JP2003016888A - 電力用開閉装置の操作装置 - Google Patents

電力用開閉装置の操作装置

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JP2003016888A
JP2003016888A JP2001199061A JP2001199061A JP2003016888A JP 2003016888 A JP2003016888 A JP 2003016888A JP 2001199061 A JP2001199061 A JP 2001199061A JP 2001199061 A JP2001199061 A JP 2001199061A JP 2003016888 A JP2003016888 A JP 2003016888A
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敏惠 竹内
Mitsuru Tsukima
満 月間
Shinji Sato
伸治 佐藤
Takao Tsurimoto
崇夫 釣本
Kenichi Koyama
健一 小山
Takafumi Nakagawa
隆文 中川
Shunji Yamamoto
俊二 山本
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements
    • H01H33/6662Operating arrangements using bistable electromagnetic actuators, e.g. linear polarised electromagnetic actuators

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、永久磁石の減磁をなくし、開閉
動作の信頼性を高める電力用開閉装置の操作装置をを得
る。 【解決手段】 可動鉄心32が相対して配設されたコ字
状の固定鉄心31内に軸方向に移動可能に配設されてい
る。投入用コイル37が各固定鉄心31の基部31aの
上辺31b側に巻装され、開放用コイル36が可動鉄心
32の基部32aを囲繞するように巻装されている。永
久磁石34が各固定鉄心31の基部31aの内壁面に固
着され、磁路形成板35が一端を各永久磁石に接続さ
れ、他端を可動鉄心32の上フランジ部32bの開放用
コイル側の面に相対するように配置されている。永久磁
石34により、可動鉄心32の開放位置で、開放用コイ
ル36を1周する開放用磁気回路28が構成され、可動
鉄心32の投入位置で、投入用コイル37を1周する投
入用磁気回路29が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力用開閉装置
の操作装置に関し、特にその遮断器もしくは断路器を構
成する真空バルブの操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開2000−2686
83号公報に記載された従来の電力用開閉装置の操作装
置を示す模式断面図であり、図12の(a)は真空バル
ブの投入状態を示し、図12の(b)は真空バルブの開
放状態を示している。図13は図12に示される従来の
電力用開閉装置の操作装置の開放動作説明図、図14は
図12に示される従来の電力用開閉装置の操作装置の投
入動作説明図である。
【0003】図12において、操作装置1は、可動接触
子2aと固定接触子2bとが真空容器2c内に接離可能
に配設されて構成された真空バルブ2、例えば真空遮断
器を操作するものであり、操作ロッド3が可動接触子2
aに固着され、可動接触子2aを固定接触子2bに対し
て接離させる方向(図中の上下方向)に移動可能に保持
されている。
【0004】可動部材4は、断面ハット型に形成され、
操作ロッド3に相対移動可能に接続され、かつ、断面カ
ップ型の固定部材5に図中上下方向に移動可能に保持さ
れている。第1の弾性部材6は操作ロッド3と可動部材
4との間に介装され、可動部材4に対して稼動接触子2
aを固定接触子2bに押し付ける方向に、操作ロッド3
を付勢している。可動部材4を固定部材5に対して吸引
駆動するための円盤状の永久磁石7が固定されている。
この永久磁石7は、軸方向の対向する端面にそいれぞれ
N極、S極が着磁されたものである。
【0005】ここで、可動接触子2aが固定接触子2b
に当接して真空バルブ2が投入している状態では、図1
2の(a)に示されるように、固定部材5に対して、可
動接触子2aを固定接触子2bに押し付ける方向に永久
磁石7のNS二極の磁路の往来8a、8bで吸引する投
入側磁気回路8が形成されている。一方、可動接触子2
aが固定接触子2bから離れて真空バルブ2が開放して
いる状態では、図12の(b)に示されるように、固定
部材5に対して、可動接触子2aを固定接触子2bから
離す方向に永久磁石7のNS二極のうちいずれか一極側
9aで吸引する開放側磁気回路9が形成されている。
【0006】また、操作電磁石巻線10が可動部材4に
固定され、可動部材4と操作電磁石巻線10とにより構
成される操作電磁石が、投入側磁気回路8および開放側
磁気回路9の磁束を増減するようになっている。さら
に、可動部材4を固定部材5に対して可動接触子2aを
固定接触子2bから離す方向に付勢するために、第2の
弾性部材11が配設されている。
【0007】つぎに、このように構成された従来の操作
装置1による真空バルブ2の開放動作について図13を
参照しつつ説明する。真空バルブ2が投入状態にあると
きに、操作電磁石巻線10に電流を流し、図13の
(a)に点線で示されるように、投入側磁気回路8を流
れる永久磁石7の磁束に反発させる磁束を発生させる。
これにより、投入側磁気回路8を流れる永久磁石7の磁
束が操作電磁石巻線10により発生された磁束により相
殺され、永久磁石7の磁力が減少する。そこで、第1お
よび第2の弾性部材6、11が可動部材4を固定部材5
に対して可動接触子2aを固定接触子2bから切り離す
方向に付勢し、可動部材4が図13の(a)中下方向に移
動する。この可動部材4が固定部材5の下部側に到達す
ると、図13の(b)に示されるように、開放側磁気回
路9が形成され、開放側磁気回路9を流れる永久磁石7
の磁束に操作電磁石巻線10により発生された磁束が加
わる。これにより、可動部材4を磁気吸引した状態とな
り、可動接触子2aが固定接触子2bから切り離された
開放状態となる。
【0008】ついで、この従来の操作装置1による真空
バルブ2の投入動作について図14を参照しつつ説明す
る。真空バルブ2が開放状態にあるときに、操作電磁石
巻線10に電流を流し、図14の(a)に点線で示され
るように、開放側磁気回路9を流れる永久磁石7の磁束
に反発させる磁束を発生させる。この時の電磁反発力に
より、可動部材4を固定部材5に対して可動接触子2a
を固定接触子2bに押し付ける方向に付勢し、可動部材
4が図14の(b)に示される位置に到達すると、投入
側磁気回路8が形成され、投入側磁気回路8を流れる永
