JP2017163795A - 発電設備の運転制御装置、運転制御方法および運転制御システム - Google Patents

発電設備の運転制御装置、運転制御方法および運転制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】逆潮流が生じないように発電設備を運転する。
【解決手段】商用電力系統から受電した電力を負荷へ供給する需要側電線路と接続し、当該需要側電線路を介して前記負荷へ電力を供給する複数の発電設備の運転を制御する運転制御装置であって、前記商用電力系統から前記負荷へ供給される順潮流電力を計測し、前記順潮流電力が第一の閾値未満の場合に、前記複数の発電設備の少なくとも一部を停止させ、前記順潮流電力が第二の閾値を超えた場合に、停止中の発電設備の少なくとも一部を稼動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電設備の運転制御装置、運転制御方法、プログラム、および運転制御システムに関し、特に、商用電力系統への逆潮流を生じさせないように発電設備を運転させる技術に関する。
近年、地球環境への配慮などから、再生可能エネルギーの利用が促進されている。特に、太陽光発電システムは、一般的な家庭でも導入でき、例えば、太陽電池パネルを家の屋根に設置し、この太陽電池パネルで発電した電力を利用しつつ、不足分を商用電力系統から得て利用する。このように電力の需要家としては、太陽光発電システムを導入することで、商用電力系統側から買い取る電力を少なくし、電力コストを抑えることができる。なお、太陽光発電システムによって発電した電力が、需要家側の電力負荷を上回った場合には、通常の電力供給とは逆に需要家側から商用電力系統側へ電流を流して、発電した電力を小用電源系統側へ売ること(売電)も行われている。このように需要家側から商用電力系統側へ流す電流を本願では逆潮流電流とも称す。
また、特許文献1には、商用電力系統から負荷に供給される順電力を測定し、測定した順電力が予め定めた設定値以下になると分散電源用発電装置の運転を停止することで、逆潮流の発生を防止することが記載されている。
特開2004−266940号公報
商用電力系統に空き容量がある場合、即ち、商用電力系統の容量に対して需要家側の電力負荷が大きい状態であれば、上記のように需要家側からの逆潮流電流を許容できるが、通常は需要家側の電力負荷を十分にまかなえるように電力供給を行っており、需要家側からの逆潮流電流は不要である。特に、電力系統に空き容量がない場合には、需要家側からの逆潮流電流を許容できない。このため、大規模な太陽光発電システムを接続するような場合には、接続する電力系統の容量を増加させる工事を行うことになる。一般的な需要家であれば、このような工事を行ってまで、逆潮流させるメリットがないため、太陽光発電システムを商用電力系統と連携させるためには、逆電力継電器(RPR:Reverse Power Relays)を設け、逆潮流電流を検出した場合に太陽光発電システムを停止させる構成とす
るように求められることがある。
しかしながら、単に逆潮流電流を検出して太陽光発電システムを停止させる構成とすると、電力負荷が太陽光発電システムの発電量未満となる度に太陽光発電システムが停止することになり、頻繁に停止して発電ロスが生じる効率の悪いシステムとなってしまう。或は、頻繁に停止させないために太陽光発電システムの定格電力を定常的な消費電力以下に設定するなど、非常に限定的なシステムとなってしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、逆潮流が生じないように発電設備を運転することができるようにするものである。
上記課題を解決するため、本発明の運転制御装置は、商用電力系統から受電した電力を負荷へ供給する需要側電線路と接続し、当該需要側電線路を介して前記負荷へ電力を供給する複数の発電設備の運転を制御する運転制御装置であって、前記商用電力系統から前記負荷へ供給される順潮流電力を計測する順潮流計測部と、前記順潮流電力が第一の閾値未満の場合に、前記複数の発電設備の少なくとも一部を停止させる停止指示部と、前記順潮流電力が第二の閾値を超えた場合に、停止中の発電設備の少なくとも一部を稼動させる稼動指示部とを備える。
このように順調流電力が少なくなった場合に、複数の発電設備の一部を停止させることで、逆潮流電力の発生が抑えられるので、全ての発電設備が停止されてしまうことがなく、発電ロスを抑えることができる。
