JP2017165470A - スパウト付パウチ容器 - Google Patents

スパウト付パウチ容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017165470A
JP2017165470A JP2016054547A JP2016054547A JP2017165470A JP 2017165470 A JP2017165470 A JP 2017165470A JP 2016054547 A JP2016054547 A JP 2016054547A JP 2016054547 A JP2016054547 A JP 2016054547A JP 2017165470 A JP2017165470 A JP 2017165470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
container
sheet
top surface
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016054547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6695717B2 (ja
Inventor
真司 渡辺
Shinji Watanabe
真司 渡辺
稲川 義則
Yoshinori Inagawa
義則 稲川
貢 岩坪
Mitsugi Iwatsubo
貢 岩坪
將仁 鈴木
Masahito Suzuki
將仁 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Fuji Seal International Inc
Original Assignee
Kao Corp
Fuji Seal International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp, Fuji Seal International Inc filed Critical Kao Corp
Priority to JP2016054547A priority Critical patent/JP6695717B2/ja
Publication of JP2017165470A publication Critical patent/JP2017165470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6695717B2 publication Critical patent/JP6695717B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】内容物の排出後に、折り畳んでコンパクトな形態に変形させることができ、その変形状態を他の部材を用いなくても安定に維持することができるスパウト付パウチ容器を提供すること。【解決手段】本発明のスパウト付パウチ容器は、可撓性シートから形成され、胴部、天面部及び底面部を有する容器本体部2と、容器本体部の天面部2tから突出するスパウト3とを備えており、スパウト3の周面部における天面部2tから離間した位置に突出部37を有し、天面部2tと突出部37との間に係合凹部38が形成されており、平坦状態とした容器本体部2を、その下端側から複数回折り曲げて折り畳み可能であり、その折り畳まれた容器本体部の一部を係合凹部38に係合させることにより、その折り畳み状態を維持可能になされている。【選択図】図7

Description

本発明は、スパウト付パウチ容器に関する。
シャンプー、リンス、コンディショナー等の内容物を収容し、押下ヘッドの押し下げによりポンプ機構を作動させて押下ヘッドに設けた注出口から内容液を吐出させる吐出容器(ディスペンサー容器)が知られている。また、洗濯や食器用の液体洗剤、醤油やソース等の液状食品等には、注出ノズル付のキャップを備えた注出容器が汎用されている。
このような吐出容器や注出容器は、内容物が収容された状態で使い切り用の包装容器として販売されることがあるが、近年では、省資源の観点から、詰め替え容器から内容液を詰め替えて繰り返し使用する被詰め替え容器として提供されることが多くなっている。
被詰め替え容器としては、資材の使用量が少ない等の観点から、可撓性シートから形成されたパウチ容器が汎用されており、更に、可撓性シートから形成された容器本体部と、該容器本体部から突出するスパウトとを備えたスパウト付パウチ容器も提案されている(特許文献1参照)。
特開2014−193566号公報
ところで、飲料の容器として汎用されているアルミ館やスチール缶等は、使用後に押しつぶすと、その押しつぶした状態が安定に維持され、その状態のまま廃棄できる。また、飲料の容器として汎用されているペットボトルにおいても、使用後に押しつぶすと、その押しつぶした状態が安定に維持されるようにしたものが提案されている。
