JP2016025568A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Kazuyoshi Yokoyama
和義 横山
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Abstract

【課題】ユーザの意図しないタイミングで近距離無線通信が行われることを抑制することが可能な携帯通信端末を提供する。【解決手段】携帯端末装置のCPUが実行する処理は、携帯通信端末の電源がオンの状態であるか否かを判断するステップ(S14)と、携帯通信端末の電源がオンの状態である場合に、電源がオンの状態で動作可能なセンサからの出力を取得するステップ(S20)と、携帯通信端末の電源がオフの状態である場合に、電源がオフの状態で動作可能なセンサからの出力を取得するステップ(S32またはS34)と、センサから取得した出力が所定の条件をも満たすか否かを判断するステップ(S40)と、センサの出力が所定の条件を満たす場合に近距離無線通信を実行するステップ(S50)と、センサの出力が所定の条件を満たさない場合に近距離無線通信を禁止するステップ(S60)とを含む。【選択図】図7

Description

本開示は、携帯通信端末の制御に関し、特に、他の通信機器と近距離無線通信を行なう携帯通信端末の制御に関する。
近年、他の通信機器と近距離無線通信を実行することが可能な携帯通信端末が普及している。この無線通信技術により、携帯通信端末は、たとえば、決済サービスを実行したり、他の通信機器から音楽データを受信して音楽を再生したりすることが可能になる。近距離無線通信は、携帯通信端末を他の通信機器に近接させるだけで開始されるため、近距離無線通信の誤作動が問題になっている。この誤作動を防止するための技術として、たとえば、特許文献1は、外部装置との意図しないデータの転送を防止するための無線通信装置を開示している。
特開2010−11319号公報
特許文献1に開示される無線通信装置は、ユーザがスイッチを押下したことに基づいて、無線通信を開始する。このため、当該無線通信装置がポケットなどに入れられている場合には、誤ってボタンが押下される可能性がある。この場合には、ユーザの意図しないタイミングで近距離無線通信が行われてしまう。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザの意図しないタイミングで近距離無線通信が行われることを抑制することが可能な携帯通信端末を提供することである。
一実施の形態に従うと、携帯通信端末は、電源部と、電源部がオンの状態で動作可能な第1のセンサと、電源部がオフの状態で動作可能な第2のセンサと、他の通信機器と近距離無線通信を行なうための通信部と、他の通信機器から近距離無線通信を開始するための信号を受信したことに基づいて、携帯通信端末を制御するための制御部とを備える。制御部は、電源部がオンの状態である場合において、第1のセンサの出力が予め定められた第1の条件を満たしたときに近距離無線通信を実行し、第1のセンサの出力が第1の条件を満たさないときに近距離無線通信を実行しない。また、制御部は、電源部がオフの状態である場合において、第2のセンサの出力が予め定められた第2の条件を満たしたときに近距離無線通信を実行し、第2のセンサの出力が第2の条件を満たさないときに近距離無線通信を実行しない。
ある局面において、ユーザの意図しないタイミングで近距離無線通信が行われることを抑制できる。
本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本実施の形態に従うスマートフォンが読み取り機と近距離無線通信を行なっている様子と、本実施の形態に従うスマートフォンがワイヤレススピーカと近距離無線通信を行なっている様子とを示す図である。 近距離無線通信の可否の判断処理を概略的に示した概念図である。 本実施の形態に従うスマートフォンの主要なハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に従うスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。 判断要否テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 センサテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施の形態に従うスマートフォンが実行する処理の一部を表わすフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、以下では、携帯通信端末の一例であるスマートフォンの詳細について説明するが、携帯通信端末は、スマートフォンに限定されるものではない。たとえば、携帯通信端末は、タブレット端末、デジタルカメラ、電子辞書、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、その他の電子機器なども含み得る。また、以下で説明される各実施の形態は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<第1の実施の形態>