前記運転制御装置は、前記負荷が消費する負荷電力を計測する負荷計測部を備え、前記停止指示部が、前記負荷電力から前記順潮流電力を減じて前記発電設備によって発電した発電電力を求め、前記発電電力に基づいて前記第一の閾値を設定し、前記稼動指示部が、前記発電電力に基づいて前記第二の閾値を設定しても良い。
このように負荷電力と順潮流電力に基づいて発電設備による発電電力を求め、この発電電力に対して順潮流電力が小さくなった場合に、発電設備の一部を停止させる構成としたため、実際に発電している電力に応じて発電設備の運転を制御でき、適切に発電設備の停止又は稼動を指示できるため、更に発電ロスを抑えることができる。
前記運転制御装置は、前記停止指示部が、前記複数の発電設備によるそれぞれの発電電力を計測する発電計測部から計測結果を取得し、前記複数の発電設備のうち、停止させる発電設備を各発電設備の発電電力に基づいて決定し、前記稼動指示部が、前記発電計測部から計測結果を取得し、稼動させる発電設備を各発電設備の発電電力に基づいて決定してもよい。
このように各発電設備の発電電力に基づいて停止又は稼動させる発電設備を特定できるので、例えば最も発電電力の小さい発電設備を停止させるといった細かな制御を行うことができ、更に発電ロスを抑えることができる。
前記運転制御装置は、前記停止指示部が、前記複数の発電設備によるそれぞれの発電電力を計測する発電計測部から計測結果を取得し、前記発電電力に基づいて前記第一の閾値を設定し、前記稼動指示部が、前記発電計測部から計測結果を取得し、前記発電電力に基づいて前記第二の閾値を設定してもよい。
このように各発電設備の発電電力を計測し、この発電電力に応じて発電設備の運転を制御する構成としたため、直接的に求めた発電電力に応じて適切に発電設備の運転を制御できるのでため、発電ロスを抑えることができる。
上記課題を解決するため、本発明の運転制御方法は、商用電力系統から受電した電力を負荷へ供給する需要側電線路と接続し、当該需要側電線路を介して前記負荷へ電力を供給する複数の発電設備の運転を制御する方法であって、前記商用電力系統から前記負荷へ供給される順潮流電力を計測する工程と、前記順潮流電力が第一の閾値未満の場合に、前記複数の発電設備の少なくとも一部を停止させる工程と、前記順潮流電力が第二の閾値を超えた場合に、停止中の発電設備の少なくとも一部を稼動させる工程とを含む。
上記課題を解決するため、本発明の運転制御システムは、商用電力系統から受電した電力を負荷へ供給する需要側電線路と接続し、当該需要側電線路を介して前記負荷へ電力を
供給する複数の発電設備と、前記複数の発電設備から前記商用電力系統への逆潮流電力を検出した場合に前記複数の発電設備を停止させる逆電力継電器と、前記運転制御装置と、を備える。
なお、上記した課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することが可能である。
本発明によれば、逆潮流が生じないように発電設備を運転することができる。
実施形態1に係る運転制御システムの構成例を示すブロック図である。 発電設備及び商用電力系統に接続された負荷に電力を供給する構成を示すブロック図である。 不足電力継電器によって実行される運転制御方法の説明図である。 比較例の構成を示す図である。 逆電力継電器を動作させない場合の負荷電力と、発電電力と、順潮流電力を示した図である。 比較例における逆電力継電器の動作を示す図である。 実施形態1の不足電力継電器による運転制御の効果を示す図である。 実施形態2に係る運転制御システムの構成例を示すブロック図である。 実施形態2に係る運転制御方法の説明図である。 実施形態2の不足電力継電器による運転制御の効果を示す図である。 実施形態3に係る運転制御システムの構成例を示すブロック図である。 実施形態3に係る運転制御方法の説明図である。 実施形態3の不足電力継電器による運転制御の効果を示す図である。 実施形態4に係る運転制御システムの構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本技術を適用した運転制御システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、運転制御システム11は、太陽光発電モジュール13、パワーコンディショナ22、電力計測部31、逆電力継電器26および不足電力継電器(UPR:Under Power Relays)27を備えて構成される。運転制御システム11は、商用電力系統12と接続された需要家側の設備であり、商用電力を供給する商用電力系統12、および、太陽光を受光して発電を行う太陽光発電モジュール13から電力の供給を受けることができる。また、運転制御システム11では、交流電力または直流電力を消費する機器からなる負荷14と接続され、電力を商用電力系統12及び太陽光発電モジュール13からの電力を負荷14の電力需要に応じて供給する。
