JP2017145592A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り扱い部品点数を増やすことなく親扉と子扉との召し合わせ部の水密性を向上する。
【解決手段】四周枠組みした骨材31,32の見付け面を表面材33によって覆うことにより構成した子扉30を親扉20とともに互いに戸先を対向させた状態で枠体10に開閉可能に配設し、枠体10の水平方向に沿った上枠11及び下枠12には子扉30の見付け面に対向する部位に長手に沿って横タイト材11D,12Dが配設してあり、かつ子扉30の戸先骨材33の端部にはキャップ部材50が装着してあり、キャップ部材50の室内に臨む見付け面52b及び表面材33の室内に臨む見付け面を介して子扉30を横タイト材11D,12Dに当接させるようにした建具において、子扉30の戸先骨材33及び表面材33に、キャップ部材50の見付け壁部52を収容する収容部60を設けた。
【選択図】図10

Description

本発明は、枠体に親扉及び子扉を開閉可能に配設した建具に関するものである。
玄関に設けられる建具には、枠体に親扉及び子扉を備えて構成されたものがある。親扉及び子扉は、互いに戸先を対向させた状態でそれぞれ室外側に開くように枠体に開閉可能に支持されている。この建具によれば、親扉を開いた状態でさらに子扉を開くことで、玄関の間口を一時的に拡大することができるようになる。
この種の建具では、子扉に内方カバー部が設けられている。内方カバー部は、子扉の戸先から室内側に突出した後、親扉に向かう方向に屈曲して延在するもので、親扉及び子扉が互いに戸先を対向させた際に親扉との隙間を覆うように配設される。この内方カバー部には、親扉との間に介在するように親扉タイト材が設けられている。一方、上枠及び下枠には、子扉の見付け面に対向する部位に長手に沿って横タイト材が設けられている。
ここで、内方カバー部は、表面材よりも室内側に突出した構成となるため、上枠及び下枠と干渉することがないように上枠の下端よりも下方において終端し、かつ下枠の上端よりも上方において終端するように構成されている。従って、内方カバー部に設けた親扉タイト材と上枠及び下枠に設けた横タイト材とを直接連続させることが困難である。このため従来では、子扉の戸先において上下両端となる部位にそれぞれキャップ部材を装着するとともに、キャップ部材に親扉の見付け面に当接する止水部材を配設し、止水部材を介して親扉タイト材と横タイト材との間を連続させるようにしている。
しかしながら、子扉にキャップ部材を装着した場合には、表面材よりもキャップ部材が突出して段差となるため、上枠及び下枠に設けた横タイト材との間に隙間が生じるおそれがある。こうした問題を解決する方法として従来では、特許文献1に記載のものが提供されている。すなわち、特許文献1では、横タイト材に凹部を形成するとともに、子扉の戸先下端部に横タイト材の凹部側面に圧着されるようにキャップ部材及び止水部材を配設することにより、横タイト材との間に隙間が生じないようにしている。
特開2000−96945号公報
特許文献1のものにあっては、横タイト材を複数の部材によって構成しているため、取り扱い部品点数が増えることになり、必ずしも好ましいとはいえない。
本発明は、上記実情に鑑みて、取り扱い部品点数を増やすことなく親扉と子扉との召し合わせ部の水密性を向上することのできる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、四周枠組みした骨材の見付け面を表面材によって覆うことにより構成した子扉を親扉とともに互いに戸先を対向させた状態で枠体に開閉可能に配設し、前記枠体の水平方向に沿った横枠には前記子扉の見付け面に対向する部位に長手に沿って横タイト材が配設してあり、かつ前記子扉の戸先に配置する骨材の端部にはキャップ部材が装着してあり、前記キャップ部材の室内に臨む見付け面及び前記表面材の室内に臨む見付け面を介して前記子扉を前記横タイト材に当接させるようにした建具において、前記子扉の戸先に配置する骨材に、前記キャップ部材の室内に臨む部分を収容する収容部を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、子扉の骨材及び表面材に収容部を設けてキャップ部材を配設しているため、表面材に対してキャップの突出量を減らしたり、同一面上となるように設定することができ、横枠のタイト材に何ら加工を施すことなく子扉の見付け面に隙間なく当接させることが可能となる。
