JP2017174487A - 光ディスク記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の少なくとも1つの光ディスク記録媒体と積み重ねたときの張り付きを低減できる光ディスク記録媒体を提供する。【解決手段】光ディスク100は、円盤形状の基板101と、基板101の少なくとも一方の面に形成された少なくとも1つの記録層110と、基板101及び記録層110の上に形成されたカバー層102とを備える。カバー層102は、基板101の中心から半径r1を有する円の内部において、基板101の表面を基準として厚さd1を有する。カバー層102は、基板101の中心から半径r1よりも長い半径r2を有する円周上において、基板101の表面を基準として厚さd1より大きい厚さd2を有する。カバー層102は、基板101の中心から半径r1よりも長く半径r2よりも短い半径r3を有する円周上において、基板101の表面を基準として厚さd1より小さい厚さd3を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、情報が記録される光ディスク記録媒体に関する。
光ディスク記録媒体の面は平坦であることが要求される。平坦な面を有する光ディスク記録媒体を製造するために、さまざまな方法が知られている。
特許文献1は、光透過層をスピンコート法により形成した光記録媒体を開示する。光記録媒体の基板の外周部には、基板の厚さが半径方向外側に向かうに従って徐々に薄くなるように傾斜する傾斜面が形成される。これにより、従来のスピンコート法による樹脂コーティングを行う際に不可避的に存在していた盛り上がり部が外周部の傾斜面によって吸収され、光透過層の情報記録領域の表面より上側に突出してくることがない。
特開2003−067990号公報
記録再生装置と、複数の光ディスクと、複数の光ディスクのうちのいずれかを取り出して記録再生装置まで移動させる搬送装置とを備えた光ディスクライブラリ装置が知られている。このような光ディスクライブラリ装置では、筐体の寸法を増大させることなくより多くのデータを格納するために、例えば、光ディスク間の距離をなるべく小さくするように、複数の光ディスクは積み重ねて収納される。しかしながら、平坦な面を有する複数の光ディスクを積み重ね、互いに密着させた場合、光ディスクが互いに張り付き、単独の光ディスクを容易に取り出すことができなくなる。
本開示は、他の少なくとも1つの光ディスク記録媒体と積み重ねたときの張り付きを低減できる光ディスク記録媒体を提供する。
本開示にかかる光ディスク記録媒体は、円盤形状の基板と、基板の少なくとも一方の面に形成された少なくとも1つの記録層と、基板及び記録層の上に形成されたカバー層とを備える。カバー層は、基板の中心から第1の半径を有する円の内部において、基板の表面を基準として第1の厚さを有する。カバー層は、基板の中心から第1の半径よりも長い第2の半径を有する円周上において、基板の表面を基準として第1の厚さより大きい第2の厚さを有する。カバー層は、基板の中心から第1の半径よりも長く第2の半径よりも短い第3の半径を有する円周上において、基板の表面を基準として第1の厚さより小さい第3の厚さを有する。
本開示における光ディスク記録媒体によれば、他の少なくとも1つの光ディスク記録媒体と積み重ねたときの張り付きを低減できる。
実施の形態1にかかる光ディスク100の断面図である。 図1の光ディスク100の外周端近傍の断面図である。 実施の形態1の第1の変形例にかかる光ディスク100Aの断面図である。 実施の形態1の第2の変形例にかかる光ディスク100Bの外周端近傍の断面図である。 実施の形態1の第3の変形例にかかる光ディスク100Cの外周端近傍の断面図である。 第1の従来技術にかかる光ディスク200の外周端近傍の断面図である。 第2の従来技術にかかる光ディスク200Aの外周端近傍の断面図である。 第3の従来技術にかかる光ディスク200Bの外周端近傍の断面図である。 従来技術にかかる光ディスク200−1,200−2を積み重ねた状態を示す外周端近傍の断面図である。 実施の形態にかかる光ディスク100−1,100−2を積み重ねた状態を示す外周端近傍の断面図である。 実施の形態2にかかる光ディスク100Dの断面図である。 実施の形態1にかかる光ディスクの製造工程の第1のステップを示す断面図である。 実施の形態1にかかる光ディスクの製造工程の第2のステップを示す外周端近傍の断面図である。 実施の形態1にかかる光ディスクの製造工程の第3のステップを示す外周端近傍の断面図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
