JP2019046719A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動コアを固定コアに吸引する際の吸引力を向上させると共に、可動コアを固定コアから引き離す際の応答性の向上を可能とする電磁継電器を提供する。【解決手段】励磁コイル110と、固定コア120と、励磁コイルの外側を覆うように配置されて励磁コイルの軸線方向の一方側がプレート部132として形成されておりプレート部に固定コアの位置に対応するように開口部132aが形成されたヨーク130と、開口部を介して固定コアと対向するように配置されプレート部と磁気的に繋がれて励磁コイルへの通電時に軸線方向に沿って固定コアに吸引される可動コアと、可動コア140の吸引を補助する磁石160とを備える電磁継電器において、可動コアあるいはプレート部に、可動コアと固定コアとの隙間AGが所定隙間より小さくなる領域で、磁石によって可動コアとプレート部とを流れる磁束密度を飽和させる磁気飽和部144を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路を開閉する電磁継電器に関するものである。
従来の電磁継電器として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の電磁継電器(有極電磁継電器)は、コイルと、コイルの軸線位置に配置された鉄心(固定コア)と、鉄心の一端側からコイルの径方向に延び、コイル外周側で曲げられ、軸線方向に沿って鉄心の他端側に延設された継鉄(ヨーク)と、鉄心の他端側から径方向に延設されて、その延設された先端部が、継鉄の先端部と対向する鉄心頭部(ヨーク)とを有している。継鉄の先端部と、鉄心頭部の先端部との間には隙間部が形成されている。鉄心、継鉄、および鉄心頭部は、コイルに対する磁気回路を形成している。隙間部には、コイルの軸線方向に沿う磁束が流れるようになっている。
また、継鉄の径方向外方には、コイルの軸線方向に延びて、この軸線方向に摺動可能に支持された力伝達部材(可動コア)が設けられている。力伝達部材の一端側は、通電状態を開閉する接点部に接続されており、また、力伝達部材の他端側には、接極子が設けられている。接極子の一部は、継鉄と鉄心頭部との隙間部に配置されている。更に、接極子には、隙間部を流れるコイルの磁束の方向に着磁された永久磁石が設けられている。
特許文献1においては、コイルに対して非通電(非励磁)のときは、接点部のバネ力によって、接点部が開かれるように力伝達部材が摺動される。一方、コイルに通電(励磁)したときは、コイルによる磁束と永久磁石による磁束とによって、接極子の一部が隙間部において吸引作用を受け、非通電時とは逆方向に力伝達部材を摺動させて、接点部を閉じるようにしている。
これにより、コイルへの通電時に、接点部を閉じる際の応答性(動作時間)を向上させるようにしている。
特開2008−210776号公報
上記のように、特許文献1では、接極子に永久磁石を設け、永久磁石の着磁方向をコイルの磁束方向に合せて、コイルの磁束と永久磁石の磁束とによって、接点部を閉じる際の吸引力を増大させて応答性を向上させている。しかしながら、接点部を例えば緊急遮断したい場合には、永久磁石による吸引力が常時作用したままとなっているため、逆に、接点部を切断する際の応答性が悪くなる。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、永久磁石を使用するものにおいて、可動コアを固定コアに吸引する際の吸引力を向上させると共に、可動コアを固定コアから引き離す際の応答性の向上を可能とする電磁継電器を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、通電時に磁界を形成する励磁コイル(110)と、
励磁コイルの内径部に形成されたコイル中心孔部(113)内に配置され、磁気回路を構成する固定コア(120)と、
励磁コイルの外側を覆うように配置されて固定コアと共に磁気回路を構成すると共に、励磁コイルの軸線方向の一方側がプレート部(132)として形成されており、プレート部に固定コアの位置に対応するように開口部(132a)が形成されたヨーク(130)と、
開口部を介して固定コアと対向するように配置されると共に、プレート部と磁気的に繋がれて、励磁コイルへの通電時に軸線方向に沿って固定コアに吸引される可動コア(140)と、
可動コアの吸引を補助する磁石(160)と、を備える電磁継電器において、