また本発明は、上述した建具において、前記キャップ部材は、前記横枠よりも内周側に位置する部分に前記子扉の前記表面材よりも室内側に突出する保持部を有し、前記親扉の室内に臨む見付け面に当接する止水部材を前記保持部に保持させたことを特徴とする。
この発明によれば、親扉の室内に臨む見付け面と子扉の室内に臨む見付け面とに段差を生じることなくキャップ部材に止水部材を保持させることができ、止水部材によって親扉の室内に臨む見付け面とキャップ部材との間の止水性が確保される。
また本発明は、上述した建具において、前記横タイト材は、前記横枠の外周側にメインタイト部を有するとともに、内周側にサブタイト部を有したものであり、前記保持部は、前記横タイト材のメインタイト部よりも内周側となる部位において前記止水部材を保持するものであり、前記保持部よりも外周側となる位置において前記メインタイト部を前記キャップ部材の室内に臨む見付け面、前記表面材の室内に臨む見付け面及び前記止水部材の室内に臨む見付け面に当接させ、かつ前記保持部に対応する部位に前記サブタイト部を当接させることを特徴とする。
この発明によれば、横タイト材のメインタイト部に対向する部分については表面材に対してキャップ部材の突出量を減らしたり、同一の面上となるように設定することができるため、横タイト材のメインタイト部との間に隙間が生じることもない。さらに、保持部に対しては横タイト材のサブタイト部を当接させるようにしているため、水密性を向上することができる。
また本発明は、上述した建具において、前記子扉の少なくとも戸先に配置する骨材を樹脂によって成形したことを特徴とする。
この発明によれば、樹脂によって骨材を成形することにより加工性が向上することになり、収容部を設ける作業を容易化することができる。
本発明によれば、子扉の骨材及び表面材に収容部を設けてキャップ部材を配設しているため、表面材に対してキャップの突出量を減らしたり、同一の面上となるように設定することができ、横枠のタイト材に何ら加工を施すことなく子扉の見付け面に隙間なく当接させることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態である建具を示すもので、親扉部分の縦断面図である。 図2は、図1に示した建具の子扉部分を示す縦断面図である。 図3は、図2におけるX−X線断面図である。 図4は、図3において親扉を開いた状態の横断面図である。 図5は、図2に示した子扉の戸先に配置する骨材を上方から見た拡大図である。 図6は、図2に示した子扉の戸先に配置する骨材の下端部分を示す拡大横断面図である。 図7は、図2に示した子扉の戸先に配置するキャップ部材を上方から見た拡大図である。 図8は、図2に示した子扉の戸先下端部を示す拡大縦断面図である。 図9は、図2におけるY−Y線要部断面図である。 図10は、図2におけるZ−Z線要部断面図である。 図11は、図2に示した子扉を室内の斜め下方側から見たもので、(a)は要部斜視図、(b)は要部分解斜視図である。 図12は、図2に示した子扉を室内の斜め上方側から見たもので、(a)は要部斜視図、(b)は要部分解斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明の実施の形態である建具を示したものである。ここで例示する建具は、家屋の玄関に用いられるもので、枠体10と、枠体10に支持させた親扉20及び子扉30とを備えて構成してある。親扉20及び子扉30は、互いに戸先を対向させた状態でヒンジ(図示せず)を介して開閉可能に支持したもので、それぞれ戸先を室外側に突出するように開くことが可能である。図には明示していないが、本実施の形態で適用する親扉20及び子扉30は、上下方向に沿った寸法及び見込み方向に沿った寸法が互いにほぼ等しく構成してあり、左右方向に沿った寸法についてのみ親扉20が大きく構成してある。
