JP2017154435A - 熱転写プリンタ及び熱転写方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写媒体の転写層の除去領域を正確に除去してから、被転写体上に転写層を転写する。【解決手段】熱転写プリンタは、支持体の一方の面上に受容層を含む転写層が設けられた中間転写媒体10を供給する供給部70と、基材の一方の面上にピールオフ層と、染料層又は溶融層とが設けられた熱転写シート20を供給する第2供給部51と、熱転写シート20を加熱し、転写層の除去領域の少なくとも一部に、染料層又は溶融層を転写し、染料層又は溶融層の転写後に、転写層の除去領域を、ピールオフ層によって除去する印画部と、被転写体40を供給する第3供給部42と、除去領域が除去された転写層を有する中間転写媒体10を加熱し、転写層を被転写体40上に転写する転写部60と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写プリンタ及び熱転写方法に関する。
熱転写画像を任意の対象物に形成する方法の1つとして、受容層が基材上に剥離可能に設けられた中間転写媒体を準備し、色材層を有する熱転写シートを用いて、中間転写媒体の受容層に熱転写画像を形成し、その後、この受容層を含む転写層を被転写体上に転写する方法が提案されている。
中間転写媒体を用いて形成される印画物の種類によっては、ICチップ部、磁気ストライプ部、送受信用アンテナ部、署名部等を設ける領域を残存しておくことが必要な場合がある。具体的には、被転写体上に転写層を転写する前に、ICチップ部、磁気ストライプ部、送受信用アンテナ部、署名部等を設ける領域に対応する転写層の一部を除去しておくことが必要とされる場合がある。
転写層の一部を除去する方法として、基材の一方の面にピールオフ層が設けられた熱転写シートを用い、被転写体上に中間転写媒体の転写層を転写する前の段階で、被転写体への転写を所望しない転写層の領域を、ピールオフ層によって取り除く方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、プリンタの印画速度の高速化に伴い、ピールオフ層によって中間転写媒体の転写層を取り除く工程において、熱転写シートに十分なエネルギーが印加されず、中間転写媒体の転写層を取り除くことが困難になっていた。
特開2003−326865号公報
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、中間転写媒体の転写層の除去領域を正確に除去してから、被転写体上に転写層を転写する熱転写プリンタ及び熱転写方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様による熱転写プリンタは、支持体の一方の面上に受容層を含む転写層が設けられた中間転写媒体を供給する第1供給部と、基材の一方の面上にピールオフ層と、染料層又は溶融層とが設けられた熱転写シートを供給する第2供給部と、前記熱転写シートを加熱し、前記転写層の除去領域の少なくとも一部に、前記染料層又は溶融層を転写し、前記染料層又は溶融層の転写後に、前記転写層の前記除去領域を、前記ピールオフ層によって除去する印画部と、被転写体を供給する第3供給部と、前記除去領域が除去された転写層を有する中間転写媒体を加熱し、前記転写層を前記被転写体上に転写する転写部と、を備えるものである。
本発明の一態様による熱転写プリンタにおいて、前記印画部は、前記被転写体に形成する画像と、前記除去領域に応じた除去領域画像とを合成した合成画像データに基づいて前記熱転写シートの前記染料層を加熱することを特徴とする。
本発明の一態様による熱転写プリンタにおいて、前記熱転写シートには染料層及び溶融層が設けられており、前記印画部は、前記染料層を加熱して前記受容層に画像を形成した後、前記溶融層を加熱して前記転写層の除去領域の少なくとも一部に前記溶融層を転写することを特徴とする。
本発明の一態様による熱転写プリンタにおいて、前記印画部は、前記染料層又は溶融層を、前記転写層の除去領域の全面に転写することを特徴とする。
本発明の一態様による熱転写プリンタにおいて、前記印画部は、前記染料層又は前記溶融層を、前記転写層の除去領域の外周に沿った枠状に転写することを特徴とする。
