JP2017169000A - 電子機器、無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】有線通信ポート付きRFIDモジュールを含む電子機器の誤動作を防ぐ。【解決手段】アンテナ(AN)、制御回路(3)、前記制御回路に接続するメモリ(6)、および有線通信ポート(4)を含むRFIDモジュール(10)と、RFIDモジュールと前記有線通信ポートを介して接続されたプロセッサ(23)と、前記アンテナおよび前記制御回路を電気的に接続あるいは遮断するスイッチ(SW)と、を備える。【選択図】図15

Description

本発明は、電子機器、無線通信システムに関する。
特許文献1には、有線通信ポートを有するRFIDモジュールを電子機器内に設け、RFIDモジュールの有線通信ポートを電子機器の制御回路に接続する構成が開示されている。この構成によれば、RFIDモジュールの記憶回路に電子機器の設定値を格納しておくことで、当該設定値を電子機器の制御に利用することができる。
特開2006−5633号公報(2006年1月5日公開) 特開2009−537887号公報(2009年10月29日公表)
前記構成のような、有線通信ポート付き無線通信モジュールを含む電子機器においては、電子機器の設定値を無線通信モジュールに無線で容易に書き込むことができるという便利さがある反面、適切でない設定値に起因する機器の誤動作を防ぐ方策が要求される。
本発明の目的の1つは、有線通信ポート付き無線通信モジュールを含む電子機器の誤動作を防ぐことである。
本電子機器は、アンテナ、制御回路、前記制御回路に接続するメモリ、および有線通信ポートを含む無線通信モジュールと、当該無線通信モジュールと前記有線通信ポートを介して接続された処理部と、前記アンテナおよび前記制御回路を電気的に接続あるいは遮断するスイッチとを備える。
前記構成によれば、アンテナおよび制御回路間のスイッチをOFFすることによってメモリへの書き込みが不可となるため、有線通信ポート付き無線通信モジュールを含む電子機器の誤動作を防ぐことができる。
本電子機器では、前記スイッチは、前記電子機器の電源がOFFのときにONとなる構成とすることもできる。
本電子機器では、前記スイッチは、前記処理部によってONあるいはOFFされる構成とすることもできる。
本電子機器では、電子機器の筐体面に配された操作部を備え、前記スイッチは、前記操作部よってONあるいはOFFされる構成とすることもできる。
本電子機器では、前記電子機器の電源がONされると、前記処理部は前記スイッチをOFFする構成とすることもできる。
本電子機器では、前記処理部は、アンテナを介して外部からの読み出し要求を検知する構成とすることもできる。
本電子機器では、前記処理部は、前記読み出し要求を検知すると前記スイッチをONする構成とすることもできる。
本電子機器では、前記制御回路は、前記読み出し要求に応じて、前記メモリに書き込まれた前記電子機器の動作情報を、前記スイッチを介してアンテナから送信する構成とすることもできる。
本電子機器では、前記処理部は、外部からの読み出しが終了すると、前記スイッチをOFFする構成とすることもできる。
本電子機器では、前記制御回路は、前記読み出し要求に応じている期間は書き込み要求に応じない構成とすることもできる。
本電子機器では、前記メモリには設定情報が書き込まれ、前記処理部は、前記設定情報を用いて前記電子機器を動作させる構成とすることもできる。
本電子機器では、前記処理部は、前記電子機器の動作情報を、前記有線通信ポートを介して前記メモリに書き込む構成とすることもできる。
本電子機器では、前記無線通信モジュールは、RFIDモジュールである構成とすることもできる。
本無線通信システムは、前記電子機器と、前記メモリへの上記電子機器の設定情報の書き込みおよび前記メモリからの前記電子機器の動作情報の読み出しを行うリーダライタとを備える。
有線通信ポート付き無線通信モジュールを含む電子機器の誤動作を防ぐことができる。
実施形態1の無線通信システムを示すブロック図である。 実施形態1の無線通信システムの設定作業を示すブロック図である。 実施形態1の設定作業を説明するフローチャートである。 実施形態1の設定作業の入力工程について説明する説明図である。 実施形態1の再設定(設定更新)作業を説明するフローチャートである。 実施形態1の再設定作業の入力工程について説明するフローチャートである。 実施形態1の再設定(設定更新)作業を説明する説明図である。 実施形態1の温度調節器の起動時の状態を示すブロック図である。 実施形態1の温度調節器の起動処理を示すフローチャートである。 実施形態1の温度調節器の稼働時の状態を示すブロック図である。 実施形態1の温度調節器の故障・保安時の状態を示すブロック図である。 実施形態2の無線通信システムの設定作業を示すフローチャートである。 実施形態3の無線通信システムの設定作業を示すフローチャートである。 実施形態3の設定作業の入力工程について説明する説明図である。 実施形態4の温度調節器を示すブロック図である。 実施形態4の温度調節器の動作を示すフローチャートである。 実施形態4の温度調節器の稼働時(スイッチSWOFF)の状態を示すブロック図である。 実施形態4の温度調節器の稼働時(スイッチSWON)の状態を示すブロック図である。 実施形態4の温度調節器の別構成を示すブロック図である。 実施形態5の温度調節器の起動処理を示すフローチャートである。 実施形態5の温度調節器の起動時の状態を示すブロック図である。 実施形態5の温度調節器の稼働時の状態を示すブロック図である。
