JP2017174237A - スケジュール案内装置、スケジュール案内方法、およびスケジュール案内プログラム - Google Patents

スケジュール案内装置、スケジュール案内方法、およびスケジュール案内プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設の効率的な運用を図ること。【解決手段】スケジュール案内装置101は、非接触センサ110により、非接触でユーザ識別情報を取得する。スケジュール案内装置101は、ユーザ識別情報を取得したことに応じて、当該ユーザ識別情報をスケジュール管理装置103に通知する。スケジュール案内装置101は、通知に応じてスケジュール管理装置103から、取得したユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を取得する。スケジュール案内装置101は、スケジュール管理装置103から取得したスケジュール情報であって、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を出力する。時間tは、非接触センサ110がユーザMのユーザ識別情報を取得した時間である。【選択図】図1

Description

本発明は、スケジュール案内装置、スケジュール案内方法、およびスケジュール案内プログラムに関する。
企業などの組織では、日々様々な目的で会議が行われている。会議は会議室で行われることが多い。一方、会議室の数は限られており、会議室を利用するには、原則として予約が必要となっているところが多い。ユーザは、例えば、会議室の予約状況を確認して、希望の日時に希望の会議室が空いていれば、その会議室の予約を行うことができる。
また、データセンタでは、数千〜数万規模のサーバが運用・管理されており、作業員による保守点検作業が頻繁に行われている。作業員は、例えば、予め決められた作業時間になると、データセンタ内の自分が担当する作業場所(例えば、ラック位置)へ行って各種作業を行う。
先行技術としては、例えば、ユーザの身体の各部分の状態を計測した結果に基づいて、ユーザの活動状態を同定し、同定した活動状態に基づいて、ユーザが必要とする情報を推定し、推定した情報を表示するものがある。また、センサにより検知された利用者の所定の行動に関する行動情報を蓄積し、蓄積した行動情報に基づいて、利用者の行動を予測し、利用者の行動予測情報を用いて、入力装置に入力された利用者の行動予定に関する情報を補完する技術がある。また、各無線リーダから出力される各認識情報信号に基づいて従業員が存在するスペースを認識し、従業員が存在する店舗内のスペースを時系列に記録してワーク状況データを作成し、ディスプレイに表示する技術がある。
特開2006−293535号公報 特開2011−070501号公報 特開2009−145980号公報
しかしながら、従来技術では、会議室やデータセンタなどの施設を効率的に運用することが難しい。例えば、従来技術では、ユーザが自身のスケジュールを確認するのに手間がかかる。このため、スケジュールの確認を怠って、会議の時間を間違ったり、会議の存在自体を見落としてしまう場合がある。会議への参加が遅れると、会議開始の遅れや会議の長時間化を招き、会議室の効率的な運用の妨げになる。
また、データセンタにおける作業員の場合、作業のスケジュールの確認を怠って、作業時間や作業場所を間違ったり、作業の存在自体を見落としたりしてしまうことがある。作業の開始が遅れると、サーバの運用・管理に支障をきたし、データセンタの効率的な運用の妨げになる。さらに、作業場所を間違うと、セキュリティ上好ましくなく、また、誤作動を引き起こす恐れがある。
一つの側面では、本発明は、施設の効率的な運用を図るスケジュール案内装置、スケジュール案内方法、およびスケジュール案内プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報を通知し、通知に応じて前記スケジュール管理装置から取得した前記ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報であって、前記非接触センサが前記ユーザ識別情報を取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報を出力するスケジュール案内装置、スケジュール案内方法、およびスケジュール案内プログラムが提案される。
また、本発明の一態様によれば、ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とを通知し、通知した前記ユーザ識別情報を前記非接触センサが取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報に含まれる場所が、通知した前記自装置の識別情報または設置位置に対応する場合に前記スケジュール管理装置により行われる前記場所の利用状況の更新に応じて、前記場所の利用状況が更新された旨の出力を行うスケジュール案内装置、スケジュール案内方法、およびスケジュール案内プログラムが提案される。
本発明の一側面によれば、施設の効率的な運用を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかるスケジュール案内方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、スケジュール案内システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、スケジュール管理装置103のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、第1のスケジュール案内装置#i等のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、スケジュール管理DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、利用状況管理DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、最寄り駅DB240の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、利用状況テーブル250の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、第1のスケジュール案内装置#iの機能的構成例を示すブロック図である。 図10は、入力画面の画面例を示す説明図である。 図11は、スケジュール画面の画面例を示す説明図である。 図12は、経路案内画面の画面例を示す説明図(その1)である。 図13は、経路案内画面の画面例を示す説明図(その2)である。 図14は、経路案内画面の画面例を示す説明図(その3)である。 図15は、第2のスケジュール案内装置$jの機能的構成例を示すブロック図である。 図16は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その1)である。 図17は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その2)である。 図18は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その3)である。 図19は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その4)である。 図20は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その5)である。 図21は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その6)である。 図22は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その7)である。 図23は、利用状況一覧画面の画面例を示す説明図である。 図24は、第1のスケジュール案内装置#iのスケジュール案内処理手順の一例を示すフローチャートである。 図25は、第2のスケジュール案内装置$jのスケジュール案内処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図26は、第2のスケジュール案内装置$jのスケジュール案内処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下に図面を参照して、本発明にかかるスケジュール案内装置、スケジュール案内方法、およびスケジュール案内プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかるスケジュール案内方法の一実施例を示す説明図である。図1において、スケジュール案内装置101は、非接触センサ110を有し、スケジュール情報を出力するコンピュータである。スケジュール案内装置101は、例えば、建物のエントランスや、各階のエレベータ前などの人通りの多いところに設置される。
非接触センサ110は、非接触でユーザ識別情報を取得するセンサである。ユーザ識別情報は、ユーザMを一意に識別する情報であり、例えば、ユーザID、パスワードなどを含む。ユーザMは、例えば、会社の社員やゲストである。ユーザ識別情報は、例えば、非接触型IC(Integrated Circuit)カード102に記憶される。
非接触型ICカード102は、カード内部にアンテナを内蔵し、電波を利用して各種データの送受信を行うICカードである。非接触型ICカード102は、例えば、社員証やゲストカードとして利用される。具体的には、例えば、非接触型ICカード102は、NFC(Near Field Communication)搭載のICカードである。NFCは、通信距離が10センチメートル程度の近距離無線通信技術である。
この場合、非接触センサ110は、NFCを利用した無線通信により、非接触型ICカード102からユーザ識別情報を取得する。非接触センサ110は、例えば、スケジュール案内装置101が有するディスプレイ120の背面側に配置される。これにより、ユーザMは、ディスプレイ120に非接触型ICカード102をかざすといった簡単な非接触操作を行うだけで、自身のユーザ識別情報をスケジュール案内装置101に入力することができる。
スケジュール情報は、ユーザMの行事や行動などの予定(スケジュール)を示す情報である。スケジュール情報は、例えば、時間情報や場所情報を含む。時間情報は、予定が行われる時間(例えば、日時)を示す。場所情報は、予定が行われる場所を示す。例えば、ユーザMが参加予定の会議を示すスケジュール情報には、会議が行われる時間を示す時間情報や、会議が行われる場所を示す場所情報が含まれる。また、例えば、ユーザMが行う予定の作業を示すスケジュール情報には、作業が行われる時間を示す情報や、作業が行われる場所を示す場所情報が含まれる。
ここで、ユーザMが自身のスケジュール情報を確認したい場合、例えば、自席のPC(Personal Computer)などで、自身のスケジュール情報を確認することができる。ところが、自席に戻ってPCを起動したり、スケジュール管理アプリを起動したりすることになり、スケジュール情報を確認するのに手間がかかる。
また、例えば、会議室フロアなどに設置された電子掲示板に、当日開催される予定の全会議の件名等を一覧表示することが考えられる。ところが、このような電子掲示板では、当日開催される予定の会議の件名は確認できるものの、ユーザM個人のスケジュール情報を確認することは難しい。
そこで、本実施の形態では、ユーザMが、非接触センサ110に非接触型ICカード102をかざすといった簡単な非接触操作を行うだけで、自身のスケジュール情報を確認することができるスケジュール案内方法について説明する。以下、スケジュール案内装置100の処理例について説明する。
(1)スケジュール案内装置101は、非接触センサ110により、非接触でユーザ識別情報を取得する。図1の例では、スケジュール案内装置101のディスプレイ120の背面側に、非接触センサ110が配置されている。この場合、ユーザMが非接触型ICカード102をディスプレイ120にかざすことにより、ユーザMのユーザ識別情報がスケジュール案内装置101に取得される。
(2)スケジュール案内装置101は、ユーザ識別情報を取得したことに応じて、当該ユーザ識別情報をスケジュール管理装置103に通知する。ここで、スケジュール管理装置103は、ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するコンピュータである。
(3)スケジュール案内装置101は、通知に応じてスケジュール管理装置103から、取得したユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を取得する。図1の例では、スケジュール案内装置101は、ユーザMのユーザ識別情報の通知に応じて、当該ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を取得する。