太陽光発電モジュール13及びパワーコンディショナ22は、それぞれ複数設けられており、これら複数の太陽光発電モジュール13がそれぞれパワーコンディショナ22に接続されて複数の発電設備2−1〜2−3を構成している。
パワーコンディショナ22は、太陽光発電モジュール13で発電した電力の昇圧やDC−AC変換等を行うことにより、太陽光発電モジュール13から出力される電力を調整し、電力線23を介して負荷14へ電力を供給する。また、パワーコンディショナ22は、開閉器28を有し、開閉器28がOFFの場合に電力の供給を停止し、開閉器28がON
の場合に電力の供給を行う。即ち、発電設備毎に、電力のON/OFFが可能になっている。
商用電力系統12と負荷14は、電力線23で接続され、この電力線23と商用電力計と12との境界部には逆電力継電器26が接続されている。また、逆電力継電器26は、信号線24を介して発電設備2−1〜2−3の開閉器28と接続されている。発電設備2−1〜2−3により電力線23へ供給された電力が、負荷14の消費電力を超えて、電力線23から商用電力系統12への逆潮流が生じたことを逆電力継電器26が検知した場合、開閉器28をOFFさせる。即ち、逆電力継電器26は、全ての発電設備2−1〜2−3からの電力供給を停止させて、逆潮流を抑えている。
電力計測部31は、商用電力系統12から需要家側へ供給される電力、即ち順潮流電力を計測する。電力計測部31は、本実施形態1において、順潮流計測部の一形態である。
不足電力継電器27は、商用電力系統側で短絡事故や地絡事故が起きた場合に、発電設備2−1〜2−3を商用電力系統12から解列させる。また、本実施形態1の不足電力継電器27は、停止指示部271や稼動指示部272を備えている。停止指示部271は、順潮流電力が第一の閾値未満の場合に、複数の発電設備の少なくとも一部を停止させる。稼動指示部272は、順潮流電力が第二の閾値を超えた場合に、停止中の発電設備の少なくとも一部を稼動させる。
図2は、3台の発電設備2−1〜2−3及び商用電力系統12に接続された負荷14に電力を供給する構成を示すブロック図である。発電設備2−1〜2−3のパワーコンディショナ22には、太陽光発電モジュール13からの直流電力が入力端子221にそれぞれ入力されている。商用電力系統12から三相交流電力が給電される電力線23には負荷14が接続されており、また電力線23には各相の電圧V1〜V3と、三相電流のうちの二相分の電流I1、I2を入力として商用電力系統12から電力線23に供給される順潮流電力を演算するための電力計測部31が接続されている。
電力計測部31によって計測された順潮流電力は、逆電力継電器26及び不足電力継電器27に入力される。
パワーコンディショナ22は、太陽光発電モジュール13の直流電力が入力される入力端子221に接続されて直流電圧を所定の電圧値まで昇圧するDC/DC変換器222と、DC/DC変換器222によって昇圧された直流電圧を商用電力系統と周波数及び電圧が等しく且つ位相が同期した三相交流電圧に変換して出力端子U,V,Wから出力する電力変換器としての三相インバータ回路223とを備えている。三相インバータ回路223と出力端子との間には開閉器28が配置されている。開閉器28は、三相インバータ回路223から電力線23側への三相交流電力の出力を遮断する際に変換器制御回路225からの指令で開動作をする。DC/DC変換器222及び三相インバータ回路223は、変換器制御回路225から出力される制御信号によって制御される。変換器制御回路225には、入力端子を介して逆電力継電器26及び不足電力継電器27から停止又は稼動を指示する制御信号が入力される。変換器制御回路225は、逆電力継電器26又は不足電力継電器27から停止を指示する制御信号が入力されると、開閉器28に開指令を出力して三相インバータ回路223からの出力を電力線23へ供給することを停止する。また、変換器制御回路225は、逆電力継電器26又は不足電力継電器27から稼動を指示する制御信号が入力されると、DC/DC変換器222及び三相インバータ回路223を稼動させると共に、開閉器28に閉指令を出力して三相インバータ回路223からの電力を電力線23へ供給することを開始させる。
《運転制御方法》
