JP2001352682A - インバータ装置および電力を商用系統に逆潮流する方法 - Google Patents

インバータ装置および電力を商用系統に逆潮流する方法

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JP2001352682A
JP2001352682A JP2000173453A JP2000173453A JP2001352682A JP 2001352682 A JP2001352682 A JP 2001352682A JP 2000173453 A JP2000173453 A JP 2000173453A JP 2000173453 A JP2000173453 A JP 2000173453A JP 2001352682 A JP2001352682 A JP 2001352682A
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power
inverter device
output
specific load
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JP2000173453A
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Hiroichi Kodama
博一 小玉
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用系統の電圧が上限値を超えないように商
用系統に電力を逆潮流すること。 【解決手段】 太陽電池2からの出力を交流電力に変換
する昇圧回路11、直流コンデンサ13、スイッチング
素子群12を有し、変換された交流電力を低圧配電線3
に逆潮流するインバータ装置100は、複数のインバー
タ装置が低圧配電線3に接続される連係点6における電
圧を検出するための検出回路7と、検出回路7により検
出された電圧に応じて、昇圧回路11の出力を制御する
制御回路15とを備える。複数のインバータ装置に応じ
て変動する商用系統の電圧を正確に検出することができ
るので、商用系統の電圧が上限値を超えないように商用
系統に電力を逆潮流することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータ装置
および電力を商用系統に逆潮流する方法に関し、特に、
太陽電池等の直流電源からの電力を商用系統に逆潮流す
るインバータ装置および電力を商用系統に逆潮流する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池が発生する直流電流を交流電流
に変換して、既存の商用系統の電源に電力を供給するイ
ンバータ装置が用いられている。図6は、従来のインバ
ータ装置を示す図である。図6を参照して、従来のイン
バータ装置400は、商用系統の電源からの電力を搬送
するための低圧配電線3と柱上トランス4を介して連系
点6で接続される。インバータ装置400と連系点6と
の間は、引込線5で接続される。1つの柱上トランスに
複数台のインバータ装置が接続されることもある。
【0003】インバータ装置400は、その前段で太陽
電池2と接続されている。太陽電池で発電された直流電
流は、昇圧回路411で電圧値が350Vまで昇圧され
る。このとき、制御回路15から昇圧回路411内に設
けられたスイッチング素子に対して、20kHzの周波
数のオン/オフ信号が出力される。オン/オフ信号のデ
ューティを変化させることによって、太陽電池2の電圧
値が制御される。
【0004】昇圧回路11で昇圧された直流電圧は、直
流コンデンサ13によって平滑化される。そして、スイ
ッチング素子群12によって、50Hzまたは60Hz
の正弦波の電流波形に変換されて出力される。
【0005】インバータ装置400は、インバータ装置
400が設置されている屋内の一般負荷22に電力を供
給する。また、一般負荷22で要求される電力よりも太
陽電池2で発電されて変換された交流電力の方が大きい
場合には、その余剰電力を低圧配電線に逆潮流する。
【0006】このとき、インバータ装置400から商用
系統へ逆潮流する電力(電流)が大きくなればなるほ
ど、低圧配電線3での電圧値が上昇してしまう。このた
め、低圧配電線3の電圧値を所定の値、たとえば、10
1V+6V以内に制限するために、インバータ装置40
0は自身の出力端の電圧を電圧検出回路424で検出し
て、検出された電圧値が107V〜110V以上になっ
た場合に、インバータ装置400からの出力電力を絞る
制御を行なう。検出される出力端の電圧にある程度の幅
が許容されるのは、低圧配電線3からインバータ装置4
00までの引込線5のインピーダンス、あるいは、柱上
トランス4のインピーダンスによって、電圧降下にばら
つきが生じるためである。
【0007】このように、インバータ装置400は、自
身の出力を絞ることによって出力端の電圧を上記規定電
圧より上昇しないように制御する。これにより、インバ
ータ装置400からの逆潮流による低圧配電線3の電圧
上昇が抑制されて、低圧配電線3の電圧値が所定の値、
たとえば、101V+6V以内に維持される。
【0008】インバータ装置400は、通常の動作時に
おいては、太陽電池2の最大電力点における電圧を入力
する最大点追従制御を行なわれ、太陽電池2で発生した
電力を最大限に利用してインバータ装置から出力する。
インバータ装置400が出力を絞る制御を行なう場合に
は、上述した最大電力追従制御を行なわずに、太陽電池
2の最大電力点からずらした電圧が入力されるようにイ
