JP2017146901A - 自動取引装置、振込先支店名選択方法、及び振込先支店名選択プログラム - Google Patents

自動取引装置、振込先支店名選択方法、及び振込先支店名選択プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客による誤った振込先支店名の選択を防止する。
【解決手段】自動取引装置は、類似する複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶される記憶部と、顧客操作に応じて振込先支店名を選択する第1の選択部と、第1の選択部により振込先支店名が選択されたときに、当該振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果が真である場合に、第1の選択部により選択された振込先支店名を含む前記複数の振込先支店名を一覧表示する表示部と、表示部により一覧表示された複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて振込先支店名を選択する第2の選択部と、判定部の判定結果が真である場合に、第2の選択部により選択された振込先支店名を、振込取引における振込先支店名として確定する確定部とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、顧客との間で振込取引等の各種取引を自動で行う自動取引装置、その自動取引装置の振込先支店名選択方法、及びその自動取引装置で実行される振込先支店名選択プログラムに関する。
従来、コンビニエンスストアや金融機関等に設置される現金自動預金支払機(ATM:Automated Teller Machine)等の自動取引装置では、顧客操作に応じて、顧客が要求する各種取引が自動で行われている。
このような自動取引装置において振込取引が行われる場合は、顧客操作に応じて振込先の金融機関名及び支店名等の選択や振込先の口座番号等の入力が行われる。例えば、振込先支店名の選択では、まず、自動取引装置のディスプレイに片仮名の50音表が表示される。顧客が、その50音表の中から所望の振込先支店名の片仮名読みの先頭1文字を選択すると、その1文字を先頭文字とする振込先支店名の一覧が表示され、その一覧の中から所望の振込先支店名を選択することができる(例えば特許文献1参照)。
また、振込先支店名の選択において、顧客が、自動取引装置のディスプレイに表示された片仮名の50音表の中から所望の振込先支店名の片仮名読みの一部の文字を選択等すると、その一部の文字を含む振込先支店名の一覧が表示され、その一覧の中から所望の振込先支店名を選択することができるようにした自動取引装置もある(例えば特許文献2参照)。また、この自動取引装置では、その一覧と共に類似キーが表示される。その一覧の中に所望の振込先支店名が含まれていない場合に、顧客が、その類似キーを選択すると共にその一覧の中から所望の振込先支店名に似た振込先支店名を選択すると、選択した振込先支店名に類似する振込先支店名の一覧が表示され、その一覧の中から所望の振込先支店名を選択することもできる。
特開2006−185244号公報 特開平9−27004号公報
従来の自動取引装置における振込取引では、顧客が振込先支店名の一覧の中から所望の振込先支店名を選択するときに、本来選択すべき振込先支店名ではない誤った振込先支店名を選択してしまう場合があった。例えば、振込先支店名の一覧の中に、「前橋南」、「前橋南モール」、及び「前橋南橘」等といった紛らわしく間違われ易い複数の振込先支店名が含まれていた場合に、顧客が誤った振込先支店名を選択してしまう場合があった。また、例えば、顧客自身がそもそも振込先支店名を誤って認識していたために誤った振込先支店名を選択してしまう場合もあった。
このように本来選択されるべき振込先支店名ではない誤った振込先支店名が選択されてしまうと、結果として、例えば口座番号等との不一致により、振込取引が正常に実施されず、振込取引エラーが発生してしまった。振込取引エラーが発生すると、行員は、振込取引を依頼した顧客への連絡や振込取引をやり直すための振込先支店名の修正等といった後処理が必要になり、行員の後処理に係る負担は大きかった。
本発明は、上記実状に鑑み、顧客による誤った振込先支店名の選択を防止することができる自動取引装置、振込先支店名選択方法、及び振込先支店名選択プログラムを提供することを目的とする。
装置の一観点によれば、少なくとも振込取引を行う自動取引装置は、類似する複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶される記憶部と、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第1の選択部と、前記第1の選択部により振込先支店名が選択されたときに、当該振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、前記第1の選択部により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定部により判定された場合に、当該複数の振込先支店名を一覧表示する表示部と、前記表示部により一覧表示された複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第2の選択部と、前記第1の選択部により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定部により判定された場合に、前記第2の選択部により選択された振込先支店名を、前記振込取引における振込先支店名として確定する確定部と、を備える。