このように、各種容器においては、ゴミの減容等の観点から、使用後にコンパクトな形態に変形させることができ、その状態が別の部材を用いなくても安定に維持できることが望まれる。しかし、前述したパウチ容器においては、容器を構成する可撓性シートが変形状態からの回復性に優れるため、折り畳んだりしてコンパクトな形態に変形させても、輪ゴムやガムテープ等の他の部材で固定しなければ、その変形状態が安定に維持されず、コンパクトな形態での廃棄が事実上難しい問題があった。
本発明の課題は、前述した従来技術が有する解決課題を解決することにある。
本発明は、可撓性シートから形成され、胴部、天面部及び底面部を有する容器本体部と、該容器本体部の天面部から突出するスパウトとを備えたスパウト付パウチ容器であって、前記スパウトの周面部における前記天面部から離間した位置に突出部を有し、該天面部と突出部との間に係合凹部が形成されており、平坦状態とした前記容器本体部は、その下端側から複数回折り曲げて折り畳み可能であり、その折り畳まれた容器本体部の一部を前記係合凹部に係合させることにより、その折り畳み状態を維持可能になされている、スパウト付パウチ容器に関する。
本発明のスパウト付パウチ容器によれば、内容物の排出後に、折り畳んでコンパクトな形態に変形させることができ、その変形状態を他の部材を用いなくても安定に維持することができる。そのため、例えば、コンパクトな形態での廃棄が容易である。
図1は、本発明のスパウト付パウチ容器の第1実施形態を示す斜視図である。 図2(a)及び図2(b)は、図1に示すスパウト付パウチ容器の容器本体部を平坦状態とした状態を示す図であり、図2(a)は、平坦状態においてスパウトが突出している正面シート部側から視た図、図2(b)は、平坦状態においてスパウトが突出していない背面シート部側から視た図である。 図3は、図1に示すスパウト付パウチ容器に用いたスパウト形成部材を示す斜視図である。 図4は、図1に示すスパウト付パウチ容器のスパウト近傍を示す縦断面図である。 図5は、図1に示すスパウト付パウチ容器を詰め替え容器として使用し、その内容物を被詰め替え容器に詰め替える様子を示す斜視図である。 図6は、図1に示すスパウト付パウチ容器の容器本体部を平坦状態とした後、下端側から複数回折り曲げて折り畳む様子を示す図である。 図7は、平坦状態の容器本体部を3回折り曲げて折り畳んだときに、折り畳んだ容器本体部の端部が係合凹部と係合するようにした変形例を示す図6相当図である。 図8は、折り畳んだ容器本体部の一部を係合凹部に係合させ、容器本体部の折り畳み状態が維持されるようにした状態を示す斜視図である。 図9(a)〜図9(d)は、本発明のスパウト付パウチ容器の第2〜第5実施形態を示す図2(a)相当図である。
以下に、本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明する。
本発明の第1実施形態のスパウト付パウチ容器1(以下「パウチ容器1」ともいう)は、図1に示すように、可撓性シートから形成され、胴部2d、天面部2t及び底面部2bを有する容器本体部2と、容器本体部2の天面部2tから突出するスパウト3とを備えている。
容器本体部2は、図1に示すように、天面シート部21、正面シート部22、背面シート部23及び底面シート部24を有しており、天面シート部21により、スパウト3が突出する容器本体部2の天面部2tが形成され、正面シート部22及び背面シート部23により、容器本体部2の筒状の胴部2dが形成され、底面シート部24により、容器本体部2の底面部2bが形成されている。
容器本体部2は、幅方向Xの両端部に、正面シート部22の両側縁部22s,22sと背面シート部23の両側縁部23s,23sとが接合された一対のサイドシール部S,Sを有している。
背面シート部23は、図2(b)に示すように、胴部2dを形成する長方形状の胴部形成部23dと、胴部形成部23dから上方に延出した上方部23uとを有している。正面シート部22も、同様に、胴部2dを形成する長方形状の胴部形成部22dと、胴部形成部22dから上方に延出した上方部22uとを有している(図1参照)。
正面シート部22及び背面シート部23は、胴部形成部22d,23dにおける両側縁部どうしが互いに接合されて筒状の胴部2dを形成している。
正面シート部22及び背面シート部23は、胴部2dを形成する相対向する2枚のシート部を便宜上区別したものであり、好ましくは、図2に示すように、容器本体部2の平坦状態においてスパウトが突出している側を正面シート部側、平坦状態においてスパウトが突出していない側を背面シート部側とする。
容器本体部2の天面部2tを形成する天面シート部21は、正面シート部22の上方部22uと、背面シート部23の上方部23uとの間に固定されている。より詳細には、正面シート部22の上方部22uの縁部22tと、天面シート部21の正面シート部側の半部の縁部21sとが接合され、背面シート部23の上方部23uの縁部23tと、天面シート部21の背面シート部側の半部の縁部21s’とが接合されている。そして、それにより、容器本体部2の上部に、正面側上部シール部S2及び背面側上部シール部S3とが形成されている。正面側上部シール部S2及び背面側上部シール部S3は、図1に示すように、容器本体部2の内部に内容物が収容されている状態(以下「内容物収容状態」ともいう)において、パウチ容器1の幅方向Xにおける中央に位置する部分が、その両側に位置する傾斜した部分より上方に位置している。