可動コア、あるいはプレート部には、可動コアと固定コアとの隙間(AG)が所定隙間より小さくなる領域で、磁石によって可動コアとプレート部とを流れる磁束密度を飽和させる磁気飽和部(144)が形成されたことを特徴としている。
この発明によれば、可動コア(140)が吸引される際に、磁石(160)によって可動コア(140)とプレート部(132)との間を流れる磁束の軸線方向の成分が、可動コア(140)の吸引を補助する力となって本来の吸引力に付加されるので、励磁コイル(110)への通電時の吸引力を向上させることができる。
加えて、可動コア(140)、あるいはプレート部(132)には、磁気飽和部(144)が形成されている。磁気飽和部(144)は、可動コア(140)と固定コア(120)との隙間(AG)が所定隙間より小さくなる領域で、磁石(160)によって可動コア(140)とプレート部(132)とを流れる磁束密度を飽和させる。これにより、可動コア(140)が固定コア(120)に吸引された後に、可動コア(140)を固定コア(120)から引き離す際の磁石(160)による吸引力を低下させることができる。よって、可動コア(140)を固定コア(120)から引き離す際の応答性を向上させることができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における電磁継電器の全体を示す断面図である。 第1実施形態における電磁継電器の主要部を示す断面図である。 図2においてエアギャップ大の状態を示す断面図である。 図2においてエアギャップ中の状態を示す断面図である。 図2においてエアギャップ小の状態を示す断面図である。 エアギャップに対するバネ力、および磁石による吸引力を示すグラフである。 第2実施形態における電磁継電器の主要部を示す断面図である(エアギャップ大)。 図7においてエアギャップ中の状態を示す断面図である。 図7においてエアギャップ小の状態を示す断面図である。 エアギャップに対するバネ力、および磁石による吸引力を示すグラフである。 エアギャップに対するバネ力、およびトータルの吸引力を示すグラフである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の電磁継電器100Aについて、図1〜図6を用いて説明する。電磁継電器100Aは、所定の機器に対する電力供給を断続する装置(いわゆるリレー)である。電磁継電器100Aは、所定の機器として、例えば、ハイブリッド車両や電気自動車に搭載される走行用駆動モータに対して、バッテリからの電力を変換(例えばDC−AC変換)して供給するインバータに適用されている。電磁継電器100Aは、バッテリとインバータとの間に配置されている。
電磁継電器100Aは、図1、図2に示すように、ケース101内に、励磁コイル110、固定コア120、ヨーク130、可動コア140、復帰バネ150、磁石160、および接点部170等が設けられて形成されている。ケース101は、例えば、樹脂製で、筒状を成して、両軸方向端部が閉塞された形となっている。
以下、各部材、あるいは各部材間の配置に対する方向を示すために、励磁コイル110の軸線方向(図1中の上下方向)を基準にして説明することにする。この軸線方向は、例えば、固定コア120と可動コア140の並ぶ方向に一致しており、軸線方向の可動コア140側を一方側と呼び、また、軸線方向の固定コア120側を他方側と呼ぶことにする。
励磁コイル110は、円筒状を成して、通電時に磁界を形成するものとなっており、ヨーク130の底部(ヨーク部131の底部)に固定配置されている。励磁コイル110は、ボビン111、およびコイル部112等を有している。ボビン111は、樹脂製の部材であり、筒状部と、この筒状部の軸線方向の両端部に一体的に形成された平板状の鍔部とを有している。コイル部112は、ボビン111の筒状部に導線が巻かれて形成されている。導線は、ボビン111の筒状部の周方向に沿って巻かれている。励磁コイル110の内径部(ボビン111の筒状部)の空間は、コイル中心孔部113となっている。本実施形態では、励磁コイル110の軸線方向は、図1の上下方向となっている。
尚、ボビン111には、ストッパ部111aが設けられている。ストッパ部111aは、例えば、ボビン111の筒状部の軸線方向の中間部となる内周面に設けられて、径方向の内側に突出する部位となっている。ストッパ部111aは、復帰バネ150の軸線方向の他方側の端部を支持するようになっている。
