JP2017169973A - エアーマッサージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの多様な体型に対応して脚を適切にマッサージ可能なエアーマッサージ装置を提供する。【解決手段】エアーマッサージ装置1は脚に装着される装着物20を備える。装着物20は上部被覆部30、下部被覆部50、および、連結部80を備える。上部被覆部30は膝にかからないように大腿に装着される第1の装着形態、および、膝を跨いで大腿および下腿に装着される第2の装着形態を含む複数の装着形態の中から1つの装着形態を選択して脚に装着可能であり、第1の装着形態または第2の装着形態で脚に装着された状態において脚をマッサージ可能な上部エアーバッグを含む。下部被覆部50は下腿に装着できるように上部被覆部30よりも下方に設けられ、下腿をマッサージ可能な下部エアーバッグを含む。連結部80は上部被覆部30と下部被覆部50とが相対的に移動できるように上部被覆部30と下部被覆部50とを連結する。【選択図】図1

Description

本発明は脚をマッサージするエアーマッサージ装置に関する。
複数のエアーバッグを用いて脚をマッサージするエアーマッサージ装置が知られている。その一例である特許文献1のエアーマッサージ装置は、脚に装着可能なシート部材、および、シート部材に設けられた複数のエアーバッグを備える。シート部材が脚に装着され、複数のエアーバッグが膨張することにより脚がマッサージされる。
特開平11−47209号公報
上記エアーマッサージ装置によれば、ユーザーの脚の長さがシート部材の長さに合わない場合、脚に好ましいマッサージ感が与えられないおそれがある。
本発明に従うエアーマッサージ装置の一形態は、脚に装着される装着物を備え、前記装着物は、膝にかからないように大腿に装着される第1の装着形態、および、膝を跨いで大腿および下腿に装着される第2の装着形態を含む複数の装着形態の中から1つの装着形態を選択して脚に装着可能であり、前記第1の装着形態または前記第2の装着形態で脚に装着された状態において脚をマッサージ可能な上部エアーバッグを含む上部被覆部と、下腿に装着できるように前記上部被覆部よりも下方に設けられ、下腿をマッサージ可能な下部エアーバッグを含む下部被覆部と、前記上部被覆部と前記下部被覆部とが相対的に移動できるように前記上部被覆部と前記下部被覆部とを連結する連結部とを備える。
上記エアーマッサージ装置はユーザーの多様な体型に対応して脚を適切にマッサージできる。
実施の形態のエアーマッサージ装置の斜視図。 図1のエアーマッサージ装置のブロック図。 図1のエアーマッサージ装置の展開図。 図3の装着物の内部構造を示す展開図。 図1のエアーマッサージ装置における第1の装着形態の一例を示す斜視図。 図1のエアーマッサージ装置における第2の装着形態の一例を示す斜視図。 図4の第1の上部エアーバッグと脚の筋肉との関係を示す正面図。 図4の各種の上部エアーバッグと脚の筋肉との関係を示す背面図。 図1のエアーマッサージ装置の背面図。 図3の足裏施療部の斜視図。 変形例の装着物の内部構造を示す展開図。
(エアーマッサージ装置が取り得る形態の一例)
〔1〕本発明に従うエアーマッサージ装置の一形態は、脚に装着される装着物を備え、前記装着物は、膝にかからないように大腿に装着される第1の装着形態、および、膝を跨いで大腿および下腿に装着される第2の装着形態を含む複数の装着形態の中から1つの装着形態を選択して脚に装着可能であり、前記第1の装着形態または前記第2の装着形態で脚に装着された状態において脚をマッサージ可能な上部エアーバッグを含む上部被覆部と、下腿に装着できるように前記上部被覆部よりも下方に設けられ、下腿をマッサージ可能な下部エアーバッグを含む下部被覆部と、前記上部被覆部と前記下部被覆部とが相対的に移動できるように前記上部被覆部と前記下部被覆部とを連結する連結部とを備える。
上記エアーマッサージ装置によれば、装着形態毎に脚の長手方向における装着物の長さが異なる。このため、ユーザーは自身の脚の長さに応じた装着形態を選択して装着物を脚に装着することが可能である。このため、上部エアーバッグおよび下部エアーバッグが脚のマッサージに適した部位に配置され、各エアーバッグにより脚に好ましいマッサージ感が与えられる。このように、上記エアーマッサージ装置はユーザーの多様な体型に対応して脚を適切にマッサージすることができる。
〔2〕前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記連結部は前記上部被覆部が前記第1の装着形態で脚に装着された場合に膝が露出するように前方が開放されている。
上部被覆部が第1の装着形態で脚に装着された場合に膝が露出するため、膝を曲げる動作および伸ばす動作を容易に実施できる。このため、ユーザーはエアーマッサージ装置を使用しているときに姿勢を変化させやすい。
〔3〕前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記装着物は膝裏に接触することにより脚に対する前記上部被覆部の位置を決める位置決め部をさらに備える。
