JP2017157493A - 電磁アクチュエータおよびそれを用いた電磁リレー - Google Patents

電磁アクチュエータおよびそれを用いた電磁リレー Download PDF

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Abstract

【課題】開極コイルおよび閉極コイルの小型化を図り、消費エネルギーを小さくする。
【解決手段】一対の接極片3a,3bを有する第1ヨーク3と、両接極片の内側に配置された閉極コイル6および開極コイル7と、コイルの電磁力により接極片3a,3bのいずれかに吸着されるプランジャ2と、第1ヨーク3に磁界を与えると共に吸着されたプランジャ2の状態を保持する永久磁石5と、永久磁石5とプランジャ2の間の磁路を形成する第2ヨーク4とを備え、プランジャ2と第1ヨーク3の接極片との空隙長が、プランジャ2と第2ヨーク4との空隙長に永久磁石5の厚さを加えた長さより短く形成されており、閉極動作時は閉極コイル6が励磁されると同時に開極コイル7が逆励磁され、開極動作時は7開極コイルが励磁されると同時に閉極コイル6が逆励磁されるように構成した。
【選択図】図6

Description

この発明は、電磁アクチュエータおよびその電磁アクチュエータを用いた電磁リレーに関するものである。
従来の電磁リレーなどに使用される電磁アクチュエータは、例えば、磁性材からなり相対向する一対の接極片を有するU字状のヨークと、磁性材からなり一対の接極片間を移動可能に設けられたプランジャと、プランジャを開閉動作させるための電磁力を付与する開極コイルおよび閉極コイルと、開閉時にプランジャの位置を保持させるための電磁力を付与する永久磁石と、プランジャに連結されたリレー部の接点とを有し、開極コイルに通電して励磁することでプランジャを接点の開極側に移動させ、閉極コイルに通電して励磁することでプランジャを接点の閉極側に移動させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−257396号公報(第4−5頁、図3−4)
特許文献1のような電磁アクチュエータでは、電磁リレーの接点を開閉させるために、開極コイルまたは閉極コイルに電流を流しその電磁力でプランジャを駆動し、閉極状態または開極状態は永久磁石の電磁力によって保持されている。このため、開極動作および閉極動作においては、開閉状態を保持している永久磁石の電磁力以上の電磁力を作用させてプランジャを駆動させる必要があり、それに見合った電磁力を得るためには、開極コイルおよび閉極コイルの大型化や消費エネルギーの増大につながるという問題があった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、開極コイルおよび閉極コイルの小型化を図り、消費エネルギーを小さくできる電磁アクチュエータおよび電磁リレーを得ることを目的とする。
この発明に係る電磁アクチュエータは、磁性材からなり相対向する一対の接極片を有する第1ヨークと、一対の接極片の内側に配置され励磁電流により励磁されて電磁力が発生する閉極コイルおよび開極コイルと、閉極コイルおよび開極コイルに貫挿され電磁力により一対の接極片のいずれか一方に吸着されるプランジャと、第1ヨークに磁界を与えると共に接極片に吸着されたプランジャの状態を保持する永久磁石と、永久磁石とプランジャの間の磁路を形成する第2ヨークとを備え、第1ヨークの接極片とプランジャとの空隙長が、プランジャと第2ヨークとの空隙長に永久磁石の厚さを加えた長さより短く形成されており、閉極動作時は閉極コイルが励磁されると同時に開極コイルが逆励磁され、開極動作時は開極コイルが励磁されると同時に閉極コイルが逆励磁されるように構成されているものである。
また、この発明に係る電磁リレーは、固定接点と、可動接点と、可動接点を駆動して固定接点に接離させる電磁アクチュエータとを備え、電磁アクチュエータは、上記の電磁アクチュエータが用いられているものである。
