JP2017145025A - 選果システムの箱詰め装置 - Google Patents

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Kentaro Furusawa
健太郎 古澤
山田 久也
Hisaya Yamada
久也 山田
田中 伸明
Nobuaki Tanaka
伸明 田中
高田 咲子
Sakiko Takada
咲子 高田
春彦 坂井
Haruhiko Sakai
春彦 坂井
智之 岩田
Tomoyuki Iwata
智之 岩田
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Abstract

【課題】箱詰めするときに吸着ノズルが当たる外周の起立片は半組立状態として、全てのトレイの凹部に収納した後に未組立の起立片を組み立てるようにして、箱詰め作業を効率良く行える箱詰め装置を提供しようとする。
【解決手段】選果後の青果物6を斜め上側方より吸着して、収納箱21に収納された複数の収納凹部8aを有するトレイ8に順次収納する選果システム1の箱詰め装置20において、前記収納箱21は矩形の底板21aの周囲4辺から起立片21bが折り曲げられて上方が開放するように組み立てられる箱体であり、箱詰め位置まで搬送された収納箱21は、少なくとも一つの起立片21bが未組立状態とされ、箱詰め工程で前記トレイ8の全ての収納凹部8aに青果物6が収納され、該箱詰め工程の後に、前記未組立状態の起立片21bを折り曲げて組立を完了させる最終箱組立装置を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、選別後の青果物を、トレイを収納した箱に直接詰める選果システムの箱詰め装置に関する。
従来、リンゴ等の農産物を、複数の吊持手段のそれぞれの吸着パッドに吸着させて、段ボール箱内に収納したトレイパックに一列ずつ詰めるようにした技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3641555号公報
従来の箱詰め装置は、リンゴやなし等の果軸が上側に向くように箱詰めする農産物では、上方より選別後の農産物を吸着して搬送し、箱内のトレイに収納して箱詰めできるのであるが、イチゴやイチジク等では先端側の熟した部分が見えるように寝かせた状態で箱詰めする。そして、イチゴのように、表面が柔らかい青果物であると、へた側を吸着して搬送する必要があるため、斜め上方より吸着して搬送することになる。
このように、寝かせた状態で搬送して箱詰めしようとすると、箱の周囲に近いトレイの凹部に青果物を収納しようとしても、農産物を吸着する吸着ノズルが箱周囲の起立片に当たり、収納することができなかった。
そこで、箱詰めするときに吸着ノズルが当たる外周の起立片は半組立状態として、全てのトレイの凹部に収納した後に未組立の起立片を組み立てるようにして、箱詰め作業を効率良く行える箱詰め装置を提供しようとする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、選果後の青果物を斜め上側方より吸着して、収納箱に収納された複数の収納凹部を有するトレイに順次収納する選果システムの箱詰め装置において、前記収納箱は矩形の底板の周囲4辺から起立片が折り曲げられて上方が開放するように組み立てられる箱体であり、箱詰め位置まで搬送された収納箱は、少なくとも一つの起立片が未組立状態とされ、箱詰め工程で前記トレイの全ての収納凹部に青果物が収納され、該箱詰め工程の後に、前記未組立状態の起立片を折り曲げて組立を完了させる最終箱組立装置を備えるものである。
請求項2においては、前記未組立の起立片は、左右両側に備える舌片を隣接する起立片の一端に一部が係止されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、選別後の青果物を、吸着ノズルを傾けた状態で吸着して搬送する箱詰め装置においても、直接収納箱に収納したトレイの収納凹部に搬送して箱詰めできるようになり、作業効率を向上することができるようになった。
本発明の一実施形態に係る選果システムの全体構成を示した平面図。 青果物搬送装置と搬送装置と箱詰め装置を示した斜視図。 箱詰め装置の側面図。 最終箱組立装置の側面図。 収納箱の斜視図。 箱詰め工程の他の実施形態を示す斜視図。
