JP2005063542A - 光ディスク媒体、ターンテーブル及び光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図7
Description
そして、この光ディスク媒体は、一般的には、センターホールによってターンテーブル上のセンターリング用凸部の外周に挿入してチャッキングさせて回転駆動し、光ビームや光磁気によってデータ記録層にデータを記録及び/又は再生するようになされている。
本発明の光ディスク媒体1は、CDやDVDに代表されるような光ビームによってデータの再生(読み取り)を行うものである。しかし、MO等の光磁気方式によってデータの記録及び/又は再生(読み取り)を行うものを否定するものではない。そして、この光ディスク媒体1の詳細は後述するが、光ディスク媒体1のディスク基板には磁性体で構成された金属基板が使用されている。なお、一般的な光ディスク媒体のディスク基板はPC(ポリカーボネート)である。
そして、このターンテーブル3には厚み方向にN極、S極が着磁されていて、その磁力MFによって光ディスク媒体1がターンテーブル3のディスク載置面3a上に吸着(固定)されるように構成されている。
この際、本発明の光ディスク媒体1は、一般的な光ディスク媒体と異なり、詳細を後述するように、センターホールが形成されておらず、光ディスク媒体1の外周から中心に至るまでの広範囲に亘ってデータが記録されているので、この光ピックアップ4はその光ディスク媒体1の半径方向(矢印Aa、b方向)に外周から中心までの広範囲に亘ってアクセスしながらデータを読み取る。
その際、光ディスク媒体1の下面側全体にターンテーブル3が存在しているので、この光ピックアップ4は光ディスク媒体1のターンテーブル3とは反対側である上方からデータの読み取ることになる。
そこで、この光ディスク媒体1のディスク基板は、薄い金属の円盤等の磁性を有する材料で構成された金属基板5で構成されている。この金属基板5には、例えば、厚みが0.5mm以下のSUS430(磁性を有するステンレス材料)を適用することができる。
この反射膜8は厚みが10〜20nm程度の薄膜であり、データ記録層7のピット形状を維持しつつ、前述した光ピックアップ4から照射されるレーザービームLBの反射膜として機能する。
そのために、金属基板5の表面に形成された絵・文字層6の絵や文字を反射膜8を通して視ることができるものである。
従って、光ピックアップ4によってレーザービームLBをデータ記録層7に照射し、その反射光を読み取る際に、フォーカスエラーの発生を小さくすることができ、データの読み取りを常に高精度に行うことができる。
従来の光ディスク媒体では、スピンドルモータにディスクを固定する際、センターリングを行うためのセンターホールが不可欠であった。
即ち、図6の(A)は、CDやDVD等のセンターホールが開口されている一般的な光ディスク媒体101を示したものであり、ディスク中心にセンターホール102が開口されているために、ディスク外周部103からディスク内周部にかけて形成されるデータ記録エリア107の内周側の直径を小さくすることができず、記録容量の拡大には限界がある。
また、従来の光ディスク装置では、一般的に、ターンテーブル3によって回転される光ディスク媒体1のデータ記録面を下向きにし、その光ディスク媒体1の下側から光ピックアップによってデータの読み取りを行っているために、データ記録エリア102の内側の直径を小さくしようとすると、光ピックアップがスピンドルモータと干渉することになり、やはり、記録容量の拡大には限界がある。
また、図7の(A)は、CDやDVD等のセンターホールが開口されている一般的な光ディスク媒体101を示したものであり、絵や文字等を描画・印刷によって形成する絵・文字層106がディスク中心に開口されるセンターホール102によって大幅に制限されてしまい、センターホール102部分を含むディスク占有面積全体を有効利用して、絵や文字等を大きく、効果的に表示することができない。
本発明のターンテーブル3は、磁石(ボンド磁石や燒結磁石等)により一体成形されており、それ自体がN極とS極が上下方向に着磁された磁力MFを持っている。他の特徴としては、ターンテーブル3の外径が光ディスク媒体1の外径よりも大きく、かつ、ディスク載置面3aの外周には光ディスク媒体1をセンターリングするための円筒状のリブ10が同心状に一体成形されている。図1に示したように、光ディスク媒体1はその外径がリブ10の内径に合うように位置決めされ、ディスク載置面3a上に磁力MFによって吸着される。光ディスク媒体1の外径とリブ10の内径は、各々の部品公差を考慮して100μm程度の隙間を持って設計されている。
