JP2017145932A - 軸受装置およびローラ装置 - Google Patents

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【課題】脱輪が発生することを抑制することができる軸受装置を得る。【解決手段】内輪部31と、内輪部31よりも径方向外側に設けられた外輪部32と、内輪部31と外輪部32との間に設けられたボール部33とを備え、内輪部31が外輪部32に対して周方向に回転する軸受装置3であって、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制する規制部34をさらに備え、規制部34は、径方向に延びる内輪径方向部344を含み内輪部31に固定された内輪規制片341と、径方向に延びる外輪径方向部346を含み外輪部32に固定された外輪規制片342とを有し、内輪径方向部344と外輪径方向部346とが軸方向に当たることによって内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制する。【選択図】図2

Description

この発明は、内輪部が外輪部に対して周方向に回転する軸受装置およびローラ装置に関する。
従来、エスカレータの踏段に固定された駆動軸と駆動レールを転動する駆動ローラとの間に設けられた軸受装置が知られている。駆動ローラは、軸受装置を介して駆動軸に回転可能に支持されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−240442号公報
しかしながら、軸受装置は、駆動軸に固定される内輪部と、内輪部よりも径方向外側に設けられ駆動ローラに固定される外輪部と、内輪部と外輪部との間に設けられたボール部とを備えており、ボール部が破損した場合には、内輪部に対して外輪部が軸方向に移動してしまい、駆動ローラが駆動レールから外れる脱輪が発生してしまうという問題点があった。
この発明は、脱輪が発生することを抑制することができる軸受装置およびローラ装置を提供するものである。
この発明に係る軸受装置は、内輪部と、内輪部よりも径方向外側に設けられた外輪部と、内輪部と外輪部との間に設けられたボール部とを備え、内輪部が外輪部に対して周方向に回転する軸受装置であって、内輪部に対して外輪部が軸方向に移動することを規制する規制部をさらに備えている。
この発明に係る軸受装置によれば、内輪部に対して外輪部が軸方向に移動することを規制する規制部をさらに備えているので、内輪部に対して外輪部が軸方向に移動することが規制される。これにより、脱輪が発生することを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータの踏段装置を示す斜視図である。 図1の軸受装置を示す縦断面図である。 図2の軸受装置の要部を示す拡大図である。 図2の軸受装置のボール部が破損した状態を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態2に係るローラ装置を示す縦断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータの踏段装置を示す斜視図である。図において、エスカレータの踏段装置は、踏段1と、踏段1に固定された駆動軸2と、駆動軸2に設けられた軸受装置3と、軸受装置3を介して駆動軸2に回転自在に支持された駆動ローラ4と、踏段1における駆動軸2よりも後段側に固定された従動軸5と、従動軸5に設けられた軸受装置6と、軸受装置6を介して従動軸5に回転自在に支持された従動ローラ7とを備えている。駆動ローラ4は、踏段1が循環移動する場合に、図示しない駆動レールを転動する。従動ローラ7は、踏段1が循環移動する場合に、図示しない従動レールを転動する。
図2は図1の軸受装置3を示す縦断面図である。ここでは、軸受装置3の構成について説明するが、軸受装置6の構成は、軸受装置3の構成と同様である。軸受装置3は、内輪部31と、内輪部31よりも径方向外側に設けられた外輪部32と、内輪部31と外輪部32との間に設けられた複数のボール部33とを備え、内輪部31が外輪部32に対して周方向に回転する。また、軸受装置3は、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制する規制部34と、駆動軸2に固定され、内輪部31が駆動軸2に対して軸方向外側に移動することを規制するCピン35とを備えている。
内輪部31は、円筒形状に形成されている。内輪部31の内側には、駆動軸2が嵌め込まれている。これにより、内輪部31は、駆動軸2に固定されている。Cピン35は、駆動軸2における内輪部31が接触している部分よりも軸方向外側に固定されている。内輪部31の径方向外側面には、ボール部33が挿入される溝311が形成されている。
外輪部32は、円筒形状に形成されている。外輪部32の外側には、駆動ローラ4が嵌め込まれている。これにより、外輪部32は、駆動ローラ4に固定されている。内輪部31に対して外輪部32が周方向に回転することによって、駆動ローラ4が駆動軸2を中心に周方向に回転する。外輪部32の径方向内側面には、ボール部33が挿入される溝321が形成されている。
ボール部33は、溝311および溝321に挿入された状態で、内輪部31および外輪部32に対して転動可能となっている。ボール部33が溝311および溝321に挿入されることによって、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することが規制されている。
規制部34は、内輪部31に固定された内輪規制片341と、外輪部32に固定された外輪規制片342とを有している。内輪規制片341および外輪規制片342は、炭素鋼から構成されている。なお、内輪規制片341および外輪規制片342は、炭素鋼に限らず、鉄、カーボンまたは樹脂などの耐摩耗性および低摩擦性を有しているものであればよい。また、内輪規制片341および外輪規制片342のそれぞれは、互いに摺動する場合に音を発する構成であってもよい。