本発明の実施形態に係る箱詰め装置20を備える選果システム1について、図1、図2を用いて全体構成から説明する。なお、図中で示す白色矢印は搬送方向を示し、前後左右を矢印で示す方向として説明する。
選果システム1は、円柱状の上面に凹部が形成された載置台5に一つずつ青果物6が載置されてコンベアにより搬送されるとともに、該載置台5に載置された青果物6は搬送途中で選別されて、等級や階級毎にトレイ8に詰めるようにしている。
ここで、本実施形態では、青果物6は可食部6aとがく片(通称:へた)部6bとを備えるイチゴを実施例として説明するが、青果物6は、ミズナス、びわ、洋ナシ、いちじく、マンゴウ等であっても良く限定するものではない。
またここで、青果物6が収納されるトレイ8は、発泡スチロール等のクッション性を有し、製造容易な合成樹脂素材等からなり、軽量で平面視長方形の部材であり、載置台5から吸着搬送装置60により搬送される青果物6を収納するための凹状の収納凹部8aが縦横に複数形成され、最外周には所定幅を有する縁部が形成される。本実施形態のトレイ8では、24個(長手方向に6個、短手方向に4個)の収納凹部8a・8a・・・が形成されるが、収納凹部8aは千鳥状に配置してもよく、その配置構成は限定するものではなく、収納凹部8aの個数も限定するものではない。
また、トレイ8の収納凹部8aの中心軸線は、平面視で長手方向(または短手方向またはトレイ搬送方向)に対して所定角度傾斜するように配置され、収納効率を高めている。そして、トレイ8は後述する収納箱21に予め収納されている。
また、選果システム1は、図1に示すように、作業者によって載置台5に青果物6が載置される青果物載置部(青果物載置工程)30と、青果物載置部30において載置台5に載置された青果物6の品質(等級や階級)を計測する品質計測部(品質計測工程)40と、品質計測部40における計測結果に基づいて青果物6をその等級や階級毎に載置台5からトレイ8に搬送する搬送部(選別工程と箱詰め工程)50と、最終箱組立装置22により起立片を折り曲げる最終箱組立工程とを備える。選果システム1では、主搬送装置11に沿って上流側から下流側へ順に、青果物載置部30、品質計測部40、搬送部50、と配置される。
選果システム1は、主搬送装置11の下流側端に廃棄工程として廃棄ライン14を備える。選果システム1では、青果物6は、規格外に変形しているもの、規格外に大きすぎるもの又は小さすぎるもの、規格外に変質しているもの、傷が付いているもの、がく片部6bがないもの、残留農薬が規定値以上のもの等の場合には、廃棄ライン14に搬送される。
選果システム1は、青果物載置部30において青果物6が載置台5に正確に載置されていなかった場合に、品質計測部40の下流側から、主搬送装置11の上流側に当該載置台5を戻す、リターンライン12を備える。
選果システム1は、搬送部50において青果物6がトレイ8へ搬送されて、青果物6が載置されていない(空の状態)載置台5を、搬送部50の終端から主搬送装置11の上流側に戻す、載置台戻りライン13を備える。
なお、選果システム1は、図示しない制御装置に種々の機構や装置のアクチュエータやセンサ等と接続されて、これらを制御するようにしている。つまり、主搬送装置11や後述する青果物搬送装置51やトレイ搬送装置53のコンベアの駆動や吸着搬送装置60や最終箱組立装置22等は制御装置により制御される。
載置台5は、青果物6が所定の姿勢で載置されるものであり、略円筒状に形成され、平面視中央に向かって低くなる略円錐形の凹部が形成され、略横に寝かせた青果物6が収まるように構成され、搬送方向に対して中心軸線が設定角度傾斜して凹部が形成される。載置台5の中央には上下方向に貫通孔が開口され、品質計測部40の投光手段から照射される光が上方(又は下方)から下方(又は上方)に貫通孔内を通って、受光手段がこれを受光可能なように構成される。
また、載置台5の側面(若しくは底面)には、ID認識手段が貼設される。具体的には、載置台5のID認識手段は、バーコードや二次元コードや磁気テープやICチップ等で構成される。載置台5のID認識手段には、認識番号が記される(IDが書込まれる)。載置台5のID認識手段における認識番号は、品質計測部40や搬送部50において、それぞれ図示しない読取手段によって読取られる。