つまり、図10に示すように、光ディスク媒体1は前述したように、カバーコート9をスピンコート法により形成している。スピンコート法は遠心力を使って膜を形成するが、どうしても光ディスク媒体1の最外周部だけは、表面張力の関係でUVレジンが溜まってしまい、膜が厚くなる盛り上り部15が形成されてしまう性質がある。この逃げ用の凹み12が無ければ、光ディスク媒体1をターンテーブル3のディスク載置面3aに吸着させた時に、盛り上り部15がディスク載置面3a上に乗り上ってしまい(干渉すること)、光ディスク媒体1の反りが却って大きくなってしまう可能性がある。
このような環状リブ1c、1dを光ディスク媒体1に形成しておけば、光ディスク媒体1を机上等へ不用意に載置するようなことがあってもカバーコート9や絵・文字層6等が傷つくことを未然に防止することができる。
本発明の光ディスク媒体は、光方式によってデータを記録及び/又は再生する光ディスクに限定されることなく、光磁気方式によってデータの記録及び/又は再生を行う光磁気ディスクにも適用可能である。
2 スピンドルモータ
2a モータ軸
3 ターンテーブル
3a ディスク載置面
4 光ピックアップ
6 絵・文字層
7 データ記録層
10 位置決め用リブ
11 面取り
12 凹み
14 切欠き
Claims (12)
- センターホールが無く、ディスクの外周からディスク中心の半径0.5mm以内までの広範囲のエリア内に絵や文字等を描画・印刷した絵・文字層が形成されている
ことを特徴とする光ディスク媒体。 - センターホールが無く、ディスクの外周からディスク中心の半径0.5mm以内までの広範囲のエリア内にデータ記録層が形成されている
ことを特徴とする光ディスク媒体。 - センターホールが無く、ディスクの外周からディスクの中心の半径0.5mm以内までの広範囲のエリア内にデータ記録層が形成され、
該データ記録層を透過して視ることができる絵や文字等が描画・印刷された印刷層であって、ディスクの外周からディスクの中心の半径0.5mm以内までの広範囲のエリア内に該印刷層が形成されている
ことを特徴とする光ディスク媒体。 - 少なくとも外周部分を除くディスク全体の厚みが均一に形成されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つの請求項に記載の光ディスク媒体。 - 少なくとも前記絵・文字層が存在する側の表面に光透過可能な保護層が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つの請求項に記載の光ディスク媒体。 - 外周部分又は内周部分の何れか1箇所の上面又は下面或いは上下両面に環状のリブが形成されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1つの請求項に記載の光ディスク媒体。 - 請求項1〜請求項6の何れか1つの請求項に記載の光ディスク媒体がディスク載置面上に装着されるターンテーブルにおいて、
該ディスク載置面の外周にディスク位置決め用リブが形成されている
ことを特徴とするターンテーブル。 - 前記ディスク位置決め用リブの内周面と上部水平面とのコーナーに面取りが施されている
ことを特徴とする請求項7に記載のターンテーブル。 - 前記ディスク位置決め用リブの高さが前記光ディスク媒体の厚み以下に形成されている
ことを特徴とする請求項7又は8に記載のターンテーブル。 - 前記ターンテーブルの外周には前記光ディスク媒体の外周の一部をつまんで脱着するための切欠きが形成されている
ことを特徴とする請求項7又は請求項8又は請求項9に記載のターンテーブル。 - 請求項1〜6の何れか1つの請求項に記載の光ディスク媒体が請求項7〜請求項10の何れか1つの請求項に記載のたターンテーブルに装着され、該ターンテーブルを回転駆動するスピンドルモータと、該ターンテーブルで回転駆動される前記光ディスク媒体にデータを記録及び/又は再生する光ピックアップとを備えた
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 前記光ピックアップは前記光ディスク媒体の外周から中心までの広範囲に亘ってデータの記録及び/又は再生する
ことを特徴とする請求項12に記載の光ディスク装置。
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JP2005063573A (ja) * | 2003-08-14 | 2005-03-10 | Sony Corp | 光ディスク媒体の製造方法 |
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2003
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