固定コア120は、励磁コイル110のコイル中心孔部113内に配置された円柱状の部材であり、ヨーク130と共に磁気回路を構成する部材となっている。固定コア120は、磁性体金属材料から形成されている。固定コア120の中心軸の向きは、励磁コイル110の軸線方向と一致している。固定コア120は、テーパ部121、円形部122、小径部123、および中心孔部124等を有している。
テーパ部121は、固定コア120における軸線方向の一方側となる端部(すなわち、可動コア140側の端部)から軸線方向の他方側に向かって拡径する部位となっている。円形部122は、テーパ部121における軸線方向の他方側の端部から更に他方側に向かって延びて、外径が一定に設定された部位となっている。尚、円形部122の軸線方向の中間位置には、円形部122よりも径方向寸法が大きく設定された大径部122aが設けられている。
小径部123は、円形部122における軸線方向の他方側の端部から更に他方側に向かって延びて、円形部122よりも外径寸法が小さく設定された部位となっている。中心孔部124は、固定コア120の中心軸に沿って貫通するように形成された孔である。中心孔部124の内径寸法は、円形部122、および小径部123の外径寸法に対応するように途中で徐変されている。
固定コア120における軸線方向の一方側の端部(すなわち、テーパ部121の端面)には、中心部に円柱状凹部空間である凹部125が形成され、この凹部125の周りに環状に連続した突起状の凸部126が形成されている。
固定コア120は、小径部123が、ヨーク130の底部(ヨーク部131の底部)に穿設された孔に挿入、接合されて、ヨーク130に固定されている。
ヨーク130は、励磁コイル110の外側を覆うように配置されて、固定コア120と共に磁気回路を構成すると共に、励磁コイル110、および固定コア120を内側に収容する部材となっている。ヨーク130は、ヨーク部131、およびプレート部132等を有している。
ヨーク部131は、例えば、磁性体金属の帯板材料が、コの字状に折り曲げられて形成された部材となっており、ここでは、励磁コイル110の外周側で互いに対向する領域、および励磁コイル110の軸線方向の他方側を覆っている。
プレート部132は、磁性体金属材料から形成された板状部材となっており、ヨーク部131の開口側(軸線方向の一方側の端部)に配置されている。そして、プレート部132の両端部は、ヨーク部131の開口側端部に接合されている。
プレート部132の固定コア120の位置に対応する領域(中心部領域)には、開口部132aが形成されて、開口されている。開口部132aは、例えば、円形状となっている。よって、プレート部132は、励磁コイル110のコイル中心孔部113を除く領域において、励磁コイル110の軸線方向の一方側を覆っている。また、プレート部132の開口部132aの周囲と、固定コア120の軸線方向の一方側の端部周囲との間には、所定寸法の隙間部132bが形成されている。
また、プレート部132の板厚は、中心側が外周側に比べて薄く設定されており、径方向の中間位置に、板厚差に伴う段部132cが形成されている。板厚の薄い領域は、固定コア120側にへこむように形成されている。段部132cの深さ(板厚の差)は、可動コア140の板部141の外周側と同等の寸法となるように設定されている。
可動コア140は、開口部132aを介して固定コア120と対向するように配置されると共に、プレート部132と磁気的に繋がれて、励磁コイル110への通電時に軸線方向に沿って固定コア120に吸引される部材となっている。可動コア140は、板部141、突出部142、シャフト部143、および磁気飽和部144等を有している。
板部141は、固定コア120の中心軸に対して直交する方向に板面が延びる、例えば、円形状の板部材となっている。板部141の中心部には、円形の孔部141aが穿設されている。板部141の外径寸法は、プレート部132の開口部132aの内径寸法よりも大きく設定され、また、プレート部132の段部132cにおける内径寸法から、磁石160の分を差し引いた内径寸法よりも小さく設定されている。
突出部142は、板部141の軸線方向の他方側の面の中心部領域から、固定コア120側に突出する円筒状の部材となっている。突出部142の外径寸法は、プレート部132の開口部132aの内径寸法よりも小さく設定され、また、突出部142の内径寸法は、固定コア120の円形部122における外径寸法よりも大きく設定されている。そして、突出部142の軸線方向の他方側の先端部(突出側端部)は、可動コア140が固定コア120から最も離れた状態で(非通電時に)、隙間部132bに入り込む位置に設定されている。