図面は光ディスク記録媒体の断面図で示す。理解を容易にするため、特に記録媒体の外周部近傍を拡大し抽出した図で示している。
なお、発明者らは当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するものであって、これらによって、特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図10を参照しながら実施の形態1にかかる光ディスクについて説明する。
図1は、実施の形態1にかかる光ディスク100の断面図である。図2は、図1の光ディスク100の外周端近傍の断面図である。光ディスク100は少なくとも、円盤形状の基板101と、基板101の少なくとも一方の面に形成された少なくとも1つの記録層110と、基板101及び記録層110の上に形成されたカバー層102とを備える。図1の例では、1つの記録層110及びカバー層102が基板101の一方の面に設けられる。
光ディスク100は、記録層110の全領域のうちで情報を記録するために使用可能な領域を含む記録領域A1と、記録領域A1よりも半径方向の外側にある外周領域A2と、記録領域A1よりも半径方向の内側にある内周領域A3とを有する。
カバー層102は、基板101の中心から第1の半径r1を有する円の内部、かつ、基板101の中心から第1の半径r1よりも小さい半径r0を有する円の外部において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1を有する。半径r1を有する円は記録領域の外周であり、半径r0を有する円は記録領域の内周である。言い換えると、カバー層102は、記録層110の全領域のうちで情報を記録するために使用可能な領域の上において(すなわち、基板101の記録領域A1の上において)、基板101の表面を基準として第1の厚さd1を有し、実質的に平坦に形成される。
さらに、カバー層102は、基板101の中心から第1の半径r1よりも長い第2の半径r2を有する円周上において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1より大きい第2の厚さd2を有する。本明細書において、半径r2を有する円周上の厚さd2を有する部分及びその近傍を「外周側リブ103」という。外周側リブ103は、例えば環状に形成される。
さらに、カバー層102は、基板101の中心から第1の半径r1よりも長く第2の半径r2よりも短い第3の半径r3を有する円周上において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1より小さい第3の厚さd3を有する。本明細書において、半径r3を有する円周上の厚さd3を有する部分及びその近傍を「凹部104」という。凹部104は、例えば環状に形成される。
基板101は、所定の厚み及び円盤形状を有し、中心穴107を有する。本明細書において、基板101の各面を「円盤面」ともいう。基板101は、ポリカーボネート等の透明な熱可塑性樹脂を射出成形することによって形成される。カバー層102は、紫外線硬化性樹脂を用い、例えばスピンコート法によって基板101の円盤面上に形成される。また、外周側リブ103と凹部104とは、実施の形態1においては、カバー層102と同一材料により一体で形成している。
外周側リブ103は、記録領域A1におけるカバー層102の表面よりも基板101の円盤面の法線方向に突出するように、外周領域A2に設けられる。凹部104は、記録領域A1におけるカバー層102の表面よりも基板101の円盤面の法線方向において低くなるように、円盤面上の半径方向において記録領域A1と外周側リブ103との間に設けられる。