本発明の一態様による熱転写方法は、支持体の一方の面上に受容層を含む転写層が設けられた中間転写媒体、基材の一方の面上にピールオフ層が設けられた熱転写シート、及び被転写体を用い、前記転写層の除去領域を、前記熱転写シートのピールオフ層によって除去する工程と、前記除去領域の除去が行われた転写層を前記被転写体上に転写する工程とを備える熱転写方法であって、前記基材の前記一方の面上に設けられた染料層又は溶融層を加熱して、前記転写層の除去領域の少なくとも一部に、前記染料層又は溶融層を転写する工程と、前記染料層又は溶融層の転写後に、前記転写層の前記除去領域を、前記ピールオフ層によって除去する工程と、前記除去領域の除去が行われた前記転写層を、前記被転写体上に転写する工程と、を備えるものである。
本発明の一態様による熱転写方法は、前記転写層の除去領域の少なくとも一部に前記染料層を転写すると共に、前記受容層に画像を形成することを特徴とする。
本発明の一態様による熱転写方法は、前記受容層に画像を形成した後、前記転写層の除去領域の少なくとも一部に前記溶融層を転写することを特徴とする。
本発明の一態様による熱転写方法は、前記染料層又は前記溶融層を、前記転写層の除去領域の全面に転写することを特徴とする。
本発明の一態様による熱転写方法は、前記染料層又は前記溶融層を、前記転写層の除去領域の外周に沿った枠状に転写することを特徴とする。
本発明によれば、中間転写媒体の転写層の除去領域を正確に除去してから、被転写体上に転写層を転写することができる。
本発明の第1の実施形態による熱転写プリンタの概略構成図である。 中間転写媒体の断面図である。 熱転写シートの平面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 (a)〜(d)は第1の実施形態による熱転写方法を説明する工程断面図である。 (a)(b)は中間転写媒体の平面図である。 (a)(b)は第2の実施形態による熱転写方法を説明する工程断面図である。 溶融層又は染料層の転写領域の例を示す平面図である。 転写層の除去領域が除去された中間転写媒体の平面図である。 (a)(b)は図9のX-X線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る熱転写プリンタの概略構成図である。図1に示すように、熱転写プリンタは、熱転写シート20を用いて、中間転写媒体10に設けられた受容層13(図2参照)に画像を印画すると共に、中間転写媒体10の転写層14(図2参照)の一部領域を除去する印画部50と、一部領域が除去された転写層14を被転写体40上に転写する転写部60とを備える。
まず、熱転写プリンタで使用される中間転写媒体10について説明する。図2は、中間転写媒体10の断面図である。中間転写媒体10は、支持体11と、支持体11の一方の面上に設けられた転写層14とを備えている。転写層14は、支持体11上に設けられた剥離層12と、剥離層12上に積層された受容層13とを有する積層構成をなしている。受容層13は、中間転写媒体10の最表面に位置し、転写層14を構成する層のうち支持体11から最も遠くに位置している。
中間転写媒体10の受容層13に染料が熱転写されて画像が形成される。画像形成後、転写層14の一部の領域が除去される。その後、一部領域が除去された転写層14が、被転写体40上に転写される。
(支持体11)
支持体11の材料について特に限定はなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルム等を挙げることができる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。支持体11の厚さは、その強度および耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができるが、通常は3μm以上30μm以下の範囲であり、好ましくは4μm以上15μm以下の範囲である。
(受容層13)
受容層13の材料について特に限定はなく、中間転写媒体の分野で従来公知の受容層を適宜選択して用いることができる。例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはポリアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンもしくはプロピレン等のオレフィンと他のビニルポリマーとの共重合体系樹脂、アイオノマーもしくはセルロースジアスターゼ等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート、アクリル系樹脂等の溶剤系の樹脂を挙げることができる。また、受容層13は、これらの成分の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
