JP2017159956A - プラスチックボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、簡易な構造を有しつつ、ボトル内部に圧力が発生した場合においても底の変形が起こり難い、耐圧性を有するプラスチックボトルを提供する。【解決手段】胴部40、および、底部50、を有するプラスチックボトルであって、前記底部は環状の底接地部51、該底接地部と前記胴部とを結ぶ環状の外壁面52、及び、該底接地部と前記底部の中心とを結ぶ内壁面53を備え、前記外壁面は前記胴部から前記底接地部に向けて下方に縮径し、前記内壁面は前記底部の中心から前記底接地部に向けて下方に拡径し、前記底接地部において前記外壁面および前記内壁面が接続してボトル下方向に凸である凸部57を形成し、前記凸部は、内壁面側の曲率半径が1.0mm以上3.0mm以下で、内壁角度が20度以上70度以下であり、前記底接地部の厚みが0.35mm超0.80mm以下である、プラスチックボトル。【選択図】図2

Description

本発明は、液体を充填するためのプラスチックボトルに関し、特に、飲料、中でも、アルコール飲料を充填するためのプラスチックボトルに関する。
近年、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート等のプラスチックを延伸ブロー成形して得られるプラスチックボトルが、ガラスに比べて耐衝撃性に優れ、軽量であるため、各種飲料を充填するための容器として広く使用されている。また、二軸延伸ブロー成形およびヒートセットにより強度向上することで、炭酸飲料やアルコール飲料等の揮発性成分が含まれている飲料を充填する容器としても用いられている。
特許文献1には、軽量化を図るために薄肉とした場合であっても、高い耐圧性及び耐衝撃性を有するプラスチックボトルとして、底部の複数の脚部の先端にリブ構造を有するプラスチックボトルが記載されている。
特許文献2には、ホットパック充填によって発生する真空圧を調整することができる容器が記載されている。
また、特許文献3には、収納液体の昇温による内圧の上昇の影響を受けても容器底の凹入部が外方に反転突出しないようにし、加温時などにおいて容器が転倒しないようにしたプラスチック容器が記載されている。
特開2011−20686号公報 特開2011−79585号公報 特開平9−240651号公報
しかしながら、特許文献1のプラスチックボトルの底部はペタロイド形状であり、脚部先端が過延伸により金型形状忠実性が不十分になり易く、また加熱した内容液を充填すると脚部先端に熱収縮変形が生じ、ボトルが傾き外観を損ね易い。
特許文献2のプラスチックボトルは、ボトル内部が陰圧の場合に該陰圧を吸収できる底部を備えたプラスチック容器であって、ボトル内部が陽圧の場合における耐圧性は有しておらず、陽圧時にはボトル底中心部が接地部より飛び出し、ボトルが正立できなくなる不具合が生じ易い。
また、特許文献3のプラスチック容器は、底部の側壁部において二軸延伸の度合いを高めて、ヒートセットすることにより、耐熱性を付与するものであるが、昨今の容器全体の軽量化を図る要求に応える場合、底部の側壁部の薄肉化は、強度不足を招く虞がある。また、当該製法で目的の機能を得るためにはボトル底部を加熱処理(ヒートセット)する必要があるため、ボトル成形機のブロー金型温調回路が複雑になり、ユーティリティーコストが高くなる。
また、50℃以上の高温の飲料を充填する場合、放冷後にボトル内部が減圧されて、胴部凹みが生じる場合があるため、飲料充填時に液体窒素を併せて注入して気化させ、予め内部圧力を高めておく場合がある。この方法は、ボトル内部に入り込む酸素量を低減できるので、飲料の品質保持の点からも好ましいのであるが、充填時の内部圧力が高い段階において、ボトル底部の接地部や凹部がボトル外側に飛び出してしまう場合があった。この場合、ボトルが直立できないばかりか、飛び出した分だけボトル内部の圧力が減少してしまい、ボトル冷却後においてボトル胴部が凹み、美観も損なわれるという不具合が生じる場合があった。
以上、本発明は、簡易な構造を有しつつ、ボトル内部に圧力が発生した場合においても底の変形が起こり難い、耐圧性を有するプラスチックボトルを提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、プラスチックボトルの底部を所定の形状とすることにより、上記課題を解決可能であること見出した。以下、参考のために、括弧内に対応する図面の参照符号を記載する。本発明は、該図面に記載された形態に限定されない。