光ディスク100は、例えば、Blu−ray(登録商標)ディスクである。光ディスク100は、それに限らず、円盤形状の基板と、基板の少なくとも一方の面に形成された少なくとも1つの記録層と、基板及び記録層の上に形成されたカバー層とを備える他の任意の光ディスク記録媒体であってもよい。
図3は、実施の形態1の第1の変形例にかかる光ディスク100Aの断面図である。外周側リブ103及び凹部104は、図1に示すように記録層が形成されない領域に設けられることに限定されず、記録層の上に設けられてもよい。図3の光ディスク100Aは、図1の光ディスク100の記録層110に代えて、図1の記録層110よりも光ディスク100Aの外周端まで広がって形成された記録層110Aを備える。図3のように形成された記録層110Aであっても、そのすべての領域が情報を記録するために使用されるわけではない。光ディスクの仕様によって、記録層110Aの全領域のうちで情報を記録するために使用可能な領域は、基板101の中心から所定半径(例えば、図1の半径r1)内に決められている。図3において、記録領域A1が、図1と同様に、記録層110Aの全領域のうちで情報を記録するために使用可能な領域である。外周側リブ103及び凹部104は、図1と同様に、記録領域A1よりも半径方向の外側にある外周領域A2に設けられる。
図4は、実施の形態1の第2の変形例にかかる光ディスク100Bの外周端近傍の断面図である。光ディスクは、基板の少なくとも一方の面において、少なくとも1つの中間層を挟んで積層された複数の記録層を備える多層型光ディスクであってもよい。例えば、多層型光ディスクは、3つの記録層を含む、いわゆる3層型光ディスクであってもよい。図4の光ディスク100Bは、基板101の一方の面において、中間層121,122を挟んで積層された記録層111〜113を備える。中間層121,122によって、記録層111〜113は互いに分離される。本明細書において、記録層111〜113及び中間層121,122をまとめて、「積層記録層110B」という。
図4に示すように、カバー層102の表面に、傷つき防止のためのハードコート層105を形成してもよい。
図5は、実施の形態1の第3の変形例にかかる光ディスク100Cの外周端近傍の断面図である。光ディスクは、基板の両面にそれぞれ形成された記録層及びカバー層を備え、両面の記録層に情報の記録及び再生を行う両面型光ディスクであってもよい。図5の光ディスク100Cは、図4の光ディスク100Bと同様に構成された2つのディスク部分を備え、これらのディスク部分におけるカバー層を形成していない面同士を対向させて接着剤106により張りあわせて構成される。光ディスク100Cの上側のディスク部分は、基板101a、カバー層102a、外周側リブ103a、凹部104a、ハードコート層105a、及び積層記録層110Baを備える。光ディスク100Cの下側のディスク部分は、基板101b、カバー層102b、外周側リブ103b、凹部104b、ハードコート層105b、及び積層記録層110Bbを備える。光ディスク100Cのこれらの構成要素は、図4の光ディスク100Bの対応する構成要素と同様に構成される。
両面型光ディスクは、図4の光ディスク100Bと同様に構成されたディスク部分に限らず、図1の光ディスク100又は図3の光ディスク100Aと同様に構成されたディスク部分を備えてもよい。
また、両面型光ディスクにおいては、一方の面のみに外周側リブを設けてもよく、両方の面に外周側リブを設けてもよい。
ここで、従来技術に係る光ディスクについて説明する。
図6は、第1の従来技術にかかる光ディスク200の外周端近傍の断面図である。光ディスク200は、基板201、カバー層202、及び記録層210を備える。図6は、基板201の上のカバー層202に外周側リブ及び凹部がなく、カバー層202表面が実質的に平坦に形成されている例を示す。
図7は、第2の従来技術にかかる光ディスク200Aの外周端近傍の断面図である。光ディスク200Aは、製造工程中におけるカバー層202の材料の変形に起因して、基板201の上のカバー層202の外周端近傍においてわずかに低い盛り上がり203を備える。図7は、盛り上がり203があるものの、盛り上がり203の内周側に凹部が形成されていない例を示す。