突出部142の内周面には、テーパ部142a、および円筒部142bが形成されている。テーパ部142aは、突出部142の内周面の軸線方向の一方側の領域において、内径寸法が一方側から他方側に向けて拡径されるように形成されている。円筒部142bは、テーパ部142aの他方側の端部から更に他方側に向けて内径寸法が一定になるように形成されている。
シャフト部143は、例えば、断面円形の棒状の部材であり、板部141の孔部141aに挿入されて、長手方向の中間部が、板部141に接合されている。シャフト部143の軸線方向の一方側の端部143aは、接点部170の支持板172a側に向けて延び、支持板172aに当接可能となっている。そして、シャフト部143の軸線方向の他方側の端部が固定コア120の中心孔部124に摺動可能に挿入されている。
よって、可動コア140は、シャフト部143の軸線方向の他方側の端部が中心孔部124を摺動することで、固定コア120に対して、軸線方向に移動可能となっている。可動コア140が固定コア120側に移動したとき(通電時に)、固定コア120のテーパ部121、および円形部122の軸線方向の一方側における一部は、相対的に、可動コア140の突出部142の内部空間に入り込むことができるようになっている。
可動コア140の中心部領域(突出部142の内側領域)における板部141と、固定コア120の凸部126との間が、エアギャップAG(隙間)として形成されている。
磁気飽和部144は、可動コア140が固定コア120に対して、エアギャップAGが所定隙間より小さくなる領域で、磁石160によって可動コア140とプレート部132とを流れる磁束密度を所定レベルの磁束密度に飽和させるものである。つまり、この磁気飽和部144によって、エアギャップAGが所定隙間より小さくなる領域で、可動コア140とプレート部132とを流れる磁束密度(磁束量)が制限されるようになっている。
所定隙間は、可動コア140が固定コア120に吸引された後、非通電時に開離されるときの可動コア140の移動(移動する際の初速)を妨げない領域として設定されている。本実施形態では、所定隙間は、例えば0.5mm程度に設定されている。
磁気飽和部144は、本実施形態では、エアギャップAGが所定隙間より小さくなる領域で、可動コア140と磁石160とが互いに面対する両方の対向面(両面)144a、161のうち、可動コア140の対向面144aの方が、磁石160の対向面161よりも軸線方向の長さが小さく設定されることで形成されている。
換言すると、磁気飽和部144は、可動コア140の板部141の外周部において、径方向の外側に突出して周方向に連続する突出部として形成されている。軸線方向における突出部の寸法(厚み)は、軸線方向における磁石160の寸法よりも小さくなるように設定されている。よって、対向面144aの面積は、対向面161の面積よりも小さく設定されている。また、突出部(磁気飽和部144)は、軸線方向における板部141の中央位置(中心)に配置されている。よって、可動コア140が固定コア120に吸引されて停止した位置で、突出部(磁気飽和部144)は、軸線方向における磁石160の中心位置に面対するようになっている(図2)。
また、励磁コイル110へ通電している状態(可動コア140が固定コア120へ当接している状態)から非通電にした際に、可動コア140のシャフト部143における端部143aが、可動接点172の支持板172aに接触するまでの区間(図5中の隙間A)において、磁気飽和部144は、磁石160と面対するようになっている。
また、励磁コイルへ110への通電時に、磁気飽和部144は、可動接点172が固定接点171に接触した後に、磁石160と面対するように配置されている。
尚、磁気飽和部144は、例えば、磁石160の厚さ寸法や、設定位置等によって、可動コア140と磁石160とが互いに面対しない位置関係として設定することも可能である。
復帰バネ150は、固定コア120の外周側に配置されて、可動コア140を軸線方向の一方側(吸引方向とは反対方向)に付勢する部材となっている。復帰バネ150は、例えば、金属製のコイルバネが使用されており、固定コア120の外周部に挿通されている。そして、復帰バネ150の軸線方向の他方側の端部は、ボビン111に設けられたストッパ部111aに当接されている。また、復帰バネ150の軸線方向の一方側の端部は、可動コア140の突出部142に当接されている。
