JP2017167416A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

光源装置及びプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP2017167416A
JP2017167416A JP2016054024A JP2016054024A JP2017167416A JP 2017167416 A JP2017167416 A JP 2017167416A JP 2016054024 A JP2016054024 A JP 2016054024A JP 2016054024 A JP2016054024 A JP 2016054024A JP 2017167416 A JP2017167416 A JP 2017167416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
lens
center
lens array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016054024A
Other languages
English (en)
Inventor
秋山 光一
Koichi Akiyama
光一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2016054024A priority Critical patent/JP2017167416A/ja
Publication of JP2017167416A publication Critical patent/JP2017167416A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】コストを抑えつつ、且つ、被照明領域の照度分布を均一にできる、光源装置及びプロジェクターを提供する。
【解決手段】第1、第2の光源ユニットと第1、第2ホモジナイザーユニットとを備える。第1ホモジナイザーユニットは第1、第2の方向に沿って複数の第1小レンズが配置された第1レンズアレイを含み、第2ホモジナイザーユニットは第3、第4の方向に沿って複数の第2小レンズが配置された第2レンズアレイを含む。第1、第2小レンズは同じ構成を持っており、第1レンズアレイの中心に位置する第1小レンズの中心と第1の光線束の中心軸との位置関係と、第2レンズアレイの中心に位置する第2小レンズの中心と第2の光線束の中心軸との位置関係との第1の方向における差を位置関係差としたとき、位置関係差は第1小レンズの第1の方向における配列ピッチの非整数倍と等しい。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
近年、プロジェクターにおいて、高輝度且つ高出力な光が得られるレーザー光源が用いられている。例えば、下記特許文献1には、フライアイレンズのレンズ群を列方向又は行方向にずらし、該フライアイレンズが形成する被照明領域の照度分布を均一化させるようにしたプロジェクターが開示されている。
特開2009−25512号公報
しかしながら、上記プロジェクターにおいては、当該フライアイレンズの製造が困難である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、製造が容易なフライアイレンズを用いながらも被照明領域の照度分布の均一性が高い光源装置及び該光源装置を備えたプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に従えば、各々が複数の発光素子からなる第1、第2の光源ユニットと、第1の光源ユニットから射出された第1の光線束が入射する第1ホモジナイザーユニットと、第2の光源ユニットから射出された第2の光線束が入射する第2ホモジナイザーユニットと、を備え、前記第1ホモジナイザーユニットは、第1の方向と第2の方向に沿って格子状に配列された複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイを含み、前記第2ホモジナイザーユニットは、第3の方向と第4の方向に沿って格子状に配列された複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイを含み、前記第3の方向は、前記第1の方向及び前記第2の方向と垂直な方向と、前記第1の方向と、を含む面と平行であり、前記複数の第1小レンズと前記複数の第2小レンズとは、同じ構成を持っており、前記第1レンズアレイにおいて前記複数の第1小レンズが設けられている領域の中心に位置する第1小レンズの中心と前記第1の光線束の中心軸との位置関係と、前記第2レンズアレイにおいて前記複数の第2小レンズが設けられている領域の中心に位置する第2小レンズの中心と前記第2の光線束の中心軸との位置関係との前記第1の方向における差を位置関係差としたとき、該位置関係差は、該複数の第1小レンズの前記第1の方向における配列ピッチの非整数倍と等しい光源装置が提供される。
第1態様に係る光源装置は、第1ホモジナイザーユニットおよび第2ホモジナイザーユニットを含んだホモジナイザー光学系を備えている。被照射領域において、第1の光線束による照度分布と第2の光線束による照度分布とが互いに異なるため、被照射領域における照度分布の均一性が高められる。また、ホモジナイザー光学系において、各ホモジナイザーユニットを構成している複数の小レンズを従来技術のように列方向又は行方向にずらす必要がないため、ホモジナイザー光学系の製造が容易である。
上記第1態様において、位置関係差をD、前記配列ピッチをPとしたとき、D=P・(2n−1)/2(但し、nは正の整数)の関係を満たすのが好ましい。
この構成によれば、被照射領域における照度分布の均一性を容易に高めることができる。
上記第1態様において、集光光学系と、蛍光体層と、をさらに備え、前記第1ホモジナイザーユニットを透過した前記第1の光線束と、前記第2ホモジナイザーユニットを透過した前記第2の光線束とは、前記集光光学系を透過して前記蛍光体層に入射するのが好ましい。
