JP2017167679A - 情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同じグループの宿泊者同士で予約が重複することを抑止する。【解決手段】実施形態の情報提供装置は、管理部と、送信部とを有する。管理部は、宿泊者と、当該宿泊者が属するグループとを示す宿泊者情報と、サービスの予約情報とを管理する。送信部は、宿泊者情報に基づいて宿泊者が属するグループ内の他の宿泊者を特定し、当該他の宿泊者が登録した予約情報に基づいて、他の宿泊者が予約済みでないサービスの予約を案内するメッセージを宿泊者の端末に送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラムに関する。
従来、ホテルなどのサービス業では、情報提供者(例えば、ホテルのフロント係)がクライアント(例えば、ホテルの宿泊客であるユーザ)の端末に対して種々な情報提供を行っている。クライアント端末は、ポータル画面上の所定の領域(エリア)に情報提供者から通知された情報を表示してユーザへ通知する。例えば、情報提供者は、館内の共通設備の利用案内を通知し、クライアント端末より共通設備の予約を受け付ける。これにより、例えばホテルにおいては、多くの宿泊客に円滑に共通設備を利用してもらうことができる。
特開2000−29947号公報 特開2004−259029号公報
しかしながら、上記の従来技術では、通知された共通設備の利用案内をもとに同一のグループに所属する複数の宿泊者が予約を行い、同じグループにおいて予約が重複するという問題がある。
例えば、会社関係者などのグループでホテルに宿泊し、共通設備を予約して利用することがある。この場合、通知された利用案内をもとにグループ内のある宿泊者が共通設備の予約を行った場合であっても、同様に通知された利用案内をもとに、予約したことを知らない他の宿泊者が予約を行うことがある。
1つの側面では、同じグループの宿泊者同士で予約が重複することを抑止できる情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、情報提供装置は、管理部と、送信部とを有する。管理部は、宿泊者と、当該宿泊者が属するグループとを示す宿泊者情報と、サービスの予約情報とを管理する。送信部は、宿泊者情報に基づいて宿泊者が属するグループ内の他の宿泊者を特定し、当該他の宿泊者が登録した予約情報に基づいて、他の宿泊者が予約済みでないサービスの予約を案内するメッセージを宿泊者の端末に送信する。
本発明の1実施態様によれば、通知された利用案内をもとに共通設備の予約が行われた場合には、同じグループの宿泊者同士の予約情報を参照し利用案内を制御することで予約が重複することを抑止できる。
図1は、実施形態にかかる情報提供システムの機能構成例を示すブロック図である。 図2は、ポータル画面を説明する説明図である。 図3−1は、管理DBのデータ構成例を説明する説明図である。 図3−2は、管理DBのデータ構成例を説明する説明図である。 図4は、メッセージ送信の処理の一例を説明するフローチャートである。 図5は、クライアント端末の動作例を説明するフローチャートである。 図6は、テロップ表示を説明する説明図である。 図7は、情報処理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態にかかる情報提供システムの機能構成例を示すブロック図である。情報提供システム1は、例えばホテルのフロント係などの情報提供者がクライアント(宿泊者10)に対して種々な情報を提供するためのシステムである。図1に示すように、情報提供システム1は、クライアント端末2と、サーバ装置3と、管理端末4とを有する。クライアント端末2と、サーバ装置3と、管理端末4とは、例えば有線または無線のLAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク(図示しない)を介して互いに通信可能に接続される。
クライアント端末2は、宿泊者10が用いる端末装置であり、ホテルのフロント係などの情報提供者によりサーバ装置3に設定され、サーバ装置3より通知された情報を受信して画面に表示することで宿泊者10に対して種々な情報を提供する。例えば、クライアント端末2は、PC(パーソナルコンピュータ)やタブレット端末などの情報処理装置(コンピュータ)を採用できる。例えば、クライアント端末2は、宿泊者10の客室などに予め設置されている。なお、クライアント端末2については、客室に固定して使用するものに限定するものではなく、館内において持ち運んで使用するものであってもよい。本実施形態では、館内において持ち運んでの使用が可能なタブレット型のクライアント端末2を、例えばフロントでの手渡しにより宿泊者10に提供するものとする。
サーバ装置3は、クライアント端末2および管理端末4をクライアント(ここでは宿泊者10のクライアントと区別するため(C)を付ける)として収容する、いわゆるサーバである。一実施形態として、サーバ装置3には、PCやWS(ワークステーション)などの装置を採用できる。例えば、サーバ装置3は、クライアント端末2および管理端末4のクライアント(C)からのHTTP(HyperText Transfer Protocol)による要求に対して各種情報を提供する。また、サーバ装置3は、双方向通信用の技術規格であるWebSocketを用いてクライアント(C)との間で双方向通信を行い、例えばクライアント端末2の設定や状態の取得またはクライアント端末2へのメッセージ等の通知を行う情報提供装置である。