図8は、第3の従来技術にかかる光ディスク200Bの外周端近傍の断面図である。光ディスク200Bは、基板201の厚さが半径方向外側に向かうに従って徐々に薄くなるように傾斜する傾斜面220を備え、そのカバー層202は、基板201の傾斜面220に沿って折れ曲がるように形成される。これにより、製造工程中におけるカバー層202の材料の変形に起因して盛り上がり203が生じても、盛り上がり203の先端は、記録層210の上のカバー層202の表面よりも基板201の円盤面の法線方向に突出することはない。これにより、盛り上がり203が突出しない平坦な光ディスク200Bを製造することができる。また、基板201の傾斜面220に沿ってカバー層202が折れ曲がるので、盛り上がり203の内側に凹部204が形成される。
ここで光ディスクの使用形態の観点から、従来技術にかかる光ディスクの課題について説明する。
データセンターにおいて、長期保存を行う必要があるコールドデータの保管又はバックアップといった用途で、多数の大容量の光ディスクを使用することがある。この場合、膨大な数の光ディスクをできるだけコンパクトに保管するためには、光ディスクは隙間をあけることなく積み重ねられる。
図9は、従来技術にかかる光ディスク200−1,200−2を積み重ねた状態を示す外周端近傍の断面図である。光ディスク200−1,200−2はそれぞれ、図6の光ディスク200と同様に構成される。光ディスク200−1は、基板201−1、カバー層202−1、及び記録層210−1を備える。光ディスク200−2は、基板201−2、カバー層202−2、及び記録層210−2を備える。
光ディスクのカバー層の表面は、記録再生光を乱すことなく安定にデータの記録再生を行う観点から、非常に平滑性が高く形成されている。光ディスクを積み重ねて保管する場合、その平滑性の高さゆえに光ディスク同士が張り付いてしまい、容易に分離することができない場合がある。特に大容量の両面型光ディスクを用いる場合、カバー層の表面同士を密着させて積み重ねることになるので、光ディスクが張り付いてしまう傾向はより顕著になる。
このような場合、積み重ねて保管した光ディスクのうちのいずれかを取り出して記録又は再生しようとしても、1枚の光ディスクを取り出すことができず、記録再生装置に大きなトラブルを起こすことが想定される。
発明者らの検討により、上記したように光ディスクを積み重ねた際の張り付きは、カバー層の表面の平滑性の高さゆえの課題であることがわかった。カバー層の表面の平滑性を下げれば光ディスクの張り付きは緩和されることになるが、記録再生光が散乱されるといった副作用のほうが大きいので、平滑性を下げることはできない。また、光ディスクの外周部に図7のような盛り上がり(リブ又は突起)を設けることが考えられるが、光ディスクの張り付きを緩和するために十分な高さの盛り上がりを設けると、既存の記録再生装置では、そのピックアップが盛り上がりに衝突することがある。
そこで、実施の形態1にかかる光ディスク100は、記録領域A1におけるカバー層102の表面よりも突出した外周側リブ103と、記録領域A1におけるカバー層102の表面よりも低い凹部104とを備える。
図10は、実施の形態にかかる光ディスク100−1,100−2を積み重ねた状態を示す外周端近傍の断面図である。光ディスク100−1,100−2はそれぞれ、図1の光ディスク100と同様に構成される。光ディスク100−1は、基板101−1、カバー層102−1、外周側リブ103−1、凹部104−1、及び記録層110−1を備える。光ディスク100−2は、基板101−2、カバー層102−2、外周側リブ103−2、凹部104−2、及び記録層110−2を備える。
図9及び図10は、カバー層同士が接触するように光ディスクを積み重ねた場合の、外周側リブ及び凹部の有無による比較を示す。図10の光ディスク100−1,100−2では、外周領域A2に外周側リブ103−1,103−2を設けることによって、光ディスク100−1,100−2を積み重ねた際に密着するカバー層102−1,102−2の面積を小さくすることができる。従って、光ディスク100−1,100−2の張り付きを緩和し、容易に光ディスク同士を分離することができる。
