JP2007252091A - 整流子片 - Google Patents

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徹史 林
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Abstract

【課題】ライザと電機子巻線との結線において被膜の溶融除去工程が不要となり、鉛レス化を実現できる整流子片の提供。
【解決手段】整流子片1はブラシが摺接する円弧面部10の電機子側の端縁11から径方向外側へ延び出た突片状のライザ20を一体的に備えている。ライザ20は、電機子巻線Wが巻回部Rとして巻き付けられる基端部30と、これよりも先端側に位置する先端部40と、先端部40を基端部30に対して電機子に臨む第1面f側とは反対の第2面b側へ折り曲げて基端部30に重ね合わせるための折り線溝50を有する。基端部30は巻回部Rの巻線Wのうち第2面b側の線分を架空線Rとなす貫通孔31を有し、先端部40は基端部30と先端部40との重ね合わせた状態では架空線Rにその横断方向で当接して食い込むべき先端縁辺(第1のバリ付き稜線)42aを持つ第1切り起し片42を有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、直流モータにおける整流子片のライザの改善に関する。
特開平9−140103においては、整流子片のライザ部に切り起し片を形成し、ライザ部に電機子巻線を絡げて巻回部を形成した後、切り起し片を曲げて巻回部の上に重ね、ライザ部と巻回部とを導電性接着剤(エポキシ樹脂などに金属(銀など)の粉末を混ぜた接着剤)を塗布して導通固定し、ライザと電機子巻線との結線作業を無半田(鉛レス)化することが知られている。
特開平9−140103(図2)
しかしながら、電機子巻線はエナメル線等の絶縁塗膜を被膜とする被覆導電であるため、巻線とライザ部との接触部分をヒュージングして被膜を溶融除去する必要があり、また、導電性接着剤を塗布して結線部分を固定する必要がある。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題は、ライザと電機子巻線との結線において被膜の溶融除去工程が不要となり、鉛レス化を実現できる整流子片を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ブラシが摺接する円弧面部と、この円弧面部の電機子側の端縁から径方向外側へ延び出た突片状のライザとを一体的に備えた整流子片であって、ライザは、電機子巻線が巻回部として巻き付けられる基端部と、この基端部よりも先端側に位置する先端部と、この先端部を基端部に対して電機子に臨む第1面側とは反対の第2面側へ折り曲げて当該基端部に重ね合わせるための折り線規定部とを有し、基端部は巻回部の巻線のうち少なくとも第2面側の線分を架空線となす巻線架橋部を有し、先端部は、前記基端部と前記先端部との重ね合わせた状態では架空線に対し実質的にその横断方向で当接して食い込むべき第1のバリ付き稜線を有して成ることを特徴とする。
電機子の巻線処理は電機子巻線の端末をライザの基端部の巻線架橋部に絡げて巻回部を形成するものであるが、その際、巻線架橋部に絡げられた巻回部の第2面側の線分は架空線となる。この後、折り線規定部で先端部を基端部に対して第2面側へ折り曲げて先端部を基端部に重ね合わせると、先端部の第1のバリ付き稜線が架空線に対し実質的にその横断方向で当接しつつ架空線を張架させながら食い込むため、第1のバリ付き稜線が架空線の被膜を貫きその中心導線と導電接続する。先端部の折り曲げ処理だけで、無半田で電機子巻線とライザとの導電接続を達成でき、しかも、被膜除去工程も排除することができる。なお、第1のバリ付き稜線は整流子片を板材からプレス成形で得る際に、せん断加工のポンチを第2面側に配置すれば好い。
この巻線架橋部としては基端部の厚み方向に貫通した孔とし、先端部としては、囲繞部を残して第2面側へ鈍角傾斜姿勢に切り起されて、基端部と先端部との重ね合わせた状態では上記孔内に進入する第1切り起し片を有し、この第1切り起し片の第2面側の先端縁辺を第1のバリ付き稜線とすることができる。孔の第2面側に架け渡される巻線が第1のバリ付き稜線の当る架空線である。巻回部は通常2〜3回巻き程度であることから、2〜3箇所での導通接点を確保できるが、導通接点数を増やすためには、巻線架橋部としては、基端部の厚み方向に貫通した孔とし、先端部としては、囲繞部を残して第2面側へ相対向して鈍角傾斜姿勢に切り起されて、基端部と先端部との重ね合わせた状態では上記孔内に進入するべき一対の第1切り起し片を有し、各第1切り起し片の第2面の先端縁辺を第1のバリ付き稜線とすることが望ましい。架空線に対して2筋の第1のバリ付き稜線が当接するため、導通接点数を倍増できる。