膝裏は脚の中でも特徴的な形状を有する部分の1つに該当する。上記エアーマッサージ装置の位置決め部はそのような膝裏を対象としているため、ユーザーは装着物を脚に容易に装着できる。
〔4〕前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記上部被覆部は、前記第2の装着形態において大腿に装着される部分である第1の上部被覆部、前記第2の装着形態において下腿に装着される部分である第2の上部被覆部、および、前記第1の上部被覆部と前記第2の上部被覆部とを接続する接続部を含み、前記上部エアーバッグは、前記2の装着形態で脚に装着された前記第1の上部被覆部のうちの大腿の正面を覆う部分に設けられる第1の上部エアーバッグ、および、前記2の装着形態で脚に装着された前記第2の上部被覆部のうちの下腿の背面を覆う部分に設けられる第2の上部エアーバッグを含む。
上記エアーマッサージ装置によれば、上部被覆部が第2の装着形態で脚に装着された場合、各上部エアーバッグにより膝まわりがマッサージされる。膝まわりにはマッサージ効果が高い筋肉が多く存在する。このため、上記エアーマッサージ装置は脚を効率的にマッサージできる。
〔5〕前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記上部エアーバッグは前記2の装着形態で脚に装着された前記接続部のうちの膝裏を覆う部分に設けられる第3の上部エアーバッグを含み、前記位置決め部は膝裏をマッサージできるように前記第3の上部エアーバッグに取り付けられる凸部を含む。
上記エアーマッサージ装置によれば、第3の上部エアーバッグが膨張することにより膝裏が位置決め部の凸部によりマッサージされる。このため、膝裏に好ましいマッサージ感が与えられる。
〔6〕前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記上部エアーバッグは前記上部被覆部内に配置され、前記下部エアーバッグは前記下部被覆部内に配置され、前記上部エアーバッグとエアーポンプとを接続し、前記上部被覆部が脚に装着された状態において前記上部被覆部のうちの脚の幅方向の中心よりも外側または内側に対応する部分から引き出され、前記上部被覆部の外部において脚の幅方向の中心を跨がないように引き回される第1のホースと、前記下部エアーバッグと前記エアーポンプとを接続し、前記下部被覆部が脚に装着された状態において前記下部被覆部のうちの脚の幅方向の中心よりも外側または内側に対応する部分から引き出され、前記下部被覆部の外部において脚の幅方向の中心を跨がないように引き回される第2のホースとをさらに備える。
上記エアーマッサージ装置によれば、装着物を装着したユーザーが椅子に着座したときに各ホースが脚と椅子との間に挟まれにくい。また、装着物を装着したユーザーが床に座ったときに各ホースが脚と床との間に挟まれにくい。このため、ユーザーが違和感を覚えにくい。
〔7〕前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記装着物は、前記下部被覆部と連続し、足に装着可能な足被覆部と、前記足被覆部上に配置される台、および、足裏をマッサージできるように前記台から突出する突起を含む足裏施療部とをさらに備え、前記足被覆部および前記足裏施療部は、前記足裏施療部を前記足被覆部に取り付けること、および、前記足裏施療部を前記足被覆部から取り外すことが可能な着脱構造を含み、前記着脱構造は、前記足裏施療部の上下方向に沿う中心軸まわりにおいて前記突起の配置が異なる少なくとも2種類の取付状態を選択できるように構成される。
突起は少なくとも2種類の取付状態のそれぞれにおいて足裏の異なる部分をマッサージする。このため、足裏施療部の取付状態を選択可能な上記エアーマッサージ装置は多様なマッサージ感を足裏に付与できる。
(実施の形態)
図1はエアーマッサージ装置1の外観である。エアーマッサージ装置1はコントローラー10、一対の装着物20、および、2本のワイヤーハーネス110を備える。一方のワイヤーハーネス110はコントローラー10と一方の装着物20とを接続し、他方のワイヤーハーネス110はコントローラー10と他方の装着物20とを接続する。
コントローラー10は本体11、操作部12、電源コネクター13、コネクター14、および、電源15(図2参照)を含む。本体11の形状の一例は楕円形である。本体11は各種の電気的な要素を内部に収容している。操作部12の機能はエアーマッサージ装置1の動作に関する情報を入力することである。操作部12は本体11の外面に設けられる。電源コネクター13は本体11の外面に設けられ、例えばACアダプター(図示略)が接続される。コネクター14は本体11の外面に設けられ、2本のワイヤーハーネス110がそれぞれ接続される。電源15の機能はエアーマッサージ装置1を構成する各種の電気的な要素に電力を供給することである。電源15は例えば本体11の内部に設けられ、商用電源(図示略)から電力が供給されることにより起動する。