第1の実施形態は、胴部(40)、および、底部(50)、を有するプラスチックボトルで(100)あって、
前記底部(50)は環状の底接地部(51)、該底接地部(51)と前記胴部(40)とを結ぶ環状の外壁面(52)、及び、該底接地部(51)と前記底部の中心(55)とを結ぶ内壁面(53)を備え、
前記外壁面(52)は前記胴部(40)から前記底接地部(51)に向けて下方に縮径し、前記内壁面(53)は前記底部の中心(55)から前記底接地部(51)に向けて下方に拡径し、前記底接地部(51)において前記外壁面(52)および前記内壁面(53)が接続してボトル下方向に凸である凸部(57)を形成し、
前記凸部(57)は、内壁面(53)側の曲率半径が1.0mm以上3.0mm以下で、内壁角度が20度以上70度以下であり、
前記底接地部(51)の厚みが0.35mm超0.80mm以下である、プラスチックボトルである。
ここで、「胴部」とは、ボトル胴部に強度付与のためのリブやパネルが付与された形状を含む意味である。
「底接地部」とは、プラスチックボトルの底部を下にして水平面上に設置した状態において、プラスチックボトルと該水平面とが接する箇所をいい、環状の部位である。
「底部の中心」とは、プラスチックボトルの中心軸と底部との交点をいう。
「ボトル下方向」とは、プラスチックボトルの底部を下にして水平面上に設置した状態における、鉛直下方向をいう。なお、ボトル上方向はその逆方向をいう。
また、縮径方向とは、ボトル胴部からボトルの中心軸に水平に向かう方向をいい、拡径方向とは、ボトルの中心軸からボトル胴部に水平に向かう方向をいう。
「外壁面」は、胴部から底接地部に向けて下方に縮径する環状の部位である。
「内壁面」は、底部の中心から底接地部に向けて下方に拡径する部位である。
なお、本明細書において、ボトル外側の面(外気と接する面)を外面、ボトル内側の面(飲料等の内容物と接する面)を「内面」という。
図3に示すように、底接地部(51)は、縮径方向端部(532)と拡径方向端部(522)を有して水平面Pと接地しており、縮径方向端部(532)、拡径方向端部(522)の中心位置を接地点とする。なお、底接地部(51)を微視的に見れば、縮径方向端部(532)と拡径方向端部(522)を備えた所定の面において、水平面Pと接していると言えるが、目視した場合、縮径方向端部(532)と拡径方向端部(522)とが一致しており、図3において、凸部57と水平面Pとが点接触しているように見える場合がある。本発明は、このような点接触しているように見える形態をも含む。
「内壁面側の曲率半径」とは、この接地点よりも内壁面側における凸部(57)の曲率半径をいう。
また、「内壁角度」とは、凸部(57)を構成する所定の内壁面(53)と水平面(P)とが形成する角度をいい、後に説明する内壁角度αおよび内壁角度α´を含む意味である。
第1の実施形態において、前記底接地部の半径に対する前記底部の高さの比率が0.20以上0.50以下であることが好ましい。これによって、プラスチックボトルの耐圧性をさらに向上することができる。
「底接地部の半径」とは、図2に示すように、プラスチックボトルの底部(50)を下にして水平面(P)上に配置した状態において、プラスチックボトルの中心軸(X)と水平面(P)との交点(P1)から、底接地部における接地点までの距離(r)をいう。
また、「底高さ」とは、同様の状態における、プラスチックボトルの中心軸(X)と水平面(P)との交点(P1)から底部の中心(55)の外面までの距離(h)をいう。
第1の実施形態において、前記底部の形状が重ね餅型であることが好ましい。これによって、本発明に係るプラスチックボトルの耐圧性をさらに向上することができる。
ここで、「重ね餅型」とは、プラスチックボトルの中心軸を含む縦断面において、底部の内壁面が少なくとも1つの変曲点を有していることを言う。
第1の実施形態において、前記胴部の最大直径が65mm以上75mm以下であることが好ましく、前記胴部の厚みに対する前記底接地部の厚みの比率が1.0以上5.0以下であることが好ましく、前記プラスチックボトルの重量が45g以下であることが好ましい。本発明においては、上記胴部直径を備えた所定容量のボトルにおいて、高い耐圧性を具備しつつ、所定の厚みを備えた軽量化ボトルとすることが可能である。