図3は、不足電力継電器27によって実行される運転制御方法の説明図である。不足電力継電器27は、図3に示す処理を所定の周期或は所定のタイミングで繰り返し実行する。先ず、電力計測部31により順潮流電力Cを検出し、不足電力継電器27は、この順潮流電力Cを第一の閾値と比較し、順潮流電力Cが第一の閾値未満か否かを判定する(ステ
ップS10)。ここで、第一の閾値は、発電設備2−1〜2−3における一台あたりの定
格電力Prとしている。
順潮流電力Cが第一の閾値未満であると判定した場合(ステップS10、Yes)、不足電力継電器27は、稼働中の発電設備2−1〜2−3から停止させる一台を選択する(ス
テップS20)。なお、停止させる発電設備2−1〜2−3は、例えば予め順番や優先度
を設定しておき、この順番や優先度に従って選択する。また、各発電設備2−1〜2−3の稼働時間を記録しておき、稼働時間の多いものを停止させても良い。停止させる発電設備2−1〜2−3は、停止が可能な最小単位(本例では一台)ずつ選択するのが望ましいが、所定の複数台、或は所定割合の発電設備を停止させる構成としても良い。
そして、不足電力継電器27は、選択した発電設備(2−1〜2−3の何れか)へ停止を指示する信号を送り、当該発電設備からの電力の供給を停止させる(ステップS30)。
なお、ステップS10にて、順潮流電力Cが第一の閾値未満でないと判定した場合には(ステップS10、No)、発電設備2−1〜2−3を停止させずにステップS40へ移行する。
次に、不足電力継電器27は、順潮流電力Cを第二の閾値と比較し、順潮流電力Cが第二の閾値を超えたか否かを判定する(ステップS40)。ここで、第二の閾値は、発電設備2−1〜2−3における一台あたりの定格電力Prに余裕電力αを加えた値である。
順潮流電力Cが第二の閾値を超えていると判定した場合(ステップS40、Yes)、不足電力継電器27は、停止中の発電設備2−1〜2−3から稼動させる一台を選択する(
ステップS50)。なお、稼動させる発電設備2−1〜2−3は、例えば予め順番や優先
度を設定しておき、この順番や優先度に従って選択する。また、各発電設備2−1〜2−3の稼働時間を記録しておき、稼働時間の少ないものを稼動させても良い。稼動させる発電設備2−1〜2−3は、稼動の制御が可能な最小単位(本例では一台)ずつ選択するのが望ましいが、所定の複数台、或は所定割合の発電設備を稼働させる構成としても良い。
そして、不足電力継電器27は、選択した発電設備(2−1〜2−3の何れか)へ稼動を指示する信号を送り、当該発電設備からの電力の供給を開始させる(ステップS60)。
なお、ステップS40にて、順潮流電力Cが第二の閾値を超えていないと判定した場合には(ステップS40、No)、発電設備2−1〜2−3の何れも稼動させずに図3の処理を終了する。
《運転制御の効果》
図4は、比較例の構成を示す図である。図4の比較例では、図1と比べて、不足電力継電器27を備えていない点が異なっている。即ち、図4の比較例は、本発明の運転制御装置を備えていない構成である。
図5は、図4の比較例の逆電力継電器26を動作させない場合の負荷電力と、発電電力と、順潮流電力(買電力)を示した図である。図5(A)は平日、図5(B)は休日の状況を示す。平日は、図5(A)に示すように、0時から5時までは発電設備2−1〜2−
3の発電電力62が0であり、負荷電力61と順潮流電力63とが一致している。そして、発電電力62は、5時から増加して12時付近をピークとし、その後低下して20時以降0となっている。順潮流電力63は、8時以降、発電電力62の増加に伴って減少し、12時に0となり、13以降、発電電力62の低下に伴って増加し、20時以降負荷電力61と一致している。負荷電力61は、6時位から増加し、12時に一旦下がるものの13時に増加し、その後低下する。このように需要と供給が変動した結果、昼間の時間帯には逆潮流が生じた。
また、休日は、図5(B)に示すように、負荷電力の変動が少なく、ほぼ横ばいとなっている。一方、発電電力62は、天候や季節が同様であれば平日と同様に中間にピークを有する。
図6は、比較例における逆電力継電器26の動作を示す図である。図6(A)に示すように、比較例において、平日に図5(A)と同様に発電電力62及び負荷電力61が変位し、負荷電力61に比して発電電力62が高まったときに(図6(A)の例では10時位)、逆潮流が生じて、逆電力継電器26が動作し、発電設備2−1〜2−3を停止させる。即ち、以降の発電電力62が0となる。このため、図5(A)との差分(網掛けの領域)64だけ発電ロスが生じていることがわかる。なお、図6(A)において、10時の時点では、順潮流電力が供給されているように見えるが、逆電力継電器26は、瞬間的な逆潮流を検出した場合にも動作するので、発電電力62が負荷電力61を超えていなくても、発電電力62が負荷電力61と近い状態にあると、負荷電力が急に減少したとき等に、逆潮流電力が瞬間的に生じることがある。