方法の一観点によれば、少なくとも振込取引を行う自動取引装置の振込先支店名選択方法は、類似する複数の振込先支店名の関連付け情報を記憶部に記憶し、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択するという第1の選択を行い、前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定し、前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると判定した場合に、当該複数の振込先支店名を一覧表示し、前記一覧表示した複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択するという第2の選択を行い、前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると判定した場合は前記第2の選択により選択した振込先支店名を、又は、前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていないと判定した場合は前記第1の選択により選択した振込先支店名を、前記振込取引における振込先支店名として確定する。
プログラムの一観点によれば、振込先支店名選択プログラムは、少なくとも振込取引を行う自動取引装置のコンピュータに、類似する複数の振込先支店名の関連付け情報を記憶部に記憶する記憶機能と、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第1の選択機能と、前記第1の選択機能により振込先支店名が選択されたときに、当該振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定機能と、前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定機能により判定された場合に、当該複数の振込先支店名を一覧表示する表示機能と、前記表示機能により一覧表示された複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第2の選択機能と、前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定機能により判定された場合は前記第2の選択機能により選択された振込先支店名を、又は、前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていないと前記判定機能により判定された場合は前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を、前記振込取引における振込先支店名として確定する確定機能と、を実現させる。
開示の装置、方法、及びプログラムは、顧客による誤った振込先支店名の選択を防止することができる、という効果を奏する。
一実施の形態に係る自動取引装置を含む自動取引システムの構成例を示す図である。 一実施の形態に係る自動取引装置の外観例を示す図である。 一実施の形態に係る自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。 支店名マスタテーブルのデータ構成例を示す図である。 振込先支店名間違い履歴テーブルのデータ構成例を示す図である。 振込先支店名類似テーブルのデータ構成例を示す図である。 一実施の形態に係る自動取引装置の機能ブロック例を示す図である。 ホストコンピュータが繰り返し行う振込先支店名間違い履歴テーブル作成処理の一例を示すフローチャートである。 振込先支店名間違い履歴テーブル登録画面の一例を示す図である。 一実施の形態に係る自動取引装置が行う振込先支店名類似テーブル作成処理の一例を示すフローチャートである。 一実施の形態に係る自動取引装置が行う自動取引処理の一例を示すフローチャートである。 取引選択画面の一例を示す図である。 振込取引における振込先金融機関名選択画面の一例を示す図である。 振込取引における振込先支店名先頭文字選択画面の一例を示す図である。 振込取引における第1の振込先支店名選択画面の一例を示す図である。 振込取引における第2の振込先支店名選択画面の一例を示す図である。 振込取引における振込先口座番号入力画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る自動取引装置を含む自動取引システムの構成例を示す図である。
図1において、自動取引システムは、例えば銀行等の金融機関の店舗又はコンビニエンスストアの店舗等に設置されるATM等の自動取引装置1と、金融機関が管理するホストコンピュータ2とを含む。自動取引装置1は、ネットワーク3を介してホストコンピュータ2に通信可能に接続されている。ネットワーク3は、例えば、インターネット、イントラネット、又は自動取引システムのための専用の通信網等である。
図2は、自動取引装置1の外観例を示す図である。
図2に示したように、自動取引装置1は、通帳挿入部10、カード挿入部11、硬貨入出金部12、紙幣入出金部13、及び表示入力部14等を備える。
通帳挿入部10は、通帳を受け付け、例えば通帳の側面に添付されている磁気ストライブ部等に記憶されているデータの読み込みや通帳記入等の一定の処理を行った後に通帳を返却する。
カード挿入部11は、キャッシュカードを受け付け、キャッシュカード内に記憶されているデータを読み込む等の一定の処理を行った後にキャッシュカードを返却する。また、カード挿入部11は、振込カードの発行の際には、作成された振込カードを排出し、振込カードの利用の際には、振込カードを受け付け、振込カード内に記憶されているデータを読み込む等の一定の処理を行った後に振込カードを返却する。また、カード挿入部11は、取引結果の確認のための取引明細が印刷されたレシートを排出(返却)する。
硬貨入出金部12は、硬貨の受け付け及び払い出しを行う。
紙幣入出金部13は、紙幣の受け付け及び払い出しを行う。
表示入力部14は、取引内容メニューや取引結果の案内等を表示したり、処理要求等を受け付けたりする。
図3は、自動取引装置1のハードウェア構成例を示す図である。
図3に示したように、自動取引装置1は、ATM制御部20、紙幣処理ユニット30、硬貨処理ユニット40、通帳処理ユニット50、カード処理ユニット60、及びレシート発行処理ユニット70を含む。