尚、胴部の直径は、胴部の外面の円周に対する直径である。
第1の実施形態において、前記胴部が円筒状であることが好ましい。これによって、プラスチックボトルの意匠性を向上させることが可能となり、特に、ワイン等の高級飲料を充填する際に、高級感のある意匠を付与することが可能となる。
第1の実施形態において、ゲージ圧が80kPaとなるよう50℃の液体を充填した前記プラスチックボトルにおける、充填直後の底飛び出しが1.0mm以下であることが好ましく、直立傾きが0.5mm以下であることが好ましい。
ここで、「底飛び出し」とは、ボトル底部(50)における内壁面(53)が、飛び出し前の底接地部(51)より下方向に変位し、ボトル高さが高くなることをいう。
また、「直立傾き」は、上記底飛び出しの測定における加圧後において、ボトルが傾くことをいう。
第1の実施形態のプラスチックボトルは、ガスバリア性薄膜を有していてもよい。これにより、充填物の品質を保持する窒素充填に加えて、さらに、ボトルを通した外部からのガスの侵入を防止できるので、充填物の品質をより高度に維持することが可能となる。
本発明によれば、底部に簡易な構造を有するプラスチックボトルを薄肉、軽量化した場合においても、高い内部圧力による底の変形が起こり難く、且つ、内部圧力の変化による胴部の凹みも起こり難い、耐圧性を有するプラスチックボトルを提供することができる。
水平面上に配置した、本発明の一実施形態のプラスチックボトル全体を示す正面図である。 図1のプラスチックボトルの中心軸を含む縦断面において、底部50付近を拡大した拡大断面図である。 底接地部における凸部の内壁角度αおよび外壁角度βを算出する方法を説明した図である。 上側の図は、図2と同様の拡大断面図であり、下側の図は、ボトルの底面図である。なお、上側図と下側図とで対応する箇所を破線で結んでいる。 底飛び出しおよび直立傾きを説明するための図である。 内壁面側および外壁面側の曲率半径を説明する図である。 端点534と点536との間に変曲点がある場合の底接地部における凸部の内壁角度αおよび内壁角度α´を算出する方法を説明した図である。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。ただし本発明は該実施形態に限定されるものではない。なお、以下に示す図は構成を概略的に示したものであり、各構成要素の大きさや形状を正確に示すものではない。
<プラスチックボトル100>
図1は、本発明の一実施形態に係るプラスチックボトル100の全体を示す正面図である。図1に示したプラスチックボトル100は、開口部10、首部20、肩部30、胴部40、及び底部50から構成されている。また、図1にはプラスチックボトル100の中心軸X、及び、水平面Pを記載した。中心軸Xとは、胴部40を構成する円柱の軸をいう。
また、ボトル下方向とは、プラスチックボトルの底部を下にして水平面上に設置した状態における、鉛直下方向をいい、図1における紙面下方向をいう。ボトル上方向とは、その逆方向をいう。
また、縮径方向とは、ボトル胴部40からボトルの中心軸Xに水平に向かう方向をいい、拡径方向とは、ボトルの中心軸Xからボトル胴部40に水平に向かう方向をいう。
開口部10は、液体の注入出口を有し、公知のキャップと係合する凹凸を有している。首部20は開口部10と肩部30とをつなぐ部位であり、円筒状に成形されている。肩部30は首部20と胴部40とをつなぐ部位であり、胴部に向けて拡径する部位を有している。
(胴部40)
胴部40は、肩部30と底部50とをつなぐ部位であり、円筒状に成形されている。胴部40の最大直径は65mm以上75mm以下であることが好ましい。胴部の厚みは0.20mm以上0.60mm以下が好ましい。首部、肩部の厚みは特に限定されないが、首部は0.30mm以上0.70mm以下、肩部は0.25mm以上0.50mm以下が好ましい。
胴部40には、強度を付与するために、リブ、パネルなどの補強加工を施してもよいが、好ましい形態としては、胴部40は、リブ、パネル等を有しない円柱状とすることが好ましい。胴部40を円柱状とすることにより、以下に示す底部50のシンプルな形状と相まって、高級感のある意匠を提供することが可能となり、特に、ワイン等の高級な飲料を充填するためのボトルとして好適なものとなる。
(底部50)