また、図6(B)に示すように、比較例において、休日に図5(B)と同様に発電電力62及び負荷電力61が推移し、負荷電力61に比して発電電力62が高まったときに(図6(B)の例では8時位)、逆潮流が生じて、逆電力継電器26が動作し、発電設備2−1〜2−3を停止させる。即ち、以降の発電電力62が0となる。このため、図5(B)との差分(網掛けの領域)65だけ発電ロスが生じていることがわかる。
図7は、本実施形態1の不足電力継電器27による運転制御の効果を示す図である。図7(A)に示すように、本実施形態1において、平日に図5(A)と同様に発電電力62及び負荷電力61が変位し、順潮流電力63が第一の閾値未満になったと判定したときに(図7(A)の例では9時位)、不足電力継電器27が発電設備2−1〜2−3の一部を停止させる。更に発電電力が増加して順潮流電力63が第一の閾値未満となった場合には、更に発電設備を停止させる。なお、午後になり、発電電力62が低下して順潮流電力63が第二の閾値を超えた場合には、停止していた発電設備を稼働させる。これにより発電電力62が抑えられ、逆潮流が生じないので、逆電力継電器26が動作して全ての発電設備2−1〜2−3が停止してしまうことがないので、発電ロス66を少なくすることができる。
また、本実施形態1において、休日に図7(B)に示すように、負荷電力61及び順潮流電力63が推移した場合、順潮流電力63が、第二の閾値を超えることがなく、発電設備を稼働させていないので、発電電力62が終日0となっている。このため、図5(B)との差分(網掛けの領域)67だけ発電ロスが生じていることがわかる。
このように、本実施形態1によれば、逆潮流を生じさせないように発電設備を運転制御できるので、全ての発電設備が停止されてしまうことがなく、発電ロスを抑えることができる。
なお、上記実施形態1では、第一の閾値を発電設備の定格Prとしたが、これに限らず
、他の値を用いても良い。例えば、0.5Pr、0.7Pr、1.1Prのように定格に対して所定割合の値としても良い。また、この所定割合の値は、稼動している発電設備が1台であれば0.7Pr、3台であれば1.1Prのように、発電設備が稼動している台数に応じて定めても良い。更に、この所定割合の値は、12時であれば1.1Pr、16時であれば0.4Prなど、時刻に応じた値であっても良い。また、第一の閾値は、第二の閾値の余裕電力αと同じであってもよい。
〈実施形態2〉
図8は、実施形態2に係る運転制御システムの構成例を示すブロック図である。図8の運転制御システムは、図1の実施形態1と比べて、負荷電力を測定する電力計測部32を備え、不足電力継電器27が順潮流電力と負荷電力とに基づいて運転制御の閾値を決定することが異なっている。なお、この他の構成は同じであるため、同一の要素は同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
図9は、本実施形態2に係る運転制御方法の説明図である。不足電力継電器27は、図9に示す処理を所定の周期或は所定のタイミングで繰り返し実行する。先ず、電力計測部31により順潮流電力Cを検出すると共に電力計測部32により負荷電力Lを検出する。本実施形態2において、この電力計測部32は、負荷計測部の一形態である。不足電力継電器27は、この負荷電力Lから順潮流電力Cを減じ、可動中の発電設備の台数nで除して式1のように第一の閾値を定める。即ち、式1により稼動している発電設備一台あたりの発電電力を第一の閾値とする。
第一の閾値=(L−C)/n ・・・式1
不足電力継電器27は、第一の閾値と比較し、順潮流電力Cが第一の閾値未満か否かを判定する(ステップS110)。
順潮流電力Cが第一の閾値未満であると判定した場合(ステップS110、Yes)、不足電力継電器27は、稼働中の発電設備2−1〜2−3から停止させる一台を選択する(
ステップS120)。
そして、不足電力継電器27は、選択した発電設備(2−1〜2−3の何れか)へ停止を指示する信号を送り、当該発電設備からの電力の供給を停止させる(ステップS130)。