この発明の電磁アクチュエータによれば、相対向する一対の接極片を有する第1ヨークと、閉極コイルおよび開極コイルと、一対の接極片のいずれか一方に吸着されるプランジャと、接極片に吸着されたプランジャの状態を保持する永久磁石と、第2ヨークとを備え、第1ヨークの接極片とプランジャとの空隙長が、プランジャと第2ヨークとの空隙長に永久磁石の厚さを加えた長さより短く形成されており、閉極動作時は閉極コイルが励磁されると同時に開極コイルが逆励磁され、開極動作時は開極コイルが励磁されると同時に閉極コイルが逆励磁されるように構成されているので、開極動作時および閉極動作時に必要なエネルギーを小さくでき、電磁アクチュエータの小型化と省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、この発明の電磁リレーによれば、可動接点を駆動して固定接点に接離させる電磁アクチュエータとして、上記の電磁アクチュエータが用いられているので、電磁アクチュエータが小型化,省エネルギー化できるため、電磁リレーを小型化,省エネルギー化できる。
この発明の実施の形態1による電磁リレーの斜視図である。 この発明の実施の形態1による電磁リレーの側面断面図である。 この発明の実施の形態1による電磁アクチュエータの側面断面図である。 電磁アクチュエータの閉極動作時の磁束の流れを説明する説明図である。 電磁アクチュエータの開極動作時の磁束の流れを説明する説明図である。 この発明の実施の形態1による電磁アクチュエータの閉極動作時の磁束の流れを示す側面断面図である。 この発明の実施の形態1による電磁アクチュエータの開極動作時の磁束の流れを示す側面断面図である。 この発明の実施の形態1による電磁アクチュエータの閉極動作時における開極コイルを逆励磁した場合の磁路を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1による電磁アクチュエータの回路図である。 この発明の実施の形態2による電磁アクチュエータの回路図である。 この発明の実施の形態2による電磁アクチュエータの閉極動作時の回路図である。 この発明の実施の形態2による電磁アクチュエータの開極動作時の回路図である。 この発明の実施の形態2による電磁アクチュエータの他の例における閉極動作時の回路図である。 この発明の実施の形態2による電磁アクチュエータの他の例における開極動作時の回路図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による電磁アクチュエータを用いた電磁リレーを示す斜視図であり、図2は図1の側面断面図である。また、図3は、図1の電磁アクチュエータの部分を抜き出した側面断面図である。
電磁リレーを説明する前に、先ず図3により電磁アクチュエータから説明する。図3に示すように、電磁アクチュエータ1は、プランジャ2と、第1ヨーク3と、第2ヨーク4と、永久磁石5と、閉極コイル6と、開極コイル7とを有している。
プランジャ2は、磁性体からなり円柱状に形成されている。
第1ヨーク3は、磁性体からなり相対向する一対の接極片を有してU字状に形成されている。この一対の接極片の内、プランジャ2が閉極方向に駆動されて当接する側を閉極側接極片3aと呼び、プランジャ2が開極方向に駆動されて当接する側を開極側接極片3bと呼ぶことにする。
第2ヨーク4も、磁性材からなりU字状に形成されており、U字状の向きを第1ヨーク3に対して直交する方向に向けて第1ヨーク3の中央部で両コイル間に配置されている。この第2ヨーク4は、U字形状の薄板を積層して構成したものを示しているが、磁性体であれば一体物でも問題ない。なお、第2ヨーク4は、中心部の断面ではなく、手前側の端面を示している(以下の側面断面図でも同様)。
永久磁石5は、第1ヨーク3と第2ヨーク4との間に配置され、プランジャ2に磁束を発生させ磁界を与えると共にプランジャ2をいずれかの接極片側へ吸引して保持する役目をする。