この構成によれば、蛍光体層における照度分布の均一性が高いので、蛍光体層において蛍光を効率良く発生させることができる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様に係る光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターは、上記第1態様に係る光源装置を備えるので、明るい画像を投射することが可能である。
第1実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す概略図。 照明装置の概略構成を示す図。 光源ユニットの概略構成を示す斜視図。 発光部の要部構成を示す図。 コリメート光学系の概略構成を示す斜視図。 ホモジナイザー光学系に対する各光線束の入射位置を示した図。 第2実施形態に係る第1光源装置の概略構成を示す図。 第1光源装置の要部構成を+Y方向から視た側面図。 ホモジナイザー光学系に対する各光線束の入射位置を示した図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第1実施形態)
本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。本実施形態のプロジェクターは、スクリーン(被投射面)上にカラー映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクターは、赤色光、緑色光、青色光の各色光に対応した3つの液晶光変調装置を備えている。プロジェクターは、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザーを備えている。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す概略図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、照明装置2と、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学系6と、を概略備えている。
本実施形態において、照明装置2は照明光として白色光Wを色分離光学系3に向けて射出する。
色分離光学系3は、白色光Wを赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとに分離するためのものである。色分離光学系3は、第1のダイクロイックミラー7aおよび第2のダイクロイックミラー7bと、第1の全反射ミラー8a、第2の全反射ミラー8bおよび第3の全反射ミラー8cと、第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bと、を概略備えている。
第1のダイクロイックミラー7aは、赤色光LRを透過するとともに、その他の光(緑色光LGおよび青色光LB)を反射する。第2のダイクロイックミラー7bは、緑色光LGを反射するとともに、青色光LBを透過する。
第1の全反射ミラー8aは、赤色光LRの光路中に配置されて、第1のダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。第2の全反射ミラー8bおよび第3の全反射ミラー8cは、青色光LBの光路中に配置されて、第2のダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに導く。
緑色光LGは、第2のダイクロイックミラー7bにより光変調装置4Gに向けて反射される。
第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路中における第2のダイクロイックミラー7bの下段に配置されている。第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路長が赤色光LRや緑色光LGの光路長よりも長いことに起因した青色光LBの光損失を補償する機能を有している。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側および射出側にはそれぞれ偏光板(図示せず)が配置されている。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bは、それぞれの光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bに入射する赤色光LR,緑色光LG,青色光LBを平行化するためのものである。
合成光学系5は、赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した各画像光を合成し、合成された画像光を投射光学系6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学系6は、投射レンズ群から構成されている。投射光学系6は、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像が表示される。
(照明装置)
次に、上記照明装置2の構成について説明する。
図2は照明装置2の概略構成を示す図である。
図2に示すように、照明装置2は、第1光源装置11と、第2光源装置12、均一化照明手段13とを備えている。本実施形態において、第1光源装置11は特許請求の範囲に記載の「光源装置」に相当する。
以下、図面においてXYZ座標系を用いて説明することもある。
図2において、照明装置2における照明光軸100axと平行な方向がX方向であり、第1光源装置11の光軸ax1と平行な方向がY方向であり、X方向及びY方向にそれぞれ直交する方向がZ方向である。
第1光源装置11は、光源部20、光路変更部60、ホモジナイザー光学系70、ダイクロイックミラー80、第1集光光学系90及び回転蛍光板30を備える。
回転蛍光板30は、モーター31により回転可能な円板32上にリング状の蛍光体層33を備える。回転蛍光板30は、励起光が入射する側と同じ側に向けて蛍光Yを射出する。