外周側リブ103が高いほど光ディスクの張り付きの解消には効果的であるが、外周側リブ103を過度に高くすると、外周側リブ103が記録領域A1の外に存在していても、記録再生装置のピックアップヘッドとの衝突が発生する。記録領域A1におけるカバー層102の表面に対する外周側リブ103の高さ(すなわち、d2−d1)の許容される最大値は、光ディスクの持つ反りの周内変動量、ピックアップヘッドの性能及び形状に依存する。この許容される最大値は、Blu−rayディスクでおおよそ120μmである。また、この許容される最大値は、将来の高密度化のためにピックアップヘッドのレンズの開口数が大きくなり、ピックアップヘッドと光ディスクとの作動距離が近くなる可能性まで考慮すると、80μm程度であると考えられる。
光ディスクの張り付きの強さは、積み重ねて保管する光ディスクの枚数、保管中において円盤面に垂直な方向からかかる圧力、保管の際の湿度等に依存する。従って、80μm程度の高さの外周側リブでは、光ディスクの張り付きを解消するためのマージンが十分ではない場合も想定される。
そこで、本開示では、外周側リブ103を形成するとともにさらに、外周側リブ103の内周側に凹部104を形成する。凹部104を設けることによって、記録領域A1におけるカバー層102の表面に対する外周側リブ103の高さを実際に増大させることなく、外周側リブ103の高さを増大させる場合と同様に光ディスク同士の張り付きを緩和する効果を得られる。さらに、光ディスクを積み重ねたことにより光ディスクが互いに密着したとしても、凹部104があることで密着する面積が減少し、光ディスクを互いに分離することが容易になる。
光ディスクは、例えば、外径おおよそ120mm、内径おおよそ15mm、厚さおおよそ1.1〜1.5mmを有し、その記録領域A1の外周は半径r1=58.5mmを有してもよい。これによって、従来のCD、DVD、Blu−rayディスクとの互換性が高くなる。この場合、外周側リブ及び凹部は、例えば、光ディスクの中心から半径58.5mmの位置よりも外周側に形成されてもよい。これによって、外周側リブ及び凹部は記録領域A1に干渉しにくくなり、記録再生光へ影響しにくくなる。
カバー層102は、記録領域A1の上において平均して、例えば第1の厚さd1=95〜105μmを有してもよい。第1の厚さd1は、記録領域A1の上において、例えば±2μmの公差を有してもよい。記録領域A1におけるカバー層102の表面に対する外周側リブ103の高さ(すなわち、d2−d1)は、外周側リブ103とピックアップヘッドとの衝突を回避するため、半径r2を有する円周上において平均して、例えば約40μm〜約120μmの範囲のうちのいずれかの値に設定されてもよい。また、外周側リブ103の高さは、半径r2を有する円周上において平均して、例えば約60μm〜約80μmの範囲のうちのいずれかの値に設定されてもよい。外周側リブ103の高さは、半径r2を有する円周上において、例えば±20μmの公差を有してもよい。記録領域A1におけるカバー層102の表面に対する凹部104の深さ(すなわち、d1−d3)は、半径r3を有する円周上において平均して、例えば約10〜20μmに設定されてもよい。凹部104の深さは、半径r3を有する円周上において、例えば±20μmの公差を有してもよい(ただし、記録領域A1におけるカバー層102の表面よりも突出しない)。凹部104の深さは、外周側リブ103の高さと連動して変化してもよい。いずれにしても、外周側リブ103は、記録領域A1におけるカバー層102の表面よりも突出するように形成され(d2>d1)、凹部104は、記録領域A1におけるカバー層102の表面よりも低く形成される(d1>d3)。
図10では、片面に1つの記録層110−1,110−2をそれぞれ有する2つの光ディスク100−1,100−2を、それらの記録層110−1,110−2が互いに対向するように積層する場合を示した。しかしながら、片面に記録層をそれぞれ有する複数の光ディスクを、記録層を有する面と記録層をもたない面とが互いに対向するように積層しても、図10の例と同様の効果が得られる。また、両面に記録層をそれぞれ有する複数の光ディスクを積層しても、図10の例と同様の効果が得られる。