(4)スケジュール案内装置101は、スケジュール管理装置103から取得したスケジュール情報であって、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を出力する。ここで、時間tは、非接触センサ110がユーザMのユーザ識別情報を取得した時間であり、例えば、ユーザMが非接触型ICカード102をディスプレイ120にかざした時間に対応する。
時間tに対応するスケジュール情報は、予定が行われる時間に時間tを含むスケジュール情報である。予定が行われる時間は、スケジュール情報に含まれる時間情報から特定される。また、時間tに後続する直近のスケジュール情報は、時間t以降で予定が行われる時間が最初に到来するスケジュール情報である。
図1の例では、出力対象のスケジュール情報をスケジュール情報130とする。スケジュール情報130は、ユーザMが参加予定の会議を示すスケジュール情報であって、時間t以降で会議が行われる時間が最初に到来するスケジュール情報である。この場合、スケジュール案内装置101は、例えば、スケジュール情報130をディスプレイ120に表示する。
このように、スケジュール案内装置101によれば、非接触センサ110によりユーザ識別情報を取得したことに応じて、当該ユーザ識別情報を取得した時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を出力することができる。
これにより、ユーザMは、非接触センサ110に非接触型ICカード102をかざすといった簡単な非接触操作を行うだけで、自身の現在の予定または次の予定を示すスケジュール情報を確認することができる。このため、自席のPCなどでスケジュールを確認する場合に比べて、スケジュール情報の確認にかかる手間を削減することができる。
図1の例では、ユーザMは、非接触型ICカード102を非接触センサ110にかざすだけで、自身の次の予定を示すスケジュール情報130を確認することができる。これにより、ユーザMは、次の会議がいつどこで行われるのかを簡単に確認することができ、会議の時間を間違ったり、会議の存在自体を見落としたりして、会議への参加が遅れてしまうことを防ぐことができる。この結果、例えば、会議開始の遅れや会議の長時間化を防いで、会議室の効率的な運用を図ることができる。
また、ユーザMがデータセンタやサーバルームにおける作業員である場合を例に挙げると、ユーザMは、非接触型ICカード102を非接触センサ110にかざすだけで、次の作業をいつどこで行うのかを簡単に確認することができる。これにより、作業時間や作業場所を間違ったり、作業の存在自体を見落としたりして、作業の開始が遅れるのを防ぐことができる。この結果、例えば、サーバの運用・管理に支障が出るのを防いで、データセンタやサーバルームの効率的な運用を図ることができる。
なお、上述した説明では、ユーザ識別情報を非接触型ICカード102に記憶することにしたが、これに限らない。例えば、ユーザ識別情報は、NFC搭載のスマートフォンなどの情報処理端末に記憶されることにしてもよい。この場合、ユーザMは、スマートフォンなどを非接触センサ110にかざすだけで、自身のユーザ識別情報をスケジュール案内装置101に入力することができる。
(スケジュール案内システム200のシステム構成例)
つぎに、実施の形態にかかるスケジュール案内システム200について説明する。以下、図1に示したスケジュール案内装置101を、スケジュール案内システム200の第1のスケジュール案内装置#1〜#n(nは、2以上の自然数)に適用した場合について説明する。
図2は、スケジュール案内システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、スケジュール案内システム200は、スケジュール管理装置103と、第1のスケジュール案内装置#1〜#nと、第2のスケジュール案内装置$1〜$m(mは、2以上の自然数)と、を含む。スケジュール案内システム200において、スケジュール管理装置103、第1のスケジュール案内装置#1〜#nおよび第2のスケジュール案内装置$1〜$mは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
スケジュール管理装置103は、スケジュール管理DB(DataBase)220および利用状況管理DB230を有し、ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶する。スケジュール管理DB220および利用状況管理DB230の記憶内容については、図5および図6を用いて後述する。
第1のスケジュール案内装置#1〜#nは、最寄り駅DB240をそれぞれ有し、スケジュール情報を出力するコンピュータである。第1のスケジュール案内装置#1〜#nは、例えば、建物のエントランスや、各階のエレベータ前などの人通りの多いところに設置される。最寄り駅DB240の記憶内容については、図7を用いて後述する。
以下の説明では、第1のスケジュール案内装置#1〜#nのうちの任意の第1のスケジュール案内装置を「第1のスケジュール案内装置#i」と表記する場合がある(i=1,2,…,n)。
第2のスケジュール案内装置$1〜$mは、利用状況テーブル250をそれぞれ有し、施設の利用状況に関する情報を出力するコンピュータである。施設は、利用するのに原則として予約が必要となる施設であり、例えば、会議室、実験室、ホール、体育館などである。また、施設は、例えば、データセンタやサーバルームなどであってもよい。第2のスケジュール案内装置$1〜$mは、施設内(例えば、会議室の入り口付近)に設定される。利用状況テーブル250の記憶内容については、図8を用いて後述する。
以下の説明では、第2のスケジュール案内装置$1〜$mのうちの任意の第2のスケジュール案内装置を「第2のスケジュール案内装置$j」と表記する場合がある(j=1,2,…,m)。
(スケジュール管理装置103のハードウェア構成例)
図3は、スケジュール管理装置103のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、スケジュール管理装置103は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、スケジュール管理装置103の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した第1のスケジュール案内装置#1〜#n、第2のスケジュール案内装置$1〜$m)に接続される。I/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、スケジュール管理装置103は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(第1のスケジュール案内装置#i等のハードウェア構成例)
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iおよび第2のスケジュール案内装置$jのハードウェア構成例について説明する。ここでは、第1のスケジュール案内装置#iおよび第2のスケジュール案内装置$jを「第1のスケジュール案内装置#i等」と表記する。
図4は、第1のスケジュール案内装置#i等のハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、第1のスケジュール案内装置#i等は、CPU401と、メモリ402と、非接触センサ403と、人感センサ404と、I/F405と、ディスプレイ406と、入力装置407と、ディスクドライブ408と、ディスク409と、を有する。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、第1のスケジュール案内装置#i等の全体の制御を司る。メモリ402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
非接触センサ403は、非接触でユーザ識別情報を取得するセンサであり、ディスプレイ406の背面側に配置されている。ディスプレイ406にカードcdをかざすことで、非接触センサ403により、カードcdに記憶されたユーザのユーザ識別情報が取得される。
非接触センサ403としては、例えば、NFCリーダが用いられる。また、カードcdは、例えば、各ユーザが保持するNFC搭載のICカードであり、社員証やゲストカードとして利用される。非接触センサ403は、図1に示した非接触センサ110に対応する。カードcdは、図1に示した非接触型ICカード102に対応する。
人感センサ404は、人物を検出するセンサである。人感センサ404としては、例えば、赤外線、超音波、画像認識などを利用したものがある。具体的には、例えば、人感センサ404は、第1のスケジュール案内装置#i等の所定範囲(例えば、半径1mの範囲)内に進入した立った人物を検出する。
I/F405は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示したスケジュール管理装置103)に接続される。そして、I/F405は、ネットワーク210と自装置内部とのインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
ディスプレイ406は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ406としては、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。図1に示したディスプレイ120は、例えば、ディスプレイ406に対応する。
入力装置407は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置407は、例えば、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
ディスクドライブ408は、CPU401の制御に従ってディスク409に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク409は、ディスクドライブ408の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク409としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、第1のスケジュール案内装置#i等は、上述した構成部のほかに、例えば、電気信号を音声に変えるスピーカや、画像データや文書データを印刷するプリンタなどを有していてもよい。また、第1のスケジュール案内装置#i等は、上述した構成部のうち、例えば、人感センサ404、ディスクドライブ408、ディスク409を有さないことにしてもよい。
(スケジュール管理DB220の記憶内容)
つぎに、スケジュール管理装置103が有するスケジュール管理DB220の記憶内容について説明する。スケジュール管理DB220は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置により実現される。
図5は、スケジュール管理DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、スケジュール管理DB220は、ユーザID、氏名、件名、場所、装置ID、開始予定日時、終了予定日時、参加予定人数および参加予定者のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、スケジュール情報(例えば、スケジュール情報500−1,500−2)がレコードとして記憶される。
ここで、ユーザIDは、スケジュール案内システム200のユーザを一意に識別する識別子である。ユーザは、例えば、会社の社員やゲストである。氏名は、ユーザの氏名である。件名は、ユーザが行う予定(スケジュール)の件名である。予定としては、例えば、企業における会議や、データセンタ、サーバルームにおける作業などが挙げられる。場所は、予定が行われる場所である。場所としては、例えば、会議が行われる会議室や、作業が行われるデータセンタ内のラック位置などが挙げられる。
装置IDは、予定が行われる場所(施設)に設置された第2のスケジュール案内装置$jを一意に識別する識別子である。開始予定日時は、予定が開始される日時である。終了予定日時は、予定が終了する日時である。参加予定人数は、予定に参加する参加者の数である。予定が作業の場合、予定に参加する参加者は、作業に参加する作業者に相当する。参加予定者は、参加者の氏名およびユーザIDを示す。
なお、各ユーザのスケジュール情報は、例えば、各ユーザのPCやスマートフォンなどにおいて、スケジュール管理アプリを用いて登録することができる。
(利用状況管理DB230の記憶内容)
つぎに、スケジュール管理装置103が有する利用状況管理DB230の記憶内容について説明する。利用状況管理DB230は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置により実現される。
図6は、利用状況管理DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、利用状況管理DB230は、場所、件名、開始予定日時、終了予定日時および利用状況のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、利用状況管理情報(例えば、利用状況管理情報600−1,600−2)をレコードとして記憶する。