ATM制御部20は、主制御部21、メモリ22、ハードディスク23、ホスト通信制御部24、画面表示部25、キー入力部26、及びIO(Input Output)制御部27を含む。なお、ATM制御部20は、コンピュータの一例である。
主制御部21は、CPU(Central Processing Unit)を含み、自動取引装置1の全体を制御する。例えば、主制御部21は、IO制御部27を介して、紙幣処理ユニット30、硬貨処理ユニット40、通帳処理ユニット50、カード処理ユニット60、及びレシート発行処理ユニット70を制御する。また、例えば、主制御部21は、自動取引装置1で受け付けた振込取引等の取引に関するデータを、ホスト通信制御部24を介してホストコンピュータ2へ送信する等の制御も行う。
メモリ22は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等により構成される。メモリ22のRAMは、主制御部21のCPUにより実行されるプログラムの一部や、そのCPUの処理に必要な各種データ等が一時的に格納される。なお、主制御部21のCPUにより実行されるプログラムは、OS(Operating System)のプログラムや自動取引装置1の各機能を制御し実行するための制御プログラム(後述の振込先支店名類似テーブル作成処理や自動取引処理を実行するためのプログラムを含む)である。
メモリ22のROM及びハードディスク23は、主制御部21のCPUにより実行されるプログラムや、そのCPUの処理に必要な各種データ等が記憶される。また、本実施形態において、ハードディスク23は、後述の支店名マスタテーブル、振込先支店名間違い履歴テーブル、及び振込先支店名類似テーブル等も記憶される。なお、支店名マスタテーブル及び振込先支店名間違い履歴テーブルは、ホストコンピュータ2からネットワーク3及びホスト通信制御部24を介してハードディスク23に記憶される。また、振込先支店名類似テーブルは、自動取引装置1にて作成されハードディスク23に記憶される。
ホスト通信制御部24は、ホストコンピュータ2との通信を制御する。なお、ホスト通信制御部24は、ネットワーク3に接続される他の装置との通信を制御することもできる。
画面表示部25及びキー入力部26は、顧客(利用者)が自動取引装置1を操作する際のインタフェースであり、上記の表示入力部14でもある。より詳しくは、画面表示部25は、取引メニューや取引に関する案内を表示する。また、キー入力部26は、顧客による入力に使用されるテンキーやキーボタン等として機能するタッチパネルである。
IO制御部27は、紙幣処理ユニット30、硬貨処理ユニット40、通帳処理ユニット50、カード処理ユニット60、及びレシート発行処理ユニット70との間の入出力インタフェースである。
なお、ATM制御部20において、ハードディスク23に記憶されるOSのプログラムや制御プログラムは、例えば、図示しない外部装置から、ネットワーク3及びホスト通信制御部24を介してハードディスク23に記憶されてもよい。あるいは、図示しない可搬型記録媒体から、図示しない可搬型記録媒体インタフェースを介して、ハードディスク23に記憶されてもよい。また、主制御部21のCPUにより実行されるOSのプログラムや制御プログラムは、例えば、図示しない外部装置から、ネットワーク3及びホスト通信制御部24を介して、メモリ22のRAMに格納され、主制御部21のCPUにより実行されてもよい。あるいは、図示しない可搬型記録媒体から、図示しない可搬型記録媒体インタフェースを介して、メモリ22のRAMに格納され、主制御部21のCPUにより実行されてもよい。
紙幣処理ユニット30は、入金や振込みのときに紙幣入出金部13から投入された紙幣の枚数を計数し、紙幣の種類を判別する。また、紙幣の払い出しを行うときに、払い出すための紙幣を計数する。
硬貨処理ユニット40は、入金や振込みのときに硬貨入出金部12から投入された硬貨の枚数を計数し、硬貨の種類を判別する。また、硬貨の払い出しを行うときに、払い出すための硬貨を計数する。
通帳処理ユニット50は、通帳挿入部10から挿入された通帳の磁気ストライプ部に記憶されているデータを読み取る。また、通帳に対して通帳記入を行う。
カード処理ユニット60は、カード挿入部11から挿入されたカード媒体の磁気ストライプ部やICチップ部に記憶されているデータを読み取る。また、カード処理ユニット60は、振込カードの発行を行う。さらに、カード処理ユニット60は、取引に応じて記録または書き込み等の処理が完了した磁気カードを、カード挿入部11から排出して、顧客に返却する。
レシート発行処理ユニット70は、取引結果の確認のための取引明細が印刷されたレシートを発行し、カード挿入部11から排出する。
図4は、支店名マスタテーブルのデータ構成例を示す図である。
図4に示したように、支店名マスタテーブルは、少なくとも振込取引における振込先支店名として選択され得る支店に関する情報として、各支店の「支店番号」、「支店名」、「カナ」、及び「住所」に関する情報を格納する。「支店番号」は、支店に一意に付された番号である。「支店名」は支店の名称である。「カナ」は、支店名の片仮名読みである。「住所」は、支店が存在する土地の所在である。図4に示した支店名マスタテーブルによれば、例えば、伊勢崎支店は、「支店番号」が「1」であり、「支店名」が「伊勢崎」であり、「カナ」が「イセサキ」であり、「住所」が「伊勢崎市本町」であることを示している。
図5は、振込先支店名間違い履歴テーブルのデータ構成例を示す図である。
図5に示したように、振込先支店名間違い履歴テーブルは、過去の振込取引において発生した振込先支店名の間違い履歴に関する情報として、「分類文字」、「間違い元カナ支店名」、及び「間違い先カナ支店名」に関する情報を格納する。「分類文字」は、顧客が間違えて選択した振込先支店名の片仮名読みの先頭1文字である。「間違い元カナ支店名」は、顧客が間違えて選択した振込先支店名の片仮名読みである。「間違い先カナ支店名」は、行員等により修正された振込先支店名の片仮名読みである。なお、「間違い元カナ支店名」は、行員等による修正前の振込先支店名の片仮名読みでもある。図5に示した振込先支店名間違い履歴テーブルによれば、例えば、過去の振込取引において顧客により誤って選択された前橋南(「マエバシミナミ」)支店が、行員等によって高崎南(「タカサキミナミ」)支店に修正されたことを示している。このような振込先支店名間違い履歴テーブルは、後述の図8に例示するテーブル作成処理によって作成される。