更に、導通接点数を増やすためには、巻線架橋部としては、少なくとも基端部と先端部との重ね合わせた状態では架空線に対し実質的にその横断方向で当接して食い込むべき第2のバリ付き稜線を有することが望ましい。
具体的には、巻線架橋部としては、基端部の両辺側を第2面側へ鈍角傾斜姿勢に切り起された一対の第2切り起し片とし、先端部としては、囲繞部を残して第2面側へ相対向して鈍角傾斜姿勢に切り起されて、基端部と先端部との重ね合わせた状態では一対の第2切り起し片の挟間に進入するべき一対の第1切り起し片を有し、第1切り起し片の第2面側の先端縁辺が第1のバリ付き稜線であって、第2切り起し片の第2面側の先端縁辺が第2のバリ付き稜線とする。基端部における一対の第2切り起し片の第2面側の先端縁辺に絡げられた巻回部の第2面側の線分が架空線となるが、先端部が折り曲げられて基端部と重なる際には、第1切り起し片の第2面の先端縁辺が一対の第2切り起し片の挟間に進入し、それぞれの架空線に当って張架させつつ食い込むので、架空線に対して4筋で導通するため、導通接点数を増やすことができ、導通信頼性が高まる。
本発明に係る整流子片によれば、ライザと電機子巻線との結線において被膜の溶融除去工程が不要となり、鉛レス化を実現できる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(A)は本発明に係る実施例1の整流子片を示す斜視図、図1(B)は同整流子片の平面図、図1(C)は同整流子片の側面図、図2(A)は同整流子片の正面図、図2(B)は図2(A)中のA部を示す拡大図、図3(A)は同整流子片の基端部に電機子巻線を絡げて巻回部を形成した状態を示す斜視図、図3(B)はその状態を示す側面図、図3(C)はその状態を示す正面図、図4(A)は同整流子片の先端部を折り曲げて基端部に重ね合わせた状態を示す斜視図、図4(B)はその状態を示す側面図、図4(C)は図4(B)中のc−c線で切断した状態を示す断面図、図5(A)は図4(C)中のB部を示す拡大図、図5(B)は図5(A)中のC部を示す拡大図である。
本例の整流子片(セグメント)1は、金属板のプレス加工品であって、ブラシが摺接する円弧面部10と、この円弧面部10の電機子(図示せず)側の端縁11から径方向外側へ延び出た突片状のライザ20とを一体的に備えている。ライザ20は、電機子巻線が巻回部として巻き付けられる基端部30と、この基端部30よりも先端側に位置する先端部40と、電機子に臨む第1面f側に押し打ちされて基端部30と先端部40とを区画する折り線溝50とを有する。この折り線溝50は先端部40を基端部30に対して第1面f側とは反対の第2面b側へ折り曲げて基端部30に重ね合わせるための折り線規定部である。基端部30は、巻線架橋部として基端部30の厚み方向に貫通した長方形の貫通孔31を有している。他方、先端部40は、枠状の囲繞部41を残して第2面b側へ鈍角傾斜姿勢に切り起された第1切り起し片42を有する。この第1切り起し片42の第2面の先端縁辺42aは第1のバリ付き稜線となっている。
電機子の巻線処理においては、図3に示す如く、電機子巻線Wの端末をライザ20の基端部30に絡げて巻回部Rを形成するものであるが、基端部30には貫通孔31が形成されているため、巻線Wが貫通孔31を跨って絡げられるので、巻回部Rの第2面側の線分は架空線Rとなる。巻線処理後、図4及び図5に示す如く、折り線溝50で先端部40を基端部30に対して第2面b側へ折り曲げて先端部40を基端部30に重ね合わせると、第1切り起し片42の第2面bの先端縁辺(第1のバリ付き稜線)42aが架空線Rに対し実質的にその横断方向で当接しつつ架空線Rを張架させながら食い込むため、先端縁辺42aが架空線Rの絶縁塗膜等の被膜(図示せず)を貫きその中心導線(図示せず)と導電接続する。
このように、ライザ20の先端部40の折り曲げ処理だけで、無半田で電機子巻線Wとライザ20との導電接続を達成でき、しかも、被膜除去工程も排除することができる。なお、先端縁辺42aをバリ付き稜線とするには、第1切り起し片42を形成するためのせん断加工のポンチを第2面b側に配置すれば好い。
図6(A)は本発明に係る実施例2の整流子片を示す斜視図、図6(B)は同整流子片の平面図、図6(C)は同整流子片の側面図、図7(A)は同整流子片の正面図、図7(B)は図7(A)中のA部を示す拡大図、図8(A)は同整流子片の基端部に電機子巻線を絡げて巻回部を形成した状態を示す斜視図、図8(B)はその状態を示す側面図、図8(C)はその状態を示す正面図、図9(A)は同整流子片の先端部を折り曲げて基端部に重ね合わせた状態を示す斜視図、図9(B)はその状態を示す側面図、図9(C)は図9(B)中のc−c線で切断した状態を示す断面図、図10(A)は図9(C)中のB部を示す拡大図、図10(B)は図10(A)中のC部を示す拡大図である。なお、図6〜図10において、図1〜図5に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