また、受容層13は、上記樹脂成分とともに、離型剤を含有していてもよい。離型剤としては、例えば、ポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス類、フッ素系またはリン酸エステル系界面活性剤、シリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、硬化型シリコーンオイル等の各種変性シリコーンオイル、および各種シリコーン樹脂などを挙げることができる。
受容層13の厚みについて特に限定はないが、一例としては、1μm以上10μm以下の範囲である。
(剥離層12)
剥離層12は、転写層14の転写性(剥離性)を向上させるためのものであり、転写層14を構成する層のうち支持体11の最も近くに位置している。剥離層12の成分としては、例えば、ワックス類、シリコーンワックス、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、フッ素樹脂、フッ素変性樹脂、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、熱架橋性エポキシ−アミノ樹脂及び熱架橋性アルキッド−アミノ樹脂等を挙げることができる。また、剥離層12は、これらの成分の1種を単独で含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。
剥離層12の厚みについて特に限定はないが、一例としては、0.5μm以上5μm以下の範囲である。
中間転写媒体10の構成は、図2に示すものに限定されない。例えば、剥離層12と受容層13との間に、保護層(図示略)等の任意の層が設けられていてもよい。また、支持体11側から、保護層、受容層13がこの順で積層されてなる転写層14とすることもできる。また、支持体11と転写層14との間に任意の層が設けられていてもよい。また、支持体11の他方の面上に、背面層(図示略)が設けられていてもよい。
次に、熱転写プリンタで使用される熱転写シート20について説明する。図3は熱転写シート20の平面図であり、図4は図3のIV-IV線断面図である。図3、図4に示すように、熱転写シート20は、基材21と、基材21の同一面上に設けられたイエロー(Y)層22、マゼンタ(M)層23、シアン(C)層24からなる染料層25と、ブラック(BK)の溶融層26と、ピールオフ層27とを有する。Y層22、M層23、C層24、溶融層26、ピールオフ層27は面順次に繰り返し設けられている。
(基材21)
基材21について特に限定はなく、例えば、グラシン紙、コンデンサー紙またはパラフィン紙等の薄紙、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルケトンもしくはポリエーテルサルフォン等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリメチルペンテンまたはアイオノマー等のプラスチックの延伸または未延伸フィルムを挙げることができる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。
基材21の厚さについて特に限定はないが、一例としては、2μm以上10μm以下の範囲である。
(染料層25)
染料層25は、色材、及びバインダー樹脂を含有している。色材、バインダー樹脂は、昇華型熱転写シートの分野で従来公知のものを適宜選択して用いることができ、ここでの詳細な説明は省略する。
(ピールオフ層27)
ピールオフ層27は、中間転写媒体10の転写層14の一部を除去するための層である。なお、本願明細書では、ピールオフ層27によって最終的に取り除かれる転写層14の領域のことを「除去領域」と称している。
ピールオフ層27の成分について特に限定はなく、例えば、従来公知の熱可塑性樹脂などを適宜選択して用いることができる。このような樹脂としては、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、スチレンアクリル樹脂、スチレン−塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ブチラール樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等を挙げることができる。中でも、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂とアクリル系樹脂との混合樹脂は、ピールオフ性が良好な点で好ましい。ピールオフ層27は、1種の樹脂を単独で含有していてもよく、2種以上の樹脂を含有していてもよい。