閉極コイル6は閉極側接極片3aの近傍に配置され、開極コイル7は開極側接極片3bの近傍に配置されている。この両コイルはボビン(図示せず)に巻回されている。プランジャ2は、そのボビンの内径側にクリアランスを有して貫挿されている。
閉極コイル6および開極コイル7は、図示しない制御線を通じ外部の電源から励磁電流が供給されて電磁力が発生し、その電磁力によってプランジャ2が図の矢印方向に往復移動する。
次に、図1および図2により、上記の電磁アクチュエータ1を用いた電磁リレー10について説明する。プランジャ2は、シャフト11により、接圧ばね12を介してばね受け13に連結されている。ばね受け13のシャフト11とは反対側に、可動接点14が設けられている。シャフト11がばね受け13から外れないように、シャフト11の先端側には例えばE形止め輪が設けられている。
可動接点14に対向する位置に、固定接点15とそれを固定する固定部材16が配置されている。
なお、電磁リレー10は、電磁アクチュエータ1を含め全体が図示しない筐体に収容されており、固定接点15と固定部材16はその筐体側に固定されている。図1、図2では、電磁リレー10が開極状態にある場合を示している。
次に、電磁アクチュエータ1を駆動して電磁リレー10を開閉する動作について説明する。実施の形態1による開閉動作の説明に先立ち、比較のために、従来の構成における一般的な開閉動作から説明する。以下の説明で、プランジャ2を閉極側接極片3a側すなわち閉極方向へ移動させるのを閉極動作と呼び、プランジャ2を開極側接極片3b側すなわち開極方向へ移動させるのを開極動作と呼ぶ。また、閉極コイル6を励磁してプランジャ2を閉極側接極片3a側へ移動させる磁束を閉極コイル起因磁束、開極コイル7を励磁してプランジャ2を開極側接極片3b側へ移動させる磁束を開極コイル起因磁束と呼ぶことにする。
また、開極動作または閉極動作が終了すると、開極状態または閉極状態は永久磁石5に起因する磁束によって状態が保持されている。そこで、この永久磁石5に起因する磁束を、以下では永久磁石起因磁束と呼ぶことにする。
次に図4により閉極動作について説明する。図4(a)は閉極開始時の状態を示し、図4(b)は閉極終了時の状態を示す図である。閉極動作に入る前は、永久磁石起因磁束17によって、プランジャ2が開極側接極片3bの側に吸着され保持されている。この状態から閉極指令が入ると閉極コイル6に励磁電流が流れ、閉極コイル起因磁束18が発生する。図4(a)に示すように、開極の初期段階ではプランジャ2には永久磁石起因磁束17で開極方向、閉極コイル起因磁束18で閉極方向の電磁力が作用するが、閉極コイル起因磁束18による電磁力が永久磁石起因磁束17による電磁力より大きくなることでプランジャ2は閉極方向に移動する。これにより、シャフト11を介して接圧ばね12とばね受け13と可動接点14とが一緒に閉極方向に移動する。
そして、可動接点14と固定接点15が接触するが、この状態ではプランジャ2はまだ閉極終了位置に達していない。更に、接圧ばね12を圧縮しながら両接点の接触位置からプランジャ2が閉極方向に移動し、接圧ばね12により可動接点14に接圧をかけた状態でプランジャ2は閉極側接極片3aに当接し閉極動作が終了して図4(b)に示すようになる。図4(b)に示すようになると、永久磁石起因磁束17は閉極方向に流れる。図4(a)に示す開極位置では、永久磁石起因磁束17と閉極コイル起因磁束18が反対方向であったが、閉極位置では、永久磁石起因磁束17と閉極コイル起因磁束18が同方向となる。閉極完了後、閉極コイル6の励磁電流が遮断され、永久磁石起因磁束17のみで閉極状態が保持される。