図3は図2の軸受装置3の要部を示す拡大図である。内輪規制片341は、内輪部31の軸方向両端面から軸方向外側に突出する一対の内輪軸方向部343と、それぞれの内輪軸方向部343の先端部から径方向外側に突出する一対の内輪径方向部344とを有している。それぞれの内輪軸方向部343は、円筒形状に形成されている。それぞれの内輪径方向部344は、リング形状に形成されている。
外輪規制片342は、外輪部32の軸方向両端面から軸方向外側に突出する一対の外輪軸方向部345と、それぞれの外輪軸方向部345の先端部から径方向内側に突出する一対の外輪径方向部346とを有している。それぞれの外輪軸方向部345は、円筒形状に形成されている。それぞれの外輪径方向部346は、リング形状に形成されている。
外輪径方向部346は、内輪径方向部344よりも軸方向外側に配置されている。内輪径方向部344の先端部および外輪径方向部346の先端部は、軸方向に視た場合に互いに一部が重なるように配置されている。言い換えれば、内輪径方向部344の先端部および外輪径方向部346の先端部は、軸方向に互いに対向している。なお、内輪径方向部344の先端部および外輪径方向部346の先端部は、ボール部33が破損していない場合には、互いに対向していなくてもよい。この構成の場合、内輪径方向部344の先端部および外輪径方向部346の先端部は、ボール部33が破損してつぶれた時に互いに対向する。
内輪部31と外輪部32との径方向についての寸法L1は、内輪径方向部344の先端部と外輪軸方向部345との間の寸法L2よりも大きくなっている。したがって、ボール部33が破損してつぶれた場合に、内輪径方向部344の先端部が外輪軸方向部345に径方向に当接し、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することが規制される。
図4は図2の軸受装置3のボール部33が破損した状態を示す縦断面図である。ボール部33が破損してつぶれた場合に、内輪径方向部344の先端部が外輪軸方向部345に径方向に当接する。この場合、内輪径方向部344および外輪径方向部346は、軸方向について対向する。内輪径方向部344と外輪径方向部346とが軸方向に当たることによって、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することが規制される。この結果、外輪部32に軸方向への力が作用した場合であっても、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することが抑制される。これにより、駆動ローラ4が駆動レールから外れる脱輪が抑制される。また、この場合、内輪径方向部344の先端部が外輪軸方向部345に径方向に当接するので、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することが規制される。これにより、駆動ローラ4に対して駆動軸2が下方に移動することが規制され、踏段1がランディングプレートと重なり合う場合に踏段1とランディングプレートとの間に高さ方向に開口部ができることが抑制される。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る軸受装置3によれば、内輪部31と、内輪部31よりも径方向外側に設けられた外輪部32と、内輪部31と外輪部32との間に設けられたボール部33とを備え、内輪部31が外輪部32に対して周方向に回転する軸受装置3であって、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制する規制部34をさらに備えているので、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することが規制される。これにより、脱輪が発生することを抑制することができる。
また、規制部34は、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することを規制するので、内輪部31と外輪部32とが径方向に接触することを抑制することができる。これにより、ボール部33が破損してつぶれた場合に、駆動軸2の沈み込みが抑制され、踏段1の沈み込みを抑制することができる。その結果、踏段1がランディングプレートと重なり合う場合に、踏段1とランディングプレートとの間に高さ方向に開口部ができることを抑制することができる。
また、規制部34は、径方向に延びる内輪径方向部344を含み内輪部31に固定された内輪規制片341と、径方向に延びる外輪径方向部346を含み外輪部32に固定された外輪規制片342とを有し、内輪径方向部344と外輪径方向部346とが軸方向に当たることによって内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制するので、簡単な構成で、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制することができる。
なお、上記実施の形態1では、外輪径方向部346が内輪径方向部344よりも軸方向外側に配置されている構成について説明したが、内輪径方向部344が外輪径方向部346よりも軸方向外側に配置されている構成であってもよい。この場合であっても、内輪径方向部344と外輪径方向部346とが軸方向に当たることによって内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制することができる。また、この構成の場合には、ボール部33が破損してつぶれた場合に、外輪径方向部346の先端部が内輪軸方向部343に径方向に当接し、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することが規制される。
