JP2017147100A - ケーブル接合体及び超音波接合装置 - Google Patents

ケーブル接合体及び超音波接合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】超音波接合による良好な接合強度を得つつも、その際に付けられる押圧痕において応力が集中しがちな箇所のケーブル強度の低下を抑制する。【解決手段】ケーブル接合体1において、金属端子120(接合対象物)に重ね置きされて超音波接合により接合された接合ケーブル部分110bと延出ケーブル部分110cと、を有し、接合ケーブル部分110bには、超音波接合時の押圧によって付けられた凹状の押圧痕130が形成され、押圧痕130は、接合ケーブル部分110bにおいて幅方向D11に占める割合は、押圧痕130における延出ケーブル部分110cに最も近い最近部分131が、押圧痕130における他部分132よりも小さいことを特徴としている。【選択図】図2

Description

本発明は、ケーブルと金属製の接合対象物とを有するケーブル接合体と、そのようなケーブル接合体の作製に使われる超音波接合装置と、に関するものである。
従来、ケーブルの導体が、金属端子等といった接合対象物に超音波接合により電気的かつ機械的に接合されてなるケーブル接合体が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなケーブル接合体では、ケーブルが接合対象物に接合された接合ケーブル部分と、その接合ケーブル部分から延出した延出ケーブル部分とを有する。このとき、接合に使われる超音波接合装置では、接合対象物等の載置台としてのアンビルと振動子としてのホーンとで、上記の接合ケーブル部分と接合対象物とを挟み付けてホーンが超音波振動する。これにより、接合ケーブル部分における導体が接合対象物に固相接合される。ここで、多くの場合、ホーンには接合ケーブル部分に押し当てられる突状の押当て部が設けられており、ケーブル接合体では、接合ケーブル部分に凹状の押圧痕が形成された状態となる。この押圧痕において、導体が接合対象物に固相接合されている。
特開2009−043538号公報
ここで、上記のようなケーブル接合体では、超音波接合の接合範囲が広い程、良好な接合強度が得られる。その反面、超音波接合によって付けられる押圧痕ではケーブルが薄くなってその強度が低下しがちでとなるので、ケーブルの強度の面からは超音波接合の接合範囲はなるべく抑えたいものである。
そして、接合ケーブル部分から延出する延出ケーブル部分は、例えばケーブル接合体の配索作業等の際に引張られたり曲げられたりすることがある。そのようなときには、押圧痕において延出ケーブル部分に最も近い部分に応力が集中しがちとなることから、このような部分についてはケーブル強度の低下をなるべく抑えたいとの要望がある。
従って、本発明は、上記のような要望に着目し、超音波接合による良好な接合強度を得つつも、その際に付けられる押圧痕において応力が集中しがちな箇所のケーブル強度の低下が抑制されたケーブル接合体を提供することを目的とする。また、そのようなケーブル接合体を作製可能な超音波接合装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のケーブル接合体は、ケーブルと、該ケーブルの導体が超音波接合により電気的かつ機械的に接合された金属製の接合対象物と、を有するケーブル接合体であって、前記ケーブルは、前記接合対象物に重ね置きされて前記超音波接合により接合された接合ケーブル部分と、該接合ケーブル部分から延出した延出ケーブル部分と、を有し、前記接合ケーブル部分には、前記超音波接合時の押圧によって付けられた凹状の押圧痕が形成され、前記押圧痕の前記ケーブルの幅方向に占める割合は、前記押圧痕における前記延出ケーブル部分に最も近い最近部分が、前記押圧痕における他部分よりも小さいことを特徴としている。