図6は、振込先支店名類似テーブルのデータ構成例を示す図である。
図6に示したように、振込先支店名類似テーブルは、共通の連続する複数の文字を有する振込先支店名に関する情報として、「分類文字」、「類似元支店名」、及び1つ以上の「類似先支店名」(「類似先支店名1」、「類似先支店名2」・・・)に関する情報を格納する。「分類文字」は、「類似元支店名」とされた振込先支店名の片仮名読みの先頭1文字である。「類似元支店名」は、類似元とされた振込先支店名である。1つ以上の「類似先支店名」は、類似先とされた振込先支店名であって、「類似元支店名」とされた振込先支店名内の連続する複数の文字と共通の連続する複数の文字を有する振込先支店名である。図6に示した振込先支店名類似テーブルによれば、例えば、「分類文字」が「マ」の「類似元支店名」とされた「前橋南」は、「類似元支店名1」が「前橋南モール」であり、「類似元支店名2」が「前橋南橘」であること等を示している。なお、「前橋南」、「前橋南モール」、及び「前橋南橘」は、共通の連続する3つの文字(「南前橋」)を有する。このような振込先支店名類似テーブルは、後述の図10に例示するテーブル作成処理によって作成される。
図7は、自動取引装置1の機能ブロック例を示す図である。
図7に示したように、自動取引装置1は、第1の選択部71、記憶部72、判定部73、表示部74、第2の選択部75、及び確定部76を含む。
第1の選択部71は、顧客操作(表示入力部14に対する顧客操作)に応じて、振込取引における振込先支店名を選択する。
記憶部72は、類似する複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶される。例えば、過去の振込取引において振込先支店名が誤りであったために行員等により当該振込先支店名の修正が行われたときの、修正前振込先支店名と修正後振込先支店名の関連付け情報や、共通の連続する複数の文字を含む複数の振込先支店名の関連付け情報等が記憶される。なお、前者の関連付け情報は、例えば、図5に例示した振込先支店名間違い履歴テーブルに格納される情報であり、後者の関連付け情報は、例えば、図6に例示した振込先支店名類似テーブルに格納される情報である。
判定部73は、第1の選択部71により振込先支店名が選択されたときに、当該振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶部72に記憶されているか否かを判定する。
表示部74は、第1の選択部71により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶部72に記憶されていると判定部73により判定された場合に、当該複数の振込先支店名を一覧表示する。また、表示部74は、その複数の振込先支店名を一覧表示する際に、第1の選択部71により選択された振込先支店名を他の振込先支店名と区別可能に一覧表示することもできる。さらに、表示部74は、その一覧表示の際に、その複数の振込先支店名を、その複数の振込先支店名の振込先支店の住所と共に、一覧表示することもできる。
第2の選択部75は、表示部74により一覧表示された複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて、振込取引における振込先支店名を選択する。
確定部76は、第1の選択部71により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶部72に記憶されていると判定部73により判定された場合には、第2の選択部75により選択された振込先支店名を、振込取引における振込先支店名として確定する。また、確定部76は、第1の選択部71により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶部72に記憶されていないと判定部73により判定された場合には、第1の選択部71により選択された振込先支店名を、振込取引における振込先支店名として確定する。
次に、ホストコンピュータ2が行う振込先支店名間違い履歴テーブル作成処理について説明する。
図8は、ホストコンピュータ2が繰り返し行う振込先支店名間違い履歴テーブル作成処理の一例を示すフローチャートである。図9は、振込先支店名間違い履歴テーブル登録画面の一例を示す図である。
図8において、ホストコンピュータ2は、まず、振込先支店名の間違いが発生したか否かを判定する(S101)。なお、この判定は、振込先支店名の間違いにより振込取引が実施されなかったか否かを判定することでもある。
S101の判定結果がNoの場合は、本判定を繰り返す。
一方、S101の判定結果がYesの場合、ホストコンピュータ2は、当該ホストコンピュータ2の図示しない記憶部に記憶されている振込先支店名間違い履歴テーブルに、間違いであった振込先支店名に該当する分類文字の行を挿入する(S102)。例えば、間違いであった振込先支店名が「前橋南」であった場合には、該当する分類文字「マ」の行が振込先支店名間違い履歴テーブルに挿入される。なお、間違いであった振込先支店名に該当する分類文字の行は、50音順に、振込先支店名類似テーブルに挿入される。但し、振込先支店名間違い履歴テーブルに、間違いであった振込先支店名に該当する分類文字と同じ分類文字の行が既に1つ以上存在する場合には、その1つ以上の行の最後の行の次の行に、間違いであった振込先支店名に該当する分類文字の行が挿入される。
続いて、ホストコンピュータ2は、S102で挿入した行の間違い元カナ支店名として、間違いであった振込先支店名の片仮名読みを設定する(S103)。
続いて、ホストコンピュータ2は、S102で挿入した行の間違い先カナ支店名として、修正された振込先支店名の片仮名読みを設定する(S104)。