ンバータ装置400が制御される。太陽電池2の最大電
力点から動作電圧をずらせばずらすほど、インバータ装
置400からの出力電力は小さくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】太陽電池2で発電した
電力をすべて商用系統に逆潮流することがエネルギの有
効利用という観点からは望ましい。しかしながら、イン
バータ装置400が出力を絞る制御を行なう場合に、太
陽電池2の最大電力点から動作電圧をずらすことにより
減少する電力は、太陽電池2から発電される電力が熱エ
ネルギに変換されて、太陽電池2自身が発熱する。本来
は商用系統へ逆潮流できる電力を無駄に太陽電池2内の
発熱によって放棄していることになる。このように、太
陽電池2が発電する能力を有するにもかかわらず、発電
した電力の一部を破棄しなければならないという問題が
ある。
【0010】さらに、太陽電池2の温度が上昇すること
で、太陽電池2の出力特性が低下し、太陽電池2の出力
も低下してしまうといった問題がある。
【0011】また、従来のインバータ装置400では、
柱上トランス4からインバータ装置400までの引込線
3のインピーダンスを考慮して、107Vから110V
という規定値を個別に設定していた。このため、実際
に、低圧配電線3の電圧が107V以下に抑制されてい
るかどうかが疑わしいといった問題がある。
【0012】これらの問題は、1台の柱上トランジスタ
に複数台のインバータ装置が接続された場合により顕著
に発生する。これは、複数台のインバータ装置がそれぞ
れ単独で出力電力を絞る制御を行なうことによるもので
ある。すなわち、それぞれのインバータ装置で、柱上ト
ランジスタからの引込線5の長さ(換言すれば引込線5
のインピーダンス)が異なるため、低圧配電線3の電圧
に対するインバータ装置の出力端の電圧が互いに異な
る。その結果、それぞれのインバータ装置が出力を絞る
程度が異なったり、出力を絞り始めるタイミングがずれ
たりする。そして、極端な場合には、複数のインバータ
装置のうち1台のみが出力を絞る制御を行なって低圧配
電線3の電圧上昇抑制に寄与するが、その他のインバー
タ装置は出力を絞る制御を行なわない場合があった。こ
れでは、インバータ装置の使用者間で不公平となるとい
う問題がある。
【0013】さらに、低圧配電線3の電圧値は配電網の
場所により、あるいは、時間帯によりばらつきがある。
たとえば105Vの電圧で電力が供給されている需要家
が、インバータ装置を取付けた場合には、インバータ装
置の出力端の電圧値がもともと高いために、上限の10
7Vになるまでしか電力を逆潮流できない。このため、
インバータ装置から出力することができる電力が小さく
なってしまう。また、工場などが密集した地域の需要家
にとっては、工場の電力消費が一時中断する正午から1
3時の時間帯において低圧配電線3の電圧が上昇するた
め、太陽電池2が最も発電量の多い時間帯において、イ
ンバータ装置の出力を絞る制御を行なわなければならな
いといった問題がある。
【0014】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたもので、この発明の目的は、商用系統の電圧が
上限値を超えないように商用系統に電力を逆潮流するこ
とが可能なインバータ装置を提供することである。
【0015】この発明の他の目的は、インバータ装置の
使用者間における不公平をなくすことが可能なインバー
タ装置を提供することである。
【0016】この発明のさらに他の目的は、直流電源か
らの出力を有効に利用することが可能なインバータ装置
を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面によれば、インバータ装置は、
直流電源からの出力を交流電力に変換する変換手段を有
し、変換手段により変換された電力を商用系統に逆潮流
するインバータ装置において、複数のインバータ装置が
商用系統に接続される分岐点における電圧を検出するた
めの電圧検出手段と、電圧検出手段により検出された電
圧に応じて、変換手段の出力を制御する制御手段とを備
える。
【0018】この発明に従うと、複数のインバータ装置
が商用系統に接続される分岐点における電圧が検出さ
れ、検出された電圧に応じて、直流電源からの出力を交
流電力に変換する変換手段の出力が制御される。商用系
統の電圧は、複数のインバータ装置の負荷に応じて変動
する。このため、変動する商用系統の電圧を正確に検出
することができるので、商用系統の電圧が上限値を超え
ないように商用系統に電力を逆潮流することが可能なイ
ンバータ装置を提供することができる。
【0019】また、商用系統に複数のインバータ装置が
連系された場合には、複数のインバータ装置は、1つの
分岐点で検出された電圧に応じて、変換手段の出力を制
御する。このため、複数のインバータ装置で同じ制御が
なされ、インバータ装置の使用者間における不公平をな
くすことが可能なインバータ装置を提供することができ
る。
【0020】この発明の他の局面によれば、インバータ
装置は、直流電源からの出力を交流電力に変換する変換
手段を有し、変換手段により変換された電力を商用系統
に逆潮流するインバータ装置において、商用系統との連
系点における電圧を検出するための電圧検出手段と、商
用系統に接続された特定負荷を能動化させるための能動
化手段とを備え、能動化手段は、電圧検出手段により検
出された電圧が所定値を超え、かつ、変換手段からの電
力の出力が可能な場合に、特定負荷を能動化させること
を特徴とする。