図7及び図8に示す従来技術にかかる光ディスク200A,200Bでは、以下の理由により、光ディスクの張り付きを解消することはできない。まず、図7の光ディスク200Aでは、リブに相当する盛り上がり203の高さが十分ではなく、リブの内側の凹部が存在しない。また、図8の光ディスク200Bでは、リブに相当する盛り上がりの先端が記録層210の上のカバー層202の表面よりも突出しないように形成されている。さらに、図8の光ディスク200Bでは、凹部204は基板201の変形に沿っているだけであり、実際は、カバー層202の厚さは凹部204とその周辺とで同じである。従って、図8の光ディスク200Bは、凹部204を備えていても、実施の形態1にかかる光ディスクのような性能を発揮することができない。
実施の形態1にかかる光ディスク記録媒体の構成及び効果は、以下の通りである。
実施の形態1にかかる光ディスク100は、円盤形状の基板101と、基板101の少なくとも一方の面に形成された少なくとも1つの記録層110と、基板101及び記録層110の上に形成されたカバー層102とを備える。カバー層102は、基板101の中心から第1の半径r1を有する円の内部において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1を有する。カバー層102は、基板101の中心から第1の半径r1よりも長い第2の半径r2を有する円周上において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1より大きい第2の厚さd2を有する。カバー層102は、基板101の中心から第1の半径r1よりも長く第2の半径r2よりも短い第3の半径r3を有する円周上において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1より小さい第3の厚さd3を有する。
このような構成により、光ディスクを積み重ねて保管する場合に光ディスク同士の張り付きを緩和もしくは解消するとともに、張り付いた場合でも光ディスク同士を容易に分離することが可能である。
実施の形態1にかかる光ディスク100によれば、カバー層102は、記録層110の全領域のうちで情報を記録するために使用可能な領域の上において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1を有する。
これにより、記録領域における情報の記録及び再生に影響することなく、外周側リブ及び凹部を設けることができる。
実施の形態1にかかる光ディスク100によれば、第2の厚さd2と第1の厚さd1との差は120μm以下である。
これにより、記録再生装置のピックアップヘッドとの衝突を生じることなく、外周側リブ103を設けることができる。
実施の形態1にかかる光ディスク100は、基板101の少なくとも一方の面において、少なくとも1つの中間層121,122を挟んで積層された複数の記録層111〜113を備える。
実施の形態1にかかる光ディスク100は、基板101の両面にそれぞれ形成された記録層110及びカバー層102を備える。
これにより、光ディスクの容量を増大することができる。
(実施の形態2)
図11は、実施の形態2にかかる光ディスク100Dの断面図である。光ディスク100Dは、基板101の中心から第1の半径r1よりも短い第4の半径r4を有する円周上において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1より大きい第4の高さd4を有する円周形状のリブ108を備える。本明細書において、半径r4を有する円周上の高さd4を有する部分及びその近傍を「内周側リブ108」という。光ディスク100Dの他の部分は、図1の光ディスク100と同様に構成される。
図11のように、光ディスク100Dが外周側リブ103に加えて内周側リブ108を備えることによって、光ディスク同士の張り付きを緩和又は防止する性能を実施の形態1に比較してさらに向上させることができる。
記録領域A1におけるカバー層102の表面に対する外周側リブ103の高さ及び内周側リブ108の高さは、同じであっても、異なっていてもよい。光ディスクを積み重ねて保存する際の負荷のかかり方を考慮して、外周側リブ103の高さ及び内周側リブ108の高さはおおよそ同じに設定されてもよい。例えば、記録領域A1におけるカバー層102の表面に対する外周側リブ103の高さは約70μmに設定され、記録領域A1におけるカバー層102の表面に対する内周側リブ108の高さは約65μmに設定されてもよい。