枠体10は、上枠11、下枠12及び左右の縦枠13を四周枠組みすることによって構成したものである。上枠11、下枠12及び左右の縦枠13は、アルミニウム合金等の金属によって押し出し成形した2つの金属枠材11A,12A,13A、11B,12B,13Bと、断熱性材料によって成形した連結部材11C,12C,13Cとを備え、見込み方向に沿って並設した2つの金属枠材11A,12A,13A、11B,12B,13Bの間を連結部材11C,12C,13Cによって連結したものである。
ここで、見込み方向とは、図1中の矢印Aで示すように、建具の奥行きに沿った方向のことである。見込み方向に沿った平面については見込み面と称する場合がある。また、見付け方向とは、上枠11や下枠12のように水平に沿った部材の場合、見込み方向に直交した上下に沿う方向であり、縦枠13のように上下に沿った部材の場合、見込み方向に直交した水平に沿う方向である。見付け方向に沿った平面については見付け面と称する場合がある。
それぞれの枠11,12,13には、室内側に配置される金属枠材(以下、区別する場合に内方枠材11B,12B,13Bという)に保持ヒレ部11B1,12B1,13B1が設けてある。保持ヒレ部11B1,12B1,13B1は、それぞれの枠11,12,13において内周側の見込み面から見付け方向に沿って内周側に突出した部分である。保持ヒレ部11B1,12B1,13B1には、それぞれ室外に臨む見付け面にタイト材11D,12D,13Dが装着してある。上枠11及び下枠12の保持ヒレ部11B1,12B1に装着した左右方向に沿うタイト材(以下、区別する場合に横タイト材11D,12Dという)は、図1及び図2に示すように、基部11Da,12Daの先端にメインタイト部11Db,12Db及びサブタイト部11Dc,12Dcを有したもので、メインタイト部11Db,12Db及びサブタイト部11Dc,12Dcが室外に臨み、かつサブタイト部11Dc,12Dcが内周側となる姿勢で基部11Da,12Daを介して保持ヒレ部11B1,12B1に装着してある。縦枠13の保持ヒレ部13B1に装着した上下方向に沿うタイト材(以下、区別する場合に縦タイト材13Dという)は、図3及び図4に示すように、基部13Daの先端にメインタイト部13Dbを有したもので、メインタイト部13Dbが室外に臨む姿勢で基部13Daを介して保持ヒレ部13B1に装着してある。
親扉20は、図1〜図4に示すように、四周枠組みした骨材21の見付け面に表面材22を配設することによって構成したものである。親扉20の大きさは、上縁部の見付け面及び下縁部の見付け面がそれぞれ横タイト材11D,12Dに当接し、かつ吊り元側の見付け面が縦タイト材13Dに当接することのできる寸法に設定してある。骨材21は、四周でほぼ同じ構成を有したもので、硬質PVC(poly vinyl chloride)等の硬質樹脂によって押し出し成形した樹脂骨材21Aと、スチール等の金属によって押し出し成形した金属骨材21Bとを備えている。樹脂骨材21Aは、親扉20の見込み方向に沿った寸法にほぼ等しい長さを有したものである。金属骨材21Bは、見込み方向に沿った寸法が樹脂骨材21Aよりも短い長さに構成してあり、樹脂骨材21Aの室外側に位置する部分に配設してある。
表面材22は、鋼材等の金属から成る薄板状部材によって構成したもので、骨材21の見付け面を覆う状態で四周の折り曲げ部分を介して骨材21に接合してある。表面材22の相互間には、ウレタンフォーム等の断熱層材23を介在させることが好ましい。