なお、ステップS110にて、順潮流電力Cが第一の閾値未満でないと判定した場合には(ステップS110、No)、発電設備2−1〜2−3を停止させずにステップS140へ移行する。なお、全ての発電設備が停止している場合、即ちnが0の場合、ステップS110〜S130をスキップしてステップS140へ移行する。
次に、不足電力継電器27は、順潮流電力Cを第二の閾値と比較し、順潮流電力Cが第二の閾値を超えたか否かを判定する(ステップS140)。ここで、第二の閾値は、式2に示すように、稼動している発電設備一台あたりの発電電力に余裕電力αを加えた値である。但し、式2において、nは1以上とする。なお、n=0の場合、即ち、稼動している発電設備が無い場合には、第二の閾値を発電設備一台の定格電力Prとする。また、実施形態1の第二の閾値と同様に定格電力Pr+αとしても良い。
第二の閾値=(L−C)/n+α ・・・式2
順潮流電力Cが第二の閾値を超えていると判定した場合(ステップS140、Yes)、不足電力継電器27は、停止中の発電設備2−1〜2−3から稼動させる一台を選択する(ステップS150)。そして、不足電力継電器27は、選択した発電設備(2−1〜2−
3の何れか)へ稼動を指示する信号を送り、当該発電設備からの電力の供給を開始させる(ステップS160)。
なお、ステップS140にて、順潮流電力Cが第二の閾値を超えていないと判定した場合には(ステップS140、No)、発電設備2−1〜2−3の何れも稼動させずに図9の処理を終了する。
図10は、本実施形態2の不足電力継電器27による運転制御の効果を示す図である。図10(A)に示すように、本実施形態2において、図5(A)と同様に順潮流電力63及び負荷電力61が変位し、順潮流電力63が第一の閾値未満になったと判定したときに(図10(A)の例では10時位)、不足電力継電器27が発電設備2−1〜2−3の一部を停止させる。更に発電電力が増加して順潮流電力63が第一の閾値未満となった場合には、更に発電設備を停止させる。なお、午後になり、発電電力62が低下して順潮流電力63が第二の閾値を超えた場合には、停止していた発電設備を稼働させる。これにより発電電力62が抑えられ、逆潮流が生じないので、逆電力継電器26が動作して全ての発電設備2−1〜2−3が停止してしまうことがないので、発電ロス68を少なくすることができる。
また、本実施形態2において、図7(B)に示すように、負荷電力61及び順潮流電力63が推移した場合、5時に発電設備2−1〜2−3を可動させ、その後、順潮流電力63が第一の閾値未満になったと判定したときに(図10(B)の例では9時位)、不足電力継電器27が発電設備2−1〜2−3の一部を停止させる。更に発電電力が増加して順潮流電力63が第一の閾値未満となった場合には、更に発電設備を停止させる。なお、午後になり、発電電力62が低下して順潮流電力63が第二の閾値を超えた場合には、停止していた発電設備を稼働させる(図10(B)の例では16時位)。これにより発電電力62が抑えられ、逆潮流が生じないので、逆電力継電器26が動作して全ての発電設備2−1〜2−3が停止してしまうことがないので、発電ロス69を少なくすることができる。
また、本実施形態2によれば、稼動している発電設備一台あたりの発電電力に基づいて発電設備の停止又は可動を判定するので、定格Prに基づいて判定した実施形態1と比べて細かな制御ができ、更に、発電ロスを抑えることができる。
〈実施形態3〉
図11は、実施形態3に係る運転制御システムの構成例を示すブロック図である。図11の運転制御システムは、図8の実施形態2と比べて、各発電設備の発電電力を測定する電力計測部33を備え、不足電力継電器27が発電電力に基づいて運転制御の閾値を決定することが異なっている。なお、この他の構成は同じであるため、同一の要素は同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
図12は、本実施形態3に係る運転制御方法の説明図である。不足電力継電器27は、図12に示す処理を所定の周期或は所定のタイミングで繰り返し実行する。先ず、電力計測部31により順潮流電力Cを検出すると共に電力計測部33により各発電設備の発電電力Pnを測定する。本実施形態3において、この電力計測部33は、発電計測部の一形態である。図12では、電力計測部33をパワーコンディショナ22の外に設けた例を示したが、これに限らず、パワーコンディショナ22内の測定回路を発電計測部として用い、この発電電力Pnの計測結果を不足電力継電器27が通信線(不図示)を介して取得する構成であっても良い。不足電力継電器27は、この発電電力Pnを積算し、可動中の発電設備の台数nで除して式3のように第一の閾値を定める。即ち、式1により稼動している発電設備一台あたりの発電電力を第一の閾値とする。