一対の装着物20は対応する下肢に装着される。一方の装着物20および他方の装着物20は左右対称の関係を有する。装着物20は上部被覆部30、下部被覆部50、足被覆部60、および、連結部80を備える。
上部被覆部30は複数の装着形態の中から1つの装着形態を選択可能である。複数の装着形態は第1の装着形態および第2の装着形態を含む。第1の装着形態は上部被覆部30が膝にかからないように大腿に装着される装着形態である。第2の装着形態は上部被覆部30が膝を跨いで大腿および下腿に装着される装着形態である。上部被覆部30は上部エアーバッグ40(図4参照)を含む。上部エアーバッグ40は第1の装着形態または第2の装着形態において脚をマッサージできるように上部被覆部30内に配置される。上部エアーバッグ40は第1の上部エアーバッグ41、第2の上部エアーバッグ42、および、第3の上部エアーバッグ43を含む(図4参照)。
下部被覆部50は下腿に装着できるように上部被覆部30よりも下方に設けられる。下部被覆部50は下部エアーバッグ51(図4参照)を含む。下部エアーバッグ51は下腿をマッサージできるように下部被覆部50内に配置される。下部エアーバッグ51は第1の下部エアーバッグ52および第2の下部エアーバッグ53を含む(図4参照)。足被覆部60は下部被覆部50と連続し、足に装着できるように下部被覆部50よりも下方に設けられる。足被覆部60は足エアーバッグ61(図4参照)を含む。足エアーバッグ61は足をマッサージできるように足被覆部60内に配置される。下部被覆部50および足被覆部60は例えばブーツのような形状である。なお、下部被覆部50および足被覆部60の具体的な構成は特開2015−173710号公報に開示されているブーツの構成と概ね同じであるため、その共通する事項の説明の一部または全部を省略する。
連結部80の機能は上部被覆部30と下部被覆部50とが相対的に移動できるように上部被覆部30と下部被覆部50とを連結することである。連結部80は上部被覆部30および下部被覆部50と連続する。連結部80は例えば撓みやすい材料により構成される。連結部80は上部被覆部30が第1の装着形態で脚に装着された場合に膝が露出するように前方が開放されている。このため、上部被覆部30が第1の装着形態で脚に装着された場合に膝を曲げる動作および伸ばす動作を容易に実施でき、ユーザーはエアーマッサージ装置1を使用しているときに姿勢を変化させやすい。
2本のワイヤーハーネス110は互いに同じ構成である。ワイヤーハーネス110は第1のホース111、第2のホース112、第3のホース113(図4参照)、連結バンド114、および、コネクター115を含む。
第1のホース111の機能は本体11内に設けられるエアーポンプ16(図2参照)から上部エアーバッグ40に空気が供給されるように上部エアーバッグ40とエアーポンプ16とを接続することである。第2のホース112の機能はエアーポンプ16から下部エアーバッグ51に空気が供給されるように下部エアーバッグ51とエアーポンプ16とを接続することである。第3のホース113の機能はエアーポンプ16から足エアーバッグ61に空気が供給されるように足エアーバッグ61とエアーポンプ16とを第2のホース112を介して接続することである。第3のホース113は下部被覆部50および足被覆部60の内部に配線される。
連結バンド114の機能は第1のホース111および第2のホース112を束ねることである。連結バンド114の数の一例は2つである。コネクター115は第1のホース111および第2のホース112の端部に設けられる。コネクター115がコントローラー10のコネクター14に接続されることによりワイヤーハーネス110がコントローラー10と装着物20とを接続し、エアーポンプ16の空気が各エアーバッグ40、51、61に供給可能な状態が構成される。
図2はエアーマッサージ装置1の接続関係を示す。コントローラー10はエアーポンプ16、制御弁17、および、制御部18をさらに含む。エアーポンプ16の機能は各エアーバッグ40、51、61に空気を供給することである。制御弁17の機能は各エアーバッグ40、51、61に関する空気の供給および排出を切り替えることである。制御部18の機能は操作部12による操作に基づいてエアーポンプ16および制御弁17を制御することである。制御弁17および制御部18は本体11内に設けられる。
装着物20は第1の接続部品71および第2の接続部品72をさらに備える。第1の接続部品71は第1のホース111と各上部エアーバッグ41〜43とを接続している。第2の接続部品72は第2のホース112と各下部エアーバッグ52、53とを接続している。