次に図5により開極動作について説明する。図5(a)は開極開始時の状態を示し、図5(b)は開極終了時の状態を示す図である。図5(a)において、閉極保持状態では、永久磁石起因磁束17によってプランジャ2が第1ヨーク3の閉極側接極片3aに吸着されて保持されているが、開極指令が入ると開極コイル7に励磁電流が流れ、開極コイル起因磁束19が発生する。プランジャ2には、永久磁石起因磁束17で閉極方向、開極コイル起因磁束19で開極方向に電磁力が作用するが、開極コイル起因磁束19の電磁力と閉極動作時に圧縮していた接圧ばね12の荷重の合計が永久磁石起因磁束17の電磁力より大きくなることで、プランジャ2は開極方向に移動し、可動接点14が固定接点15から離れる。接圧ばね12は、所定の距離だけ伸びると荷重は作用しない。
プランジャ2が開極位置に移動し図5(b)に示すようになると、永久磁石起因磁束17は開極方向に流れる。閉極位置では永久磁石起因磁束17と開極コイル起因磁束19とが反対方向であったが、開極位置では、永久磁石起因磁束17と開極コイル起因磁束19が同方向となる。そして、開極が終了すると開極コイル7の励磁電流が遮断され、永久磁石起因磁束17のみで開極状態が保持される。
このように、従来の構成では、開極動作も閉極動作も永久磁石起因磁束以上の電磁力を発生させないと開閉動作しないため、閉極コイル6および開極コイル7には、それに見合った大きさの起磁力が要求される。起磁力は電流と巻数の積のため、低コストにするため巻数を少なくすると電流値を大きくする必要がある。特に、永久磁石に起因する磁束の磁路中には大きな空隙がないため、磁気抵抗が小さく保持力が大きくなる。一方、閉極コイル6および開極コイル7に起因する磁束の磁路中には空隙があるため磁気抵抗が大きくなり、同じ起磁力でも発生する磁束は小さくなり電磁力が小さくなる。
以上のような、従来の電磁アクチュエータの課題に着目し、実施の形態1の電磁アクチュエータでは、開極動作と閉極動作において、永久磁石5の磁束を打ち消すようにコイルを励磁して必要な消費エネルギーを小さくしたものである。
そこで次に、実施の形態1による電磁アクチュエータ1の閉極動作と開極動作について説明する。なお、図4,図5と同等部分は同一符号で説明する。
図6は、実施の形態1による電磁アクチュエータ1の閉極動作を説明する図であり、図6(a)は開極状態から閉極動作に入るとき、図6(b)は閉極動作の終了時の状態を示している。開極状態では、永久磁石起因磁束17のみで開極状態が保持されている。
閉極指令が入ると、図6(a)に示すように、閉極コイル6が励磁されると同時に開極コイル7が逆方向に励磁される。ここで、逆方向とは、開極コイル7を励磁したときプランジャ2が開極方向に動くような励磁方向(順方向)とは逆方向の励磁を指し、開極コイル7を逆方向に励磁したときに発生する磁束を開極コイル逆励磁磁束20と呼ぶことにする。
なお、後で説明する閉極コイル6の場合も同様であり、閉極コイル6を逆方向に励磁したときに発生する磁束を閉極コイル逆励磁磁束21と呼ぶことにする。
図6(a)に示すように、閉極指令により閉極コイル起因磁束18に加えて開極コイル逆励磁磁束20が同方向に流れる。磁束の方向は矢印で示している。
ここで、開極コイル逆励磁磁束20は、開極状態を保持している永久磁石起因磁束17とは反対方向の向きとなっている。このため、永久磁石起因磁束17を打ち消すように働くと共に閉極コイル起因磁束18が流れることで、先の図4,5のように個別に励磁する場合に比べて、永久磁石5の保持力が小さくなるため、小さい消費エネルギーで動作が可能となる。
更に、開極コイル逆励磁磁束20は、第2ヨーク4と永久磁石5を通らずプランジャ2を介して閉極動作方向に流れる。すなわち、開極コイル逆励磁磁束20は永久磁石起因磁束17を打ち消すだけでなく、閉極動作を行う電磁力の増加の効果もあり、これらの効果により小さい消費エネルギーで動作が可能となる。
ここで、開極コイル逆励磁磁束20が第2ヨーク4と永久磁石5を通らずプランジャ2を介して第1ヨーク3へと流れるには、第2ヨーク4と永久磁石5の磁気経路の磁気抵抗に対して、プランジャ2と第1ヨーク3との空隙(プランジャ2の移動距離)の磁気抵抗が小さくなる必要がある。この点についての詳細は後述する。