この親扉20には、戸先及び吊り元に位置する骨材21の見込み面にそれぞれエッジ材24が設けてある。エッジ材24は、骨材21の見込み面及び表面材22の折り曲げ部分を覆うもので、アルミニウム合金等の金属によって押し出し成形した金属エッジ材24Aと、硬質PVC等の硬質樹脂によって押し出し成形した樹脂エッジ材24Bとを備えている。このエッジ材24は、金属エッジ材24Aを介して骨材21に取付ネジ(図示せず)を螺合することによって親扉20に取り付けてある。図3からも明らかなように、戸先に設けたエッジ材24の金属エッジ材24Aには、外方カバー部24A1が設けてある。外方カバー部24A1は、金属エッジ材24Aから室外側に突出した後、子扉30に向かう方向に屈曲して延在するもので、親扉20及び子扉30が互いに戸先を対向させた際に子扉30の戸先において室外に臨む見付け面に対向して配置されるように構成してある。
子扉30は、親扉20と同様、四周枠組みした骨材31,32の見付け面に表面材33を配設することによって構成したものである。子扉30の大きさは、上縁部の見付け面及び下縁部の見付け面がそれぞれ横タイト材11D,12Dに当接し、かつ吊り元側の見付け面が縦タイト材13Dに当接することのできる寸法に設定してある。子扉30の骨材31,32は、戸先を除く3辺の骨材31が親扉20の骨材21とほぼ同じに構成してある。すなわち、子扉30において戸先を除く3辺の骨材31は、硬質PVC等の硬質樹脂によって押し出し成形した樹脂骨材31Aと、スチール等の金属によって押し出し成形した金属骨材31Bとを備えて構成したものである。
これに対して子扉30の戸先に配置する骨材(以下、区別する場合に戸先骨材32という)は、図5及び図6に示すように、それぞれ硬質PVC等の硬質樹脂によって押し出し成形した外殻骨部材32A及び内殻骨部材32Bを備え、外殻骨部材32Aの内部に内殻骨部材32Bを配置することによって構成してある。外殻骨部材32Aは、見込み方向に沿って延在する外殻基部32A1と、外殻基部32A1の室外側縁部から子扉30の戸先側に向けてほぼ直角に屈曲した外方当接部32A2と、外殻基部32A1の室内側縁部から子扉30の戸先側に向けてほぼ直角に屈曲した内方当接部32A3とを有したものである。内方当接部32A3には、外方当接部32A2に対向する部位に略矩形の筒状を成す角筒部32A4が構成してある。角筒部32A4には、子扉30の戸先側に位置する外側壁部に拝フック部32A5が設けてある。拝フック部32A5は、外側壁部からほぼ直角に突出した後、室内側に向けてほぼ直角に屈曲したものである。拝フック部32A5の屈曲端部には、外側壁部に向けてわずかに屈曲した鉤部32A5aが設けてある。
内殻骨部材32Bは、外殻骨部材32Aの外殻基部32A1に沿って延在する内殻基部32B1と、内殻基部32B1の室内側に位置する縁部から子扉30の戸先側に向けてほぼ直角に屈曲した筒当接部32B2と、内殻基部32B1の室外側に位置する縁部から室外側に向けて漸次子扉30の戸先側となるように傾斜延在した後、外殻基部32A1の外方当接部32A2に沿って延在する支持壁部32B3とを有したもので、外方当接部32A2と角筒部32A4との間に挿入することのできる大きさに構成してある。筒当接部32B2及び支持壁部32B3の延在端部には、互いに対向するように延在した対向壁部32B4,32B5が設けてある。支持壁部32B3から延在した対向壁部32B5には外側エッジフック部32B6が設けてある。外側エッジフック部32B6は、支持壁部32B3から子扉30の戸先側に向けてほぼ直角に屈曲した部分である。外側エッジフック部32B6の屈曲端部には、室外側に向けてわずかに屈曲した外側鉤部32B6aが設けてある。また、筒当接部32B2には、内側エッジフック部32B7及びスペーサ部32B8が設けてある。内側エッジフック部32B7は、筒当接部32B2の延在端部から室内側に向けてほぼ直角に屈曲して延在した後、子扉30の戸先側に向けてほぼ直角に屈曲した部分である。内側エッジフック部32B7の屈曲端部には、室外側に向けてわずかに屈曲した内側鉤部32B7aが設けてある。スペーサ部32B8は、筒当接部32B2において子扉30の吊り元側に位置する部位から室内側に向けて延在し、外殻骨部材32Aの外殻基部32A1と角筒部32A4との間に挿入される部分である。