本発明の実施形態を図1〜図22を用いて説明する。以下では、電子機器の一例として温度調節器について説明しているが、タイマやカウンタ、センサ、コントローラ等のFA機器、医療機器等でもよく、特に限定されるものではない。また、無線通信の例としてRFIDシステム(Radio Frequency Identification System)を挙げているが、赤外線通信を用いたシステムなどでもよく、特に限定されるものではない。
〔実施形態1〕
図1に示すように、実施形態1にかかる無線通信システム2は、RFIDモジュール(以下、RFIDMDあるいはMDと略記することがある)10を内蔵する温度調節器20と、リーダライタ30とを含む。
リーダライタ30は、タッチパネル32と、送受信部38と、記憶部36と、制御部33と、電源部34とを備える。
温度調節器20は、交信回路8、メモリ6(例えば、FRAM(登録商標))、制御回路3、および有線通信ポート4を有するRFIDモジュール10と、表示パネル22と、記憶素子26と、プロセッサ23と、電源回路24とを備え、交信回路8に含まれるアンテナと、リーダライタ30の送受信部38に含まれるアンテナとの間で無線交信(例えばUHF帯域)が行われる。すなわち、リーダライタ30は、RFIDモジュール10のメモリ6に対する無線書き込みと、メモリ6からの無線読み出しが可能である。
RFIDモジュール10の制御回路3は、有線通信ポート4を介してプロセッサ23および電源回路24に接続されており、プロセッサ23は、RFIDモジュール10のメモリ6に対する有線書き込みと、メモリ6からの有線読み出しが可能である。電源回路24は、表示パネル22、プロセッサ23、記憶素子26、およびRFIDモジュール10に電力を供給する。なお、電源回路24がOFFの場合は、RFIDモジュール10はパッシブ型となり、リーダライタ30との無線交信時に交信回路8で起電された電力が制御回路3およびメモリ6で利用される。
温度調節器20は、RFIDモジュール10のメモリ6に温度調節器20の型式TA20が無線で書き込まれ、記憶素子26に所定データ(後述)が格納された後に、ユーザ(例えば代理店)に向けて出荷される。
実施形態1では、図2〜図4のように、温度調節器20の設定作業(RFIDモジュールへの設定情報の書き込み)が行われる。この設定作業(仕向け作業とも呼ばれる)は、一般に、温度調節器を梱包箱に収めた状態(無給電状態)で、例えばユーザである代理店にて行われる。
まずユーザが、リーダライタ30のタッチパネル32への入力により、X社Y工場Aライン向け温度調節器(型式:TA20)への設定情報の書き込みを指示する(ステップS1)。ステップS1では、図4(a)に示すように、ユーザは、温度調節器欄の「X社」をタッチ選択した後、X社Y工場欄の「Aライン向け(TA20)」をタッチ選択する。
ステップS1におけるユーザからの指示を受けて、リーダライタ30の制御部33は、送受信部38から、RFIDモジュール10(梱包箱内の温度調節器20に内蔵)に対して情報提供要求信号を無線送信する(ステップS2)。
RFIDモジュール10では、制御回路3が、交信回路8を介してステップS2における情報提供要求信号を受け、メモリ6に書き込まれている温度調節器20の型式(TA20)を交信回路8からリーダライタ30に無線送信する(ステップS3)。
リーダライタ30では、送受信部38からステップS3における型式(TA20)を受けた制御部33が、記憶部36と協働して、RFIDモジュール10から無線送信された型式(TA20)と、ユーザから入力された型式(TA20)とを照合する(ステップS4)。
ステップS5(照合OK?)がNO(両型式が合致していない)ならば、制御部33は、タッチパネル32に照合エラーを表示する(ステップS6)。一方、ステップS5(照合OK?)でYES(両型式が合致する)ならば、制御部33は、記憶部36に格納された図4(b)のようなテーブルから、X社Y工場Aラインおよび型式(TA20)の組み合わせに対応する設定情報(設定ファイルOMRTA20−XYA1)を選択し、それを送受信部38からRFIDモジュール10に無線送信してメモリ6への書き込みを要求する(ステップS7)。
設定ファイルには、仕向け先に応じた目標値や使用センサの種類等の各種設定値が含まれている。また、設定ファイルの名称には、温度調節器20の型式情報(TA20)と、仕向け先情報(仕様情報)およびバージョン情報(XYA1)とが含まれる。後述するように、前半部分の「OMRTA20」は識別情報であり、温度調節器起動時のパスワードとして機能する。