ピールオフ層27の形成方法について特に限定はなく、上記で例示した樹脂、必要に応じて添加される無機または有機フィラー等の添加剤を加えたピールオフ層用塗工液を調製し、この塗工液をグラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコート等の公知の手段により、基材21上に塗布・乾燥して形成することができる。
ピールオフ層27の厚みについて特に限定はないが、ピールオフ層27の膜強度、ピールオフ層27と接する層や、ピールオフ層27と中間転写媒体10との接着性等を考慮すると、0.1μm以上4μm以下の範囲が好ましく、0.2μm以上2μm以下の範囲がより好ましい。
(溶融層26)
溶融層26は、ピールオフ層27により、中間転写媒体10の転写層14の「除去領域」を除去する前の段階で、転写層14の「除去領域」上の少なくとも一部に転写される層である。
溶融層26は、加熱により溶融軟化し、転写層14上に転写可能であるとの条件を満たす層であればよく、例えば、熱溶融性インキを用いて形成することができる。
このような溶融層26の成分としては、例えば、紫外線吸収剤共重合樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸エステル共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリブデン樹脂、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール樹脂、塩化ビニリデン樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、ポリビニルフォルマール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アセチルセルロース樹脂、ニトロセルロース樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリイソブチレン樹脂、エチルセルロース等の熱溶融性樹脂、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、パラフィンワックス等がある。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部変性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックス等を挙げることができる。
溶融層26は、透明性を有する層であってもよく、着色剤等を含有し所定の色味を有する層であってもよい。
溶融層26の厚みについて特に限定はないが、0.1μm以上30μm以下の範囲が好ましく、1μm以上20μm以下の範囲がより好ましい。溶融層26をこの範囲の厚みとすることで、ピールオフ層27によって、転写層14の「除去領域」を除去するときのピールオフ性の更なる向上を図ることができる。
熱転写シート20の構成は、図3、図4に示すものに限定されない。例えば、熱転写シート20の染料層25、溶融層26、ピールオフ層27が形成されている面とは反対側の面に背面層(図示略)が設けられていてもよく、基材21と溶融層26との間に離型層(図示略)が設けられていてもよい。また、基材21とピールオフ層27との間に、基材21とピールオフ層27との密着性を向上させるためのプライマー層(図示略)が設けられていてもよい。
図1に示すように、熱転写プリンタの供給部70(第1供給部)には、中間転写媒体10をリボン状に巻き取った巻取が装填される。供給部70は、中間転写媒体10の巻取を回転させ、中間転写媒体10を長尺帯状で印画部50及び転写部60へ順に搬送する。
印画部50は、サーマルヘッド53と、サーマルヘッド53の下方側に設けられた回転駆動自在なプラテンロール54と、サーマルヘッド53をプラテンロール54に対して昇降自在とさせる昇降手段(図示略)を有する。供給部70から供給された中間転写媒体10は、サーマルヘッド53とプラテンロール54との間を通過するようになっている。
また、印画部50では、熱転写シート20が、供給ロール51(第2供給部)側からガイドロール55を経由して、サーマルヘッド53とプラテンロール54との間を通り、ガイドロール56を経由して、巻取りロール52に巻き取られるようになっている。サーマルヘッド53とプラテンロール54との間において、熱転写シート20の染料層25、溶融層26、及びピールオフ層27と、中間転写媒体10の受容層13とが対向するようになっている。
サーマルヘッド53は、熱転写シート20の基材21側から染料層25を加熱し、中間転写媒体10の受容層13に染料を移行して、画像80(図5(a)参照)を形成する。