久磁石7の磁束に操作電磁石巻線10により発生された
磁束が加わる。これにより、第1および第2の弾性部材
6、11の力に抗して可動部材4を磁気吸引した状態と
なり、可動接触子2aが固定接触子2bに当接された投
入状態となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の操作装置は、以
上のように構成されているので、投入・遮断操作の際
に、操作電磁石巻線10により発生される磁界が永久磁
石7にとって反磁界となる状態が生じてしまい、永久磁
石7の減磁をもたらし、開閉動作の信頼性が低下してし
まうという課題があった。
【0010】この発明は、上記の課題を解消するために
なされたもので、開放・投入操作時のコイルによる磁束
が永久磁石の内部を磁化方向に流れるように投入側およ
び開放側磁気回路を構成し、永久磁石の減磁をなくし、
開閉動作の信頼性を高めることができる電力用開閉装置
の操作装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力用開
閉装置の操作装置は、真空容器内に接離可能に設けられ
た可動接触子と固定接触子とを有する真空バルブを備え
た電力用開閉装置の操作装置であって、上記可動接触子
に固定された絶縁ロッドと、上記絶縁ロッドに相対的に
接続され、上記可動接触子を上記固定接触子に対して接
離させる駆動力を発生する電磁操作部と、上記絶縁ロッ
ドと上記電磁操作部との間に介装されて上記可動接触子
を上記固定接触子に押し付ける方向に付勢する弾性部材
とを備え、上記電磁操作部が、それぞれ第1および第2
辺が基部の両端部から一側に延設されたコ字状に成形さ
れ、第1および第2辺の先端面を対向させて配設された
一対の固定鉄心と、第1および第2フランジ部が基部の
軸心方向の両端部に形成され、上記一対の固定鉄心内に
軸心方向に移動可能に配設された可動鉄心と、一端が上
記可動鉄心の第1フランジ部に同軸に固着され、上記一
対の固定鉄心の第1辺間から延出する他端が上記弾性部
材を介して上記絶縁ロッドに接続された可動軸と、上記
一対の固定鉄心の基部の第1辺側にそれぞれ巻装された
投入用コイルと、上記可動鉄心の基部を囲繞するように
配設された開放用コイルと、上記一対の固定鉄心の基部
の内壁面にそれぞれ固着され、上記可動鉄心の軸方向と
直交し、かつ、互いに逆向きに磁化された一対の永久磁
石と、一端が上記一対の永久磁石のそれぞれに接続さ
れ、他端側が上記第1フランジ部の上記開放用コイル側
の面に対向するように配置された一対の磁路形成板とを
有し、上記一対の永久磁石は、上記可動接触子が上記固
定接触子から切り離された上記真空バルブの開放状態
で、上記固定鉄心に対して上記可動鉄心を該可動接触子
を該固定接触子から切り離される方向に磁気吸引するよ
うに作用する上記開放用コイルを1周する開放側磁気回
路を構成し、かつ、上記可動接触子が上記固定接触子に
当接した上記真空バルブの投入状態で、上記固定鉄心に
対して上記可動鉄心を該可動接触子を該固定接触子に当
接させる方向に磁気吸引するように作用する上記投入側
コイルを1周する投入側磁気回路を構成し、上記真空バ
ルブの投入動作時には、上記開放側磁気回路と上記永久
磁石を共有する上記投入用コイルを1周する磁気回路を
形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方向に磁束を
流すように上記投入用コイルに通電し、上記真空バルブ
の開放動作時には、上記投入側磁気回路と上記永久磁石
を共有する上記開放用コイルを1周する磁気回路を形成
し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方向に磁束を流す
ように上記開放用コイルに通電するように構成されてい
るものである。
【0012】また、真空容器内に接離可能に設けられた
可動接触子と固定接触子とを有する真空バルブを備えた
電力用開閉装置の操作装置であって、上記可動接触子に
固定された絶縁ロッドと、上記絶縁ロッドに相対的に接
続され、上記可動接触子を上記固定接触子に対して接離
させる駆動力を発生する電磁操作部と、上記絶縁ロッド
と上記電磁操作部との間に介装されて上記可動接触子を
上記固定接触子に押し付ける方向に付勢する弾性部材と
を備え、上記電磁操作部が、それぞれ第1および第2辺
が基部の両端部から一側に延設されたコ字状に成形さ
れ、第1および第2辺の先端面を対向させて配設された
一対の固定鉄心と、第1および第2フランジ部が基部の
軸心方向の両端部に形成され、上記一対の固定鉄心内に
軸心方向に移動可能に配設された可動鉄心と、一端が上
記可動鉄心の第1フランジ部に同軸に固着され、上記一
対の固定鉄心の第1辺間から延出する他端が上記弾性部
材を介して上記絶縁ロッドに接続された可動軸と、上記
一対の固定鉄心の基部の第1辺側にそれぞれ巻装された
投入用コイルと、上記可動鉄心の基部を囲繞するように
配設された開放用コイルと、上記可動鉄心の基部の上記
第1フランジ部近傍に、上記一対の固定鉄心の基部のそ
れぞれに相対するように固着され、上記可動鉄心の軸方
向と平行に、かつ、互いに同じ向きに磁化された一対の
永久磁石と、一端が上記一対の永久磁石のそれぞれの上
記開放用コイル側の面に接続され、他端側が上記固定鉄
心の基部のそれぞれに近接するように配置された一対の
磁路形成板とを有し、上記一対の永久磁石は、上記可動
接触子が上記固定接触子から切り離された上記真空バル
ブの開放状態で、上記固定鉄心に対して上記可動鉄心を
該可動接触子を該固定接触子から切り離される方向に磁
気吸引するように作用する上記開放用コイルを1周する
開放側磁気回路を構成し、かつ、上記可動接触子が上記
固定接触子に当接した上記真空バルブの投入状態で、上
記固定鉄心に対して上記可動鉄心を該可動接触子を該固
定接触子に当接させる方向に磁気吸引するように作用す
る上記投入側コイルを1周する投入側磁気回路を構成
し、上記真空バルブの投入動作時には、上記開放側磁気
回路と上記永久磁石を共有する上記投入用コイルを1周
する磁気回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁
化方向に磁束を流すように上記投入用コイルに通電し、
上記真空バルブの開放動作時には、上記投入側磁気回路
と上記永久磁石を共有する上記開放用コイルを1周する
磁気回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方
向に磁束を流すように上記開放用コイルに通電するよう
に構成されているものである。
【0013】また、3相分の上記絶縁ロッドが並列に配
設され、上記可動軸がリンク機構を介して3相分の上記
絶縁ロッドに連結され、3相分の上記真空バルブが1つ
の上記電磁操作部により投入・開放制御されるように構
成されているものである。
【0014】また、3相分の上記絶縁ロッドが並列に配
設され、3相分の上記電磁操作部が、それぞれ、上記可
動軸、上記弾性部材および上記絶縁ロッドを直線的に配