管理端末4は、フロント係などの情報提供者や情報提供システム1を管理するSE(システムエンジニア)などの管理者が用いる端末装置であり、例えばPCなどの情報処理装置である。管理端末4は、例えばWebブラウザをベースとした管理アプリケーションまたはWebコンソールによりサーバ装置3における所定のURL(Uniform Resource Locator)へアクセスすることで、サーバ装置3が管理する情報の参照や、各種設定を行う。フロント係などが管理端末4を介して行うサーバ装置3の設定には、宿泊者10についての情報の設定や、サーバ装置3よりクライアント端末2へ通知するメッセージ等の設定がある。
例えば、フロント係は、管理端末4を介してサーバ装置3の所定のURLへアクセスすることで、宿泊者10についての情報をサーバ装置3に登録する。一例として、宿泊者10の宿泊予約・チェックイン・チェックアウトを受け付けた場合、フロント係は、管理端末4を介してサーバ装置3の宿泊登録にかかるURLへアクセスし、宿泊登録の画面より宿泊者10の情報を登録する。例えば、宿泊者10の氏名、住所、複数の宿泊者10が同じグループで宿泊する場合のグループ設定、チェックイン、チェックアウトなどをサーバ装置3に登録する。
クライアント端末2は、制御部20、記憶部21、表示部22および操作部23を有する。制御部20は、クライアント端末2全体を制御するデバイスである。制御部20としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部20は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによってサービスエージェント201、ポータルアプリ202、個別アプリ203a、203b等のプログラムによる種々の処理を実行する。
サービスエージェント201は、例えば、バックグラウンドで稼動している常駐プログラムであり、サーバ装置3から送信される制御コマンドに対応するURLを、制御コマンドに対応するアプリケーションプログラムに指示する。例えば、記憶部21に格納した情報をサーバ装置3へ送信するページのURLをポータルアプリ202に提供する。そして、ポータルアプリ202はHTTPプロトコルにより、記憶部21に格納した情報を、管理部301を経由して管理DB311へ送信する。別の例として、サーバ装置3から送信される制御コマンドが、情報を送信するコマンドであった場合には、サービスエージェント201は、目的の情報をサーバ装置3からダウンロードするページのURLを対応するアプリケーションに提供する。そして、アプリケーションプログラムはHTTPプロトコルにより、管理部301を経由して管理DB311から情報を取得し、取得した情報を記憶部21に格納する。このようにして、サービスエージェント201は、クライアント端末2とサーバ装置3との間で双方向のデータ通信を行う。一例として、サービスエージェント201は、双方向通信用の技術規格であるWebSocketを用いてサーバ装置3をトリガとする双方向通信を行う。
例えば、サービスエージェント201は、サーバ装置3からの通知を受信すると、通知内容をポータルアプリ202、個別アプリ203a、203bなどに通知する。また、サービスエージェント201は、ポータルアプリ202、個別アプリ203a、203bなどからの送信指示に応じて、指示された内容をサーバ装置3へ通知する。
ポータルアプリ202は、例えばWebブラウザをベースとしたアプリケーションプログラムであり、宿泊者10に対して各種サービスを提供するポータル画面を表示部22に表示する。このポータル画面は、例えばHTML(HyperText Markup Language)のWebページで構成されており、記憶部21に記憶された各種情報や、サービスエージェント201を介してサーバ装置3より通知されたメッセージなどの情報が表示される。
また、ポータル画面には、個別アプリ203a、203bの起動を、ローカルのURL(Uniform Resource Locator)で指定したアイコンボタンが表示される。また、ポータル画面には、サーバ装置3において管理される情報(例えばメッセージの本文)の参照を、サーバ装置3のURL(例えば具体的な参照先は引数などのパラメータで指定してもよい)で指定したアイコンボタンが表示される。また、ポータル画面は、サーバ装置3より通知されたメッセージをスクロールしてテロップ表示する表示領域を有する。このテロップ表示の表示領域には、サーバ装置3より通知されたテロップ用のメッセージが順次スクロールして表示される。
個別アプリ203a、203bで起動するアプリケーションプログラムの設定は、ローカルのURLから、アプリケーションプログラムに対応づけられたアイコンボタンを指定することにより設定され、指定されたアイコンボタンがポータル画面に表示される。また、サーバ装置3において管理される情報(例えばメッセージの本文)の通知は、サーバ装置3のURL(例えば具体的な参照先は引数などのパラメータで指定してもよい)により指定されたアイコンボタンが表示されることでユーザに通知できる。
ポータルアプリ202は、ポータル画面において宿泊者10による操作部23の操作などを受け付けて、操作に対応した処理結果を表示部22に表示させる。例えば、個別アプリ203a、203bの起動を指示するアイコンボタンの操作を受け付けた場合、個別アプリ203a、203bを起動させることで、個別アプリ203a、203bの画面をディスプレイに表示させる。また、サーバ装置3において管理される情報の参照を指示するアイコンボタンの操作を受け付けた場合、サーバ装置3のURLにHTTPでアクセスして取得した情報(例えばメッセージの本文)をディスプレイに表示させる。