【0021】この発明に従えば、変換手段により直流電
源からの出力が交流電力に変換される。商用系統との連
系点における電圧が検出され、検出された電圧が所定値
を超え、かつ、変換手段からの電力の出力が可能な場合
に、特定負荷が能動化される。このため、商用系統の電
圧が上限値を超えないように商用系統に電力を逆潮流す
ることができる。また、変換手段から出力される電力が
特定負荷で消費されるので、直流電源からの出力を有効
に利用することが可能なインバータ装置を提供すること
ができる。
【0022】好ましくは、インバータ装置は、電圧検出
手段により検出された電圧に応じて、変換手段の出力を
制御する制御手段と、制御手段による制御と能動化手段
による制御とを切換えるための切換手段とをさらに備え
る。
【0023】この発明に従えば、制御手段による制御と
能動化手段による制御とが切換えられるので、変換手段
から出力される電力を商用系統に逆潮流するか、特定負
荷で消費するかを選択することができる。
【0024】好ましくは、インバータ装置の能動化手段
は、特定負荷を能動化するときにはオン信号を送信し、
能動化しないときにはオフ信号を送信することを特徴と
する。
【0025】この発明に従えば、特定負荷を能動化する
ときにはオン信号が送信され、能動化しないときにはオ
フ信号が送信される。このため、特定負荷のオン/オフ
制御が可能になる。
【0026】好ましくは、インバータ装置の能動化手段
は、特定負荷に検出手段で検出された電圧に比例した電
圧または電流の信号を送信することを特徴とする。
【0027】この発明に従えば、能動化手段は、検出手
段により検出された電圧に比例した電圧または電流の信
号が特定負荷に送信される。このため、特定負荷の消費
電力を検出された電圧に比例した電圧または電流の信号
に応じて決めることができる。その結果、特定負荷の消
費電力を連続的または段階的に制御することができ、商
用系統へ逆潮流する電力を連続的または段階的に変化さ
せることができる。
【0028】好ましくは、インバータ装置の切換手段
は、能動化手段により負荷が能動化されてもなお電圧検
出手段により検出された電圧が所定値を超える場合に
は、制御手段による制御を可能とすることを特徴とす
る。
【0029】この発明に従えば、能動化手段により負荷
が能動化されてもなお電圧検出手段により検出された電
圧が所定値を超える場合には、制御手段による制御が可
能となる。このため、変換手段から出力される電力を有
効に利用することができる。
【0030】好ましくは、連系点は、複数のインバータ
装置が商用系統に接続される分岐点であることを特徴と
する。
【0031】この発明に従えば、連系点が、商用系統に
接続される複数のインバータ装置の分岐点なので、複数
のインバータ装置は、1つの分岐点で検出された電圧に
応じて、変換手段の出力を制御する。このため、複数の
インバータ装置で同じ制御がなされ、インバータ装置の
使用者間における不公平をなくすことができる。
【0032】この発明のさらに他の局面によれば、電力
を商用系統に逆潮流する方法は、直流電源からの出力を
交流電力に変換し、変換された電力を商用系統に逆潮流
する方法であって、商用系統との連系点における電圧を
検出するステップと、電圧検出手段により検出された電
圧が所定値を超え、かつ、変換手段からの電力の出力が
可能な場合に、商用系統に接続された特定負荷を能動化
させるステップとを含む。
【0033】この発明に従えば、直流電源からの出力が
交流電力に変換され、商用系統との連系点における電圧
が検出され、検出された電圧が所定値を超え、かつ、変
換手段からの電力の出力が可能な場合に、特定負荷が能
動化される。このため、商用系統の電圧が上限値を超え
ないように商用系統に電力を逆潮流することができる。
また、変換手段から出力される電力が特定負荷で消費さ
れるので、直流電源からの出力を無駄に消費することが
ない。
【0034】好ましくは、電力を商用系統に逆潮流する
方法の能動化ステップは、特定負荷に検出ステップで検
出された電圧に比例した電圧または電流の信号を送信す
るステップを含むことを特徴とする。
【0035】この発明に従えば、検出手段により検出さ
れた電圧に比例した電圧または電流の信号が特定負荷に
送信されるので、特定負荷の消費電力を検出された電圧
に比例した電圧または電流の信号に応じて決めることが
できる。その結果、特定負荷の消費電力を連続的または
段階的に制御することができ、商用系統へ逆潮流する電
力を連続的または段階的に変化させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当する部材を示す。
【0037】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるインバータ装置の低圧配電線と
の接続を説明するための図である。図1を参照して、第
1の実施の形態におけるインバータ装置100は、直流
電源としての太陽電池2と接続され、太陽電池2から出
力される直流電力を交流電力に変換する。
【0038】また、インバータ装置100は、商用電源
からの電力を搬送するための低圧配電線3と柱上トラン
ス4を介して接続される。柱上トランス4とインバータ
装置100との間は、引込線5で接続されている。柱上
トランス4と引込線5との接続点を連系点6という。
【0039】インバータ装置100は、太陽電池2から
出力される直流電力を交流電力に変換し、変換した電力
を低圧配電線3に対して逆潮流する。
【0040】柱上トランス4からはインバータ装置10
0以外にも、他のインバータ装置100A、インバータ