置して並列に配設されているものである。
【0015】また、隣り合う上記電磁操作部が上記可動
軸の軸方向にオフセットされて段違いに配設されている
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る電
力用開閉装置の操作装置の全体構成を示す断面図、図2
はこの発明の実施の形態1に係る電力用開閉装置の操作
装置における電磁操作部を示す断面図である。図3はこ
の発明の実施の形態1に係る電力用開閉装置の操作装置
における電磁操作部の投入・開放状態を模式的に示す断
面図であり、その右半分が投入状態を示し、左半分が開
放状態を示している。図4はこの発明の実施の形態1に
係る電力用開閉装置の操作装置における電磁操作部の投
入動作を説明する図、図5はこの発明の実施の形態1に
係る電力用開閉装置の操作装置における電磁操作部の開
放動作を説明する図である。
【0017】図1において、真空バルブ2は、真空容器
2c内に可動接触子2aと固定接触子2bとを接離可能
に配設して構成され、例えば真空遮断器として機能す
る。そして、3つの真空バルブ2が、可動接触子2aと
固定接触子2bとの接離方向を平行として並列に配設さ
れている。
【0018】この開閉装置100は、1つの電磁操作部
30と、各可動接触子2aに固定された3相分の絶縁ロ
ッド20と、電磁操作部30と3相分の絶縁ロッド20
とを連結するリンク機構21と、各絶縁ロッド20とリ
ンク機構21との間に介装された弾性部材としてのワイ
プバネ22とから構成されている。この絶縁ロッド20
は、セラミックなどの電気絶縁材料で作製され、真空バ
ルブ2と電磁操作部30との間を電気的に絶縁するとと
もに、電磁操作部30の駆動力を真空バルブ2に伝達す
る機能を有している。これにより、3相分の真空バルブ
2が1つの電磁操作部30により同時駆動されるように
なっている。
【0019】ついで、電磁操作部30の構成について図
2を参照しつつ説明する。電磁操作部30は、強磁性材
料で作製された一対の固定子鉄心31と、強磁性材料で
作製された可動鉄心32、可動鉄心32に固着された可
動軸33と、永久磁石34と、強磁性材料で作製された
磁路形成板35と、開放用コイル36と、投入用コイル
37とから構成されている。
【0020】各固定鉄心31は、基部31aと、基部3
1aの両端から一側に延出する第1辺としての上辺31
bおよび第2辺としての下辺31cとからなるコ字状に
構成されている。そして、一対の固定鉄心31が、上下
辺31b、31cの先端面を所定の隙間を有して相対し
て配設されている。可動鉄心32は、直方体の基部32
aと、基部32aの両端から基部32aの軸心と直交す
るように延設された第1フランジ部としての上フランジ
部32bおよび第2フランジ部としての下フランジ部3
2cとから構成されている。この可動鉄心32は、一対
の固定鉄心31内に軸方向に移動可能に配設されてい
る。そして、可動軸33が、可動鉄心32の上フランジ
部32bに同軸に固着され、一対の固定鉄心31間の隙
間(上辺31b間)から延出している。永久磁石34
は、直方体に成形され、各固定鉄心31の基部31aの
内壁面中央部に固着されている。そして、L字状に成形
された磁路形成板35が、1辺を上フランジ部32bの
内壁面に相対させて、他の1辺を永久磁石34の内壁面
に固着されている。開放用コイル36は、導線を環状に
所定回巻回して構成され、可動鉄心32および磁路形成
板35で囲まれた空間内に、基部32aを囲繞するよう
に配設されている。また、投入用コイル37は、各固定
鉄心31の基部31aの上辺31b近傍に導線を所定回
巻回して構成されている。
【0021】ここで、各永久磁石34は、その磁化方向
Aが、可動鉄心32の軸方向と直交する方向で、かつ、
可動鉄心32から離反する方向に一致するように配置さ
れている。このように構成された電磁操作部30は、可
動軸33の延出端がリンク機構21に連結され、各絶縁
ロッド20がワイプバネ22を介してリンク機構21に
連結されて、各真空バルブ2に接続されている。
【0022】ここで、可動接触子2aが固定接触子2b
から離れて真空バルブ2が開放している状態(図1の左
半分の真空バルブ2)では、図3の左半分に示されるよ
うに、可動鉄心32が下方に移動し、下フランジ部32
cが固定鉄心31の下辺31cに近接する位置(開放位
置)に位置している。この時、基部31a、下辺31
c、下フランジ部32c、基部32a、上フランジ部3
2b、磁路形成板35および永久磁石34からなる開放
側磁気回路28が形成され、永久磁石34による磁束が
図3に矢印で示されるように開放側磁気回路28に流れ
る。これにより、上フランジ部32bと磁路形成板35
との間および下フランジ部32cと下辺31cとの間に
磁気吸引力が発生し、可動鉄心32が固定鉄心31に磁
気吸引されて開放位置に保持され、可動接触子2aが固
定接触子2bから離反した状態が確保される。
【0023】一方、可動接触子2aが固定接触子2bに
当接して真空バルブ2が投入している状態(図1の右半
分の真空バルブ2)では、図3の右半分に示されるよう
に、可動鉄心32が上方に移動し、上フランジ部32b
が固定鉄心31の上辺31bに近接する位置(投入位
置)に位置している。この時、基部31a、上辺31
b、上フランジ部32b、基部32a、磁路形成板35
および永久磁石34からなる投入側磁気回路29が形成
され、永久磁石34による磁束が図3に矢印で示される
ように投入側磁気回路29に流れる。これにより、上フ
ランジ部32bと上辺31bとの間に磁気吸引力が発生
し、可動鉄心32が固定鉄心31に磁気吸引されて投入
位置に保持される。そこで、ワイプバネ22の蓄勢力が
絶縁ロッド20を介して可動接触子2aに加わり、可動
接触子2aと固定接触子2bとの接触圧が確保される。
【0024】つぎに、このように構成された操作装置1
00による真空バルブ2の投入動作について図4を参照
しつつ説明する。真空バルブ2が開放状態にあるとき
に、投入用コイル37に通電する。これにより、図4の
(a)に一点鎖線で示されるように、開放側磁気回路2
8に加えて、基部31a、上辺31b、上フランジ部3
2b、磁路形成板35および永久磁石34で構成される
投入用コイル37を1周する磁気回路38が形成され
る。そして、投入用コイル37には、磁束が磁気回路3
8を図4の(a)に矢印で示される方向に流れるように
通電される。そこで、永久磁石34による磁束の一部
が、磁気回路38に流れ、開放側磁気回路28を流れる
永久磁石37による磁束が減少される。これにより、下
フランジ部32cと下辺31cとの間の磁気吸引力が弱
められる。一方、磁束が磁気回路38に流れることによ
り、上フランジ部32bと上辺31bとの間に磁気吸引
力が発生する。
【0025】そして、投入用コイル37への通電を続け
ることにより、上フランジ部32bと上辺31bとの間
の磁気吸引力が下フランジ部32cと下辺31cとの間
の磁気吸引力より大きくなり、可動鉄心32が上方に移