図2は、ポータル画面を説明する説明図である。図2に示すように、ポータル画面220は、メッセージ表示アイコン221、時計222、実行指示アイコン223、設定指示アイコン224およびテロップ表示領域225を有する。
メッセージ表示アイコン221は、サーバ装置3よりテロップ表示領域225にテロップ表示するメッセージとは別の通常のメッセージが通知されている場合に表示されるアイコンである。ポータルアプリ202は、通常のメッセージとして記憶部21に格納されたデータがある場合、メッセージ表示アイコン221を表示する。メッセージ表示アイコン221は、メッセージのタイトル、内容などを記憶部21より読み出して表示するメッセージ閲覧機能を有する個別アプリのランチャとなっている。
ポータルアプリ202では、メッセージ表示アイコン221の操作を受け付けることでメッセージ閲覧機能を有する個別アプリを起動して、サーバ装置3より通知されたメッセージのタイトル、内容などを画面に表示する。なお、クライアント端末2宛のメッセージがあることを示す通知が行われている場合(メッセージの内容や画像などのデータが記憶部21に含まれておらず、サーバ装置3にある場合)、メッセージの内容や画像などがサーバ装置3から通知されていない。したがって、クライアント端末2宛のメッセージがあることを示す通知の場合には、クライアントの操作により、記憶部21に格納されたメッセージIDをパラメータとしてサーバ装置3の所定のURLへアクセスし、メッセージの内容や画像のデータをサーバ装置3より取得して表示する。
なお、メッセージの内容や画像のデータの取得のタイミングは、クライアントの操作によるものには限らない。例えば、通信処理部302から送信される制御パケットをサービスエージェント201が受信し、サービスエージェント201が、メッセージの内容や画像のデータを取得するポータルアプリケーションプログラムを制御するようにしてもよい。制御が指示されたポータルアプリケーションプログラムは、サービスエージェント201から通知された所定のURLへアクセスし、サービスエージェント201を経由して管理DB311からメッセージの内容や画像のデータを取得し、記憶部21に格納する。ポータルアプリケーションプログラムは参照可能なメッセージを記憶部21に格納すると、メッセージがあることを示す表示を行う。そして、その表示に気づいたクライアントの操作によりメッセージを表示する個別アプリケーションプログラムが起動されて、記憶部21に格納されたメッセージの内容や画像のデータを表示するようにしてもよい。
実行指示アイコン223は、アラーム機能、世界各地の現在時刻を表示する時計機能、テレビリモコン機能、インターネットの閲覧機能、各種案内コンテンツを表示する機能など、機能ごとに用意された個別アプリの実行を指示するアイコンである。例えば、客室設備避難経路などのコンテンツを表示する実行指示アイコン223が操作された場合には、対応する個別アプリ(例えば個別アプリ203b)が実行される。個別アプリ203bは、サーバ装置3の所定のURLへアクセスし、サーバ装置3が管理するコンテンツを読み出して表示する。
設定指示アイコン224は、クライアント端末2の使用言語などの各種設定を指示するアイコンである。設定指示アイコン224は、言語などの各種設定機能を提供する個別アプリのランチャとなっている。ポータルアプリ202では、設定指示アイコン224の操作を受け付けることで各種設定を行う個別アプリを起動して使用言語などの各種設定を行う。また、各種設定を行う個別アプリにより設定された内容は、設定情報として記憶部21などに格納される。クライアント端末2のユーザである宿泊者10は、設定指示アイコン224を操作することで、クライアント端末2の使用言語などの各種設定を行うことができる。
テロップ表示領域225は、サーバ装置3より通知されたテロップ用のメッセージをスクロールして表示する領域である。ポータルアプリ202は、テロップ用のメッセージとして記憶部21に格納されたメッセージデータ211がある場合に、メッセージデータ211に含まれるテロップ用のメッセージ文を読み出す。次いで、ポータルアプリ202は、読み出したメッセージ文を、例えばテロップ表示領域225の右方向から左方向にスクロールしてテロップ表示する。
個別アプリ203a、203bは、時計機能、アラーム機能、テレビリモコン機能、通知されたメッセージの閲覧機能、インターネットの閲覧機能、施設、サービス利用の予約案内など各種コンテンツの表示機能、言語などの各種設定機能など、機能ごとに用意されたアプリケーションプログラムである。個別アプリ203a、203bは、例えばポータルアプリ202のポータル画面上での指示や、サービスエージェント201を介したサーバ装置3からの通知に応じて起動され、各種機能を提供する。
例えば時計機能は、ホテルが所在する宿泊地の時刻だけでなく、宿泊者10の自宅の時刻を合わせて表示する世界時計として機能するアプリケーションプログラムであってもよい。例えばアラーム機能は、起床時間を設定可能な目覚まし時計として機能するアプリケーションプログラムであってもよい。
例えばテレビリモコン機能は、客室に設置されたテレビの赤外線による制御信号が登録されており、登録された制御信号に対応する機能ボタンを表示し、機能ボタンの操作を受け付けると、対応づけられた制御信号を赤外線により発信するアプリケーションプログラムであってもよい。機能ボタンがチャンネルを表す機能ボタンである場合、電子番組表と共に表示したり、これから放送される番組情報と共に表示してもよい。
例えば通知されたメッセージの閲覧機能は、ホテルのフロント係が入力したメッセージ(図示しない)が存在する場合に、ポータル画面220にメッセージの閲覧機能を機能させるメッセージ表示アイコン221が表示され、メッセージ表示アイコン221の操作を受け付けると、メッセージを表示するアプリケーションプログラムであってもよい。