ここで、場所は、予定が行われる施設(例えば、会議室、データセンタ、サーバルームなど)を示す。場所フィールドには、例えば、予定が行われる施設の名称が設定される。件名は、予定の件名である。開始予定日時は、予定が開始される日時である。終了予定日時は、予定が終了する日時である。
利用状況は、予定が行われる場所の利用状況を示す。利用状況としては、例えば、「未使用」、「使用中」、「終了」のいずれかが設定される。利用状況「未使用」は、予定が行われる場所が使用されていないことを示す。利用状況「使用中」は、予定が行われる場所が使用されていることを示す。利用状況「終了」は、予定が行われる場所の使用が終了したことを示す。初期状態では、利用状況は「未使用」である。
また、例えば、予定が作業の場合には、利用状況「未使用」は、作業が行われる場所が使用されていない、すなわち、作業が開始されていないことを示す。利用状況「使用中」は、作業が行われる場所が使用されている、すなわち、作業中であることを示す。利用状況「終了」は、作業が行われる場所の使用が終了した、すなわち、作業が終了したことを示す。
なお、利用状況管理DB230には、例えば、図5に示したスケジュール管理DB220に新たなスケジュール情報が登録されると、その都度、当該スケジュール情報に対応する新たな利用状況管理情報が登録される。
(最寄り駅DB240の記憶内容)
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iが有する最寄り駅DB240の記憶内容について説明する。最寄り駅DB240は、例えば、図4に示したメモリ402、ディスク409などの記憶装置により実現される。
図7は、最寄り駅DB240の記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、最寄り駅DB240は、場所および最寄り駅のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、最寄り駅情報(例えば、最寄り駅情報700−1,700−2)をレコードとして記憶する。
ここで、場所は、会議などに利用可能な施設や作業が行われる施設などである。場所フィールドには、例えば、会議室やデータセンタ、サーバルームなどの施設の名称が設定される。最寄り駅は、場所(施設)から最も近いところにある駅の名称である。例えば、最寄り駅情報700−1は、場所「川崎研究所S601会議室」の最寄り駅「A駅」を示す。
(利用状況テーブル250の記憶内容)
つぎに、第2のスケジュール案内装置$jが有する利用状況テーブル250の記憶内容について説明する。利用状況テーブル250は、例えば、図4に示したメモリ402、ディスク409などの記憶装置により実現される。
図8は、利用状況テーブル250の記憶内容の一例を示す説明図である。図8において、利用状況テーブル250は、件名、開始予定日時、終了予定日時、利用状況および参加状況(参加予定者、参加人数、参加者)のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、利用状況情報(例えば、利用状況情報800−1,800−2)をレコードとして記憶する。
ここで、件名は、第2のスケジュール案内装置$jが設置された場所で行われる予定の件名である。開始予定日時は、予定が開始される日時である。終了予定日時は、予定が終了する日時である。利用状況は、予定が行われる場所の利用状況を示す。利用状況としては、例えば、「未使用」、「使用中」、「終了」のいずれかが設定される。初期状態では、利用状況は「未使用」である。
参加状況(参加予定者、参加人数、参加者)は、参加者の参加状況を示す。具体的には、参加状況(参加予定者)は、参加者の氏名およびユーザIDを示す。参加状況(参加人数)は、現在参加している参加者の数である。初期状態では、参加状況(参加人数)は「0」である。参加状況(参加者)は、現在参加している参加者の氏名およびユーザIDを示す。初期状態では、参加状況(参加者)は「−(Null)」である。
(第1のスケジュール案内装置#iの機能的構成例)
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iの機能的構成例について説明する。
図9は、第1のスケジュール案内装置#iの機能的構成例を示すブロック図である。図9において、第1のスケジュール案内装置#iは、取得部901と、通知部902と、出力部903と、を含む構成である。取得部901〜出力部903は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図4に示したメモリ402、ディスク409などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることにより、または、I/F405により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ402、ディスク409などの記憶装置に記憶される。
取得部901は、非接触センサ403により、非接触でユーザ識別情報を取得する。具体的には、例えば、取得部901は、非接触センサ403により、図4に示したディスプレイ406にかざされたカードcdからユーザのユーザ識別情報を取得する。
ここで、ユーザ識別情報は、ユーザを一意に識別する情報であり、例えば、ユーザID、パスワードおよびユーザ種別を含む。ユーザIDは、ユーザを一意に識別する識別子である。パスワードは、ユーザのパスワードである。ユーザ種別は、ユーザの種別を示す情報である。ユーザ種別としては、例えば、社員やゲストなどがある。
通知部902は、取得されたユーザ識別情報をスケジュール管理装置103に通知する。スケジュール管理装置103は、第1のスケジュール案内装置#iからユーザ識別情報が通知されると、例えば、スケジュール管理DB220(例えば、図5参照)から、通知されたユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を抽出する。
通知されたユーザ識別情報に対応するスケジュール情報とは、例えば、当該ユーザ識別情報に含まれるユーザIDが設定されたスケジュール情報である。そして、スケジュール管理装置103は、抽出したスケジュール情報を第1のスケジュール案内装置#iに送信する。
なお、スケジュール管理装置103は、通知されたユーザ識別情報に含まれるユーザIDおよびパスワードを用いて、ユーザの認証処理を行うことにしてもよい。そして、スケジュール管理装置103は、ユーザを認証した場合に、ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を抽出することにしてもよい。
また、取得部901は、スケジュール管理装置103からスケジュール情報を取得する。具体的には、例えば、取得部901は、取得したユーザ識別情報の通知に応じて、スケジュール管理装置103から当該ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を受信することにより、当該スケジュール情報を取得する。
出力部903は、ユーザ識別情報の通知に応じてスケジュール管理装置103から取得されたスケジュール情報であって、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を出力する。ここで、時間tは、非接触センサ403がユーザ識別情報を取得した時間であり、例えば、ユーザがカードcdをディスプレイ406にかざした時間に対応する。
時間tに対応するスケジュール情報は、予定が行われる時間に時間tを含むスケジュール情報である。予定が行われる時間は、例えば、スケジュール情報に含まれる開始予定日時から終了予定日時までの期間である。また、時間tに後続する直近のスケジュール情報は、例えば、時間t以降で開始予定日時が最初に到来するスケジュール情報である。
具体的には、例えば、出力部903は、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を含むスケジュール画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。スケジュール画面の画面例については、図11を用いて後述する。
なお、出力部903の出力形式としては、ディスプレイ406への表示のほかに、例えば、不図示のスピーカからの音声出力、不図示のプリンタへの印刷出力、I/F405による外部装置への送信などがある。
また、出力部903は、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促す出力を行うことにしてもよい。具体的には、例えば、出力部903は、図4に示した人感センサ404が人物を検知した場合に、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促す出力を行うことにしてもよい。
より具体的には、例えば、出力部903は、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージを含む入力画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージを含む入力画面の画面例については、図10を用いて後述する。
また、例えば、出力部903は、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージを含む入力画面をディスプレイ406に点滅表示することにしてもよい。また、例えば、出力部903は、人感センサ404が人物を検知したことに応じて、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージを、不図示のスピーカから音声出力することにしてもよい。
また、出力部903は、場所情報を含むスケジュール情報を出力する場合に、当該場所情報が示す場所への経路案内を出力することにしてもよい。ここで、経路案内とは、第1のスケジュール案内装置#iの設置位置から、場所情報が示す場所への経路を案内するための情報である。
具体的には、例えば、出力部903は、場所情報が示す場所が自装置と同一フロアであれば、自装置から当該場所への経路案内を出力することにしてもよい。また、例えば、出力部903は、場所情報が示す場所が自装置と異なるフロアであれば、自装置からエレベータ(または、階段)への経路案内を出力することにしてもよい。また、例えば、出力部903は、場所情報が示す場所が自装置と異なる建物であれば、自装置の建物から当該場所の建物への経路案内を出力することにしてもよい。
なお、各場所への経路案内の情報は、例えば、各場所と対応付けてメモリ402やディスク409などの記憶装置に記憶されている。
より具体的には、例えば、出力部903は、経路案内の表示指示を受け付けたことに応じて、スケジュール情報に含まれる場所への経路案内を含む経路案内画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。経路案内の表示指示は、例えば、後述の図11に示すスケジュール画面1100において、図4に示した入力装置407を用いてユーザの操作入力により行われる。経路案内画面の画面例については、図12を用いて後述する。
また、出力部903は、取得されたユーザ識別情報が属するユーザ種別に応じて、場所情報が示す場所への詳細度の異なる経路案内を出力することにしてもよい。具体的には、例えば、出力部903は、ユーザ識別情報に含まれるユーザ種別が「社員」の場合、スケジュール情報に含まれる場所への簡易的な経路案内を含む経路案内画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。
ここで、簡易的な経路案内とは、詳細な経路案内に比べて情報量が少ない経路案内であり、例えば、スケジュール情報に含まれる場所の大まかな位置を示す情報である。なお、簡易的な経路案内を含む経路案内画面の画面例については、図13を用いて後述する。
また、例えば、出力部903は、ユーザ識別情報に含まれるユーザ種別が「ゲスト」の場合には、スケジュール情報に含まれる場所への詳細な経路案内を含む経路案内画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。
ここで、詳細な経路案内とは、簡易的な経路案内に比べて情報量の多い経路案内であり、例えば、マップ上でスケジュール情報に含まれる場所への経路を示す情報である。なお、詳細な経路案内を含む経路案内画面の画面例については、図12を用いて後述する。
また、出力部903は、非接触センサ403の設置場所から場所情報が示す場所までの経路に含まれる交通機関を利用した経路案内を出力することにしてもよい。具体的には、例えば、出力部903は、図7に示した最寄り駅DB240を参照して、場所情報が示す場所に対応する最寄り駅を特定する。
つぎに、出力部903は、特定した最寄り駅が、非接触センサ403(第1のスケジュール案内装置#i)の設置場所に対応する最寄り駅と一致するか否かを判断する。なお、非接触センサ403の設置場所に対応する最寄り駅を特定する情報は、例えば、予めメモリ402やディスク409などの記憶装置に記憶されている。