RFIDモジュール10では、制御回路3が、交信回路8を介してステップS7における設定情報(設定ファイルOMRTA20−XYA1)の書き込み要求を受け、これをメモリ6に書き込む(ステップS8)。書き込みが完了すると、制御回路3は、交信回路8からRFIDモジュール10に書き込み完了信号を無線送信する(ステップS9)。
リーダライタ30では、送受信部38からステップS9における書き込み完了信号を受けた制御部33が、設定情報の書き込みが正常終了した旨をタッチパネル32に表示する(ステップS10)。これにより、ユーザは設定作業(仕向け作業)が適切に行われたことを認識する。
なお、設定作業後に設定情報を更新したい場合や、設定ミスがあった場合には、図5および図6のように再設定作業を行う。
すなわち、ステップS101で、ユーザが、RFIDモジュール10のタッチパネル32への入力により、X社Y工場Aライン向け温度調節器(TA20)への設定情報の再書き込みを指示する(図6(a)参照)。続くステップS102で、リーダライタ30がRFIDモジュール10に情報提供を無線で要求する。続くステップS103で、RFIDモジュール10が型式(TA20)をリーダライタ30に無線送信する。続くステップS104で、リーダライタ30が、ユーザから入力された型式(TA20)と、RFIDモジュール10から無線送信された型式とを照合する。
続くステップS105(照合OK?)がNO(両型式が合致していない)ならば、リーダライタ30のタッチパネル32に照合エラーが表示される(ステップS106)。一方、ステップS105でYES(両型式が合致する)ならば、リーダライタ30が、図6(b)のようなテーブルから、X社Y工場Aラインおよび型式の組み合わせに対応する新しい設定情報(設定ファイルOMRTA20−XYA2)を選択し、それをRFIDモジュール10に無線送信してメモリへの再書き込みを要求する(ステップS107)。これにより、ステップS108では、RFIDモジュール10のメモリ6の古い設定情報が削除され、新しい設定情報が書き込まれる(設定情報の更新)。
続くステップS109では、RFIDモジュール10がリーダライタ30に再書き込み完了を無線で通知し、続くステップS110では、設定情報の再書き込みが正常終了した旨がタッチパネル32に表示される。
また、設定作業後の納品検査等では、図7のように設定情報のステータスを確認する。
すなわち、ステップS201で、ユーザが、RFIDモジュール10のタッチパネル32への入力により、設定情報のステータスの確認を指示する。続くステップS202で、リーダライタ30がRFIDモジュール10に情報提供を無線で要求する。
続くステップS203(RFIDモジュール10に設定ファイルあり?)がNO(設定ファイルなし)ならば、RFIDモジュール10が、未設定(設定ファイルなし)である旨をリーダライタ30に無線送信し(S204)、タッチパネル32に未設定である旨が表示され(S205)、図3の設定作業(設定情報の書き込み)に移行する。
一方、ステップS203がYES(設定ファイルあり)ならば、RFIDモジュール10が設定ファイル名(OMRTA20−XYA1)をリーダライタ30に無線送信し(ステップS206)、リーダライタ30は、設定ファイル名を、事前に用意された納品検査情報(データベース)に照会する(ステップS207)。ステップS207では、例えば、型式「TA20」および仕向け先「XYA」が納品検査情報と合致しているか、バージョン情報である末尾の「1」が納品検査情報と合致しているかを判定する。
続くステップS208(照会OK?)がYESならば、検品検査作業は正常に終了する。一方、ステップS208(照会OK?)がNOならば、タッチパネル32に照会エラー不良である旨が表示され(ステップS209)、図5の再設定作業(設定情報の再書き込み)に移行する。
納品検査作業が終了した温度調節器は、図8および図9のようにして起動される。なお、起動前に、ヒータ内蔵炉43を駆動するヒータ駆動回路41と、ヒータ内蔵炉43の温度を測定する温度センサ42とが温度調節器20に接続される。
ユーザが、温度調節器20の電源回路24をONすると(ステップS301)、温度調節器20のプロセッサ23が、RFIDモジュール10のメモリ6に格納された設定ファイルからファイル名を読み出す(ステップS302)。
ステップS303では、プロセッサ23が、パスワードとして機能するファイル名前半の識別情報「OMRTA20」が適切であるかを判断する。具体的には、このファイル名の前半を、出荷前に無線アクセス不可の記憶素子26に格納された所定データに照会する。
ステップS304(ファイル名の前半は適切?)でNO(ファイル名の前半が不適切)ならば、プロセッサ23は、表示パネル22に起動エラー(設定エラー)を表示する(ステップS305)。この場合、図5の再設定作業(設定情報の再書き込み)が必要となる。