例えばインターネットの閲覧機能は、ホテルが情報提供したいURL毎に用意したそれぞれの機能ボタンがポータル画面220に表示され、機能ボタンの操作を受け付けると、対応するURLに用意された情報を表示するアプリケーションプログラムであってもよい。
例えば施設、サービス利用の予約案内など各種コンテンツの表示機能は、ホテルが施設、サービス利用の予約案内するためのコンテンツにおけるURL毎に用意した機能ボタンがポータル画面220に表示され、機能ボタンの操作を受け付けると、対応するURLに用意された情報を表示するアプリケーションプログラムであってもよい。クライアント端末2では、このアプリケーションプログラム(例えば個別アプリ203b)の起動により、施設、サービス利用の予約を行うコンテンツが表示され、宿泊者10から施設、サービス利用の予約を受け付ける。受け付けた施設、サービス利用の予約内容については、個別アプリ203bより管理部301を介して管理DB311に格納される。
例えば各種設定機能は、言語の切り替えなどの各種設定を連想させる機能ボタンがポータル画面220に表示され、機能ボタンの選択操作を受け付けると選択された設定を表示し、動作モードを選択された設定内容に対応するモードに切り替える設定アプリケーションプログラムであってもよい。
記憶部21は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部21は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部21は、制御部20で実行されるOS(Operating System)や、サービスエージェント201、ポータルアプリ202、個別アプリ203a、203b等の各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部21は、各種プログラムなどが用いる各種情報を記憶する。例えば、記憶部21は、テロップ用のメッセージ表示についての設定内容を示すメッセージデータ211を記憶する。
メッセージデータ211は、画面に表示するメッセージを識別するメッセージIDや、メッセージの内容などを有する。このメッセージデータ211については、サーバ装置3よりメッセージ用のデータとして通知されたものが記憶部21に格納される。
表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置であり、制御部20の制御のもとポータル画面220などの表示を行う。操作部23は、表示部22に重畳して設置されたタッチスクリーンや各種の操作キーなどであり、宿泊者10からの操作指示を受け付けて制御部20へ出力する。
サーバ装置3は、制御部30および記憶部31を有する。制御部30は、クライアント端末2の制御部20と同様、サーバ装置3全体を制御するデバイスである。制御部30は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって管理部301および通信処理部302の機能を実現する。
管理部301は、所定のURLへのクライアント端末2からのアクセスに応じて提供する客室設備避難経路などのコンテンツを管理DB311において管理する。具体的には、管理部301は、管理端末4のWebコンソールからのアクセスに応じて、管理DB311においてコンテンツごとの情報を管理するテーブル(図示しない)を読み出し、コンテンツの新規登録、変更などのコンテンツ管理にかかるコンソール画面を出力する。次いで、管理部301は、Webコンソールより受け付けたコンソール画面の指示をもとに、コンテンツの新規登録、変更を受け付ける。次いで、管理部301は、コンソール画面より受け付けたコンテンツの新規登録、変更の内容を、管理DB311においてコンテンツごとの情報を管理するテーブルに反映する。
例えば、管理部301は、宿泊者10の宿泊予約・チェックイン・チェックアウトなど、宿泊者10についての情報をサーバ装置3に登録する宿泊登録の画面より、宿泊者10の情報を受け付ける。次いで、管理部301は、受け付けた宿泊者10の情報を管理部301の宿泊者情報311aに反映する。
また、管理部301は、コンテンツの表示を行う個別アプリ(例えば個別アプリ203b)によるクライアント端末2からのアクセスに応じて、コンテンツごとの情報を管理するテーブルの内容を読み出し、クライアント端末2へ送信する。
例えば、管理部301は、施設、サービス利用の予約案内するためのコンテンツをクライアント端末2へ送信し、クライアント端末2から施設、サービス利用の予約を受け付ける。受け付けた施設、サービス利用の予約内容については、管理DB311の施設情報311dに格納する。
また、管理部301は、宿泊者10が宿泊する宿泊部屋(客室)にかかる客室情報311bを管理する。例えば、管理部301は、客室のクライアント端末2より識別情報(例えばタブレットID)とともに通知された設定またはステータスをもとに、管理DB311の客室情報311bにおいて識別情報ごとに管理される客室の設定またはステータスを更新する。
また、管理部301は、管理端末4より1または複数のクライアント端末2を宛先とするメッセージの登録を受け付けた場合、メッセージを識別する識別情報(例えばメッセージID)を発行し、受け付けたメッセージの情報を管理DB311のメッセージ情報311eに記録する。メッセージIDごとのメッセージ情報311eとしては、例えばメッセージの内容、種別、メッセージと関連する施設名などがある。
