JP2017211417A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮光線束に及ぼす実装誤差の影響が低減された光源装置を提供する。【解決手段】光源装置は、複数の発光素子40からなる少なくとも一つの素子列SLと、少なくとも一つの素子列から射出された光が入射するコリメート光学系12と、コリメート光学系の下段に配置された光束圧縮光学系13と、を備え、複数の発光素子各々は半導体レーザー素子からなり、コリメート光学系は、複数の発光素子の配列方向と平行な第1の母線を有する第1シリンドリカルレンズアレイ50と、第1シリンドリカルレンズアレイの下段に複数の発光素子と対応するように設けられ、各々が第1の母線と交差する第2の母線を有する複数の第2シリンドリカルレンズアレイ55と、を備え、光束圧縮光学系は、第1の母線と垂直な方向とは異なる方向に屈折力を有し、かつ第1の母線と垂直な方向には屈折力を有しない。【選択図】図5

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
近年、プロジェクターに用いられる光源装置の光源として、半導体レーザーアレイが用いられている。高輝度化のために半導体レーザーの数を増加させると、半導体レーザーアレイから射出された光の幅が大きくなるために、該光が入射する光学部品を大きくする必要がある。しかし、光学部品の大型化は、光源装置の大型化、コストアップにつながってしまう。
そこで、例えば、下記特許文献1には、複数の半導体レーザーと、各半導体レーザーに対応して設けられた複数の集光レンズと、凸レンズと凹レンズとで構成されたアフォーカル光学系と、コンデンサレンズと、蛍光発光板とを備えたプロジェクター用の光源装置が開示されている。アフォーカル光学系は、複数の半導体レーザーから射出された光線束の幅を圧縮し、圧縮光線束が下段の光学素子に入射する。
特開2012−137744号公報
ところで、半導体レーザーや集光レンズを実装する場合、アライメントにばらつき(実装誤差)が生じるおそれがある。上記アフォーカル光学系によって圧縮された圧縮光線束は、圧縮倍率が大きいほど実装誤差の影響を受けやすい。また、圧縮光線束は、集光レンズの焦点距離が短いほど実装誤差の影響を受けやすい。実装精度が低いと、アフォーカル光学系の後段に配置された光学素子に圧縮光線束が良好に入射せず、光利用効率の低下を招く。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、圧縮光線束に及ぼす実装誤差の影響が低減された光源装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に従えば、複数の発光素子からなる少なくとも一つの素子列と、前記少なくとも一つの素子列から射出された光が入射するコリメート光学系と、前記コリメート光学系の下段に配置された光束圧縮光学系と、を備え、前記複数の発光素子各々は半導体レーザー素子からなり、前記コリメート光学系は、前記複数の発光素子の配列方向と平行な第1の母線を有する第1シリンドリカルレンズと、前記第1シリンドリカルレンズの下段に前記複数の発光素子と対応するように設けられ、各々が前記第1の母線と交差する第2の母線を有する複数の第2シリンドリカルレンズと、を備え、前記光束圧縮光学系は、前記第1の母線と垂直な方向とは異なる方向に屈折力を有し、かつ前記第1の母線と垂直な方向には屈折力を有しない光源装置が提供される。
第1態様に係る光源装置においては、第1シリンドリカルレンズの焦点距離は第2シリンドリカルレンズの焦点距離よりも短い。そこで、光束圧縮光学系は、焦点距離が短い方の第1シリンドリカルレンズの第1の母線と垂直な方向とは異なる方向に屈折力を有し、かつ第1の母線と垂直な方向には屈折力を有していない。よって、光束圧縮光学系によって生成された圧縮光線束に及ぼす実装誤差の影響を低減することができる。
上記第1態様において、前記光束圧縮光学系は、正の屈折力を持つ第3シリンドリカルレンズと、該第3シリンドリカルレンズの下段に設けられた負の屈折力を持つ第4シリンドリカルレンズと、からなるのが好ましい。
この構成によれば、コリメート光学系を透過した光線束の光束幅を容易に圧縮することができる。
さらに、上記光源装置において、前記第3シリンドリカルレンズの第3の母線の方向は、前記第1の母線と直交しているのが望ましい。
このようにすれば、圧縮光線束に及ぼす実装誤差の影響を最小にすることができる。
上記第1態様において、前記少なくとも一つの素子列は複数の素子列からなり、前記コリメート光学系と前記光束圧縮光学系との間の光路上において、前記複数の素子列から射出された光線束の前記配列方向の幅は、前記配列方向と直交する方向の幅よりも大きいのが好ましい。
この構成によれば、光束圧縮光学系により圧縮した光線束のアスペクト比を1にし易くなる。よって、圧縮光線束は後段の光学系に良好に入射するので、圧縮光線束の利用効率を高めることができる。ようになる。