[スマートフォン100の使用態様]
まず、第1の実施の形態に従うスマートフォン100の理解を容易にするために、図1を参照して、スマートフォン100の使用態様の一例について説明する。図1は、スマートフォン100が読み取り機50と近距離無線通信を行なっている様子(図1(A))と、スマートフォン100がワイヤレススピーカ60と近距離無線通信を行なっている様子(図1(B))とを示す図である。近距離無線通信とは、数センチ〜約数メートル程度の短距離で行なう通信のことをいう。以下では、NFC(Near Field Communication)について説明するが、スマートフォン100は、NFCに限定されるものではなく、RFID(Radio Frequency Identification)技術なども含まれる。よって、後述するNFC部30、NFC制御部34の中のNFCは一例を示している。
スマートフォン100の無線通信機能は、様々な用途で用いられる。たとえば、図1(A)に示されるように、スマートフォン100の無線通信機能は、電子マネーによる決済に利用される。この決済を実現するために、スマートフォン100には、後述するNFC部30が組み込まれている。また、読み取り機50には、IC(Integrated Circuit)チップ(図示しない)が組み込まれている。ユーザが、スマートフォン100を読み取り機50にかざすことにより、スマートフォン100のNFC部30と読み取り機50のICチップとは、互いに近距離無線通信を開始する。スマートフォン100は、決済の金額を読み取り機50から受信する。スマートフォン100は、NFC部30からユーザの個人情報(たとえば、ユーザのID(Identification)および口座番号など)を読み取る。スマートフォン100は、読み取った個人情報を読み取り機50に送信する。読み取り機50は、受信した個人情報に基づいて、ネットワークに接続されている決済処理サーバ(図示しない)と通信を行なう。決済処理サーバは、読み取り機50から受信したデータを用いて決済処理を行なう。これにより、スマートフォン100のユーザは、買い物時、電車の乗車時などに電子マネーによる決済を利用することができる。
他の用途として、図1(B)に示されるように、スマートフォン100の無線通信機能は、ワイヤレススピーカ60へ音楽を送受信するために利用される。ユーザがスマートフォン100をワイヤレススピーカ60に近付けることにより、スマートフォン100とワイヤレススピーカ60は、互いに近距離無線通信を開始する。近距離無線通信が開始されると、スマートフォン100は、自機の記憶装置にダウンロードされている音楽データを、ワイヤレススピーカ60に送信する。ワイヤレススピーカ60は、受信した音楽を再生する。
このように、スマートフォン100の無線通信機能は、様々な用途で用いられる。従来のスマートフォンにおいては、読み取り機50やワイヤレススピーカ60などの他の通信機器に近付けられるだけで近距離無線通信が開始されるので、近距離無線通信がユーザの意図しないタイミングで開始される可能性がある。これに対して、本実施の形態に従うスマートフォン100は、以下で説明するように、複数のセンサを利用してスマートフォン100の周囲の状況を判断し、現在の状況が無線通信を行なうのに適した状況であるか否かを判断する。これにより、スマートフォン100は、近距離無線通信の誤作動を防止する。
[スマートフォン100の概要]
図2を参照して、スマートフォン100の概要について説明する。図2は、近距離無線通信の可否の判断処理を概略的に示した概念図である。なお、以下では、近距離無線通信を単に無線通信という場合もある。
スマートフォン100は、電源がオンの状態で動作可能な第1のセンサ(以下、「能動センサ」ともいう。)と、電源がオフの状態で動作可能な第2のセンサ(以下、「受動センサ」ともいう。)とを含む。ただし、電池がスマートフォン100に取り付けられ、かつスマートフォン100が動作するのに十分な電池残量があるとする。スマートフォン100は、他の通信機器から無線通信を開始するための信号を受信した場合において、スマートフォン100の電源がオンの状態であるときに、能動センサの出力に応じて、他の通信機器との無線通信を実行するか否かを決定する。一方、スマートフォン100は、スマートフォン100の電源がオフの状態であるときには、受動センサの出力に応じて、他の通信機器との無線通信を実行するか否かを決定する。