図2にプラスチックボトル100の中心軸Xを含む縦断面において、底部50付近を拡大した拡大図を示した。底部50は環状の底接地部51、底接地部51と胴部40とを結ぶ環状の外壁面52、及び、底接地部51と底部50の中心55とを結ぶ内壁面53を備えている。底接地部51は、プラスチックボトル100の底部50を下にして水平面P上に静置した状態において、プラスチックボトル100と水平面Pとが接する箇所であり、環状の部位である。図3に示すように、底接地部51は、縮径方向端部532と拡径方向端部522を有して水平面Pと接地しており、縮径方向端部532、および、拡径方向端部522の中心位置を接地点とする。
外壁面52は、胴部40から底接地部51に向けて下方に縮径する環状の部位である。また、内壁面53は、底部50の中心55から底接地部51に向けて下方に拡径する部位であり、下方向に開口部を有する略椀状の部位である。なお、底部50の中心55とは、プラスチックボトル100の中心軸Xと底部50との交点をいう。
外壁面52および内壁面53は、底接地部51において接続して、ボトル下方向に凸である凸部57を形成する。凸部57は、上記した底接地部51を含む環状の部位である。
凸部57は、内壁面53側の曲率半径が1.0mm以上3.0mm以下であり、より好ましくは1.5mm以上2.5mm以下である。曲率半径を1.0mm以上とすることにより金型形状に対し忠実性高く安定した形状に成形でき、生産歩留まりも良好となる。また、3.0mm以下とすること十分な耐圧性が得られる。
図6に、上記内壁面53側の曲率半径の測定方法を示す。
内壁面53側の曲率半径とは、接地点よりも内壁面側における凸部57の曲率半径をいう。具体的には、図6に示したように、内壁面側の曲率半径の円弧が、ボトル内壁面と正接に繋がる端点534を設定した場合、縮径方向端部532、および、端点534を含む円弧の半径をいう。
また、外壁面52側の曲率半径とは、接地点よりも外壁面側における凸部57の曲率半径をいう。具体的には、図6に示したように、外壁面側の曲率半径の円弧が、ボトル内壁面と正接に繋がる端点524を設定した場合、拡径方向端部522、および、端点524を含む円弧の半径をいう。
また、凸部57の内壁角度は20度以上70度以下であることが好ましく、下限は30度以上であることがより好ましく、35度以上であることがさらに好ましい。また、内壁角度の上限は65度以下であることがより好ましく、60度以下であることがさらに好ましい。内壁面53が水平面に対し立ち上がるように形成されると、底接地部51の耐圧性が増すと共に、底接地部51を垂直下方向に押し出す力が、内容液の圧力の垂直下方向の分力のみとなって分散軽減し、底飛び出しが抑制される。また、内壁角度を70度以下とすることにより、プラスチックボトルの成形加工性が良好となり、ボトルを軽量化しても底接地部を必要な厚みで成形し易くなる。
なお、上記の「内壁角度」とは、後に説明する内壁角度αおよび内壁角度α´を含む意味である。
凸部57の内壁角度の測定方法を図3を用いて説明する。
プラスチックボトルの底部50を下にして水平面P上に直立した状態のプラスチックボトルの中心軸Xを含む縦断面において、内壁面側の曲率半径の円弧が、ボトル内壁面と正接に繋がる端点534と、該端点534から縮径方向2.5mmに位置する内壁面の点536とを結ぶ直線L2と、水平面Pとから形成される角度αを測定し、これを内壁角度αとした。
図3では、凸部57の内壁面53において、端点534と点536との間に、変曲点がない形態を一例として示した。この形態では、当該両点間が略直線構造となっている。
また、端点534と点536との間に、変曲点がある形態を、一例として図7に示した。
図7において、端点534と点536との間に、変曲点がある場合は、該端点534から縮径方向1.0mmに位置する内壁面の点536’とを結ぶ直線L2’と、水平面Pとから形成される角度α´を測定し、これを内壁角度α´とした。これにより、端点534と点536との間に変曲点がある場合においても、内壁面53が水平面Pに対し立ち上がるように形成されているか否かが判る。
なお、内壁角度αは、20度以上70度以下であることが好ましく、下限は30度以上であることがより好ましく、35度以上であることがさらに好ましい。また、内壁角度の上限は65度以下であることがより好ましく、60度以下であることがより好ましく、55度以下であることがより好ましく、50度以下であることがより好ましく、45度以下であることがさらに好ましい。