装置100B等の複数台のインバータ装置がそれぞれ引
込線5A、引込線5Bでそれぞれ連系点6で接続されて
いる。
【0041】また、連系点6における配電線電圧を検出
する検出回路7が設けられている。検出回路7と各イン
バータ装置100,100A,100Bとは、信号ライ
ン8,8A,8Bで接続されている。検出回路7は、検
出した配電線電圧が予め設定された規定電圧を超えた場
合に所定の信号を各インバータ装置100,100A,
100Bに出力する。また、検出回路7が各インバータ
装置100,100A,100Bに出力する信号を、検
出した配電線電圧に比例した電圧または電流の信号とし
てもよい。
【0042】インバータ装置100,100A,100
Bでは、低圧配電線3の電圧(連系点6の電圧)が予め
定められた規定値範囲(たとえば101V±6V)から
逸脱しないように制御する。すなわち連系点6の電圧が
規定値範囲よりも上昇した場合には、低圧配電線に電力
を逆潮流しているインバータ装置100,100A,1
00Bの出力電力を低減するように制御する。
【0043】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
るインバータ装置100の詳細な構成を示すブロック図
である。図2を参照して、インバータ装置100は、太
陽電池2から入力される直流電流を交流電力に変換し、
低圧配電線3に対して電力を逆潮流させる装置である。
【0044】インバータ装置100は、インバータ装置
100の全体を制御するための制御回路15と、太陽電
池2から入力された直流電流を昇圧する昇圧回路11
と、昇圧された直流電力を交流電力に変換するスイッチ
ング素子群12と、昇圧回路11とスイッチング素子群
12との間に設けられた直流コンデンサ13と、インバ
ータ装置100の出力端に設けられ、低圧配電線3とイ
ンバータ装置とを連系させるための連系用開閉器14
と、インバータ装置100の外部からの信号を入力して
制御回路15へ送信する外部信号入力部16とを含む。
【0045】太陽電池2から入力される電力が昇圧回路
11に入力される。昇圧回路11では、入力された直流
を所定の電圧値、たとえば350Vまで昇圧する。この
とき、制御回路15から昇圧回路内に設けられたスイッ
チング素子に対して、一定の周波数、たとえば20kH
zのオン/オフ信号が出力される。オン/オフ信号のデ
ューティを変化させることによって、太陽電池2側、換
言すれば昇圧回路11の入力側の電圧値が制御される。
【0046】インバータ装置100の通常運転時におい
ては、制御回路15は、昇圧回路11の入力電圧が、太
陽電池2から最大出力電力を得ることができる電圧値に
なるようにオン/オフ信号のデューティ比を制御する。
【0047】図3は、太陽電池の電圧・電力特性を示す
図である。図3を参照して、A点において太陽電池から
の最大出力電力が最大となる。制御回路15では、A点
の電圧値である電圧値Vaが得られるようにオン/オフ
信号を昇圧回路11に出力する。
【0048】図2に戻って、昇圧回路11で昇圧された
直流電圧は、直流コンデンサ13によって平滑化され
る。そして、50Hzまたは60Hzの正弦波の電流波
形に変換する波形制御が、制御回路15からの信号に従
ってスイッチング素子群12によって行なわれる。
【0049】インバータ装置100の出力端に設けられ
た連系用開閉器14は、制御回路15からの信号に従っ
て、低圧配電線3との解列・連系を切換える。
【0050】制御回路15は、検出回路7から低圧配電
線3の電圧値が上昇したことを示す信号が外部信号入力
部16に入力されると、入力された信号に応じて昇圧回
路11のデューティ比を制御する。検出回路7から外部
信号入力部16に入力される信号は、電圧信号、電流信
号、あるいはオン/オフ信号である。
【0051】制御回路15による昇圧回路11の制御
は、デューティ比を段階的または連続的に変化させるも
のである。図3を参照して、通常はA点の入力電圧で動
作していたインバータ装置100が、デューティ比を変
化させることで、例えばB点の入力電圧に移動する。デ
ューティ比を段階的または連続的に変化させることによ
り、インバータ装置100の入力電圧が段階的または連
続的に変化する。これに伴って、インバータ装置100
からの出力電力が段階的または連続的に変化する。
【0052】出力電力の段階的な変化とは、検出回路7
から外部信号入力部16に入力される信号がオン/オフ
信号の場合に、出力電力を外部信号入力部16にオフ信
号が入力されると次にオン信号が入力されるまで所定の
時間間隔で所定の電力を低減させ、オン信号が入力され
ると次にオフ信号が入力されるまで所定の時間間隔で所
定の電力を増加させることをいう。
【0053】出力電力の連続的な変化とは、検出回路7
から外部信号入力部16に入力される信号を連系点6に
おける電圧の上昇量に応じた電圧信号または電流信号と
した場合に、出力電力を外部信号入力部16に入力され
る信号に比例して連続的に変化させることをいう。
【0054】このように、外部信号入力部16に入力さ
れる信号のレベル、または、回数により、インバータ装
置100の出力を段階的または連続的に変化させる制御
を行なうことにより、フィードバック制御がかかり、イ
ンバータ装置100の出力が一義的に決定される。
【0055】以上説明したように、第1の実施の形態に
おけるインバータ装置100は、検出回路7から入力さ
れた信号に応じて出力電力または出力電流を段階的また
は連続的に低減するので、低圧配電線3の電圧(連系点
6の電圧)が予め定められた規定値範囲(たとえば10