動する。そして、可動鉄心32の移動に連動して可動接
触子2aが固定接触子2bへの接近を開始する。ワイプ
バネ22は、可動接触子2aが固定接触子2bに接した
後、蓄勢される。そして、可動鉄心32が投入位置に到
達すると、図4の(b)に示されるように、投入側磁気
回路29が形成される。そこで、投入用コイル37への
通電が停止され、可動鉄心32が投入側磁気回路29に
より投入位置に保持され、可動接触子2aが固定接触子
2bに当接した投入状態となる。また、可動接触子2a
と固定接触子2bとの接触圧がワイプバネ22の蓄勢力
により確保される。
【0026】ついで、この操作装置100による真空バ
ルブ2の開放動作について図5を参照しつつ説明する。
真空バルブ2が投入状態にあるときに、開放用コイル3
6に通電する。これにより、図5の(a)に一点鎖線で
示されるように、投入側磁気回路29に加えて、基部3
1a、下辺31c、下フランジ部32c、基部32a、
磁路形成板35および永久磁石34で構成される開放用
コイル36を1周する磁気回路39が形成される。そし
て、開放用コイル36には、磁束が磁気回路39を図5
の(a)に矢印で示される方向に流れるように通電され
る。そこで、永久磁石34による磁束の一部が、磁気回
路39に流れ、投入側磁気回路29を流れる永久磁石3
7による磁束が減少される。これにより、上フランジ部
32bと上辺31bとの間の磁気吸引力が弱められる。
一方、磁束が磁気回路39に流れることにより、下フラ
ンジ部32cと下辺31cとの間に磁気吸引力が発生す
る。
【0027】そして、開放側コイル36への通電を続け
ることにより、下フランジ部32cと下辺31cとの間
の磁気吸引力およびワイプバネ22の蓄勢力が上フラン
ジ部32bと上辺31bとの間の磁気吸引力より大きく
なり、可動鉄心32が下方に移動する。そして、ワイプ
バネ22の蓄勢力が放勢されると、可動鉄心32の移動
に連動して可動接触子2aが固定接触子2bからの離反
を開始する。この可動鉄心32が開放位置に到達する
と、図5の(b)に示されるように、開放側磁気回路2
8が形成される。そこで、開放用コイル36への通電が
停止され、可動鉄心32が開放側磁気回路28により開
放位置に保持され、可動接触子2aが固定接触子2bか
ら切り離された開放状態となる。
【0028】このように、この実施の形態1によれば、
投入・開放(遮断)操作の際に、開放用および投入用コ
イル36、37により形成される磁気回路39、38に
流れる磁束が永久磁石34の磁化方向Aに流れるように
構成されているので、永久磁石34の減磁がなく、開閉
動作の信頼性が向上される。また、開放用磁気回路28
と投入用磁気回路29とが固定鉄心31内で分離して構
成されているので、開放用および投入用コイル36、3
7の励磁とともに磁気回路が互いに干渉することなく切
り替わる。そこで、コイル電流の立ち上がりが高速とな
り、高速な開閉動作を実現できる。また、リンク機構2
1が可動軸33の一端に連結され、3相分の絶縁ロッド
20がワイプバネ22を介してリンク機構21に連結さ
れているので、3相電力の電力用開閉装置を1つの電磁
操作部30で同時開閉動作できる。そこで、操作装置の
低コスト化が図られるとともに、相間のばらつきがな
く、遮断性能の信頼性を向上させることができる。
【0029】ここで、可動鉄心32を投入方向に付勢す
る投入バネを配設するようにしてもよい。これにより、
投入動作時に、上フランジ部32bと上辺31bとの間
の磁気吸引力と投入バネの蓄勢力とが下フランジ部32
cと下辺31cとの間の磁気吸引力より大きくなった時
点で可動接触子2aの固定接触子2bへの近接が開始さ
れるようになり、高速な投入動作が実現される。
【0030】なお、上記実施の形態1では、各永久磁石
34は、その磁化方向Aが可動鉄心32の軸方向と直交
する方向で、かつ、可動鉄心32から離反する方向に配
置するものとしているが、各永久磁石34は、その磁化
方向Aが可動鉄心32の軸方向と直交する方向で、か
つ、可動鉄心32に接近する方向に配置してもよい。こ
の場合、開放・投入動作時に、開放用コイル36および
投入用コイル37に通電する電流の向きを上記実施の形
態1と逆向きにすればよい。
【0031】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2に係る電力用開閉装置の操作装置の全体構成を示す
断面図である。図6において、開閉装置101は、3相
分の真空バルブ2が並列に配設され、3相分の絶縁ロッ
ド20が各真空バルブ2の可動接触子2aに連結されて
並列に配設され、電磁操作部30の可動軸32が各相の
絶縁ロッド20にワイプバネ22を介して連結されてい
る。そして、各相において、絶縁ロッド20、ワイプバ
ネ22および可動軸32が直線的に配置されている。な
お、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されてい
る。
【0032】この実施の形態2によれば、各相の真空バ
ルブ2を単独の電磁操作部30により開閉動作するよう
にしているので、三相の開閉動作の個別制御が可能とな
るとともに、位相同期開閉・投入が可能となる。
【0033】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3に係る電力用開閉装置の操作装置の全体構成を示す
断面図である。図7において、操作装置102は、隣り
合う電磁操作部30が可動軸32の軸方向にオフセット
されて段違いに配列されている。なお、他の構成は上記
実施の形態2と同様に構成されている。
【0034】この実施の形態3によれば、各相の真空バ
ルブ2をそれぞれ開閉駆動する電磁操作部30が段違い
に配列されているので、隣り合う可動軸33間の距離を
短くした際に電磁操作部30同士の干渉がない。そこ
で、可動軸33間を絶縁距離に近づけることができるの
で、真空バルブ2の相間絶縁距離内に電磁操作部30を
配置することができ、小型化が図られる。また、内部の
可動鉄心32の面積を大きく採ることができ、電磁力を
省電力で発生させることが可能となる。
【0035】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4に係る電力用開閉装置の操作装置における電磁操作
部を示す断面図である。図9はこの発明の実施の形態4
に係る電力用開閉装置の操作装置における電磁操作部の
投入・開放状態を模式的に示す断面図であり、その右半
分が投入状態を示し、左半分が開放状態を示している。
図10はこの発明の実施の形態4に係る電力用開閉装置
の操作装置における電磁操作部の投入動作を説明する
図、図11はこの発明の実施の形態4に係る電力用開閉
装置の操作装置における電磁操作部の開放動作を説明す
る図である。
【0036】この実施の形態4による電磁操作部40
は、図8に示されるように、強磁性材料で作製された一
対の固定子鉄心41と、強磁性材料で作製された可動鉄
心32、可動鉄心42に固着された可動軸43と、永久