また、内壁角度α´は、20度以上70度以下であることが好ましく、下限は30度以上であることがより好ましく、35度以上であることがより好ましく、40度以上であることがより好ましく、45度以上であることがより好ましく、50度以上であることがより好ましく、55度以上であることがさらに好ましい。また、内壁角度の上限は65度以下であることがより好ましく、60度以下であることがさらに好ましい。
ボトル底部50がこのような内壁面53側の曲率半径と内壁角度を兼ね備える凸部57を有することによって、プラスチックボトル100の内部圧力に対する耐圧性を向上させることができる。
また、凸部57の外壁角度βは、30度以上85度以下であることが好ましく、下限は40度以上がより好ましく、上限は80度以下がより好ましい。
凸部57の外壁角度βとは、図3に示すように、プラスチックボトルの底部50を下にして水平面P上に直立した状態のプラスチックボトルの中心軸Xを含む縦断面において、外壁面側の曲率半径の円弧が、ボトル内壁面と正接に繋がる端点524と、該端点524から拡径方向に2.5mmに位置する外壁面の点526とを結ぶ直線L1と、水平面Pから形成される角度βである。外壁角度βがこのような範囲であることで、底接地部が過延伸にならず肉厚を確保でき、十分な底部強度を得ることが出来る。
プラスチックボトルの形状は、市販の輪郭形状測定機、例えばミツトヨ社製コントレーサCV−3000(条件:触針径25μm、走査速度0.1mm/秒)等で測定することが出来る。
本発明において、底接地部51の厚みは0.35mm超0.80mm以下である。下限は0.38mm以上がより好まく、上限は0.70mm以下がより好ましく、0.60mm以下が更に好ましい。下限が0.35mm超によって、底接地部51の強度が向上しプラスチックボトルの耐圧性を向上させると共に、底部の成形安定性を確保することができる。上限が0.80mm以下により冷却不足によるボトル変形の発生を抑制でき、軽量化にも有効である。
プラスチックボトル100は、胴部40の厚みに対する底接地部51の厚みの比率を1.0以上5.0以下とすることが好ましく、1.1以上3.0以下とすることがより好ましく、1.5以上2.5以下とすることがさらに好ましい。このように胴部厚みに対して底接地部の厚みを厚く形成することによって、プラスチックボトルの軽量性と底部耐圧性とを兼備することが可能となる。
なお、胴部厚みとは、胴部40の長さを4等分し、胴部40の上から4分の1の高さ位置おいて、周方向90度毎4点の肉厚の平均値をいう。なお、上記した底接地部51の厚み、胴部40厚みを含む、プラスチックボトルの厚みは、磁気式厚さ計OLYMPUS社製MAGNA−MIKE等で測定することが出来る。
次に、底接地部51の半径に対する底部50の高さの比率について図2を用いて説明する。底接地部の半径とは、プラスチックボトル100の底部50を下にして水平面P上に配置した状態において、プラスチックボトル100の中心軸Xと水平面Pとの交点P1から、底接地部51における設置点までの距離rをいう。また、底高さとは、同様の状態における、プラスチックボトルの中心軸Xと水平面Pとの交点P1から底部50の中心55の外面までの距離hをいう。
本発明のプラスチックボトル100においては、底接地部51の半径rに対する底部50の高さhの比率(h/r)は、0.20以上0.50以下であることが好ましく、0.25以上0.40以下であることがより好ましい。
h/rが0.20以上により、凸部57を水平面に対して立つように形成されて耐圧性が増す。またh/rが0.50以下により、内壁面53が必要以上に底部50の中心に向かって引き伸ばされて薄肉化することが抑制される。このような構造にすることによって、プラスチックボトル100の耐圧性をさらに向上させることができ、またプラスチックボトルの立置の安定性を増すことができる。
本発明のプラスチックボトル100においては、底部50の形状は重ね餅型であることが好ましい。これによって、本発明のペットボトル100の耐圧性をさらに向上させることができる。
ここで、重ね餅型について、図4を用いて説明する。図4の上側図はプラスチックボトル100の中心軸Xを含む縦断面において、底部50付近を拡大した拡大断面図であり、図4の下側図はプラスチックボトル100の底面図である。なお、上側図と下側図とで対応する箇所を破線で結んでいる。図4の下側図の底部50の底面図において、最も外側にある円Q1は胴部40の表面であり、その1つ内側にある円Q2は底接地部51を表している。さらに内側の円Q3、Q4は、中心軸Xを含む縦断面における内壁面53の変曲点を表している。