1V±6V)から逸脱しないようにすることができる。
【0056】また、連系点6に複数のインバータ装置が
接続された場合であっても、それぞれのインバータ装置
の出力端の電圧でなく、検出回路7で検出された連系点
6の電圧が基準となって複数のインバータ装置で出力電
力が制御されるので、複数のインバータ装置で低減する
電力の量や低減するタイミングがほぼ同じとなる。
【0057】さらに、インバータ装置では、出力電力ま
たは出力電流を段階的または連続的に低減するので、複
数のインバータ装置が接続された場合であっても、それ
ぞれのインバータ装置100,100A,100Bが出
力する電力の低減を開始するタイミング、低減させる電
力の量は、複数のインバータ装置の間でほぼ統一され
る。このため、各インバータ装置で低減する電力または
電流の量に大きな違いが発生しない。
【0058】なお、複数台のインバータ装置100,1
00A,100Bに優先順位を付けておき、インバータ
装置側の設定または、検出回路7からの信号によって、
複数台のインバータ装置100,100A,100Bに
おいて優先的に出力を低減するインバータ装置、また
は、優先的に出力制限をしないインバータ装置を選択す
ることも可能である。
【0059】また、検出回路7からインバータ装置10
0,100A,100Bへの信号を信号ライン8で送信
するようにしたが、無線で行なうことも、電力線搬送で
行なうことも可能である。
【0060】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
の形態におけるインバータ装置200の概略構成を示す
ブロック図である。図4を参照して、第2の実施の形態
におけるインバータ装置200は、直流電源としての太
陽電池2と接続され、太陽電池2から出力される直流電
力を交流電力に変換する。また、インバータ装置200
は、商用電源からの電力を搬送するための低圧配電線3
と柱上トランス4を介して接続される。柱上トランス4
とインバータ装置200との間は、引込線5で接続され
ている。柱上トランス4と引込線5との接続点は、連系
点6である。
【0061】インバータ装置200は、インバータ装置
200の全体を制御するための制御回路15と、太陽電
池2から入力された直流電流を昇圧する昇圧回路11
と、昇圧された直流電力を交流電力に変換するスイッチ
ング素子群12と、昇圧回路11とスイッチング素子群
12との間に設けられた直流コンデンサ13と、インバ
ータ装置200の出力端に設けられ、低圧配電線3とイ
ンバータ装置とを連系させるための連系用開閉器14
と、連系用開閉器14の出力端側の電圧を検出する電圧
検出回路24と、インバータ装置200から出力される
出力電力または出力電流を低減する出力制御部26と、
制御回路15からの指示に基づきインバータ装置200
の外部へ信号を出力するための外部信号出力部25と、
出力低減モードと負荷能動化モードとのいずれかの制御
モードに切換えるための制御モード切換部27とを含
む。
【0062】インバータ装置200は、電力需要家内の
一般負荷装置22と、特定負荷装置23とに対して電力
供給を行なう。
【0063】また、インバータ装置200は、オン/オ
フ切換部28と接続されている。オン/オフ切換部28
は、外部信号出力部25から信号が入力され、入力され
た信号に応じて、特定負荷装置23のオン/オフを切換
える制御を行なう。また、オン/オフ切換部28は、特
定負荷に供給する電力を制御するための負荷電力制御部
29を有し、外部信号出力部25から入力された信号に
応じた電力を特定負荷装置23に供給することにより、
特定負荷を動作させる。
【0064】特定負荷装置23は、たとえば、電気温水
器、蓄電池充電装置、蓄冷熱装置などの電気エネルギを
熱エネルギ等の他のエネルギに変換して蓄えることが可
能な負荷装置、あるいは、空調システム、屋根裏換気な
どの家庭内換気装置など断続的に動作させても所定の効
果を得ることができる装置がよい。
【0065】制御モード切換部27は、出力低減モード
と負荷能動化モードとのいずれかの制御モードに切換え
る。いずれかのモードを選択的に切換えてもよいし、2
つのモードで同時に動作させるようにしてもよい。
【0066】出力低減モードとは、第1の実施の形態に
おけるインバータ装置200の制御回路15で行なわれ
る処理と同様の処理を行なうモードである。出力低減モ
ードにおいて制御回路15は、電圧検出回路24からイ
ンバータ装置200の出力端の電圧値が上昇したことを
示す信号が出力制御部26に入力された場合に、入力さ
れた信号に応じて昇圧回路11のデューティ比を制御す
る。デューティ比の制御については、すでに説明したの
でここでは説明を繰り返さない。
【0067】負荷能動化モードとは、外部信号出力部2
5からオン/オフ切換部28に対して信号を出力するこ
とにより、特定負荷装置23のオン/オフを切換える制
御を行なうモードである。
【0068】第2の実施形態におけるインバータ装置2
00は、インバータ装置200の出力端電圧を電圧検出
回路24で検出する。そして、検出された電圧値が予め
設定した規定値電圧以上であること、および、インバー
タ装置200からの出力が可能であることを制御回路1
5で判断し、2つの条件がともに満たされる場合に、負
荷能動化モードまたは/および出力低減モードとする。
【0069】インバータ装置200の出力端の電圧値
は、インバータ装置200から低圧配電線3へ逆潮流す
る電力(電流)が大きくなればなるほど上昇する。この
ため、インバータ装置200が設置された需要家の特定
負荷装置23を動作させることで、インバータ装置20