能動センサは、たとえば、スマートフォン100が受光した光量を検出するための光センサや、スマートフォン100にかかる力を検出するための圧力センサを含む。図2(A)および図2(B)には、能動センサの一例である光センサを用いて無線通信の可否を判断するスマートフォン100が示される。通常、ユーザは、スマートフォン100を鞄やポケットから出して他の通信機器と無線通信を行なう。このため、スマートフォン100が光を受けていない場合には、ユーザが無線通信を行なうことを意図していない可能性が高い。この点に着目して、スマートフォン100は、光センサから出力される光量が予め定められた光量よりも多い場合に無線通信を実行し(図1(A)参照)、光センサから出力される光量が予め定められた光量よりも少ない場合に無線通信を禁止する(図1(B)参照)。これにより、スマートフォン100は、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。
一方、スマートフォン100は、電源がオフの状態では、受動センサの出力に応じて、他の通信機器との無線通信の可否を判断する。図2(C)には、受動センサの一例であるボタン40を用いて無線通信を行なうか否かを判断するスマートフォン100が示される。ボタン40は、ユーザの押下を検出する。通常、ユーザは、他の通信機器と無線通信を行なう場合に、スマートフォン100を保持する。このため、スマートフォン100がボタン40の押下を検出していない場合には、ユーザが無線通信を行なうことを意図していない可能性が高い。この点に着目して、スマートフォン100は、ボタンの押下を検出した場合に無線通信を実行し(図1(C)参照)、ボタンの押下を検出しない場合に無線通信を禁止する。これにより、スマートフォン100の電源がオフの状態であっても、無線通信が行われるというユーザの意図しない無線通信を抑制することができる。
このように、本実施の形態に従うスマートフォン100は、無線通信の可否判断に用いるセンサを電源の状態に応じて変える。このため、スマートフォン100は、電源がオンの状態であってもオフの状態であっても無線通信の可否を判断できる。また、スマートフォン100は、能動センサを利用することにより、ユーザが無線通信を行なうのに適した状況にいるか否かを判断できる。この結果、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。また、スマートフォン100は、能動センサを用いることで、無線通信の可否判断にユーザ操作を必要としないため、スマートフォン100の利便性が向上する。
[ハードウェア構成]
図3を参照して、第1の実施の形態に従うスマートフォン100のハードウェア構成の一例について説明する。図3は、スマートフォン100の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示されるように、スマートフォン100は、ループアンテナ1と、センサ3,4と、携帯制御部6と、メモリ7と、電源部10と、NFC部30とを含む。電源部10は、電力供給部2と、電源5とを有する。NFC部30は、無線通信部32と、NFC制御部34と、メモリ36とを有する。
スマートフォン100は、ループアンテナ1を介して他の通信機器と近距離無線通信を行なう。他の通信機器は、たとえば、読み取り機50(図1参照)、ワイヤレススピーカ60(図1参照)、携帯端末装置、パソコン、サーバ装置、その他の電子機器などを含む。ループアンテナ1は、他の通信機器から発生された磁界によって誘導電流を発生する。ループアンテナ1は、発生した誘導電流を電力供給部2に出力する。電力供給部2は、ループアンテナ1から受けた誘導電流によって電力を発生する。より具体的には、電力供給部2は、ループアンテナ1から入力された振幅信号を整流し、整流した信号を安定化して電力を生成する。電力供給部2は、生成した電力を、センサ3とNFC部30とに出力する。
センサ3は、電源部10に含まれる電源5または電力供給部2から得られる電力で動作する。ある局面において、センサ3は、電源5から電力を得られない場合には、電力供給部2から電力を得て動作する。センサ3は、たとえば、光センサ、圧力センサなどの電源がオンの状態で動作可能なセンサ(すなわち、能動センサ)を含む。光センサは、スマートフォン100が受光した光量を検出する。圧力センサは、スマートフォン100にかかる力を検出する。
センサ4は、電源5がオフの状態でも動作可能なセンサ(すなわち、受動センサ)で構成される。センサ4は、たとえば、音量キー、メニューキー、ホームキーなどのボタンを含む。ボタンは、NFC部30に含まれるセンサ検出ポートに電気的に接続される。これにより、ボタンは、電源5がオフの状態でも動作できる。ボタンは、ユーザによる押下を検出し、ユーザがボタン40(図2参照)を押下したことに基づいて、ユーザの押下を示す情報をNFC部30に出力する。