なお、S103及びS104での設定は、例えば、ホストコンピュータ2の図示しないディスプレイに表示される、図9に例示されるような振込先支店名間違い履歴テーブル登録画面に対する行員等の入力操作に応じて行われる。図9に示した例では、間違い元カナ支店名として「マエバシミナミ」が入力され、間違い先カナ支店名として「タカサキミナミ」が入力されている。間違い先カナ支店名は、例えば、行員等による顧客への連絡等を介して取得される。
S104が終了すると、本処理が終了する。
このようにしてホストコンピュータ2の図示しない記憶部に記憶されている振込先支店名間違い履歴テーブルが1回以上更新されると、その更新後振込先支店名間違い履歴テーブルがホストコンピュータ2から自動取引装置1へ送信される。そして、その更新後振込先支店名間違い履歴テーブルが自動取引装置1のハードディスク23に記憶される。あるいは、自動取引装置1のハードディスク23に記憶されていた振込先支店名間違い履歴テーブルが、その更新後振込際支店名間違い履歴テーブルに置き換えられる(更新される)。
次に、自動取引装置1が行う振込先支店名類似テーブル作成処理について説明する。
図10は、自動取引装置1が行う振込先支店名類似テーブル作成処理の一例を示すフローチャートである。なお、この振込先支店名類似テーブル作成処理は、例えば、ハードディスク23に最初に支店名マスタテーブルが記憶されたとき、或いは、ハードディスク23に記憶されていた支店名マスタテーブルが置き換えられた(更新された)とき等に行われる。
図10において、自動取引装置1の主制御部21は、まず、空の振込先支店名類似テーブルを作成し、それをハードディスク23に記憶する(S201)。
続いて、主制御部21は、比較元とする支店名の指定に使用する変数Lを1に設定し(L=1)、比較先とする支店名の指定に使用する変数Mを2に設定する(M=2)(S202)。
続いて、主制御部21は、ハードディスク23に記憶されている支店名マスタテーブルのL行目の支店名を比較元支店名として取得し(S203)、ハードディスク23に記憶されている支店名マスタテーブルのM行目の支店名を比較先支店名として取得する(S204)。
続いて、主制御部21は、類似先支店名の設定に使用する変数Nを1に設定する(N=1)(S205)。
続いて、主制御部21は、比較元支店名(支店名マスタテーブルのL行目の支店名)と比較先支店名(支店名マスタテーブルのM行目の支店名)とを比較し、両者が、共通の連続する複数の文字を有するか否かを判定する(S206)。
S206の判定結果がYesの場合、主制御部21は、ハードディスク23に記憶されている振込先支店名類似テーブルに、比較元支店名に該当する分類文字の行を挿入する(S207)。例えば、比較元支店名が「前橋南」であった場合には、振込先支店名類似テーブルに、該当する分類文字「マ」の行が挿入される。なお、比較元支店名に該当する分類文字の行は、50音順に、振込先支店名類似テーブルに挿入される。但し、振込先支店名類似テーブルに、比較元支店名に該当する分類文字と同じ分類文字の行が既に1つ以上存在する場合には、その1つ以上の行の最後の行の次の行に、比較元支店名に該当する分類文字の行が挿入される。
続いて、主制御部21は、S207で挿入した行の類似元支店名として、比較元支店名(支店名マスタテーブルのL行目の支店名)を設定し(S208)、S207で挿入した行の類似先支店名Nとして、比較先支店名(支店名マスタテーブルのM行目の支店名)を設定する(S209)。
一方、S206の判定結果がNoの場合、又はS209の後、主制御部21は、支店名マスタテーブルのM行目が最終行か否かを判定する(S210)。
S210の判定結果がNoの場合、主制御部21は、変数MをM+1に設定し(M=M+1)(S211)、S220へ進み、M=Lであるか否かを判定する。S220の判定結果がYesの場合、同じ支店名を比較してしまうことになるので、S210へ戻る。
一方、S220の判定結果がNoの場合、比較先支店名を取得するためS212へ進み、ハードディスク23に記憶されている支店名マスタテーブルのM行目の支店名を比較先支店名として取得する。
続いて、主制御部21は、比較元支店名(支店名マスタテーブルのL行目の支店名)と比較先支店名(支店名マスタテーブルのM行目の支店名)とを比較し、両者が、共通の連続する複数の文字を有するか否かを判定する(S213)。
S213の判定結果がYesの場合、S214へ進み、変数NをN+1に設定し(N=N+1)、S209に戻る。
一方、S213の判定結果がNoの場合は、S210へ戻る。
一方、S210の判定結果がYesの場合、主制御部21は、支店名マスタテーブルのL行目が最終行か否かを判定する(S215)。
S215の判定結果がNoの場合、主制御部21は、変数LをL+1に設定し(L=L+1)、変数Mを1に設定し(M=1)(S216)、S203へ戻る。
一方、S215の判定結果がYesの場合には、本処理が終了する。
このような図10に示した振込先支店名類似テーブル作成処理によって、振込先支店名類似テーブルの作成及びハードディスク23への記憶が行われる。
なお、このような処理は、ホストコンピュータ2で行いその結果を、ホストコンピュータ2から自動取引装置1へ送信してもよい。
次に、自動取引装置1が行う自動取引処理について説明する。
図11は、自動取引装置1が行う自動取引処理の一例を示すフローチャートである。図12は、取引選択画面の一例を示す図である。図13は、振込取引における振込先金融機関名選択画面の一例を示す図である。図14は、振込取引における振込先支店名先頭文字選択画面の一例を示す図である。図15は、振込取引における第1の振込先支店名選択画面の一例を示す図である。図16は、振込取引における第2の振込先支店名選択画面の一例を示す図である。図17は、振込取引における振込先口座番号入力画面の一例を示す図である。
例えば、自動取引装置1に設けられた図示しない顧客検知センサが顧客の接近を検知すると、自動取引装置1の主制御部21は、図11に示した自動取引処理を開始する。
