JP2017173635A - 演奏補助表示装置および演奏補助表示方法 - Google Patents
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図1は本発明の一実施の形態に係る演奏補助表示装置を含む演奏支援装置の構成を示すブロック図である。図1の演奏支援装置100は、伴奏音を発生するとともに擦弦楽器用の楽譜を表示する。
図2は図1の処理装置50の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、処理装置50は、演奏情報取得部51、変換テーブル取得部52、運指特定部53、表示情報生成部54、運指選択部55および楽器種類設定部56を含む。演奏情報取得部51、変換テーブル取得部52、運指特定部53、表示情報生成部54、運指選択部55および楽器種類設定部56の機能は、CPUが演奏補助表示プログラムを実行することにより実現される。
ここで、擦弦楽器の押圧弦、押弦位置および押弦指の例について説明する。図3はバイオリンの押圧弦の弦番号および押弦位置の位置番号を説明するための模式図である。図3に示すように、バイオリンは、第1弦(E線)S1、第2弦(A線)S2、第3弦(D線)S3および第4弦(G弦)S4を有する。第1弦S1は開放状態で音名「E」の音を出し、第2弦S2は開放状態で音名「A」の音を出し、第3弦S3は開放状態で音名「D」の音を出し、第4弦S4は開放状態で音名「G」の音を出す。第1弦S1、第2弦S2、第3弦S3および第4弦S4に弦指定情報として弦番号“1”、“2”、“3”および“4”がそれぞれ割り当てられる。
図8は運指特定部53および表示情報生成部54の動作を説明するための模式図である。図8においては、最上部に楽譜情報に基づいて表示される五線譜110が示される。五線譜110の下に各音符の音名、位置番号、弦番号、指番号および時刻情報が順に示される。時刻情報の下に、運指を示す楽譜(以下、運指楽譜と呼ぶ。)120が示される。
図9は演奏補助表示装置1における演奏補助表示方法を示すフローチャートである。図9の演奏補助表示方法は、図1の処理装置50のCPUがROMまたは記憶装置40に記憶された演奏補助表示プログラムを実行することにより行われる。
図10はバイオリン用の楽譜の一例を示す図である。図10に示すように、図1の表示装置60の画面に五線譜110および運指楽譜120が表示される。図8を用いて説明したように、運指楽譜120は、バイオリンの楽器図形71、複数の弦に対応する複数本の線分P1〜P4、指情報F1〜F4および位置情報PIを含む。時間の経過に従って現時点情報150が右方向に移動する。また、時間の経過に従って現時点情報150が画面内に位置するように画面上の五線譜110および運指楽譜120の表示範囲が更新される。
本実施の形態に係る演奏補助表示装置1および演奏補助表示方法によれば、各音高に対応する押圧弦、押弦位置および押弦指が特定され、運指楽譜120の複数の線分のうち特定された押圧弦に対応する線分上に位置情報PIおよび指情報F1〜F4が弦指定情報として表示される。したがって、演奏者は、各音高の音を出すために、いずれの弦のいずれの位置をいずれの指で押さえるべきかを容易に認識することができる。これにより、運指楽譜120を擦弦楽器の演奏に適した楽譜として用いることができるので、擦弦楽器の演奏を補助することが可能となる。
図12はバイオリン用の楽譜の他の例を示す図である。図12に示すように、表示装置60の画面に五線譜110および運指楽譜120が表示される。図12の運指楽譜120が図10の運指楽譜120と異なるのは、指情報F1〜F4の代わりに指情報f1〜f4が表示される点である。図12の例では、人差し指、中指、薬指および小指にそれぞれ異なる色が指情報f1〜f4として割り当てられる。ここで、色は、色彩、彩度および明度という属性を有する。色の違いは、色彩、彩度および明度のうち少なくとも1つの属性の違いで表される。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることができる。
Claims (8)
- 擦弦楽器用の演奏補助表示装置であって、
時間軸方向で変化する音高を含む演奏情報において各音高の音を発生するために前記擦弦楽器の押さえられるべき位置および弦を押さえるべき指をそれぞれ押圧位置および押弦指として特定する特定手段と、
特定された前記押圧位置を示す位置情報および特定された前記押弦指を示す指情報を各音高に対応して表示する表示手段とを備えた、演奏補助表示装置。 - 前記指情報は、特定された前記押弦指を形状の違いおよび色の違いの少なくとも一方で表す、請求項1記載の演奏補助表示装置。
- 前記擦弦楽器は複数の弦を有し、
前記特定手段は、前記演奏情報において各音高の音を発生するために押さえられるべき弦を押圧弦として特定し、
前記表示手段は、前記複数の弦に対応する複数の線分を表示し、前記複数の線分のうち特定された前記押圧弦に対応する線分上に前記押圧弦を指定する弦指定情報を表示する、請求項1または2記載の演奏補助表示装置。 - 前記弦指定情報は前記位置情報を表す、請求項3記載の演奏補助表示装置。
- 前記特定手段は、少なくとも1つの音高について複数組の押圧弦および押圧位置を特定し、
前記複数組の押圧弦および押圧位置のうちいずれか一組の押圧弦および押圧位置を選択する選択手段を備え、
前記表示手段は、前記複数の線分のうち選択された前記押圧弦に対応する線分上に前記弦指定情報を表示し、選択された前記押圧位置を示す位置情報を表示する、請求項3または4記載の演奏補助表示装置。 - 各音高と当該音高の音を発生するために押さえられるべき位置および弦を押さえるべき指との対応関係を示す対応情報を取得する取得手段をさらに備え、
前記特定手段は、取得された前記対応情報に基づいて、前記演奏情報における各音高について前記押圧位置および前記押弦指を特定する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の演奏補助表示装置。 - 前記表示手段は、現時点で発生すべき音高に対応する第1の操作情報を表示するとともに時間軸方向において次に発生すべき音高に対応する第2の操作情報を表示する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の演奏補助表示装置。
- 擦弦楽器用の演奏補助表示方法であって、
時間軸方向で変化する音高を含む演奏情報において各音高の音を発生するために前記擦弦楽器の押さえられるべき位置および弦を押さえるべき指をそれぞれ押圧位置および押弦指として特定するステップと、
特定された前記押圧位置を示す位置情報および特定された前記押弦指を示す指情報を各音高に対応して表示するステップとを含む、演奏補助表示方法。
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