ステップS304(ファイル名の前半は適切?)でYES(ファイル名の前半が適切)ならば、プロセッサ23は、RFIDモジュール10の設定ファイルから読み出した各種の設定設定値を用いて温度調節器20の起動処理を行う(ステップS306)。
正常に起動した温度調節器20は稼働状態に移行する。稼働時では、図10のように、プロセッサ23は、RFIDモジュール10のメモリ6の設定ファイルから必要な設定値を読み出してヒータ駆動回路41を制御する。さらに、プロセッサ23は、現在値(温度)を表示パネル22に表示したり、RFIDモジュール10の制御回路3を介してメモリ6に現在値(温度)およびログを書き込んだりする。
また、リーダライタ30からの要求を受けて、RFIDモジュール10の制御回路3が、メモリ6の現在値およびログを交信回路8からリーダライタ30に送信する。リーダライタ30では、送受信部38を介して現在値およびログを受けた制御部33が、記憶部36と協働してこれらをクラウド100等のネットワークに送信する。
温度調節器20によれば、図11のように電源回路24がダウンしているとき(故障時や保安時)でも、リーダライタ30からの要求を受けて、制御回路3がメモリ6内のログを交信回路8からリーダライタ30に送信することができる。そして、リーダライタ30がこのログをクラウド100に送信することで、故障の原因等を速やかに解明することができる。
実施形態1によれば、リーダライタ30は、ユーザから入力された、設定情報の書き込み対象の型式と、RFIDモジュール10から送られた温度調節器20の型式とを照合し、両者が合致した場合に、前記型式に対応する設定情報を、RFIDモジュール10のメモリ6に無線で書き込む。
このように、設定情報を無線で書き込むことで、有線書き込みの場合と比較して、開梱および有線接続の作業が不要となるため、設定作業をはるかに効率的に行うことができる。そして、設定時にユーザの入力にミスがあったり(例えば、入力する型式を間違えたり)、書き込み対象がユーザの意図と異なっていたり(例えば、リーダライタの送受信部が意図せぬ方向を向いていたり)するような場合には、照合不良となるため、無線書き込みによる誤設定を防ぐことができる。これにより、RFIDモジュール10を備える温度調節器20の誤動作を防ぐことができる。
また、何らかの理由により不適切な設定がなされた場合(誤った設定ファイルが書き込まれたり、設定ファイルが消えてしまったり、全く関係のないデータが書き込まれたりした場合)でも、ユーザにとって大きな手間とならない納品検査によってこれを見つけだすことができる。この納品検査をしなかったり、人為的なミスで納品検査をすり抜けたり、納品検査後に設定ファイルに問題が生じたりした場合でも、起動時に設定エラーが報知されるため、RFIDモジュール10を備える温度調節器20の誤動作を防ぐことができる。
〔実施形態2〕
本実施形態では、図12のように、温度調節器20の設定作業を行うこともできる。まず、ステップS401で、ユーザが、リーダライタ30のタッチパネル32への入力によりX社Y工場Aライン向け温度調節器(TA20)への設定情報の書き込みを指示する(図4(a)参照)。
続くステップS402で、リーダライタ30が、X社Y工場Aラインおよび型式(TA20)の組み合わせに対応する設定情報(設定ファイルOMRTA20−XYA1)を、図4(b)のようなテーブルから選択し、RFIDモジュール10にその書き込みを無線で要求する(ステップS402)。これにより、RFIDモジュール10のメモリ6に設定情報が書き込まれる(ステップS403)。
続くステップS404では、RFIDモジュール10が、リーダライタ30に、型式とともに書き込み完了を無線通知する。これを受けて、リーダライタ30が、S401でユーザから入力された型式(TA20)と、S404でRFIDモジュール10から無線送信された型式とを照合する(ステップS405)。
続くステップS406(照合OK?)でNO(合致しない)ならば、タッチパネル32に照合エラーが表示され(ステップS407)、S406(照合OK?)でYES(合致する)ならば、設定情報の書き込みが正常終了した旨がタッチパネル32に表示される(ステップS408)。
図12の実施形態2は、リーダライタ30とRFIDモジュール10との間のやりとりが少なくなるというメリットがある。
〔実施形態3〕
本実施形態では、図13および図14のように、温度調節器20の設定作業を行うこともできる。まず、ステップS501で、ユーザが、リーダライタ30のタッチパネル32への入力によりX社Y工場Aライン向け機器への設定情報の書き込みを指示する(図14(a)参照)。
続くステップS502で、リーダライタ30がRFIDモジュール10に情報提供を無線で要求する。これを受けて、RFIDモジュール10が型式(温度調節器TA20)をリーダライタに30無線送信する(ステップS503)。