第一の閾値=Σ(Pn)/n ・・・式3
不足電力継電器27は、第一の閾値と比較し、順潮流電力Cが第一の閾値未満か否かを判定する(ステップS210)。
順潮流電力Cが第一の閾値未満であると判定した場合(ステップS210、Yes)、不足電力継電器27は、稼働中の発電設備2−1〜2−3のうち、最も発電量の少ない発電設備を選択する(ステップS220)。
そして、不足電力継電器27は、選択した発電設備(2−1〜2−3の何れか)へ停止を指示する信号を送り、当該発電設備からの電力の供給を停止させる(ステップS230)。
なお、ステップS210にて、順潮流電力Cが第一の閾値未満でないと判定した場合には(ステップS210、No)、発電設備2−1〜2−3を停止させずにステップS240へ移行する。なお、全ての発電設備が停止している場合、即ちnが0の場合、ステップS210〜S230をスキップしてステップS240へ移行する。
次に、不足電力継電器27は、順潮流電力Cを第二の閾値と比較し、順潮流電力Cが第二の閾値を超えたか否かを判定する(ステップS240)。ここで、第二の閾値は、式4に示すように、稼動している発電設備一台あたりの発電電力に余裕電力αを加えた値である。但し、式4において、nは1以上とする。なお、n=0の場合、即ち、稼動している発電設備が無い場合には、発電設備一台の定格Prとする。また、実施形態1の第二の閾値と同様に定格Pr+αとしても良い。
第二の閾値=Σ(Pn)/n+α ・・・式4
順潮流電力Cが第二の閾値を超えていると判定した場合(ステップS240、Yes)、不足電力継電器27は、図3のステップS50と同様に停止中の発電設備2−1〜2−3から稼動させる一台を選択する(ステップS250)。なお、不足電力継電器27は、電力停止中の発電設備2−1〜2−3のうち、最も発電量の少ない発電設備を選択しても良い。ここで、最も発電量の少ない発電設備は、電力計測部33で取得した電力によって判定してもよいし、停止前の発電量や過去の所定期間内の発電量に基づいて選択してもよい。
そして、不足電力継電器27は、選択した発電設備(2−1〜2−3の何れか)へ稼動を指示する信号を送り、当該発電設備からの電力の供給を開始させる(ステップS260)。
なお、ステップS240にて、順潮流電力Cが第二の閾値を超えていないと判定した場合には(ステップS240、No)、発電設備2−1〜2−3の何れも稼動させずに図12の処理を終了する。
図13は、本実施形態3の不足電力継電器27による運転制御の効果を示す図である。図13(A)に示すように、本実施形態3において、図5(A)と同様に順潮流電力63及び負荷電力61が変位し、順潮流電力63が第一の閾値未満になったと判定したときに(図13(A)の例では11時位)、不足電力継電器27が発電設備2−1〜2−3の一部を停止させる。更に発電電力が増加して順潮流電力63が第一の閾値未満となった場合には、更に発電設備を停止させる。なお、午後になり、発電電力62が低下して順潮流電力63が第二の閾値を超えた場合には、停止していた発電設備を稼働させる。これにより発電電力62が抑えられ、逆潮流が生じないので、逆電力継電器26が動作して全ての発電設備2−1〜2−3が停止してしまうことがないので、発電ロス71を少なくすること
ができる。
また、本実施形態3において、図13(B)に示すように、負荷電力61及び順潮流電力63が推移した場合、5時に発電設備2−1〜2−3を可動させ、その後、順潮流電力63が第一の閾値未満になったと判定したときに(図13(B)の例では8時位)、不足電力継電器27が発電設備2−1〜2−3の一部を停止させる。更に発電電力が増加して順潮流電力63が第一の閾値未満となった場合には(図13(B)の例では10時位)、更に発電設備を停止させる。なお、午後になり、発電電力62が低下して順潮流電力63が第二の閾値を超えた場合には、停止していた発電設備を稼働させる(図13(B)の例では16時位)。これにより発電電力62が抑えられ、逆潮流が生じないので、逆電力継電器26が動作して全ての発電設備2−1〜2−3が停止してしまうことがないので、発電ロス72を少なくすることができる。
また、本実施形態3によれば、稼動している発電設備の発電電力を電力計測部33で直接的に求め、一台あたりの発電電力に基づいて発電設備の停止又は可動を判定するので、定格Prに基づいて判定した実施形態1と比べて細かな制御ができ、更に、発電ロスを抑えることができる。なお、本実施形態では、発電電力に基づいて閾値を設定したが、これに限らず、ステップS210にて実施形態2の式1のように第一の閾値を設定し、ステップS240にて実施形態2の式2のように第二の閾値を設定しても良い。