図には明示していないが、子扉30では、戸先骨材32と吊り元に配置する骨材31との間に上下の骨材31を配置した、いわゆる縦通しで四周の骨材32,31が連結されている。
子扉30の表面材33は、図1〜図6に示すように、親扉20の表面材33とほぼ同じ構成を有したものである。すなわち、表面材33は、鋼材等の金属から成る薄板状部材によって構成したもので、外方当接部32A2の見付け面32A2a及び内方当接部32A3の見付け面32A3aを覆う状態で四周の折り曲げ部分を介して骨材31,32に接合してある。表面材33の相互間には、ウレタンフォーム等の断熱層材34を介在させることが好ましい。
この子扉30には、戸先及び吊り元に位置する骨材31,32の見込み面にそれぞれエッジ材35,36が設けてある。吊り元のエッジ材35は、親扉20の吊り元に設けたエッジ材24と同様の構成を有したものである。すなわち、アルミニウム合金等の金属によって押し出し成形した金属エッジ材35Aと、硬質PVC等の硬質樹脂によって押し出し成形した樹脂エッジ材35Bとを備えている。このエッジ材35は、金属エッジ材35Aを介して骨材31に取付ネジ(図示せず)を螺合することによって子扉30に取り付けてある。
一方、子扉30の戸先に設けたエッジ材36は、見込みエッジ材36Aと見付けエッジ材36Bとを備えている。見込みエッジ材36A及び見付けエッジ材36Bは、アルミニウム合金等の金属によって押し出し成形したものである。
見込みエッジ材36Aは、子扉30の戸先において室外に臨む見付け面から外殻骨部材32Aの拝フック部32A5を覆う寸法に構成したもので、戸先骨材32の長手に沿った全長に渡る長さを有している。見込みエッジ材36Aにおいて戸先骨材32の外側エッジフック部32B6及び内側エッジフック部32B7に対応する部位には係合フック部36A1が設けてある。この見込みエッジ材36Aは、内殻骨部材32Bに設けた外側エッジフック部32B6及び内側エッジフック部32B7にそれぞれ係合フック部36A1を係合させた後、取付ネジ(図示せず)を内殻骨部材32Bに螺合することによって子扉30に取り付けてある。見込みエッジ材36Aの室内側に位置する部分において親扉20の見込み面に対向する部位には、親扉サブタイト材40が装着してある。親扉サブタイト材40は、親扉20及び子扉30が互いに戸先を対向させた際に先端部が親扉20の見込み面においてエッジ材24に当接するように構成してある。
見付けエッジ材36Bは、取付基部36B1と内方カバー部36B2とを有している。取付基部36B1は、外殻骨部材32Aの拝フック部32A5から角筒部32A4の外側壁部に沿って室内側に延在した後、角筒部32A4の室内に臨む見付け面に沿って子扉30の吊り元側に屈曲した部分である。内方カバー部36B2は、取付基部36B1の屈曲端部から室内側に向けて屈曲して延在した後、親扉20に向う方向に屈曲して延在したものである。図2に示すように、見付けエッジ材36Bは、上枠11の横タイト材11Dよりも下方となる位置から下枠12の横タイト材12Dよりも上方となる位置までの間に設けてあり、これらの横タイト材11D,12D及び上枠11、下枠12に干渉することはない。内方カバー部36B2の延在端部において室外に臨む見付け面には、親扉タイト材41が装着してある。親扉タイト材41は、縦枠13に設けた縦タイト材13Dと同様の構成を有したもので、親扉20及び子扉30が互いに戸先を対向させた際にメインタイト部41aの先端部が親扉20の見付け面に当接するように構成してある。
子扉30の戸先骨材32には、上下両端部にそれぞれキャップ部材50が装着してある。キャップ部材50は、それぞれ戸先骨材32の小口を覆うとともに、見付けエッジ材36Bの端部を覆うもので、戸先骨材32の上端部に装着されるものと下端部に装着されるものとが互いに対称となる構成を有している。このため、以下においては戸先骨材32の下端部に装着するキャップ部材50の説明を行い、上端部に装着するキャップ部材50には同一の符号を付すこととする。なお、上端部に装着するキャップ部材50は、下端部に装着するキャップ部材50と上下が逆となるのはいうまでもない。