磁石160は、可動コア140の固定コア120への吸引を補助する部材であり、永久磁石が使用されている。磁石160は、例えば、軸線方向から見た全体の形状がリング形状に形成されて、リング形状の中心軸を含む面で切った場合の断面形状が矩形状を成している。磁石160の中心軸は、可動コア140の中心軸と一致するように配置されて、プレート部132における段部132cに固定されている。
磁石160は、プレート部132上において、非通電時における可動コア140の位置(エアギャップAG最大時)に対して、可動コア140が吸引によって移動する側の領域で、且つ、軸線方向から見たときに可動コア140の外周側(外周ラインよりも外側)に対応する領域に配置されている。そして、可動コア140が固定コア120に吸引されて停止したときに、磁石160は、可動コア140には接触しない領域に配置されている。
接点部170は、所定機器に対する電力供給線の断続(通電状態のオンオフ)を行うスイッチであり、軸線方向において可動コア140の一方側に設けられている。接点部170は、固定接点171、可動接点172、および、接点バネ173等を有している。尚、図2では、接点部170の表示を省略している。
固定接点171は、ヨーク130のプレート部132に設けられた支持部171aに固定(位置固定)されている。可動接点172は、支持部171aに対向する支持板172aに設けられており、軸線方向において固定接点171の一方側に配置されている。支持板172aには、可動コア140に固定されたシャフト部143の端部143aが当接可能となっている。接点バネ173は、支持板172a(可動接点172)を軸線方向の他方側に付勢するように設けられている。
よって、可動接点172は、接点バネ173、および復帰バネ150の付勢力を受けながら、固定コア120に対して吸引あるいは非吸引される(移動される)可動コア140に連動して、固定接点171に対して接触あるいは開離するようになっている。
尚、可動接点172が固定接点171に接触したのち、可動コア140は、所定量(0.5mm程度)移動して、固定コア120(凸部126)に当接して停止されるようになっている。このときのエアギャップAGは、ゼロであり、シャフト部143の端部143aと支持板172aとの間に、隙間A(0.5mm程度の隙間)が形成されるようになっている(図5)。
電磁継電器100Aは、以上のように構成されており、以下、図3〜図6を加えて、その作動および作用効果について説明する。
まず、励磁コイル110への通電が遮断されているとき(非通電時)、図1に示すように、励磁コイル110による磁界の形成は行われず、わずかに磁石160の磁束による吸引力はあるものの、復帰バネ150の付勢力が接点バネ173の付勢力に打ち勝って、可動コア140は、軸線方向の一方側に駆動される。そして、シャフト部143の端部143aによって、可動接点172が固定接点171から開離されて、接点部170は、切断状態となって、所定機器への電力供給は行われない状態となる。励磁コイル110への通電が遮断されている状態では、エアギャップAGは、最大値(2.5mm)をとっている。
一方、励磁コイル110に通電すると(通電時)、図3に示すように、励磁コイル110により、固定コア120と突出部142との間、突出部142とプレート部132との間、およびヨーク部131に磁界が形成される(図3中の実線矢印)。そして、可動コア140に対する電磁吸引力が発生される。加えて、可動コア140の板部141の外周領域(磁気飽和部144)と磁石160との間に磁束が流(図3中の破線矢印)磁石160による磁石吸引力が発生する。そして、接点バネ173の付勢力、電磁吸引力、および磁石吸引力の合力が、復帰バネ150の付勢力に打ち勝って、可動コア140は固定コア120側に吸引される。以下、図3〜図5の順に吸引動作の詳細を説明する。
まず、図3に示すように、通電直後では、板部141の外周領域(可動コア140の磁気飽和部144)と磁石160との間は、最大のエアギャップAG(2.5mm)に伴う寸法分だけ離れており、励磁コイル110の電磁吸引力、および磁石160の磁石吸引力によって可動コア140の吸引が開始される。尚、磁石160による磁束は、発生するものの磁石吸引力は、わずかに作用する状態となっている。
