JP2017173172A - パルス信号の処理装置およびパルス信号の処理方法 - Google Patents

パルス信号の処理装置およびパルス信号の処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017173172A
JP2017173172A JP2016060671A JP2016060671A JP2017173172A JP 2017173172 A JP2017173172 A JP 2017173172A JP 2016060671 A JP2016060671 A JP 2016060671A JP 2016060671 A JP2016060671 A JP 2016060671A JP 2017173172 A JP2017173172 A JP 2017173172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
branch
converter
waveform
pulse waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016060671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6675901B2 (ja
Inventor
義克 徳田
Yoshikatsu Tokuda
義克 徳田
健一郎 吉野
Kenichiro Yoshino
健一郎 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP2016060671A priority Critical patent/JP6675901B2/ja
Publication of JP2017173172A publication Critical patent/JP2017173172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6675901B2 publication Critical patent/JP6675901B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】低コストで短いパルス幅を処理する技術を得る。【解決手段】特定の単一のパルス波形が複数に分岐されて複数の分岐パルス波形とされ、前記複数の分岐パルス波形のそれぞれを伝送し、順次特定の間隔で遅延を生じさせる複数の個別パターン104a,104bを有するマイクロストリップパターン104と、マイクロストリップパターン104を伝送した前記複数の分岐パルス波形を合成し、前記複数の分岐パルス波形が時間軸上において前記特定の間隔で並んだ合成信号を得る合成部106と、前記合成信号に対してサンプリングを行うA/Dコンバータ108とを備え、A/Dコンバータ108は、前記複数の分岐パルス波形の異なる部分のサンプリングを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、パルス信号を扱う技術に関する。
パルス光を用いて距離を測定する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この技術では、パルス幅の小さいパルス光を用いた方が高い測距精度が得られる。この技術では、測距対象物から反射してきた測距用のパルス光と、装置内の内部光路を伝搬した参照用のパルス光との間の位相差を検出し、この位相差から距離の算出が行われる。
特開2013−11558号公報
検出したパルス光を処理するために、受光素子の出力をA/Dコンバータでデジタル信号に変換する必要がある。ところで、パルス幅が小さくなると、その分A/Dコンバータのサンプリング周波数を高くする必要がある。例えば、パルス幅が100ピコ秒である場合、この波形をサンプリングするには、サンプリング周波数が数十GHz以上、アナログ入力帯域が少なくとも5GHz以上のA/Dコンバータが必要になる。このようなA/Dコンバータは、入手が困難であり、また仮に入手できたとしても高コスト、高消費電力で発熱量が多く使用条件に制約があるといった問題がある。
このような背景において、本発明は、低コストで短いパルス幅の信号を処理する技術を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、特定の単一のパルス波形が複数に分岐されて複数の分岐パルス波形とされ、前記複数の分岐パルス波形のそれぞれを伝送し、順次特定の間隔で遅延を生じさせる複数の伝送線路を有する伝送線路群と、前記伝送線路群を伝送した前記複数の分岐パルス波形を合成し、前記複数の分岐パルス波形が時間軸上において前記特定の間隔で並んだ合成信号を得る合成部と、前記合成信号に対してサンプリングを行うA/Dコンバータとを備え、前記A/Dコンバータは、前記複数の分岐パルス波形の異なる部分のサンプリングを行うことを特徴とするパルス信号の処理装置である。