容器本体部2は、パウチ容器1を自立可能とする底部を形成する底部形成部27を有している。本実施形態のパウチ容器1において、底部形成部27は、正面シート部22、背面シート部23、及び正面シート部22と背面シート部23との間に配された底面シート部24から構成されている。底面シート部24は、長方形状を有しており、図2(a)及び図2(b)に示すように、容器本体部2の平坦状態においては、正面シート部22と背面シート部23との間の中央部にパウチ容器1の幅方向Xに沿う折り線24cが形成されるように2つ折りされている。容器本体部2の平坦状態とは、内容物を排出した後に、容器本体部2の胴部2dを平坦な板状にした状態をいう。
底部形成部27に位置するサイドシール部S,Sのそれぞれにおいては、2つ折りされた底面シート部24の長手方向の両端部24s,24sが、正面シート部22の両側縁部22s,22sと背面シート部23の両側縁部23s,23sとの間に挟持された状態で一体化されている。
容器本体部2の幅方向Xにおける一対のサイドシール部S,S間には、正面シート部22と底面シート部24とが接合された正面側下部シール部S4と、背面シート部23と底面シート部24とが接合された背面側下部シール部S5とが形成されている。正面側下部シール部S4においては、底面シート部24の折り線24cより正面側の部分と正面シート部22とが接合されており、背面側下部シール部S5においては、底面シート部24の折り線24cより背面側の部分と、背面シート部23とが接合されている。
第1実施形態のパウチ容器1における容器本体部2は、このように、天面シート部21、正面シート部22、背面シート部23及び底面シート部24の各部が接合されることによって袋状に形成されており、内部に内容物5を収容可能な収容部25が形成されている。本実施形態のパウチ容器1は、容器本体部2が、可撓性シートからなるパウチ容器である。本発明のパウチ容器は、自立可能なものに限られないが、本実施形態のパウチ容器1は、少なくとも内容物収容状態において自立可能な容器である。
第1実施形態のパウチ容器1は、前述した構成の容器本体部2、その容器本体部2の天面部2tから突出するスパウト3、及び該スパウト3に脱着自在に螺合されたキャップ4を備えている。スパウト3は、容器本体部2の天面部2tに、合成樹脂製のスパウト形成部材30を固着することにより形成されており、内容物収容状態においては、スパウト3は、天面シート部21の中央部から上方に向かって突出している。
スパウト形成部材30は、図3及び図4に示すように、容器の内外を連通する筒状のスパウト部31と、スパウト部31の下端部における外周部から外方に延出した環状のフランジ部34とを有している。スパウト部31は、上下端が開口した円筒状をなしている。
容器本体部2は、図4に示すように、天面シート部21からなる天面部2tに、スパウト形成部材取付用の貫通孔21aを有しており、上述したスパウト形成部材30は、前述したスパウト部31を貫通孔21aに挿通させ、天面シート部21の下面にフランジ部34の上面を接合することによって、容器本体部2に固着されている。
パウチ容器1のスパウト3は、図4に示すように、外周面3a、スパウト3の注出口の周縁部を形成する上端部3b、及び内周面3cを有している。
また、スパウト3の外周部には、キャップ4を脱着自在に螺合可能とするための螺条35が設けられている。また、スパウト3の外周部における螺条35の形成部位より下方に、上下2段の環状張り出し部36,37が設けられている。上下2段の環状張り出し部36,37は、パウチ容器1の製造ラインやパウチ容器1に内容物を収容する内容物入りパウチ容器1を製造する製造ライン等において、環状張り出し部36,37どうし間を把持して移動させることで、パウチ容器1の工程間の受け渡しを容易とするために設けられたものであり、本実施形態のパウチ容器1においては、下段の環状張り出し部37を、平坦状態の容器本体部2Dの一部が係合する係合凹部38を形成するための突出部37として利用している。上下2段の環状張り出し部36,37及び螺条35は、何れも、スパウト3の外周面3aから、スパウト3の中心軸Lに直交する方向の外方に向かって突出している。スパウト形成部材30のフランジ部34は、スパウト部31の下端部から水平方向に張り出すようにスパウト部31に連設されている。図3に示すフランジ部34は、平面視略矩形の環状の板状体であるが、フランジ部34の形態は任意に変更できる。突出部37は、環状張り出し部37を利用しているが、突出部37は環状である必要は必ずしもなく、正面シート部22側及び背面シート部23側に突出している領域を備えることが好ましい。
容器本体部2を構成する各シート部間の接合や、容器本体部2にフランジ部34を固着する接合の方法としては、ヒートシール、超音波シール、高周波シール等による融着、接着剤による接着等の各種公知の方法を用いることができる。なお、パウチ容器1やスパウト3に関し、上側や上方は、図1に示すように、パウチ容器1を、天面部2tを鉛直上側、底面部2bを鉛直下側に配置した状態において、鉛直上側や鉛直上方である。パウチ容器1の幅方向Xは、パウチ容器1を、正面シート部22側又は背面シート部23側から視たときの左右方向である。