第1のホース111は第1のエアーチューブ111A、第2のエアーチューブ111B、第3のエアーチューブ111C、および、被覆チューブ111Dを含む。各エアーチューブ111A〜111Cは被覆チューブ111Dに覆われることにより束ねられる。被覆チューブ111Dは本体11と第1の接続部品71とを接続している。第1のエアーチューブ111Aは制御弁17から伸びて被覆チューブ111D内を通過し、第1の接続部品71を介して第1の上部エアーバッグ41に設けられる第1の供給口41Dに接続される。第2のエアーチューブ111Bは制御弁17から伸びて被覆チューブ111D内を通過し、第1の接続部品71を介して第2の上部エアーバッグ42に設けられる第2の供給口42Cに接続される。第3のエアーチューブ111Cは制御弁17から伸びて被覆チューブ111D内を通過し、第1の接続部品71を介して第3の上部エアーバッグ43に設けられる第3の供給口43Aに接続される。なお、各上部エアーバッグ41〜43に供給される空気は、制御弁17が制御されることにより個別に調節可能である。
第2のホース112は第4のエアーチューブ112A、第5のエアーチューブ112B、第6のエアーチューブ112C、および、被覆チューブ112Dを含む。各エアーチューブ112A〜112Cは被覆チューブ112Dに覆われることにより束ねられる。被覆チューブ112Dは本体11と第2の接続部品72とを接続している。第4のエアーチューブ112Aは制御弁17から伸びて被覆チューブ112D内を通過し、第2の接続部品72を介して第1の下部エアーバッグ52に設けられる第4の供給口52Aに接続される。第5のエアーチューブ112Bは制御弁17から伸びて被覆チューブ112D内を通過し、第2の接続部品72を介して第2の下部エアーバッグ53に設けられる第5の供給口53Aに接続される。第6のエアーチューブ112Cは制御弁17から伸びて被覆チューブ112D内を通過し、第2の接続部品72を介して第3のホース113内に配線され、第3のホース113内を通過して足エアーバッグ61に設けられる第6の供給口61Aに接続される。なお、各下部エアーバッグ52、53および足エアーバッグ61に供給される空気は、制御弁17が制御されることにより個別に調節可能である。
図3は展開された装着物20の内面を示す。なお、図3以降に示される装着物20は右脚に装着される装着物20である。
上部被覆部30は第1の上部被覆部31、第2の上部被覆部32、および、接続部33を含む。第1の上部被覆部31は第2の装着形態において大腿に装着される部分である。第1の上部被覆部31は長手方向および短手方向を規定可能な形状である。第1の上部被覆部31は面ファスナーを含む。面ファスナーはループ31Aおよびフック31Bを含む。ループ31Aは例えば第1の上部被覆部31の内面に設けられる。フック31Bは例えば第1の上部被覆部31の外面に設けられる。第1の上部被覆部31が脚に巻き付けられ、ループ31Aとフック31Bとが貼り合せられることにより第1の上部被覆部31が脚に装着される。
第2の上部被覆部32は第2の装着形態において下腿に装着される部分である。第2の上部被覆部32は長手方向および短手方向を規定可能な形状である。第2の上部被覆部32は面ファスナーを含む。面ファスナーはループ32Aおよびフック32Bを含む。ループ32Aは例えば第2の上部被覆部32の内面に設けられる。フック32Bは例えば第2の上部被覆部32の外面に設けられる。第2の上部被覆部32が脚に巻き付けられ、ループ32Aとフック32Bとが貼り合せられることにより第2の上部被覆部32が脚に装着される。
接続部33は第1の上部被覆部31と第2の上部被覆部32とを接続する部分である。接続部33は上部被覆部30が第2の装着形態で膝に装着された場合に膝が露出するように前方が開放されている。このため、上部被覆部30が第2の装着形態で脚に装着された場合に膝を曲げる動作および伸ばす動作を容易に実施でき、ユーザーはエアーマッサージ装置1を使用しているときに姿勢を変化させやすい。
装着物20は位置決め部90をさらに備える。位置決め部90の機能は膝裏に接触することにより脚に対する上部被覆部30の位置を決めることである。位置決め部90は例えば上部被覆部30の内面側において、接続部33の中央に設けられる。位置決め部90を接触させる膝裏は脚の中でも特徴的な形状を有する部分の1つに該当する。そのような膝裏を対象とした位置決め部90に従って上部被覆部30が装着されるため、ユーザーは装着物20を脚に容易に装着できる。
装着物20は足裏施療部100をさらに備える。足裏施療部100の機能は足裏をマッサージすることである。足裏施療部100は足被覆部60の内面において足裏と接触する部分に配置される。
図4は展開された装着物20の内面側における内部構造を示す。第1の上部エアーバッグ41は例えば第2の装着形態で脚に装着された第1の上部被覆部31のうちの大腿の正面を覆う部分に設けられる。第1の上部エアーバッグ41は中央部分41A、一対の側方部分41B、および、通路41Cを含む。中央部分41A、一対の側方部分41B、および、通路41Cは連続している。中央部分41Aは一対の側方部分41Bに挟まれるように設けられる。通路41Cの一方の端部は第1の供給口41Dが設けられ、通路41Cの他方の端部は一方の側方部分41Bと繋がる。第1の供給口41Dから流入した空気は通路41Cを介して一方の側方部分41Bに供給される。通路41Cは実質的に膨張しない部分である。