図4から説明される通り、重ね餅型とは、プラスチックボトル100の中心軸Xを通る縦断面において、底部50の内壁面53を表す曲線が、少なくとも1つの変曲点を有していることを言う。変曲点の曲率半径は、1mm以上10mm以下が好ましい。底面が重ね餅型形状であることにより、軽量なボトルにおいても、強度や耐圧性が向上する。
また、図示した形態では、二つの変曲点Q3、Q4を有しているが、本願のプラスチックボトル100では、少なくとも1つの変曲点を有していればよい。なお、本明細書では、プラスチックボトル100の中心軸Xを通る縦断面において、底部50の内壁面53が、変曲点を一つも有していない形態を、椀型を呼ぶ。
(耐圧性)
本発明のプラスチックボトル100は、底部50が上記した好ましい形態を備えることによって、耐圧性を備える。具体的には、ゲージ圧が80kPaとなるように50℃の液体をプラスチックボトル100に充填し、充填直後の底飛び出しが好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下とすることができ、直立傾きが好ましくは0.5mm以下、より好ましくは0.3mm以下とすることができる。
底飛び出し、および、直立傾きの評価方法を、図5を用いて説明する。(A)が加圧前の状態を示し、(B)が加圧後のボトルの底部が飛び出し傾いた場合の状態を示す(図中ではキャップを省略している。)。
底飛び出しは、まず、(A)に示すように、直立したボトル100の胴部に水平線L3を一周描き、この水平線L3の高さを基準位置P2に設定する。次いでボトル内部に所定のゲージ圧を加圧した後、該水平線L3が基準位置P2からどの程度変位したかを測定する。具体的には、胴部周方向の90度毎4箇所において、上記水平線L3が基準位置P2から垂直上方向に変位した距離(mm)を計測し平均して算出する。
また、直立傾きは、上記底飛び出しの測定における加圧後の水平線L3の基準位置P2からの最大高さと最小高さの差を測定した。具体的には、上記水平線L3が基準位置P2から垂直上方向に変位した距離(mm)の最大変位距離と最小変位距離を計測し、その差(mm)を算出する。
(材料)
プラスチックボトル100の材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートまたはこれらの混合物、あるいは、環状ポリオレフィン、ポリプロピレン、等の熱可塑性樹脂が好ましく用いられる。
プラルチックボトル100は2層以上の多層成形ボトルとすることが可能である。例えば、ガスバリア性を付与する目的で、ガスバリア性薄膜を有するプラスチックボトルとすることができる。ガスバリア性薄膜としては、例えば、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)から構成される薄膜や無機薄膜を挙げることができる。無機薄膜としては、例えば、ダイアモンド・ライク・カーボン(DLC)膜や、SiC、SiO、SiN、SiOC、SiON、SiONC等のSi含有膜が挙げられ、これらは公知の化学蒸着法を用いて形成できる。
(製造方法)
プラスチックボトル100の製造方法は、インジェクションブロー成形、ダイレクトブロー成形等の公知の方法を採用することができる。中でも、上記のような熱可塑性樹脂を射出成型して試験管状のプリフォームを作製し、これをガラス転移温度以上、昇温時結晶化温度未満に加熱して、ブロー成形型内で高圧流体を吹き込むことによる、インジェクションブロー成形(二軸延伸ブロー成形)により製造する方法が好ましい。
2軸延伸ブロー成形による延伸倍率は、特に限定されないが、上記した底接地部51の厚みとなるように、延伸倍率を設定することが好ましく、また、胴部40の厚みに対する底接地部51の厚みの比率が上記した範囲となるように延伸倍率を設定することが好ましい。
例えば、2軸延伸ブロー成形による延伸倍率は、上記した底接地部51の厚みとなったときに、面倍率が7〜11倍となるようにプリフォームの肉厚や形状を設定することが挙げられる。
以下に、実施例および比較例を用いて説明するが、本発明は、以下の実施例により限定されるものではない。
