにおいては、第1の支持体層11と第2の支持体層12との接着性を向上させることなどを目的として、必要に応じて、これらの層の間に接着層2を設けてもよい。また、例えば図3〜図5に示されるように、加飾シートを用いた加飾樹脂成形品に装飾性を付与することなどを目的として、必要に応じて、意匠層3を設けてもよい。意匠層3は、第2の支持体層12の第1の支持体層11とは反対側に設けてもよいし、第1の支持体層11と第2の支持体層12との間に設けてもよい。また、例えば図5に示されるように、本発明の加飾シートは、加飾樹脂成形品の耐傷性や耐薬品性などを向上させることを目的として、必要に応じて、表面保護層4を設けてもよい。また、図示を省略するが、表面保護層4は、プライマー層を介して積層されていてもよい。また、第1の支持体層11または第2の支持体層12の色の変化やバラツキを抑制することなどを目的として、必要に応じて、隠蔽層を設けてもよい。本発明の加飾シートには、加飾シートまたは加飾樹脂成形品に付与する機能に応じて、その他の層を1層以上積層してもよい。
装置:TMA−60(島津製作所(株)製)
雰囲気ガス:窒素
試験モード:引張モード
初期荷重:4g/mm2定速荷重モード
昇温速度:10℃/分
サンプルサイズ:巾5mm×長さ(引張方向)10mm
引張り方向:流れ方向
温度範囲:20〜50℃
[第1の支持体層11]
第1の支持体層11は、加飾シートに剛性を付与して形状を保持する他、射出される樹脂との高い密着性を担保する層である。第1の支持体層11は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(以下「ABS樹脂」と表記することもある)により形成されている。
第2の支持体層12は、第1の支持体層11と同様、加飾シートに剛性を付与して形状を保持する他、必要時応じて設けられる意匠層3、表面保護層4などの印刷による形成を容易にするために設けられる層である。例えば、本発明の加飾シートを製造する際、第2の支持体層12の表面に、必要に応じて設けられる意匠層3、表面保護層4など印刷により積層し、その後、第2の支持体層12の裏面側と第1の支持体層11とを積層することにより、好適に加飾シートを製造することができる。
接着層2は、第1の支持体層11と第2の支持体層12との密着性を向上させることなどを目的として、これらの層間に必要に応じて設けられる層である。接着層2を形成する樹脂としては、これらの層の密着性を向上させることができるものであれば、特に制限されず、例えば、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂が用いられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、アクリル変性ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ウレタン樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂などが挙げられる。熱可塑性樹脂は、1種類単独で使用してもよいし、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。また、熱硬化性樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等挙げられる。熱硬化性樹脂は、1種類単独で使用してもよいし、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
意匠層3は、本発明の加飾シートを用いた加飾樹脂成形品に装飾性を与える層であり、第1の支持体層11と第2の支持体層12との間、第2の支持体層12の第1の支持体層11とは反対側などに、必要に応じて設けられる。意匠層3は、種々の模様をインキと印刷機を使用して印刷することにより形成される。意匠層3によって形成される模様は、特に制限されず、例えば、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)等の岩石の表面を模した石目模様、布目や布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様など挙げられ、これらを複合した寄木、パッチワーク等の模様も挙げられる。これらの模様は、通常の黄色、赤色、青色、及び黒色のプロセスカラーによる多色印刷によって形成される他、模様を構成する個々の色の版を用意して行う特色による多色印刷等によっても形成される。
隠蔽層は、第1の支持体層11または第2の支持体層12の色の変化やバラツキを抑制することなどを目的として、必要に応じて設けられる層である(図示を省略する)。隠蔽層は、例えば、意匠層3を設ける場合であれば、意匠層3の第1の支持体層11側などに設けることができる。
表面保護層4は、本発明の加飾シートを用いた加飾樹脂成形品の耐傷性や耐薬品性などを高めることなどを目的として、必要に応じて、加飾シートの表面(第1の支持体層11とは反対側)に設けられる層である。表面保護層4は単層であってもよいし、複層であってもよい。また、表面保護層4は、パターン状(模様状)に形成されていてもよい。パターン状に形成されている場合、当該パターンと意匠層による模様とが同調していてもよい。さらに、表面保護層4は、艶消しであってもよく、艶を調整した表面保護層4をパターン状に設けることで、表面保護層4の形成部と非形成部との艶差によって、立体感のある意匠を表現することもできる。