磁石44と、強磁性材料で作製された磁路形成板45
と、開放用コイル46と、投入用コイル47とから構成
されている。
【0037】各固定鉄心41は、基部41aと、基部4
1aの両端から一側に延出する第1辺としての上辺41
bおよび第2辺としての下辺41cとからなるコ字状に
構成されている。そして、一対の固定鉄心41が、上下
辺41b、41cの先端面を所定の隙間を有して相対し
て配設されている。可動鉄心42は、直方体の基部42
aと、基部42aの両端から基部42aの軸心と直交す
るように延設された第1フランジ部としての上フランジ
部42bおよび第2フランジ部としての下フランジ部4
2cとから構成されている。この可動鉄心42は、一対
の固定鉄心41内に軸方向に移動可能に配設されてい
る。そして、可動軸43が、可動鉄心42の上フランジ
部42bに同軸に固着され、一対の固定鉄心41間の隙
間(上辺41b間)から延出している。永久磁石44
は、直方体に成形され、可動鉄心42の基部42aの上
フランジ部42b近傍に固定鉄心41の基部41aに相
対するように固着されている。そして、L字状に成形さ
れた磁路形成板45が、1辺を基部41aの内壁面に微
小な隙間をもって相対させ、他の1辺を永久磁石44の
下フランジ部42c側端面に固着されている。また、補
助磁路形成板45aが永久磁石44の上フランジ部42
b側端面に固着されている。開放用コイル46は、導線
を環状に所定回巻回して構成され、可動鉄心42および
磁路形成板45で囲まれた空間内に、基部42aを囲繞
するように配設されている。また、投入用コイル47
は、各固定鉄心41の基部41aの上辺41b近傍に導
線を所定回巻回して構成されている。
【0038】ここで、各永久磁石44は、その磁化方向
Aが、可動鉄心42の軸方向の投入方向(図8の上方
向)に一致するように配置されている。このように構成
された電磁操作部40は、図示していないが、可動軸4
3の延出端がリンク機構21に連結され、各絶縁ロッド
20がワイプバネ22を介してリンク機構21に連結さ
れて、各真空バルブ2に接続されている。即ち、この実
施の形態4は、電磁操作部30に代えて電磁操作部40
を用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構
成されている。
【0039】ここで、可動接触子2aが固定接触子2b
から離れて真空バルブ2が開放している状態では、図9
の左半分に示されるように、可動鉄心42が下方に移動
し、下フランジ部42cが固定鉄心41の下辺41cに
近接する位置(開放位置)に位置している。この時、補
助磁路形成板45a、上フランジ部42b、基部42
a、下フランジ部42c、下辺41c、基部41a、磁
路形成板45および永久磁石44からなる開放側磁気回
路50が形成され、永久磁石44による磁束が図9に矢
印で示されるように開放側磁気回路50に流れる。これ
により、下フランジ部42cと下辺41cとの間に磁気
吸引力が発生し、可動鉄心42が固定鉄心41に磁気吸
引されて開放位置に保持され、可動接触子2aが固定接
触子2bから離反した状態が確保される。
【0040】一方、可動接触子2aが固定接触子2bに
当接して真空バルブ2が投入している状態では、図9の
右半分に示されるように、可動鉄心42が上方に移動
し、上フランジ部42bが固定鉄心41の上辺41bに
近接する位置(投入位置)に位置している。この時、補
助磁路形成板45a、上フランジ部42b、上辺41
b、基部41a、磁路形成板45および永久磁石44か
らなる投入側磁気回路51が形成され、永久磁石44に
よる磁束が図9に矢印で示されるように投入側磁気回路
51に流れる。これにより、上フランジ部42bと上辺
41bとの間に磁気吸引力が発生し、可動鉄心42が固
定鉄心41に磁気吸引されて投入位置に保持される。そ
こで、ワイプバネ22の蓄勢力が絶縁ロッド20を介し
て可動接触子2aに加わり、可動接触子2aと固定接触
子2bとの接触圧が確保される。
【0041】つぎに、このように構成された電磁操作部
40による真空バルブ2の投入動作について図10を参
照しつつ説明する。真空バルブ2が開放状態にあるとき
に、投入用コイル47に通電する。これにより、図10
の(a)に一点鎖線で示されるように、開放側磁気回路
50に加えて、補助磁路形成板45a、上フランジ部4
2b、上辺41b、基部41a、磁路形成板45および
永久磁石44で構成される投入用コイル47を1周する
磁気回路48が形成される。そして、投入用コイル47
には、磁束が磁気回路48を図10の(a)に矢印で示
される方向に流れるように通電される。そこで、永久磁
石44による磁束の一部が、磁気回路48に流れ、開放
側磁気回路50を流れる永久磁石47による磁束が減少
される。これにより、下フランジ部42cと下辺41c
との間の磁気吸引力が弱められる。一方、磁束が磁気回
路48に流れることにより、上フランジ部42bと上辺
41bとの間に磁気吸引力が発生する。
【0042】そして、投入用コイル47への通電を続け
ることにより、上フランジ部42bと上辺41bとの間
の磁気吸引力が下フランジ部42cと下辺41cとの間
の磁気吸引力より大きくなり、可動鉄心42が上方に移
動する。そして、可動鉄心42の移動に連動して可動接
触子2aが固定接触子2bへの接近を開始する。ワイプ
バネ22は、可動接触子2aが固定接触子2bに接した
後、蓄勢される。そして、可動鉄心42が投入位置に到
達すると、図10の(b)に示されるように、投入側磁
気回路51が形成される。そこで、投入用コイル47へ
の通電が停止され、可動鉄心42が投入側磁気回路51
により投入位置に保持され、可動接触子2aが固定接触
子2bに当接した投入状態となる。また、可動接触子2
aと固定接触子2bとの接触圧がワイプバネ22の蓄勢
力により確保される。
【0043】ついで、この電磁操作部40による真空バ
ルブ2の開放動作について図11を参照しつつ説明す
る。真空バルブ2が投入状態にあるときに、開放用コイ
ル46に通電する。これにより、図11の(a)に一点
鎖線で示されるように、投入側磁気回路51に加えて、
補助磁路形成板45a、上フランジ部42b、基部42
a、下フランジ部42c、下辺41c、基部41a、磁
路形成板45および永久磁石44で構成される開放用コ
イル46を1周する磁気回路49が形成される。そし
て、開放用コイル46には、磁束が磁気回路49を図1
1の(a)に矢印で示される方向に流れるように通電さ
れる。そこで、永久磁石44による磁束の一部が、磁気
回路49に流れ、投入側磁気回路51を流れる永久磁石
47による磁束が減少される。これにより、上フランジ
部42bと上辺41bとの間の磁気吸引力が弱められ
る。一方、磁束が磁気回路49に流れることにより、下
フランジ部42cと下辺41cとの間に磁気吸引力が発
生する。
【0044】そして、開放側コイル46への通電を続け
ることにより、下フランジ部42cと下辺41cとの間
の磁気吸引力およびワイプバネ22の蓄勢力が上フラン