本例の整流子片2において実施例1と異なる部分はライザ20の構成のみである。基端部30には、実施例1の貫通孔31よりも大きな矩形状の貫通孔33が形成されている。また先端部40は、囲繞部43を残して第2面b側へ相対向して鈍角傾斜姿勢に切り起された一対の第1切り起し片44,44を有している。各第1切り起し片44の第2面b側の先端縁辺44aが第1のバリ付き稜線となっている。
電機子の巻線処理においては、図8に示す如く、電機子巻線Wの端末をライザ20の基端部30に絡げて巻回部Rを形成するものであるが、基端部30には貫通孔33が形成されているため、巻線Wが貫通孔33を跨って絡げられるので、巻回部Rの第2面b側の線分は架空線Rとなる。巻線処理後、図9及び図10に示す如く、折り線溝50で先端部40を基端部30に対して第2面b側へ折り曲げて先端部40を基端部30に重ね合わせると、第1切り起し片44,44の第2面b側の先端縁辺(第1のバリ付き稜線)44a,44aが架空線Rに対し実質的にその横断方向で当接しつつ架空線Rを張架させながら食い込むため、先端縁辺44a、44aが架空線Rの絶縁塗膜等の被膜(図示せず)を貫きその中心導線(図示せず)と導電接続する。2筋の先端縁辺(第1のバリ付き稜線)44a,44aによって導電接続点数が実施例1の場合の2倍になる。
図11(A)は本発明に係る実施例3の整流子片を示す斜視図、図11(B)は同整流子片の平面図、図11(C)は同整流子片の側面図、図12(A)は同整流子片の正面図、図12(B)は図12(A)中のA部を示す拡大図、図13(A)は同整流子片の基端部に電機子巻線を絡げて巻回部を形成した状態を示す斜視図、図13(B)はその状態を示す側面図、図13(C)はその状態を示す正面図、図14(A)は同整流子片の先端部を折り曲げて基端部に重ね合わせた状態を示す斜視図、図14(B)はその状態を示す側面図、図14(C)は図14(B)中のc−c線で切断した状態を示す断面図、図15(A)は図14(C)中のB部を示す拡大図、図15(B)は図15(A)中のC部を示す拡大図である。なお、図11〜図15において、図6〜図10に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
本例の整流子片3において実施例2と異なる部分はライザ20の基端部30の構成のみである。基端部30はその両辺側を第2面b側へ鈍角傾斜姿勢に切り起された一対の第2切り起し片34,34を巻線架橋部として有している。各第2切り起し片34の第2面b側の先端縁辺34aは第2のバリ付き稜線となっている。
電機子の巻線処理においては、図13に示す如く、電機子巻線Wの端末をライザ20の基端部30に絡げて巻回部Rを形成するものであるが、基端部30には一対の第2切り起し片34,34が形成されているため、巻線Wが一対の第2切り起し片34,34に架け渡されて絡げられるので、巻回部Rの第2面b側の線分は架空線Rとなる。巻線処理後、図14及び図15に示す如く、折り線溝50で先端部40を基端部30に対して第2面b側へ折り曲げて先端部40を基端部30に重ね合わせると、第1切り起し片44,44が第2切り起し片34,34の挟間Gに進入し、第1切り起し片44,44と第2切り起し片34,34とで架空線Rの基端側を挟み込んでクランプし、先端縁辺(第1のバリ付き稜線)44a,44aが架空線Rに対し実質的にその横断方向で当接しつつ架空線Rを張架させながら食い込むと共に、先端縁辺(第2のバリ付き稜線)34a,34aも架空線Rに食い込むため、各食い込み箇所で導電接続する。4筋の先端縁辺(第1、第2のバリ付き稜線)34a,34a,44a,44aによる導電接続により、導通信頼性が高まる。
なお、上記各実施例のライザ構造は整流子片に適用する場合に限らず、一般に端子構造体として被覆導線の結線にも用いることができる。