続くステップS504では、リーダライタ30が、X社Y工場Aラインおよび型式(TA20)の組み合わせに対応する設定情報(設定ファイルOMRTA20−XYA1)を、図14(b)のようなテーブルから選択し、RFIDモジュール10にその書き込みを無線で要求する(ステップS504)。これにより、RFIDモジュール10のメモリ6に設定情報が書き込まれる(ステップS505)。
続くステップS506では、RFIDモジュール10が、リーダライタ30に、書き込み完了を無線通知し、設定ファイルの書き込みが正常終了した旨がタッチパネル32に表示される(ステップS507)。
図13の実施形態3は、ユーザは仕向け先(X社Y工場Aライン)だけを入力すればよく、機器の種類や型式を選択せずに済むため、設定作業が迅速に行えるというメリットがある。
〔実施形態4〕
本実施形態では、温度調節器20を図15のように構成することもできる。すなわち、RFIDモジュール10の交信回路8を、アンテナAN(例えば、制御回路3と分離したアンテナ)とスイッチSWを含むように構成する。ここでは、制御回路3がスイッチSWを介してアンテナANに接続され、交信回路8のアンテナANおよびスイッチSWそれぞれがプロセッサ23に接続されている。プロセッサ23はスイッチSWの制御(ONあるいはOFF)する。なお、プロセッサ23は、スイッチSWの状態(ON・OFF)に関わりなくリーダライタ30からの読み出し要求をアンテナANから受けることができる。
スイッチSWは、温度調節器20の電源がOFFのときにONとなるノーマリオン型であり、実施形態1〜3で説明した無給電状態での設定(RFIDモジュール10への設定ファイルの書き込み)のときはONとなっている。
図15の温度調節器20は、例えば、図16〜図18のように動作する。すなわち、ステップS601で温度調節器の電源がONされると、温度調節器20のプロセッサ23がスイッチSWをOFFする(ステップS602)。これにより、リーダライタ30によるメモリ6への書き込みが禁止される。
ステップS603で温度調節器20が正常に起動すると、プロセッサ23は、RFIDモジュール10のメモリ6の設定ファイルから読み出した各種設定値を用いてヒータ駆動回路41を制御し、RFIDモジュール10のメモリ6に現在値(温度)およびログを書き込む(図17参照)。
その後、ステップS604(リーダライタ30から読み出し要求あり?)に進み、ステップS604でYES(プロセッサ23がリーダライタ30からの読み出し要求を検知した)ならば、プロセッサ23が、スイッチSWをONし(ステップS605)、読み出し要求に応じた制御回路3がメモリ6の現在値やログをリーダライタ30に送信する(図18参照)。これにより、現在値やログがリーダライタ30に読み出される(ステップS606)。そして、リーダライタ30の読み出しが終了すれば(ステップS607でYES)、プロセッサ23がスイッチSWをOFFし(ステップS608)、ステップS604に戻る。
実施形態4では、温度調節器20の稼働中は、リーダライタ30の読み出し期間以外はスイッチSWがOFFとなり、リーダライタ30によるメモリ6への書き込みを防ぐことができる。また、RFIDモジュール10では、リーダライタ30によるメモリ6からの読み出し期間は、メモリ6への書き込みができない。したがって、温度調節器20の稼働中は、RFIDモジュール10のメモリ6への書き込みが実質的にできなくなり、温度調節器20が稼働中にメモリ6の設定ファイルが誤って書き換えられ、温度調節器20が誤動作するといった事態を回避することができる。なお、スイッチSWは、温度調節器20の電源がOFFのときにONとなっているため、実施形態1〜3で説明した、メモリ6への設定情報の書き込みが可能である。
なお、実施形態4のスイッチSWは、図15の構成に限られず、図19に示すような、表示パネル22の周辺(温度調節器20の筐体面)に設けられた操作ボタンによってユーザが直接ON/OFFするような構成でも構わない。この場合、必要に応じて(例えば、近くの機器に対してリーダライタによる書き込みを行う場合に)、温度調節器20の操作ボタンによってスイッチSWをOFFすることで、別の機器に対する書き込みが誤って温度調節器20になされるといった事態を回避することができる。
〔実施形態5〕
本実施形態では、温度調節器20を図20〜図22のように構成することもできる。
図20に示すように、ステップS701で温度調節器20の電源がONされると、温度調節器20のプロセッサ23が、RFIDモジュール10のメモリ6に格納された設定ファイルからファイル名を読み出し(ステップS702)、識別情報であり、パスワードとして機能するファイル名の前半「OMRTA20」が適切であるかを判断する(ステップS703)。
続くステップS704(ファイル名の前半は適切?)でYES(適切)ならば、ステップS709(温度調節器20の記憶素子26に設定ファイルあり?)に進み、ステップS709でNOならば、図20および図21に示すように、プロセッサ23が、RFIDモジュール10のメモリ6の設定ファイルを新規ファイルとして、無線アクセス不可の記憶素子26に転送し(ステップS712)、記憶素子26の設定ファイルから必要な設定値を読み出して温度調節器を起動する(ステップS713)。