第1の上部被覆部31の長手方向における側方部分41Bの幅は中央部分41Aの幅よりも広い。このため、一対の側方部分41Bは中央部分41Aよりも膨張する。一例では、中央部分41Aは実質的に膨張しない。このため、第1の上部エアーバッグ41が膨張することにより大腿の正面が挟み込まれ、大腿の正面に揉むような感覚が与えられる。このため、大腿の正面に好ましいマッサージ感が与えられる。
第2の上部エアーバッグ42は第2の装着形態で脚に装着された第2の上部被覆部32のうちの下腿の背面を覆う部分に設けられる。第2の上部エアーバッグ42は中央部分42Aおよび一対の側方部分42Bを含む。中央部分42Aおよび一対の側方部分42Bは連続している。中央部分42Aは一対の側方部分42Bに挟まれるように設けられる。一方の側方部分42Bは第2の供給口42Cが設けられる。
第2の上部被覆部32の短手方向における側方部分42Bの幅は中央部分42Aの幅よりも広い。このため、一対の側方部分42Bは中央部分42Aよりも膨張する。一例では、中央部分42Aは実質的に膨張しない。このため、第2の装着形態において第2の上部エアーバッグ42が膨張することにより下腿の背面が挟み込まれ、下腿の背面に揉むような感覚が与えられる。このため、第2の装着形態では下腿の背面に好ましいマッサージ感が与えられる。一方、第1の装着形態において第2の上部エアーバッグ42が膨張する場合、大腿の背面に揉むような感覚が与えられる。このため、第1の装着形態では大腿の背面に好ましいマッサージ感が与えられる。
第3の上部エアーバッグ43は第2の装着形態で脚に装着された接続部33のうちの膝裏を覆う部分に設けられる。一例では、第3の上部エアーバッグ43は第2の装着形態において、第1の上部被覆部31のうちの大腿の背面を覆う部分と接続部33のうちの膝裏を覆う部分とに跨るように設けられる。第3の上部エアーバッグ43のうちの接続部33側の端部は第3の供給口43Aが設けられる。なお、各供給口41D、42C、43Aは互いに近接し、第1の接続部品71に接続されている。
位置決め部90は凸部91を含む。一例では、位置決め部90は凸部91を構成する。凸部91は上部被覆部30が第2の装着形態で脚に装着されたときに膝裏をマッサージできるように第3の上部エアーバッグ43に取り付けられる。具体的には、凸部91は第3の上部エアーバッグ43のうちの接続部33の中央に配置される部分に取り付けられる。図3に示される例では、凸部91は上部被覆部30の内面側に向けて突出している。
図5および図6を参照して、装着物20の装着手順の一例について説明する。
図5は第1の装着形態で脚に装着された装着物20の装着状態を示す。装着物20は例えば次のように脚に装着される。始めに、足被覆部60が足に装着され、下部被覆部50が下腿に装着される。次に、連結部80が膝裏と対向するように伸ばされる。そして、上部被覆部30が膝にかからないように大腿に装着される。このとき、連結部80の前方に開口81が形成され、その開口81から膝が露出する。このように、装着物20が第1の装着形態で脚に装着される。
図6(a)は上部被覆部30が装着される前の装着物20の装着状態を示し、図6(b)は第2の装着形態で脚に装着された装着物20の装着状態を示す。
装着物20は例えば次のように脚に装着される。始めに、図6(a)に示されるように足被覆部60が足に装着され、下部被覆部50が下腿に装着される。次に、上部被覆部30が脚に装着されたときに上部被覆部30と下部被覆部50および脚の少なくとも一方との間に挟まれるように連結部80が折り畳まれる。一例では、連結部80は脚に対する上部被覆部30の装着位置に応じて折り畳まれる。次に、位置決め部90が膝裏と接触するように上部被覆部30の接続部33を膝裏に配置させる。
次に、図6(b)に示されるように位置決め部90を膝裏と接触させた状態において、上部被覆部30が膝を跨いで大腿および下腿に装着される。具体的には、第1の上部被覆部31が大腿に装着され、第2の上部被覆部32が下腿に装着される。一例では、第2の上部被覆部32は下部被覆部50の一部と重なるように下腿に装着される。このとき、接続部33の前方に開口34が形成され、その開口34から膝が露出する。このように、装着物20が第2の装着形態で脚に装着される。
第1の装着形態および第2の装着形態では、脚の長手方向における装着物20の長さが異なる。一例では、第1の装着形態における装着物20の長さは第2の装着形態における装着物20の長さよりも長い。このため、下腿の全体にわたって下部被覆部50がフィットするような脚の長さを有するユーザー、すなわち脚の長さが短いユーザーは第1の装着形態により装着物20を脚に装着することができる。また、下部被覆部50を装着した状態において下腿の一部が露出するような脚の長さを有するユーザー、すなわち脚の長さが長いユーザーは第2の装着形態により装着物20を脚に装着することができる。
図7は上部被覆部30が第2の装着形態で脚に装着されたときの第1の上部エアーバッグ41と脚の筋肉との関係を示す。なお、図7は脚の正面を示している。
