JP2017164988A - 液体を吐出する装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引キャップに吸収体を接触させて清浄化するとき、経時的に吸収機能の低下による清浄化機能の低下が生じる。【解決手段】ヘッドアレイ51のヘッド100のノズル面101をキャッピングする吸引キャップ201を備えるキャップユニット200と、キャップユニット200の吸引キャップ201のニップ部201aを清浄化する清浄化ユニット300とを有し、清浄化ユニット300は、吸引キャップ201のニップ部201aに接触して、ニップ部201aに付着している廃液を吸収除去する吸収体301と、吸収体301に洗浄液などの湿潤液400を供給する湿潤液供給手段320を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は液体を吐出する装置に関する。
液体を吐出する装置においては、液体吐出ヘッドのノズルの状態を維持回復するための維持回復機構を備える。この維持回復機構では、ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップを備え、ノズルからのキャップ内に増粘液体を排出したり、ノズル面への塵埃の付着やノズル内の粘度上昇を抑制することが知られている
従来、キャップのノズル面に当接する当接部(ニップ部)を清浄化するため、ノズル面に対する当接部位を洗浄対象として、洗浄対象に向けて洗浄液用ノズルから洗浄液を放出するものが知られている(特許文献1)。
また、キャップのニップ部に吸収体を接触させて清掃するものが知られている(特許文献2)。
特開2007−185795号公報 特開2000−289214号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、キャップの当接部にだけに洗浄液を付与することは困難であり、洗浄が不要な箇所まで洗浄液が行き渡り、その結果洗浄液で流されるインクなどの廃液がキャップ全体に付着してしまう。また、キャップ全体に散布するために洗浄液の飛散などが発生し、周辺箇所にも廃液による汚れが付着するおそれがある。
そこで、特許文献2に開示されているように吸収体をキャップのニップ部に接触させることが行われるが、吸収体で廃液を吸収することで、経時的に吸収機能が低下し、キャップ清浄化機能が低下することになるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、キャップ清浄化機能を長く維持できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体を吐出する装置は、
液体を吐出するノズルを有するヘッドのノズル面をキャッピングするキャップと、
前記キャップの前記ノズル面に接触する当接部を清浄化する清浄化手段と、を備え、
前記清浄化手段は、
前記キャップの当接部に接触する吸収体と、
前記吸収体に湿潤液を供給する湿潤液供給手段と、を有する
構成とした。
本発明によれば、キャップ清浄化機能を長く維持できる。
本発明に係る液体を吐出する装置の一例を示す側面説明図である。 液体吐出ユニットの要部平面説明図である。 本発明の第1実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の側面説明図である。 同じく正面説明図である。 同じく平面説明図である。 同じく斜視説明図である。 同実施形態の作用説明に供する側面説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく正面説明図である。 制御部による清浄化動作の制御の第1例の説明に供するフロー図である。 同じく第2例の説明に供するフロー図である。 同じくタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の側面説明図である。 同じく正面説明図である。 本発明の第3実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の正面説明図である。 同じく本発明の第4実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の正面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同装置の概略説明図、図2は同装置の液体付与部の一例の平面説明図である。
この液体を吐出する装置は、フルライン型ヘッドを備える装置であり、装置本体1外から連続紙などの連続体10が供給され、液体が付与された後、装置本体1外へと送り出される。そして、図示しない、ポストプロセッサにて、裁断、巻き取り、製本など、様々な処理が加えられる。
連続体10は、装置本体1に送り込まれた後、ローラ11〜36、ヒータローラ40、モータ41、42、43によって搬送駆動力を与えられて搬送され、装置本体1外に送り出される。連続体10は、ローラ22〜26で案内保持されて、液体付与部5に対向して搬送され、液体付与部5から吐出される液体が付与される。
液体付与部5は、例えば、図2に示すように、連続体10の搬送方向(図では搬送方向と表記する。)上流側から、連続体10に対して液体を吐出する第1ヘッドアレイ51A〜51D(区別しないときは、「ヘッドアレイ51」という。)が配置されている。