メモリ7は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、外部記憶装置、その他の記憶装置を含む。ROMは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)、スマートフォン100で実行される制御プログラム(ブートプログラム)などを格納する。携帯制御部6は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)で構成される。携帯制御部6は、オペレーティングシステムやスマートフォンの制御プログラムなどの各種プログラムを実行することで、スマートフォン100の動作を制御する。RAMは、ワーキングメモリとして機能し、プログラムの実行に必要な各種データを一時的に格納する。
無線通信部32は、ループアンテナ1を介して他の通信機器と近距離無線通信を行なう。無線通信部32は、他の通信機器から受信したデータをNFC制御部34に出力する。NFC制御部34は、たとえば、ICチップなどで構成され、無線通信部32から出力されたデータを処理する。また、NFC制御部34は、NFC部30のメモリ36に格納されている判断要否テーブル38とセンサテーブル39とを参照して、無線通信の実行可否を判断する。判断要否テーブル38およびセンサテーブル39の詳細については後述する。なお、無線通信の実行可否を判断するための機能は、NFC制御部34ではなく、携帯制御部6によって実現されてもよい。
なお、本実施の形態に従う各種の処理を実現するためのプログラムは、単体のプログラムではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、任意のプログラムと協働して本実施の形態に従う処理が実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従うスマートフォン100の趣旨を逸脱するものではない。さらに、本実施の形態に従うプログラムによって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、サーバ装置側がすべての機能を実行する必要はなく、スマートフォン100とサーバ装置とが協働して、本実施の形態に従う処理を実現するようにしてもよい。
[機能構成]
図4〜6を参照して、スマートフォン100の機能について説明する。図4は、スマートフォン100の機能構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン100の機能は、上述の携帯制御部6またはNFC制御部34によって実行される。あるいは、スマートフォン100の機能は、携帯制御部6およびNFC制御部34が互いに協働することで実行されてもよい。図5は、判断要否テーブル38のデータ構造の一例を示す図である。図6は、センサテーブル39のデータ構造の一例を示す図である。
図4に示されるように、スマートフォン100は、判断部210と、実行部220とを含む。以下では、判断部210および実行部220の詳細について順に説明する。
(判断部210の詳細)
判断部210は、判断要否テーブル38を参照することにより、無線通信機能の用途に基づいて、センサを用いた無線通信の可否判断を要するか否かを判断する。図5に示されるように、判断要否テーブル38には、無線通信機能の用途38Aごとに、無線通信の可否判断を要するか否か示す要否フラグ38Bが互いに関連付けられている。判断部210は、外部の通信機器から近距離無線通信を開始するための信号を受信すると、受信信号に含まれる無線通信の用途を示す用途情報を取得する。判断部210は、判断要否テーブル38から取得した用途情報に一致する用途38Aを選択し、選択した用途38Aに関連付けられている要否フラグ38Bを参照する。要否フラグ38Bが「要」を示す場合には、スマートフォン100は、センサを用いた無線通信の可否判断を実行する。要否フラグ38Bが「否」を示す場合には、スマートフォン100は、無線通信の可否判断を行なわずに、他の通信機器との無線通信を開始する。
より具体的な例として、ユーザが決済を行なうためにスマートフォン100を読み取り機50(図1参照)にかざした場合について説明する。この場合、判断部210は、読み取り機50から受信した信号に含まれる情報から用途「電子マネー」を示す情報を取得する。判断部210は、判断要否テーブル38から用途「電子マネー」を選択し、用途「電子マネー」に関連付けられている要否フラグ38Bを参照する。用途「電子マネー」に関連付けられている要否フラグ38Bが「要」を示すので、判断部210は、無線通信の可否判断を実行部220に実行させる。
なお、上記では、判断部210が、外部の通信機器から受信した信号に含まれる用途情報から無線通信の用途を判断する例について説明を行なったが、判断部210は、外部通信機器から信号を受信したときに起動されるアプリケーションの種類によって無線通信機能の用途を判断してもよい。
(実行部220の詳細)