上記第1態様において、前記複数の発光素子各々から射出される光の最大放射角方向は、前記第1の母線と直交しているのが好ましい。
この構成によれば、発光素子から射出された光を第1シリンドリカルレンズによって最大放射角方向において平行化するので、第2シリンドリカルレンズに入射する光束幅を小さくすることができる。よって、第2シリンドリカルレンズが小型化されるため、コリメート光学系のコスト低減を図ることができる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様に係る光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターによれば、光利用効率が高い光源装置を備えるので、明るい画像を表示できる。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図。 光源装置の概略構成を示す図。 光源部の構成を示す斜視図。 光源部を+X方向から視た側面図。 光源部を+Z方向から視た平面図。 発光部の要部構成を示す図。 コリメート光学系の概略構成を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(プロジェクター)
まず、本実施形態に係るプロジェクターについて説明する。図1は本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、照明装置100、色分離導光光学系200、光変調装置400R,400G,400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投射光学系600を備える。
本実施形態において、照明装置100は、白色の照明光WLを色分離導光光学系200に向けて射出する。照明装置100は、均一化照明光学系9と光源装置10とを含む。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,220、反射ミラー230,240,250及びリレーレンズ260,270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの光を赤色光、緑色光及び青色光に分離し、赤色光、緑色光及び青色光をそれぞれが対応する光変調装置400R,400G,400Bに導光する。
色分離導光光学系200と、光変調装置400R,400G,400Bとの間には、集光レンズ300R,300G,300Bがそれぞれ配置されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を通過させ、緑色光成分及び青色光成分を反射するダイクロイックミラーである。
ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を通過させるダイクロイックミラーである。
反射ミラー230は、赤色光成分を反射する反射ミラーである。
反射ミラー240,250は青色光成分を反射する反射ミラーである。
光変調装置400R,400G,400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成する。なお、図示を省略したが、各集光レンズ300R,300G,300Bと各光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が配置され、各光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が配置される。
クロスダイクロイックプリズム500は、各光変調装置400R,400G,400Bから射出された各画像光を合成してカラー画像を形成する。
このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投射光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
(光源装置)
次に、上記光源装置10の構成について説明する。
図2は光源装置10の概略構成を示す図である。
図2に示すように、光源装置10は、光源部11と、コリメート光学系12と、アフォーカル光学系13と、ホモジナイザー光学系15と、偏光分離素子23と、位相差板24と、集光光学系25と、蛍光体ホイール30とを備える。
以下、図面を用いた説明において、XYZ座標系を用いて説明する。X方向は光源装置10における照明光軸100axと平行な方向であり、Y方向は光源部11の光軸ax1と平行な方向であり、Z方向はX方向及びY方向にそれぞれ直交する方向である。
光軸ax1上においては、光源部11と、コリメート光学系12と、アフォーカル光学系13と、ホモジナイザー光学系15と、偏光分離素子23とが、この順に並んで配置されている。一方、照明光軸100ax上においては、蛍光体ホイール30と、集光光学系25と、位相差板24と、偏光分離素子23とが、この順に並んで配置されている。