ここで、最寄り駅が異なる場合、出力部903は、既存の経路探索サービスなどを利用して、非接触センサ403の設置場所に対応する最寄り駅から、場所情報が示す場所に対応する最寄り駅までの経路を探索する。この際、出発時刻を現在時刻から所定時間経過した時刻に設定することにしてもよい。所定時間は、例えば、非接触センサ403の設置場所から、当該設置場所に対応する最寄り駅に徒歩で移動するのにかかる所要時間を考慮して設定される。
そして、出力部903は、探索した経路に基づいて、交通機関を利用した経路案内を含む経路案内画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。交通機関を利用した経路案内を含む経路案内画面の画面例については、図14を用いて後述する。
(入力画面の画面例)
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iのディスプレイ406に表示される入力画面の画面例について説明する。
図10は、入力画面の画面例を示す説明図である。図10において、入力画面1000は、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージ1010を含む操作画面である。入力画面1000によれば、ディスプレイ406にカードcdをかざして、カードcdに記憶されたユーザ識別情報を非接触送信させることを促すことができる。
ユーザは、入力画面1000において、ディスプレイ406にカードcdをかざすことにより、カードcdに記憶された自身のユーザ識別情報を、第1のスケジュール案内装置#iに入力することができる。図10の例では、カードcdをかざすと、ユーザID「P1」のユーザP1(氏名:富士太郎)のユーザ識別情報が入力されて、ディスプレイ406の表示内容が、図11に示すスケジュール画面1100に遷移する。
(スケジュール画面の画面例)
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iのディスプレイ406に表示される入力画面の画面例について説明する。なお、以下の説明では、各種操作画面に対してユーザが行う操作としてタップ操作を例に挙げて説明する。
図11は、スケジュール画面の画面例を示す説明図である。図11において、スケジュール画面1100は、スケジュール情報1110を含む操作画面である。スケジュール情報1110は、図10に示した入力画面1000においてユーザP1がカードcdをディスプレイ406にかざした時間tに後続する直近のスケジュール情報である。
スケジュール画面1100によれば、ユーザP1は、現在時刻以降の直近の予定として、件名「第5回研究所ハッカソン」の会議が時間「9:00〜11:00」に場所「川崎研究所S601会議室」で行われることを確認することができる。
スケジュール画面1100において、ボタン1120,1130をタップすると、出力対象のスケジュール情報を切り替えることができる。ボタン1120は、出力中のスケジュール情報に後続するスケジュール情報への出力の切り替え指示を受け付ける操作部である。第1のスケジュール案内装置#iは、ボタン1120がタップされると、スケジュール情報1110に後続するスケジュール情報を表示する。
また、ボタン1130は、出力中のスケジュール情報の直前のスケジュール情報への出力の切り替え指示を受け付ける操作部である。第1のスケジュール案内装置#iは、ボタン1130がタップされると、スケジュール情報1110の直前のスケジュール情報を表示する。これにより、ユーザP1は、ボタン1120,1130をタップするといった簡単な操作を行うだけで、自身の前後のスケジュール情報を確認することができる。
また、スケジュール画面1100において、ボタン1140をタップすると、例えば、ユーザP1のユーザ種別に応じて、場所「川崎研究所S601会議室」への詳細度の異なる経路案内を含む経路案内画面(後述の図12、図13参照)を表示することができる。ボタン1140は、経路案内の表示指示を受け付ける操作部である。
なお、スケジュール画面1100において、例えば、ディスプレイ406をダブルタップすると、表示終了指示が入力されて、スケジュール画面1100の表示を終了させることができる。
(経路案内画面の画面例)
つぎに、図12〜図14を用いて、第1のスケジュール案内装置#iのディスプレイ406に表示される経路案内画面の画面例について説明する。ここでは、まず、ユーザP1のユーザ種別が「ゲスト」である場合を例に挙げて、場所「川崎研究所S601会議室」への詳細な経路案内を含む経路案内画面について説明する。
図12は、経路案内画面の画面例を示す説明図(その1)である。図12において、経路案内画面1200は、第1のスケジュール案内装置#iの設置位置から場所「川崎研究所S601会議室」への詳細な経路案内1210を含む画面である。
経路案内画面1200によれば、ユーザP1は、経路d1,d2に沿って移動することで、場所「川崎研究所S601会議室」へ到達できることがわかる。なお、経路案内画面1200において、例えば、ディスプレイ406をダブルタップすると、表示終了指示が入力されて、経路案内画面1200の表示を終了させることができる。
つぎに、ユーザP1のユーザ種別が「社員」である場合を例に挙げて、場所「川崎研究所S601会議室」への簡易的な経路案内を含む経路案内画面について説明する。
図13は、経路案内画面の画面例を示す説明図(その2)である。図13において、経路案内画面1300は、第1のスケジュール案内装置#iの設置位置から場所「川崎研究所S601会議室」への簡易的な経路案内1310を含む画面である。
経路案内画面1300によれば、ユーザP1は、突き当たりを右に進めば、場所「川崎研究所S601会議室」へ到達できることがわかる。このように、建物内の各施設の位置などを把握している社員のようなユーザに対しては、直感的にわかりやすい表示で経路案内を行うことができる。
つぎに、場所「川崎研究所S601会議室」までの経路に含まれる交通機関を利用した経路案内を含む経路案内画面について説明する。
図14は、経路案内画面の画面例を示す説明図(その3)である。図14において、経路案内画面1400は、場所「川崎研究所S601会議室」までの経路に含まれる交通機関を利用した経路案内1410を含む画面である。
経路案内画面1400によれば、ユーザP1は、交通機関を利用して場所「川崎研究所S601会議室」へ到達できる経路を確認することができる。具体的には、ユーザP1は、最寄り駅のB駅を8時45分に発車する電車に乗れば、場所「川崎研究所S601会議室」の最寄り駅であるA駅に8時48分に到着することがわかり、経路探索の手間を省くことができる。
(第2のスケジュール案内装置$jの機能的構成例)
つぎに、第2のスケジュール案内装置$jの機能的構成例について説明する。
図15は、第2のスケジュール案内装置$jの機能的構成例を示すブロック図である。図15において、第2のスケジュール案内装置$jは、取得部1501と、通知部1502と、出力部1503と、を含む構成である。取得部1501〜出力部1503は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図4に示したメモリ402、ディスク409などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることにより、または、I/F405により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ402、ディスク409などの記憶装置に記憶される。
取得部1501は、非接触センサ403により、非接触でユーザ識別情報を取得する。具体的には、例えば、取得部1501は、非接触センサ403により、図4に示したディスプレイ406にかざされたカードcdからユーザのユーザ識別情報を取得する。
通知部1502は、取得されたユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とをスケジュール管理装置103に通知する。ここで、自装置の識別情報とは、例えば、第2のスケジュール案内装置$jの装置IDである。また、自装置の設置位置とは、第2のスケジュール案内装置$jが設置された場所を特定する情報であり、例えば、第2のスケジュール案内装置$jが設置された会議室やデータセンタ、サーバルームなどの施設の名称である。自装置の識別情報または設置位置は、例えば、メモリ402やディスク409などの記憶装置に記憶されている。
スケジュール管理装置103は、第2のスケジュール案内装置$jからユーザ識別情報が通知されると、例えば、スケジュール管理DB220から、当該ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報のうち、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を抽出する。ここで、時間tは、通知されたユーザ識別情報を第2のスケジュール案内装置$jの非接触センサ403が取得した時間であり、例えば、ユーザが第2のスケジュール案内装置$jのカードcdをディスプレイ406にかざした時間に対応する。
なお、時間tを特定する情報は、例えば、第2のスケジュール案内装置$jから通知されるユーザ識別情報に含まれていてもよい。また、スケジュール管理装置103は、ユーザ識別情報が通知された時間(例えば、日時)を、時間tとして特定することにしてもよい。
以下の説明では、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を「スケジュール情報SC」と表記する場合がある。また、スケジュール情報SCに含まれる場所を「場所P」と表記する場合がある。
つぎに、スケジュール管理装置103は、抽出したスケジュール情報SCに含まれる場所Pが、通知された第2のスケジュール案内装置$jの識別情報または設置位置に対応するか否かを判断する。例えば、第2のスケジュール案内装置$jの装置IDが通知された場合、スケジュール管理装置103は、スケジュール情報SCに含まれる装置IDが、通知された装置IDと一致するか否かを判断する。ここで、装置IDが一致する場合に、スケジュール管理装置103は、スケジュール情報SCに含まれる場所Pが、通知された第2のスケジュール案内装置$jの識別情報または設置位置に対応すると判断する。一方、装置IDが不一致の場合は、スケジュール管理装置103は、スケジュール情報SCに含まれる場所Pが、通知された第2のスケジュール案内装置$jの識別情報または設置位置に対応しないと判断する。
また、例えば、第2のスケジュール案内装置$jが設置された施設の名称が通知された場合、スケジュール管理装置103は、抽出したスケジュール情報SCに含まれる場所Pが、通知された施設の名称と一致するか否かを判断する。ここで、施設の名称と一致する場合に、スケジュール管理装置103は、スケジュール情報SCに含まれる場所Pが、通知された第2のスケジュール案内装置$jの識別情報または設置位置に対応すると判断する。一方、施設の名称と不一致の場合は、スケジュール管理装置103は、スケジュール情報SCに含まれる場所Pが、通知された第2のスケジュール案内装置$jの識別情報または設置位置に対応しないと判断する。
つぎに、スケジュール管理装置103は、抽出したスケジュール情報SCに含まれる場所Pが、通知された第2のスケジュール案内装置$jの識別情報または設置位置に対応する場合、場所Pの利用状況を更新する。具体的には、例えば、スケジュール管理装置103は、利用状況管理DB230(例えば、図6参照)を参照して、場所Pに対応する利用状況管理情報を特定する。
場所Pに対応する利用状況管理情報とは、場所、件名、開始予定日時および終了予定日時が、スケジュール情報SCと一致する利用状況管理情報である。つぎに、スケジュール管理装置103は、特定した利用状況管理情報の利用状況に「使用中」を設定する。そして、スケジュール管理装置103は、場所Pの利用状況を更新したことを示す更新通知を、第2のスケジュール案内装置$jに送信する。
取得部1501は、場所Pの利用状況を更新したことを示す更新通知を取得する。具体的には、例えば、取得部1501は、スケジュール管理装置103から場所Pの利用状況を更新したことを示す更新通知を受信することにより、当該更新通知を取得する。
出力部1503は、場所Pの利用状況を更新したことを示す更新通知が取得されたことに応じて、場所Pの利用状況が更新された旨の出力を行う。出力部1503の出力形式としては、例えば、ディスプレイ406への表示、不図示のスピーカからの音声出力などがある。
また、出力部1503は、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促す出力を行うことにしてもよい。具体的には、例えば、出力部1503は、図4に示した人感センサ404が人物を検知した場合に、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促す出力を行うことにしてもよい。