表面保護層4の形成に使用される電離放射線硬化性樹脂とは、電離放射線を照射することにより、架橋、硬化する樹脂であり、具体的には、分子中に重合性不飽和結合又はエポキシ基を有するプレポリマー、オリゴマー、及び/又はモノマーを適宜混合したものが挙げられる。ここで電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線のうち、分子を重合あるいは架橋しうるエネルギー量子を有するものを意味し、通常紫外線(UV)又は電子線(EB)が用いられるが、その他、X線、γ線等の電磁波、α線、イオン線等の荷電粒子線も含むものである。電離放射線硬化性樹脂の中でも、電子線硬化性樹脂は、無溶剤化が可能であり、光重合用開始剤を必要とせず、安定な硬化特性が得られるため、表面保護層4の形成において好適に使用される。
ポリカーボネート(メタ)アクリレートは、ポリマー主鎖にカーボネート結合を有し、かつ末端あるいは側鎖に(メタ)アクリレートを有するものであれば、特に制限されず、例えば、ポリカーボネート骨格を有するウレタン(メタ)アクリレートなどであってもよい。また、当該(メタ)アクリレートは、架橋、硬化を良好にするという観点から、1分子当たりの官能基の数として、好ましくは2〜6個が挙げられる。ポリカーボネート(メタ)アクリレートは、末端あるいは側鎖に(メタ)アクリレートを2個以上有する多官能ポリカーボネート(メタ)アクリレートであることが好ましい。ポリカーボネート(メタ)アクリレートは、1種類単独で使用してもよいし、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
プライマー層は、表面保護層4を設ける場合に、表面保護層4の延伸部に微細な割れや白化を生じ難くすること等を目的として、第2の支持体層12と表面保護層4との間、意匠層3を設ける場合には意匠層3と表面保護層4との間等に、必要に応じて設けられる層である(図示を省略する)。
本発明においては、前述の本発明の加飾シートを用いて、好適に加飾樹脂成形品を製造することができる。具体的には、加飾樹脂成形品は、本発明の加飾シートに射出樹脂5(成形樹脂)を一体化させることにより成形されてなるものである。すなわち、図6に示されるように、加飾樹脂成形品は、少なくとも、樹脂の射出によって形成された成形樹脂層と、第1の支持体層11と、第2の支持体層12を備えており、必要応じて、前述の接着層2、意匠層3、表面保護層4、隠蔽層、プライマー層などが積層された積層構造を有している。
本発明の加飾シートを真空成形型により予め立体形状に成形する真空成形工程、真空成形された加飾シートの余分な部分をトリミングして成形シートを得るトリミング工程、及び成形シートを射出成形型に挿入し、射出成形型を閉じ、第1の支持体層11側から流動状態の樹脂を射出成形型内に射出して樹脂と成形シートを一体化する一体化工程。
第2の支持体としてのアクリル樹脂フィルム(厚さ125μm、荷重たわみ温度105℃の一方側の表面に、塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル系共重合体樹脂を含むインキによる木目柄の意匠層(厚み5μm)、後述する電離放射線硬化性樹脂組成物Aによる全面ベタの第1の保護層(厚み4μm)、及び後述する電離放射線硬化性樹脂組成物Bによる、意匠層の模様に同調したパターン状の第2の保護層(厚み2μm)をグラビア印刷により順次積層し、さらに電子線を照射(加速電圧165kV、照射線量50kGy(5Mrad))して第1の保護層及び第2の保護層を硬化した。ここで、第2の保護層は意匠層の木目柄における導管部分が非形成部分となるように印刷した。次に、アクリル樹脂フィルムの意匠層とは反対側の表面に、ポリエステルポリオール及びイソシアネート系硬化剤からなる接着剤をグラビア印刷し、第1の支持体としてのABS樹脂フィルム(厚さ350μm、荷重たわみ温度75℃)をドライラミネート法により貼り合わせ、第1の支持体層/接着層/第2の支持体層/意匠層/第1の保護層/第2の保護層がこの順に積層された加飾シートを得た。
・2官能ポリカーボネートウレタンアクリレート(重量平均分子量10,000) 95質量部
・4官能ウレタンアクリレート(重量平均分子量6,000) 5質量部
・シリカ粒子(平均粒径1.3μm) 30質量部
(電離放射線硬化性樹脂組成物B)
・2官能ポリカーボネートウレタンアクリレート(重量平均分子量10,000) 95質量部
・4官能ウレタンアクリレート(重量平均分子量6,000) 5質量部
・ウレタンビーズ(平均粒径3μm) 10質量部
第2の支持体としてのアクリル樹脂フィルム(厚さ125μm、荷重たわみ温度105℃)の一方側の表面に、塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル系共重合体樹脂を含むインキを用いて、グラビア印刷により、木目柄の意匠層(厚み10μm)を形成した。次に、意匠層の表面に、ポリエステルポリオール及びイソシアネート系硬化剤からなる接着剤をグラビア印刷し、第1の支持体としてのABS樹脂フィルム(厚さ350μm、荷重たわみ温度75℃)をドライラミネート法により貼り合わせ、第1の支持体層/意匠層/第2の支持体層がこの順に積層された加飾シートを得た。