このように、消費エネルギーの最も大きくなる閉極動作時の動き出し時に、永久磁石起因磁束17を打ち消すことで、小さい消費エネルギーで動作が可能となる。
閉極動作の終了時の磁束の流れは、図6(b)に示すようになる。終了直前では、閉極コイル起因磁束18と開極コイル逆励磁磁束20に加え、永久磁石起因磁束17は閉極側に流れている。開極コイル逆励磁磁束20の流れは、プランジャ2の両端部において、閉極方向と開極方向に同じ量の磁束が通過するため、閉極位置においては開極コイル逆励磁磁束20の電磁力は、開極方向には作用しない。閉極が終了すると両コイルの励磁は断たれ、永久磁石起因磁束17によって閉極状態が保持される。
次に、図7により開極動作について説明する。図7(a)は閉極状態から開極動作に入るとき、図7(b)は開極動作の終了時の状態を示している。
閉極状態では、永久磁石起因磁束17によって閉極状態が保持されている。開極指令が入ると、図7(a)に示すように、開極コイル7が励磁されると同時に閉極コイル6が逆励磁される。これにより、開極コイル起因磁束19が発生すると同時に閉極コイル逆励磁磁束21が発生する。
この閉極コイル逆励磁磁束21は、永久磁石起因磁束17の向きとは逆になっているので、永久磁石起因磁束17を打ち消すように働く。このため、永久磁石5の保持力が小さくなり、小さい消費エネルギーで動作が可能となる。
また、閉極コイル逆励磁磁束21は、第2ヨーク4と永久磁石5を通らずプランジャ2を介して開極方向に流れる。ただし、閉極動作でも説明したように、このような流れになるには磁路の磁気抵抗を考慮する必要があるので、磁気抵抗については後述する。
上記のように、閉極コイル逆励磁磁束21は永久磁石起因磁束17を打ち消すだけでなく、開極動作への電磁力の増加の効果もあり、これらの効果により小さい消費エネルギーで動作が可能となる。
このように、消費エネルギーの最も大きくなる開極動作時の動き出しで永久磁石起因磁束17を打ち消すことで、小さい消費エネルギーで動作が可能となる。これにより、開極コイルや閉極コイルを小型化できる。
開極動作が終了する時点では、図7(b)に示すように、開極コイル起因磁束19と閉極コイル逆励磁磁束21に加えて、永久磁石起因磁束17が開極方向に発生している。閉極コイル逆励磁磁束21の流れは、プランジャ2の両端部において、開極方向と閉極方向に同じ量の磁束が通過するため、開極位置において閉極コイル逆励磁磁束21の電磁力は閉極方向には作用しない。開極が終了すると両コイルの励磁は断たれ、永久磁石起因磁束17によって開極状態が保持される。
次に、開極コイル逆励磁磁束20および閉極コイル逆励磁磁束21が、第2ヨーク4と永久磁石5を通らずプランジャ2を介して第1ヨーク3の側に流れるための磁気抵抗について説明する。開極コイル7を逆励磁する場合で説明するが閉極コイル6を逆励磁する場合も同様である。
図8は、開極コイル7を逆励磁した場合の磁束の磁路と永久磁石5による磁束の磁路の関係を説明する説明図で、図8(a)は側面断面図、図8(b)は図8(a)のB−Bに見た断面図である。図は、開極状態から閉極動作へ移る段階の磁路を示している。
開極位置において、開極コイル逆励磁磁束20(図6参照)による磁路は、プランジャ2から空隙Gを介し第1ヨーク3を通りプランジャ2に戻る第1磁路22と、プランジャ2からプランジャ2と第2ヨーク4との空隙−第2ヨーク4−永久磁石5−第1ヨーク3を通りプランジャ2に戻る第2磁路23の2通りがある。開極コイル逆励磁磁束20は、第1磁路22と第2磁路23の磁気抵抗の小さい方に主として流れる。
図8(b)に示すように、プランジャ2と第2ヨーク4とは直接接しておらず空隙t1が存在する。この空隙t1は樹脂で形成されているため、磁気回路としては空気と同等の扱いとなる。磁性材料であるプランジャ2や第1ヨーク3、第2ヨーク4の磁気抵抗は空気の磁気抵抗に比べて非常に小さいため、空気領域の長さで磁気抵抗がほぼ決定する。なお、永久磁石5の磁気抵抗はほぼ空気と同等である。よって、第1磁路22の磁気抵抗は、プランジャ2と第1ヨーク3との空隙G(プランジャ2の移動距離)で決まる。一方、第2磁路23の磁気抵抗は、空隙t1と永久磁石5の厚さt2の和で決まる。