また、サーマルヘッド53は、熱転写シート20の基材21側から溶融層26を加熱し、除去領域に対応する溶融層26a(図5(a)、図6(a)参照)を、中間転写媒体10の転写層14上に転写する。
さらに、サーマルヘッド53は、熱転写シート20の基材21側からピールオフ層27を加熱し、転写層14の除去領域を、先に転写した溶融層26aと共に除去する(図5(b)、図6(b)参照)。
このような画像形成工程、溶融層転写工程、及び除去工程を図5(a)(b)及び図6(a)(b)を用いて説明する。
<画像形成工程>
画像形成工程では、まず、中間転写媒体10と、熱転写シート20のY層22とが位置合わせされ、サーマルヘッド53がプラテンロール54に向けて降下し、熱転写シート20及び中間転写媒体10を介してサーマルヘッド53がプラテンロール54に当接する。プラテンロール54が回転駆動して、熱転写シート20及び中間転写媒体10が下流側へ送られる。この間、サーマルヘッド53に送信されてきた画像データに基づいて、サーマルヘッド53により熱転写シート20のY層22の領域が選択的に加熱され、熱転写シート20から受容層13にイエロー染料が移行する。
イエローの転写後、サーマルヘッド53が上昇してプラテンロール54から離れる。次に、中間転写媒体10と熱転写シート20のM層23とが位置合わせされる。この場合、中間転写媒体10は、所定距離だけ上流側へ送られる。そして、イエロー染料を受容層13に移行する方法と同様にして、M層23及びC層24を加熱し、マゼンタ染料及びシアン染料を受容層13に順次移行して、画像80(図5(a)参照)を形成する。
<溶融層転写工程>
画像80の形成後、サーマルヘッド53が上昇してプラテンロール54から離れる。次に、中間転写媒体10と熱転写シート20の溶融層26とが位置合わせされる。サーマルヘッド53がプラテンロール54に向けて降下し、熱転写シート20及び中間転写媒体10を介してサーマルヘッド53がプラテンロール54に当接する。プラテンロール54が回転駆動して、熱転写シート20及び中間転写媒体10が下流側へ送られる。この間、サーマルヘッド53に送信されてきたデータに基づいて、サーマルヘッド53により、熱転写シート20の溶融層26の領域が選択的に加熱される。これにより、図5(a)及び図6(a)に示すように、熱転写シート20から転写層14(受容層13)上に溶融層26aが転写される。
溶融層26は、文字の印画にも用いられる。そのため、サーマルヘッド53に送信されるデータは、印画する文字データに、除去領域を合成した合成パターンのデータである。
溶融層26aは、除去領域に対応する転写層14上の少なくとも一部に転写される。なお、図6(a)では画像80や溶融層26の転写によって印画される文字の図示を省略している。
<除去工程>
溶融層26aの転写後、サーマルヘッド53が上昇してプラテンロール54から離れる。次に、中間転写媒体10と熱転写シート20のピールオフ層27とが位置合わせされる。サーマルヘッド53がプラテンロール54に向けて降下し、熱転写シート20及び中間転写媒体10を介してサーマルヘッド53がプラテンロール54に当接する。プラテンロール54が回転駆動して、熱転写シート20及び中間転写媒体10が下流側へ送られる。この間、サーマルヘッド53に送信されてきた除去領域データに基づいて、サーマルヘッド53が、熱転写シート20のピールオフ層27を選択的に加熱する。これにより、図5(b)に示すように、転写層14の除去領域が、先に転写した溶融層26aと共に除去される。
転写層14の除去領域が除去されることで、図6(b)に示すように、中間転写媒体10の支持体11のうち、除去領域に対応する領域11aの表面が露出される。
除去領域に対応する転写層14上の少なくとも一部に、溶融層26aを予め転写している。溶融層26aとピールオフ層27とは熱接着し易いため、除去領域上に溶融層26aを転写することなくピールオフ層27によって転写層14の除去領域を除去する場合と比較して、転写層14の除去領域を除去するときのピールオフ性を飛躍的に向上させることができる。
図1に示すように、印画部50において受容層13に画像80が形成され、かつ転写層14の除去領域が除去された中間転写媒体10は、ガイドロール72を経由して転写部60へ搬送される。
転写部60は、ヒートローラ61と、ヒートローラ61の下方に設けられた加圧ロール62とを備える。転写部60は、被転写体供給部42(第3供給部)から供給された被転写体40へ、中間転写媒体10の転写層14を転写する。