本発明のケーブル接合体では、押圧痕において、ケーブルの幅方向に相対的に多くの割合を占める上記の他部分により、超音波接合による良好な接合強度が確保される。一方、押圧痕において、延出ケーブル部分が動かされたとき等に応力が集中しがちな、延出ケーブル部分に最も近い最近部分の割合が上記の他部分の割合よりも小さく抑えられている。これにより、押圧痕において応力が集中しがちな上記の最近部分についてケーブル強度の低下が抑制される。このように、本発明によれば、超音波接合による良好な接合強度を得つつも、その際に付けられる押圧痕において応力が集中しがちな箇所のケーブル強度の低下が抑制されたケーブル接合体を得ることができる。また、ケーブル強度の低下が抑制されることを見越して、導体を含むケーブル厚を薄くして材料コストの低減を図ることもできる。
また、本発明のケーブル接合体において、前記押圧痕における前記他部分は、前記ケーブルの幅方向に複数列に配列された列状痕からなり、前記押圧痕における前記最近部分は、複数列の前記列状痕よりも列数の少ない列状痕からなることが好適である。
この好適なケーブル接合体によれば、押圧痕における最近部分での列状痕の列数を少なくすることで、その部分におけるケーブルの幅方向に占める割合を容易に抑えてケーブル強度の低下を効果的に抑制することができる。
また、この好適なケーブル接合体において、前記他部分における前記列状痕が、前記ケーブルの長さ方向に複数配列された点状痕からなり、前記最近部分における前記列状痕が、複数の前記点状痕よりも少数の点状痕からなることは一層好適である。
この一層好適なケーブル接合体によれば、押圧痕における最近部分での面積が効果的に抑えられるので、その部分におけるケーブル強度の低下を一層効果的に抑制することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の超音波接合装置は、ケーブルと、該ケーブルの導体が超音波接合により電気的かつ機械的に接合された金属製の接合対象物と、を有するケーブル接合体の作製に使われる超音波接合装置であって、前記接合対象物が載置され、前記ケーブルにおいて前記接合対象物と前記超音波接合により接合される接合ケーブル部分が前記接合対象物に重ね置きされるアンビルと、前記アンビルとの間に前記接合対象物及び前記接合ケーブル部分を挟んで該接合ケーブル部分に押し当てられるとともに超音波振動して、前記接合ケーブル部分に凹状の押圧痕を残しつつ前記接合ケーブル部分を前記接合対象物に接合するホーンと、を備え、前記ホーンは、前記接合ケーブル部分に押し当てられて前記押圧痕を残す突状の押当て部を備えており、前記押当て部が前記接合ケーブル部分に押し当てられたときに前記接合ケーブル部分において前記ケーブルの幅方向に占める割合は、前記押当て部において、接合後の前記ケーブル接合体で前記接合ケーブル部分から延出する延出ケーブル部分に最も近い位置に押し当てられる最近押当て部分が、前記押当て部における他押当て部分よりも小さいことを特徴としている。
本発明の超音波接合装置では、接合ケーブル部分に押圧痕を残す押当て部において、接合ケーブル部分に押し当てられたときにケーブルの幅方向に相対的に多くの割合を占める上記の他押当て部分により、超音波接合による良好な接合強度が確保される。一方、押当て部において、ケーブル接合体で応力が集中しがちな、延出ケーブル部分に最も近い位置に押し当てられる最近押当て部分の割合が、他押当て部分の割合よりも小さく抑えられている。これにより、押当て部による押圧痕において応力が集中しがちな箇所についてケーブル強度の低下が抑制される。このように、本発明によれば、超音波接合による良好な結合強度を得つつも、その際に付けられる押圧痕において応力が集中しがちな箇所のケーブル強度の低下が抑制されたケーブル接合体を得ることができる。また、ケーブル強度の低下が抑制されることを見越して、導体を含むケーブル厚を薄くして材料コストの低減を図ることもできる。
また、本発明の超音波接合装置において、前記他押当て部分は、前記接合ケーブル部分に押し当てられたときに前記ケーブルの幅方向に複数列に並ぶ列突起からなり、前記最近押当て部分は、複数列の前記列突起よりも列数の少ない列突起からなることは好適である。
この好適な超音波接合装置によれば、最近押当て部分での列状痕の列数を少なくすることでケーブルの幅方向に占める割合を容易に抑えて、その部分の押し当てによるケーブル強度の低下を効果的に抑制することができる。
また、この好適な超音波接合装置において、前記他押当て部分における前記列突起が、前記接合ケーブル部分に押し当てられたときに前記ケーブルの長さ方向に複数並ぶナール山からなり、前記最近押当て部分における前記列突起が、複数の前記ナール山よりも少数のナール山からなることは一層好適である。