円板32は、例えば、アルミや銅といった放熱性に優れた金属製の円板から構成されている。
蛍光体層33は、後述する光源部20からの青色光によって励起されて、赤色光及び緑色光を含む蛍光Yを射出する。蛍光体層33は、例えば、YAG系蛍光体である(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceを含有する層からなる。
誘電体多層膜34及び蛍光体層33が円板32上に積層されている。誘電体多層膜34は、入射した蛍光Yの大部分を図1の上方向(円板32とは反対側)に向けて反射する。
光源部20は、第1光源ユニット21及び第2光源ユニット22を含む。本実施形態において、第1光源ユニット21は特許請求の範囲の「第1の光源ユニット」に相当し、第2光源ユニット22は特許請求の範囲の「第2の光源ユニット」に相当する。
第1光源ユニット21及び第2光源ユニット22は同一構成を持っているため、以下、第1光源ユニット21について説明する。以下、第1光源ユニット21を単に光源ユニット21と呼ぶ。
図3は光源ユニット21の概略構成を示す斜視図である。光源ユニット21は、複数の発光部40を有している。発光部40は特許請求の範囲の「発光素子」に相当する。
図3,5に示すように、光源ユニット21は、本体部20Aと、複数の支持部材20Bと、該支持部材20Bに支持された複数の発光部40と、コリメート光学系23とを備える。
複数の支持部材20Bは、本体部20Aの側面20A1に取り付けられている。各支持部材20Bは、側面20A1の上下方向において、各々の間隔を均等とするように配置されている。
本体部20Aは、支持部材20Bとともに、発光部40で生じた熱を放出させるヒートシンクとして機能する。
各支持部材20Bは板状の部材であって、上面20B1と下面20B2とを有する。上面20B1及び下面20B2の平面形状は略矩形状であって、X方向に長辺を有し、Y方向に短辺を有している。上面20B1はXY平面と平行である。
本実施形態において、複数の発光部40は、それぞれ半導体レーザーから構成される。
複数の発光部40は、支持部材20Bの上面20B1においてX方向に一次元的に実装されている。各発光部40は青色(発光強度のピーク:約445nm)の光ビームからなる光線BLを射出する。光源ユニット21は、複数の光線BLからなる光線束K1を射出する。なお、発光部40としては、445nm以外の波長(例えば、460nm)の青色光を射出する半導体レーザーを用いることもできる。図3では、便宜上、最下段の支持部材20B上に配置される発光部40から射出される光線BLのみを図示するが、光線束K1は光源ユニット21が備える全ての発光部40から射出された光線BLからなる。
本実施形態において、光線束K1が特許請求の範囲の「第1の光線束」に相当する。すなわち、第2光源ユニット22が射出する光線束は、特許請求の範囲の「第2の光線束」に相当する。
図4は発光部40の要部構成を示す図である。
図4に示すように、発光部40は、光を射出する光射出面40aを有している。光射出面40aは、射出される光の主光線の方向から視て長手方向W1と短手方向W2とを有した、略矩形状の平面形状を有している。長手方向W1はX方向と平行であり、短手方向W2はZ方向と平行である。
発光部40から射出された光線BLは、長手方向W1と平行な偏光方向を有する直線偏光からなる。光線BLの短手方向W2への拡がりは、光線BLの長手方向W1への拡がりよりも大きい。そのため、光線BLの断面形状BSは、Z方向(短手方向W2)を長軸方向とした楕円形状となる。
本実施形態において、複数の発光部40は、各発光部40から射出される光線BLの主光線BLaがY方向と平行となるように、上面20B1に実装されている。
光源ユニット21から射出された光線束K1は、コリメート光学系23に入射する。
図5はコリメート光学系23の概略構成を示す斜視図である。
図5に示すように、コリメート光学系23は、第1のシリンドリカルレンズアレイ50と、第2のシリンドリカルレンズアレイ55とを含む。
第1のシリンドリカルレンズアレイ50は、第2のシリンドリカルレンズアレイ55よりも光源ユニット21側に配置されている。第1のシリンドリカルレンズアレイ50は、複数の第1シリンドリカルレンズ51を有する。
第1シリンドリカルレンズ51は、X方向に沿う第1の母線51Mと、凸状のレンズ面52と、平坦な裏面53と、を有する。
本実施形態において、第1シリンドリカルレンズ51は、平凸レンズであるため、製造コストを抑えることが可能である。
本実施形態において、第1シリンドリカルレンズ51は、裏面53を各発光部40に対向させている。第1シリンドリカルレンズ51の数は支持部材20Bの数と同じである。
このような構成に基づき、各発光部40から射出された光線BLは、対応する第1シリンドリカルレンズ51によりYZ面内において平行化される。
一方、第2のシリンドリカルレンズアレイ55は、複数の第2シリンドリカルレンズ56を有する。第2シリンドリカルレンズ56の数はひとつの支持部材20Bに実装された発光部40の数と同じである。
第2シリンドリカルレンズ56は、第2の母線56Mの方向が第1の母線51Mの方向と直交するように配置されている。
第2シリンドリカルレンズ56は、凸状のレンズ面57と、平坦な裏面58とを有する平凸レンズである。
本実施形態において、第2シリンドリカルレンズ56は、裏面58を第1シリンドリカルレンズ51に対向させている。
このような構成に基づき、第1シリンドリカルレンズ51を透過した光線BLは、対応する第2シリンドリカルレンズ56によりXY平面内において平行化される。
本実施形態において、第1シリンドリカルレンズ51と第2シリンドリカルレンズ56との間の距離と、第1シリンドリカルレンズ51の屈折力と、第2シリンドリカルレンズ56の屈折力とは、第2シリンドリカルレンズ56を透過した光線BLが、アスペクト比が略1である断面を持つ平行光のとなるように設定されている。すなわち、コリメート光学系23を透過した光線BLの断面形状BSは、図4に示した楕円状ではなく、略円形状となる。