0からの出力が低圧配電線3に逆潮流するよりも優先し
て特定負荷装置23に供給される。これにより、低圧配
電線3への逆潮流電力を低減することができる。その結
果、インバータ装置200の出力端の電圧、ひいては低
圧配電線3の電圧の上昇を抑制することができる。
【0070】外部信号出力部25から出力する信号出力
は、電圧検出回路24により検出された出力端の電圧値
が予め設定された規定電圧値以上であり、かつ、インバ
ータ装置200からの出力が可能である場合にはオン信
号であり、規定電圧値に達しない場合、または、インバ
ータ装置からの出力がない場合にはオフ信号である。
【0071】オン/オフ切換部28は、外部信号出力部
25からオン/オフ信号を受信して、特定負荷装置23
(たとえばエアコンディション)の起動、停止を制御す
る。制御方法が簡単なので、オン/オフ切換部28を既
存の特定負荷装置23と接続することにより、簡単に構
成することができる。
【0072】オン/オフ切換部28で特定負荷装置23
を動作させた場合、特定負荷装置23ではインバータ装
置200の出力電力が消費される。このため、特定負荷
装置23を動作させることにより、インバータ装置20
0から低圧配電線3への逆潮流電力を低減させることが
できる。その結果、インバータ装置200の出力端電
圧、ひいては低圧配電線3の電圧の上昇を抑制すること
ができる。
【0073】ただし、特定負荷装置23の消費電力によ
っては、特定負荷を動作させると同時にインバータ装置
200の出力端の電圧が規定の電圧よりも低下する場合
がある。これに応じてインバータ装置からのオン/オフ
切換部28への信号がオフ信号となり、特定負荷装置2
3の起動、停止がチャタリング(起動と停止とを繰返す
現象)する場合がある。これに対応するために、オン/
オフ切換部28では、特定負荷装置23を起動させた後
一定時間はオン状態を継続するタイム機能などを付加し
て、特定負荷装置23のオン/オフのチャタリングを防
止するのがよい。
【0074】また、外部信号出力部25から出力される
信号を、インバータ装置200の出力端の電圧を検出し
て、その電圧値が予め設定された規定の電圧値以上であ
り、かつ、インバータ装置200からの出力が可能であ
る場合に、インバータ装置200の出力端の電圧に比例
した電圧信号または電流信号、あるいは規定電圧値から
の電圧上昇分に比例した電圧信号または電流信号とする
ことができる。
【0075】この場合には、オン/オフ切換部28は、
外部信号出力部25から電圧信号または電流信号を受信
する。そして、負荷電力制御部29は、受信した電圧信
号または電流信号に応じた消費電力を特定負荷装置23
に供給する。これにより、インバータ装置200の出力
端の電圧値が高いほど、あるいは規定電圧値からの上昇
分が大きいほど特定負荷装置23の消費電力が大きくな
り、逆にインバータ装置200の出力端の電圧値が低い
ほど、あるいは規定電圧値からの上昇分が小さいほど特
定負荷装置23の消費電力が小さくなる。この結果、イ
ンバータ装置200から低圧配電線3への逆潮流電力を
低減することができ、インバータ装置200の出力端の
電圧、ひいては低圧配電線3の電圧の上昇を抑制するこ
とができる。
【0076】一方、インバータ装置200の出力端の電
圧値の上昇が抑制されることにより、エアコンの冷房能
力が低下する。特定負荷装置23の消費電力を、電圧値
の上昇に合せて連続的または段階的に制御することで、
フィードバック制御系が完成し、自動的に特定負荷装置
23の消費電力が一義的に決定される。そして、インバ
ータ装置200の出力端での電圧値は、規定の電圧値以
下に制御される。このように、特定負荷装置23の消費
電力の段階的または連続的な制御は、負荷電力制御部2
9を用いて実現することができる。
【0077】また、インバータ装置200では、インバ
ータ装置200の出力端の電圧値を検出して、その電圧
が規定値以上に上昇した場合、かつ、インバータ装置2
00からの出力が可能な場合には、そのことを示す出力
信号をオン/オフ切換部28に出力することで、特定負
荷装置23を動作させても、インバータ装置の出力端電
圧が規定値以上に上昇する場合がある。このように、負
荷能動化モードにおいてもインバータ装置200から出
力される電力が十分に大きいために低圧配電線3への逆
潮流する電力を低減することができず、インバータ装置
の出力端電圧の電圧上昇を抑えることができない場合
は、制御モード切換部27において負荷能動化モードに
併せて出力低減モードとする。これにより、低圧配電線
3への逆潮流電力を低減して電圧上昇を抑えることがで
きる。
【0078】このように、制御モード切換部でモードを
切換えることにより、インバータ装置200の出力電力
が絞られる。これにより、インバータ装置200の出力
を低減する量をできるだけ低く抑えることが可能とな
る。
【0079】[第3の実施の形態]図5は、第3の実施
の形態におけるインバータ装置300の概略構成を示す
ブロック図である。図5を参照して、第3の実施の形態
におけるインバータ装置300は、直流電源としての太
陽電池2と接続され、太陽電池2から出力される直流電
力を交流電力に変換する。また、インバータ装置300
は、商用電源からの電力を搬送するための低圧配電線3
と柱上トランス4を介して接続される。柱上トランス4
とインバータ装置300との間は、引込線5で接続され
ている。柱上トランス4と引込線5との接続点は、連系
点6である。
【0080】また、連系点6における配電線電圧を検出
する検出回路7が設けられている。検出回路7とインバ