第1ヘッドアレイ51A〜51Dは、それぞれ、ノズル104を配列したノズル列を2列有する複数のヘッド100を千鳥状にノズル配列方向に配置して1ライン分を構成したものである。
第1ヘッドアレイ51A〜51Dは、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
また、液体付与部5には、図2に示すように、第1ヘッドアレイ51Dの搬送方向下流側に、液体吐出ヘッドである第2ヘッドアレイ52が配置されている。第2ヘッドアレイ52は、処理液を吐出する処理液ヘッドである。この第2ヘッドアレイ52も、ノズル104を配列したノズル列を2列有する複数のヘッド100を千鳥状にノズル配列方向に配置して1ライン分を構成したものである。
第2ヘッドアレイ52は、オーバーコートという画像の定着性を向上させる、もしくは光沢性を向上させるなど、印刷物としての品質を向上させるための透明の液体(処理液)を吐出する。
次に、本発明の第1実施形態について図3ないし図6を参照して説明する。図3は同実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の側面説明図、図4は同じく正面説明図、図5は同じく平面説明図、図6は同じく斜視説明図である。
本実施形態では、キャップユニット200と、清浄化手段である清浄化ユニット300とを備えている。
キャップユニット200は、ヘッドアレイ51のヘッド100のノズル面101をキャッピングする吸引キャップ201を備えている。吸引キャップ201でヘッド100のノズル面101をキャッピングするときには当接部(以下「ニップ部」という。)201aがノズル面101に当たって接触する。ここでは、ヘッドアレイ51の2列のヘッド100に対してそれぞれ吸引キャップ201を備えている。
吸引キャップ201は、キャップホルダ202に保持されている。吸引キャップ201は、排出経路部材203を介して吸引手段である吸引ポンプ204に接続され、廃液容器205につながっている。吸引ポンプ204は制御部500によって駆動制御される。
そして、キャップユニット200を往復移動させる手段である駆動機構部210を備えている。キャップユニット200は、吸引キャップ201がヘッド100に対向するキャッピング位置と、キャッピング位置から退避して清浄化ユニット300に対向する清浄化位置との間で移動される。
駆動機構部210は、駆動ローラ211と従動ローラ212に掛け回したタイミングベルト213と、駆動ローラ211を回転駆動するモータ214とを備え、タイミングベルト213にキャップホルダ202の連結部202aが連結されている。
制御部500によってモータ214を駆動制御することで、キャップユニット200をヘッドアレイ51におけるヘッド並び方向と直交する方向(図3の矢印Y方向)に往復移動させることができる。
清浄化ユニット300は、吸引キャップ201のニップ部201aに接触して、ニップ部201aに付着している廃液を吸収除去する吸収体301と、吸収体301に洗浄液などの湿潤液400を供給する湿潤液供給手段320を備えている。
吸収体301は吸収体ホルダ303に保持され、吸収体ホルダ303はフレーム部材302に相対移動可能に保持されている。
湿潤液供給手段320は、吸収体301に湿潤液400を供給する供給口323を有する2本の供給経路322、322を備えている。本実施形態では、供給経路322、322は1つの供給経路324に合流されて、湿潤液400を貯留した湿潤液貯留部(容器)325に接続されている。供給経路324には、供給経路324を開閉する開閉弁である電磁弁326が設けられている。
供給経路322は、供給口323を吸収体301側に向けて前述したフレーム部材302に保持されている。供給口323は、吸収体301と吸引キャップ201とが接触するときに吸引キャップ201に対向することになる位置にそれぞれ2個ずつ設けられている。
そして、清浄化ユニット300を上下方向に移動させる駆動機構部330を有している。清浄化ユニット300は、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aと接触し、供給口323が吸収体301と接触する清浄化位置と、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aから離間し、供給口323が吸収体301から離間する退避位置との間で移動される。
駆動機構部330は、清浄化ユニット300のフレーム部材302に連結され、矢印Z方向に上下動する駆動伝達手段331と、駆動伝達手段331を進退移動させるモータ334とを備えている。
制御部500によってモータ334を駆動制御することで、清浄化ユニット300を矢印Z方向に昇降させることができる。
ここで、吸収体301の吸収体ホルダ303は、供給経路322を保持しているフレーム部材302に対して相対移動可能に保持され、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aから離間しているときには自重で下降した位置にある。
そして、駆動機構部330でフレーム部材302が下降され、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aに接触した後もフレーム部材302が下降されることで、ホルダ部材303がフレーム部材302に対して相対移動して、供給経路322の供給口323が吸収体301に接触する。