図3は光源部11の構成を示す斜視図である。
図3に示すように、本実施形態の光源部11は、第1光源ユニット11Aと第2光源ユニット11Bとを含む。第1光源ユニット11A及び第2光源ユニット11Bは、X方向に沿って配置される。
第1光源ユニット11A及び第2光源ユニット11Bは同一の構成を有することから、以下では第1光源ユニット11Aの構造を例に挙げて説明する。
第1光源ユニット11Aは、複数の発光部40と放熱器121Hとを含む。複数の発光部40は放熱器121Hに支持されている。
放熱器121Hは、本体部60Aおよび支持部材60Bを含む。これら本体部60Aおよび支持部材60Bは、例えば、アルミや銅といった放熱性に優れた金属材料から構成される。
複数の支持部材60Bは、本体部60Aの側面60A1に取り付けられている。本実施形態では、3つの支持部材60Bが側面60A1に取り付けられている。
各支持部材60Bは、側面60A1のZ方向において、各々の間隔を均等とするように配置されている。
各支持部材60Bは板状の部材であって、上面60B1を有する。上面60B1の平面形状は略矩形状であって、X方向に長辺を有し、Y方向に短辺を有している。上面60B1はXY平面と平行である。
本実施形態において、複数の発光部40は、それぞれ半導体レーザー素子から構成される。複数の発光部40は、支持部材60Bの上面60B1にX方向に沿って実装されている。各発光部40は青色の光ビームからなる光線Bを射出する。発光部40の発光強度のピークは例えば、約445nmである。各発光部40は、射出した光線Bの偏光方向を、偏光分離素子23で反射される偏光成分(例えばS偏光成分)の偏光方向と一致させるようにしている。
本実施形態において、各支持部材60B上に発光部40が3つずつ配置されている。すなわち、第1光源ユニット11Aは、XZ平面に平行な面内に配列された9個の発光部40を有している。第1光源ユニット11Aと同一構成からなる第2光源ユニット11Bも、XZ平面に平行な面内に配列された9個の発光部40を有している。つまり、光源部11は、XZ平面に平行な面内に配列された18個の発光部40を有している。
図4は光源部11を+X方向から視た側面図であり、図5は光源部11を+Z方向から視た平面図である。なお、図4,5では、光源部11の後段に配置されるコリメート光学系12及びアフォーカル光学系13も図示している。
図4に示すように、第1光源ユニット11A及び第2光源ユニット11Bは、Z方向において各発光部40の位置を揃えるように配置されている。図5に示すように、第1光源ユニット11A及び第2光源ユニット11Bは、Y方向において各発光部40の位置を揃えるように配置されている。
光源部11では、同じZ座標に位置する上記各ユニット11A,11Bの支持部材60Bに配列された発光部40がX方向に沿って一列に配列されている。すなわち、X方向に沿って一列に配置された6つの発光部40からなる素子列SLがZ方向に3列配列されている。以下、素子列SLが延在している方向(X方向)を素子列方向と呼ぶ。
図3に示すように、光源部11は複数の光線Bを含む光線束Kを射出する。光線束Kは全ての素子列SLの発光部40から射出される光線Bからなる。
本実施形態において、素子列方向の光線束Kの幅は、素子列方向と直交する方向(Z方向)の光線束Kの幅よりも大きい。光線束KのXZ平面と平行な断面はX方向に長辺を有する矩形である。
なお、光源部11における素子列SLの数、及び各素子列SL上に並ぶ発光部40の数は一例であり、上記数に限定されるものではない。
例えば、本実施形態では、光源部11が2つのユニット(第1光源ユニット11A及び第2光源ユニット11B)から構成される場合を例に挙げたが、光源部11は1個のユニットから構成されていても良い。また、素子列SLは少なくとも1つあれば良い。
図6は発光部40の要部構成を示す図である。
図6に示すように、発光部40は、光を射出する光射出面40aを有している。光射出面40aは、射出される光の主光線の方向から視て長手方向W1と短手方向W2とを有した、略矩形状の平面形状を有している。長手方向W1はX方向と平行であり、短手方向W2はZ方向と平行である。
発光部40から射出された光線Bは、長手方向W1と平行な偏光方向を有する直線偏光からなる。光線Bの短手方向W2への拡がりは、光線Bの長手方向W1への拡がりよりも大きい。すなわち、半導体レーザー素子からなる発光部40の遅軸方向はX方向と平行であり、最大放射角方向に対応する速軸方向はZ方向と平行である。
本実施形態において、複数の発光部40は、各発光部40から射出された光線Bの主光線BLaがY方向と平行となるように、上面60B1に実装されている。