また、管理部301は、管理DB311に記録されたメッセージの情報を読み出し、読み出したメッセージを通信処理部302を介してクライアント端末2へ通知するメッセージ送信処理を行う(詳細は後述する)。
また、管理部301は、HTTPを用いた所定のURLへのアクセスにおいて、パラメータなどでリクエストされた情報を提供するAPI(Application Programming Interface)として機能する。例えば、管理部301は、管理端末4からのポータル管理アプリのアクセスに応じて管理DB311においてクライアント端末2ごとに管理している各種情報を表示するポータル管理画面の表示データ(例えばHTML形式のデータ)を生成し、管理端末4へ出力する。
また、管理部301は、ポータル管理画面上での操作に対応するパラメータを管理端末4のポータル管理アプリより受け付けて、受け付けたパラメータに対応する処理を実行する。一例として、管理部301は、1または複数のクライアント端末2を宛先とするメッセージの登録を受け付ける。登録を受け付けたメッセージは、管理部301が管理DB311に登録する。また、管理部301は、設定やステータスの更新、初期化などのクライアント端末2に対する所定のコマンドを受け付ける。受け付けたコマンドは、通信処理部302へ渡されて、クライアント端末2への通知が行われる。
通信処理部302は、クライアント端末2のサービスエージェント201と同様、例えば、バックグラウンドで稼動している常駐プログラムであり、クライアント端末2との間で双方向のデータ通信を行う。一例として、通信処理部302は、双方向通信用の技術規格であるWebSocketを用いてクライアント端末2との間での双方向通信を行う。
例えば、通信処理部302は、クライアント端末2より通知された情報(クライアント端末2の識別情報やステータスなど)を受信して管理部301へ出力する。また、通信処理部302は、管理部301により管理DB311に登録されたメッセージを読み出して、メッセージの宛先に対応するクライアント端末2へ通知(送信)する。また、通信処理部302は、所定のコマンドのクライアント端末2への通知を管理部301を介して管理端末4より受け付けた場合に、受け付けたコマンドをクライアント端末2へ通知する。
記憶部31は、ハードディスク、SSD、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部31は、RAM、フラッシュメモリ、NVSRAMなどのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部31は、制御部30で実行されるOSや、管理部301および通信処理部302の機能を提供するプログラムを記憶する。また、記憶部31は、各クライアント端末2にかかる設定やステータス、各クライアント端末2に提供するコンテンツなどの各種情報を記憶する。また、記憶部31は、宿泊者情報311a、客室情報311b、クライアント端末情報311c、施設情報311d、メッセージ情報311eおよびメッセージ送信先情報311fを有する管理DB311を記憶する。
図3−1および図3−2は、管理DBのデータ構成例を説明する説明図である。図3−1および図3−2に示すように、管理DB311は、宿泊者情報311a、客室情報311b、クライアント端末情報311c、施設情報311d、メッセージ情報311eおよびメッセージ送信先情報311fを有する。この管理DB311では、宿泊者10を識別する宿泊ID、クライアント端末2を識別するタブレットIDおよびメッセージを識別するメッセージIDなど、ユニークに割り当てられた識別情報により、情報の関連付けが行われている。
宿泊者情報311aは、宿泊者10ごとの情報を示すテーブルなどであり、宿泊IDごとに、氏名、住所、客室ID、グループID、チェックイン、チェックアウトなどの情報が記述されている。客室IDは、宿泊者10が宿泊する宿泊部屋(客室)を示す。グループIDは、宿泊者10が属するグループを示す。チェックインおよびチェックアウトは、宿泊者10のチェックインおよびチェックアウトの日時などを示す。この宿泊者情報311aには、管理部301が管理端末4の宿泊登録の画面より受け付けた内容に基づいて反映した情報が格納される。
客室情報311bは、客室ごとの情報を示すテーブルであり、客室を識別する客室IDごとに、客室名称、フロアID、客室内線、宿泊ID、タブレットID、入出フラグなどの情報が記述されている。フロアIDは、客室があるフロアを示す。宿泊IDは、客室に宿泊する宿泊者10を示す。タブレットIDは、宿泊者10の客室などに設置されるクライアント端末2を示す。入出フラグは、宿泊者10の客室への出入りを示す。この客室情報311bには、管理部301がクライアント端末2より通知された設定またはステータス(例えば、宿泊者10の確認操作の有無などに基づく宿泊部屋への出入り)に基づいて反映した情報(例えば入出フラグ)が格納される。
クライアント端末情報311cは、クライアント端末2ごとの情報を示すテーブルであり、タブレットIDごとに、タブレット名称、アドレスなどの情報が記述されている。アドレスは、クライアント端末2のネットワークアドレスなどであり、一例としてクライアント端末2のMACアドレスなどがある。このクライアント端末情報311cは、管理端末4のコンソール画面の指示などにより事前に設定される。