請求項2に記載の発明は、特定の単一のパルス波形を少なくとも2経路に分岐し同一波形を有する第1の分岐パルス波形および第2の分岐パルス波形を得る分岐部と、前記第1の分岐パルス波形が伝送される第1の伝送線路と、前記第2の分岐パルス波形が伝送され、前記第1の伝送線路とは電気的な線路長が異なる第2の伝送経路と、前記第1の伝送線路を伝送した前記第1の分岐パルス波形と前記第2の伝送線路を伝送した前記第2の分岐パルス波形とを合成し、合成信号を得る合成部と、前記合成信号が入力されるA/Dコンバータとを備え、前記第1の分岐パルス波形と前記第2の分岐パルス波形は、前記A/Dコンバータに異なるタイミングで到達し、前記A/Dコンバータは、前記第1の分岐パルス波形の時間軸上における第1の部分のサンプリングと、前記第2の分岐パルス波形の時間軸上における前記第1の部分と異なる第2の部分のサンプリングを行うことを特徴とするパルス信号の処理装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記合成信号において、時間軸上で隣接する2つの分岐パルス波形は、T1の時間差を有し、前記A/Dコンバータにおけるサンプリング間隔はT2であり、前記2つの分岐パルス波形のパルス幅はTであり、n>2として、(T2−T1)×n=Tを満たすことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記A/Dコンバータにおいて、前記特定の単一パルス波形を時間軸上の前記n個の点でサンプリングした場合と等価な処理が行なわれることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、特定のパルス波形が複数に分岐されて複数の分岐パルス波形とされ、前記複数の分岐パルス波形のそれぞれを、順次特定の間隔で遅延を生じさせる複数の伝送線路に伝送させ、前記複数の伝送線路を伝送した前記複数の分岐パルス波形を合成し、前記複数の分岐パルス波形が時間軸上において前記特定の間隔で並んだ合成信号を得、前記合成信号に対してA/Dコンバータにおいてサンプリングを行い、前記A/Dコンバータで、前記複数の分岐パルス信号の異なる部分のサンプリングを行うことを特徴とするパルス信号の処理方法である。
本発明によれば、低コストで短いパルス幅の信号を処理する技術が得られる。
実施形態の概念図である。 実施形態におけるパルス波形のサンプリングの原理を示す説明図である。 パルス波形のサンプリングの原理を示す説明図である。 実施形態における波形の関係を説明する説明図である。
図1は、距離測定装置100の概念図である。距離測定装置100は、フォトダイオード等の受光素子101を備えている。受光素子101は、パルス光を受光する。パルス光のパルス幅は、例えば100ピコ秒程度である。勿論、パルス光のパルス幅は100ピコ秒より短くてもよく、また長くてもよい。受光素子101の出力は、アンプ102で増幅され、分岐部103で複数に分岐されてマイクロストリップパターン104に入力される。
マイクロストリップパターン104は、分岐部103から複数の伝送線路に分岐された構造を有する。複数の伝送経路は、それぞれが異なる電気的な線路長(信号が伝わる経路の長さ)を有する個別パターン104a,104b・・・により構成されている。伝送線路の数は、2以上が選択される。伝送線路のそれぞれは、伝送されたパルス波形の位相が等間隔でずれるように、電気的な線路長が少しずつ異なるように構成されている。電気的な線路長を異ならせる方法としては、ストリップパターンの長さで調整する方法、導電体の材質や基板の誘電率で調整する方法、これらの方法の組み合わせが挙げられる。
マイクロストリップパターン104に入力した信号は、分岐部103で分岐された後に符号104a,104b・・で示される個別パターンを伝送し、更にバッファアンプ105a、105b・・・を通過した後に合成部106で合成される。個別パターン104a,104bを個別に伝送したパルス波形は、位相が少しずつ等間隔で遅延し時間軸上の位置がずれる。
例えば、個別パターン104aを伝送したパルス波形と個別パターン104bを伝送したパルス波形は、遅延する時間が異なるので、合成すると、時間軸上で2つのパルス波形が並んだ合成信号(合成波形)が得られる。ここで、個別パターンを7つ用意し、各個別パターンでの遅延が同じ間隔で生じるように、7つの個別パターンの電気的な線路長を設定することで、図2(a)に示すような合成信号が得られる。
この例では、個別パターン104a,104b・・・の電気的な線路長を調整し、合成部106で合成された合成波形において、符号107のような時間軸上に複数のパルス波形が等間隔で並ぶ合成信号の信号波形となるようにしている。
合成部106で合成された信号は、A/Dコンバータ108でデジタル信号に変換される。A/Dコンバータ108におけるパルス波形のサンプリングは、以下のようにして行われる。図2には、A/Dコンバータ108に入力する波形(a)とA/Dコンバータ108のサンプリングクロックの波形(b)が示されている。A/Dコンバータ108におけるサンプリングは、サンプリングクロックの矩形波形の立ち上がりのタイミングで行われる。
図2に示すパルス波形を単体でサンプリングしようとする場合、サンプリングクロックの周波数が低すぎ(逆に言うと、パルス波形のパルス幅が短すぎ)、一つのパルス波形で一つのサンプリング点しか確保できず(タイミングによっては、サンプリングできない場合も考えられる)、パルス波形の正確なサンプリングは不可能である。
本実施形態では、サンプリング周波数と時間軸上に並ぶ複数のパルス波形が図2に示すタイミングの関係になるように複数の個別パターンの電気的な線路長を設定している。この例では、伝送線路長が相対的に短い第1の個別パターンを伝送したパルス波形107aと伝送線路長が相対的に長い第2の個別パターンを伝送したパルス波形107bが、繰り返し生じるサンプリングクロックの異なる立ち上がりの部分に現れ、しかもサンプリングクロックに対する相対的な時間軸上における位置がずれるように、マイクロストリップパターン104を構成する複数の個別パターンの電気的な線路長を設定している。