このような構成に基づき、光源部11はコリメート光学系12に向けて光線束Kを射出するようになっている。コリメート光学系12は、光線束Kを平行光に変換するためのものである。本実施形態では、光線Bの拡がり方に異方性があるため、後述のコリメート光学系12として二つのシリンドリカルレンズを組み合わせたものを採用した。
図7はコリメート光学系12の概略構成を示す斜視図である。なお、図7では、コリメート光学系12と複数の発光部40との位置関係も示している。
図7に示すように、コリメート光学系12は、第1のシリンドリカルレンズアレイ50と、第2シリンドリカルレンズアレイ55とを含む。第1のシリンドリカルレンズアレイ50は、第2シリンドリカルレンズアレイ55よりも光源部11側に配置されている。
第1のシリンドリカルレンズアレイ50は複数の第1シリンドリカルレンズ51を有する。なお、複数の第1シリンドリカルレンズ51は、各々が一体形成されていても良いし、別体で構成されていても良い。
第1シリンドリカルレンズ51は、X方向に沿う第1の母線51Mと、凸状のレンズ面52と、平坦な裏面53と、を有する。第1の母線51Mは上面60B1と平行である。第1シリンドリカルレンズ51は平凸レンズから構成されている。
本実施形態において、第1の母線51Mは、素子列方向と平行である。
第1シリンドリカルレンズ51は、裏面53を各発光部40の光射出面40aに対向させている。本実施形態においては、第1光源ユニット11Aの各支持部材60Bに対応する第1シリンドリカルレンズ51と、第2光源ユニット11Bの各支持部材60Bに対応する第1シリンドリカルレンズ51とを別体から構成している。そのため、第1シリンドリカルレンズ51は、一つの素子列SLに2つ配置されており、第1シリンドリカルレンズ51の数は支持部材60Bの数に対応している。なお、第1シリンドリカルレンズ51として長尺のものを用いることで、各素子列SLに1つずつ配置しても良い。この場合、第1シリンドリカルレンズ51は3つ(素子列SLの数)配置すればよい。
このような構成に基づき、光源部11の各素子列SLの発光部40から射出された光線Bは、対応する第1シリンドリカルレンズ51によりYZ面内において平行化されるようになっている。
第2シリンドリカルレンズアレイ55は複数の第2シリンドリカルレンズ56を有する。第2シリンドリカルレンズ56は、第1シリンドリカルレンズ51よりも大きい焦点距離を有する。第2シリンドリカルレンズ56の数は、一つの素子列SLを構成する発光部40の数に対応している。なお、複数の第2シリンドリカルレンズ56は、各々が一体形成されていても良いし、別体で構成されていても良い。
第2シリンドリカルレンズ56は、第1シリンドリカルレンズ51の第1の母線51Mと交差する第2の母線56Mと、凸状のレンズ面57と、平坦な裏面58とを有する平凸レンズである。
第2シリンドリカルレンズ56は、第2の母線56Mの方向が支持部材60Bの上面60B1と交差するように配置されている。本実施形態において、第2の母線56Mの方向は上面60B1および第1の母線51Mの方向と直交している。
第2シリンドリカルレンズ56は、裏面58を第1シリンドリカルレンズ51のレンズ面52に対向させている。
本実施形態においては、図3に示したように、光源部11は、素子列SLに発光部40が6個ずつ配置されている。そのため、第2シリンドリカルレンズアレイ55は第2シリンドリカルレンズ56を6個備えている。
このような構成に基づき、第1シリンドリカルレンズ51を透過した光線Bは、対応する第2シリンドリカルレンズ56によりXY平面内において平行化されるようになっている。
本実施形態において、第1シリンドリカルレンズ51と第2シリンドリカルレンズ56との間の距離と、第1シリンドリカルレンズ51の屈折力と、第2シリンドリカルレンズ56の屈折力とは、第2シリンドリカルレンズ56を透過した光線Bの断面のアスペクト比が略1となるように設定されている。このようにすれば、コリメート光学系12を透過した光線Bの断面形状BSを、図6に示した楕円状ではなく、略円形状とすることができる。
このように本実施形態によれば、コリメート光学系12は、光源部11から射出された光線束Kを平行光に変換する。
また、本実施形態において、発光部40から射出された光線Bの最大放射角方向は、第1シリンドリカルレンズ51の第1の母線51Mと直交している。すなわち、第1シリンドリカルレンズ51は発光部40から射出された光線Bを最大放射角方向において平行化している。これにより、第1シリンドリカルレンズ51の後段に配置された第2シリンドリカルレンズ56に入射する光線Bの光束幅を小さくできるので、該第2シリンドリカルレンズ56を小型化することでコスト低減を図ることができる。
図4,5に示したように、アフォーカル光学系13は、コリメート光学系12の後段に配置される。アフォーカル光学系13は、コリメート光学系12を透過した光線束Kの光束幅を圧縮するものである。本実施形態において、アフォーカル光学系13は特許請求の範囲の「光束圧縮光学系」に相当する。