この一層好適なケーブル接合体によれば、最近押当て部分での面積が効果的に抑えられるので、その部分の押し当てによるケーブル強度の低下を一層効果的に抑制することができる。
本発明によれば、超音波接合による接合部での機械的なケーブル強度の低下が抑制されたケーブル接合体を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかるケーブル接合体を示す模式図である。 図1に示されている金属端子のケーブル載置部分に接合ケーブル部分が接合された様子を、接合ケーブル部分の側から見下ろした斜視図である。 図2中のV11−V11切断線に沿った断面斜視図である。 図1〜図3に示されているケーブル接合体と比較するための比較例を、図2と同様の斜視図で示す図である。 本発明の超音波接合装置の一実施形態を示す模式図である。 図5に示されているホーンの各先端チップにおけるアンビル側の凹凸構造を示す斜視図である。 図5及び図6に示されている超音波接合装置を用いて、図1〜3に示されているケーブル接合体が作製される様子を示す模式図である。 図5〜図7に示されている超音波接合装置と比較するための比較例を、図6と同様の斜視図で示す図である。
以下、本発明のケーブル接合体及び超音波接合装置の一実施形態について説明する。まず、本発明のケーブル接合体の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるケーブル接合体を示す模式図である。この図1に示されているケーブル接合体1は、フラットケーブル110と、4つの金属端子120と、を備えている。
フラットケーブル110は、幅方向D11に平行配列された4本の導体111が、薄板状の樹脂被覆112で被覆されたものである。本実施形態では、各導体111は、銅で厚みが凡そ0.1mmの薄帯状に形成されている。そして、フラットケーブル110の一端側で、導体111相互間で樹脂被覆112に切れ込み112aが設けられている。これにより、フラットケーブル110の一端側に、各々が導体111を1本ずつ内包する帯板状の4本のケーブル端部分110aが形成されている。そして、1本のケーブル端部分110aが、1つの金属端子120に接合されている。
金属端子120は、上記の4本のケーブル端部分110aそれぞれの導体111が超音波接合により電気的かつ機械的に接合された銅製の接合対象物であり、本実施形態では、不図示のピン端子が挿入されるソケット端子となっている。金属端子120は、ピン端子が挿入される箱型のソケット部121と、ケーブル端部分110aが重ね置きされて接合されるケーブル載置部分122と、を備えている。
上記のフラットケーブル110では、その長さ方向D12において、各ケーブル端部分110aの先端部分が、金属端子120のケーブル載置部分122に重ね置きされて超音波接合により接合された接合ケーブル部分110bとなっている。そして、この接合ケーブル部分110bから、金属端子120とは反対側へと延出ケーブル部分110cが延出している。
図2は、図1に示されている金属端子のケーブル載置部分に接合ケーブル部分が接合された様子を、接合ケーブル部分の側から見下ろした斜視図である。また、図3は、図2中のV11−V11切断線に沿った断面斜視図である。
図2に示されているように、フラットケーブル110における接合ケーブル部分110bは金属端子120のケーブル載置部分122に重ね置きされて接合され、延出ケーブル部分110cが、その接合ケーブル部分110bから延出している。
接合ケーブル部分110bには、超音波接合時の押圧によって付けられた凹状の押圧痕130が形成されている。この押圧痕130は、各々が樹脂被覆112の表面から逆四角すい台状に窪んだ複数の点状痕130aの集合からなる。図3に示されているように、各点状痕130aでは、内部の導体111が、ケーブル載置部分122側の樹脂被覆112を突き破ってケーブル載置部分122に接するまで突出する形状に変形している。そして、その変形の底部とケーブル載置部分122とで、超音波接合による固相接合部130a−1が形成されている。超音波接合については後で詳細に説明する。