施設情報311dは、宿泊施設における施設ごとの情報を示すテーブルであり、施設IDごとに、施設名、利用開始、利用終了、空き状況、宿泊ID、氏名、グループなどの情報が記述されている。利用開始および利用終了は、施設の利用開始時刻および利用終了時刻であり、施設を利用する利用時間帯を示す。空き状況は、予約済み/空きなどにより、利用時間帯における予約状況を示す。宿泊ID、氏名およびグループは、予約を行った宿泊者10の宿泊ID、氏名およびグループを示す。この施設情報311dには、クライアント端末2より受け付けた、施設、サービス利用の予約内容に基づいて反映した情報が格納される。
なお、本実施形態では施設ごとの利用予約を管理DB311の施設情報311dで管理する構成を例示するが、予約については施設利用に限定しない。管理DB311では、予約を要する催し物(例えばディナーショウや観光ツアー)など、宿泊者10より予約を受け付けて提供するサービス全般をサービスIDなどと対応付けて管理してもよい。
メッセージ情報311eは、テロップ表示用のメッセージごとの設定内容を示すテーブルである。具体的には、メッセージ情報311eには、メッセージIDごとに、メッセージの内容、メッセージ種別、施設名などの情報が記述されている。メッセージ種別は、ホテルのフロント係などから宿泊者10へ知らせたい情報の案内を行うメッセージ、施設等の予約の案内を行うメッセージなどの、メッセージの種別を示す。施設名は、メッセージにかかる施設を示すものであり、施設を識別できる情報であれば施設IDなどであってもよい。このメッセージ情報311eには、管理部301が管理端末4のポータル管理画面などで受け付けた内容に基づいて反映した情報が格納される。
なお、メッセージ情報311eにおいて、施設等の予約の案内を行うメッセージについては、メッセージの雛形がメッセージ内容として格納される。例えば、メッセージの雛形では、「<%」および「%>」などのタグで指定された箇所について、所定の項目を参照して得られた値が代入されてメッセージが作成される。例えば、「<%=利用開始%>」では、「利用開始」の項目を参照して得られた値が代入される。また、同じグループの宿泊者10により施設が予約済みであることを示すメッセージについては、メッセージIDを「M999」として予約済みであるものとする。
メッセージ送信先情報311fは、メッセージごとの送信先を示すテーブルである。具体的には、メッセージ送信先情報311fには、メッセージIDごとに、メッセージの送信宛先などの情報が記述されている。この送信宛先には、例えば、メッセージの送信を行った宿泊者10の宿泊IDなどが格納される。
次に、サーバ装置3からクライアント端末2へのメッセージ送信について詳細に説明する。図4は、メッセージ送信の処理の一例を説明するフローチャートである。このメッセージ送信の処理は、任意のタイミングで実施してよく、一例として、宿泊者情報311a、施設情報311dまたはメッセージ送信先情報311fの更新が行われたタイミングで実施する。または、予め定められた時刻や所定の時間間隔(例えば30分ごと)に実施してもよい。
図4に示すように、処理が開始されると、サーバ装置3の管理部301は、宿泊者情報311aを参照し、メッセージの送信対象とする宿泊客(i)の情報を取得する(S1)。メッセージの送信対象とする宿泊客(i)は、例えば、チェックイン済みでありチェックアウト前の条件を満たす宿泊客とする。また、iは、メッセージの送信対象とする宿泊者10の中のi番目の宿泊者10を示すものとする。
次いで、管理部301は、メッセージ情報311eを参照し、メッセージ種別が「案内」のメッセージを特定する(S2)。次いで、管理部301は、客室情報311bおよびクライアント端末情報311cを参照し、メッセージの送信先(アドレス)を特定する(S3)。次いで、管理部301は、S3で特定した送信先のクライアント端末2に対し、S2で特定したメッセージを通信処理部302を介して送信し(S4)、送信先をメッセージ送信先情報311fに登録する。
次いで、管理部301は、施設情報311dを取得し(S5)、施設IDにより識別される施設ごとに空き状況を確認し、予約に空きのある施設の有無を判定する(S6)。例えば、図3−1の例では、「貸切温泉」において、18:00〜19:00の間の時間帯は予約済みであるが、19:00〜20:00の時間帯は空きである。このように、空きの時間帯がある場合には、予約に空きのある施設と判定する。逆に、全ての時間帯が予約済みである場合には、予約に空きの無いものと判定する。
予約に空きのある施設がない場合(S6:NO)、管理部301は、メッセージ種別が「予約」のメッセージの送信を行うことなく、S12へと処理を進める。
空き状態の施設がある場合(S6:YES)、管理部301は、施設情報311dの宿泊IDより、空き状態の施設について自身(宿泊客(i))が予約済みであるか否かを判定する(S7)。自身が予約済みである場合(S7:YES)、管理部301は、メッセージ種別が「予約」のメッセージの送信を行うことなく、S12へと処理を進める。
自身が予約済みでない場合(S7:NO)、管理部301は、施設情報311dのグループと、宿泊者情報311aにおける自身の宿泊IDに対応するグループIDとを比較する。次いで、管理部301は、比較結果をもとに、空き状態の施設について同じグループの宿泊者(同行者)が予約済みであるか否かを判定する(S8)。
空き状態の施設について同行者が予約済みでない場合(S8:NO)、メッセージ種別が「予約」のメッセージ(同行者により予約済みであることを示すメッセージの「M999」を除く)の中から空き状態の施設に対応するメッセージを特定する(S9)。
空き状態の施設について同行者が予約済みである場合(S8:YES)、同行者が予約済みのメッセージ(「M999」)を特定する(S10)。なお、S9、S10において、管理部301は、メッセージの雛形内でタグで指定された箇所については値を適宜代入し、メッセージを作成する。