第1の上部エアーバッグ41は第2の装着形態において大腿の正面に配置され、大腿四頭筋MQと対向する。具体的には、第1の上部エアーバッグ41は大腿の正面のうちの膝まわりに配置され、大腿四頭筋MQの付け根と対向する。大腿四頭筋MQの付け根はマッサージ効果が高い筋肉である。このため、第1の上部エアーバッグ41が膨張および収縮を繰り返すことにより大腿四頭筋MQの付け根がマッサージされ、脚が効率的にマッサージされる。
図8は上部被覆部30が第2の装着形態で脚に装着されたときの各種の上部エアーバッグ42、43と脚の筋肉との関係を示す。なお、図8は脚の背面を示している。
第2の上部エアーバッグ42は第2の装着形態において下腿の背面に配置され、腓腹筋MGと対向する。具体的には、第2の上部エアーバッグ42は下腿の背面のうちの膝まわりに配置され、腓腹筋MGの付け根と対向する。腓腹筋MGの付け根はマッサージ効果が高い筋肉である。このため、第2の上部エアーバッグ42が膨張および収縮を繰り返すことにより腓腹筋MGの付け根がマッサージされ、脚が効率的にマッサージされる。なお、上部被覆部30が第1の装着形態で脚に装着される場合、第2の上部エアーバッグ42は大腿の背面のうちの膝まわりに配置され、ハムストリングMHの付け根をマッサージ可能である。
第3の上部エアーバッグ43は第2の装着形態において大腿の背面および膝裏に跨るように配置され、主にハムストリングMHと対向する。具体的には、第3の上部エアーバッグ43は大腿の背面のうちの膝まわりに配置され、ハムストリングMHの付け根と対向する。ハムストリングMHの付け根はマッサージ効果が高い筋肉である。このため、第3の上部エアーバッグ43が膨張および収縮を繰り返すことによりハムストリングMHの付け根がマッサージされ、脚が効率的にマッサージされる。また、第3の上部エアーバッグ43の膨張にともない位置決め部90の凸部91が膝裏と接触するため、膝裏に好ましいマッサージ感が与えられる。一例では、膝裏のうちの膝窩筋および膝窩リンパ節等が凸部91によりマッサージされる。このように、上部被覆部30が第2の装着形態で脚に装着されることにより、各上部エアーバッグ41〜43により膝まわりがマッサージされ、凸部91により膝裏がマッサージされる。
図9は展開された装着物20の外面を示す。第1のホース111は例えば上部被覆部30が脚に装着された状態において上部被覆部30のうちの脚の幅方向の中心よりも内側に対応する部分から引き出され、上部被覆部30の外部において脚の幅方向の中心を跨がないように引き回される。第2のホース112は例えば下部被覆部50が脚に装着された状態において下部被覆部50のうちの脚の幅方向の中心よりも内側に対応する部分から引き出され、下部被覆部50の外部において脚の幅方向の中心を跨がないように引き回される。このため、装着物20を装着したユーザーが椅子に着座したときに各ホース111、112が脚と椅子との間に挟まれにくい。また、装着物20を装着したユーザーが床に座ったときに各ホース111、112が脚と床との間に挟まれにくい。このため、ユーザーが違和感を覚えにくい。
図10は足裏施療部100の外観を示す。足裏施療部100は台101および突起102を含む。台101は足被覆部60(図3参照)上に配置される。突起102は足裏をマッサージできるように台101から上方に突出している。突起102の数の一例は2つである。2つの突起102は台101上において点対称の位置に設けられる。2つの突起102の高さは互いに異なる。
図3および図10に示されるとおり、足被覆部60および足裏施療部100は足裏施療部100を足被覆部60に取り付けること、および、足裏施療部100を足被覆部60から取り外すことが可能な着脱構造を含む。着脱構造は、足裏施療部100の上下方向に沿う中心軸まわりにおいて突起102の配置が異なる少なくとも2種類の取付状態を選択できるように構成される。一例では、着脱構造は4種類の取付状態を選択可能である。
着脱構造は挿入部101Aおよび被挿入部60Aを含む。挿入部101Aは台101の平面方向に突出するように台101に設けられる。挿入部101Aの数の一例は4つである。各挿入部101Aは例えば足裏施療部100の平面視において、台101の上下方向および左右方向に突出するように設けられる。被挿入部60Aは足被覆部60の内面において足裏と接触する部分に設けられる。被挿入部60Aは挿入部101Aを挿入可能な構造を有する。被挿入部60Aの数の一例は2つである。2つの被挿入部60Aは互いに対向するように設けられる。
足裏施療部100は例えば互いに反対方向に突出する2つの挿入部101Aが対応する被挿入部60Aに挿入されることにより足被覆部60に取り付けられる。挿入部101Aと被挿入部60Aとの関係が変更されることにより、すなわち着脱構造の取付状態が変更されることにより台101に対する各突起102の配置が変更される。このため、各突起102は4種類の取付状態のそれぞれにおいて足裏の異なる部分をマッサージする。このため、足裏施療部100の取付状態を選択可能なエアーマッサージ装置1は多様なマッサージ感を足裏に付与できる。
図1を参照して、エアーマッサージ装置1の使用方法の一例について説明する。