このような点状痕130aの集合からなる押圧痕130は、フラットケーブル110の長さ方向D12(以下、単に長さ方向D12と呼ぶ)について、延出ケーブル部分110cに最も近い最近部分131と、他部分132と、に分かれる。
本実施形態では、押圧痕130における他部分132が、フラットケーブル110の幅方向D11(以下、単に幅方向D11と呼ぶ)に2列に配列された列状痕132aからなる。各列状痕132aは、複数の点状痕130aが長さ方向D12に直線状に配列されたものである。この他部分132は、接合ケーブル部分110bにおいて幅方向D11に占める割合%12が、1個の点状痕130aが幅方向D11に占める割合%11の2倍(2×%11)となる。
他方、押圧痕130における最近部分131は単に1個の点状痕130aからなる。最近部分131では、この1個の点状痕130aが、幅方向D11についてケーブル端部分110aの略中央に設けられている。本実施形態では、この1個の点状痕130aが、本発明にいう「複数列の列状痕よりも列数の少ない列状痕」の一例に相当する。
この最近部分131は、接合ケーブル部分110bにおいて幅方向D11に占める割合が、1個の点状痕130aが幅方向D11に占める割合%11そのものとなる。つまり、接合ケーブル部分110bにおいて幅方向D11に占める割合については、押圧痕130における延出ケーブル部分110cに最も近い最近部分131の割合%11が、他部分132の割合%12よりも小さくなっている。
以上に説明した本実施形態のケーブル接合体1では、押圧痕130において、幅方向D11に相対的に多くの割合%12を占める上記の他部分132により、超音波接合による良好な接合強度が確保される。一方、押圧痕130において、延出ケーブル部分110cに最も近い最近部分131の割合%11が他部分132の割合%12よりも小さく抑えられている。
図4は、図1〜図3に示されているケーブル接合体と比較するための比較例を、図2と同様の斜視図で示す図である。尚、この図4では、図2に示されている構成要素と同等な構成要素は、図2と同じ符号が付されて示されている。
この図4に示されている比較例では、フラットケーブル110のケーブル端部分110aにおいて金属端子120のケーブル載置部分122に接合されている接合ケーブル部分110bには、超音波接合により次のような押圧痕130’が形成されている。この比較例における押圧痕130’は、幅方向D11×長さ方向D12について2×7の矩形状に複数配列された点状痕130aの集合となっている。そして、この押圧痕130’は、延出ケーブル部分110cに対する遠近に関わらず、幅方向に占める割合%12が、1個の点状痕130aが幅方向D11に占める割合%11の2倍(2×%11)となっている。
このため、この比較例では、延出ケーブル部分110cが引っ張られたり曲げられたりしたときに応力が集中しがちな、延出ケーブル部分110cに近い部分でも他の部分と同様の割合で、フラットケーブル110が薄くなって強度が低下している。そして、この比較例では、このような強度の低下を見越して、導体111を含むフラットケーブル110の厚みを厚くしており、その結果、材料コストの増大を招いている。
これに対し、図2に示されている本実施形態では、延出ケーブル部分110cに最も近い最近部分131が幅方向D11に占める割合%11が、上記のように他部分132の割合%12の略半分に抑えられている。これにより、押圧痕130において応力が集中しがちな上記の最近部分131についてケーブル強度の低下が抑制される。このように、本実施形態のケーブル接合体1は、超音波接合による良好な接合強度が得られつつも、その際に付けられる押圧痕130において応力が集中しがちな最近部分131でのケーブル強度の低下が抑制されたものとなっている。また、ケーブル強度の低下が抑制されることを見越して、本実施形態では、導体111を含むフラットケーブル110の厚みを元々薄くして材料コストの低減が図られている。
また、本実施形態のケーブル接合体1では、押圧痕130における他部分132は、幅方向D11に2列に配列された列状痕132aからなり、最近部分131は、それらの列状痕132aよりも列数の少ない列状痕としての1個の点状痕130aからなる。即ち、押圧痕130における最近部分131での列状痕の列数が少なく抑えられることで、その部分が幅方向D11に占める割合%11が容易に抑えられてケーブル強度の低下が効果的に抑制されている。