本実施形態のパウチ容器1は、図5に示すように、被詰め替え容器10に内容物5を再充填又は補充するための詰め替え容器として好ましく用いられる。被詰め替え容器10としては、例えば、注出ノズル付のキャップを備えた注出容器等が挙げられる。また、パウチ容器1に収容される内容物5は、液体でも粉体でも良く、シャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアリンス等の液状のヘアケア剤、ボディソープやハンドソープ等の液体石鹸、衣類や食器用の液体洗剤、柔軟剤や漂白剤、バストイレや床洗浄用の液体洗浄剤、液状の化粧品、液状の医薬品等が挙げられる。
第1実施形態のパウチ容器1は、内容物5を排出させた後に、容器本体部2を、図2(a)及び図2(b)に示すような平坦状態とすることができる。
図2(a)及び図2(b)に示す容器本体部2の平坦状態においては、スパウト3が、平坦状態とした胴部2dの平坦面に対して垂直な方向に突出しており、スパウト3の外周部に形成された下段の環状張り出し部37は、容器本体部2の下方に向かって突出している領域を備えている。スパウト3が、胴部2dの平坦面に対して垂直な方向に突出という表現は、スパウト3の中心軸Lが、胴部2dの平坦面に対して厳密に垂直であることを意味せず、スパウト3の中心軸Lが、胴部2dの平坦面の法線に対して0°超15°以下程度傾斜していても良い。また、第1実施形態のパウチ容器1における正面シート部22及び背面シート部23は、筒状の胴部2dを形成する胴部形成部22d,23dと該胴部形成部から上方に延出した上方部22u,23uとを有しており、容器本体部2を平坦状態としたときに、正面シート部22又は背面シート部23の上方部22u,23uと天面シート部21の本体容器部側の部分とが、正面シート部22又は背面シート部23の胴部形成部22d,23dに重ね合わされたフラップFを形成している。
本実施形態のパウチ容器1においては、前述した通り、下段の環状張り出し部37が、係合凹部38を形成するための突出部37であり、その環状張り出し部37は、図4に示すように、スパウト3の下端部の周面部における、容器本体部2の天面部2tから離間した位置に形成されており、天面部2tと突出部37との間に係合凹部38が形成されている。突出部37の下面は、平面部を備えており、該平面部は、スパウト3の中心軸Lに垂直であることが好ましく、突出部37の下面と、突出部37の側面(外周面)とは垂直であることが好ましい。これにより、平坦状態の容器本体部2を、図6に示すように、下端側から複数回折り曲げて折り畳み、その折り畳んだ容器本体部2Dの1部の係合性を向上することができる。
そして、第1実施形態のパウチ容器1においては、平坦状態の容器本体部2を、図6に示すように、下端側から複数回折り曲げて折り畳み、その折り畳んだ容器本体部2Dの一部を、図8に示すように、係合凹部38に係合させることが可能になっており、それにより、容器本体部2Dの折り畳み状態が維持されるようになっている。
第1実施形態のパウチ容器1によれば、内容物の排出後に、容器本体部2を複数回折り曲げて折り畳み、その折り畳んだ容器本体部2Dの一部を、係合凹部38に挿入して係合させるだけで、その折り畳み状態を維持できるので、パウチ容器1を、容易にコンパクトな形態とすることができるとともに、そのコンパクトな形態を維持したまま廃棄することができる。また、容器本体部2を折り畳んだ状態を維持するために、輪ゴムや紐、テープ等の固定部材を用いる必要がないため、固定部材を用意したり、固定部材で固定する作業も不要であり、コンパクトな形態にして廃棄することが一層容易である。コンパクトな形態として廃棄することは、例えばゴミの保管場所の低減やゴミの減容等に寄与する。
第1実施形態のパウチ容器1においては、容器本体部2を、図2(a)及び図2(b)に示すように平坦状態としたときに、該容器本体部2は、該容器本体部2の下部に、正面シート部22と背面シート部23との間に底面シート部24が折り込まれた積層領域27を有している。積層領域27は、前述した底部形成部27における正面シート部22と背面シート部23との間に底面シート部24に折り畳まれた状態で介在しているものであり、平坦状態とした底部形成部27である。従って、積層領域27には、底部形成部27と同一の符号27を付してある。
そして、第1実施形態のパウチ容器1においては、平坦状態の容器本体部2の下端aから積層領域27の上端bまでの高さLT(mm)と、平坦状態の容器本体部2の下端aから係合凹部38の底部(スパウト3の外周面3aに同じ)までの最短距離LM(mm)が、以下の関係式を満たしている。
LM=LT×(N+1)+3〜7mm×N ・・・(1)
(但し、Nは、2以上5以下の自然数である)。
Nは、積層領域27を芯部として折り曲げる回数であり、前記高さLT及び前記最短距離LMが、前記の関係式(1)を満たしていると、図6に示すように、積層領域27を芯部として、容器本体部2をN回、折り曲げて折り畳んだときに、N回折り曲げて折り畳んだ容器本体部2Dの一部を、係合凹部38に係合させ易くなる。