次に、図4に示すように、可動コア140が主に電磁吸引力、および磁石吸引力によって吸引され、エアギャップAGが所定隙間(0.5mm)まで変化すると、磁気飽和部144の先端部と磁石160とが接近する。この状態では、磁石160の磁石吸引力が強く作用し、可動コア140の吸引が補助される。
このとき、支持板172aが支持部171a側へ移動され、可動接点172が固定接点171に接触して、接点部170は接続される。両接点171、172が接触した後は、接点バネ173の力は、可動コア140には付勢されない状態となり、復帰バネ150のみが可動コア140に対して作用する。よって、図6に示すように、トータルのバネ力(復帰バネ150のみの付勢力)は、大きくなる。このバネ力に対して、可動コア140を固定コア120に吸引するために、上記のように磁石160(磁石吸引力)による吸引補助がなされ、可動コア140は固定コア120側に吸引されていく。
更に、図5、図6に示すように、エアギャップAGが所定隙間の位置から、可動コア140が固定コア120に対して当接して停止する位置(エアギャップAGがゼロ)に至る間(エアギャップAGが所定隙間より小さくなる領域)においては、シャフト部143は、可動コア140と共に、固定コア120側に移動し、シャフト部143の端部143aと支持板172aとの間に、隙間A(0.5mm程度の隙間)が形成される。
この状態では、磁気飽和部144によって磁石160による磁束密度が飽和されて、磁石吸引力は制限(低下)される。エアギャップAGが所定隙間の位置からゼロに至る間においては、エアギャップAGがより小さくなることで、本来の電磁吸引力の向上が得られ、磁石吸引力の補助を積極的に得なくても、可動コア140は固定コア120に吸引される。
つまり、磁石160による磁石吸引力は、バネ力が大きくなる所定隙間の位置で可動コア140の吸引補助に使用される。その後のエアギャップAGがゼロに至る間では、磁気飽和部144によって磁石吸引力を低下させて、本来の電磁吸引力で可動コア140を吸引し、磁石吸引力による補助を抑えるようにしている。
更に、通電状態から非通電状態に切替えると、電磁吸引力は消滅する。このとき磁気飽和部144が設けられていない場合であると、磁石160による磁石吸引力が可動コア140に作用するため、復帰バネ150の付勢力によって可動コア140が固定コア120から離れようとする初速が鈍る。しかしながら、本実施形態では、磁気飽和部144によって、可動コア140とプレート部132との間における磁石吸引力が制限されており、復帰バネ150の付勢力によって、所定隙間(隙間A)に至る間において、可動コア140が軸線方向の一方側へ、初速を高めて瞬時に移動される。可動コア140と共に、シャフト部143の端部143aは、加速して支持板172aに衝突する。そして、衝突の初速をもった状態で、接点バネ173の付勢力に打ち勝って、支持板172aが移動され、接点部170が開離される(図5→図4→図3の順に変化)。
以上のように、本実施形態では、可動コア140が吸引される際に、磁石160によって可動コア140とプレート部132との間を流れる磁束の軸線方向の成分が、可動コア140の吸引を補助する力(磁石吸引力)となって本来の吸引力(電磁吸引力)に付加されるので、励磁コイル110への通電時の吸引力を向上させることができる。
加えて、可動コア140には、磁気飽和部144が形成されている。磁気飽和部144は、可動コア140と固定コア120とのエアギャップAGが所定隙間より小さくなる領域で、磁石160によって可動コア140とプレート部132とを流れる磁束密度を飽和させる。これにより、可動コア140が固定コア120に吸引された後に、可動コア140を固定コア120から引き離す際の磁石160による吸引力を低下させることができる。よって、可動コア140を固定コア120から引き離す際の応答性を向上させることができる。つまり、短時間で接点部170を開離することができ、両接点171、172間に発生するアークを短時間で消弧することができる。
図6は、理論解析に基づくエアギャップAGと、復帰バネ150および接点バネ173によるバネ力と、磁石160による磁石吸引力との関係を示している。エアギャップAGが所定隙間より小さくなる領域において、磁気飽和部144を設けない比較例に対して、磁気飽和部144を設けた本実施形態では、磁石吸引力を低下することができている。