以下、第1光源ユニット21と同一構成を有する第2光源ユニット22から射出された光線束を光線束K2と称す。光線束K1と同様に、光線束K2を構成する光線BLは、アスペクト比が略1である断面を持つ平行光である。
図2に戻って、光源部20から射出された光は、光路変更部60に入射する。
本実施形態において、光路変更部60は、第1プリズムミラー61と、第2プリズムミラー62とを含む。
第1プリズムミラー61は、第1光源ユニット21に対応して設けられ、該第1光源ユニット21から射出された光線束K1を光源部20の光軸ax1に近づける。同様に、第2プリズムミラー62は、第2光源ユニット22に対応して設けられ、該第2光源ユニット22から射出された光線束K2を光源部20の光軸ax1に近づける。
第1プリズムミラー61は、第1プリズム63を主体に構成される。第1プリズム63は、Z方向に延在する板状の部材から形成されており、光線束K1全体の光路を−X方向にシフトする。
第1プリズム63は、光入射面63A1と、光出射面63A2と、第1の反射面63A3と、第2の反射面63A4と、を備えている。第1の反射面63A3及び第2の反射面63A4各々は光線束K1を反射する反射部材、例えば、ミラー等から構成される。
同様に、第2プリズムミラー62は、第2プリズム64を主体に構成される。第2プリズム64は、Z方向に延在する板状の部材から形成されており、光線束K2全体の光路を+X方向にシフトする。
第2プリズム64は、光入射面64A1と、光出射面64A2と、第1の反射面64A3と、第2の反射面64A4と、を備えている。第1の反射面64A3と第2の反射面64A4各々は、光線束K2を反射する反射部材、例えば、ミラー等から構成される。
光路変更部60により光軸ax1側に光路が変更された光線束K1及び光線束K2は、ホモジナイザー光学系70に入射する。
本実施形態において、ホモジナイザー光学系70は、第1ホモジナイザーユニット70Aと、第2ホモジナイザーユニット70Bとを含む。
本実施形態において、第1光源ユニット21から射出された光線束K1が第1ホモジナイザーユニット70Aに入射し、第2光源ユニット22から射出された光線束K2が第2ホモジナイザーユニット70Bに入射する。
第1ホモジナイザーユニット70Aは、前段レンズアレイ71aと、後段レンズアレイ71bとを含む。
前段レンズアレイ71aは複数の前段小レンズ71amを含み、後段レンズアレイ71bは複数の後段小レンズ71bmを含む。複数の後段小レンズ71bmは複数の前段小レンズ71amとそれぞれ対応している。前段小レンズ71am及び後段小レンズ71bmは、光軸ax1に垂直な面内において、第1の方向と第2の方向に沿って格子状に配列される。以下、第1の方向をx方向とし、第2の方向をz方向とするxyz座標系を用いて説明する。
本実施形態において、前段レンズアレイ71aは特許請求の範囲の「第1レンズアレイ」に相当し、前段小レンズ71amは特許請求の範囲の「第1小レンズ」に相当する。
第2ホモジナイザーユニット70Bは、前段レンズアレイ72aと、後段レンズアレイ72bとを含む。
前段レンズアレイ72aは複数の前段小レンズ72amを含み、後段レンズアレイ72bは複数の後段小レンズ72bmを含む。複数の後段小レンズ72bmは複数の前段小レンズ72amとそれぞれ対応している。前段小レンズ72am及び後段小レンズ72bmは、光軸ax1に垂直な面内において、第1の方向と第2の方向に沿って格子状に配列される。本実施形態において、第1の方向はx方向であり、第2の方向はz方向である。
本実施形態において、前段レンズアレイ72aは特許請求の範囲の「第2レンズアレイ」に相当し、前段小レンズ72amは特許請求の範囲の「第2小レンズ」に相当する。
本実施形態において、第1ホモジナイザーユニット70A及び第2ホモジナイザーユニット70Bは同じ構成を有している。
具体的に、前段レンズアレイ71aと、後段レンズアレイ71bと、前段レンズアレイ72aと、後段レンズアレイ72bとの間で、各レンズアレイを構成している複数の小レンズの配列ピッチは同じである。同様に、複数の小レンズの大きさ、形、及びレンズ面の曲率も、各レンズアレイの間で同じである。
ホモジナイザー光学系70を経由した光(第1光線束K1及び第2光線束K2)はダイクロイックミラー80に入射する。以下、第1光線束K1及び第2光線束K2を総称して励起光Eと称す。
本実施形態において、ダイクロイックミラー80は、ホモジナイザー光学系70から第1集光光学系90までの光路中に、光源部20の光軸ax1及び照明装置2の照明光軸100axのそれぞれに対して45°の角度で交わるように配置されている。ダイクロイックミラー80は、励起光Eを第1集光光学系90に向けて反射する。
第1集光光学系90は、励起光Eを回転蛍光板30の蛍光体層33に向かって集光させる機能と、回転蛍光板30から射出される蛍光Yを略平行化する機能とを有する。第1集光光学系90は特許請求の範囲の「集光光学系」に相当する。第1集光光学系90は、第1レンズ92及び第2レンズ94を備える。第1レンズ92及び第2レンズ94は、凸レンズからなる。
前段レンズアレイ71aは、複数の前段小レンズ71amによって第1光線束K1を複数のサブ光線束K1aに分割する。前段レンズアレイ72aは、複数の前段小レンズ72amによって第2光線束K2を複数のサブ光線束K2aに分割する。複数のサブ光線束K1aと複数のサブ光線束K2aはそれぞれ後段レンズアレイ71bと後段レンズアレイ72bを透過した後、第1集光光学系90によって蛍光体層33上で互いに重畳される。これにより、被照明領域である蛍光体層33における励起光Eの照度分布の均一性が高められる。
ところで、照明光として明るい蛍光Yを得るには、蛍光体層33における励起光Eの照度分布の均一性を高める必要がある。
図6はホモジナイザー光学系70に対する各光線束K1,K2の入射位置を示した図である。具体的に、図6は、第1ホモジナイザーユニット70Aの前段レンズアレイ71aに対する光線束K1の入射位置と、第2ホモジナイザーユニット70Bの前段レンズアレイ72aに対する光線束K2の入射位置との関係を示す図である。前段レンズアレイ71a及び前段レンズアレイ72aは保持部材101により保持されている。