キャップ部材50は、図3〜図12に示すように、小口カバー部51と、見付け壁部52と、エッジカバー部53とを樹脂によって一体に成形したものである。小口カバー部51は、戸先骨材32の小口端面及び見込みエッジ材36Aの下面を覆うことのできる大きさを有した略矩形の板状を成すものである。この小口カバー部51の上面には、嵌合突出部51aが設けてある。嵌合突出部51aは、小口カバー部51を戸先骨材32の小口端面に合致させた際に内殻骨部材32Bに設けた内殻基部32B1、筒当接部32B2及び支持壁部32B3によって囲まれる空間(以下、内殻空間32BRという)に挿入され、かつ内殻基部32B1、筒当接部32B2及び支持壁部32B3の内壁面に同時に当接することのできる外形形状を有した突出部である。なお、図中の符号51bは、戸先骨材32の内部に配設された図示せぬフランス落としの固定ロッドが挿通されるロッド挿通孔である。
見付け壁部52は、小口カバー部51の室内側に位置する縁部から上方に向けて延在した部分である。見付け壁部52の延在寸法は、小口カバー部51を戸先骨材32の小口に当接させた際に見付けエッジ材36Bの下端縁とほぼ同じ高さとなるように設定してある。見付け壁部52と嵌合突出部51aとの間には、外周補強リブ54A及び内周補強リブ54Bが設けてある。外周補強リブ54Aは、嵌合突出部51aにおいて子扉30の戸先側となる部分から室内側に向けて直線上に延在して見付け壁部52に接合したものである。内周補強リブ54Bは、外周補強リブ54Aよりもわずかに子扉30の吊り元側となる部位から室内側に向けて突出した第1リブ部54B1と、第1リブ部54B1の突出端部から吊り元側に向けてほぼ直角に屈曲した第2リブ部54B2と、第2リブ部54B2の屈曲端部から室内側に向けてほぼ直角に屈曲することにより見付け壁部52に接合した第3リブ部54B3とを有したものである。嵌合突出部51aと第2リブ部54B2との間には、内殻骨部材32Bの支持壁部32B3を挿入することのできる隙間が確保してある。第3リブ部54B3は、嵌合突出部51aを内殻空間32BRに挿入した際にスペーサ部32B8に当接するように設けてある。
エッジカバー部53は、見付け壁部52の上端部から室内側に向けて突出したものである。エッジカバー部53の室外側に位置する縁部は、子扉30の室内側に配置した表面材33よりも室外側に位置するように構成してある。図からも明らかなように、このエッジカバー部53は、見付け壁部52に対して子扉30の戸先側に偏って設けてあり、小口カバー部51を戸先骨材32の小口端面に合致させた際に見付けエッジ材36Bの下端面を覆うことが可能である。
図9、図11及び図12に示すように、エッジカバー部53には、エッジ外装部53a及び保持部53bが設けてある。エッジ外装部53aは、エッジカバー部53の室内側に位置する外周縁部から上方に向けて突出したものである。このエッジ外装部53aは、エッジカバー部53を見付けエッジ材36Bの下端面に合致させた際に内方カバー部36B2の外表面を覆うことが可能である。エッジ外装部53aの吊り元側に位置する部分には、見付け壁部52の上端部に設けた面材外装部52aが連続している。面材外装部52aは、見付け壁部52から上方に向けて突出したもので、小口カバー部51を戸先骨材32の小口端面に合致させた際に見付け壁部52よりも室内側にわずかに突出し、子扉30の室内側に配設した表面材33の見付け面を覆うことが可能である。