すなわち、時間軸上で繰り返し現れるパルス波形の周期T1に対して、サンプリングクロックの周期T2が、T1<T2であり、且つ、(a)のパルス波形のパルス幅をTとして、n>2、好ましくnは2以上の自然数として、(T2−T1)×n=Tを満たすように、マイクロストリップパターン104を構成する複数の個別パターンの数と、その電気的な線路長を設定している。ここで、T1は、個別パターンの電気的な線路長の差によって決まる。上記の関係において、nが自然数の場合、nの数がマイクロストリップパターン104を構成する個別パターンの数となる。図2の場合、n=7となる。nが大きい程、一つのパルス波形に対するサンプリング点は多くなるが、個別パターンの数が多くなり、回路が大規模化する。
上記の場合、パルス波形のパルス幅に対して、サンプリング周波数が低くても、時間軸上で複数のパルス波形を生じさせ、複数のパルス波形に対してタイミングをずらしたサンプリングを行うことで、図3に示すサンプリングを行った場合と等価な効果が得られる。
以下、具体例を説明する。まず、サンプリングの対象となるパルス波形のパルス幅Tを140ピコ秒、サンプリング周波数の周期T2を200ピコ秒(5GHz)とする。この場合、このままではサンプリングは200ピコ秒毎にしか行われない。ここで、マイクロストリップパターン104の個別パターン104a,104b・・・を7パターン(7経路)用意する。また、最も近い線路長の関係にある2つの伝送線路の線路長の差は、
T1=180ピコ秒に相当する差となるように設定する。この場合は、T2=200ピコ秒、T1=180ピコ秒、T=140ピコ秒、n=7の設定となる。
上記設定では、A/Dコンバータ108に180ピコ秒毎にパルス波形が入力される。そして、200ピコ秒毎にサンプリングが行われるが、時間軸上に等間隔で並ぶ7つのパルス波形に対して、時間軸を合わせて見た場合に20ピコ秒ずつずれたサンプリングが行われ、一つのパルス波形に対して等価的に計7回の異なるタイミングでサンプリングが行われた場合と同じ作用が得られる。言い換えると、一つのパルス波形に対して、時間軸上の異なる7点でサンプリングを行った場合と等価な効果、すなわち、図3の場合と等価なサンプリングが行われる。この例の場合、単純にサンプリングを行う場合に比較して、サンプリング周波数を7倍にした場合と等価なA/D変換が行える。
図4に測距処理における各波形のタイミングを示す。測距処理では、図示しない発光部から測距用パルス光が対象物に照射され、そこからの反射光が受光素子101で受光される。また、発光部から発光された測距用パルス光の一部は図示しない内部光路に分岐され、そこを伝搬した参照用パルス光(図4のref)も受光素子101で受光される。測距用パルス光の伝搬距離は相対的に長く、参照用パルス光の伝搬距離は相対的に短いので、図4に示すタイミングで参照用パルス光(図4のref)と測距用パルス光(図4のmeas)は、受光素子101で受光される。参照用パルス光の検出パルス波形と測距用パルス光の検出パルス波形は、上述した原理により、A/Dコンバータ108でサンプリングされ、デジタルデータとされる。そして、距離算出部109において、参照用パルス光の検出パルス波形と測距用パルス光の検出パルス波形の位相差が検出され、この位相差に基づいて対象物までの距離が算出される。この測距処理の詳細は、従来の測距装置と同じである。
本実施形態の複数の伝送線路を用いた方法に、A/Dコンバータにトラックホールド回路を組み合わせることでA/Dコンバータのアナログ入力帯域幅を拡大すると同時に、より低いサンプリング周波数によるサンプリングを可能とする方法、パルス波形をローパスフィルタに通して、パルス幅を広げ、サンプリング点の数を増やす方法等を組み合わせることは有効である。
伝送線路で遅延を生じさせる時間、すなわちパルス波形のA/Dコンバータ108への到達時間に差を生じさせる方法としては、抵抗、インダクタ、コンデンサ、能動デバイス等で生じる信号の遅延を用いてもよい。この場合、これらのデバイスが伝送線路の一部を構成し、そこでの信号の遅延を利用して、図1に示す構成と等価な回路が構築される。
以上述べたように、距離測定装置100は、特定の単一のパルス波形が複数に分岐されて複数の分岐パルス波形とされ、前記複数の分岐パルス波形のそれぞれを伝送し、順次特定の間隔で遅延を生じさせる複数の個別パターン104a,104b・・・を有するマイクロストリップパターン104と、マイクロストリップパターン104を伝送した前記複数の分岐パルス波形を合成し、前記複数の分岐パルス波形が時間軸上において前記特定の間隔で並んだ合成信号107を得る合成部106と、前記合成信号107に対してサンプリングを行うA/Dコンバータ108とを備え、A/Dコンバータ108は、前記複数の分岐パルス波形の異なる部分のサンプリングを行う。
また、距離測定装置100は、特定の単一のパルス波形を少なくとも2経路に分岐し同一波形を有する第1の分岐パルス波形および第2の分岐パルス波形を得る分岐部103と、第1の分岐パルス波形が伝送される第1の伝送線路となる個別パターン104aと、第2の分岐パルス波形が伝送され、個別パターン104aとは電気的な線路長が異なる第2の伝送経路である個別パターン104bと、個別パターン104aを伝送した第1の分岐パルス波形と個別パターン104bを伝送した第2の分岐パルス波形とを合成し、合成信号を得る合成部106と、合成部106で合成された合成信号が入力されるA/Dコンバータ108とを備え、第1の分岐パルス波形と第2の分岐パルス波形は、A/Dコンバータ108に異なるタイミングで到達し、A/Dコンバータ108は、第1の分岐パルス波形の時間軸上における第1の部分のサンプリングと、第2の分岐パルス波形の時間軸上における前記第1の部分と異なる第2の部分のサンプリングを行う。
また上記の構成における合成信号において、時間軸上で隣接する2つの分岐パルス波形は、T1の時間差を有し、A/Dコンバータ108におけるサンプリング間隔はT2であり、2つの分岐パルス波形のパルス幅はTであり、n>2として、(T2−T1)×n=Tを満たすことを特徴とする。