ポリエチレンテレフタレート(固有粘度IV値0.8)を用いて、2軸延伸ブロー成形により実施例1〜4、及び、比較例1〜4に係る720mL液体用プラスチックボトルを作製した。その結果を表1に示した。
実施例3、4は、端点534から縮径方向2.5mmに位置する内壁面の点536との間に変曲点が存在するため、内壁角度αと異なる内壁角度α´を有した。
なお、凸部の曲率半径および角度、底部の高さは、ミツトヨ社製コントレーサCV−3000(条件:触針径25μm、走査速度0.1mm/秒)を用いて測定した。胴部、および、底接地部の厚みは、OLYMPUS製磁気式厚さ計MAGNA−MIKE8500を用いて測定した。
各実施例及び比較例により得られたプラスチックボトルを用いて、耐圧性試験、及び、落下試験を行った。その結果を表1に併せて示した。
<耐圧試験>
耐圧性試験の方法は、次のとおりである。
ボトルに720mLの50℃の水の注入と、ボトル内圧がゲージ圧80kPaとなるよう液体窒素を滴下してキャップを密栓し、ボトルの底飛び出しと直立傾きを以下の基準により評価した。
「底飛び出し」
◎: 0.5mm以下、
○: 0.5mm超1.0mm以下、
△: 1.0mm超1.5mm以下、
×: 1.5mm超
「直立傾き」
○: 0.5mm以下、
△: 0.5mm超1.0mm以下、
×: 1.0mm超
なお、実施例3,4について、<耐圧試験>においてゲージ圧90kPaの場合も評価したところ、両例とも、「底飛び出し」0.5mm以下、「直立傾き」0.5mm以下であった。
<落下試験>
落下試験の方法は、次のとおりである。
ボトルに内容量に応じた水を充填しキャップした後、0.9mの高さからコンクリート板に底部より垂直に落下させ、割れの有無を調べた。
実施例1〜4のプラスチックボトルは、底飛び出し及び直立傾きの評価結果が良好であり、耐圧性を有していることが分かった。また、落下による割れがなく、耐衝撃性を有していることが分かった。
これに対し、比較例1〜3のプラスチックボトルは、底飛び出し及び直立傾きの評価結果が悪く、耐圧性が劣っていることが分かった。また、曲率半径が大、内壁角度が小、底接地部が厚めの比較例4のプラスチックボトルは、実施例1〜2に比べ底飛び出しと直立傾きが悪めであった。
10 開口部
20 首部
30 肩部
40 胴部
50 底部
51 底接地部
52 外壁面
53 内壁面
57 凸部
100 プラスチックボトル

Claims (7)

  1. 胴部、および、底部、を有するプラスチックボトルであって、
    前記底部は環状の底接地部、該底接地部と前記胴部とを結ぶ環状の外壁面、及び、該底接地部と前記底部の中心とを結ぶ内壁面を備え、
    前記外壁面は前記胴部から前記底接地部に向けて下方に縮径し、前記内壁面は前記底部の中心から前記底接地部に向けて下方に拡径し、前記底接地部において前記外壁面および前記内壁面が接続してボトル下方向に凸である凸部を形成し、
    前記凸部は、内壁面側の曲率半径が1.0mm以上3.0mm以下で、内壁角度が20度以上70度以下であり、
    前記底接地部の厚みが0.35mm超0.80mm以下である、プラスチックボトル。
  2. 前記底接地部の半径に対する前記底部の高さの比率が0.20以上0.50以下である請求項1に記載のプラスチックボトル。
  3. 前記底部の形状が重ね餅型である、請求項1又は2に記載のプラスチックボトル。
  4. 前記胴部の最大直径が65mm以上75mm以下であり、前記胴部の厚みに対する前記底接地部の厚みの比率が1.0以上5.0以下であり、前記プラスチックボトルの重量が45g以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
  5. 前記胴部が円筒状である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
  6. ゲージ圧が80kPaとなるよう50℃の液体を充填した前記プラスチックボトルにおける、充填直後の底飛び出しが1.0mm以下であり、直立傾きが0.5mm以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
  7. 前記プラスチックボトルがガスバリア性薄膜を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
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