図6は、Nが4のときに、LT及びLMが上記の関係式(1)を満たす例を示したもので、積層領域27を芯部として、容器本体部を4回折り曲げて折り畳んだときに、折り畳んだ状態の容器本体部2Dの端部が、係合凹部38と略同じ位置に位置し、該端部を係合凹部38に係合させ易くなる。
図7は、Nが3のときに、LT及びLMが上記の関係式(1)を満たす別の例を示したもので、積層領域27を芯部として、容器本体部を3回折り曲げて折り畳んだときに、折り畳んだ状態の容器本体部2Dの端部が、係合凹部38と略同じ位置に位置し、該端部を係合凹部38に係合させ易くなる。
なお、図6中の一点鎖線B1〜B4及び図8中の一点鎖線B1〜B3は、平坦状態の容器本体部2を、積層領域27を芯部として折り曲げるときの折り線の大まかな位置を示すものである。
Nが2又は5のときに、前記高さLT及び前記最短距離LMが、上記の関係式(1)を満たすようにしても、同様の効果が奏される。なお、上記の芯部とは、平坦状態の容器本体部2を折り曲げる際の最初の折り曲げ片であり、容器本体部2の幅方向Xに延びる芯部の両端縁a,bに沿って容器本体部2を交互に折り曲げながら巻形状を形成していく。
前記高さLTは、折り畳み性と詰替え容器の自立安定性の観点から、好ましくは25mm以上35mm以下である。また、容器本体部2を折り畳むための折り曲げ回数Nは、折り畳み性と詰替え容器の自立安定性の観点から、好ましくは2以上4以下であり、より好ましくは3又は4、更に好ましくは3である。
また、第1実施形態のパウチ容器1は、天面部2tから突出部37(下段の環状張り出し部37)の下面までの距離tが3〜8mmである。距離tが3〜8mmであると、2〜5回、好ましくは2〜4回折り曲げて折り畳んだ容器本体部2の厚みが、天面部2tと突出部37との間に形成される係合凹部38に係合させ易い厚みとなり、折り畳んだ容器本体部2を、係合凹部38に係合させることが一層容易となり、また容器本体部2の折り畳み状態が一層安定に維持される。
容器本体部2の平坦状態においては、天面シート部21は、正面シート部22及び背面シート部23のいずれかの天面部側、より詳細には、上方部22u又は23uを折り曲げながら、正面シート部22の胴部形成部22d又は背面シート部23の胴部形成部23dと積層状態となっていることが好ましい。即ち、天面シート部21は平坦な状態で、折り曲げられた正面シート部22又は背面シート部23と同じ平坦面から、スパウト3が突出した状態となっていることが好ましい。
また、スパウト3の突出部37(環状張り出し部37)と、天面シート部21との間には、他の張り出し部やフランジ部はないことが好ましい。環状張り出し部37の正面シート部22及び背面シート部23側の、スパウト3の外周面3aからの張り出し長さL7は、1mm以上10mm以下であることが好ましく、1.5mm以上3mm以下であることがより好ましい。
また、本実施形態のパウチ容器1におけるスパウト3は、筒状のスパウト部31と該スパウト部31の外周部から外方に延出したフランジ部34とを有するスパウト形成部材30のスパウト部31から形成されており、係合凹部38を挟んで突出部37と対向する天面部2tが、フランジ部34により補強されている。このため、折り畳んだ容器本体部2の一部が係合凹部38に係合した状態が一層安定に維持される。
また、正面シート部22、背面シート部23、底面シート部24の厚さは、容器本体部2の折り畳み性を良好にする観点から、60μm以上が好ましく、より好ましくは700μm以上であり、また好ましくは250μm以下であり、より好ましくは210μm以下あり、また60μm以上250μm以下であることが好ましく、60μm以上210μm以下であることがより好ましく、70μm以上210μm以下あることがさらに好ましい。
また、容器本体部2の折り畳み性の観点から、これらシート部22、23、24の層構成としては、ポリエチレンテレフタレートと延伸ポリアミドから選ばれる1種又は2種以上の樹脂層と直鎖低密度ポリエチレン層を備えることが好ましく、例えば、(1)ポリエチレンテレフタレート10〜15μm//蒸着ポリエチレンテレフタレート10〜15μm//延伸ポリアミド12〜17μm//直鎖低密度ポリエチレン40〜100μm、(2)延伸ポリアミド12〜20μm//直鎖低密度ポリエチレン80〜150μm、(3)延伸ポリアミド10〜20μm//蒸着ポリエチレンテレフタレート10〜15μm//直鎖低密度ポリエチレン40〜70μm、(4)ポリエチレンテレフタレート10〜15μm//蒸着ポリエチレンテレフタレート10〜15μm//延伸ポリアミド20〜30μm//直鎖低密度ポリエチレン120〜170μmが好ましい構成として挙げられる。
次に、本発明の第2〜第5実施形態のスパウト付パウチ容器1A〜1Dについて説明する。第2〜第5実施形態のスパウト付パウチ容器(以下、単にパウチ容器という)1A〜1Dは、前記高さLT及び前記最短距離LMが、前記の関係式(1)を満たしておらず、その代わりに、各パウチ容器1A〜1Dの容器本体部2には、複数の折り曲げ誘導部6〜9が設けられている。