被転写体供給部42は、中間転写媒体10の搬送に合わせて枚葉状の被転写体40を1枚ずつ繰り出す繰り出し装置、及び繰り出した被転写体40を搬送するコンベア装置等を有する。本実施形態では、枚葉状の被転写体40を用いる場合について説明するが、被転写体は長尺の巻取状のものでもよい。
図5(c)(d)に示すように、転写部60は、ヒートローラ61と加圧ロール62との間で、画像80が形成された中間転写媒体10の受容層13面を被転写体40へ重ね合わせて加熱する。これにより、除去領域の除去が行われた転写層14が、被転写体40に転写され、被転写体40に画像80が形成される。
例えば、被転写体40のICチップ部、磁気ストライプ部、送受信用アンテナ部、署名部等に対応する領域を除去領域として転写層14から除去しておくことで、被転写体40に画像を形成すると共に、被転写体40の所望の領域が転写層14に覆われないようにすることができる。
画像形成された被転写体40は、排出部44へ搬送され、1枚ずつ集積される。被転写体40へ転写層14が転写された中間転写媒体10は、巻取りロール71に巻き取られる。
このように、本実施形態によれば、ピールオフ層27とヒートシールし易い溶融層26aを、除去領域に対応する転写層14上に予め転写しておき、ピールオフ層27により、転写層14の除去領域を溶融層26aと共に除去する。そのため、中間転写媒体10の転写層14の除去領域を正確に除去した上で、被転写体40上に転写層14を転写することができる。
また、溶融層26aの転写は、溶融層26の熱転写による文字の印画工程の中で行うことが出来るため、スループットの低下を防止し、効率的にピールオフ性を高めることができる。
溶融層26aを熱転写する際の印画電圧が低過ぎると、ピールオフ性を向上させる効果が小さくなり得る。一方、溶融層26aを熱転写する際の印画電圧が高過ぎると、剥離層12と支持体11との接着性が高まり、ピールオフ性が劣化し得る。そのため、例えば印画速度が2ms/Line(ミリ秒/ライン)、サーマルヘッドの抵抗値が5200Ω程度の場合、印画電圧を15V以上24V以下とすることが好ましい。
上記第1の実施形態では、画像形成の後に転写層14の除去領域の除去を行っていたが、転写層14の除去領域の除去後に画像形成を行ってもよい。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、転写層14の除去領域に溶融層26aを転写してピールオフ層27との熱接着性を高めていたが、染料が転写された受容層13とピールオフ層27との熱接着性が高いことを利用して、転写層14の除去領域に染料を転写してもよい。
この場合、図7(a)に示すように、画像形成工程において、サーマルヘッド53が、画像データに基づいて熱転写シート20のY層22、M層23、C層24を順に加熱し、イエロー染料、マゼンタ染料、シアン染料を受容層13に移行して、画像80及び除去領域画像82を形成する。除去領域画像82は、除去領域の少なくとも一部に形成される。
ここで、サーマルヘッド53に送信される画像データは、被転写体40上に形成する画像80に、除去領域画像82を合成した合成画像のデータである。
続いて、図7(b)に示すように、サーマルヘッド53が、熱転写シート20のピールオフ層27を選択的に加熱することにより、転写層14のうち、受容層13に除去領域画像82が形成された部分が除去される。
除去領域画像82の形成は、画像80の形成工程の中で行うことが出来るため、スループットの低下を防止し、効率的にピールオフ性を高めることができる。
除去領域画像82を形成する際の印画電圧が低過ぎると、ピールオフ性を向上させる効果が小さくなり得る。一方、除去領域画像82を形成する際の印画電圧が高過ぎると、剥離層12と支持体11との接着性が高まり、ピールオフ性が劣化し得る。そのため、例えば印画速度が2ms/Line、サーマルヘッドの抵抗値が5200Ω程度の場合、印画電圧を15V以上24V以下とすることが好ましい。
第2の実施形態では、熱転写シート20から溶融層26を省略してもよい。
上記第1の実施形態において、溶融層26aは、除去領域の少なくとも一部に転写されればよく、除去領域の全面に除去領域と同一サイズで転写してもよいし、除去領域よりもやや小さく転写してもよい。また、図8に示すように、除去領域の外周に沿った枠状に溶融層26aを転写してもよい。
同様に、上記第2の実施形態において、除去領域画像82は、除去領域の少なくとも一部に形成されればよく、除去領域の全面に除去領域と同一サイズで形成してもよいし、除去領域よりもやや小さく形成してもよい。また、図8に示すように、除去領域の外周に沿った枠状に除去領域画像82を形成してもよい。