図6では、前段レンズアレイ71a,72aに対する各光線束K1,K2の入射位置を該光線束K1,K2の中心軸(主光線)で示している。具体的に、光線束K1の中心軸を符号T1で示し、光線束K2の中心軸を符号T2で示す。
前段レンズアレイ71aの中心、すなわち、前段レンズアレイ71aにおいて複数の前段小レンズ71amが設けられている領域の中心に位置する前段小レンズ71amの中心(光軸)を符号C1で示す。また、前段レンズアレイ72aの中心、すなわち、前段レンズアレイ72aにおいて複数の前段小レンズ72amが設けられている領域の中心に位置する前段小レンズ72amの中心(光軸)を符号C2で示す。
中心C1と中心軸T1との位置関係は、中心C2と中心軸T2との位置関係と異なっている。
中心C1と中心軸T1との位置関係とは、中心C1を原点とした場合における中心軸T1の座標(x1,z1)に相当する。同様に、中心C2と中心軸T2との位置関係とは、中心C2を原点とした場合における中心軸T2の座標(x2,z2)に相当する。
以下、中心C1と中心軸T1との位置関係と、中心C2と中心軸T2との位置関係とについて説明する。なお、前段レンズアレイ71a及び前段レンズアレイ72aは同一構成を有しており、前段小レンズ71amの配列ピッチは前段小レンズ72amの配列ピッチと同じである。前段小レンズ71amのx方向の配列ピッチをPxとする。
前段レンズアレイ71aは中心C1が中心軸T1と一致した状態で保持部材101に保持されている。前段レンズアレイ71aにおける中心軸T1の座標は(0,0)となる。
一方、前段レンズアレイ72aは、中心軸T2に対して中心C2を+x方向にPx/2だけシフトさせた状態で保持部材101に保持されている。すなわち、前段レンズアレイ72aにおける中心軸T2の座標は(−Px/2,0)となる。
中心C1と中心軸T1との位置関係と、中心C2と中心軸T2との位置関係との差を位置関係差Dとすれば、位置関係差Dは、x1とx2との差、あるいはz1とz2との差で与えられる。本実施形態では、z1がz2と等しいため、位置関係差Dは第1の方向において考えればよく、x1とx2との差で与えられる。
本実施形態では、位置関係差Dは、前段小レンズ71amの配列方向(x方向)において、配列ピッチPxの非整数倍だけ異なっている。
例えば、式(1)を満たすように位置関係差Dを設定する。
D=Px・(2n−1)/2(但し、nは正の整数) … 式(1)
ここで、比較例として、位置関係差Dを配列ピッチPxの整数倍とした場合について説明する。
前段レンズアレイ71a及び前段レンズアレイ72aは同一構成を有する。そのため、中心軸T2の座標が(−Px・n,0)である場合、中心軸T2は、前段レンズアレイ72aにおいて複数の前段小レンズ72amが設けられている領域の中心とは異なる位置に配置された前段小レンズ72amの中心と一致する。よって、前段レンズアレイ72aに入射した光が被照明領域に形成する照度分布は、前段レンズアレイ71aに入射した光が形成する照度分布と同じになる。
一方、本実施形態によれば、前段レンズアレイ72aに入射した光が被照明領域に形成する照度分布は、前段レンズアレイ71aに入射した光が形成する照度分布と異なるため、被照明領域上において2種類の照度分布が合成される。したがって、合成によって得られた照度分布の均一性を比較例の構成よりも高めることができる。
なお、本実施形態では、n=1の場合を例に挙げたが、nが2以上の整数の場合でも同様の効果を得ることができる。
x1がx2と等しい場合には、位置関係差Dはz1とz2との差で与えられる。この場合、位置関係差Dを、前段小レンズ71amのz方向の配列ピッチPzの非整数倍だけ異ならせればよい。つまり、x1とx2との差が配列ピッチPxの非整数倍だけ異なっている、という条件と、z1とz2との差が配列ピッチPzの非整数倍だけ異なっている、という条件とのうち、少なくとも一方を満たせばよい。
本実施形態の第1光源装置11によれば、前段レンズアレイ71a,72aに対する光線束K1,K2各々の入射位置を調整することで照度分布の均一性を高めることができる。そのため、回転蛍光板30の蛍光体層33を均一性の高い光で照明することで、照明光として明るい蛍光Yを得ることができる。また、前段レンズアレイ71a,72aを構成している小レンズを従来技術のように列方向又は行方向にずらしたり、小レンズの数を増やす必要がない。そのため、第1光源装置11のコストを低減することができる。
図2に戻り、第2光源装置12は、第2光源710、第2集光光学系760、散乱板732及びコリメート光学系770と、を備える。
第2光源710は、上記光源ユニット21と同一構成からなる。
第2集光光学系760は、第1レンズ762及び第2レンズ764を備える。第2集光光学系760は、第2光源710からの青色光Bを散乱板732付近に集光する。第1レンズ762及び第2レンズ764は、凸レンズからなる。
散乱板732は、第2光源710からの青色光Bを散乱し、回転蛍光板30から射出される蛍光Yの配光分布に似た配光分布を有する青色光Bとする。散乱板732としては、例えば、光学ガラスからなる磨りガラスを用いることができる。
コリメート光学系770は、第1レンズ772と、第2レンズ774とを備え、散乱板732からの光を略平行化する。第1レンズ772及び第2レンズ774は、凸レンズからなる。
本実施形態において、第2光源装置12からの青色光Bはダイクロイックミラー80で反射され、回転蛍光板30から射出されダイクロイックミラー80を透過した蛍光Yと合成されて白色光Wとなる。当該白色光Wは均一化照明手段13に入射する。
均一化照明手段13は、第1レンズアレイ125、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150を含む。