実施の形態1の構成では、空隙Gの空隙長を、空隙t1の空隙長に永久磁石5の厚さt2を加えた長さより短くすることで、第1磁路22の磁気抵抗を第2磁路23の磁気抵抗より小さくしている。磁気抵抗をこのような関係にすることで、開極コイル逆励磁磁束20は第2ヨーク4と永久磁石5を通らない。
もし、第2磁路23の磁気抵抗が第1磁路22の磁気抵抗より小さいと、開極コイル逆励磁磁束20は第2ヨーク4と永久磁石5を通過する。この磁束は永久磁石起因磁束17とは逆向きの流れのため、永久磁石5には磁化方向とは逆方向の磁場が作用する。そのため逆磁場が作用しても減磁しないようにするためには高価な永久磁石を採用する必要があり高コストになる。また、第2磁路23の磁束は閉極動作の駆動力には寄与しない。
次に、閉極コイル6および開極コイル7を励磁する電源回路について説明する。
先に説明した図4および図5のような場合では、閉極コイル6または開極コイル7を個別に励磁し、閉極コイル6の磁束で閉極方向に、開極コイル7の磁束で開極方向にプランジャ2を駆動していた。これに対して、実施の形態1では、閉極コイル6と開極コイル7を同時に励磁し、プランジャ2に対して同方向に磁束を発生させるのを特徴とし、電源回路は次のように構成されている。
図9は、実施の形態1による電磁アクチュエータ1の励磁回路を示す図である。図9(a)は閉極動作時を示し、図9(b)は開極動作時を示している。
図のように、閉極コイル6と開極コイル7は直列接続されている。閉極時は閉極コイル用電源24から励磁され、開極時は開極コイル用電源25から励磁される。コイルの巻方向を同じとした場合、閉極動作時は、スイッチをオンすると図9(a)に示す矢印のように電流が流れ、閉極コイル6が閉極方向に励磁されると同時に開極コイル7が開極時とは逆方向に励磁される。結果的に同方向の励磁である。これにより、図6で説明したように、閉極コイル起因磁束18と開極コイル逆励磁磁束20が同時に発生して、プランジャ2を閉極方向に駆動させる。
開極動作の回路は、図9(b)に示すように開極コイル用電源25が閉極とは逆向きに接続されているので、スイッチをオンすれば矢印のように電流が流れ、開極コイル7により開極方向に励磁されると同時に閉極コイル6により閉極時とは逆方向に励磁される。これにより、図7で説明したように、開極コイル起因磁束19と閉極コイル逆励磁磁束21が同時に発生して、プランジャ2を開極方向に駆動させる。
なお、図9では閉極コイル用電源24と開極コイル用電源25を別個のもので説明したが、同じ電源を用いてスイッチの切替えで電流方向を逆にするように構成しても良い。
以上のように、実施の形態1の電磁アクチュエータによれば、磁性材からなり相対向する一対の接極片を有する第1ヨークと、一対の接極片の内側に配置され励磁電流により励磁されて電磁力が発生する閉極コイルおよび開極コイルと、閉極コイルおよび開極コイルに貫挿され電磁力により一対の接極片のいずれか一方に吸着されるプランジャと、第1ヨークに磁界を与えると共に接極片に吸着されたプランジャの状態を保持する永久磁石と、永久磁石とプランジャの間の磁路を形成する第2ヨークとを備え、第1ヨークの接極片とプランジャとの空隙長が、プランジャと第2ヨークとの空隙長に永久磁石の厚さを加えた長さより短く形成されており、閉極動作時は閉極コイルが励磁されると同時に開極コイルが逆励磁され、開極動作時は開極コイルが励磁されると同時に閉極コイルが逆励磁されるように構成されているので、開極動作時および閉極動作時に必要なエネルギーを小さくでき、開極コイルや閉極コイルを小型化できるため、電磁アクチュエータの小型化と省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、閉極コイルと開極コイルとは同方向に巻回されて直列に接続され、励磁電流の通電により同時に励磁されるように構成されているので、逆励磁の切替えを不要として、簡単な回路で閉極コイルと開極コイルの一方を容易に逆励磁することができ、上記のような効果を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係わる電磁アクチュエータおよびそれを用いた電磁リレーは、閉極コイル6および開極コイル7を励磁する励磁回路以外は、すべて実施の形態1と同等であるため、同等部分の説明は省略し、相違部分である励磁回路を主に説明する。