ステップS709でYESならば、プロセッサ23が、バージョン情報(ファイル名の末尾)に基づいてRFIDモジュール10の設定ファイルが新規なファイルか否かを判断し(ステップS710)、ステップS710でYES(新規)ならば、図20および図21に示すように、プロセッサ23が、RFIDモジュール10の設定ファイルを更新ファイルとして記憶素子26に転送して旧設定ファイルと置き換え(ステップS711)、記憶素子26の設定ファイルから必要な設定値を読み出して温度調節器20を起動する(ステップS713)。
ステップS710でNO(新規な設定ファイルでない)ならば、プロセッサ23は、設定ファイルの転送をせず、記憶素子26の設定ファイル(前に転送されたもの)から必要な設定値を読み出して温度調節器20を起動する(ステップS713)。
なお、ステップS704(ファイル名の前半は適切?)でNO(不適切)ならば、ステップS707(記憶素子26に設定ファイルあり?)に進み、ステップS707でYES(設定ファイルあり)ならば、記憶素子26の設定ファイル(前に転送されたもの)から必要な設定値を読み出して温度調節器20を起動する(ステップS713)。一方、ステップS707でNO(設定ファイルなし)ならば、表示パネル22に起動エラーを表示し(ステップS708)、再設定作業(図5参照)に移行する。
温度調節器20は、正常に起動すると、図22のように、プロセッサ23は、温度調節器20の記憶素子26の設定ファイルから必要な設定値を読み出してヒータ駆動回路41を制御し、制御回路3を介してRFIDモジュール10のメモリ6に現在値(温度)およびログを書き込む。
そして、リーダライタ30から現在値やログ(動作情報)の読み出し要求を受けた場合には、制御回路3が、メモリ6の現在値(温度)やログを、交信回路8からリーダライタ30に向けて送信する。リーダライタ30は、温度調節器20から送られた現在値やログをネットワーク(クラウド100等)に送ることもできる。
実施形態5の温度調節器20では、起動時に、プロセッサ23がメモリ6の設定ファイルを無線アクセス不可の記憶素子26に転送して起動処理を行い、稼働中は記憶素子26の設定ファイルから必要な設定値を読み出すため、温度調節器20の稼働中にメモリ6の設定ファイルが誤って書き換えられたとしても、温度調節器20の誤動作を防ぐことができる。
〔まとめ〕
前記各実施形態に記載の型式(型式情報)は、電子機器の種類を特定するための情報であり、型式そのものであってもよいし、通し番号などから特定されるものであってもよい。また、仕様情報は、仕向け先の情報であってもよいし、型式の細分化された下位の型式の情報であってもよい。また、識別情報(上述の例ではOMRTA20)は、設定情報を識別する(上述の例ではオムロン社製温度調節器TA20用の設定ァイルを示す)ための情報であり、パスワードとしても機能しうる。
以上のように、本無線通信システムは、有線通信ポートおよびメモリを有する無線通信モジュールと、当該無線通信モジュールと前記有線通信ポートを介して接続された処理部とを含む電子機器と、前記無線通信モジュールと無線交信可能なリーダライタとを備えた無線通信システムであって、前記無線通信モジュールのメモリには前記電子機器の型式が記憶されており、前記リーダライタは、ユーザから入力された、設定情報の書き込み対象の型式と、前記無線通信モジュールから送られた前記電子機器の型式とを照合し、両者が合致した場合に、前記型式に対応する設定情報を、前記無線通信モジュールのメモリに無線で書き込む。すなわち、両者が合致しない照合不良の場合は、リーダライタによる設定情報の無線書き込みを行わない。
このように、設定情報を無線で書き込むことで、有線書き込みの場合と比較して、開梱および有線接続の作業が不要となるため、設定作業をはるかに効率的に行うことができる。
そして、ユーザの入力にミスがあったり(例えば、入力する型式を間違えたり)、書き込み対象がユーザの意図と異なっていたり(例えば、リーダライタが意図せぬ方向を向いていたり)するような場合には、照合不良となるため、無線書き込みによる誤設定を防ぐことができる。これにより、無線通信モジュールを備える電子機器の誤動作を防ぐことができる。
本無線通信システムは、有線通信ポートおよびメモリを有する無線通信モジュールと、当該無線通信モジュールと前記有線通信ポートを介して接続された処理部とを含む電子機器と、前記無線通信モジュールと無線交信可能なリーダライタとを備えた無線通信システムであって、前記無線通信モジュールのメモリには前記電子機器の型式が記憶されており、前記リーダライタは、ユーザから書き込み対象の型式が入力されると、当該書き込み対象の型式に対応する設定情報を前記無線通信モジュールのメモリに無線で書き込んだ後、書き込みに応じて無線通信モジュールから無線送信された前記電子機器の型式と、前記ユーザから入力された、前記書き込み対象の型式とを照合し、両者が合致した場合に書き込みが正常に終了したことを報知する。