アフォーカル光学系13は、第3シリンドリカルレンズ13aと、第3シリンドリカルレンズ13aの下段に設けられた第4シリンドリカルレンズ13bとから構成されている。第3シリンドリカルレンズ13aは正の屈折力を持つレンズであり、第4シリンドリカルレンズ13bは負の屈折力を持つレンズである。
本実施形態において、第3シリンドリカルレンズ13aは、Z方向に沿う第3の母線14Mを有する。第3の母線14Mの方向は、素子列方向と直交している。
本実施形態において、アフォーカル光学系13は、素子列方向と平行な方向に屈折力を有している。すなわち、アフォーカル光学系13は、素子列方向に垂直な方向と異なる方向に屈折力を有し、かつ素子列方向と垂直な方向には屈折力を有しないと換言することもできる。
光線束Kはアフォーカル光学系13を透過することで、X方向において該光線束Kよりも光束幅が圧縮された圧縮光線束KSへと変換される。本実施形態において、光線束Kは素子列方向における幅が素子列方向と直交する方向の幅よりも大きい。そのため、アフォーカル光学系13は、X方向の圧縮力を調整することで、圧縮光線束KSの断面のアスペクト比を略1とすることができる。アスペクト比が1の圧縮光線束KSは、後段の光学系(集光光学系25)に良好に入射するようになる。
ところで、本実施形態のように、アレイ状に配置した発光部40を備えた光源装置10では、複数の発光部40のアライメントに多少のずれが生じることが避けられない。つまり、本実施形態において、光源部11は多少の実装誤差を有したものとなっている。
上記の実装誤差が生じていると、ホモジナイザー光学系15によって光線束Kを蛍光体層33上の所定の領域に集める、ということができず、光利用効率が低下する。このような光利用効率の低下は、実装誤差の増加に伴って大きくなる。
ここで、第1シリンドリカルレンズ51を透過した光線Bの進行方向に対する発光部40に生じた実装誤差の影響について説明する。第1シリンドリカルレンズ51の焦点距離をf1、実装誤差によって光線Bに生じた進行方向のZ方向におけるズレ量(角度)をΔθzとする。また、実装誤差が、XZ面と平行で、かつX方向に対して45°傾いた方向に生じているとする。この場合、X方向の実装誤差ΔxはZ方向の実装誤差Δzと等しい。なお、実装誤差が生じていない場合、光線BはY軸と平行な方向に進行するとする。
ズレ量Δθz、実装誤差Δz、及び焦点距離f1との間には、Δz=f1・tan(Δθz)の関係が成立する。つまり、焦点距離f1が長いほど、ズレ量Δθzが小さい。なお、第1の母線51Mと平行な方向の実装誤差Δxは、光線Bの進行方向に影響を与えない。
同様に、第2シリンドリカルレンズ56の焦点距離をf2、第2シリンドリカルレンズ56を透過することによって生じたX方向におけるズレ量(角度)をΔθxとすれば、焦点距離f2が長いほど、ズレ量Δθxが小さい。また、第2の母線56Mと平行な方向の実装誤差Δzは、光線Bの進行方向に影響を与えない。
第2シリンドリカルレンズ56は第1シリンドリカルレンズ51の後段に設けられているため、焦点距離f2は焦点距離f1よりも長い。そのため、実装誤差Δxが実装誤差Δzと等しいにもかかわらず、第2シリンドリカルレンズ56を透過した際に生じたズレ量Δθxは、第1シリンドリカルレンズ51を透過した際に生じたズレ量Δθzよりも小さい。すなわち、第2シリンドリカルレンズ56の第2の母線56Mと垂直な方向における実装誤差の影響は、第1シリンドリカルレンズ51の第1の母線51Mと垂直な方向における実装誤差の影響よりも小さい。
本実施形態では、光源部11から射出した光線束Kの光束幅の調整手段としてアフォーカル光学系13を用いる。一般にアフォーカル光学系を用いて光束幅を調整する場合、実装誤差が拡大されてしまい、実装誤差の影響による不具合が生じ易くなる。
これに対し、本実施形態のアフォーカル光学系13は、コリメート光学系12において実装誤差の影響が小さい方向、すなわち、第2シリンドリカルレンズ56の第2の母線56Mと垂直な方向のみに光束幅を圧縮する屈折力を持つ。
そのため、アフォーカル光学系13を透過した圧縮光線束KSにおいては、第2の母線56Mと垂直な方向のみに実装誤差が拡大されている。
この場合、第1の母線51Mと垂直な方向、或いは第1の母線51Mと垂直な方向と第2の母線56Mと垂直な方向とに実装誤差が拡大される場合に比べて、実装誤差の影響が小さい。
圧縮光線束KSは、ホモジナイザー光学系15に入射する。ホモジナイザー光学系15は、被照明領域(後述する蛍光体ホイール30の蛍光体層33)における圧縮光線束KSの光強度分布を均一な状態(いわゆるトップハット分布)に変換するものであり、レンズアレイ15aとレンズアレイ15bとを含む。レンズアレイ15aは複数の小レンズ15amを含み、レンズアレイ15bは複数の小レンズ15bmを含む。複数の小レンズ15bmは複数の小レンズ15amとそれぞれ対応している。小レンズ15am,15bmは、光軸ax1に垂直なXZ面内において、X方向とZ方向に沿って格子状に配列されている。