実行部220は、他の通信機器から近距離無線通信を開始するための信号(以下、「通信開始信号」ともいう。)を受信した場合で、かつ、電源5がオンの状態である場合に、能動センサの出力が予め定められた第1の条件を満たしたときに近距離無線通信を実行し、能動センサの出力が第1の条件を満たさないときに近距離無線通信を実行しない。また、実行部220は、通信開始信号を受信した場合で、かつ、電源5がオフの状態である場合に、受動センサの出力が予め定められた第2の条件を満たしたときに近距離無線通信を実行し、受動センサの出力が第2の条件を満たさないときに近距離無線通信を実行しない。このように、実行部220は、電源5の状態によって複数のセンサを使い分けて無線通信の可否を決定できる。また、実行部220は、電源5がオフの状態でも無線通信の可否を決定できるため、ユーザの意図しない無線通信を抑制することができる。
ある局面において、実行部220は、通信開始信号を受信した場合において、電源5がオンの状態であるときに、能動センサの一例である光センサを無線通信の可否判断に用いる。より具体的には、実行部220は、光センサから出力される光量が予め定められた光量よりも多い場合に第1の条件を満たしたと判断し、近距離無線通信を実行する。また、実行部220は、光センサから出力される光量が予め定められた光量よりも少ない場合に第1の条件を満たさないと判断し、近距離無線通信を実行しない。このように、実行部220が無線通信の可否判断に光センサを用いることで、実行部220は、スマートフォン100が鞄やポケットの中にあるときの無線通信を禁止することができる。このため、スマートフォン100は、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。
他の局面において、実行部220は、通信開始信号を受信した場合において、電源5がオンの状態であるときに、能動センサの一例である圧力センサを無線通信の可否判断に用いる。より具体的には、実行部220は、圧力センサから出力される力が予め定められた力よりも大きい場合に第1の条件を満たしたと判断し、近距離無線通信を実行する。また、実行部220は、圧力センサから出力される力が予め定められた力よりも小さい場合に第1の条件を満たしていない判断し、近距離無線通信を実行しない。このように、実行部220が無線通信の可否判断に圧力センサを用いることで、実行部220は、ユーザがスマートフォン100を保持していない場合に無線通信を禁止することができる。このため、スマートフォン100は、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。
一方、実行部220は、通信開始信号を受信した場合において、電源5がオフの状態であるときに、受動センサの一例であるボタンを無線通信の可否判断に用いる。より具体的には、実行部220は、ボタンの押下を検出したときに第2の条件を満たしたと判断し、近距離無線通信を実行する。また、実行部220は、ボタンの押下を検出しないときに第2の条件を満たしていないと判断し、近距離無線通信を実行しない。これにより、スマートフォン100は、電源5がオフの状態であっても、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。なお、実行部220は、ボタンの押下を検出したことをトリガとして近距離無線通信を実行し、押下を検出しなくなった後も近距離無線通信を続けてもよいし、ボタンの押下を検出している間にのみ近距離無線通信を実行してもよい。
ある局面において、能動センサは、電源5がオフの状態であっても、他の通信機器から発生された磁界によってループアンテナ1(図3参照)に生じる誘導電流で動作するように構成されてもよい。能動センサが誘導電流で動作可能な場合には、電源5がオフの状態であっても、実行部220は、能動センサの出力に応じて、無線通信を実行するか否かを決定する。これにより、電源5がオフの状態であっても、無線通信の可否判断に能動センサを用いることができる。この場合、能動センサの動作は、機能が制限された簡易動作となる。
他の局面において、NFC部30が電源(図示しない)を有する場合には、能動センサは、電源5がオフの状態であっても、NFC部30の電源から得られる電力で動作するように構成されてもよい。NFC部30の電源は、たとえば、スマートフォン100の電源5に対する二次電源として構成される。実行部220は、図6に示されるセンサテーブル39を参照して、無線通信の可否判断に用いるセンサを決定する。図6に示されるように、センサテーブル39には、スマートフォン100の電源情報39Aと、NFC部30の電源情報39Bと、無線通信の可否判断に用いるセンサ情報39Cと、無線通信を実行する条件39Dとが互いに関連付けられている。