また、本実施形態のケーブル接合体1では、他部分132における列状痕132aが、長さ方向D11に複数配列された点状痕130aからなり、最近部分131が上記のように1個の点状痕130aからなる。これにより、押圧痕130における最近部分131での面積が効果的に抑えられるので、その部分におけるケーブル強度の低下が一層効果的に抑制されている。
以上に説明した本実施形態のケーブル接合体1は、以下に説明する本発明の超音波接合装置の一実施形態を使って作製される。
図5は、本発明の超音波接合装置の一実施形態を示す模式図である。この図5に示されている超音波接合装置2は、図1に示されているフラットケーブル110における4本のケーブル端部分110aの導体111を4つの金属端子120のケーブル載置部分122に同時に超音波接合する装置である。この超音波接合装置2は、アンビル210と、ホーン220と、を備えている。
アンビル210は、4つの金属端子120が載置されるのに十分な広さの載置面211を有している。この載置面211には、載置された金属端子120をグリップしてその動きを抑えるための粗面加工が施されている。また、アンビル210には、超音波接合時の各金属端子120の動きを抑えるための不図示の押え金具も設けられている。このアンビル210に載置された各金属端子120のケーブル載置部分122に、各ケーブル端部分110aの接合ケーブル部分110bが重ね置きされる。延出ケーブル部分110cは、接合ケーブル部分110bから超音波接合装置2の外部へと延出している。
ホーン220は、アンビル210との間に、4つの金属端子120のケーブル載置部分122と、4本のケーブル端部分110aの接合ケーブル部分110bを挟んで各接合ケーブル部分110bに押し当てられる4つの先端チップ221を有している。この先端チップ221を有するホーン220が超音波振動することで、各接合ケーブル部分110bの導体111がケーブル載置部分122に接合される。このとき、各先端チップ221におけるアンビル210側は、接合ケーブル部分110bに押圧痕130を残しつつ押圧痕130において導体111をケーブル載置部分122に接合する凹凸構造が形成されている。
図6は、図5に示されているホーンの各先端チップにおけるアンビル側の凹凸構造を示す斜視図である。図6(A)には、4つの先端チップ221を上に向けた状態でホーン220が示されており、図6(B)には、1つの先端チップ221の凹凸構造が、図6(A)の領域Ar1の拡大図で示されている。
先端チップ221のアンビル210側には、接合ケーブル部分110bに押し当てられて押圧痕130を残す突状の押当て部222が設けられている。この押当て部222は、各々が四角すい台状に突出した複数のナール山223の集合からなる。
このようなナール山223の集合からなる押当て部222は、接合ケーブル部分110bに押し当てられる際に延出ケーブル部分110cに最も近い位置に押し当てられる最近押当て部分222aと、他押当て部分222bと、に分かれる。
本実施形態では、押当て部222における他押当て部分222bは、接合ケーブル部分110bに押し当てられときにフラットケーブル110の幅方向D11(以下、単に幅方向D11と呼ぶ)に並ぶ2列の列突起222cからなる。各列突起222cは、接合ケーブル部分110bに押し当てられときにフラットケーブル110の長さ方向D12(以下、単に長さ方向D12と呼ぶ)に直線状に並ぶ複数のナール山223からなる。この他押当て部分222bは、接合ケーブル部分110bに押し当てられたときに接合ケーブル部分110bおいて幅方向D11に占める割合%22が、1個のナール山223が幅方向D11に占める割合%21の2倍(2×%21)となる。
他方、押当て部222における最近押当て部分222aは単に1個のナール山223からなる。最近押当て部分222aでは、この1個のナール山223が、幅方向D11についてケーブル端部分110aの略中央に押し当てられるように設けられている。本実施形態では、この1個のナール山223が、本発明にいう「複数列の列突起よりも列数の少ない列突起」の一例に相当する。