上記の構成によれば、A/Dコンバータ108において、特定の単一のパルス波形を時間軸上のn個の点でサンプリングした場合(図3参照)と等価な処理が行なわれる。
本明細書で開示するパルス波形をA/Dコンバータで処理する技術に係る発明は、測距技術への利用に限定されず、パルス幅の短いパルス波形を処理する技術に広く利用することができる。
100…距離測定装置、101…受光素子、102…アンプ、103…分岐部、104…マイクロストリップパターン、104a…個別パターン、104b…個別パターン、105a…アンプ、105b…アンプ、106…合成部、107…合成された信号におけるパルス波形、108…A/Dコンバータ、109…距離算出部。

Claims (5)

  1. 特定の単一のパルス波形が複数に分岐されて複数の分岐パルス波形とされ、前記複数の分岐パルス波形のそれぞれを伝送し、順次特定の間隔で遅延を生じさせる複数の伝送線路を有する伝送線路群と、
    前記伝送線路群を伝送した前記複数の分岐パルス波形を合成し、前記複数の分岐パルス波形が時間軸上において前記特定の間隔で並んだ合成信号を得る合成部と、
    前記合成信号に対してサンプリングを行うA/Dコンバータと
    を備え、
    前記A/Dコンバータは、前記複数の分岐パルス波形の異なる部分のサンプリングを行うことを特徴とするパルス信号の処理装置。
  2. 特定の単一のパルス波形を少なくとも2経路に分岐し同一波形を有する第1の分岐パルス波形および第2の分岐パルス波形を得る分岐部と、
    前記第1の分岐パルス波形が伝送される第1の伝送線路と、
    前記第2の分岐パルス波形が伝送され、前記第1の伝送線路とは電気的な線路長が異なる第2の伝送経路と、
    前記第1の伝送線路を伝送した前記第1の分岐パルス波形と前記第2の伝送線路を伝送した前記第2の分岐パルス波形とを合成し、合成信号を得る合成部と、
    前記合成信号が入力されるA/Dコンバータと
    を備え、
    前記第1の分岐パルス波形と前記第2の分岐パルス波形は、前記A/Dコンバータに異なるタイミングで到達し、
    前記A/Dコンバータは、
    前記第1の分岐パルス波形の時間軸上における第1の部分のサンプリングと、
    前記第2の分岐パルス波形の時間軸上における前記第1の部分と異なる第2の部分のサンプリングを行うことを特徴とするパルス信号の処理装置。
  3. 前記合成信号において、時間軸上で隣接する2つの分岐パルス波形は、T1の時間差を有し、
    前記A/Dコンバータにおけるサンプリング間隔はT2であり、
    前記2つの分岐パルス波形のパルス幅はTであり、
    n>2として、(T2−T1)×n=Tを満たすことを特徴とする請求項1または2に記載のパルス信号の処理装置。
  4. 前記A/Dコンバータにおいて、
    前記特定の単一のパルス波形を時間軸上の前記n個の点でサンプリングした場合と等価な処理が行なわれることを特徴とする請求項3に記載のパルス信号の処理装置。
  5. 特定のパルス波形が複数に分岐されて複数の分岐パルス波形とされ、前記複数の分岐パルス波形のそれぞれを、順次特定の間隔で遅延を生じさせる複数の伝送線路に伝送させ、
    前記複数の伝送線路を伝送した前記複数の分岐パルス波形を合成し、前記複数の分岐パルス波形が時間軸上において前記特定の間隔で並んだ合成信号を得、
    前記合成信号に対してA/Dコンバータにおいてサンプリングを行い、
    前記A/Dコンバータで、前記複数の分岐パルス信号の異なる部分のサンプリングを行うことを特徴とするパルス信号の処理方法。
JP2016060671A 2016-03-24 2016-03-24 パルス信号の処理装置およびパルス信号の処理方法 Active JP6675901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016060671A JP6675901B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 パルス信号の処理装置およびパルス信号の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016060671A JP6675901B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 パルス信号の処理装置およびパルス信号の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017173172A true JP2017173172A (ja) 2017-09-28
JP6675901B2 JP6675901B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=59971928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016060671A Active JP6675901B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 パルス信号の処理装置およびパルス信号の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6675901B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164316A (ja) * 1982-03-03 1983-09-29 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション アナログデジタル変換装置