保持部53bは、エッジカバー部53の室外側に位置する縁部から下方に延在した部分である。保持部53bの延在長さは、下枠12に設けた横タイト材12Dのメインタイト部12Dbよりも上方に位置し、サブタイト部12Dcにのみ対向するように設定してある。この保持部53bには、室外側に位置する見付け面53b1に止水部材55が保持してある。止水部材55は、比較的板厚の大きな矩形板状を成すもので、その上端部を介して保持部53bの見付け面53b1に取り付けてある。止水部材55の下端部は、保持部53bよりも下方に突出しており、室内に臨む見付け面55aが外部に露出した状態にある。この止水部材55は、スポンジ等のように、加圧された場合に弾性的に圧縮される一方、加圧力を除去した場合にはほぼ元の形状に戻るように弾性材料によって成形したものである。図12からも明らかなように、保持部53bは、室内側に位置する部分が、見付け壁部52の見付け面52bよりも室内側に突出することにより、止水部材55の取付強度が十分となる板厚を確保するようにしている。保持部53bの室内側に突出する部分は、見付け壁部52の見付け面52bとの間に大きさ段差を生じないように、吊り元側に向かうに従って漸次突出量が減少している。
上述の構成を有するキャップ部材50は、図6〜図9に示すように、外殻骨部材32Aの下端部及び表面材33の対応する部位に予め収容部60を構成し、収容部60に見付け壁部52を収容させた状態で戸先骨材32の下端部に装着するようにしている。収容部60は、外殻骨部材32Aにおける内方当接部32A3の下端部及び角筒部32A4に切欠60aを設けるとともに、室内側の表面材33において対応する分に切欠60bを設けることにより構成してある。すなわち、外殻骨部材32Aにおいて外殻基部32A1との連結部分から内方当接部32A3に切欠60aを設けると、内方当接部32A3とともに角筒部32A4が除去されるため、戸先骨材32の内部に見付け壁部52を収容することのできる収容部60が確保されることになる。この場合、本実施の形態では、外殻骨部材32Aを樹脂によって成形するようにしているため、収容部60のための切欠60aを容易に構成することが可能である。なお、本実施の形態では、見付け壁部52と嵌合突出部51aとの間に外周補強リブ54A及び内周補強リブ54Bが設けてあるため、図6に示すように、内殻骨部材32Bの下端部に予めリブ用切欠61を形成し、リブ用切欠61に外周補強リブ54A及び内周補強リブ54Bの第1リブ部54B1を配置する必要がある。リブ用切欠61は、内殻骨部材32Bにおいて筒当接部32B2の下端部に形成した切欠であり、下端に開口するように形成してある。
上記のようにして、収容部60に見付け壁部52を収容させた状態で戸先骨材32の下端部に装着したキャップ部材50によれば、見付け壁部52の室内に臨む見付け面52bを表面材33の見付け面とほぼ同一の面上となるように配置することができる。また、キャップ部材50に保持させた止水部材55は、内方カバー部36B2に装着した親扉タイト材41及び見込みエッジ材36Aに装着した親扉サブタイト材40と当接した状態となり、かつ室内に臨む見付け面55aが下枠12の横タイト材12Dにおいてメインタイト部12Dbに対向した位置に配置される。
従って、親扉20及び子扉30を共に閉じた状態においては、止水部材55を介して子扉30の親扉タイト材41及び親扉サブタイト材40が、下枠12の横タイト材12Dと連続するようになり、枠体10との間の止水性を確保することができる。しかも、下枠12に設けた横タイト材12Dのメインタイト部12Dbに対向する部位、つまり親扉20の室内に臨む表面材22の見付け面、子扉30の室内に臨む表面材33の見付け面、キャップ部材50において見付け壁部52の室内に臨む見付け面52b(保持部53bよりも下方となる部分)が同一の面上に配置される。これにより、親扉20及び子扉30と横タイト材12Dのメインタイト部12Dbとの間に隙間が生じるおそれがなく、止水性の向上を図ることができる。さらに、横タイト材12Dには何ら加工を施す必要がないため、取り扱い部品点数が増えることはなく、建具の製造作業が煩雑化したり、製造コストが増大するおそれもない。上述の作用効果は、戸先骨材32の上端部に装着したキャップ部材50と上枠11との間についても同様に奏することになる。