図11において、主制御部21は、まず、取引選択処理を行う(S301)。この取引選択処理では、図12に例示するような取引選択画面が表示入力部14に表示され、当該画面内の取引一覧の中から、顧客による表示入力部14の操作に応じて顧客が所望する取引が選択される。本例では、「お振込み」が選択されたとする。
取引選択画面において「お振込み」が選択されると、主制御部21は、振込種別選択処理を行う(S302)。この振込種別選択処理では、図示しない振込種別選択画面が表示入力部14に表示され、当該画面内の振込種別一覧の中から、顧客による表示入力部14の操作に応じて顧客が所望する振込種別が選択される。本例では、「カードのみ」が選択されたとする。なお、「カードのみ」は、キャッシュカードを用いて振込取引を行うことを表す。
振込種別選択画面において「カードのみ」が選択されると、主制御部21は、顧客のキャッシュカードがカード挿入部11に挿入されるまで待機する(S303)。
そして、キャッシュカードがカード挿入部11に挿入されると、主制御部21は、図示しない暗証番号入力画面を表示入力部14に表示し、キャッシュカードの暗証番号が入力されるまで待機する(S304)。
暗証番号入力画面において、顧客による表示入力部14の操作に応じて暗証番号が入力されると、主制御部21は、振込先金融機関名選択処理を行う(S305)。この振込先金融機関名選択処理では、図13に例示するような振込先金融機関名選択画面が表示入力部14に表示され、当該画面内の振込先金融機関名一覧の中から、顧客による表示入力部14の操作に応じて顧客が所望する金融機関名が選択される。本例では、「富士通フロンテック銀行」が選択されたとする。なお、この振込先金融機関名選択画面では、表示入力部14の顧客操作により振込取引の取り消しや前の画面に戻ることも行われ得る。
振込先金融機関名選択画面において「富士通フロンテック銀行」が選択されると、主制御部21は、振込先支店名先頭文字選択処理を行う(S306)。この振込先支店名先頭文字選択処理では、図14に例示するような振込先支店名先頭文字選択画面が表示され、当該画面内の片仮名の50音表の中から、顧客による表示入力部14の操作に応じて顧客が所望する振込先支店名の片仮名読みの先頭1文字が選択される。本例では、顧客が所望する振込先支店名である「前橋南」の片仮名読みの先頭1文字である「マ」が選択されたとする。なお、この振込先支店名先頭文字選択画面では、表示入力部14の顧客操作により、振込取引の取り消しや振込金融機関名の訂正も行われ得る。
振込先支店名先頭文字選択画面において「マ」が選択されると、主制御部21は、第1の振込先支店名選択処理を行う(S307)。この第1の振込先支店名選択処理では、ハードディスク23に記憶されている支店名マスタテーブルから、「マ」を片仮名読みの先頭文字とする支店名(本例では、「前橋南」、「前橋南モール」、及び「前橋南橘」とする)が抽出され、抽出された支店名の一覧が、図15に例示するような第1の振込先選択画面として表示入力部14に表示される。そして、当該画面内の支店名一覧の中から、顧客による表示入力部14の操作に応じて顧客が所望する振込先支店名が選択される。本例では、「前橋南」が選択されたとする。なお、この第1の振込先支店名選択画面では、表示入力部14の顧客操作により、振込取引の取り消しや次の一覧表示も行われ得る。次の一覧表示とは、抽出された支店名の数が多いために一覧表示が複数ページに跨る場合の次のページの一覧表示のことである。
第1の振込先選択画面において「前橋南」が選択されると、主制御部21は、選択された支店名(「前橋南」)の片仮名(マエバシミナミ)が、ハードディスク23に記憶されている振込先支店名間違い履歴テーブルの間違い元カナ支店名として格納されているか否かを判定する(S308)。
S308の判定結果がYesの場合、主制御部21は、振込先支店名間違い履歴テーブルから、その間違い元カナ支店名に対応する間違い先カナ支店名を取得する(S309)。本例では、「マエバシミナミ」に対応する「タカサキミナミ」が取得されたとする(図5参照)。
一方、S308の判定結果がNoの場合、又は、S309の後、主制御部21は、選択された支店名(「前橋南」)が、ハードディスク23に記憶されている振込先支店名類似テーブルの類似元支店名として格納されているか否かを判定する(S310)。
S310の判定結果がYesの場合、主制御部21は、振込先支店名類似テーブルから、その類似元支店名に対応する類似先支店名を取得する(S311)。本例では、「前橋南」に対応する「前橋南モール」及び「前橋南橘」が取得されたとする(図6参照)。
一方、S310の判定結果がNoの場合、又は、S311の後、主制御部21は、間違い先カナ支店名及び類似先支店名の一方又は両方が取得されたか否かを判定する(S312)。
S312の判定結果がYesの場合、主制御部21は、S307で選択された振込先支店名の支店住所と、S309で取得された間違い先カナ支店名及びS311で取得された類似先支店名の一方又は両方の各支店住所とを、ハードディスク23に記憶されている支店名マスタテーブルから取得する(S313)。
S313の後、主制御部21は、第2の振込先支店名選択処理を行う(S314)。この第2の振込先支店名選択処理では、S307で選択された振込先支店名(「前橋南」)と、S309で取得された間違い先カナ支店名(「高崎南」)及びS311で取得された類似先支店名(「前橋南モール」及び「前橋南橘」)の一方又は両方とが、S313で取得された住所と共に、図16に例示するような第2の振込先支店名選択画面として一覧表示される。なお、この一覧表示では、図16に例示したように、選択された振込先支店名(「前橋南」)が、他の振込先支店名(「高崎南」、「前橋南モール」、及び「前橋南橘」)と区別可能に表示される。そして、当該画面内の支店名一覧の中から、顧客による表示入力部14の操作に応じて顧客が所望する振込先支店名が選択される。