ータ装置300とは、信号ライン8で接続されている。
検出回路7は、検出した配電線電圧が予め設定された規
定電圧を超えた場合に所定の信号を各インバータ装置3
00に出力する。また、検出回路7がインバータ装置3
00に出力する信号を、検出した配電線電圧に比例した
電圧または電力の信号としてもよい。
【0081】インバータ装置300は、インバータ装置
300の全体を制御するための制御回路15と、太陽電
池2から入力された直流電流を昇圧する昇圧回路11
と、昇圧された直流電力を交流電力に変換するスイッチ
ング素子群12と、昇圧回路11とスイッチング素子群
12との間に設けられた直流コンデンサ13と、インバ
ータ装置1の出力端に設けられ、低圧配電線3とインバ
ータ装置とを連系させるための連系用開閉器14と、検
出回路7からの信号を入力して制御回路15に送信する
ための外部信号入力部16と、制御回路15からの指示
に基づきインバータ装置300の外部へ信号を出力する
ための外部信号出力部25と、出力低減モードと負荷能
動化モードとを切換えるための制御モード切換部27と
を含む。
【0082】インバータ装置300は、電力需要家内の
一般負荷装置22と、特定負荷装置23とに対して電力
供給を行なう。
【0083】また、インバータ装置300は、オン/オ
フ切換部28と接続されている。オン/オフ切換部28
は、外部信号出力部25から信号が入力され、入力され
た信号に応じて、特定負荷装置23のオン/オフを切換
える制御を行なう。また、オン/オフ切換部28は、特
定負荷に供給する電力を制御するための負荷電力制御部
29を有し、外部信号出力部25から入力された信号に
応じた電力を特定負荷装置23に供給することにより、
特定負荷を動作させる。
【0084】制御モード切換部27は、出力低減モード
と負荷能動化モードとの切換えを行なう。いずれかのモ
ードを選択的に切換えてもよいし、2つのモードで同時
に動作させるようにしてもよい。
【0085】第3の実施形態におけるインバータ装置3
00は、検出回路7で検出された連系点6における配電
線の電圧値が予め設定した規定値電圧以上であること、
および、インバータ装置300からの出力が可能である
ことを制御回路15で判断し、2つの条件がともに満た
される場合に、負荷能動化モードまたは/および出力低
減モードとする。
【0086】このように、インバータ装置300は、太
陽電池2から入力される直流電力を交流電力に変換して
一般負荷装置22とに対して電力供給を行なう。また、
インバータ装置300は、一般負荷装置22で消費でき
ない電力を低圧配電線3に対して電力を逆潮流する。
【0087】連系点6の電圧値は、インバータ装置30
0から低圧配電線3へ逆潮流する電力(電流)が大きく
なればなるほど上昇する。このため、インバータ装置3
00が設置された需要家の特定負荷装置23を動作させ
ることで、インバータ装置300からの出力が低圧配電
線3に逆潮流するよりも優先して特定負荷装置23に供
給される。これにより、低圧配電線3への逆潮流電力を
低減することができる。その結果、インバータ装置30
0の出力端の電圧、ひいては低圧配電線3の電圧の上昇
を抑制することができる。
【0088】外部信号出力部25から出力する信号出力
は、検出回路7により検出された電圧値が予め設定され
た規定電圧値以上であり、かつ、インバータ装置300
からの出力が可能である場合にはオン信号であり、規定
電圧値に達しない場合、または、インバータ装置からの
出力がない場合にはオフ信号である。
【0089】また、外部信号出力部25から出力される
信号を、インバータ装置300の出力端の電圧を検出し
て、その電圧値が予め設定された規定の電圧値以上であ
り、かつ、インバータ装置300からの出力が可能であ
る場合に、インバータ装置300の出力端の電圧に比例
した電圧信号または電流信号、あるいは規定電圧値から
の電圧上昇分に比例した電圧信号または電流信号とする
ことができる。
【0090】外部信号出力部25から出力する信号出力
がオン/オフ信号、または、電流もしくは電圧信号であ
る場合におけるオン/オフ切換部28については、第2
の実施の形態において説明したオン/オフ切換部28と
同様であるので、ここでは説明を繰り返さない。
【0091】一方、連系点6の電圧値の上昇が抑制され
ることにより、エアコンの冷房能力が低下する。特定負
荷装置23の消費電力を、電圧値の上昇に合せて連続的
または段階的に制御することで、フィードバック制御系
が完成し、自動的に特定負荷装置23の消費電力が一義
的に決定される。そして、インバータ装置300の出力
端での電圧値は、規定の電圧値以下に制御される。この
ように、特定負荷装置23の消費電力の段階的または連
続的な制御は、負荷電力制御部29を用いて実現するこ
とができる。
【0092】また、インバータ装置300では、検出回
路7で検出された連系点6の電圧が規定値以上に上昇し
た場合、かつ、インバータ装置300からの出力が可能
な場合には、そのことを示す出力信号をオン/オフ切換
部28に出力することで、特定負荷装置23を動作させ
ても、連系点6の電圧が規定値以上に上昇する場合があ
る。このように、負荷能動化モードにおいてもインバー
タ装置300から出力される電力が十分に大きいために
低圧配電線3への逆潮流する電力を低減することができ
ず、インバータ装置の出力端電圧の電圧上昇を抑えるこ
とができない場合は、制御モード切換部27において不
可能動化モードに併せて出力低減モードとする。これに
より、低圧配電線3への逆潮流電力を低減して電圧上昇
を抑えることができる。