第1レンズアレイ125は、ダイクロイックミラー80からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ125aを有する。複数の第1小レンズ125aは、照明光軸100axと直交する面内にマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ125の複数の第1小レンズ125aに対応する複数の第2小レンズ132を有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ125の各第1小レンズ125aの像を光変調装置4R,4G,4Bの画像形成領域近傍に結像させる。複数の第2小レンズ132は照明光軸100axに直交する面内にマトリクス状に配列されている。
偏光変換素子140は、白色光Wの偏光方向を揃えるものである。偏光変換素子140は、例えば、偏光分離膜と位相差板とミラーとから構成されている。偏光変換素子140は、非偏光である蛍光Yの偏光方向と青色光Bの偏光方向とを揃えるため、他方の偏光成分を一方の偏光成分に、例えばP偏光成分をS偏光成分に変換する。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して光変調装置4R,4G,4Bの画像形成領域近傍で互いに重畳させる。第1レンズアレイ125、第2レンズアレイ130及び重畳レンズ150は、白色光Wの面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
以上述べたように、本実施形態のプロジェクター1によれば、蛍光体層33を高い均一性で照明することで明るい蛍光Yを得ることができる上記第1光源装置11を備えるので、該プロジェクター1は明るい画像を表示することが可能である。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態と第1実施形態との違いは照明装置の構成であり、それ以外の構成は共通である。以下では、第1実施形態と共通の構成及ぶ部材については同じ符号を付し、その詳細の説明については省略若しくは簡略化する。
本実施形態の照明装置は、第1光源装置以外の構成は、第1実施形態と共通であることから、以下では第1光源装置の構成について説明する。
図7は本実施形態に係る第1光源装置111の概略構成を示す図である。
図7に示すように、本実施形態の第1光源装置111は、光源部120、光路変更部160、ミラー161と、ホモジナイザー光学系170、ダイクロイックミラー80、第1集光光学系90及び回転蛍光板30を備える。
光源部120は、第1光源ユニット21、第2光源ユニット22、第3光源ユニット123及び第4光源ユニット124を含む。第3光源ユニット123及び第4光源ユニット124は、上記第1光源ユニット21と同一の構成を有している。そのため、平行光からなる光線束を射出することが可能となっている。以下、第3光源ユニット123及び第4光源ユニット124から射出される光線束をそれぞれ第3光線束K3,第4光線束K4(以下、単に、光線束K3,K4)と称す。
光源部120から射出された光は、光路変更部160に入射する。
本実施形態において、光路変更部160は、第1プリズムミラー61と、第2プリズムミラー62と、第3プリズムミラー163と、第4プリズムミラー164とを含む。
第3プリズムミラー163は第3光源ユニット123に対応して設けられ、光線束K3全体の光路を−Y方向にシフトする。第4プリズムミラー164は第4光源ユニット124に対応して設けられ、光線束K4全体の光路を+Y方向にシフトする。これら第3プリズムミラー163及び第4プリズムミラー164は、上記第1プリズムミラー61及び第2プリズムミラー62と同一の構成を有する。
図8は第1光源装置111の要部構成を+Y方向から視た側面図である。
図8に示すように、第1光源ユニット21、第1プリズムミラー61、第2光源ユニット22及び第2プリズムミラー62は、第3光源ユニット123、第3プリズムミラー163、第4光源ユニット124及び第4プリズムミラー164と、Z方向において異なる位置に設けられている。すなわち、ホモジナイザー光学系170において、光線束K1,K2の入射領域は、光線束K3,K4の入射領域とZ方向において異なっている。
ミラー161は光線束K3,K4が入射するように配置されている。光路変更部160により光路変更された光線束K1,K2はホモジナイザー光学系170に入射する。光路変更部160により光路変更された光線束K3,K4は、ミラー161で反射されてホモジナイザー光学系170に入射する。
図9はホモジナイザー光学系170に対する各光線束K1〜K4の入射位置を示した図である。図9では、光線束K1〜K4の入射位置を該光線束K1〜K4の中心軸(主光線)で示している。具体的に、光線束K1〜K4の中心軸をそれぞれ符号T1〜T4で示す。
本実施形態において、ホモジナイザー光学系170は、第1ホモジナイザーユニット70Aと、第2ホモジナイザーユニット70Bと、第3ホモジナイザーユニット70Cと、第4ホモジナイザーユニット70Dとを含む。
第1ホモジナイザーユニット70A及び第2ホモジナイザーユニット70BはZ方向において互いに同じ位置に設けられ、第3ホモジナイザーユニット70C及び第4ホモジナイザーユニット70DはZ方向において互いに同じ位置に設けられている。
本実施形態において、第1光源ユニット21から射出された光線束K1が第1ホモジナイザーユニット70Aに入射し、第2光源ユニット22から射出された光線束K2が第2ホモジナイザーユニット70Bに入射し、第3光源ユニット123から射出された光線束K3が第3ホモジナイザーユニット70Cに入射し、第4光源ユニット124から射出された光線束K4が第4ホモジナイザーユニット70Dに入射する。
本実施形態において、第1ホモジナイザーユニット70A、第2ホモジナイザーユニット70B、第3ホモジナイザーユニット70C及び第4ホモジナイザーユニット70Dは同じ構成を有している。また、配列ピッチPxは配列ピッチPzと等しい。