より具体的には、例えば、出力部1503は、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージを含む利用状況確認画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。また、利用状況確認画面には、例えば、第2のスケジュール案内装置$jが設置された場所における現在時刻(例えば、人感センサ404が人物を検知した日時)に対応するスケジュール情報および/または現在時刻に後続する直近のスケジュール情報が含まれていてもよい。
利用状況確認画面の画面例については、図16〜図22を用いて後述する。なお、現在時刻に対応するスケジュール情報および/または現在時刻に後続する直近のスケジュール情報は、スケジュール管理装置103から取得される。
また、出力部1503は、スケジュール情報SCに基づく場所Pの利用可能時間を出力することにしてもよい。場所Pの利用可能時間は、例えば、スケジュール情報SCの開始予定日時と終了予定日時とから特定される。予定が作業の場合には、場所Pの利用可能時間は、場所Pの作業時間に相当する。具体的には、例えば、出力部1503は、場所Pの利用可能時間を含む利用状況確認画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。
また、出力部1503は、場所Pの利用可能時間が経過する所定時間前において場所Pの利用状況が更新されない場合、場所Pの利用時間の延長を促す出力を行うことにしてもよい。所定時間は、任意に設定可能であり、例えば、5分程度の時間に設定される。具体的には、例えば、出力部1503は、延長申請を促すメッセージを含む利用状況確認画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。
延長申請を促すメッセージを含む利用状況確認画面の画面例については、図19を用いて後述する。
なお、第2のスケジュール案内装置$jは、場所Pの延長可能時間をスケジュール管理装置103に問い合わせることにしてもよい。延長可能時間とは、場所Pの終了予定日時に続く時間であって、場所Pを利用可能な時間(他の予約がない空きの時間)である。また、予定が作業の場合には、場所Pの延長可能時間は、場所Pの終了予定日時に続く時間であって、場所Pで作業可能な時間(他の作業が予定されていない空きの時間)である。この場合、出力部1503は、延長可能時間が存在する場合に、場所Pの利用時間の延長を促す出力を行うことにしてもよい。
また、出力部1503は、非接触センサ403が取得したユーザ識別情報の数に応じて、スケジュール情報SCが示す予定(スケジュール)への参加状況を出力することにしてもよい。具体的には、例えば、出力部1503は、参加状況情報を含む利用状況確認画面を、ディスプレイ406に表示することにしてもよい。
ここで、参加状況情報は、例えば、非接触センサ403が取得した参加予定者のユーザ識別情報の数(参加人数)と、参加予定人数とを含む情報である。また、参加状況情報には、非接触センサ403が取得したユーザ識別情報と、スケジュール情報SCが示す予定(スケジュール)への参加予定ユーザ(参加予定者)を示すユーザ識別情報との一致判定結果が含まれていてもよい。
参加状況情報を含む利用状況確認画面の画面例については、図16〜図18を用いて後述する。
また、取得部1501は、スケジュール管理装置103に通知されたユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を、スケジュール管理装置103から取得することにしてもよい。そして、出力部1503は、取得したスケジュール情報のうちのスケジュール情報SCを出力することにしてもよい。さらに、出力部1503は、スケジュール情報SCに後続するスケジュール情報への出力の切り替え指示を受け付けたことに応じて、当該後続するスケジュール情報を出力することにしてもよい。
(利用状況確認画面の画面例)
つぎに、図16〜図22を用いて、第2のスケジュール案内装置$jのディスプレイ406に表示される利用状況確認画面の画面例について説明する。
図16は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その1)である。図16において、利用状況確認画面1600は、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージ1610を含む操作画面である。利用状況確認画面1600によれば、ディスプレイ406上の画面左上にカードcdをかざして、カードcdに記憶されたユーザ識別情報を非接触送信させることを促すことができる。
ユーザは、利用状況確認画面1600において、ディスプレイ406上の画面左上にカードcdをかざすことにより、カードcdに記憶された自身のユーザ識別情報を、第2のスケジュール案内装置$jに入力することができる。
また、利用状況確認画面1600は、スケジュール情報1620と、参加状況情報1630と、を含む。スケジュール情報1620は、第2のスケジュール案内装置$jの設置位置に対応する場所(川崎研究所S601会議室)における現在時刻に後続する直近のスケジュール情報である。参加状況情報1630は、場所(川崎研究所S601会議室)で行われる次の予定への参加状況を示す情報である。
スケジュール情報1620によれば、ユーザは、場所(川崎研究所S601会議室)で行われる次の予定として、件名「第5回研究所ハッカソン」の会議が時間「9:00〜11:00」に行われることを確認することができる。参加状況情報1630によれば、ユーザは、参加予定者(図16中、「出席者」)の数が5名で、現在の参加人数が0名であることがわかる。さらに、ユーザは、参加予定者の氏名を確認することができる。
また、利用状況確認画面1600において、例えば、参加予定者であるユーザP1(氏名:富士太郎)のユーザ識別情報が入力されると、ディスプレイ406の表示内容が、図17に示すような利用状況確認画面1700に遷移する。
図17は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その2)である。図17において、利用状況確認画面1700は、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用状況が更新された旨のメッセージ1710を含む操作画面である。メッセージ1710によれば、ユーザP1は、入室が完了して、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用状況が「使用中」に更新されたことを把握することができる。
また、利用状況確認画面1700は、スケジュール情報1720と、参加状況情報1730と、を含む。スケジュール情報1720は、時間tに対応するスケジュール情報SCである。スケジュール情報1720によれば、ユーザP1は、場所P「川崎研究所S601会議室」において、件名「第5回研究所ハッカソン」の会議が時間「9:00〜11:00」に行われることを確認することができる。
また、この時間「9:00〜11:00」は、場所(川崎研究所S601会議室)の利用可能時間に対応している。このため、ユーザP1は、場所(川崎研究所S601会議室)を、件名「第5回研究所ハッカソン」の会議の目的で11時00分まで利用可能であることを把握することができる。
参加状況情報1730は、スケジュール情報1720が示す予定への参加状況を示す情報である。具体的には、参加状況情報1730は、非接触センサ403が取得した参加予定者のユーザ識別情報の数(参加人数)と、参加予定人数とを含む。また、参加状況情報1730は、非接触センサ403が取得したユーザ識別情報と、スケジュール情報SCが示す予定への参加予定ユーザ(参加予定者)を示すユーザ識別情報との一致判定結果を含む。より詳細に説明すると、スケジュール情報SCが示す予定への参加予定者のうち、非接触センサ403が取得したユーザ識別情報と一致するユーザ識別情報が示す参加予定者に対応する画像p1の色が変更されている。
参加状況情報1730によれば、ユーザP1は、参加予定者の数が5名で、現在の参加人数が1名であることがわかる。さらに、ユーザP1は、各参加予定者に対応する画像p1〜p5のうち、ユーザP1(氏名:富士太郎)に対応する画像p1の色のみ変更されているため、現在の参加者が自分一人であることを確認することができる。
また、利用状況確認画面1700において、例えば、参加予定者である全てのユーザのユーザ識別情報が入力されると、ディスプレイ406の表示内容が、図18に示すような利用状況確認画面1800に遷移する。
図18は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その3)である。図18において、利用状況確認画面1800は、場所P「川崎研究所S601会議室」についてのチェックアウト操作を促すメッセージ1810を含む操作画面である。
メッセージ1810によれば、各ユーザは、ディスプレイ406上の画面左上にカードcdをかざすことで、チェックアウト操作を行うことができることがわかる。また、利用状況確認画面1800は、参加状況情報1820を含む。参加状況情報1820によれば、各ユーザは、参加予定者である全てのユーザが会議に参加していることがわかる。
なお、チェックアウト操作が行われると、第2のスケジュール案内装置$jからスケジュール管理装置103に対して、チェックアウト操作が行われたことを示す情報が送信される。この結果、スケジュール管理装置103において、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用状況が「終了」に更新される。
また、図17に示した利用状況確認画面1700において、例えば、メッセージ1710をタップするなどの所定の操作を行うと、図18に示したようなメッセージ1810が切り替わって表示されることにしてもよい。これにより、参加予定者の全員が揃っていなくてもチェックアウト操作を行うことができる。
また、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用可能時間が経過する所定時間前において場所P「川崎研究所S601会議室」の利用状況が更新されない場合、ディスプレイ406の表示内容が、図19に示すような利用状況確認画面1900に遷移する。具体的には、例えば、利用状況確認画面1800において、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用可能時間が経過する5分前においてチェックアウト操作が行われない場合に、図19に示すような利用状況確認画面1900が表示される。
図19は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その4)である。図19において、利用状況確認画面1900は、延長申請を促すメッセージ1910を含む操作画面である。メッセージ1910によれば、各ユーザは、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用可能時間の終了が迫っており、場所P「川崎研究所S601会議室」を引き続き使用する場合には、延長申請を行う必要があることがわかる。
また、利用状況確認画面1900は、スケジュール情報1920を含む。スケジュール情報1920には、場所P「川崎研究所S601会議室」の延長可能時間が表示されている。スケジュール情報1920によれば、各ユーザは、どのくらい利用時間を延長することができるのかを確認することができる。
また、利用状況確認画面1900において、延長申請ボタン1930をタップすると、図20に示すような、延長申請画面2000が表示される。
図20は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その5)である。図20において、利用状況確認画面1900は、延長申請を行うための延長申請画面2000を含む。延長申請画面2000において、ボックス2010に延長時間(開始、終了)を入力して、予約確定ボタン2020をタップすると、場所P「川崎研究所S601会議室」の延長申請を行うことができる。
また、場所P「川崎研究所S601会議室」の延長申請が行われると、ディスプレイ406の表示内容が、図21に示すような利用状況確認画面2100に遷移する。
図21は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その6)である。図21において、利用状況確認画面2100は、スケジュール情報2110を含む操作画面である。スケジュール情報2110によれば、各ユーザは、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用可能時間が12時00分まで延長されたことを確認することができる。
また、利用状況確認画面2100において、チェックアウト操作が行われると、ディスプレイ406の表示内容が、図22に示すような利用状況確認画面2200に遷移する。
図22は、利用状況確認画面の画面例を示す説明図(その7)である。図22において、利用状況確認画面2200は、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用状況が更新された旨のメッセージ2210を含む操作画面である。メッセージ2210によれば、各ユーザは、退室が完了して、場所P「川崎研究所S601会議室」の利用状況が「終了」に更新されたことを把握することができる。