実施の形態2にかかる光ディスク記録媒体の構成及び効果は、以下の通りである。
実施の形態2にかかる光ディスク100Dは、基板101の中心から第1の半径r1よりも短い第4の半径r4を有する円周上において、基板101の表面を基準として第1の厚さd1より大きい第4の高さd4を有する円周形状のリブ108をさらに備える。
これにより、実施の形態1の場合よりも確実に、光ディスクを積み重ねて保管する場合に光ディスク同士の張り付きを緩和もしくは解消するとともに、張り付いた場合でも光ディスク同士を容易に分離することが可能である。
(実施の形態にかかる光ディスクの製造方法)
以下、本実施の形態にかかる光ディスクの製造方法について説明する。
光ディスクを製造する工程は、複数のステップにまたがっているので、それぞれのステップについて、図を用いて説明する。
図12は、実施の形態1にかかる光ディスクの製造工程の第1のステップを示す断面図である。図12に示すように、基板101の中心穴107にセンターキャップ161を設置し、センターキャップ161上に紫外線硬化性樹脂162を滴下し、スピンコート法によって紫外線硬化性樹脂162を外周側に向けて延伸する。スピンコートの回転速度および回転時間は、所望のカバー層厚みになるように選択する。基板101には予め記録層110が形成されている。それに代わって、基板101には予め複数の記録層と少なくとも1つの中間層が形成されていてもよい。
図13は、実施の形態1にかかる光ディスクの製造工程の第2のステップを示す外周端近傍の断面図である。図12のステップに続いて、記録層110の全領域のうちで情報を記録するために使用可能な領域を含む記録領域A1の上において、紫外線硬化性樹脂162に紫外線163を照射して、硬化された紫外線硬化性樹脂162aを形成する。この際に、外周側リブ103および凹部104となる部分を遮光マスク164を用いて遮光し、未硬化もしくは弱く硬化された状態(未硬化の紫外線硬化性樹脂162b)にする。紫外線硬化性樹脂162に紫外線163を照射する際に基板101の回転を完全に止めてしまうと記録領域A1のカバー層102の厚みにムラが発生する場合があるので、回転させながら紫外線163を照射して紫外線硬化性樹脂162を硬化させてもよい。ただし、基板101の回転が速すぎると未硬化の紫外線硬化性樹脂162bが基板101の外側へ飛散してしまう恐れがあるので、紫外線硬化性樹脂162の粘度に基づいて回転速度を選択してもよい。
図14は、実施の形態1にかかる光ディスクの製造工程の第3のステップを示す外周端近傍の断面図である。図13のステップの次に、外周側リブ103及び凹部104が所望の高さ及び深さに形成されるように基板101を回転させる。概して、基板101の回転速度を上げると凹部104が深くなり、基板101の回転速度を下げると凹部が浅くなる。基板101の回転を維持したまま図13の遮光マスク164を除去して、図13のステップで遮光していた未硬化の紫外線硬化性樹脂162bに紫外線163を照射して硬化させ、外周側リブ103および凹部104を形成する。紫外線硬化性樹脂162の粘度に合わせて基板101の回転速度及び加減速時間を設定することにより、外周側リブ103の高さと凹部104の深さをある程度調整することができ、最適な性能を有する外周側リブ103及び凹部104の形成が可能である。
図12〜図14の製造方法によれば、基板101を変形させるなどの複雑なプロセスが不要である。
光ディスクの表面の硬度をさらに上げるためにハードコート層を形成してもよい。ハードコート層によって光ディスクの表面の硬度が上がることにより、光ディスクを積み重ねた際の張り付きをさらに緩和することも可能である。
さらには、図12〜図14の製造方法とは異なる製造方法で外周側リブ103及び凹部104を形成してもよい。例えば、ドーナツ形状の外周側リブを別途形成してから基板101に張り付けてもよい。また、外周側リブ103の内周側を切削することにより凹部104を形成してもよい。これらの方法でも、光ディスク同士の張り付きの緩和、張り付いた場合の容易な分離などの同様の効果を得ることができる。