(A)は本発明に係る実施例1の整流子片を示す斜視図、(B)は同整流子片の平面図、(C)は同整流子片の側面図である。 (A)は同整流子片の正面図、(B)は図2(A)中のA部を示す拡大図である。 (A)は同整流子片の基端部に電機子巻線を絡げて巻回部を形成した状態を示す斜視図、(B)はその状態を示す側面図、(C)はその状態を示す正面図である。 (A)は同整流子片の先端部を折り曲げて基端部に重ね合わせた状態を示す斜視図、(B)はその状態を示す側面図、(C)は図4(B)中のc−c線で切断した状態を示す断面図である。 (A)は図4(C)中のB部を示す拡大図、(B)は図5(A)中のC部を示す拡大図である。 (A)は本発明に係る実施例2の整流子片を示す斜視図、(B)は同整流子片の平面図、(C)は同整流子片の側面図である。 (A)は同整流子片の正面図、(B)は図7(A)中のA部を示す拡大図である。 (A)は同整流子片の基端部に電機子巻線を絡げて巻回部を形成した状態を示す斜視図、(B)はその状態を示す側面図、(C)はその状態を示す正面図である。 (A)は同整流子片の先端部を折り曲げて基端部に重ね合わせた状態を示す斜視図、(B)はその状態を示す側面図、(C)は図9(B)中のc−c線で切断した状態を示す断面図である。 (A)は図9(C)中のB部を示す拡大図、(B)は図10(A)中のC部を示す拡大図である。 (A)は本発明に係る実施例3の整流子片を示す斜視図、(B)は同整流子片の平面図、(C)は同整流子片の側面図である。 (A)は同整流子片の正面図、(B)は図12(A)中のA部を示す拡大図である。 (A)は同整流子片の基端部に電機子巻線を絡げて巻回部を形成した状態を示す斜視図、(B)はその状態を示す側面図、(C)はその状態を示す正面図である。 (A)は同整流子片の先端部を折り曲げて基端部に重ね合わせた状態を示す斜視図、(B)はその状態を示す側面図、(C)は図14(B)中のc−c線で切断した状態を示す断面図である。 (A)は図14(C)中のB部を示す拡大図、(B)は図15(A)中のC部を示す拡大図である。
符号の説明
1,2,3…整流子片(セグメント)
10…円弧面部
11…電機子側の端縁
20…ライザ
30…基端部
31,33…貫通孔
34…第2切り起し片
34a…先端縁辺(第2のバリ付き稜線)
40…先端部
41,43…囲繞部
42,44…第1切り起し片
42a,44a…先端縁辺(第1のバリ付き稜線)
50…折り線溝
b…第2面
f…第1面
G…挟間
R…巻回部
…架空線
W…電機子巻線

Claims (6)

  1. ブラシが摺接する円弧面部と、この円弧面部の電機子側の端縁から径方向外側へ延び出た突片状のライザとを一体的に備えた整流子片であって、
    前記ライザは、電機子巻線が巻回部として巻き付けられる基端部と、この基端部よりも先端側に位置する先端部と、この先端部を前記基端部に対して前記電機子に臨む第1面側とは反対の第2面側へ折り曲げて当該基端部に重ね合わせるための折り線規定部とを有し、前記基端部は前記巻回部の巻線のうち少なくとも前記第2面側の線分を架空線となす巻線架橋部を有し、前記先端部は、前記基端部と前記先端部との重ね合わせた状態では前記架空線に対し実質的にその横断方向で当接して食い込むべき第1のバリ付き稜線を有して成ることを特徴とする整流子片。
  2. 請求項1に記載の整流子片において、前記巻線架橋部は前記基端部の厚み方向に貫通した孔であり、前記先端部は、囲繞部を残して前記第2面側へ鈍角傾斜姿勢に切り起されて、前記基端部と前記先端部との重ね合わせた状態では前記孔内に進入するべき第1切り起し片を有し、前記第1切り起し片の前記第2面側の先端縁辺が第1のバリ付き稜線であることを特徴とする整流子片。
  3. 請求項1に記載の整流子片において、前記巻線架橋部は、前記基端部の厚み方向に貫通した孔であり、前記先端部は、囲繞部を残して前記第2面側へ相対向して鈍角傾斜姿勢に切り起されて、前記基端部と前記先端部との重ね合わせた状態では前記孔内に進入するべき一対の第1切り起し片を有し、前記各第1切り起し片の前記第2面側の先端縁辺が前記第1のバリ付き稜線であることを特徴とする整流子片。
  4. 請求項1に記載の整流子片において、前記巻線架橋部は、少なくとも前記基端部と前記先端部との重ね合わせた状態では前記架空線に対し実質的にその横断方向で当接して食い込むべき第2のバリ付き稜線を有することを特徴とする整流子片。
  5. 請求項4に記載の整流子片において、前記巻線架橋部は、前記基端部の両辺側を前記第2面側へ鈍角傾斜姿勢に切り起された一対の第2切り起し片であり、前記先端部は、囲繞部を残して前記第2面側へ相対向して鈍角傾斜姿勢に切り起されて、前記基端部と前記先端部との重ね合わせた状態では前記一対の第2切り起し片の挟間に進入するべき一対の第1切り起し片を有し、前記第1切り起し片の前記第2面側の先端縁辺が前記第1のバリ付き稜線であって、前記第2切り起し片の前記第2面側の先端縁辺が前記第2のバリ付き稜線であることを特徴とする整流子片。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に規定する整流子片を用いて成ることを特徴とする直流モータ。
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