この第2の振込先支店名選択画面での選択では、顧客は、第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名(「前橋南」)に間違いが無ければ、同じ振込先支店名(「前橋南」)を再選択し、第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名(「前橋南」)が間違いであって且つ第2の振込先支店名選択画面に一覧表示されている他の振込先支店名(「高崎南」、「前橋南モール」、又は「前橋南橘」)が正しいと気付いたときは、他の振込先支店名を選択することができる。特に、第2の振込先支店名選択画面では、振込先支店名と共に住所も併せて表示されるので、顧客は、第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名に間違いで有った場合に、その間違いに気付き易い。
本例では、第1の振込先支店名選択画面で顧客が選択した振込先支店名(「前橋南」)に間違いが無かったとして同じ振込先支店名(「前橋南」)が再選択されたとする。
一方、S312の判定結果がNoの場合、又は、S314の後、主制御部21は、選択された振込先支店名を確定する(S315)。このS315では、S312の判定結果がYesであった場合には第2の振込先支店名選択画面で選択された振込先支店名が、又は、S312の判定結果がNoであった場合には第1の振込先支店名選択画面で選択された振込先支店名が、振込取引における振込先支店名として確定される。
続いて、主制御部21は、振込先科目選択処理を行う(S316)。この振込先科目選択処理では、図示しない振込先科目選択画面が表示入力部14に表示され、当該画面内の振込先科目一覧の中から、顧客による表示入力部14の操作に応じて顧客が所望する振込先科目が選択される。本例では、「普通」が選択されたとする。
続いて、主制御部21は、振込先口座番号入力処理を行う(S317)。この振込先口座番号入力処理では、図17に例示するような振込先口座番号入力画面が表示入力部14に表示され、顧客による表示入力部14の操作に応じて振込先口座番号が入力され「確認」が押下される。なお、この振込先口座番号入力画面では、表示入力部14の顧客操作により、振込取引の取り消しや振込先科目の訂正や前の画面に戻ることも行われ得る。
そして、振込先口座番号入力画面に振込先口座番号が入力され「確認」が押下された後は、公知の振込取引処理と同様にして処理が行われる。なお、この処理の詳細については説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係る自動取引装置1によれば、第1の振込先支店名選択画面で顧客が振込先支店名を選択したときに、その振込先支店名に類似する振込先支店名(過去に間違われた振込先支店名や、共通の連続する複数の文字を有する振込先支店名)が存在する場合には、顧客が選択した振込先支店名及びそれに類似する振込先支店名の一覧を含む第2の振込先支店名選択画面が表示され、顧客による再度の振込先支店名選択操作が促される。これにより、顧客は、再度の振込先支店名選択操作を行うときに、自身が第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名とそれに類似する振込先支店名の存在を確認することができ、そのときに、第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名が誤りであり且つ第2の振込先支店名選択画面に一覧表示されている他の振込先支店名が正しいと気付いたときは、その正しい振込先支店名を選択し直すことができる。特に、第2の振込先支店名選択画面では、各振込先支店名の支店住所も併せて表示されるので、第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名が誤りであった場合に、その誤りに顧客が気付き易い。従って、顧客により誤った振込先支店名が選択されて振込取引が行われてしまうことを防止することができる。また、これにより、振込取引エラーの発生を抑制することができるので、振込取引エラー発生時の行員等による後処理に係る負担も抑制することもできる。
なお、本実施形態に係る自動取引装置1において、第2の振込先支店名選択画面による振込先支店名の一覧表示では、顧客が第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名を他の振込先支店名と区別可能に表示する際に、顧客が第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名の例えば色やサイズ等が他の振込先支店名と異なるように表示してもよい。
また、第2の振込先支店名選択画面による振込先支店名の一覧表示では、顧客が第1の振込先支店名選択画面で選択した振込先支店名を中央に配置し、他の振込先支店名をその周辺に配置して表示するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る自動取引装置1において、振込先支店名間違い履歴テーブルは、顧客別に作成され、ハードディスク23に記憶されるようにしてもよい。この場合、図11のS308及びS309では、顧客に応じた振込先支店名間違い履歴テーブルが使用される。また、この場合は、S303及びS304でカード挿入部11に挿入されたキャッシュカードによって顧客が特定される。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
1 自動取引装置
2 ホストコンピュータ
3 ネットワーク
10 通帳挿入部
11 カード挿入部
12 硬貨入出金部
13 紙幣入出金部
14 表示入力部
20 ATM制御部
21 主制御部
22 メモリ
23 ハードディスク
24 ホスト通信制御部
25 画面表示部
26 キー入力部
27 IO制御部
30 紙幣処理ユニット
40 硬貨処理ユニット
50 通帳処理ユニット
60 カード処理ユニット
70 レシート発行処理ユニット
71 第1の選択部
72 記憶部
73 判定部
74 表示部
75 第2の選択部
76 確定部

Claims (8)