実施例1において、第2の支持体としてアクリル樹脂フィルムに替えてABS樹脂フィルム(厚さ100μm、荷重たわみ温度80℃)を用い、且つ第1の支持体としてのABS樹脂フィルムとの貼り合わせをドライラミネートに替えて熱ラミネート(フィルム予熱温度:150℃、貼り合わせスピード:5m/分、ラミネート用金属ロール温度:100℃)とした以外は、実施例1と同様にして、第1の支持体層/第2の支持体層/意匠層/第1の保護層/第2の保護層が順に積層された加飾シートを得た。
上記で得られた各加飾シートについて、それぞれ、以下の測定条件により、150℃の環境下における50%延伸時の引張強度を測定した。150℃のオーブン(恒温槽)の中に各加飾シートを入れ、1分間放置し、その状態で、引張速度:1000mm/分、引っ張り方向:流れ方向の条件で、加飾シートを引っ張り、50%延伸時の引張強度を測定した。なお、サンプルサイズは巾25mm×長さ(引っ張り方向)90mmの短冊型、チャック間距離は50mm、試験機としてオリエンテック(株)製のテンシロンRTC−1250Aを使用した。結果を表1に示す。
上記で得られた各加飾シートについて、それぞれ、以下の測定条件により、線膨張係数を測定した。結果を表1に示す。
装置:TMA−60(島津製作所(株)製)
雰囲気ガス:窒素
試験モード:引張モード
初期荷重:4g/mm2定速荷重モード
昇温速度:10℃/分
サンプルサイズ:巾5mm×長さ(引張方向)10mm
引張り方向:流れ方向
温度範囲:20〜50℃
上記で得られた各加飾シートを、それぞれ、180℃に加熱し、延伸倍率が100〜300%となる部分を有する真空成形型を用いて真空成形(予備成形)を行い、成形シートを得た。次に、得られた成形シートを射出成形型に挿入し、射出成形型を型締めし、第1の支持体層側から流動状態のABS樹脂を型内に射出し、そのまま冷却して固化させることにより、加飾樹脂成形品を得た。射出成形時の射出樹脂の温度は、260℃とした。また、射出成形型の温度は、50℃とした。また、今回製造した加飾樹脂成形品は、側面から観察した際に視認されるほぼ全領域が加飾シートによって加飾されるよう、加飾シートの端部と加飾樹脂成形品の端部がほぼ一致するような形状とした。
上記で得られた各加飾樹脂成形品について、以下の方法により、加飾シートと射出樹脂との密着性を評価した。まず、加飾樹脂成形品の表面に、カッターナイフを用いて十字の傷を付けた。この傷の上から、ニチバン社製のセロテープ(登録商標)(No.405−1P)を圧着した後、90度方向に急激に剥離することによって、剥離が見られない又は僅かである場合をOK、著しい剥離が見られる場合をNGとして密着性を評価した。結果を表1に示す。
上記で得られた各加飾樹脂成形品の端部及び表面を目視で観察し、加飾樹脂成形品を製造する際の射出成形において、加飾シートと射出成形型との間への射出樹脂の流れ込みの有無を確認した。結果を表1に示す。
12…第2の支持体層
2…接着層
3…意匠層
4…表面保護層
5…射出樹脂
Claims (10)
- 少なくとも、第1の支持体層と、第2の支持体層を備える加飾シートであり、
前記第1の支持体層は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂により形成されており、
前記加飾シートは、150℃の環境下における50%延伸時の引張強度が、4.0N/25mm以上である、加飾シート。 - 20℃〜50℃における線膨張係数が1×10-4/K以下である、請求項1に記載の加飾シート。
- 少なくとも、第1の支持体層と、第2の支持体層を備える加飾シートであり、
前記第1の支持体層は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂により形成されており、
前記加飾シートは、20℃〜50℃における線膨張係数が1×10-4/K以下である、加飾シート。 - 意匠層をさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記第2の支持体層が、熱可塑性樹脂により形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記第1の支持体層の厚みが、300μm〜500μmであり、前記第2の支持体層の厚みが、50μm〜200μmである、請求項1〜5のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記第1の支持体層とは反対側の表面に、表面保護層をさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記表面保護層の厚みが、2μm〜6μmである、請求項7に記載の加飾シート。
- 自動車内装用である、請求項1〜8のいずれかに記載の加飾シート。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の加飾シートを、真空成形型により真空成形して成形シートを得る工程と、
前記成形シートを射出成形型に挿入し、射出成形型を型締めし、前記第1の支持体層側から流動状態の樹脂を型内に射出し、固化させて、射出成形と同時に樹脂成形物の外表面に前記成形シートを一体化させる工程と、
を備える、加飾樹脂成形品の製造方法。
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