一例として、スマートフォン100の電源5がオフの状態であり、NFC部30が電源を有する場合について考える。この場合、実行部220は、これらの電源の情報に一致するセンサテーブル39の行45を選択する。行45において、センサ「光センサ」と、条件「光量≧閾値」と、フラグ「許可」とが互いに関連付けられているので、実行部220は、光センサから出力される光量が予め定められた閾値を超える場合に無線通信を実行し、光センサから出力される光量が予め定められた閾値を超えない場合に無線通信を禁止する。
このように、実行部220は、スマートフォン100の電源5の状態と、NFC部30の電源の状態との組み合わせに応じて、無線通信の可否判断に用いるセンサを決定する。能動センサは、スマートフォンの電源5から電力を得られるだけなく、NFC部30の電源からも電力を得られるので、電源5がオフの状態である場合や、電源5の電力が切れている場合であっても、無線通信の可否判断に能動センサを用いることができる。
[制御構造]
図7を参照して、スマートフォン100の制御構造について説明する。図7は、スマートフォン100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図7に示される処理は、携帯制御部6(図3参照)またはNFC制御部34(図3参照)がプログラムを実行することにより実現される。あるいは、図7に示される処理は、携帯制御部6およびNFC制御部34が互いに協働してプログラムを実行することにより実現されてもよい。以下では、NFC制御部34が当該プログラムを実行する場合を例に挙げて説明を行なう。なお、本実施の形態に従う処理の一部または全部が、回路素子その他のハードウェアによって実行されてもよい。
ステップS10において、NFC制御部34は、判断部210として、スマートフォン100が他の通信機器(たとえば、読み取り機)の通信可能エリアに入ったか否かを判断する。たとえば、NFC制御部34は、他の通信機器から近距離無線通信を開始するための信号を受信した場合に、他の通信機器の通信可能エリアに入ったと判断する。NFC制御部34は、スマートフォン100が他の通信機器の通信可能エリアに入ったと判断した場合に(ステップS10においてYES)、制御をステップS12に切り替える。そうでない場合には(ステップS10においてNO)、NFC制御部34は、ステップS10の処理を再び実行する。
ステップS12において、NFC制御部34は、他の通信機器との通信を確立するための処理を実行する。ステップS14において、NFC制御部34は、判断部210として、判断要否テーブル38(図5参照)を参照して、無線通信機能の用途に応じて近距離無線通信の可否判断を要するか否かを判断する。NFC制御部34は、近距離無線通信の可否判断を要すると判断した場合に(ステップS14においてYES)、制御をステップS16に切り替える。そうでない場合には(ステップS14においてNO)、NFC制御部34は、制御をステップS50に切り替える。
ステップS16において、NFC制御部34は、電源5の状態がオンであるか否かを判断する。NFC制御部34は、電源5の状態がオンであると判断した場合(ステップS16においてYES)、制御をステップS20に切り替える。そうでない場合には(ステップS16においてNO)、NFC制御部34は、制御をステップS30に切り替える。
ステップS20において、NFC制御部34は、スマートフォン100の携帯制御部6を経由するセンサを用いる。すなわち、NFC制御部34は、近距離無線通信の可否判断に、スマートフォン100の電源5の電力で動作可能なセンサ(すなわち、能動センサ)を用いる。
ステップS30において、NFC制御部34は、実行部220として、NFC部30の電源により動作可能なセンサを近距離無線通信の可否判断に用いるか否かを判断する。たとえば、NFC制御部34は、スマートフォン100の電源5がオフの状態である場合で、かつ、NFC部30が電源を有する場合に、NFC部30の電源により動作可能なセンサを使用する。NFC制御部34は、NFC部30の電源により動作可能なセンサを近距離無線通信の可否判断に用いると判断した場合に(ステップS30においてYES)、制御をステップS32に切り替える。そうでない場合には(ステップS30においてNO)、NFC制御部34は、制御をステップS34に切り替える。
ステップS32において、NFC制御部34は、スマートフォン100の携帯制御部6を経由するセンサ(たとえば、光センサや圧力センサ)を近距離無線通信の可否判断に用いる。このセンサは、NFC部30の電源から電力を受ける。ただし、このセンサは簡易動作となる。ステップS34において、NFC制御部34は、スマートフォン100の電源5とNFC部30の電源とのいずれからも電力が得られない場合でも動作可能なセンサ(すなわち、ボタンなどの受動センサ)を近距離無線通信の可否判断に用いる。
ステップS40において、NFC制御部34は、実行部220として、電源の状態に応じて選択されたセンサの出力が予め定められた条件を満たすか否かを判断する。NFC制御部34は、センサの出力が予め定められた条件を満たすと判断した場合に(ステップS40においてYES)、制御をステップS50に切り替える。そうでない場合には(ステップS40においてNO)、NFC制御部34は、制御をステップS60に切り替える。