図12〜図14を参照して実施の形態1にかかる光ディスク100の製造方法について説明したが、実施の形態2にかかる光ディスク100Dも同様に製造される。光ディスク100Dの内周側リブ108は、カバー層102を形成する前に、基板101と一体的に予め形成されてもよく、ドーナツ形状の内周側リブ108を別途形成してから基板101に張り付けてもよい。光ディスク100Dの他の部分は、図12〜図14の製造方法を用いて形成されてもよい。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。また、上記実施形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の光ディスク記録媒体は、光ディスクを積み重ねて保管する場合の光ディスク同士の張り付きの緩和又は防止を可能にし、また、張り付いた場合の容易な分離を可能とする。従って、特にデータセンター等での長期保存が求められる用途への応用が可能である。
本開示の光ディスク記録媒体は、特に、大容量を有する両面型の光ディスク記録媒体に適用可能である。
100、100−1、100−2、100A〜100D 光ディスク
101、101−1、101−2、101a、101b 基板
102、102−1、102−2、102a、102b カバー層
103、103−1、103−2、103a、103b 外周側リブ
104、104−1、104−2、104a、104b 凹部
105、105a、105b ハードコート層
106 接着剤
107 中心穴
108 内周側リブ
110、110−1、110−2、110A、111、112、113 記録層
110B、110Ba、110Bb 積層記録層
121、122 中間層
161 センターキャップ
162 紫外線硬化性樹脂
162a 硬化された紫外線硬化性樹脂
162b 未硬化の紫外線硬化性樹脂
163 紫外線
164 遮光マスク
200、200−1、200−2、200A、200B 光ディスク
201、201−1、201−2 基板
202、202−1、202−2 カバー層
203 盛り上がり
204 凹部
210、210−1、210−2 記録層
220 傾斜面
A1 記録領域
A2 外周領域
A3 内周領域

Claims (6)

  1. 円盤形状の基板と、
    前記基板の少なくとも一方の面に形成された少なくとも1つの記録層と、
    前記基板及び前記記録層の上に形成されたカバー層とを備える光ディスク記録媒体において、
    前記カバー層は、
    前記基板の中心から第1の半径を有する円の内部において、前記基板の表面を基準として第1の厚さを有し、
    前記基板の中心から前記第1の半径よりも長い第2の半径を有する円周上において、前記基板の表面を基準として前記第1の厚さより大きい第2の厚さを有し、
    前記基板の中心から前記第1の半径よりも長く前記第2の半径よりも短い第3の半径を有する円周上において、前記基板の表面を基準として前記第1の厚さより小さい第3の厚さを有する、
    光ディスク記録媒体。
  2. 前記カバー層は、前記記録層の全領域のうちで情報を記録するために使用可能な領域の上において、前記基板の表面を基準として前記第1の厚さを有する、
    請求項1記載の光ディスク記録媒体。
  3. 前記第2の厚さと前記第1の厚さとの差は120μm以下である、
    請求項1又は2記載の光ディスク記録媒体。
  4. 前記基板の中心から前記第1の半径よりも短い第4の半径を有する円周上において、前記基板の表面を基準として前記第1の厚さより大きい第4の高さを有する円周形状のリブをさらに備える、
    請求項1〜3のうちの1つに記載の光ディスク記録媒体。
  5. 前記基板の少なくとも一方の面において、少なくとも1つの中間層を挟んで積層された複数の記録層を備える、
    請求項1〜4のうちの1つに記載の光ディスク記録媒体。
  6. 前記基板の両面にそれぞれ形成された記録層及びカバー層を備える、
    請求項1〜5のうちの1つに記載の光ディスク記録媒体。
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