この最近押当て部分222aは、接合ケーブル部分110bに押し当てられたときに接合ケーブル部分110bおいて幅方向D11に占める割合が、1個のナール山223が幅方向D11に占める割合%21そのものとなる。つまり、接合ケーブル部分110bに押し当てられたときに接合ケーブル部分110bおいて幅方向D11に占める割合について、上記の最近押当て部分222aの割合%21が、他押当て部分222bの割合%22よりも小さくなっている。
図7は、図5及び図6に示されている超音波接合装置を用いて、図1〜3に示されているケーブル接合体が作製される様子を示す模式図である。
まず、上記のようにアンビル210上に4つの金属端子120と、フラットケーブル110における4本のケーブル端部分110aの接合ケーブル部分110bと、がセットされる。そして、ホーン220が矢印D21方向に降下するとともに、ホーン220(即ち、各先端チップ221のナール山223)が、フラットケーブル110の長さ方向D11に沿った矢印D22方向に超音波振動を開始する(ステップS1)。
やがて、超音波振動しているナール山223が接合ケーブル部分110bのホーン220側の樹脂被覆112に接する。すると、ナール山223と樹脂被覆112との間に生ずる摩擦熱とナール山223の動きによって、ホーン220側の樹脂被覆112が除去される(ステップS2)。また、この段階では、ナール山223の振動が接合ケーブル部分110bに伝わり、接合ケーブル部分110bも長さ方向D11に沿った矢印D23方向に超音波振動を行う。このとき、ナール山223の振動と接合ケーブル部分110bの振動とは必ずしも同期したものとはならず、各々独自に振動することとなる。そして、ナール山223で樹脂被覆112を除去しつつさらにホーン220が矢印D21方向に降下し、内部の導体111に接するようになると、各々独自に振動しているナール山223と導体111との間に摩擦熱が生ずる。この摩擦熱は、金属端子120のケーブル載置部分122側の樹脂被覆112に伝わり、この樹脂被覆112を軟化させる。
さらに、ホーン220が矢印D21方向に降下すると、その降下圧によって導体111がケーブル載置部分122側に押圧されて、ケーブル載置部分122に向かって突出するように変形する(ステップS3)。このように変形した導体111は、上記のように摩擦熱で軟化した樹脂被覆112を突き破ってケーブル載置部分122に接するようになる。このとき、導体111は超音波振動しているので、ケーブル載置部分122と接した段階で、その接した部分の酸化被膜が除かれて各々の新生面が現れる。この新生面どうしが、各構成金属原子の原子間引力によって結びついて固相接合する。この固相接合によって、金属端子120のケーブル載置部分122と、フラットケーブル110の接合ケーブル部分110bとが接合されてケーブル接合体1が完成する。完成したケーブル接合体1における接合ケーブル部分110bには、図2に示されている押圧痕130が残される。
以上に説明した本実施形態の超音波接合装置2では、接合ケーブル部分110bに押圧痕130を残す押当て部222において、他押当て部分222bが、接合ケーブル部分110bに押し当てられたときに幅方向D11に相対的に多くの割合%22を占める。この他押当て部分222bにより、超音波接合による良好な電気的接合が確保される。一方、押当て部222において、ケーブル接合体1で応力が集中しがちな延出ケーブル部分110cに最も近い位置に押し当てられる最近押当て部分222aの割合%21が他押当て部分222bの割合%22よりも小さく抑えられている。
図8は、図5〜図7に示されている超音波接合装置と比較するための比較例を、図6と同様の斜視図で示す図である。図8(A)には、4つの先端チップ221’を上に向けた状態で比較例のホーン220’が示されており、図8(B)には、1つの先端チップ221’の凹凸構造が、図8(A)の領域Ar2の拡大図で示されている。尚、この図8では、図6に示されている構成要素と同等な構成要素は、図6と同じ符号が付されて示されている。