なお、上述した実施の形態では、子扉30の戸先骨材32を樹脂によって成形するようにしているが、アルミニウム合金やスチール等の金属によって戸先骨材を成形するようにしても構わない。また、戸先骨材32を外殻骨部材32Aと内殻骨部材32Bとによって構成しているが、必ずしも2つの骨部材32A,32Bを備えている必要はなく、詳細構成も実施のものに限らない。さらに、キャップ部材50として小口カバー部51、見付け壁部52、エッジカバー部53、嵌合突出部51aを有したものを例示しているが、その他の構成のキャップ部材を適用してももちろん良い。またさらに、キャップ部材50において見付け壁部52の見付け面52bを表面材33の見付け面と同一の面上に位置させるようにしているが、必ずしもキャップ部材の見付け面を表面材の見付け面と同一の面上に位置させる必要はない。加えて、親扉20の左右方向に沿った寸法を子扉30よりも大きく構成した建具を例示しているが、親扉20の左右方向に沿った寸法を子扉30と同じとなるように構成したり、子扉30が大きくなるように構成しても構わない。
10 枠体、11 上枠、11D,12D 横タイト材、11Db,12Db メインタイト部、11Dc,12Dc サブタイト部、12 下枠、20 親扉、22 表面材、30 子扉、32 戸先骨材、32A 外殻骨部材、32A1 外殻基部、32A2 外方当接部、32A2a 見付け面、32A3 内方当接部、32A3a 見付け面、32A4 角筒部、32A5 拝フック部、32A5a 鉤部、32B 内殻骨部材、32B1 内殻基部、32B2 筒当接部、32B3 支持壁部、32B8 スペーサ部、32BR 内殻空間、33 表面材、36 エッジ材、36A 見込みエッジ材、36A1 係合フック部、36B 見付けエッジ材、36B1 取付基部、36B2 内方カバー部、40 親扉サブタイト材、41 親扉タイト材、41a メインタイト部、50 キャップ部材、51 小口カバー部、51a 嵌合突出部、52 見付け壁部、52a 面材外装部、52b 見付け面、53 エッジカバー部、53a エッジ外装部、53b 保持部、53b1 見付け面、55 止水部材、60 収容部、60a 切欠、60b 切欠

Claims (4)

  1. 四周枠組みした骨材の見付け面を表面材によって覆うことにより構成した子扉を親扉とともに互いに戸先を対向させた状態で枠体に開閉可能に配設し、
    前記枠体の水平方向に沿った横枠には前記子扉の見付け面に対向する部位に長手に沿って横タイト材が配設してあり、かつ前記子扉の戸先に配置する骨材の端部にはキャップ部材が装着してあり、
    前記キャップ部材の室内に臨む見付け面及び前記表面材の室内に臨む見付け面を介して前記子扉を前記横タイト材に当接させるようにした建具において、
    前記子扉の戸先に配置する骨材に、前記キャップ部材の室内に臨む部分を収容する収容部を設けたことを特徴とする建具。
  2. 前記キャップ部材は、前記横枠よりも内周側に位置する部分に前記子扉の前記表面材よりも室内側に突出する保持部を有し、前記親扉の室内に臨む見付け面に当接する止水部材を前記保持部に保持させたことを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記横タイト材は、前記横枠の外周側にメインタイト部を有するとともに、内周側にサブタイト部を有したものであり、
    前記保持部は、前記横タイト材のメインタイト部よりも内周側となる部位において前記止水部材を保持するものであり、
    前記保持部よりも外周側となる位置において前記メインタイト部を前記キャップ部材の室内に臨む見付け面、前記表面材の室内に臨む見付け面及び前記止水部材の室内に臨む見付け面に当接させ、かつ前記保持部に対応する部位に前記サブタイト部を当接させることを特徴とする請求項2に記載の建具。
  4. 前記子扉の少なくとも戸先に配置する骨材を樹脂によって成形したことを特徴とする
    請求項1に記載の建具。
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