次いで、管理部301は、S3で特定した送信先のクライアント端末2に対し、S9またはS10で特定したメッセージを通信処理部302を介して送信し(S11)、送信先をメッセージ送信先情報311fに登録する。
次いで、管理部301は、全ての送信対象について処理を行うためにiをインクリメントし(S12)、S1へ処理を戻す。
上述したメッセージ送信の処理により、サーバ装置3は、送信対象の宿泊客(i)ごとに、宿泊客(i)または宿泊客(i)の同行者により予約済みでない施設の予約を案内するメッセージを宿泊客(i)のクライアント端末2に送信する。また、宿泊客(i)または宿泊客(i)の同行者により予約済みである施設については、施設の予約を案内するメッセージの送信が行われることなく、予約案内のメッセージが停止される。また、宿泊客(i)または宿泊客(i)の同行者により予約済みである施設については、施設が予約済みであることを示すメッセージ(「M999」)が宿泊客(i)のクライアント端末2に送信される。
図5は、クライアント端末2の操作例を説明するフローチャートである。より具体的には、図5は、クライアント端末2におけるテロップ表示にかかる動作例を説明する図である。
図5に示すように、ポータルアプリ202の起動により処理が開始されると、ポータルアプリ202は、ポータル画面220の表示を開始する。次いで、ポータルアプリ202は、メッセージデータ211よりテロップ表示領域225にテロップ表示するメッセージデータ(i)の読み出しを行う(S20)。なお、iは、サーバ装置3より通知されたメッセージデータ211に含まれる複数のメッセージの中のi番目のメッセージを示すものとする。この読み出しにより、ポータルアプリ202は、i番目においてテロップ表示するメッセージの設定内容(メッセージIDおよびメッセージ内容)を取得する。
次いで、ポータルアプリ202は、i番目においてテロップ表示するメッセージの設定内容をもとに、テロップ表示領域225にメッセージ(i)のテロップ表示を行う(S21)。
次いで、ポータルアプリ202は、メッセージ(i)について、テロップ表示領域225の最後までスクロールしてテロップ表示したところで、次のメッセージをテロップ表示するためにiをインクリメントし(S22)、S20へ処理を戻す。
図6は、テロップ表示を説明する説明図である。図6に示すように、クライアント端末2では、ポータル画面220のテロップ表示領域225において、サーバ装置3より通知されたメッセージが順次テロップ表示される。例えば、「貸切温泉」について18:00からの予約に空きがある場合には、「18:00から貸切温泉を予約できます。…」などの、「貸切温泉」の予約を案内するメッセージがサーバ装置3よりクライアント端末2に通知されてテロップ表示される。
ここで、同行者により「貸切温泉」が予約済みである場合をケースC1とし、同行者により「貸切温泉」の予約が行われていない場合をケースC2とする。ケースC1の場合には、「貸切温泉」の予約を案内するメッセージのテロップ表示が停止される。そして、図示していないが、同行者が予約済みのメッセージがクライアント端末2でテロップ表示される。したがって、同じグループの宿泊者同士で予約が重複することを抑止することができる。
これに対し、ケースC2の場合は、「貸切温泉」の予約を案内するメッセージがテロップ表示される。これにより、宿泊者10に対して空き施設の利用を促すことができる。
以上のように、情報提供装置としてのサーバ装置3は、宿泊者10と、宿泊者10が属するグループとを示す宿泊者情報311aと、施設の利用予約を示す施設情報311dなどのサービスの予約情報とを管理部301により管理DB311で管理する。また、サーバ装置3の管理部301は、宿泊者情報311aに基づいて宿泊者10が属するグループ内の他の宿泊者10を特定する。そして、サーバ装置3の管理部301は、他の宿泊者10が登録した予約情報に基づいて、他の宿泊者10が予約済みでないサービスの予約を案内するメッセージを通信処理部302を介して宿泊者10のクライアント端末2に送信する。これにより、クライアント端末2では、宿泊者10が属するグループ内の他の宿泊者10が予約済みでないサービスの予約を案内するメッセージが宿泊者10に対して提供されることとなる。よって、サーバ装置3は、同じグループの宿泊者同士で予約が重複することを抑止することができる。
また、サーバ装置3は、宿泊者10が所属するグループ内の他の宿泊者10が予約済みであるサービスについては、サービスの予約を案内するメッセージのクライアント端末2への送信を停止する。これにより、クライアント端末2では、宿泊者10が属するグループ内の他の宿泊者10が予約済みであるサービスについては、宿泊者10に対する提供が停止されることとなる。よって、サーバ装置3は、同じグループの宿泊者同士で予約が重複することを抑止することができる。
また、サーバ装置3は、宿泊者10が所属するグループ内の他の宿泊者10が予約済みであるサービスについては、サービスが予約済みであることを示すメッセージを宿泊者10のクライアント端末2に送信する。これにより、クライアント端末2では、宿泊者10が属するグループ内の他の宿泊者10が予約済みであるサービスについては、サービスが予約済みであることを示すメッセージが宿泊者10に対して提供されることとなる。よって、同じグループ内の他の宿泊者10が予約済みであるサービスを宿泊者10が認識できることから、同じグループの宿泊者同士で予約が重複することを抑止することができる。