【0093】このように、制御モード切換部でモードを
切換えることにより、インバータ装置300の出力電力
が絞られる。これにより、インバータ装置300の出力
を低減する量をできるだけ低く抑えることが可能とな
る。
【0094】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるインバー
タ装置の低圧配電線との接続を説明するための図であ
る。
【図2】 本発明の第1の実施の形態におけるインバー
タ装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】 太陽電池の電圧・電力特性を示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態におけるインバー
タ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態におけるインバー
タ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】 従来のインバータ装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 インバータ装置、2 太陽電池、3 低圧配電
線、4 柱上トランス、5 引込線、6 連系点、11
昇圧回路、12 スイッチング素子群、14連系用開
閉器、15 制御回路、16 外部信号入力部、22
一般負荷装置、23 特定負荷装置、24 電圧検出回
路、25 外部信号出力部、26 出力制御部、28
オン/オフ切換部、29 負荷電力制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G066 HA08 HB03 HB05 5H007 BB07 CA01 CB04 CB05 CC05 CC12 DA06 DB01 DC05 EA02 FA01 5H420 BB02 BB03 BB12 CC03 CC09 DD03 EA11 EA37 EA45 EB09 EB16 EB39 FF03 FF24 FF26 LL02 LL10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源からの出力を交流電力に変換す
    る変換手段を有し、前記変換手段により変換された電力
    を商用系統に逆潮流するインバータ装置において、 複数のインバータ装置が前記商用系統に接続される分岐
    点における電圧を検出するための電圧検出手段と、 前記電圧検出手段により検出された電圧に応じて、前記
    変換手段の出力を制御する制御手段とを備えた、インバ
    ータ装置。
  2. 【請求項2】 直流電源からの出力を交流電力に変換す
    る変換手段を有し、前記変換手段により変換された電力
    を商用系統に逆潮流するインバータ装置において、 前記商用系統との連系点における電圧を検出するための
    電圧検出手段と、 前記商用系統に接続された特定負荷を能動化させるため
    の能動化手段とを備え、 前記能動化手段は、前記電圧検出手段により検出された
    電圧が所定値を超え、かつ、前記変換手段からの電力の
    出力が可能な場合に、前記特定負荷を能動化させること
    を特徴とする、インバータ装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧検出手段により検出された電圧
    に応じて、前記変換手段の出力を制御する制御手段と、 前記制御手段による制御と前記能動化手段による制御と
    を切換えるための切換手段とをさらに備えた、請求項2
    に記載のインバータ装置。
  4. 【請求項4】 前記能動化手段は、前記特定負荷を能動
    化するときにはオン信号を送信し、能動化しないときに
    はオフ信号を送信することを特徴とする、請求項2また
    は3に記載のインバータ装置。
  5. 【請求項5】 前記能動化手段は、前記特定負荷に前記
    検出手段で検出された電圧に比例した電圧または電流の
    信号を送信することを特徴とする、請求項2または3に
    記載の記載のインバータ装置。
  6. 【請求項6】 前記切換手段は、前記能動化手段により
    前記特定負荷が能動化されてもなお前記電圧検出手段に
    より検出された電圧が前記所定値を超える場合には、前
    記制御手段による制御を可能とすることを特徴とする、
    請求項3〜5のいずれかに記載のインバータ装置。
  7. 【請求項7】 前記連系点は、複数のインバータ装置が
    前記商用系統に接続される分岐点であることを特徴とす
    る、請求項2〜6のいずれかに記載のインバータ装置。
  8. 【請求項8】 直流電源からの出力を交流電力に変換
    し、変換された電力を商用系統に逆潮流する方法であっ
    て、 前記商用系統との連系点における電圧を検出するステッ
    プと、 前記電圧検出手段により検出された電圧が所定値を超
    え、かつ、前記変換手段からの電力の出力が可能な場合
    に、前記商用系統に接続された特定負荷を能動化させる
    ステップとを含む、電力を商用系統に逆潮流する方法。
  9. 【請求項9】 前記能動化ステップは、前記特定負荷に
    前記検出ステップで検出された電圧に比例した電圧また
    は電流の信号を送信するステップを含むことを特徴とす
    る、請求項8に記載の電力を商用系統に逆潮流する方
    法。
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