ジ部42bと上辺41bとの間の磁気吸引力より大きく
なり、可動鉄心42が下方に移動する。そして、ワイプ
バネ22の蓄勢力が放勢されると、可動鉄心42の移動
に連動して可動接触子2aが固定接触子2bからの離反
を開始する。この可動鉄心42が開放位置に到達する
と、図11の(b)に示されるように、開放側磁気回路
50が形成される。そこで、開放用コイル46への通電
が停止され、可動鉄心42が開放側磁気回路50により
開放位置に保持され、可動接触子2aが固定接触子2b
から切り離された開放状態となる。
【0045】このように、この実施の形態2において
も、投入・開放(遮断)操作の際に、開放用および投入
用コイル46、47により形成される磁気回路49、4
8に流れる磁束が永久磁石44の磁化方向Aに流れるよ
うに構成されているので、永久磁石44の減磁がなく、
開閉動作の信頼性が向上される。また、開放用磁気回路
50と投入用磁気回路51とが固定鉄心41内で分離し
て構成されているので、開放用および投入用コイル4
6、47の励磁とともに磁気回路が互いに干渉すること
なく切り替わる。そこで、コイル電流の立ち上がりが高
速となり、高速な開閉動作を実現できる。また、リンク
機構21が可動軸43の一端に連結され、3相分の絶縁
ロッド20がワイプバネ22を介してリンク機構21に
連結されているので、3相電力の電力用開閉装置を1つ
の電磁操作部40で同時開閉動作できる。そこで、操作
装置の低コスト化が図られるとともに、相間のばらつき
がなく、遮断性能の信頼性を向上させることができる。
【0046】ここで、可動鉄心42を投入方向に付勢す
る投入バネを配設するようにしてもよい。これにより、
投入動作時に、上フランジ部42bと上辺41bとの間
の磁気吸引力と投入バネの蓄勢力とが下フランジ部42
cと下辺41cとの間の磁気吸引力より大きくなった時
点で可動接触子2aの固定接触子2bへの近接が開始さ
れるようになり、高速な投入動作が実現される。
【0047】なお、上記実施の形態4では、各永久磁石
44は、その磁化方向Aが可動鉄心42の軸方向の投入
方向と一致するように配置するものとしているが、各永
久磁石44は、その磁化方向Aが可動鉄心42の軸方向
の開放方向と一致するようにに配置してもよい。この場
合、開放・投入動作時に、開放用コイル46および投入
用コイル47に通電する電流の向きを上記実施の形態4
と逆向きにすればよい。また、上記実施の形態4では、
上記実施の形態1による開閉装置において、電磁操作部
30に代えて電磁操作部40を用いるものとしている
が、上記実施の形態2、3による開閉装置において、電
磁操作部30に代えて電磁操作部40を用いても、同様
の効果が得られる。
【0048】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されているような効果を奏する。
【0049】この発明によれば、真空容器内に接離可能
に設けられた可動接触子と固定接触子とを有する真空バ
ルブを備えた電力用開閉装置の操作装置であって、上記
可動接触子に固定された絶縁ロッドと、上記絶縁ロッド
に相対的に接続され、上記可動接触子を上記固定接触子
に対して接離させる駆動力を発生する電磁操作部と、上
記絶縁ロッドと上記電磁操作部との間に介装されて上記
可動接触子を上記固定接触子に押し付ける方向に付勢す
る弾性部材とを備え、上記電磁操作部が、それぞれ第1
および第2辺が基部の両端部から一側に延設されたコ字
状に成形され、第1および第2辺の先端面を対向させて
配設された一対の固定鉄心と、第1および第2フランジ
部が基部の軸心方向の両端部に形成され、上記一対の固
定鉄心内に軸心方向に移動可能に配設された可動鉄心
と、一端が上記可動鉄心の第1フランジ部に同軸に固着
され、上記一対の固定鉄心の第1辺間から延出する他端
が上記弾性部材を介して上記絶縁ロッドに接続された可
動軸と、上記一対の固定鉄心の基部の第1辺側にそれぞ
れ巻装された投入用コイルと、上記可動鉄心の基部を囲
繞するように配設された開放用コイルと、上記一対の固
定鉄心の基部の内壁面にそれぞれ固着され、上記可動鉄
心の軸方向と直交し、かつ、互いに逆向きに磁化された
一対の永久磁石と、一端が上記一対の永久磁石のそれぞ
れに接続され、他端側が上記第1フランジ部の上記開放
用コイル側の面に対向するように配置された一対の磁路
形成板とを有し、上記一対の永久磁石は、上記可動接触
子が上記固定接触子から切り離された上記真空バルブの
開放状態で、上記固定鉄心に対して上記可動鉄心を該可
動接触子を該固定接触子から切り離される方向に磁気吸
引するように作用する上記開放用コイルを1周する開放
側磁気回路を構成し、かつ、上記可動接触子が上記固定
接触子に当接した上記真空バルブの投入状態で、上記固
定鉄心に対して上記可動鉄心を該可動接触子を該固定接
触子に当接させる方向に磁気吸引するように作用する上
記投入側コイルを1周する投入側磁気回路を構成し、上
記真空バルブの投入動作時には、上記開放側磁気回路と
上記永久磁石を共有する上記投入用コイルを1周する磁
気回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方向
に磁束を流すように上記投入用コイルに通電し、上記真
空バルブの開放動作時には、上記投入側磁気回路と上記
永久磁石を共有する上記開放用コイルを1周する磁気回
路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方向に磁
束を流すように上記開放用コイルに通電するように構成
されているので、開放側磁気回路および投入側磁気回路
が異なる磁気回路で構成され、コイル電流の立ち上がり
が高速となり、高速の開閉動作が可能となるとともに、
永久磁石の減磁がなく、信頼性が向上される電力用開閉
装置の操作装置が得られる。
【0050】また、真空容器内に接離可能に設けられた
可動接触子と固定接触子とを有する真空バルブを備えた
電力用開閉装置の操作装置であって、上記可動接触子に
固定された絶縁ロッドと、上記絶縁ロッドに相対的に接
続され、上記可動接触子を上記固定接触子に対して接離
させる駆動力を発生する電磁操作部と、上記絶縁ロッド
と上記電磁操作部との間に介装されて上記可動接触子を
上記固定接触子に押し付ける方向に付勢する弾性部材と
を備え、上記電磁操作部が、それぞれ第1および第2辺
が基部の両端部から一側に延設されたコ字状に成形さ
れ、第1および第2辺の先端面を対向させて配設された
一対の固定鉄心と、第1および第2フランジ部が基部の
軸心方向の両端部に形成され、上記一対の固定鉄心内に
軸心方向に移動可能に配設された可動鉄心と、一端が上
記可動鉄心の第1フランジ部に同軸に固着され、上記一
対の固定鉄心の第1辺間から延出する他端が上記弾性部
材を介して上記絶縁ロッドに接続された可動軸と、上記
一対の固定鉄心の基部の第1辺側にそれぞれ巻装された
投入用コイルと、上記可動鉄心の基部を囲繞するように
配設された開放用コイルと、上記可動鉄心の基部の上記