また、上記実施の形態1では、駆動軸2に設けられる軸受装置3について説明したが、従動軸5に設けられる軸受装置であってもよい。
また、上記実施の形態1では、エスカレータの踏段装置が備える軸受装置3について説明したが、エスカレータの踏段装置が備える軸受装置3に限らず、ベルトコンベヤが備える軸受装置、エレベータのローラガイドシューが備える軸受装置、または、車庫エレベータのローラガイドシューが備える軸受装置など、ローラを回転軸に回転自在に支持させる軸受装置であればよい。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るローラ装置を示す縦断面図である。ローラ装置は、回転軸である駆動軸2と、駆動軸2の周囲に設けられ駆動軸2に対して固定された内輪部31と、内輪部31よりも径方向外側に設けられた外輪部32と、内輪部31と外輪部32との間に設けられたボール部33と、外輪部32の周囲に設けられ外輪部32に対して固定されたローラ部である駆動ローラ4とを備え、内輪部31が外輪部32に対して周方向に回転する。また、ローラ装置は、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制する規制部36と、駆動軸2に固定され、内輪部31が駆動軸2に対して軸方向外側に移動することを規制するCピン35とさらに備えている。
規制部36は、内輪部31に固定された内輪規制片361と、駆動ローラ4に固定された外輪規制片362とを有している。内輪規制片361および外輪規制片362は、炭素鋼から構成されている。なお、内輪規制片361および外輪規制片362は、炭素鋼に限らず、鉄、カーボンまたは樹脂などの耐摩耗性および低摩擦性を有しているものであればよい。また、内輪規制片361および外輪規制片362のそれぞれは、互いに摺動する場合に音を発する構成であってもよい。
内輪規制片361は、内輪部31の軸方向両端面から軸方向外側に突出する一対の内輪軸方向部363と、それぞれの内輪軸方向部363の先端部から径方向外側に突出する一対の内輪径方向部364とを有している。それぞれの内輪軸方向部363は、円筒形状に形成されている。それぞれの内輪径方向部364は、リング形状に形成されている。
外輪規制片362は、駆動ローラ4の軸方向両端面から軸方向外側に突出する一対の外輪軸方向部365と、それぞれの外輪軸方向部365の先端部から径方向内側に突出する一対の外輪径方向部366とを有している。それぞれの外輪軸方向部365は、円筒形状に形成されている。それぞれの外輪径方向部366は、リング形状に形成されている。
外輪径方向部366は、内輪径方向部364よりも軸方向外側に配置されている。内輪径方向部364の先端部および外輪径方向部366の先端部は、軸方向に視た場合に互いに一部が重なるように配置されている。言い換えれば、内輪径方向部364の先端部および外輪径方向部366の先端部は、軸方向に互いに対向している。なお、内輪径方向部364の先端部および外輪径方向部366の先端部は、ボール部33が破損していない場合には、互いに対向していなくてもよい。この構成の場合、内輪径方向部364の先端部および外輪径方向部366の先端部は、ボール部33が破損してつぶれた時に互いに対向する。
実施の形態1と同様に、内輪部31と外輪部32との径方向についての寸法は、内輪径方向部364の先端部と外輪軸方向部365との間の寸法よりも大きくなっている。したがって、ボール部33が破損してつぶれた場合に、内輪径方向部364の先端部が外輪軸方向部365に径方向に当接し、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することが規制される。
ボール部33が破損してつぶれた場合に、内輪径方向部364の先端部が外輪軸方向部365に径方向に当接する。この場合、内輪径方向部364および外輪径方向部366は、軸方向について対向する。内輪径方向部364と外輪径方向部366とが軸方向に当たることによって、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することが規制される。この結果、外輪部32に軸方向への力が作用した場合であっても、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することが抑制される。これにより、駆動ローラ4が駆動レールから外れる脱輪が抑制される。また、この場合、内輪径方向部364の先端部が外輪軸方向部365に径方向に当接するので、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することが規制される。これにより、駆動ローラ4に対して駆動軸2が下方に移動することが規制され、踏段1がランディングプレートと重なり合う場合に踏段1とランディングプレートとの間に高さ方向に開口部ができることが抑制される。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るローラ装置によれば、駆動軸2と、駆動軸2の周囲に設けられ駆動軸2に対して固定された内輪部31と、内輪部31よりも径方向外側に設けられた外輪部32と、内輪部31と外輪部32との間に設けられたボール部33と、外輪部32の周囲に設けられ外輪部32に対して固定された駆動ローラ4とを備え、内輪部31が外輪部32に対して周方向に回転するローラ装置であって、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制する規制部36をさらに備えているので、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することが規制される。これにより、脱輪が発生することを抑制することができる。