図10は、実施の形態2の励磁回路の構成図であり、図10(a)は閉極コイル側の回路図、図10(b)は開極コイル側の回路図である。図10(a)に示すように、閉極コイル6には、閉極コイル用電源24が接続され、閉極方向に励磁するためのスイッチ26aおよびスイッチ26bと、逆方向に励磁するためのスイッチ27aおよびスイッチ27bを備えている。また図10(b)に示すように、開極コイル7には、開極コイル用電源25が接続され、開極方向に励磁するためのスイッチ28aおよびスイッチ28bと、逆方向に励磁するためのスイッチ29aおよびスイッチ29bを備えている。
このように、各コイルにそれぞれ一つの電源を設け、電流の方向を逆転させるための4個のスイッチからなる切替え手段を設け、通電方向に応じてスイッチを同時に開閉させるものである。
図11は、図10の回路において、閉極動作時の電流の流れの説明図である。図11(a)に示すように、スイッチ26a,26bをオンして矢印のように電流を流し閉極コイル6を閉極方向に励磁すると同時に、図11(b)に示すように、スイッチ29a,29bをオンして矢印のように電流を流し、開極コイル7を逆励磁する。これにより、実施の形態1の図6のような磁束の流れとなる。
図12は、図10の回路において、開極動作時の電流の流れの説明図である。図12(b)に示すように、スイッチ28a,28bをオンして矢印のように電流を流し開極コイル7を開極方向に励磁すると同時に、図12(a)に示すように、スイッチ27a,27bをオンして矢印のように電流を流し、閉極コイル6を逆励磁する。これにより、実施の形態1の図7のような磁束の流れとなる。
これ以降の接点の開閉動作は実施の形態1の場合と同様なので説明は省略する。
次に、図10の回路の変形例を、図13および図14により説明する。
図13は閉極動作時の回路図であり、図14は開極動作時の回路図である。いずれも(a)は閉極コイル6側を示し(b)は開極コイル7側を示している。閉極コイル6と開極コイル7を個別の電源から励磁するのは、図10の回路と同じであるが、図13,図14では、更に、それぞれのコイルに2つの電源を並列に接続し、その極性を切替える切替え手段を備えたものである。
図のように、閉極コイル6に対して、閉極コイル用電源24と、閉極方向とは逆方向に励磁する逆励磁用電源24aが並列に接続されて、各電源に対応してスイッチ30aとスイッチ30bが設けられている。また、開極コイル7に対して、開極コイル用電源25と、開極方向とは逆方向に励磁する逆励磁用電源25aが並列に接続され、各電源に対応してスイッチ31aとスイッチ31bが設けられている。
閉極動作時は、図13に示すように、スイッチ30aとスイッチ31bを同時に閉じることで閉極コイル用電源24から閉極コイル6へ励磁電流が供給されると同時に逆励磁用電源25aから開極コイル7へ逆方向の励磁電流が供給される。磁束の流れは、実施の形態1の図6のようになり、プランジャ2が閉極方向に駆動される。
開極動作時は、図14に示すように、スイッチ30bとスイッチ31aを同時に閉じることで逆励磁用電源24aから閉極コイル6が逆励磁されると同時に、開極コイル7が開極方向に励磁される。磁束の流れは、実施の形態1の図7のようになり、プランジャ2が開極方向に駆動される。