溶融層26a・除去領域画像82は、除去領域よりもやや大きく転写・形成してもよい。この場合、転写層14の除去領域の除去後、図9、図10(a)(b)に示すように、転写層14の除去領域の周縁に沿って、枠状の溶融層26a・除去領域画像82が残存する。例えば、除去領域が被転写体40の署名部に対応する領域である場合、枠状の溶融層26a・除去領域画像82が被転写体40に転写されることで、署名部を目立たせることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 中間転写媒体
11 支持体
12 剥離層
13 受容層
14 転写層
20 熱転写シート
21 基材
22 イエロー層
23 マゼンタ層
24 シアン層
25 染料層
26、26a 溶融層
27 ピールオフ層
40 被転写体
50 印画部
60 転写部
80 画像
82 除去領域画像

Claims (10)

  1. 支持体の一方の面上に受容層を含む転写層が設けられた中間転写媒体を供給する第1供給部と、
    基材の一方の面上にピールオフ層と、染料層又は溶融層とが設けられた熱転写シートを供給する第2供給部と、
    前記熱転写シートを加熱し、前記転写層の除去領域の少なくとも一部に、前記染料層又は溶融層を転写し、前記染料層又は溶融層の転写後に、前記転写層の前記除去領域を、前記ピールオフ層によって除去する印画部と、
    被転写体を供給する第3供給部と、
    前記除去領域が除去された転写層を有する中間転写媒体を加熱し、前記転写層を前記被転写体上に転写する転写部と、
    を備える熱転写プリンタ。
  2. 前記印画部は、前記被転写体に形成する画像と、前記除去領域に応じた除去領域画像とを合成した合成画像データに基づいて前記熱転写シートの前記染料層を加熱することを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。
  3. 前記熱転写シートには染料層及び溶融層が設けられており、
    前記印画部は、前記染料層を加熱して前記受容層に画像を形成した後、前記溶融層を加熱して前記転写層の除去領域の少なくとも一部に前記溶融層を転写することを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。
  4. 前記印画部は、前記染料層又は溶融層を、前記転写層の除去領域の全面に転写することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱転写プリンタ。
  5. 前記印画部は、前記染料層又は前記溶融層を、前記転写層の除去領域の外周に沿った枠状に転写することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱転写プリンタ。
  6. 支持体の一方の面上に受容層を含む転写層が設けられた中間転写媒体、基材の一方の面上にピールオフ層が設けられた熱転写シート、及び被転写体を用い、前記転写層の除去領域を、前記熱転写シートのピールオフ層によって除去する工程と、前記除去領域の除去が行われた転写層を前記被転写体上に転写する工程とを備える熱転写方法であって、
    前記基材の前記一方の面上に設けられた染料層又は溶融層を加熱して、前記転写層の除去領域の少なくとも一部に、前記染料層又は溶融層を転写する工程と、
    前記染料層又は溶融層の転写後に、前記転写層の前記除去領域を、前記ピールオフ層によって除去する工程と、
    前記除去領域の除去が行われた前記転写層を、前記被転写体上に転写する工程と、
    を備えることを特徴とする熱転写方法。
  7. 前記転写層の除去領域の少なくとも一部に前記染料層を転写すると共に、前記受容層に画像を形成することを特徴とする請求項6に記載の熱転写方法。
  8. 前記受容層に画像を形成した後、前記転写層の除去領域の少なくとも一部に前記溶融層を転写することを特徴とする請求項6に記載の熱転写方法。
  9. 前記染料層又は前記溶融層を、前記転写層の除去領域の全面に転写することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の熱転写方法。
  10. 前記染料層又は前記溶融層を、前記転写層の除去領域の外周に沿った枠状に転写することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の熱転写方法。
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