第1フランジ部近傍に、上記一対の固定鉄心の基部のそ
れぞれに相対するように固着され、上記可動鉄心の軸方
向と平行に、かつ、互いに同じ向きに磁化された一対の
永久磁石と、一端が上記一対の永久磁石のそれぞれの上
記開放用コイル側の面に接続され、他端側が上記固定鉄
心の基部のそれぞれに近接するように配置された一対の
磁路形成板とを有し、上記一対の永久磁石は、上記可動
接触子が上記固定接触子から切り離された上記真空バル
ブの開放状態で、上記固定鉄心に対して上記可動鉄心を
該可動接触子を該固定接触子から切り離される方向に磁
気吸引するように作用する上記開放用コイルを1周する
開放側磁気回路を構成し、かつ、上記可動接触子が上記
固定接触子に当接した上記真空バルブの投入状態で、上
記固定鉄心に対して上記可動鉄心を該可動接触子を該固
定接触子に当接させる方向に磁気吸引するように作用す
る上記投入側コイルを1周する投入側磁気回路を構成
し、上記真空バルブの投入動作時には、上記開放側磁気
回路と上記永久磁石を共有する上記投入用コイルを1周
する磁気回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁
化方向に磁束を流すように上記投入用コイルに通電し、
上記真空バルブの開放動作時には、上記投入側磁気回路
と上記永久磁石を共有する上記開放用コイルを1周する
磁気回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方
向に磁束を流すように上記開放用コイルに通電するよう
に構成されているので、開放側磁気回路および投入側磁
気回路が異なる磁気回路で構成され、コイル電流の立ち
上がりが高速となり、高速の開閉動作が可能となるとと
もに、永久磁石の減磁がなく、信頼性が向上される電力
用開閉装置の操作装置が得られる。
【0051】また、3相分の上記絶縁ロッドが並列に配
設され、上記可動軸がリンク機構を介して3相分の上記
絶縁ロッドに連結され、3相分の上記真空バルブが1つ
の上記電磁操作部により投入・開放制御されるように構
成されているので、3相を同時駆動でき、相間のばらつ
きがなく、遮断性能の信頼性が向上されるとともに、構
造の簡素化が図られ、部品点数が削減でき、低価格化が
図られる。
【0052】また、3相分の上記絶縁ロッドが並列に配
設され、3相分の上記電磁操作部が、それぞれ、上記可
動軸、上記弾性部材および上記絶縁ロッドを直線的に配
置して並列に配設されているので、各相の個別制御が可
能となり、位相同期開放・投入が可能となる。
【0053】また、隣り合う上記電磁操作部が上記可動
軸の軸方向にオフセットされて段違いに配設されている
ので、小型化が図られると共に、電磁力を省電力で発生
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電力用開閉装
置の操作装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る電力用開閉装
置の操作装置における電磁操作部を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る電力用開閉装
置の操作装置における電磁操作部の投入・開放状態を模
式的に示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る電力用開閉装
置の操作装置における電磁操作部の投入動作を説明する
図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る電力用開閉装
置の操作装置における電磁操作部の開放動作を説明する
図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る電力用開閉装
置の操作装置の全体構成を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る電力用開閉装
置の操作装置の全体構成を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る電力用開閉装
置の操作装置における電磁操作部を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に係る電力用開閉装
置の操作装置における電磁操作部の投入・開放状態を模
式的に示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る電力用開閉
装置の操作装置における電磁操作部の投入動作を説明す
る図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に係る電力用開閉
装置の操作装置における電磁操作部の開放動作を説明す
る図である。
【図12】 従来の電力用開閉装置の操作装置を示す模
式断面図である。
【図13】 従来の電力用開閉装置の操作装置の開放動
作説明図である。
【図14】 従来の電力用開閉装置の操作装置の投入動
作説明図である。
【符号の説明】
2 真空バルブ、2a 可動接触子、2b 固定接触
子、2c 真空容器、20 絶縁ロッド、21 リンク
機構、22 ワイプバネ(弾性部材)、28、50 開
放側磁気回路、29、51 投入側磁気回路、30、4
0 電磁操作部、31、41 固定鉄心、31a、41
a 基部、31b、41b 上辺(第1辺)、31c、
41c 下辺(第2辺)、32、42 可動鉄心、32
a、42a基部、32b、42b 上フランジ部(第1
フランジ部)、32c、42c下フランジ部(第2フラ
ンジ部)、33、43 可動軸、34、44 永久磁
石、35、45 磁路形成板、36、46 開放用コイ
ル、37、47 投入用コイル、100、101、10
2 開閉装置、A 磁化方向。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伸治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 釣本 崇夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小山 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中川 隆文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 俊二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G028 AA01 AA05 AA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内に接離可能に設けられた可動
    接触子と固定接触子とを有する真空バルブを備えた電力
    用開閉装置の操作装置であって、 上記可動接触子に固定された絶縁ロッドと、 上記絶縁ロッドに相対的に接続され、上記可動接触子を
    上記固定接触子に対して接離させる駆動力を発生する電