折り曲げ誘導部を設ける態様としては、図9(a)に示すパウチ容器1Aのように、容器本体部2における正面シート部22の両側の側縁部22s,22sと背面シート部23の両側の側縁部23s,23sとが接合されているサイドシール部Dおよびその近傍に、折り曲げ位置を示す目印6を、印刷やエンボス加工等の任意の表示方法により表示する方法、図9(b)及び図9(c)に示すパウチ容器1B,1Cのように、左右のサイドシール部D間に、直線状又は断続的な線状のエンボス線7や罫線8を設ける方法、図9(d)に示すパウチ容器1Dのように、サイドシール部Dに、罫線8を設ける方法等が挙げられるが、これらに制限されるものではない。
第2〜第5実施形態のパウチ容器1A〜1Dにおける折り曲げ誘導部6〜9は、平坦状態の容器本体部2を、その下端a側から各折り曲げ誘導部の位置で順次折り曲げて折り畳むことにより、該容器本体部2を、折り畳んだ容器本体部の一部を係合凹部38内に挿入可能な状態に折り畳むことができるような位置に設けてある。
これにより、容器本体部2から内容液を吐出して、容器本体部2を平坦な状態にした後に、折り曲げ誘導部6〜9を目印に、あるいは折り曲げ誘導部から折り曲げやすいために、予定した折り曲げ回数で折り曲げて畳まれた容器本体部2の一部を、環状張り出し部37と天面部との間に形成された係合凹部38に首尾よく係合させることが可能であり、コンパクトな状態で廃棄することができる。
具体的には、折り曲げ誘導部は、平坦状態の容器本体部2の下端aから係合凹部38の底部(スパウト3の外周面3aに同じ)までの最短距離LM(mm)を、2〜4本の境界線で3〜5等分する際の各境界線の位置に設けることが好ましく、3本の境界線で4等分する際の3本の境界線の位置に設けることが好ましい。さらに好適には、折り曲げ予定回数N×3〜7mmを、前記最短距離LM(mm)から除いて3〜5等分した長さLT2について、正面シート部22及び/又は背面シート部23の下端aから天面シート部21までの高さ方向Yに、LT2の高さごとに折り曲げ誘導部6〜9を設けることが好ましく、少なくとも下端aからLT2の高さに折り曲げ誘導部6〜9を設けることが好ましい。
第1〜第5実施形態のパウチ容器1,1A〜1Dにおいては、容器本体部2を平坦にした状態では、天面シート部21の容器本体部2側は正面シート部22あるいは背面シート部23と重なりあったフラップF(図2(a)参照)を形成している。フラップFは、容器本体部2を折り曲げながら折り畳んだときに、折り畳まれた容器本体部2に対してスパウト3の突出部37(環状張り出し部37)に係止した状態で、係止を解除させる反発力を与える観点から、スパウト3の外周面3aから天面シート部21の外縁までの最短距離Lfは、底面シート部24が折り込まれた底面シート部積層領域の高さLTの長さの25%以上であることが好ましく、30%以上であることがより好ましく、容器本体部2の折り曲げ性の観点から、前記高さLTの長さよりも短いことが好ましく、前記高さLTの長さの70%以下であることがより好ましく、前記高さLTの長さの60%以下であることがさらに好ましい。
スパウト3及びスパウト形成部材30は、合成樹脂製であることが好ましい。またスパウト形成部材30におけるスパウト部31とフランジ部34とは、合成樹脂の射出成形等により一体成形されていることが好ましい。詰め替え容器用スパウトを構成する合成樹脂としては、例えば、ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP)、ポリブテン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ乳酸等が挙げられる。キャップ4も合成樹脂製であることが好ましい。スパウト3及びキャップ4は、それぞれ、合成樹脂製であることが好ましいが、アルミ等の金属やセラミックス製であってもよい。
また、容器本体部を形成する可撓性シートとしては、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の合成樹脂又はこれらの組み合わせからなる単層又は多層のフィルムや積層シート、又はこれらにアルミニウム等の金属蒸着層を付加した積層シート等が挙げられるが、これらに制限されるものではない。
本発明のスパウト付パウチ容器は、上述した各実施形態に制限されず、適宜変更可能である。
例えば、スパウト3の周面部には、上下2段の環状張り出し部のうち、突出部として機能する下段の環状張り出し部37のみが形成されていても良い。また、突出部として、スパウト3の周面部の全周に亘らない突出部を設けることもできる。例えば、スパウト3の外周部における、正面シート部22側と背面シート部23側とに一対の突出部を設けることができ、折り畳まれた容器本体部2が係合する正面シート部側に一つの突出部を設けることもできる。突出部の形状は、スパウトの開口部側から視た平面視形状が、扇形、三角形、長方形等任意の形状とすることができる。
また、スパウト3の突出部37と天面部2tとの間の外周面3aは、スパウトの中心軸に直交する断面の形状が円形でなくても良く、上下2段の環状張り出し部36,37間の外周部のように一対又は二対の平面部を有していても良い。またスパウト3の突出部37と天面部2tとの間の外周面3aは、折り畳まれた容器本体部2が係合する正面シート部に近い部分のみに平面部を有していても良い。
1,1A〜1D スパウト付パウチ容器