本実施形態によれば、多少の実装誤差を有した光源部11から射出した光線束Kをアフォーカル光学系13で圧縮した場合であっても、圧縮光線束KSにおける実装誤差の影響を低減することができる。よって、ホモジナイザー光学系15は、蛍光体ホイール30の蛍光体層33上の所定の領域に圧縮光線束KSを照射することができる。よって、光源部11の光を効率良く利用することで、後述する蛍光YLとして明るい光を生成することができる。
上述のホモジナイザー光学系15を経由した圧縮光線束KSは青色光BLとして偏光分離素子23に入射する。
偏光分離素子23は、光軸ax1及び照明光軸100axに対して45°の角度をなすように配置される。本実施形態において、偏光分離素子23は波長選択性を有している。
偏光分離素子23は、この偏光分離素子23に入射する青色光BLを、この偏光分離素子23に対するS偏光成分とP偏光成分とに分離する偏光分離機能を有している。偏光分離素子23は、S偏光成分の光を反射させ、P偏光成分の光を透過させる。偏光分離素子23の偏光分離機能については後述する。
また、偏光分離素子23は、青色光BLとは異なる波長帯の光(蛍光YL)を、その偏光状態にかかわらず透過させる。すなわち、偏光分離素子23は色分離機能を有している。
本実施形態において、偏光分離素子23に入射する青色光BLは、偏光分離素子23で反射されるS偏光である。そのため、偏光分離素子23に入射した青色光BLは、S偏光の励起光BLsとして、位相差板24に向かって反射される。
位相差板24は、偏光分離素子23と蛍光体ホイール30との間の光路中に配置された1/4波長板からなる。この位相差板24に入射するS偏光の励起光BLsは、円偏光の励起光BLcに変換された後、集光光学系25に入射する。集光光学系25は、励起光BLcを蛍光体ホイール30の蛍光体層33に向かって集光させる。
本実施形態の蛍光体ホイール30は、いわゆる反射型の回転蛍光板である。
蛍光体ホイール30は、モーター31により回転可能な基板32上にリング状の蛍光体層33を備える。蛍光体ホイール30は、励起光が入射する側と同じ側に向けて蛍光YLを射出する。基板32は、例えば、アルミや銅といった放熱性に優れた金属製の円板から構成されている。なお、本実施形態において、基板32の形状は円形であるが、該基板32の形状は円板状に限るものではない。
蛍光体層33は、励起光BLcによって励起されて、赤色光及び緑色光を含む蛍光YLを射出する。蛍光体層33は、例えば、YAG系蛍光体である(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceを含有する層からなる。
本実施形態において、蛍光体ホイール30は、基板32と蛍光体層33との間に反射膜34が設けられている。反射膜34は、蛍光YLを高い効率で反射するように設計されている。そのため、反射膜34は、入射した蛍光YLの大部分を基板32とは反対側に向けて反射することが可能である。
このように蛍光体層33で生成された蛍光YLは直接あるいは反射膜34に反射されることで、蛍光体層33から集光光学系25に向かって射出される。
以下、励起光BLcのうち蛍光YLに変換されなかった成分を励起光BLcrと称す。励起光BLcrは反射膜34で反射され、集光光学系25を透過し、再び位相差板24を通過することによって、偏光分離素子23にP偏光として入射する青色光BLpに変換される。
蛍光体層33から偏光分離素子23に向かって射出された蛍光(黄色光)YLは、集光光学系25及び位相差板24を通過する。蛍光YLは非偏光であるため、位相差板24を通過した後も、非偏光のまま偏光分離素子23に入射する。そして、この蛍光YLは、偏光分離素子23を透過する。
偏光分離素子23を透過した青色光BLp及び黄色の蛍光YLが混ざることによって、白色の照明光WLが合成される。この照明光WLは、偏光分離素子23を透過した後に、図1に示した均一化照明光学系9に入射する。
均一化照明光学系9は、第1レンズアレイ125、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150を含む。
第1レンズアレイ125は、偏光分離素子23からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ125aを有する。複数の第1小レンズ125aは、照明光軸100axと直交する面内にマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ125の複数の第1小レンズ125aに対応する複数の第2小レンズ130aを有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ125の各第1小レンズ125aの像を光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍に結像させる。複数の第2小レンズ130aは照明光軸100axに直交する面内にマトリクス状に配列されている。