つまり、吸収体301と供給経路322の供給口323は相対移動することで接触及び離間可能に配置され、清浄化動作を行わない待機状態では、吸収体301と供給経路322の供給口323とが離間し、清浄化動作を行うときに吸収体301と供給経路322の供給口323とが接触する。
これにより、待機状態で、吸収体301に湿潤液400が供給されて飽和状態になったり、湿潤液400が吸収体301に吸収されることで揮発減少したりすることを防止できる。
また、湿潤液供給手段320の供給口323と吸収体301とが接触及び離間可能であることにより、接触時間を管理することで、湿潤液400の供給量を制御することができる。
次に、本実施形態の作用について図7ないし図10を参照して説明する。図7ないし図9は同説明に供する側面説明図、図10は同じく正面説明図である。
吸引キャップ201の清浄化を行う場合には、図7に示すように、駆動機構部210を駆動制御して、キャップユニット200を、矢印Y1方向に、吸引キャップ201が清浄化ユニット300の吸収体301に対向する清浄化位置まで移動させる。
そして、駆動機構部330を駆動制御して、図8に示すように、清浄化ユニット300を矢印Z1方向に下降させ、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aに接触した状態にする。
さらに、駆動機構部330を駆動制御して、図9及び図10に示ように、清浄化ユニット300を矢印Z1方向に下降させ、湿潤液供給手段320の供給口323が吸収体301に接触した状態にする(スタンプ動作)。
これによって、吸引キャップ201のニップ部201aに付着している廃液などが吸収体301に吸収されて除去され、清浄化される。
このとき、吸収体301には湿潤液400が供給されているので、吸収体301に吸収される廃液が分散され、吸収体301は長期にわたって吸収機能(清浄化機能)を維持することができる。
すなわち、吸引キャップ201に吸収体301を接触させて廃液などを除去することで、洗浄液を吸引キャップ201に吹き付ける場合に生じる洗浄液の飛散などをなくすることができる。しかしながら、吸収体301で廃液などの吸収を行っていると、乾燥による固化、堆積が生じて、吸収機能が低下ないし失われる。そこで、吸引キャップ201に湿潤液を付与して湿潤状態にし、吸収した廃液などを分散することで、吸収体としての機能を維持できるようになる。
また、吸引キャップ201に吸収体301を接触させ、吸収体301に湿潤液400の供給口323を接触させた状態で、吸引ポンプ204を駆動して吸引キャップ201内を吸引することで、湿潤液400が吸収体301に供給されながら、吸収体301から吸引キャップ201内に吸引排出される(ポンプ吸引動作)。
これによって、吸収体301自体も清浄化して吸収機能を回復できるので、清浄化機能をより長く維持することができる。
なお、本実施形態では、湿潤液貯留部325から湿潤液供給手段320への供給経路を開閉する電磁弁326を備えて、湿潤液400の供給(補給)を制御している。これにより、供給経路が長くなっても供給口323から湿潤液400が垂れ落ちない状態で保持することができ、過剰に吸収体301に供給されることを防止できる。
次に、制御部による清浄化動作の制御の第1例について図11のフロー図を参照して説明する。
この第1例は、上述したスタンプ動作のみを行う例である。
まず、電磁弁326を開にして湿潤液貯留部321から湿潤液供給手段320に湿潤液400を供給可能な状態にする。
そして、駆動機構部330によって清浄化ユニット300の下降を開始し、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aに接触し、供給口323が吸収体301に接触して吸収体301に湿潤液400が供給される位置で下降を停止する。
その後、所定の停止時間が経過するまで待機する。この停止時間の間に、吸収体301から吸引キャップ201のニップ部201aの廃液などが吸収体301に吸収されて除去され、ニップ部201aが清浄化させる。
それとともに、湿潤液供給手段320の供給口323から吸収体301に湿潤液400が供給される。したがって、本実施形態では、湿潤液供給手段320の供給口323と吸収体301とが接触している時間で、湿潤液400の供給量を制御することができる。
そして、所定の停止時間が経過したときには、電磁弁326を閉じ、駆動機構部330によって清浄化ユニット300の上昇を開始し、所定の位置まで上昇したときに停止する。
次に、制御部による清浄化動作の制御の第2例について図12のフロー図及び図13のタイミングチャートを参照して説明する。
この第2例は、上述したスタンプ動作とポンプ吸引動作を行う例である。
まず、電磁弁326を開にして、湿潤液貯留部325から湿潤液供給手段320に湿潤液400を供給可能な状態にするとともに、駆動機構部330によって清浄化ユニット300の下降を開始する(図12の時点t1)。
そして、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aに接触し、供給口323が吸収体301に接触して吸収体301に湿潤液400が供給される位置で清浄化ユニット300の下降を停止する(時点t2)。