ところで、上記の実施形態で説明したクライアント端末2、サーバ装置3および管理端末4における各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータ(情報処理装置)で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図7は、情報処理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。
図7が示すように、情報処理装置100は、各種演算処理を実行するCPU101と、データ入力を受け付ける入力装置102と、モニタ103と、スピーカ104とを有する。また、情報処理装置100は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置105と、各種装置と接続するためのインタフェース装置106と、有線または無線により外部機器と通信接続するための通信装置107とを有する。また、情報処理装置100は、各種情報を一時記憶するRAM108と、ハードディスク装置109とを有する。また、情報処理装置100内の各部(101〜109)は、バス110に接続される。
ハードディスク装置109には、例えば、管理部301、通信処理部302などと同様の機能を有するプログラムが記憶される。また、ハードディスク装置109には、プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置102は、例えば情報処理装置100の操作者から操作情報の入力を受け付ける。モニタ103は、例えば操作者が操作する各種画面を表示する。インタフェース装置106は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置107は、LAN等の通信ネットワークと接続され、通信ネットワークを介した外部機器との間で各種情報をやりとりする。
CPU101は、ハードディスク装置109に記憶された各プログラムを読み出して、RAM108に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、例えば、管理部301、通信処理部302の機能を実現する。
なお、上記のプログラムは、必ずしもハードディスク装置109に記憶されている必要はない。例えば、情報処理装置100が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、情報処理装置100が読み出して実行するようにしてもよい。情報処理装置100が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、情報処理装置100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1…情報提供システム
2…クライアント端末
3…サーバ装置
4…管理端末
10…宿泊者
20…制御部
21…記憶部
22…表示部
23…操作部
30…制御部
31…記憶部
100…情報処理装置
201…サービスエージェント
202…ポータルアプリ
203a…個別アプリ
203b…個別アプリ
211…メッセージデータ
220…ポータル画面
221…メッセージ表示アイコン
222…時計
223…実行指示アイコン
224…設定指示アイコン
225…テロップ表示領域
301…管理部
302…通信処理部
311…管理DB
311a…宿泊者情報
311b…客室情報
311c…クライアント端末情報
311d…施設情報
311e…メッセージ情報
311f…メッセージ送信先情報
C1、C2…ケース

Claims (5)

  1. 宿泊者と、当該宿泊者が属するグループとを示す宿泊者情報と、サービスの予約情報とを管理する管理部と、
    前記宿泊者情報に基づいて前記宿泊者が属するグループ内の他の宿泊者を特定し、当該他の宿泊者が登録した前記予約情報に基づいて、前記他の宿泊者が予約済みでないサービスの予約を案内するメッセージを前記宿泊者の端末に送信する送信部と
    を有することを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記送信部は、前記他の宿泊者が予約済みであるサービスについては、当該サービスの予約を案内するメッセージの前記宿泊者の端末への送信を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記送信部は、前記他の宿泊者が予約済であるサービスについては、当該サービスが予約済みであることを示すメッセージを前記宿泊者の端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報提供装置。
  4. 宿泊者と、当該宿泊者が属するグループとを示す宿泊者情報と、サービスの予約情報とを管理し、
    前記宿泊者情報に基づいて前記宿泊者が属するグループ内の他の宿泊者を特定し、当該他の宿泊者が登録した前記予約情報に基づいて、前記他の宿泊者が予約済みでないサービスの予約を案内するメッセージを前記宿泊者の端末に送信する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報提供方法。
  5. 宿泊者と、当該宿泊者が属するグループとを示す宿泊者情報と、サービスの予約情報とを管理し、
    前記宿泊者情報に基づいて前記宿泊者が属するグループ内の他の宿泊者を特定し、当該他の宿泊者が登録した前記予約情報に基づいて、前記他の宿泊者が予約済みでないサービスの予約を案内するメッセージを前記宿泊者の端末に送信する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
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