偏光変換素子140は、照明光WLの偏光方向を揃えるものである。偏光変換素子140は、例えば、偏光分離膜と位相差板とミラーとから構成されている。偏光変換素子140は、非偏光である蛍光YLを直線偏光に変換する。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍で互いに重畳させる。第1レンズアレイ125、第2レンズアレイ130及び重畳レンズ150は、画像形成領域における照明光WLの面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
以上述べたように、本実施形態によれば、実装誤差の影響が低減された圧縮光線束KSを射出する光源装置10を実現できる。よって、光源装置10は、光源部11の光を効率良く利用することで、蛍光YLとして明るい光を生成することができる。本実施形態のプロジェクター1は光源装置10を備えるので、明るい画像をスクリーンSCRに投射することができる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、アフォーカル光学系13が第2の母線56Mと垂直な方向にのみ屈折力を有する場合を例に挙げたが、アフォーカル光学系13が屈折力を有する方向はこれに限定されない。アフォーカル光学系13は、少なくとも第1の母線51Mと垂直な方向に屈折力を持っていなければよい。例えば、XZ平面内においてX方向及びZ方向の両方と交差する方向であってもよい。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置400R,400G,400Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。また、光変調装置として、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。
また、上記実施形態では、本発明による光源装置をプロジェクターに応用する例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置を自動車用ヘッドライトなどの照明器具にも適用することができる。
1…プロジェクター、10…光源装置、12…コリメート光学系、13…アフォーカル光学系(光束圧縮光学系)、13a…第3シリンドリカルレンズ、13b…第4シリンドリカルレンズ、14M…第3の母線、40…発光部(発光素子)、51…第1シリンドリカルレンズ、51M…第1の母線、56…第2シリンドリカルレンズ、56M…第2の母線、400R,400G,400B…光変調装置、600…投射光学系、B…光線、K…光線束、SL…素子列。

Claims (6)

  1. 複数の発光素子からなる少なくとも一つの素子列と、
    前記少なくとも一つの素子列から射出された光が入射するコリメート光学系と、
    前記コリメート光学系の下段に配置された光束圧縮光学系と、を備え、
    前記複数の発光素子各々は半導体レーザー素子からなり、
    前記コリメート光学系は、
    前記複数の発光素子の配列方向と平行な第1の母線を有する第1シリンドリカルレンズと、
    前記第1シリンドリカルレンズの下段に前記複数の発光素子と対応するように設けられ、各々が前記第1の母線と交差する第2の母線を有する複数の第2シリンドリカルレンズと、を備え、
    前記光束圧縮光学系は、前記第1の母線と垂直な方向とは異なる方向に屈折力を有し、かつ前記第1の母線と垂直な方向には屈折力を有しない
    光源装置。
  2. 前記光束圧縮光学系は、正の屈折力を持つ第3シリンドリカルレンズと、該第3シリンドリカルレンズの下段に設けられた負の屈折力を持つ第4シリンドリカルレンズと、からなる
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第3シリンドリカルレンズの第3の母線の方向は、前記第1の母線と直交している
    請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記少なくとも一つの素子列は複数の素子列からなり、
    前記コリメート光学系と前記光束圧縮光学系との間の光路上において、前記複数の素子列から射出された光線束の前記配列方向の幅は、前記配列方向と直交する方向の幅よりも大きい
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記複数の発光素子各々から射出される光の最大放射角方向は、前記第1の母線と直交している
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
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