    磁操作部と、 上記絶縁ロッドと上記電磁操作部との間に介装されて上
    記可動接触子を上記固定接触子に押し付ける方向に付勢
    する弾性部材とを備え、 上記電磁操作部が、 それぞれ第1および第2辺が基部の両端部から一側に延
    設されたコ字状に成形され、第1および第2辺の先端面
    を対向させて配設された一対の固定鉄心と、 第1および第2フランジ部が基部の軸心方向の両端部に
    形成され、上記一対の固定鉄心内に軸心方向に移動可能
    に配設された可動鉄心と、 一端が上記可動鉄心の第1フランジ部に同軸に固着さ
    れ、上記一対の固定鉄心の第1辺間から延出する他端が
    上記弾性部材を介して上記絶縁ロッドに接続された可動
    軸と、 上記一対の固定鉄心の基部の第1辺側にそれぞれ巻装さ
    れた投入用コイルと、 上記可動鉄心の基部を囲繞するように配設された開放用
    コイルと、 上記一対の固定鉄心の基部の内壁面にそれぞれ固着さ
    れ、上記可動鉄心の軸方向と直交し、かつ、互いに逆向
    きに磁化された一対の永久磁石と、 一端が上記一対の永久磁石のそれぞれに接続され、他端
    側が上記第1フランジ部の上記開放用コイル側の面に対
    向するように配置された一対の磁路形成板とを有し、 上記一対の永久磁石は、上記可動接触子が上記固定接触
    子から切り離された上記真空バルブの開放状態で、上記
    固定鉄心に対して上記可動鉄心を該可動接触子を該固定
    接触子から切り離される方向に磁気吸引するように作用
    する上記開放用コイルを1周する開放側磁気回路を構成
    し、かつ、上記可動接触子が上記固定接触子に当接した
    上記真空バルブの投入状態で、上記固定鉄心に対して上
    記可動鉄心を該可動接触子を該固定接触子に当接させる
    方向に磁気吸引するように作用する上記投入側コイルを
    1周する投入側磁気回路を構成し、 上記真空バルブの投入動作時には、上記開放側磁気回路
    と上記永久磁石を共有する上記投入用コイルを1周する
    磁気回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方
    向に磁束を流すように上記投入用コイルに通電し、上記
    真空バルブの開放動作時には、上記投入側磁気回路と上
    記永久磁石を共有する上記開放用コイルを1周する磁気
    回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方向に
    磁束を流すように上記開放用コイルに通電するように構
    成されていることを特徴とする電力用開閉装置の操作装
    置。
  2. 【請求項2】 真空容器内に接離可能に設けられた可動
    接触子と固定接触子とを有する真空バルブを備えた電力
    用開閉装置の操作装置であって、 上記可動接触子に固定された絶縁ロッドと、 上記絶縁ロッドに相対的に接続され、上記可動接触子を
    上記固定接触子に対して接離させる駆動力を発生する電
    磁操作部と、 上記絶縁ロッドと上記電磁操作部との間に介装されて上
    記可動接触子を上記固定接触子に押し付ける方向に付勢
    する弾性部材とを備え、 上記電磁操作部が、 それぞれ第1および第2辺が基部の両端部から一側に延
    設されたコ字状に成形され、第1および第2辺の先端面
    を対向させて配設された一対の固定鉄心と、 第1および第2フランジ部が基部の軸心方向の両端部に
    形成され、上記一対の固定鉄心内に軸心方向に移動可能
    に配設された可動鉄心と、 一端が上記可動鉄心の第1フランジ部に同軸に固着さ
    れ、上記一対の固定鉄心の第1辺間から延出する他端が
    上記弾性部材を介して上記絶縁ロッドに接続された可動
    軸と、 上記一対の固定鉄心の基部の第1辺側にそれぞれ巻装さ
    れた投入用コイルと、 上記可動鉄心の基部を囲繞するように配設された開放用
    コイルと、 上記可動鉄心の基部の上記第1フランジ部近傍に、上記
    一対の固定鉄心の基部のそれぞれに相対するように固着
    され、上記可動鉄心の軸方向と平行に、かつ、互いに同
    じ向きに磁化された一対の永久磁石と、 一端が上記一対の永久磁石のそれぞれの上記開放用コイ
    ル側の面に接続され、他端側が上記固定鉄心の基部のそ
    れぞれに近接するように配置された一対の磁路形成板と
    を有し、 上記一対の永久磁石は、上記可動接触子が上記固定接触
    子から切り離された上記真空バルブの開放状態で、上記
    固定鉄心に対して上記可動鉄心を該可動接触子を該固定
    接触子から切り離される方向に磁気吸引するように作用
    する上記開放用コイルを1周する開放側磁気回路を構成
    し、かつ、上記可動接触子が上記固定接触子に当接した
    上記真空バルブの投入状態で、上記固定鉄心に対して上
    記可動鉄心を該可動接触子を該固定接触子に当接させる
    方向に磁気吸引するように作用する上記投入側コイルを
    1周する投入側磁気回路を構成し、 上記真空バルブの投入動作時には、上記開放側磁気回路
    と上記永久磁石を共有する上記投入用コイルを1周する
    磁気回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方
    向に磁束を流すように上記投入用コイルに通電し、上記
    真空バルブの開放動作時には、上記投入側磁気回路と上
    記永久磁石を共有する上記開放用コイルを1周する磁気
    回路を形成し、かつ、上記永久磁石の内部を磁化方向に
    磁束を流すように上記開放用コイルに通電するように構
    成されていることを特徴とする電力用開閉装置の操作装
    置。
  3. 【請求項3】 3相分の上記絶縁ロッドが並列に配設さ
    れ、上記可動軸がリンク機構を介して3相分の上記絶縁
    ロッドに連結され、3相分の上記真空バルブが1つの上
    記電磁操作部により投入・開放制御されるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    電力用開閉装置の操作装置。
  4. 【請求項4】 3相分の上記絶縁ロッドが並列に配設さ
    れ、3相分の上記電磁操作部が、それぞれ、上記可動
    軸、上記弾性部材および上記絶縁ロッドを直線的に配置
    して並列に配設されていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の電力用開閉装置の操作装置。
  5. 【請求項5】 隣り合う上記電磁操作部が上記可動軸の
    軸方向にオフセットされて段違いに配設されていること
    を特徴とする請求項4記載の電力用開閉装置の操作装
    置。
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