  1. 少なくとも振込取引を行う自動取引装置であって、
    類似する複数の振込先支店名の関連付け情報が記憶される記憶部と、
    顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第1の選択部と、
    前記第1の選択部により振込先支店名が選択されたときに、当該振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
    前記第1の選択部により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定部により判定された場合に、当該複数の振込先支店名を一覧表示する表示部と、
    前記表示部により一覧表示された複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第2の選択部と、
    前記第1の選択部により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定部により判定された場合に、前記第2の選択部により選択された振込先支店名を、前記振込取引における振込先支店名として確定する確定部と、
    を備えることを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記確定部は、前記第1の選択部により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていないと前記判定部により判定された場合に、前記第1の選択部により選択された振込先支店名を、前記振込取引における振込先支店名として確定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記表示部は、前記複数の振込先支店名を一覧表示する際に、前記第1の選択部により選択された振込先支店名を他の振込先支店名と区別可能に一覧表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置。
  4. 前記表示部は、前記複数の振込先支店名を、当該複数の振込先支店名の振込先支店の住所と共に、一覧表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の自動取引装置。
  5. 前記記憶部に記憶される関連付け情報は、過去の振込取引において振込先支店名が誤りであったために当該振込先支店名の修正が行われたときの、修正前振込先支店名と修正後振込先支店名の関連付け情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の自動取引装置。
  6. 前記記憶部に記憶される関連付け情報は、共通の連続する複数の文字を含む複数の振込先支店名の関連付け情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の自動取引装置。
  7. 少なくとも振込取引を行う自動取引装置の振込先支店名選択方法であって、
    類似する複数の振込先支店名の関連付け情報を記憶部に記憶し、
    顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択するという第1の選択を行い、
    前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定し、
    前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると判定した場合に、当該複数の振込先支店名を一覧表示し、
    前記一覧表示した複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択するという第2の選択を行い、
    前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると判定した場合は前記第2の選択により選択した振込先支店名を、又は、前記第1の選択により選択した振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていないと判定した場合は前記第1の選択により選択した振込先支店名を、前記振込取引における振込先支店名として確定する、
    ことを特徴とする振込先支店名選択方法。
  8. 少なくとも振込取引を行う自動取引装置のコンピュータに、
    類似する複数の振込先支店名の関連付け情報を記憶部に記憶する記憶機能と、
    顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第1の選択機能と、
    前記第1の選択機能により振込先支店名が選択されたときに、当該振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定機能と、
    前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定機能により判定された場合に、当該複数の振込先支店名を一覧表示する表示機能と、
    前記表示機能により一覧表示された複数の振込先支店名の中から、顧客操作に応じて前記振込取引における振込先支店名を選択する第2の選択機能と、
    前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定機能により判定された場合は前記第2の選択機能により選択された振込先支店名を、又は、前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を含む複数の振込先支店名の関連付け情報が前記記憶部に記憶されていないと前記判定機能により判定された場合は前記第1の選択機能により選択された振込先支店名を、前記振込取引における振込先支店名として確定する確定機能と、
    を実現させるための振込先支店名選択プログラム。
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