図9において、第3ホモジナイザーユニット70Cの前段レンズアレイを符号73aで示し、第4ホモジナイザーユニット70Dの前段レンズアレイを符号74aで示す。前段レンズアレイ71a〜74aは保持部材201により保持されている。
前段レンズアレイ73aにおいて複数の前段小レンズ73amが設けられている領域の中心に位置する前段小レンズ73amの中心(光軸)を符号C3で示す。前段レンズアレイ74aにおいて複数の前段小レンズ74amが設けられている領域の中心に位置する前段小レンズ74amの中心(光軸)を符号C4で示す。
第1実施形態と同様、中心C3と中心軸T3との位置関係とは、中心C3を原点とした場合における中心軸T3の座標(x3,z3)に相当する。同様に、中心C4と中心軸T4との位置関係とは、中心C4を原点とした場合における中心軸T4の座標(x4,z4)に相当する。中心C1と中心軸T1との位置関係と、中心C2と中心軸T2との位置関係と、中心C3と中心軸T3との位置関係と、中心C4と中心軸T4との位置関係は、互いに異なっている。
本実施形態において、前段レンズアレイ71aにおける中心軸T1の座標は(0,0)、前段レンズアレイ72aにおける中心軸T2の座標は(−Px/2,0)、前段レンズアレイ73aにおける中心軸T3の座標は(0,−Px/2)、前段レンズアレイ74aにおける中心軸T4の座標は(−Px/2,−Px/2)である。
本実施形態では、第1実施形態と同様、前段レンズアレイ71aおよび前段レンズアレイ72aにおける位置関係差Dは、配列ピッチPxの非整数倍となっている。
中心C1と中心軸T1との位置関係と、中心C3と中心軸T3との位置関係との差を位置関係差Dとすれば、位置関係差Dは、z1とz3との差、つまり配列ピッチPxの非整数倍である。
中心C1と中心軸T1との位置関係と、中心C4と中心軸T4との位置関係との差を位置関係差Dとすれば、位置関係差Dは、z1とz4との差、またはx1とx4との差である。位置関係差Dも配列ピッチPxの非整数倍である。
さらに、本実施形態では、各ユニット70A,70B,70C,70D間において互いに上記式(1)の関係が成立している。
したがって、本実施形態によれば、各前段レンズアレイ71a〜74aに入射した光が被照明領域に形成する照度分布は互いに異なるため、被照明領域上において4種類の照度分布が合成される。したがって、合成によって得られた照度分布の均一性がより高められる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、3つの光変調装置4R,4G,4Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。また、光変調装置として、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。
また、上記実施形態では、本発明による光源装置をプロジェクターに応用する例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置を自動車用ヘッドライトなどの照明器具にも適用できる。
1…プロジェクター、4B、4G、4R…光変調装置、6…投射光学系、11,111…第1光源装置、20,120…光源部、21…第1光源ユニット、22…第2光源ユニット、33…蛍光体層、70A…第1ホモジナイザーユニット、70B…第2ホモジナイザーユニット、90…第1集光光学系、71am…前段小レンズ(第1小レンズ)、71bm…後段小レンズ(第2小レンズ)、100ax…照明光軸、K1…第1光線束、K2…第2光線束、C1…中心(第1小レンズが設けられる領域の中心)、C2…中心(第2小レンズが設けられる領域の中心)、T1…中心軸(第1の光線束の中心軸)、T2…中心軸(第2の光線束の中心軸)、P…配列ピッチ。

Claims (4)

  1. 各々が複数の発光素子からなる第1、第2の光源ユニットと、
    第1の光源ユニットから射出された第1の光線束が入射する第1ホモジナイザーユニットと、
    第2の光源ユニットから射出された第2の光線束が入射する第2ホモジナイザーユニットと、を備え、
    前記第1ホモジナイザーユニットは、第1の方向と第2の方向に沿って格子状に配列された複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイを含み、
    前記第2ホモジナイザーユニットは、第3の方向と第4の方向に沿って格子状に配列された複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイを含み、
    前記第3の方向は、前記第1の方向及び前記第2の方向と垂直な方向と、前記第1の方向と、を含む面と平行であり、
    前記複数の第1小レンズと前記複数の第2小レンズとは、同じ構成を持っており、
    前記第1レンズアレイにおいて前記複数の第1小レンズが設けられている領域の中心に位置する第1小レンズの中心と前記第1の光線束の中心軸との位置関係と、前記第2レンズアレイにおいて前記複数の第2小レンズが設けられている領域の中心に位置する第2小レンズの中心と前記第2の光線束の中心軸との位置関係との前記第1の方向における差を位置関係差としたとき、該位置関係差は、該複数の第1小レンズの前記第1の方向における配列ピッチの非整数倍と等しい
    光源装置。
  2. 前記位置関係差をD、前記配列ピッチをPとしたとき、
    D=P・(2n−1)/2(但し、nは正の整数)の関係を満たす
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 集光光学系と、蛍光体層と、をさらに備え、
    前記第1ホモジナイザーユニットを透過した前記第1の光線束と、前記第2ホモジナイザーユニットを透過した前記第2の光線束とは、前記集光光学系を透過して前記蛍光体層に入射する
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