ステップS50において、NFC制御部34は、実行部220として、無線通信を許可し、他の通信機器との近距離無線通信を実行する。ステップS60において、NFC制御部34は、実行部220として、他の通信機器との近距離無線通信を禁止する。
[まとめ]
以上のようにして、本実施の形態に従うスマートフォン100は、近距離無線通信の可否判断に用いるセンサを電源の状態に応じて変える。これにより、電源の状態によらずセンサを用いて近距離無線通信の可否判断を行なうことが可能になるので、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。また、能動センサの一例である光センサが近距離無線通信の可否判断に用いられることにより、スマートフォン100は、現在の状況が無線通信を行なうのに適した状況であるか否かを判断できる。さらには、スマートフォン100は、無線通信の可否判断にユーザ操作を必要としないため、スマートフォン100の利便性が向上する。
また、スマートフォン100は、電源がオフの状態であっても、ループアンテナから得られる誘導電流や、NFC部30の電源から得られる電力を用いて、光センサや圧力センサなどの能動センサを簡易動作させることができる。これにより、スマートフォン100は、自機の電源がオフの状態であっても、無線通信の可否判断に光センサや圧力センサを用いることが可能になり、近距離無線通信の誤作動をさらに確実に抑制することが可能になる。
<第2の実施の形態>
上記では、スマートフォン100が1つのセンサの出力に基づいて、近距離無線通信の可否を判断する例について説明を行なったが、スマートフォン100は、複数のセンサの出力に基づいて、近距離無線通信の可否を判断してもよい。たとえば、スマートフォン100は、光センサから出力される光量が予め定められた光量よりも多い場合で、かつ、圧力センサから出力される力が予め定められた力よりも大きい場合に近距離無線通信を実行する。また、スマートフォン100は、光センサから出力される光量が予め定められた光量よりも少ない場合、または、圧力センサから出力される力が予め定められた力よりも小さい場合に近距離無線通信を禁止する。このように、スマートフォン100は、複数のセンサからの出力で近距離無線通信の可否を判断することで、近距離無線通信の誤作動をさらに確実に抑制することが可能になる。
なお、その他のハードウェア構成や、その他の機能構成は、第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明は繰り返さない。
<第3の実施の形態>
上記では、スマートフォン100が、無線通信機能の用途によらず、1種類のセンサテーブル39を用いて近距離無線通信の可否判断に用いるセンサを決定する例について説明を行なったが、スマートフォン100は、無線通信機能の用途ごとに準備されたセンサテーブルを用いて近距離無線通信の可否判断に用いるセンサを決定してもよい。たとえば、スマートフォン100は、無線通信機能の用途ごとに関連付けられたセンサテーブルを格納する。スマートフォン100は、通信開始信号を受信すると、通信受信信号に含まれる無線通信の用途を示す用途情報を取得する。スマートフォン100は、取得した用途情報に対応するセンサテーブルを参照して、近距離無線通信の可否判断に用いるセンサを決定する。このように、スマートフォン100は、無線通信機能の用途に応じて参照するセンサテーブルを選択することにより、無線通信機能の用途に合った条件で近距離無線通信の可否を判断することができる。これにより、ユーザの意図しない無線通信をさらに確実に抑制することが可能になる。
なお、その他のハードウェア構成や、その他の機能構成は、第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明は繰り返さない。
<第4の実施の形態>
上記では、スマートフォン100が、光センサや圧力センサを用いて近距離無線通信の可否を判断する例について説明を行なったが、スマートフォン100は、他のセンサを用いて近距離無線通信の可否を判断してもよい。たとえば、スマートフォン100は、スマートフォン100の移動を検出するためのセンサ(たとえば、加速度センサや角速度センサなど)を用いて近距離無線通信の可否を判断する。通常、ユーザは、他の通信機器と無線通信を行なう場合には立ち止まる。このため、スマートフォン100が移動を検出している間には、ユーザが無線通信を行なうことを意図していない可能性が高い。この点に着目して、スマートフォン100は、移動検出センサの出力値が予め定められた出力値よりも大きい場合に無線通信を禁止し、移動検出センサの出力値が予め定められた出力値よりも小さい場合に無線通信を実行する。これにより、スマートフォン100は、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。