この構成でも、ユーザの入力にミスがあったり(例えば、入力する型式を間違えたり)、書き込み対象がユーザの意図と異なっていたり(例えば、リーダライタが意図せぬ方向を向いていたり)するような場合には、照合不良がユーザに報知されるため、無線書き込みによる誤設定を防ぐことができる。これにより、無線通信モジュールを備える電子機器の誤動作を防ぐことができる。
本無線通信システムでは、有線通信ポートおよびメモリを有する無線通信モジュールと、当該無線通信モジュールと前記有線通信ポートを介して接続された処理部とを含む電子機器と、前記無線通信モジュールと無線交信可能なリーダライタとを備えた無線通信システムであって、前記無線通信モジュールのメモリには前記電子機器の型式が記憶されており、前記リーダライタは、ユーザから入力された仕様情報と、前記無線通信モジュールから無線送信された前記電子機器の型式との組み合わせに対応する設定情報を選択して前記無線通信モジュールのメモリに無線で書き込む。
この構成では、ユーザは電子機器の種別や型式を入力せずに済むため、入力ミスが減り、無線通信モジュールを備える電子機器の誤動作を低減することができる。また、迅速な設定処理が可能となる。
本無線通信システムでは、前記リーダライタは、ユーザから入力された仕様情報と前記無線通信モジュールから無線送信された前記電子機器の型式との組み合わせに対応する前記設定情報を選択して前記無線通信モジュールのメモリに書き込む構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記設定情報には識別情報が含まれており、前記電子機器の処理部は、前記識別情報が適切である場合にのみ、前記設定情報を用いて前記電子機器の起動処理を行う構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記電子機器は無線によるアクセスができない記憶素子を備え、前記処理部は、前記識別情報を前記記憶素子の所定データに照会することで当該識別情報の適否を判断する構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記設定情報には、前記型式の情報と前記仕様情報とが含まれている構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記電子機器の無線通信モジュールは、リーダライタからの無線での要求に応じて、前記設定情報が書き込まれていない場合にはその旨を、前記設定情報が書き込まれている場合には、当該設定情報に含まれる前記型式の情報および前記仕様情報を前記リーダライタに無線送信する構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記設定情報には、さらにバージョン情報が含まれ、前記電子機器の無線通信モジュールは、前記設定情報が書き込まれている場合には、当該設定情報に含まれる前記バージョン情報も前記リーダライタに無線送信する構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記リーダライタは、前記型式の情報および前記仕様情報並びに前記バージョン情報を納品検査情報に照会し、その結果を報知する構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記処理部は、電子機器の稼働時に、当該電子機器の動作情報を、有線通信ポートを介して前記無線通信モジュールのメモリに書き込む構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記リーダライタは、前記動作情報を前記無線通信モジュールのメモリから無線で読み出す構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記リーダライタはネットワークに接続可能であり、前記無線通信モジュールのメモリから無線で読み出した前記動作情報を前記ネットワークへ送信する構成とすることもできる。
本無線通信システムでは、前記無線通信モジュールは、RFIDモジュールである構成とすることもできる。
本リーダライタは、有線通信ポートおよびメモリを有する無線通信モジュールと当該無線通信モジュールに前記有線通信ポートを介して接続された処理部とを含む電子機器と無線交信可能なリーダライタであって、ユーザから入力された、設定情報の書き込み対象の型式と、前記電子機器の無線通信モジュールから無線送信された当該電子機器の型式とを照合し、両者が合致した場合に、前記型式に対応する設定情報を前記無線通信モジュールのメモリに無線で書き込む。