JP2016054024A 2016-03-17 2016-03-17 光源装置及びプロジェクター Pending JP2017167416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054024A JP2017167416A (ja) 2016-03-17 2016-03-17 光源装置及びプロジェクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054024A JP2017167416A (ja) 2016-03-17 2016-03-17 光源装置及びプロジェクター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017167416A true JP2017167416A (ja) 2017-09-21

Family

ID=59908892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016054024A Pending JP2017167416A (ja) 2016-03-17 2016-03-17 光源装置及びプロジェクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017167416A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107373A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Seiko Epson Corp 照明装置およびプロジェクター
WO2014038434A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 三菱電機株式会社 光源装置
JP2014191248A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Seiko Epson Corp 照明装置及びプロジェクター

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107373A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Seiko Epson Corp 照明装置およびプロジェクター
WO2014038434A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 三菱電機株式会社 光源装置
JP2014191248A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Seiko Epson Corp 照明装置及びプロジェクター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5492582B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP6536202B2 (ja) 光源装置、照明装置およびプロジェクター
JP5659741B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
TWI570500B (zh) A light source device, a lighting device, and a projector
JP6750731B2 (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP2017204357A (ja) 光源装置及びプロジェクター
CN108227358B (zh) 照明装置和投影仪
JP2017027903A (ja) 照明装置及びプロジェクター
US20180149955A1 (en) Illumination device and projector
JP7322691B2 (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2018017816A (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP2017015966A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2019078947A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2017167415A (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP2018021990A (ja) 光源装置、及びプロジェクター
JP2022049267A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP6565365B2 (ja) 光源装置、照明装置およびプロジェクター
JP7463925B2 (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2017211417A (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP2022138861A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2017194494A (ja) 光源装置、照明装置及びプロジェクター
JP2017167416A (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP2021110883A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2022037336A (ja) 光源装置、画像表示装置、およびプロジェクター
JP2021189390A (ja) 照明装置およびプロジェクター

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200114