その後、所定の停止時間の経過(時点t2〜t3)を待機する。この停止時間の間に、吸収体301から吸引キャップ201のニップ部201aの廃液などが吸収体301に吸収されて除去され、ニップ部201aが清浄化させる。
それとともに、湿潤液供給手段320の供給口323から吸収体301に湿潤液400が供給される。したがって、本実施形態では、湿潤液供給手段320の供給口323と吸収体301とが接触している時間で、湿潤液400の供給量を制御することができる。
そして、所定の停止時間が経過したときには、吸引ポンプ204を駆動して(時点t3)、吸収体301から吸収された廃液を湿潤液400とともに強制的に吸引排出することで、吸収体301の吸収機能を回復する。
そして、所定の吸引時間が経過したときに吸引ポンプ204を停止し、電磁弁326を閉じる(時点t4)。
このとき、時点t4より少し前のタイミングで、駆動機構部330の駆動を開始し、清浄化ユニット300の上昇を開始し、所定の位置まで上昇したときに停止する(時点t5)。
次に、本発明の第2実施形態について図14及び図15を参照して説明する。図14は同実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の側面説明図、図15は同じく正面説明図である。
本実施形態では、清浄化ユニット300が待機状態にあるときも、湿潤液供給手段320の供給口323が吸収体301に接触している構成としたものである。
このように構成しても、前記第1実施形態と同様な清浄化動作を行うことができる。
次に、本発明の第3実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の正面説明図である。
本実施形態では、湿潤液貯留部325と湿潤液供給手段320の供給口323とは、水頭差を持たせて配置している。
したがって、前記各実施形態のように開閉弁(電磁弁)を備えない場合でも、水頭差によって供給口323で湿潤液400を保持することができる。
次に、本発明の第4実施形態について図17を参照して説明する。図17は同実施形態におけるキャップ清浄化機構に係る部分の側面説明図である。
本実施形態では、フレーム部材302を矢印Y方向に振動させる振動付与手段350を備えている。
これにより、吸収体301が吸引キャップ201のニップ部201aに接触している状態で、吸収体301を接触方向と直交する方向に振動させて、洗浄効果を向上することができる。
なお、キャップユニット200側を振動させる構成とすることもできる。
本願において、吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
51 ヘッドアレイ
100 液体吐出ヘッド(ヘッド)
200 キャップユニット
201 吸引キャップ
210 駆動機構部
301 清浄化ユニット
302 吸収体
320 湿潤液供給手段
330 駆動機構部
400 湿潤液
500 制御部

Claims (7)

  1. 液体を吐出するノズルを有するヘッドのノズル面をキャッピングするキャップと、
    前記キャップの前記ノズル面に接触する当接部を清浄化する清浄化手段と、を備え、
    前記清浄化手段は、
    前記キャップの当接部に接触する吸収体と、
    前記吸収体に湿潤液を供給する湿潤液供給手段と、を有する
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
  2. 前記湿潤液供給手段は、
    前記湿潤液を貯留する湿潤液貯留部と、
    前記湿潤液貯留部から前記吸収体に前記湿潤液を供給する供給口を有する供給経路と、を有し、
    前記供給口では前記湿潤液貯留部との水頭差で前記湿潤液が保持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  3. 前記湿潤液供給手段は、
    前記湿潤液貯留部から前記吸収体に前記湿潤液を供給する供給口を有する供給経路と、
    前記供給経路を開閉する開閉弁と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  4. 前記吸収体と前記供給経路の供給口とは接触及び離間可能に配置され、
    前記吸収体が前記キャップの当接部に接触するときに、前記供給経路の供給口と前記吸収体が接触する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の液体を吐出する装置。
  5. 前記吸収体が前記供給経路の供給口に接触している時間で供給量を制御する
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  6. 前記キャップと前記吸収体を接触させた状態で、前記キャップ内を吸引する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  7. 前記キャップと前記吸収体を接触させた状態で、前記吸収体と前記キャップを接触方向と直交する方向に相対移動させる
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
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