〈実施形態4〉
図14は、実施形態4に係る運転制御システムの構成例を示すブロック図である。前述の実施形態1〜3では、不足電力継電器27が、運転制御装置を構成した例を示したが、これに限らず、逆電力継電器26が、運転制御装置を構成しても良い。
図14に示す逆電力継電器26は、停止指示部271及び稼動指示部272を備え、電力計測部31〜33と共に運転制御装置を構成する。なお、停止指示部271及び稼動指示部272により、各発電設備2−1〜2−3の停止又は可動を制御する構成は前述の実施形態1〜3と同じであり、実施形態1〜3の何れの構成を採用しても良い。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては本発明を、発電設備として太陽光発電モジュール13を備えた運転制御システム11に適用した例について説明したが、太陽光発電モジュール13の代わりに風力発電モジュールや、潮力発電モジュール、水力発電モジュール、地熱発電モジュールなどの他の再生可能エネルギーを用いるシステムに適用しても構わない。
11 運転制御システム
12 商用電力系統
13 太陽光発電モジュール
14 負荷
2−1〜2−3 発電設備
22 パワーコンディショナ
23 電力線
24 信号線
26 逆電力継電器
27 不足電力継電器
28 開閉器
31 電力計測部(順潮流計測部)
32 電力計測部(負荷計測部)
33 電力計測部(発電計測部)
271 停止指示部
272 稼動指示部

Claims (6)

  1. 商用電力系統から受電した電力を負荷へ供給する需要側電線路と接続し、当該需要側電線路を介して前記負荷へ電力を供給する複数の発電設備の運転を制御する運転制御装置であって、
    前記商用電力系統から前記負荷へ供給される順潮流電力を計測する順潮流計測部と、
    前記順潮流電力が第一の閾値未満の場合に、前記複数の発電設備の少なくとも一部を停止させる停止指示部と、
    前記順潮流電力が第二の閾値を超えた場合に、停止中の発電設備の少なくとも一部を稼動させる稼動指示部と、
    を備える運転制御装置。
  2. 前記負荷が消費する負荷電力を計測する負荷計測部を備え、
    前記停止指示部が、前記負荷電力から前記順潮流電力を減じて前記発電設備によって発電した発電電力を求め、前記発電電力に基づいて前記第一の閾値を設定し、
    前記稼動指示部が、前記発電電力に基づいて前記第二の閾値を設定する請求項1に記載の運転制御装置。
  3. 前記停止指示部が、前記複数の発電設備によるそれぞれの発電電力を計測する発電計測部から計測結果を取得し、前記複数の発電設備のうち、停止させる発電設備を各発電設備の発電電力に基づいて決定し、
    前記稼動指示部が、前記発電計測部から計測結果を取得し、稼動させる発電設備を各発電設備の発電電力に基づいて決定する請求項1に記載の運転制御装置。
  4. 前記停止指示部が、前記複数の発電設備によるそれぞれの発電電力を計測する発電計測部から計測結果を取得し、前記発電電力に基づいて前記第一の閾値を設定し、
    前記稼動指示部が、前記発電計測部から計測結果を取得し、前記発電電力に基づいて前記第二の閾値を設定する請求項1に記載の運転制御装置。
  5. 商用電力系統から受電した電力を負荷へ供給する需要側電線路と接続し、当該需要側電線路を介して前記負荷へ電力を供給する複数の発電設備の運転を制御する運転制御方法であって、
    前記商用電力系統から前記負荷へ供給される順潮流電力を計測する工程と、
    前記順潮流電力が第一の閾値未満の場合に、前記複数の発電設備の少なくとも一部を停止させる工程と、
    前記順潮流電力が第二の閾値を超えた場合に、停止中の発電設備の少なくとも一部を稼動させる工程と、
    を含む運転制御方法。
  6. 商用電力系統から受電した電力を負荷へ供給する需要側電線路と接続し、当該需要側電線路を介して前記負荷へ電力を供給する複数の発電設備と、
    前記複数の発電設備から前記商用電力系統への逆潮流電力を検出した場合に前記複数の発電設備を停止させる逆電力継電器と、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の運転制御装置と、
    を備える運転制御システム。
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