2 容器本体部
2d 胴部
22 正面シート部
23 背面シート部
2t 天面部
21 天面シート部
2b 底面部
24 底面シート部
25 収容部
27 積層領域,底部形成部
35 螺条
2D 折り畳まれた容器本体部
30 スパウト形成部材
31 スパウト部
34 フランジ部
37 環状張り出し部(突出部)
38 係合凹部
4 キャップ
5 内容物
6〜9 折り曲げ誘導部
10 被詰め替え容器

Claims (7)

  1. 可撓性シートから形成され、胴部、天面部及び底面部を有する容器本体部と、該容器本体部の天面部から突出するスパウトとを備えたスパウト付パウチ容器であって、
    前記スパウトの周面部における前記天面部から離間した位置に突出部を有し、該天面部と該突出部との間に係合凹部が形成されており、
    平坦状態とした前記容器本体部は、その下端側から複数回折り曲げて折り畳み可能であり、その折り畳まれた容器本体部の一部を前記係合凹部に係合させることにより、その折り畳み状態を維持可能になされている、スパウト付パウチ容器。
  2. 平坦状態とした前記容器本体部においては、前記スパウトが、平坦状態とした前記胴部の平坦面に対して垂直な方向に突出している、請求項1に記載のスパウト付パウチ容器。
  3. 前記容器本体部は、前記胴部を形成する正面シート部及び背面シート部と、前記天面部を形成する天面シート部と、前記底面部を形成する底面シート部とを有しており、
    平坦状態とした前記容器本体部は、該容器本体部の下部に、正面シート部と背面シート部との間に底面シート部が折り込まれた積層領域を有しており、
    平坦状態の容器本体部の下端から該積層領域の上端までの高さLT(mm)と、平坦状態の容器本体部の下端から前記係合凹部の底部までの最短距離LM(mm)とが、以下の関係式を満たしている、請求項1又は2に記載のスパウト付パウチ容器。
    LM=LT×(N+1)+3〜7mm×N ・・・(1)
    (但し、Nは、2以上5以下の自然数である)。
  4. 前記容器本体部に、複数の折り曲げ誘導部が設けられており、平坦状態の容器本体部を、その下端側から各折り曲げ誘導部の位置で順次折り曲げて折り畳むことにより、該容器本体部を、折り畳んだ容器本体部の一部を記係合凹部内に挿入可能な状態に折り畳むことができるようになされている、請求項1〜3の何れか1項に記載のスパウト付パウチ容器。
  5. 前記スパウトは、前記天面部から前記突出部の下面までの距離が、3〜8mmである、請求項1〜4の何れか1項に記載のスパウト付パウチ容器。
  6. 前記スパウトは、筒状のスパウト部と該スパウト部の外周部から外方に延出したフランジ部とを有するスパウト形成部材のスパウト部から形成されており、前記係合凹部を挟んで前記突出部と対向する天面部が、前記フランジ部により補強されている、請求項1〜5の何れか1項に記載のスパウト付パウチ容器。
  7. 前記容器本体部は、前記胴部を形成する正面シート部及び背面シート部と、前記天面部を形成する天面シート部と、前記底面部を形成する底面シート部とを有しており、
    正面シート部及び背面シート部は、筒状の胴部を形成する胴部形成部と該胴部形成部から上方に延出した上方部とを有しており、前記容器本体部を平坦状態としたときに、正面シート部又は背面シート部の上方部と天面シート部の本体容器部側の部分とが、正面シート部又は背面シート部の胴部形成部に重ね合わされたフラップを形成している、請求項1〜6の何れか1項に記載のスパウト付パウチ容器。
JP2016054547A 2016-03-17 2016-03-17 スパウト付パウチ容器 Active JP6695717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054547A JP6695717B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 スパウト付パウチ容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054547A JP6695717B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 スパウト付パウチ容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017165470A true JP2017165470A (ja) 2017-09-21
JP6695717B2 JP6695717B2 (ja) 2020-05-20

Family

ID=59909974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016054547A Active JP6695717B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 スパウト付パウチ容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6695717B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020128249A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 凸版印刷株式会社 液体用包装袋