また、本実施形態では、磁気飽和部144は、エアギャップAGが所定隙間より小さくなる領域で可動コア140の対向面144aの方が磁石160の対向面161よりも軸線方向の長さを小さく設定することで、形成されるようにしている。これにより、容易に磁気飽和部144を形成することができる。
また、本実施形態では、通電状態から非通電状態にしたときに、可動コア140(シャフト部143の端部143a)が可動接点172の支持板172aに接触するまでの区間において、磁気飽和部144は、磁石160と面対するようにしている。これにより、接点部170を開離する際の初期段階において、確実に磁石吸引力を弱めることができる。
また、本実施形態では、励磁コイル110への通電時に、可動接点172が固定接点171に接触した後に、磁気飽和部144は、磁石160と面対するように配置されている。これにより、接点部170が接続されるまでは、磁石160による磁石吸引力を発揮させて可動コア140に対する吸引力を高めると共に、接点部170が接続された後は、磁気飽和部144によって、磁石吸引力を低下させて、次の非通電時に、短時間で接点部170を開離させることが可能となる。
また、磁気飽和部144による磁気飽和状態では、磁気抵抗が高く、余分な磁束が流れることがないため、磁気飽和部144の周方向にわたって、磁石吸引力のバランスを抑えることができ、可動コア140に対するサイドフォースを低減することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の電磁継電器100Bを、図7〜図11に示す。第2実施形態の電磁継電器100Bは、上記第1実施形態の電磁継電器100Aに対して、磁気飽和部144の設定位置を変更したものである。尚、図7〜図9においては、接点部170の表示を省略している。
本実施形態の磁気飽和部144は、図7〜図9に示すように、励磁コイル110への通電時に、可動コア140が固定コア120に対して停止した位置で、軸線方向における磁石160の中心よりも固定コア120に近い側に配置されている。更に具体的には、磁気飽和部144は、軸線方向における可動コア140の板部141の他方側(図中の下側)に配置されている。よって、可動コア140が固定コア120に吸引されて停止した位置で、磁気飽和部144は、軸線方向における磁石160の他方側(図中の下側)に面対するようになっている(図9)。
本実施形態の作動は、基本的には、上記第1実施形態と同じである。ただし、磁気飽和部144の設定位置を変更していることから、図9に示すように、通電時に可動コア140が固定コアに対して停止した位置で、磁石160による磁束は、磁気飽和部144から軸線方向における磁石160の中間位置に向けて、上斜め方向に流れる。よって、磁石160による磁束の軸線方向における一方側(図中の上側)に向かう磁石吸引力が発生することになる。
よって、本実施形態では、通電状態から非通電にしたときに、磁石160によって、固定コア120に対して可動コア140を引き離す力が付加されて、接点部170を開離する際の可動コア140の初速を高めることができ、更に、接点部170の開離時間を短縮することができる。
図10は、理論解析に基づくエアギャップAGと、復帰バネ150および接点バネ173によるバネ力と、磁石160による磁石吸引力との関係を示している。エアギャップAGが所定隙間(ここでは1.0mm)以下において、磁気飽和部144を設けない比較例に対して、磁気飽和部144を設けた本実施形態では、磁石吸引力を低下することができている。本実施形態の磁石吸引力がマイナスとなる領域は、上向きの吸引力となることを示している。
尚、磁石吸引力がマイナスとなる領域が形成されることで、図11に示すように、磁石吸引力に本来の電磁吸引力を加えたトータルの吸引力は、比較例に比べて、多少小さくなるが、バネ力に対しては、充分大きく、固定コア120に対する可動コア140の吸引動作を損なうものではない。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、磁石160をヨーク130のプレート部132に設け、磁気飽和部144を可動コア140の板部141に設けるようにした。しかしながら、これに限定されることなく、磁石160を板部141の外周に設け、磁気飽和部144を、磁石160と面対するプレート部132の端部に設けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、磁石160は、軸線方向から見た全体形状がリング形状となるように形成されたものとして説明したが、この他にも、六角形や八角形等の多角形状としたものとしてもよい。また、磁石160は、リング形状、あるいは多角形状の少なくとも一部としてもよい。