なお、図16〜図22に示した各利用状況確認画面において、所定の操作が行われると、第2のスケジュール案内装置$jは、図10に示したような入力画面1000をディスプレイ406に表示することにしてもよい。例えば、第2のスケジュール案内装置$jは、利用状況確認画面2200においてメッセージ2210がダブルタップされると、入力画面1000をディスプレイ406に表示することにしてもよい。
そして、第2のスケジュール案内装置$jは、入力画面1000において、ユーザ識別情報が入力されると、第1のスケジュール案内装置#iと同様の処理を行うことにしてもよい。具体的には、例えば、第2のスケジュール案内装置$jは、入力画面1000において、ユーザP1のユーザ識別情報が入力されると、図11に示したようなスケジュール画面1100をディスプレイ406に表示することにしてもよい。
ただし、第2のスケジュール案内装置$jにより行われる、入力画面1000においてユーザ識別情報が入力された場合の具体的な処理内容については、第1のスケジュール案内装置#iと同様のため、ここでは詳細な説明を省略する。
(利用状況一覧画面の画面例)
つぎに、スケジュール管理装置103により生成される利用状況一覧画面の画面例について説明する。スケジュール管理装置103は、例えば、利用状況管理DB230を参照して、利用状況一覧画面を生成する。利用状況一覧画面は、例えば、スケジュール案内システム200の各ユーザのPCやスマートフォンなどに表示される。
図23は、利用状況一覧画面の画面例を示す説明図である。図23において、利用状況一覧画面2300は、各施設の利用状況を一覧表示する画面である。利用状況一覧画面2300では、各施設について予約された時間帯が、現在時刻における各施設の利用状況に応じた背景色C1,C2,C3でハッチングされている。なお、図23中、マーク2301は現在時刻を示している。
背景色C1は、施設の利用状況が「使用中」であることを示す。背景色C2は、施設の利用状況が「未使用」であることを示す。背景色C3は、施設の利用状況が「終了」であることを示す。利用状況一覧画面2300によれば、ユーザは、現在時刻(図23の例では、2015年12月18日10時30分)における各施設の利用状況を確認することができる。
例えば、場所「川崎研究所S602会議室」について、件名「××戦略会議」の会議の開始予定日時「10:00」が過ぎているにもかかわらず利用状況が「未使用」となっている。このため、ユーザは、場所「川崎研究所S602会議室」について、予約はされているが未使用のため利用できる可能性があることを把握することができる。
また、例えば、場所「川崎研究所S603会議室」について、件名「企画会議」の会議の終了予定日時「11:00」の前に利用状況が「終了」となっている。このため、ユーザは、場所「川崎研究所S603会議室」について、終了予定日時は経過していないものの既に利用可能な状態となっていることを把握することができる。
このように、各施設の利用状況を判別可能に表示することで、予約がされていても使用されていない施設を見つけやすくなり、施設の空予約を減らして効率的な運用を図ることができる。
(第1のスケジュール案内装置#iのスケジュール案内処理手順)
つぎに、図24を用いて、第1のスケジュール案内装置#iのスケジュール案内処理手順について説明する。
図24は、第1のスケジュール案内装置#iのスケジュール案内処理手順の一例を示すフローチャートである。図24のフローチャートにおいて、まず、第1のスケジュール案内装置#iは、人感センサ404が人物を検知したか否かを判断する(ステップS2401)。
ここで、第1のスケジュール案内装置#iは、人感センサ404が人物を検知するのを待つ(ステップS2401:No)。そして、第1のスケジュール案内装置#iは、人感センサ404が人物を検知した場合(ステップS2401:Yes)、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージを含む入力画面をディスプレイ406に表示する(ステップS2402)。
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iは、非接触センサ403により、非接触でユーザ識別情報を取得したか否かを判断する(ステップS2403)。ここで、第1のスケジュール案内装置#iは、ユーザ識別情報を取得するのを待つ(ステップS2403:No)。そして、第1のスケジュール案内装置#iは、ユーザ識別情報を取得した場合(ステップS2403:Yes)、取得したユーザ識別情報をスケジュール管理装置103に通知する(ステップS2404)。
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iは、取得したユーザ識別情報の通知に応じて、スケジュール管理装置103から当該ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を受信したか否かを判断する(ステップS2405)。ここで、第1のスケジュール案内装置#iは、スケジュール管理装置103からスケジュール情報を受信するのを待つ(ステップS2405:No)。
そして、第1のスケジュール案内装置#iは、スケジュール情報を受信した場合(ステップS2405:Yes)、受信したスケジュール情報であって、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を含むスケジュール画面をディスプレイ406に表示する(ステップS2406)。
つぎに、第1のスケジュール案内装置#iは、経路案内の表示指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS2407)。ここで、経路案内の表示指示を受け付けていない場合(ステップS2407:No)、第1のスケジュール案内装置#iは、ステップS2409に移行する。
一方、経路案内の表示指示を受け付けた場合(ステップS2407:Yes)、第1のスケジュール案内装置#iは、スケジュール情報に含まれる場所への経路案内を含む経路案内画面をディスプレイ406に表示する(ステップS2408)。そして、第1のスケジュール案内装置#iは、表示終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS2409)。
ここで、表示終了指示を受け付けていない場合(ステップS2409:No)、第1のスケジュール案内装置#iは、ステップS2407に戻る。一方、表示終了指示を受け付けた場合(ステップS2409:Yes)、第1のスケジュール案内装置#iは、画面の表示を終了して(ステップS2410)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、ディスプレイ406にカードcdをかざしたり、画面上をタップするなどの簡単な操作で、次の予定がいつどこで行われるのか、さらには、次の場所への経路を確認できるようにすることができる。
なお、ステップS2403において、第1のスケジュール案内装置#iは、例えば、一定時間(例えば、5分程度)経過してもユーザ識別情報を取得していない場合は、入力画面の表示を終了することにしてもよい。また、ステップS2408において、第1のスケジュール案内装置#iは、例えば、取得したユーザ識別情報が属するユーザ種別に応じて、場所情報が示す場所への詳細度の異なる経路案内を含む経路案内画面を表示することにしてもよい。また、ステップS2408において、第1のスケジュール案内装置#iは、例えば、非接触センサ403の設置場所から場所情報が示す場所までの経路に含まれる交通機関を利用した経路案内を含む経路案内画面を表示することにしてもよい。
(第2のスケジュール案内装置$jのスケジュール案内処理手順)
つぎに、図25および図26を用いて、第2のスケジュール案内装置$jのスケジュール案内処理手順について説明する。
図25および図26は、第2のスケジュール案内装置$jのスケジュール案内処理手順の一例を示すフローチャートである。図25のフローチャートにおいて、まず、第2のスケジュール案内装置$jは、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促すメッセージを含む第1の利用状況確認画面をディスプレイ406に表示する(ステップS2501)。
なお、第1の利用状況確認画面は、例えば、図16に示した利用状況確認画面1600に対応する。
つぎに、第2のスケジュール案内装置$jは、非接触センサ403により、非接触でユーザ識別情報を取得したか否かを判断する(ステップS2502)。ここで、第2のスケジュール案内装置$jは、ユーザ識別情報を取得するのを待つ(ステップS2502:No)。
そして、第2のスケジュール案内装置$jは、ユーザ識別情報を取得した場合(ステップS2502:Yes)、取得したユーザ識別情報と、自装置の識別情報(または、設置位置)とをスケジュール管理装置103に通知する(ステップS2503)。
つぎに、第2のスケジュール案内装置$jは、スケジュール管理装置103から、スケジュール情報SCに含まれる場所Pの利用状況を更新したことを示す更新通知を受信したか否かを判断する(ステップS2504)。ここで、更新通知を受信しなかった場合(ステップS2504:No)、第2のスケジュール案内装置$jは、スケジュール管理装置103からエラー通知を受信したか否かを判断する(ステップS2505)。
なお、エラー通知は、スケジュール情報SCに含まれる場所Pが、第2のスケジュール案内装置$jの識別情報(または、設置位置)に対応していないことを示す情報である。
ここで、エラー通知を受信した場合(ステップS2505:Yes)、第2のスケジュール案内装置$jは、スケジュール情報SCに含まれる場所Pが、第2のスケジュール案内装置$jの識別情報(または、設置位置)に対応していないことを示すエラーメッセージを出力して(ステップS2506)、ステップS2502に戻る。
一方、エラー通知を受信していない場合(ステップS2505:No)、第2のスケジュール案内装置$jは、ステップS2504に戻る。
また、ステップS2504において、第2のスケジュール案内装置$jは、更新通知を受信した場合(ステップS2504:Yes)、利用状況テーブル250内の対応する利用状況情報の利用状況を「使用中」に更新する(ステップS2507)。そして、第2のスケジュール案内装置$jは、場所Pの利用状況が更新された旨のメッセージを含む第2の利用状況確認画面をディスプレイ406に表示して(ステップS2508)、図26に示すステップS2601に移行する。
なお、第2の利用状況確認画面は、例えば、図17に示した利用状況確認画面1700に対応する。
図26のフローチャートにおいて、まず、第2のスケジュール案内装置$jは、非接触センサ403により、非接触でユーザ識別情報を取得したか否かを判断する(ステップS2601)。ここで、ユーザ識別情報を取得していない場合(ステップS2601:No)、第2のスケジュール案内装置$jは、ステップS2605に移行する。
一方、ユーザ識別情報を取得した場合(ステップS2601:Yes)、第2のスケジュール案内装置$jは、利用状況テーブル250内の対応する利用状況情報を参照して、取得したユーザ識別情報が示すユーザが参加予定者であるか否かを判断する(ステップS2602)。
ここで、参加予定者である場合(ステップS2602:Yes)、第2のスケジュール案内装置$jは、利用状況テーブル250内の対応する利用状況情報の参加状況(参加人数、参加者)を更新して(ステップS2603)、ステップS2605に移行する。なお、第2の利用状況確認画面の表示内容は、参加状況の更新に応じて更新される(例えば、図18に示した利用状況確認画面1800参照)。
一方、参加予定者ではない場合(ステップS2602:No)、第2のスケジュール案内装置$jは、参加予定者ではない旨のエラーメッセージを出力して(ステップS2604)、ステップS2605に移行する。
つぎに、第2のスケジュール案内装置$jは、利用状況テーブル250内の対応する利用状況情報を参照して、終了予定日時の5分前となったか否かを判断する(ステップS2605)。ここで、終了予定日時の5分前となっていない場合(ステップS2605:No)、第2のスケジュール案内装置$jは、ステップS2607に移行する。
一方、終了予定日時の5分前となった場合(ステップS2605:Yes)、第2のスケジュール案内装置$jは、場所Pの延長申請を促すメッセージを含む第3の利用状況確認画面をディスプレイ406に表示する(ステップS2606)。
なお、第3の利用状況確認画面は、例えば、図19に示した利用状況確認画面1900に対応する。また、第3の利用状況確認画面が表示された後、場所Pの延長申請が行われると、利用状況テーブル250内の対応する利用状況情報の終了予定日時が更新される。
つぎに、第2のスケジュール案内装置$jは、チェックアウト操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS2607)。ここで、チェックアウト操作を受け付けていない場合(ステップS2607:No)、第2のスケジュール案内装置$jは、ステップS2601に戻る。