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004359255A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Fuji Seal Inc 折り畳み容易な口栓付き軟包装袋
JP2014015245A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Fuji Seal International Inc パウチ容器
US20140117033A1 (en) * 2012-10-26 2014-05-01 Edward S. Robbins, III Compactable jug and handle
WO2015025744A1 (ja) * 2013-08-20 2015-02-26 大日本印刷株式会社 液体収納容器およびその折畳み方法
JP2016003056A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 花王株式会社 詰め替え容器セット

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004359255A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Fuji Seal Inc 折り畳み容易な口栓付き軟包装袋
JP2014015245A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Fuji Seal International Inc パウチ容器
US20140117033A1 (en) * 2012-10-26 2014-05-01 Edward S. Robbins, III Compactable jug and handle
WO2015025744A1 (ja) * 2013-08-20 2015-02-26 大日本印刷株式会社 液体収納容器およびその折畳み方法
JP2016003056A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 花王株式会社 詰め替え容器セット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020128249A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 凸版印刷株式会社 液体用包装袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP6695717B2 (ja) 2020-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9045268B2 (en) Collapsible container and dispenser employing a collapsible container
JP6901835B2 (ja) スパウト付容器及び詰め替え方法
JP6340256B2 (ja) パウチ容器
JP6090909B2 (ja) スパウト及び容器
JP2015134641A (ja) ボトル容器
JP5633201B2 (ja) 詰替え容器
JP2002193232A (ja) 液体充填容器
JP2017165470A (ja) スパウト付パウチ容器
JP6749222B2 (ja) スパウト付パウチ容器
JP6011060B2 (ja) 詰替え用包装袋
JP6586798B2 (ja) 収納容器
JP3198161U (ja) 強化構造を有する紙容器
JP5782748B2 (ja) 詰替え容器
JP5239537B2 (ja) 円筒パウチ用注出口および注出口付きパウチ
JP2009057071A (ja) 自立型袋
JP2018020841A (ja) 液体収納袋
JP2017206285A (ja) 包装袋およびその製造方法
JP6090908B2 (ja) 包装袋
JP2008081196A (ja) 紙とフィルムの複合容器
WO2023167178A1 (ja) 容器ホルダー
JP2005067630A (ja) パウチ容器
JP2019077498A (ja) 液状物充填用複合パック
KR20080057357A (ko) 파우치형상 블로우성형용기
JP2008068913A (ja) ガセット袋
JP2008179404A (ja) 注出口付詰替え用袋およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20160415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6695717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250