JP2019130842A - 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このようなインクジェット記録装置としては、記録が必要なときにのみインクの微小液滴を吐出するオンデマンド方式のものが主流となっている。
特許文献1の液滴吐出ヘッドにおいても、共通回収路内の気泡を検知する手段を備えることが好ましいとされており、そのような制御機構を設けることにより小型化やコスト低減の実現が難しくなるおそれがある。
この液体吐出ヘッドは、インク供給口1a、共通供給液室1b、インク排出口1c、共通循環液室1dが形成されたフレーム部材と、流体抵抗部2a、個別液室(圧力発生室)2b、供給流路2dが形成された供給流路板2Cとを有している。
ノズル3aは、その内部(内側)形状がテーパ状を呈していることが好ましく、例えば、直径が吐出側で約20〜35μm、ピッチが150dpiとなるようにそれぞれ形成される。
フレーム部材は、例えば、ステンレス材からなり、切削加工によって共通供給液室1b及び共通循環液室1dなどが形成される。
このとき、インクタンクから供給されたインクは共通供給液室1bに流入し、共通供給液室1bから図示しないインク流入口及び流体抵抗部2aを介して個別液室2b内に充填される。
そこで、この問題点を解決する本発明の液体吐出ヘッドの構成を以下に説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向の断面図を示している。
本実施形態の液体吐出ヘッドは、液滴を吐出する複数のノズル3aが形成されたノズル板3と、複数のノズル3aに連通する複数の個別液室(圧力発生室)2b、個別液室2bに液体を供給する供給流路2d、及び個別液室2bに連通し、該個別液室内の液体の一部を回収する循環流路2eを形成する流路板部材2と、供給流路2dに液体を供給する共通供給液室1b、循環流路2eからの液体を収容する共通循環液室1d、及び気体を貯留可能な空間を有するバッファ室7aが形成されたフレーム部材1と、を少なくとも備えている。
また、バッファ室7aは、大気と連通する構造であることが好ましい。
気体透過膜7bとしては、気体(例えば、空気)のみを透過可能な膜であれば特に限定されないが、例えば、樹脂成の膜等が挙げられる。気体透過膜7bを設けることにより、ポンプなどによる加圧または大気圧のみでも容易にバッファ室7aに気体を貯留することができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向の断面図を示している。
本実施形態は、上述の第1の実施形態に対し、バッファ室7a及びバッファ流路7cの配設位置が相違するが、その他の構成は同様である。
バッファ流路7cの一方の端部は循環流路上(循環流路2eの流れ方向に沿った面)に開口している。
また、第1の実施形態と同様、バッファ室7aから溢れた気体は、バッファ流路7cを介して循環流路2eへ排出されるため、バッファ室7a内の気体の量は略一定に保たれる。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向の断面図を示している。
本実施形態は、上述の第1の実施形態に対し、バッファ室7a及びバッファ流路7cの配設位置が相違するが、その他の構成は同様である。
バッファ流路7cの一方端は、共通循環液室1dの側端面に開口している。
また、第1の実施形態と同様、バッファ室7aから溢れた気体は、バッファ流路7cを介して循環流路2eに連通する共通循環液室1dへ排出されるため、バッファ室7a内の気体の量は略一定に保たれる。
本実施形態の液体を吐出する装置は、上述の本発明に係る液体吐出ヘッドを備えている。
このキャリッジ403には、本発明に係る液体吐出ヘッド404及びヘッドタンク441を一体にした液体吐出ユニット440を搭載している。液体吐出ユニット440の液体吐出ヘッド404は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、液体吐出ヘッド404は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、吐出方向を下方に向けて装着している。
搬送ベルト412は、副走査モータによってタイミングベルト及びタイミングプーリを介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。
用紙が搬送ベルト412上に給紙されて吸着され、搬送ベルト412の周回移動によって用紙が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ403を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて液体吐出ヘッド404を駆動することにより、停止している用紙に液体を吐出して画像を形成する。
本実施形態の液体吐出ユニットは、上述の本発明に係る液体吐出ヘッドを備えている。
なお、流路部品444はカバー442の内部に配置されている。流路部品444に代えてヘッドタンク441を含むこともできる。また、流路部品444の上部には液体吐出ヘッド404と電気的接続を行うコネクタ443が設けられている。
1a インク供給口
1b 共通供給液室
1c インク排出口
1d 共通循環液室
2 流路板部材
2A 循環流路板
2B 連通流路板
2C 供給流路板
2a 流体抵抗部
2b 個別液室(圧力発生室)
2c 連通口
2d 供給流路
2e 循環流路
3 ノズル板
4 ベース
5 積層圧電素子
6 振動板
6a 凸部
6b ダイヤフラム部
6c 内部フィルタ
7a バッファ室
7b 気体透過膜
7c バッファ流路
8 FPC
Claims (7)
- 液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル板と、
複数の前記ノズルに連通する複数の個別液室、前記個別液室に液体を供給する供給流路、及び前記個別液室に連通し、該個別液室内の液体の一部を回収する循環流路を形成する流路板部材と、
前記供給流路に液体を供給する共通供給液室、前記循環流路からの液体を収容する共通循環液室、及び気体を貯留可能な空間を有するバッファ室が形成されたフレーム部材と、を少なくとも備え、
前記バッファ室は、前記流路板部材および/またはフレーム部材に形成されたバッファ流路を介して前記循環流路と連通し、内部に気体のみを透過する気体透過膜を備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記バッファ室が、大気と連通することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記フレーム部材は、前記循環流路の長手方向のノズル側から共通供給液室、共通循環液室、及びバッファ室がこの順に形成され、
前記バッファ流路は、前記流路板部材および前記フレーム部材に形成され、
前記バッファ流路の一方の端部が前記循環流路の側端面に開口することを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記フレーム部材は、前記循環流路の長手方向のノズル側から共通供給液室、バッファ室、及び共通循環液室がこの順に形成され、
前記バッファ流路は、前記流路板部材および前記フレーム部材に形成され、
前記バッファ流路の一方の端部が前記循環流路上に開口することを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記フレーム部材は、前記循環流路の長手方向のノズル側から共通供給液室、共通循環液室、及びバッファ室がこの順に形成され、
前記バッファ流路は、前記フレーム部材に形成され、
前記バッファ流路の一方端が前記共通循環液室の側端面に開口することを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。 - 請求項1から5のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えることを特徴とする液体吐出ユニット。
- 請求項1から5のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えることを特徴とする液体を吐出する装置。
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