一方、チェックアウト操作を受け付けた場合(ステップS2607:Yes)、第2のスケジュール案内装置$jは、場所Pの利用状況が「終了」に更新された旨のメッセージを含む第4の利用状況確認画面をディスプレイ406に表示して(ステップS2608)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
なお、第4の利用状況確認画面は、例えば、図22に示した利用状況確認画面2200に対応する。
これにより、会議などを円滑に行うことができるように支援することができる。
以上説明したように、実施の形態にかかる第1のスケジュール案内装置#iによれば、ディスプレイ406の背面側に配置された非接触センサ403により、カードcdに記憶されたユーザ識別情報を非接触で取得することができる。また、第1のスケジュール案内装置#iによれば、取得したユーザ識別情報をスケジュール管理装置103に通知し、当該通知に応じてスケジュール管理装置103から、当該ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報を取得することができる。そして、第1のスケジュール案内装置#iによれば、取得したスケジュール情報であって、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報を出力することができる。なお、時間tは、非接触センサ403がユーザ識別情報を取得した時間であり、例えば、ユーザがカードcdをディスプレイ406にかざした時間に対応する。
これにより、ユーザは、ディスプレイ406にカードcdをかざすといった簡単な非接触操作を行うだけで、自身の現在の予定または次の予定を示すスケジュール情報を確認することができる。例えば、予定が会議の場合には、ユーザは、次の会議がいつどこで行われるのかを簡単に確認することができる。また、例えば、予定が作業の場合には、ユーザは、次の作業をいつどこで行うのかを簡単に確認することができる。
なお、上述した説明では、スケジュール管理装置103は、第1のスケジュール案内装置#iから通知されたユーザ識別情報に対応するスケジュール情報をスケジュール管理DB220から抽出して、抽出したスケジュール情報を第1のスケジュール案内装置#iに送信する場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。
例えば、スケジュール管理装置103は、さらに、抽出したスケジュール情報の件名に対応する利用状況管理情報を利用状況管理DB230から抽出することにしてもよい。つぎに、スケジュール管理装置103は、抽出した利用状況管理情報の場所、開始予定日時、終了予定日時等が、抽出したスケジュール情報と異なる場合には、利用状況管理情報に合わせて、スケジュール情報の場所、開始予定日時、終了予定日時等を変更することにしてもよい。そして、スケジュール管理装置103は、変更後のスケジュール情報を第1のスケジュール案内装置#iに送信することにしてもよい。
これにより、例えば、会議の主催者や管理者によって急な場所変更や時間変更がなされた際に、参加者全員のスケジュール情報が変更されていなくても、変更後の場所や時間を提示することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、第1のスケジュール案内装置#iによれば、場所情報を含むスケジュール情報を出力する場合には、当該場所情報が示す場所への経路案内を出力することができる。これにより、ユーザは、自身の現在の予定または次の予定が行われる場所への経路を確認することができる。例えば、予定が会議の場合には、ユーザは、次の会議が行われる会議室への経路を確認することができる。また、例えば、予定が作業の場合には、ユーザは、次の作業を行う作業場所(例えば、データセンタ内のラック位置)への経路を確認することができる。
また、第1のスケジュール案内装置#iによれば、非接触センサ403の設置場所から場所情報が示す場所までの経路に含まれる交通機関を利用した経路案内を出力することができる。これにより、ユーザは、自身の現在の予定または次の予定が行われる場所への交通機関を利用した経路を確認することができる。例えば、予定が会議の場合には、ユーザは、次の会議が行われる会議室への交通機関を利用した経路を確認することができる。また、例えば、予定が作業の場合には、ユーザは、次の作業を行う作業場所(例えば、データセンタ内のラック位置)への交通機関を利用した経路を確認することができる。
また、第1のスケジュール案内装置#iによれば、人感センサ404が人物を検知した場合に、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促す出力を行うことができる。これにより、第1のスケジュール案内装置#i付近に人がいないときの無駄な出力を防いで、省電力化を図ることができる。また、ユーザ識別情報を非接触送信できることを知らせることで、ユーザが第1のスケジュール案内装置#iを利用する機会を逸してしまうことを防ぐことができる。
また、第1のスケジュール案内装置#iによれば、取得したユーザ識別情報が属するユーザ種別に応じて、場所情報が示す場所への詳細度の異なる経路案内を出力することができる。これにより、例えば、会社の社員に対しては簡易的な経路案内を行い、ゲストに対しては詳細な経路案内を行うといった、各施設の位置の把握度合いに応じた経路案内を行うことができる。
これらのことから、第1のスケジュール案内装置#iによれば、次の予定がいつどこで行われるのか、さらには、次の場所への経路を簡単に確認できるようになる。したがって、ユーザは、自身の予定を見落とすことなく次の場所へスムーズに到達することが可能となり、結果的に会議室やデータセンタなどの施設の効率的な運用を図ることができる。
また、実施の形態にかかる第2のスケジュール案内装置$jによれば、ディスプレイ406の背面側に配置された非接触センサ403により、カードcdに記憶されたユーザ識別情報を非接触で取得することができる。また、第2のスケジュール案内装置$jによれば、取得したユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とをスケジュール管理装置103に通知し、スケジュール管理装置103から場所Pの利用状況を更新したことを示す更新通知を取得することができる。更新通知は、スケジュール情報SCに含まれる場所Pが、第2のスケジュール案内装置$jの識別情報または設置位置に対応する場合にスケジュール管理装置103から送信される。スケジュール情報SCは、時間tに対応するスケジュール情報および/または時間tに後続する直近のスケジュール情報である。時間tは、ユーザ識別情報を第2のスケジュール案内装置$jの非接触センサ403が取得した時間である。そして、第2のスケジュール案内装置$jによれば、場所Pの利用状況を更新したことを示す更新通知を取得したことに応じて、場所Pの利用状況が更新された旨の出力を行うことができる。
これにより、ユーザは、ディスプレイ406にカードcdをかざすといった簡単な非接触操作を行うだけで、場所Pへのチェックイン操作を行うことができる。例えば、予定が会議の場合には、スケジュール管理装置103において、会議室の利用状況が更新されるため、他のユーザは、会議室の使用が開始されたことを認識することができる。また、例えば、予定が作業の場合には、スケジュール管理装置103において、作業場所の利用状況が更新されるため、管理者は、作業者が作業場所に到着していることを認識することができる。また、ユーザは、例えば、場所Pへのチェックインが完了して、場所Pの利用状況が「使用中」に更新されたことを把握することができる。
また、第2のスケジュール案内装置$jによれば、スケジュール情報SCに基づく場所Pの利用可能時間を出力することができる。これにより、ユーザは、スケジュール情報SCの予定のために、場所Pをどれくらいの時間利用することができるのかを確認することができる。例えば、予定が会議の場合には、ユーザは、会議室をどれくらいの時間利用することができるのかを確認することができる。また、例えば、予定が作業の場合には、ユーザは、作業場所での作業をどれくらいの時間で終わらせる必要があるのかを確認することができる。
また、第2のスケジュール案内装置$jによれば、場所Pの利用可能時間が経過する所定時間前において場所Pの利用状況が更新されない場合、場所Pの利用時間の延長を促す出力を行うことができる。これにより、場所Pの利用可能時間の経過が迫っているにもかかわらず延長申請をし忘れているようなユーザに対して、場所Pの利用時間の延長申請を行うように促すことができる。例えば、予定が会議の場合には、ユーザは、会議室の利用可能時間の経過が迫っていることを認識することができ、必要に応じて会議室の利用時間の延長申請を行うことができる。また、例えば、予定が作業の場合には、ユーザは、作業場所での作業予定時間の経過が迫っていることを認識することができ、必要に応じて作業場所での作業時間の延長申請を行うことができる。
また、第2のスケジュール案内装置$jによれば、非接触センサ403が取得したユーザ識別情報の数に応じて、スケジュール情報SCが示す予定(スケジュール)への参加状況を出力することができる。これにより、ユーザは、スケジュール情報SCが示す予定への参加状況を確認することができる。例えば、予定が会議の場合には、ユーザは、会議への参加予定者の参加状況を確認することができる。また、例えば、予定が作業の場合には、ユーザは、作業への参加予定者の参加状況を確認することができる。
また、第2のスケジュール案内装置$jによれば、非接触センサ403が取得したユーザ識別情報と、スケジュール情報SCが示す予定(スケジュール)への参加予定ユーザ(参加予定者)を示すユーザ識別情報との一致判定結果を出力することができる。これにより、ユーザは、スケジュール情報SCが示す予定への参加予定者のうち、誰が参加しているか、あるいは、誰が参加していないかを把握することができる。例えば、予定が会議の場合には、ユーザは、会議への参加予定者のうち、誰が参加しているか、あるいは、誰が参加していないかを把握することができる。また、例えば、予定が作業の場合には、ユーザは、作業への参加予定者のうち、誰が参加しているか、あるいは、誰が参加していないかを把握することができる。
これらのことから、第2のスケジュール案内装置$jによれば、会議や作業などを円滑に行うことができるように支援することができ、会議室やデータセンタなどの施設の効率的な運用を図ることができる。また、各施設のリアルタイムな利用状況を把握することが可能となるため、予約がされていても使用されていない施設が見つけやすくなり、施設の空予約を減らして効率的な運用を図ることができる。
なお、管理者が定めた、スケジュール管理DB220に登録されていない、施設利用予定外の人(参加予定者以外の人)は、場所案内やチェックイン操作を行えないモードに設定可能にしてもよい。これにより、例えば、参加予定でない人が自身等のスケジュールを任意で入れていた場合に、不必要な情報を出さないようにすることができる。
なお、本実施の形態で説明したスケジュール案内方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本スケジュール案内プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本スケジュール案内プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサと、
ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、前記非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報を通知し、通知に応じて前記スケジュール管理装置から取得した前記ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報であって、前記非接触センサが前記ユーザ識別情報を取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報を出力する制御部と、
を有することを特徴とするスケジュール案内装置。
(付記2)前記制御部は、場所情報を含むスケジュール情報を出力する場合に、前記場所情報が示す場所への経路案内を出力する、ことを特徴とする付記1に記載のスケジュール案内装置。
(付記3)前記制御部は、前記非接触センサの設置場所から前記場所情報が示す場所までの経路に含まれる交通機関を利用した経路案内を出力する、ことを特徴とする付記2に記載のスケジュール案内装置。
(付記4)前記スケジュール案内装置は、さらに、人感センサを有し、
前記制御部は、前記人感センサが人物を検知した場合に、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促す出力を行う、ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
(付記5)前記制御部は、前記非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報が属するユーザ種別に応じて、前記場所情報が示す場所への詳細度の異なる経路案内を出力する、ことを特徴とする付記2に記載のスケジュール案内装置。