JPH06250076A (ja) * 1993-02-24 1994-09-09 Seikosha Co Ltd カメラ用測距装置
JP2005326918A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路
WO2012035743A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 パナソニック株式会社 レーダ装置
WO2012133282A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 古河電気工業株式会社 レーダ装置
US20130278295A1 (en) * 2012-04-23 2013-10-24 Georgia Tech Research Corporation Apparatuses for measuring high speed signals and methods thereof

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164316A (ja) * 1982-03-03 1983-09-29 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション アナログデジタル変換装置
JPH06250076A (ja) * 1993-02-24 1994-09-09 Seikosha Co Ltd カメラ用測距装置
JP2005326918A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路
WO2012035743A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 パナソニック株式会社 レーダ装置
WO2012133282A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 古河電気工業株式会社 レーダ装置
US20130278295A1 (en) * 2012-04-23 2013-10-24 Georgia Tech Research Corporation Apparatuses for measuring high speed signals and methods thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP6675901B2 (ja) 2020-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8908158B2 (en) Electronic distance measuring method and electronic distance measuring instrument
CN112260890B (zh) 数字阵列时延测量方法
US8798220B2 (en) Signal source synchronization circuit
JP6693783B2 (ja) 距離測定装置およびその校正方法
JP2008122137A (ja) レーダ装置
EP2444818B1 (en) A pulse-echo ranging system and method
JP4976439B2 (ja) レーダ装置
CA2767158C (en) High sampling resolution dts system and method
RU2568899C2 (ru) Имитатор радиолокационной цели при зондировании преимущественно длительными сигналами
JP2006226847A (ja) 無線センシング装置及び無線センシング方法
JP6675901B2 (ja) パルス信号の処理装置およびパルス信号の処理方法
US20170059684A1 (en) Space time interleaved matched-filters
JP2009180666A (ja) パルスレーダ装置
US10386466B2 (en) Distance measuring device and distance measuring method
Arnedo et al. Passive microwave planar circuitsfor arbitrary UWB pulse shaping
JP2014206430A (ja) レーダシステム
JP5274428B2 (ja) 測定装置および試験装置
JP2007212245A (ja) パルスレーダ装置
KR101359344B1 (ko) Fmcw 기반 거리 측정 장치
JP6070087B2 (ja) 干渉型光ファイバセンサ
Dostâl et al. Atomic clock comparison over optical network
CN113612541B (zh) 基于tdoa的目标模拟信号光子链路传输延时测量装置
JP5372447B2 (ja) サンプリング装置および信号モニタ
JPH02170075A (ja) 高周波信号方向探知装置
KR101146218B1 (ko) 거리측정장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6675901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250