あるいは、磁石160は、リング形状、あるいは多角形状の一部を複数、用いたものとしてもよい。つまり、リング形状、あるいは多角形状の周方向に複数分割されたものとしてもよい。この場合は、複数の各パーツを、可動コア140の中心軸に対して、対称(点対称)となるように配置するのがよい。これにより、周方向の磁石160による磁束のバランスを保つことができる。そして、これに併せて、磁気飽和部144も周方向に連続させずに、分割された磁石160に対応するように配置してもよい。
また、上記各実施形態では、電磁継電器100A、100Bを使用する所定機器として、例えば、電力変換用のインバータとしたが、これに限らず、オンオフの制御を必要とする電気機器に広く適用可能である。
100A、100B 電磁継電器
110 励磁コイル
113 コイル中心孔部
120 固定コア
130 ヨーク
132 プレート部
132a 開口部
140 可動コア
144 磁気飽和部
144a 対向面(面対する面)
150 復帰バネ
160 磁石
161 対向面(面対する面)
170 接点部
171 固定接点
172 可動接点
AG エアギャップ(隙間)

Claims (5)

  1. 通電時に磁界を形成する励磁コイル(110)と、
    前記励磁コイルの内径部に形成されたコイル中心孔部(113)内に配置され、磁気回路を構成する固定コア(120)と、
    前記励磁コイルの外側を覆うように配置されて前記固定コアと共に磁気回路を構成すると共に、前記励磁コイルの軸線方向の一方側がプレート部(132)として形成されており、前記プレート部に前記固定コアの位置に対応するように開口部(132a)が形成されたヨーク(130)と、
    前記開口部を介して前記固定コアと対向するように配置されると共に、前記プレート部と磁気的に繋がれて、前記励磁コイルへの通電時に前記軸線方向に沿って前記固定コアに吸引される可動コア(140)と、
    前記可動コアの吸引を補助する磁石(160)と、を備える電磁継電器において、
    前記可動コア、あるいは前記プレート部には、前記可動コアと前記固定コアとの隙間(AG)が所定隙間より小さくなる領域で、前記磁石によって前記可動コアと前記プレート部とを流れる磁束密度を飽和させる磁気飽和部(144)が形成された電磁継電器。
  2. 前記磁石は、前記プレート部に設けられており、
    前記磁気飽和部は、前記隙間が前記所定隙間より小さくなる領域で前記可動コアと前記磁石とが互いに面対する両面(144a、161)のうち、前記可動コアの面(144a)の方が前記磁石の面(161)よりも前記軸線方向の長さが小さく設定されて形成された請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記励磁コイルへの通電停止時に、前記可動コアに対して、前記吸引される方向とは反対方向への力を付勢する復帰バネ(150)と、
    位置固定された固定接点(171)、および前記可動コアに連動して移動する可動接点(172)の接触あるいは開離によって所定機器に対する通電状態のオンオフを行う接点部(170)と、を備え、
    前記可動コアは、前記励磁コイルへの通電停止時に、前記復帰バネによって、前記反対方向へ移動する途中で前記可動接点に接触するように配置されており、
    前記可動コアが、前記可動接点に接触するまでの区間において、前記磁気飽和部は、前記磁石と面対していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁継電器。
  4. 前記磁気飽和部は、前記励磁コイルへの通電時に、前記可動接点が前記固定接点に接触した後に、前記磁石と面対するように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電磁継電器。
  5. 前記励磁コイルへの通電時に、前記可動コアが前記固定コアに対して停止した位置で、前記磁気飽和部は、前記軸線方向における前記磁石の中心よりも前記固定コアに近い側に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電磁継電器。
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