本リーダライタは、有線通信ポートおよびメモリを有する無線通信モジュールと当該無線通信モジュールに前記有線通信ポートを介して接続された処理部とを含む電子機器と無線交信可能なリーダライタであって、ユーザから書き込み対象の型式が入力されると、当該書き込み対象の型式に対応する設定情報を前記無線通信モジュールのメモリに無線で書き込んだ後、書き込みに応じて無線通信モジュールから無線送信された前記電子機器の型式と、前記ユーザから入力された、前記書き込み対象の型式とを照合し、両者が合致した場合に書き込みが正常に終了したことを報知する。
本リーダライタは、有線通信ポートおよびメモリを有する無線通信モジュールと当該無線通信モジュールに前記有線通信ポートを介して接続された処理部とを含む電子機器と無線交信可能なリーダライタであって、前記リーダライタは、ユーザから入力された仕様情報と、前記無線通信モジュールから無線送信された前記電子機器の型式との組み合わせに対応する設定情報を前記無線通信モジュールのメモリに無線で書き込む。
本電子機器は、有線通信ポートおよびメモリを有する無線通信モジュールと当該無線通信モジュールに前記有線通信ポートを介して接続された処理部とを含む電子機器であって、前記無線通信モジュールのメモリには設定情報が書き込まれており、前記処理部は、前記設定情報に含まれる識別情報の適否を判断し、適切である場合にのみ前記設定情報を用いて起動処理を行う。
本電子機器では、前記電子機器は無線によるアクセスができない記憶素子を備え、前記処理部は、前記識別情報を前記記憶素子の所定データに照会することで当該識別情報の適否を判断する構成とすることもできる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
2 無線通信システム
3 (RFIDモジュールの)制御回路
4 (RFIDモジュールの)有線通信ポート
6 (RFIDモジュールの)メモリ
8 (RFIDモジュールの)交信回路
10 RFIDモジュール
20 温度調節器
22 表示パネル
23 プロセッサ
24 (温度調節器の)電源部
26 (温度調節器の)記憶素子
30 リーダライタ
32 タッチパネル
33 制御部
34 (リーダライタの)電源部
36 (リーダライタの)記憶部
38 (リーダライタの)送受信部
41 ヒータ駆動回路
42 温度センサ
43 ヒータ内蔵炉
AN アンテナ
SW スイッチ

Claims (14)

  1. アンテナ、制御回路、前記制御回路に接続するメモリ、および有線通信ポートを含む無線通信モジュールと、当該無線通信モジュールと前記有線通信ポートを介して接続された処理部と、前記アンテナおよび前記制御回路を電気的に接続あるいは遮断するスイッチと、を備える電子機器。
  2. 前記スイッチは、前記電子機器の電源がOFFのときにONとなる請求項1記載の電子機器。
  3. 前記スイッチは、前記処理部によってONあるいはOFFされる請求項1または2記載の電子機器。
  4. 電子機器の筐体面に配された操作部を備え、
    前記スイッチは、前記操作部よってONあるいはOFFされる請求項3記載の電子機器。
  5. 前記電子機器の電源がONされると、前記処理部は前記スイッチをOFFする請求項3に記載の電子機器。
  6. 前記処理部は、アンテナを介して外部からの読み出し要求を検知する請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記処理部は、前記読み出し要求を検知すると前記スイッチをONする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記制御回路は、前記読み出し要求に応じて、前記メモリに書き込まれた前記電子機器の動作情報を、前記スイッチを介してアンテナから送信する請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記処理部は、外部からの読み出しが終了すると、前記スイッチをOFFする請求項7に記載の電子機器。
  10. 前記制御回路は、前記読み出し要求に応じている期間は書き込み要求に応じない請求項8に記載の電子機器。
  11. 前記メモリには設定情報が書き込まれ、
    前記処理部は、前記設定情報を用いて前記電子機器を動作させる請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記処理部は、前記電子機器の動作情報を、前記有線通信ポートを介して前記メモリに書き込む請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記無線通信モジュールは、RFIDモジュールである請求項1〜12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の電子機器と、前記メモリへの上記電子機器の設定情報の書き込みおよび前記メモリからの前記電子機器の動作情報の読み出しを行うリーダライタとを備える無線通信システム。
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