また、規制部36は、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することを規制するので、内輪部31と外輪部32とが径方向に接触することを抑制することができる。これにより、ボール部33が破損してつぶれた場合に、駆動軸2の沈み込みが抑制され、踏段1の沈み込みを抑制することができる。その結果、踏段1がランディングプレートと隣り合う場合に、踏段1とランディングプレートとの間に高さ方向に開口部ができることを抑制することができる。
また、規制部36は、径方向に延びる内輪径方向部363を含み内輪部31に固定された内輪規制片361と、径方向に延びる外輪径方向部366を含み駆動ローラ4に固定された外輪規制片362とを有し、内輪径方向部363と外輪径方向部366とが軸方向に当たることによって内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制するので、簡単な構成で、内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制することができる。
なお、上記実施の形態2では、規制部36が、内輪部31に設けられた内輪規制片361を有する構成について説明したが、規制部36は、駆動軸2に設けられた内輪規制片を有する構成であってもよい。
また、上記実施の形態2では、規制部36が、駆動ローラ4に設けられた外輪規制片362を有する構成について説明したが、規制部36は、外輪部32に設けられた外輪規制片を有する構成であってもよい。
また、上記実施の形態2では、外輪径方向部366が内輪径方向部364よりも軸方向外側に配置されている構成について説明したが、内輪径方向部364が外輪径方向部366よりも軸方向外側に配置されている構成であってもよい。この場合であっても、内輪径方向部364と外輪径方向部366とが軸方向に当たることによって内輪部31に対して外輪部32が軸方向に移動することを規制することができる。また、この構成の場合には、ボール部33が破損してつぶれた場合に、外輪径方向部366の先端部が内輪軸方向部363に径方向に当接し、内輪部31に対して外輪部32が径方向に移動することが規制される。
また、上記実施の形態2では、駆動軸2、内輪部31、外輪部32、ボール部33、駆動ローラ4および規制部36を備えたローラ装置の構成について説明したが、回転軸である従動軸5、内輪部31、外輪部32、ボール部33、ローラ部である従動ローラ7および規制部36を備えたローラ装置の構成であってもよい。この場合、内輪部31は従動軸5に対して固定され、外輪部32は従動ローラ7に対して固定される。
また、上記実施の形態2では、エスカレータの踏段装置が備えるローラ装置について説明したが、エスカレータの踏段装置が備えるローラ装置に限らず、ベルトコンベヤが備えるローラ装置、エレベータのローラガイドシューが備えるローラ装置、または、車庫エレベータのローラガイドシューが備えるローラ装置など、ローラを回転軸に回転自在に支持させるローラ装置であればよい。
1 踏段、2 駆動軸、3 軸受装置、4 駆動ローラ、5 従動軸、6 軸受装置、7 従動ローラ、31 内輪部、32 外輪部、33 ボール部、34 規制部、35 Cピン、36 規制部、311 溝、321 溝、341 内輪規制片、342 外輪規制片、343 内輪軸方向部、344 内輪径方向部、345 外輪軸方向部、346 外輪径方向部、361 内輪規制片、362 外輪規制片、363 内輪軸方向部、364 内輪径方向部、365 外輪軸方向部、366 外輪径方向部。

Claims (6)

  1. 内輪部と、前記内輪部よりも径方向外側に設けられた外輪部と、前記内輪部と前記外輪部との間に設けられたボール部とを備え、前記内輪部が前記外輪部に対して周方向に回転する軸受装置であって、
    前記内輪部に対して前記外輪部が軸方向に移動することを規制する規制部をさらに備えた軸受装置。
  2. 前記規制部は、前記内輪部に対して前記外輪部が径方向に移動することを規制する請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記規制部は、径方向に延びる内輪径方向部を含み前記内輪部に固定された内輪規制片と、径方向に延びる外輪径方向部を含み前記外輪部に固定された外輪規制片とを有し、前記内輪径方向部と前記外輪径方向部とが軸方向に当たることによって前記内輪部に対して前記外輪部が軸方向に移動することを規制する請求項1または請求項2に記載の軸受装置。
  4. 回転軸と、前記回転軸の周囲に設けられ前記回転軸に対して固定された内輪部と、前記内輪部よりも径方向外側に設けられた外輪部と、前記内輪部と前記外輪部との間に設けられたボール部と、前記外輪部の周囲に設けられ前記外輪部に対して固定されたローラ部とを備え、前記内輪部が前記外輪部に対して周方向に回転するローラ装置であって、
    前記内輪部に対して前記外輪部が軸方向に移動することを規制する規制部をさらに備えたローラ装置。
  5. 前記規制部は、前記内輪部に対して前記外輪部が径方向に移動することを規制する請求項4に記載のローラ装置。
  6. 前記規制部は、径方向に延びる内輪径方向部を含み前記回転軸または前記内輪部に固定された内輪規制片と、径方向に延びる外輪径方向部を含み前記外輪部または前記ローラ部に固定された外輪規制片とを有し、前記内輪径方向部と前記外輪径方向部とが軸方向に当たることによって前記内輪部に対して前記外輪部が軸方向に移動することを規制する請求項4または請求項5に記載のローラ装置。
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