この図8に示されている比較例では、1つの先端チップ221’に次のような1つの押当て部222’が形成されている。この比較例における押当て部222’は、図6に示されているものと同様のナール山223が、幅方向D11×長さ方向D12について2×7の矩形状に配列されたものとなっている。そして、この押当て部222’では、長さ方向D12の略全範囲に亘って、接合ケーブル部分110bに押し当てられたときに幅方向D11に占める割合%22が、各ナール山223が占める割合の2倍(2×d21)となっている。この比較例では、完成したケーブル接合体の接合ケーブル部分に、図4に示されている比較例の押圧痕130’が残される。そして、上述したように、この比較例の押圧痕130’では、応力が集中しがちな、延出ケーブル部分110cに近い部分でも他の部分と同様の割合で、フラットケーブル110が薄くなって強度が低下することとなる。そして、この比較例では、このような強度の低下を見越して、導体111を含むフラットケーブル110の厚みを厚くしており、その結果、材料コストの増大を招いている。
これに対し、本実施形態の超音波接合装置2では、延出ケーブル部分110cに最も近い位置に押し当てられる最近押当て部分222aが幅方向D11に占める割合%21が、上記のように他押当て部分222bの割合%22の略半分に抑えられている。これにより、押当て部222による押圧痕130において応力が集中しがちな箇所についてケーブル強度の低下が抑制される。このように、本実施形態の超音波接合装置2によれば、超音波接合による良好な電気的接合を得つつも、その際に付けられる押圧痕130において応力が集中しがちな箇所のケーブル強度の低下が抑制されたケーブル接合体1を得ることができる。また、上述したように、ケーブル強度の低下が抑制されることを見越して、本実施形態では、導体111を含むフラットケーブル110の厚みを元々薄くして材料コストの低減が図られている。
また、本実施形態の超音波接合装置2では、他押当て部分222bは、接合ケーブル部分110bに押し当てられたときに幅方向D11に並ぶ2列の列突起222cからなる。他方、最近押当て部分222aは、それらの列突起222cよりも列数の少ない列突起としての1個のナール山223からなる。即ち、押当て部222における最近押当て部分222aでの列突起の列数が少なく抑えられることで、その部分が幅方向D11に占める割合%21が容易に抑えられて、その部分の押し当てによるケーブル強度の低下が効果的に抑制されることとなっている。
また、本実施形態の超音波接合装置2では、他押当て部分222bにおける列突起222cが、接合ケーブル部分110bに押し当てられたときに長さ方向D12に並ぶ複数のナール山223からなる。他方、最近押当て部分222aが上記のように1個のナール山223からなる。これにより、最近押当て部分222aでの面積が効果的に抑えられるので、その部分の押し当てによるケーブル強度の低下が一層効果的に抑制されることとなっている。
以上に説明した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のケーブル接合体や超音波接合装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、本発明にいう接合対象物の一例として、金属端子120が例示されている。しかしながら、本発明にいう接合対象物は、これに限るものではなく、ケーブルと超音波接合により接合可能な金属製の部材であれば、その具体的な態様を問うものではない。
また、上述した実施形態では、本発明にいうケーブルの一例として、4本の導体111を内包するフラットケーブル110が例示されている。しかしながら、本発明にいう接合対象物は、これに限るものではなく、金属製の接合対象物と超音波接合により接合可能なケーブルであれば、その具体的な態様を問うものではない。
また、上述した実施形態では、本発明にいう押圧痕の一例として、複数の点状痕130aによる列状痕132aが2列に配列された他部分132と、1個の点状痕130aからなる最近部分131と、を有する押圧痕130が例示されている。しかしながら、本発明にいう押圧痕はこれに限るものではない。本発明にいう押圧痕は、ケーブルの幅方向に占める割合について、延出ケーブル部分に最も近い最近部分の割合が他部分の割合よりも小さくなるのであれば、その具体的な態様を問うものではない。