なお、その他のハードウェア構成や、その他の機能構成は、第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明は繰り返さない。
<第5の実施の形態>
上記では、スマートフォン100の電源がオフの状態である場合において、1つのボタンの押下を検出したときに、近距離無線通信を実行する例について説明を行なったが、スマートフォン100は、複数のボタンの押下を検出したときに、近距離無線通信を実行してもよい。このように、スマートフォン100は、複数のボタンの押下を検出したときにのみ近距離無線通信を実行することにより、誤ってボタンが押下されて近距離無線通信が開始される可能性が低くなる。これにより、スマートフォン100は、ユーザが意図しないタイミングで無線通信が実行されることを抑制することができる。
なお、その他のハードウェア構成や、その他の機能構成は、第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明は繰り返さない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ループアンテナ、2 電力供給部、3,4 センサ、5 電源、6 携帯制御部、7,36 メモリ、10 電源部、30 NFC部、32 無線通信部、34 NFC制御部、38 判断要否テーブル、38A 用途、38B 要否フラグ、39 センサテーブル、39A,39B 電源情報、39C センサ情報、39D 条件、40 ボタン、45 行、50 読み取り機、60 ワイヤレススピーカ、100 スマートフォン、210 判断部、220 実行部。

Claims (5)

  1. 携帯通信端末であって、
    電源部と、
    前記電源部がオンの状態で動作可能な第1のセンサと、
    前記電源部がオフの状態で動作可能な第2のセンサと、
    他の通信機器と近距離無線通信を行なうための通信部と、
    前記他の通信機器から前記近距離無線通信を開始するための信号を受信したことに基づいて、前記携帯通信端末を制御するための制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記電源部がオンの状態である場合において、前記第1のセンサの出力が予め定められた第1の条件を満たしたときに前記近距離無線通信を実行し、前記第1のセンサの出力が前記第1の条件を満たさないときに前記近距離無線通信を実行せず、
    前記電源部がオフの状態である場合において、前記第2のセンサの出力が予め定められた第2の条件を満たしたときに前記近距離無線通信を実行し、前記第2のセンサの出力が前記第2の条件を満たさないときに前記近距離無線通信を実行しない、携帯通信端末。
  2. 前記通信部は、ループアンテナを含み、
    前記第1のセンサは、前記電源部がオフの状態であっても、前記他の通信機器から発生された磁界によって前記ループアンテナに生じる誘導電流で動作するように構成され、
    前記制御部は、前記電源部がオフの状態であっても、前記誘導電流によって前記第1のセンサが動作可能な場合には、前記第1のセンサの出力に応じて、前記近距離無線通信を実行するか否かを決定する、請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記第1のセンサは、前記携帯通信端末が受光した光量を検出し、
    前記制御部は、前記第1のセンサから出力される光量が予め定められた光量よりも多い場合に前記第1の条件を満たしたと判断し、前記第1のセンサから出力される光量が前記予め定められた光量よりも少ない場合に前記第1の条件を満たさないと判断する、請求項1または2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記第1のセンサは、前記携帯通信端末にかかる力を検出し、
    前記制御部は、前記第1のセンサから出力される力が予め定められた力よりも大きい場合に前記第1の条件を満たしたと判断し、前記第1のセンサから出力される力が前記予め定められた力よりも小さい場合に前記第1の条件を満たさないと判断する、請求項1または2に記載の携帯通信端末。
  5. 前記第2のセンサは、前記携帯通信端末に対する押下操作を検出し、
    前記制御部は、前記第2のセンサによって前記押下操作が検出されたときに前記第2の条件を満たしたと判断し、前記第2のセンサによって前記押下操作が検出されないときに前記第2の条件を満たさないと判断する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
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