エアーマッサージ装置1を使用するユーザーは、例えば自身の脚の長さに応じて装着形態を選択し、選択した装着形態に応じて装着物20を両脚に装着することができる。例えば、脚の長さが短いユーザーは第1の装着形態を選択し、脚の長さが長いユーザーは第2の装着形態を選択することも可能である。その後、ユーザーは操作部12を操作することにより電源を投入し、マッサージコース等を選択する。これにより、エアーマッサージ装置1によるマッサージが開始される。
エアーマッサージ装置1によれば、装着形態毎に脚の長手方向における装着物20の長さが異なる。このため、ユーザーは自身の脚の長さに応じた装着形態を選択して装着物20を脚に装着することが可能である。このため、上部エアーバッグ40および下部エアーバッグ51が脚のマッサージに適した部位に配置され、各エアーバッグ40、51等により脚に好ましいマッサージ感が与えられる。このように、エアーマッサージ装置1はユーザーの多様な体型に対応して脚を適切にマッサージすることができる。
(変形例)
実施の形態に関する説明は本発明に従うエアーマッサージ装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従うエアーマッサージ装置は実施の形態以外に例えば以下に示される実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・着脱構造が選択可能な取付状態の数は任意に変更可能である。一例では、着脱構造は2種類、3種類、または、5種類以上の取付状態を選択可能である。なお、着脱構造が選択可能な取付状態の数に応じて、挿入部101Aおよび被挿入部60Aの数等が変更される。
・足被覆部60および足裏施療部100は着脱構造を省略した形態を取り得る。第1の例では、足裏施療部100は上下方向に沿う中心軸まわりに回転可能に足被覆部60に取り付けられる。この例によれば、足裏施療部100の取付状態が変更可能であるため、多様なマッサージ感を足裏に付与できる。第2の例では、足裏施療部100は足被覆部60に固定される。
・足裏施療部100の突起102の数は任意に変更可能である。一例では、突起102の数は1つまたは3つ以上である。
・変形例の装着物20は足被覆部60および足裏施療部100の少なくとも一方を省略した形態を取り得る。
・変形例の第1のホース111は上部被覆部30の外部において脚の幅方向の中心を跨ぐように引き回される。なお、第2のホース112においても同様の変形が成立する。
・変形例の第1のホース111は上部被覆部30が脚に装着された状態において上部被覆部30のうちの脚の幅方向の中心よりも外側に対応する部分から引き出される。別の変形例の第1のホース111は上部被覆部30が脚に装着された状態において上部被覆部30のうちの脚の幅方向の中心から引き出される。なお、第2のホース112においても同様の変形が成立する。
・連結バンド114の数は任意に変更可能である。第1の例では、連結バンド114の数は1つまたは3つ以上である。第2の例では、ワイヤーハーネス110は連結バンド114を省略した形態を取り得る。
・位置決め部90の取付位置は任意に変更可能である。一例では、図11に示されるとおり、位置決め部90は連結部80の内面側における中央に設けられる。この例によれば、位置決め部90に従って上部被覆部30が第1の装着形態で脚に装着されるため、ユーザーは装着物20を脚に容易に装着できる。
・変形例の位置決め部90は凸部91を省略した形態を取り得る。
・位置決め部90の数は任意に変更可能である。第1の例では、位置決め部90の数は2つ以上である。例えば、位置決め部90は接続部33の中央(図4参照)および連結部80の中央(図11参照)の2箇所に設けられる。第2の例では、装着物20は位置決め部90を省略した形態を取り得る。
・第1の上部エアーバッグ41の構成は任意に変更可能である。第1の例では、中央部分41Aは一対の側方部分41Bと実質的に同じ程度に膨張する構造である。第2の例では、中央部分41Aは一対の側方部分41Bよりも膨張する構造である。第3の例では、中央部分41Aおよび一対の側方部分41Bが一体的に膨張する構造である。なお、第2の上部エアーバッグ42においても同様の変形が成立する。
・上部エアーバッグ40の数は任意に変更可能である。第1の例では、上部エアーバッグ40は第1の上部エアーバッグ41、第2の上部エアーバッグ42、および、第3の上部エアーバッグ43に代えてまたは加えて、少なくとも1つのエアーバッグを含む。第2の例では、上部エアーバッグ40は第1の上部エアーバッグ41、第2の上部エアーバッグ42、および、第3の上部エアーバッグ43のうちの少なくとも1つを省略した形態を取り得る。なお、下部エアーバッグ51においても同様の変形が成立する。
・上部被覆部30の構成は任意に変更可能である。一例では、上部被覆部30は接続部33を省略した形態を取り得る。この例では、第1の上部被覆部31と第2の上部被覆部32とが連結される。
・連結部80を構成する材料は任意に変更可能である。一例では、連結部80は伸縮可能な材料により構成される。
・変形例の連結部80は上部被覆部30が第1の装着形態で脚に装着された場合に膝が露出しないように前方が閉鎖されている。なお、接続部33においても同様の変形が成立する。