以上のように、実施の形態2の電磁アクチュエータによれば、実施の形態1に記載の電磁アクチュエータの励磁回路として、閉極コイルと開極コイルは個別の励磁回路を備え、それぞれの励磁回路に励磁電流の極性を切替える切替え手段を有しているので、閉極コイル側と開極コイル側の励磁電流の開閉タイミングの微調整が可能で、開極動作時および閉極動作時に必要なエネルギーを小さくでき、電磁アクチュエータの小型化と省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、実施の形態1または実施の形態2の電磁リレーによれば、固定接点と、可動接点と、可動接点を駆動して固定接点に接離させる電磁アクチュエータとを備えた電磁リレーであって、電磁アクチュエータは、実施の形態1または実施の形態2に記載のいずれかの電磁アクチュエータが用いられているので、開極動作時および閉極動作時に必要なエネルギーを小さくでき、電磁アクチュエータが小型化,省エネルギー化できるため、電磁リレーを小型化,省エネルギー化できる。
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変更、省略したりすることができる。
1 電磁アクチュエータ、2 プランジャ、3 第1ヨーク、3a 閉極側接極片、
3b 開極側接極片、4 第2ヨーク、5 永久磁石、6 閉極コイル、7 開極コイル、10 電磁リレー、11 シャフト、12 接圧ばね、13 ばね受け、14 可動接点、15 固定接点、16 固定部材、17 永久磁石起因磁束、18 閉極コイル起因
磁束、19 開極コイル起因磁束、20 開極コイル逆励磁磁束、21 閉極コイル逆励磁磁束、22 第1磁路、23 第2磁路、24 閉極コイル用電源、24a,25a 逆励磁用電源、25 開極コイル用電源、26a,26b,27a,27b,28a,28b,29a,29b,30a,30b,31a,31b スイッチ

Claims (4)

  1. 磁性材からなり相対向する一対の接極片を有する第1ヨークと、前記一対の接極片の内側に配置され励磁電流により励磁されて電磁力が発生する閉極コイルおよび開極コイルと、前記閉極コイルおよび前記開極コイルに貫挿され前記電磁力により前記一対の接極片のいずれか一方に吸着されるプランジャと、前記第1ヨークに磁界を与えると共に前記接極片に吸着された前記プランジャの状態を保持する永久磁石と、前記永久磁石と前記プランジャの間の磁路を形成する第2ヨークとを備え、
    前記第1ヨークの前記接極片と前記プランジャとの空隙長が、前記プランジャと前記第2ヨークとの空隙長に前記永久磁石の厚さを加えた長さより短く形成されており、
    閉極動作時は前記閉極コイルが励磁されると同時に前記開極コイルが逆励磁され、開極動作時は前記開極コイルが励磁されると同時に前記閉極コイルが逆励磁されるように構成されていることを特徴する電磁アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の電磁アクチュエータにおいて、
    前記閉極コイルと前記開極コイルとは同方向に巻回されて直列に接続され、前記励磁電流の通電により同時に励磁されるように構成されていることを特徴する電磁アクチュエータ。
  3. 請求項1に記載の電磁アクチュエータにおいて、
    前記閉極コイルと前記開極コイルは個別の励磁回路を備え、それぞれの前記励磁回路に前記励磁電流の極性を切替える切替え手段を有していることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  4. 固定接点と、可動接点と、可動接点を駆動して固定接点に接離させる電磁アクチュエータとを備えた電磁リレーであって、
    前記電磁アクチュエータは、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電磁アクチュエータが用いられていることを特徴とする電磁リレー。
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