また、上述した実施形態では、本発明にいう押当て部の一例として、複数のナール山223による列突起222bが2列に配列された他押当て部222bと、1個のナール山223aからなる最近押当て部222aと、を有する押当て部222が例示されている。しかしながら、本発明にいう押当て部はこれに限るものではない。本発明にいう押当て部は、接合ケーブル部分への押当て時に幅方向に占める割合について、延出ケーブル部分に最も近い位置に押し当てられる最近押当て部分の割合が他押当て部分の割合よりも小さくなるのであれば、その具体的な態様を問うものではない。
1 ケーブル接合体
2 超音波接合装置
110 フラットケーブル
110a ケーブル端部分
110b 接合ケーブル部分
110c 延出ケーブル部分
111 導体
112 樹脂被覆
120 金属端子(接合対象物の一例)
130 押圧痕
130a 点状痕
131 最近部分
132 他部分
132a 列状痕
210 アンビル
220 ホーン
221 先端チップ
222 押当て部
222a 最近押当て部分
222b 他押当て部分
222c 列突起
223 ナール山
D11 幅方向
D12 長さ方向
%11,%12,%21,%22 幅方向に占める割合

Claims (6)

  1. ケーブルと、該ケーブルの導体が超音波接合により電気的かつ機械的に接合された金属製の接合対象物と、を有するケーブル接合体であって、
    前記ケーブルは、前記接合対象物に重ね置きされて前記超音波接合により接合された接合ケーブル部分と、該接合ケーブル部分から延出した延出ケーブル部分と、を有し、
    前記接合ケーブル部分には、前記超音波接合時の押圧によって付けられた凹状の押圧痕が形成され、
    前記押圧痕の前記ケーブルの幅方向に占める割合は、前記押圧痕における前記延出ケーブル部分に最も近い最近部分が、前記押圧痕における他部分よりも小さいことを特徴とするケーブル接合体。
  2. 前記押圧痕における前記他部分は、前記ケーブルの幅方向に複数列に配列された列状痕からなり、
    前記押圧痕における前記最近部分は、複数列の前記列状痕よりも列数の少ない列状痕からなることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接合体。
  3. 前記他部分における前記列状痕が、前記ケーブルの長さ方向に複数配列された点状痕からなり、
    前記最近部分における前記列状痕が、複数の前記点状痕よりも少数の点状痕からなることを特徴とする請求項2に記載のケーブル接合体。
  4. ケーブルと、該ケーブルの導体が超音波接合により電気的かつ機械的に接合された金属製の接合対象物と、を有するケーブル接合体の作製に使われる超音波接合装置であって、
    前記接合対象物が載置され、前記ケーブルにおいて前記接合対象物と前記超音波接合により接合される接合ケーブル部分が前記接合対象物に重ね置きされるアンビルと、
    前記アンビルとの間に前記接合対象物及び前記接合ケーブル部分を挟んで該接合ケーブル部分に押し当てられるとともに超音波振動して、前記接合ケーブル部分に凹状の押圧痕を残しつつ前記接合ケーブル部分を前記接合対象物に接合するホーンと、を備え、
    前記ホーンは、前記接合ケーブル部分に押し当てられて前記押圧痕を残す突状の押当て部を備えており、
    前記押当て部が前記接合ケーブル部分に押し当てられたときに前記接合ケーブル部分において前記ケーブルの幅方向に占める割合は、前記押当て部において、接合後の前記ケーブル接合体で前記接合ケーブル部分から延出する延出ケーブル部分に最も近い位置に押し当てられる最近押当て部分が、前記押当て部における他押当て部分よりも小さいことを特徴とする超音波接合装置。
  5. 前記他押当て部分は、前記接合ケーブル部分に押し当てられたときに前記ケーブルの幅方向に複数列に並ぶ列突起からなり、
    前記最近押当て部分は、複数列の前記列突起よりも列数の少ない列突起からなることを特徴とする請求項4に記載の超音波接合装置。
  6. 前記他押当て部分における前記列突起が、前記接合ケーブル部分に押し当てられたときに前記ケーブルの長さ方向に複数並ぶナール山からなり、
    前記最近押当て部分における前記列突起が、複数の前記ナール山よりも少数のナール山からなることを特徴とする請求項5に記載の超音波接合装置。
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