(付記6)前記制御部が出力した前記スケジュール情報に後続するスケジュール情報への出力の切り替え指示を受け付ける操作部をさらに有する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
(付記7)非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサと、
ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、前記非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とを通知し、通知した前記ユーザ識別情報を前記非接触センサが取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報に含まれる場所が、通知した前記自装置の識別情報または設置位置に対応する場合に前記スケジュール管理装置により行われる前記場所の利用状況の更新に応じて、前記場所の利用状況が更新された旨の出力を行う制御部と、
を有することを特徴とするスケジュール案内装置。
(付記8)前記制御部は、前記スケジュール情報に基づく前記場所の利用可能時間を出力する、ことを特徴とする付記7に記載のスケジュール案内装置。
(付記9)前記スケジュール情報に後続するスケジュール情報への出力の切り替え指示を受け付ける操作部をさらに有する、ことを特徴とする付記7または8に記載のスケジュール案内装置。
(付記10)前記制御部は、前記場所の利用可能時間が経過する所定時間前において前記場所の利用状況が更新されない場合、前記場所の利用時間の延長を促す出力を行う、ことを特徴とする付記7〜9のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
(付記11)前記制御部は、前記非接触センサが取得したユーザ識別情報の数に応じて、前記スケジュール情報が示すスケジュールへの参加状況を出力する、ことを特徴とする付記7〜10のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
(付記12)前記制御部は、前記非接触センサが取得したユーザ識別情報と、前記スケジュール情報が示すスケジュールへの参加予定ユーザを示すユーザ識別情報との一致判定結果を出力する、ことを特徴とする付記7〜11のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
(付記13)前記制御部が行う出力の出力先は、ディスプレイへの出力であり、
前記非接触センサは、前記ディスプレイの背面側に配置される、ことを特徴とする付記1〜12のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
(付記14)コンピュータが、
ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報を通知し、
通知に応じて前記スケジュール管理装置から取得した前記ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報であって、前記非接触センサが前記ユーザ識別情報を取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報を出力する、
処理を実行することを特徴とするスケジュール案内方法。
(付記15)コンピュータが、
ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とを通知し、
通知した前記ユーザ識別情報を前記非接触センサが取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報に含まれる場所が、通知した前記自装置の識別情報または設置位置に対応する場合に前記スケジュール管理装置により行われる前記場所の利用状況の更新に応じて、前記場所の利用状況が更新された旨の出力を行う、
処理を実行することを特徴とするスケジュール案内方法。
(付記16)コンピュータに、
ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報を通知し、
通知に応じて前記スケジュール管理装置から取得した前記ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報であって、前記非接触センサが前記ユーザ識別情報を取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報を出力する、
処理を実行させることを特徴とするスケジュール案内プログラム。
(付記17)コンピュータに、
ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とを通知し、
通知した前記ユーザ識別情報を前記非接触センサが取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報に含まれる場所が、通知した前記自装置の識別情報または設置位置に対応する場合に前記スケジュール管理装置により行われる前記場所の利用状況の更新に応じて、前記場所の利用状況が更新された旨の出力を行う、
処理を実行させることを特徴とするスケジュール案内プログラム。
101 スケジュール案内装置
102 非接触型ICカード
110,403 非接触センサ
120,406 ディスプレイ
200 スケジュール案内システム
220 スケジュール管理DB
230 利用状況管理DB
240 最寄り駅DB
250 利用状況テーブル
901,1501 取得部
902,1502 通知部
903,1503 出力部
1000 入力画面
1100 スケジュール画面
1200,1300,1400 経路案内画面
1600,1700,1800,1900,2100,2200 利用状況確認画面
2000 延長申請画面
2300 利用状況一覧画面
cd カード
#1〜#n,#i 第1のスケジュール案内装置
$1〜$m,$j 第2のスケジュール案内装置

Claims (16)

  1. 非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサと、
    ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、前記非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報を通知し、通知に応じて前記スケジュール管理装置から取得した前記ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報であって、前記非接触センサが前記ユーザ識別情報を取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報を出力する制御部と、
    を有することを特徴とするスケジュール案内装置。
  2. 前記制御部は、場所情報を含むスケジュール情報を出力する場合に、前記場所情報が示す場所への経路案内を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール案内装置。
  3. 前記制御部は、前記非接触センサの設置場所から前記場所情報が示す場所までの経路に含まれる交通機関を利用した経路案内を出力する、ことを特徴とする請求項2に記載のスケジュール案内装置。
  4. 前記スケジュール案内装置は、さらに、人感センサを有し、
    前記制御部は、前記人感センサが人物を検知した場合に、ユーザ識別情報を非接触送信させることを促す出力を行う、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
  5. 前記制御部は、前記非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報が属するユーザ種別に応じて、前記場所情報が示す場所への詳細度の異なる経路案内を出力する、ことを特徴とする請求項2に記載のスケジュール案内装置。
  6. 非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサと、
    ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、前記非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とを通知し、通知した前記ユーザ識別情報を前記非接触センサが取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報に含まれる場所が、通知した前記自装置の識別情報または設置位置に対応する場合に前記スケジュール管理装置により行われる前記場所の利用状況の更新に応じて、前記場所の利用状況が更新された旨の出力を行う制御部と、
    を有することを特徴とするスケジュール案内装置。
  7. 前記制御部は、前記スケジュール情報に基づく前記場所の利用可能時間を出力する、ことを特徴とする請求項6に記載のスケジュール案内装置。
  8. 前記スケジュール情報に後続するスケジュール情報への出力の切り替え指示を受け付ける操作部をさらに有する、ことを特徴とする請求項6または7に記載のスケジュール案内装置。
  9. 前記制御部は、前記場所の利用可能時間が経過する所定時間前において前記場所の利用状況が更新されない場合、前記場所の利用時間の延長を促す出力を行う、ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
  10. 前記制御部は、前記非接触センサが取得したユーザ識別情報の数に応じて、前記スケジュール情報が示すスケジュールへの参加状況を出力する、ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
  11. 前記制御部は、前記非接触センサが取得したユーザ識別情報と、前記スケジュール情報が示すスケジュールへの参加予定ユーザを示すユーザ識別情報との一致判定結果を出力する、ことを特徴とする請求項6〜10のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
  12. 前記制御部が行う出力の出力先は、ディスプレイへの出力であり、
    前記非接触センサは、前記ディスプレイの背面側に配置される、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載のスケジュール案内装置。
  13. コンピュータが、
    ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報を通知し、
    通知に応じて前記スケジュール管理装置から取得した前記ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報であって、前記非接触センサが前記ユーザ識別情報を取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報を出力する、
    処理を実行することを特徴とするスケジュール案内方法。
  14. コンピュータが、
    ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とを通知し、
    通知した前記ユーザ識別情報を前記非接触センサが取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報に含まれる場所が、通知した前記自装置の識別情報または設置位置に対応する場合に前記スケジュール管理装置により行われる前記場所の利用状況の更新に応じて、前記場所の利用状況が更新された旨の出力を行う、
    処理を実行することを特徴とするスケジュール案内方法。
  15. コンピュータに、
    ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報を通知し、
    通知に応じて前記スケジュール管理装置から取得した前記ユーザ識別情報に対応するスケジュール情報であって、前記非接触センサが前記ユーザ識別情報を取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報を出力する、
    処理を実行させることを特徴とするスケジュール案内プログラム。
  16. コンピュータに、
    ユーザ識別情報に対応付けてスケジュール情報を記憶するスケジュール管理装置に、非接触でユーザ識別情報を取得する非接触センサが取得した前記ユーザ識別情報と、自装置の識別情報または設置位置とを通知し、
    通知した前記ユーザ識別情報を前記非接触センサが取得した時間に対応するスケジュール情報および/または前記時間に後続する直近のスケジュール情報に含まれる場所が、通知した前記自装置の識別情報または設置位置に対応する場合に前記スケジュール管理装置により行われる前記場所の利用状況の更新に応じて、前記場所の利用状況が更新された旨の出力を行う、
    処理を実行させることを特徴とするスケジュール案内プログラム。
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