・上部被覆部30が選択可能な複数の装着形態は第1の装着形態および第2の装着形態に加えて、少なくとも1つの別の装着形態を含む。別の装着形態の一例は、第2の上部被覆部32の全部が下部被覆部50と重なるように脚に装着される。
本発明に従うエアーマッサージ装置は家庭用および業務用をはじめとする各種のエアーマッサージ装置に利用できる。
1 :エアーマッサージ装置
16 :エアーポンプ
20 :装着物
30 :上部被覆部
31 :第1の上部被覆部
32 :第2の上部被覆部
33 :接続部
40 :上部エアーバッグ
41 :第1の上部エアーバッグ
42 :第2の上部エアーバッグ
43 :第3の上部エアーバッグ
50 :下部被覆部
51 :下部エアーバッグ
60 :足被覆部
80 :連結部
90 :位置決め部
91 :凹部
100:足裏施療部
101:台
102:突起
111:第1のホース
112:第2のホース

Claims (7)

  1. 脚に装着される装着物を備え、
    前記装着物は、
    膝にかからないように大腿に装着される第1の装着形態、および、膝を跨いで大腿および下腿に装着される第2の装着形態を含む複数の装着形態の中から1つの装着形態を選択して脚に装着可能であり、前記第1の装着形態または前記第2の装着形態で脚に装着された状態において脚をマッサージ可能な上部エアーバッグを含む上部被覆部と、
    下腿に装着できるように前記上部被覆部よりも下方に設けられ、下腿をマッサージ可能な下部エアーバッグを含む下部被覆部と、
    前記上部被覆部と前記下部被覆部とが相対的に移動できるように前記上部被覆部と前記下部被覆部とを連結する連結部とを備える
    エアーマッサージ装置。
  2. 前記連結部は前記上部被覆部が前記第1の装着形態で脚に装着された場合に膝が露出するように前方が開放されている
    請求項1に記載のエアーマッサージ装置。
  3. 前記装着物は膝裏に接触することにより脚に対する前記上部被覆部の位置を決める位置決め部をさらに備える
    請求項1または2に記載のエアーマッサージ装置。
  4. 前記上部被覆部は、前記第2の装着形態において大腿に装着される部分である第1の上部被覆部、前記第2の装着形態において下腿に装着される部分である第2の上部被覆部、および、前記第1の上部被覆部と前記第2の上部被覆部とを接続する接続部を含み、
    前記上部エアーバッグは、前記第2の装着形態で脚に装着された前記第1の上部被覆部のうちの大腿の正面を覆う部分に設けられる第1の上部エアーバッグ、および、前記第2の装着形態で脚に装着された前記第2の上部被覆部のうちの下腿の背面を覆う部分に設けられる第2の上部エアーバッグを含む
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアーマッサージ装置。
  5. 前記上部エアーバッグは前記2の装着形態で脚に装着された前記接続部のうちの膝裏を覆う部分に設けられる第3の上部エアーバッグを含み、
    前記位置決め部は膝裏をマッサージできるように前記第3の上部エアーバッグに取り付けられる凸部を含む
    請求項3を引用する請求項4に記載のエアーマッサージ装置。
  6. 前記上部エアーバッグは前記上部被覆部内に配置され、
    前記下部エアーバッグは前記下部被覆部内に配置され、
    前記上部エアーバッグとエアーポンプとを接続し、前記上部被覆部が脚に装着された状態において前記上部被覆部のうちの脚の幅方向の中心よりも外側または内側に対応する部分から引き出され、前記上部被覆部の外部において脚の幅方向の中心を跨がないように引き回される第1のホースと、
    前記下部エアーバッグと前記エアーポンプとを接続し、前記下部被覆部が脚に装着された状態において前記下部被覆部のうちの脚の幅方向の中心よりも外側または内側に対応する部分から引き出され、前記下部被覆部の外部において脚の幅方向の中心を跨がないように引き回される第2のホースとをさらに備える
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のエアーマッサージ装置。
  7. 前記装着物は、
    前記下部被覆部と連続し、足に装着可能な足被覆部と、
    前記足被覆部上に配置される台、および、足裏をマッサージできるように前記台から突出する突起を含む足裏施療部とをさらに備え、
    前記足被覆部および前記足裏施療部は、前記足裏施療部を前記足被覆部に取り付けること、および、前記足裏施療部を前記足被覆部から取り外すことが可能な着脱構造を含み、
    前記着脱構造は、前記足裏施療部の上下方向に沿う中心軸まわりにおいて前記突起の配置が異なる少なくとも2種類の取付状態を選択できるように構成される
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアーマッサージ装置。
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