選果システム1の主搬送装置11は、ベルトコンベアにより構成される。主搬送装置11の搬送ベルトの搬送面上には、青果物6が載置されていない載置台5、又は、青果物載置部30において青果物6が載置された載置台5が載せられて搬送される。
選果システム1の青果物載置部30では、主搬送装置11の上流側の両側又は一側に、複数の作業者が位置して、当該作業者によって主搬送装置11により搬送される載置台5に青果物6が略横に寝かせるようにして載置される。
選果システム1の品質計測部40は、載置台5に載置されて主搬送装置11により搬送されてくる青果物6の質量を計測する質量計、青果物6を撮影するCCDカメラ等の撮影手段、撮影手段で撮影された画像に関する情報の画像処理を行う画像処理手段、青果物6の内部の品質を計測する投光手段及び受光手段、等が配置されて構成される。
そして、品質計測部40では、青果物6の質量、青果物6の大きさ、青果物6の変質度合い、青果物6の傷の有無、青果物6のがく片部6bの有無、載置台5に載置される青果物6の向き(がく片部6bの向き、及び、主軸の傾斜する方向)、青果物6の糖度や酸度、青果物6の残留農薬濃度、等に関する情報、及び、品質計測部40に配置される読取手段によって読取られた載置台5の認識番号に関する情報は、制御装置に送信されて、その記憶手段に記憶される。
選果システム1の搬送部50は、図1に示すように、主搬送装置11の左右一側に複数配置される。
搬送部50では、主搬送装置11によって搬送されてくる載置台5を主搬送装置11から各搬送部50に搬送して、載置台5に載置される青果物6をトレイ8の収納凹部8aに搬送する。各載置台5は主搬送装置11から各搬送部50・50・・・へ、青果物6の階級や等級等に応じて分岐して搬送される。当該青果物6の階級や等級等は、前記品質計測部40で決定され、搬送部50毎に予め設定されている。
搬送部50は、主搬送装置11から分岐するように配置される青果物搬送装置51と、主搬送装置11と青果物搬送装置51との分岐部分(青果物搬送装置51の始端側)に配置される分岐装置52と、載置台5に載置される青果物6の向きを修正する方向修正装置(不図示)と、トレイ8を収納した収納箱21を搬送するトレイ搬送装置53と、載置台5に載置された青果物6をトレイ8に搬送する吸着搬送装置60と、を有して構成される。トレイ搬送装置53と吸着搬送装置60で箱詰め装置20を構成して、青果物6を載置台5から直接収納箱21内のトレイ8に搬送して詰めるようにしている。
搬送部50の分岐装置52は、主搬送装置11と青果物搬送装置51との分岐部分において、等級や階級等に応じて青果物6が載置された載置台5を主搬送装置11から搬送部50に分岐させ、青果物搬送装置51へ搬送させるものである。
搬送部50は図2に示すように、青果物搬送装置51とトレイ搬送装置53は平行に配置され、吸着搬送装置60は青果物搬送装置51とトレイ搬送装置53に跨るように直交して配設される。
青果物搬送装置51は、主搬送装置11から分岐装置52によって分岐されて搬送された載置台5を搬送するものである。搬送部50の青果物搬送装置51は、その搬送方向が主搬送装置11の搬送方向に対して直交するように配置される。
前記トレイ搬送装置53は、ベルトコンベアによって構成され、その搬送方向が青果物搬送装置51の搬送方向と同一方向となるように、青果物搬送装置51に平行して並べて配置される。トレイ搬送装置53の上流側には、トレイ供給装置59が配置される。トレイ供給装置59は空のトレイ8を予め収納した収納箱21を順に一枚ずつベルトコンベア上に供給する。トレイ搬送装置53の下流側には最終箱組立工程となる収納箱21の未組立部分を組み立てる最終箱組立装置22が配置される。更に下流側に、出荷する工程が設けられる。
前記吸着搬送装置60は、図2に示すように、青果物搬送装置51によって搬送される載置台5上の青果物6を、トレイ搬送装置53によって搬送されるトレイ8へ搬送するものである。吸着搬送装置60は、主としてリニアシリンダ61、シリンダフレーム62、複数の吸着ノズル66・66・・・等を具備する。
前記リニアシリンダ61は、青果物搬送装置51およびトレイ搬送装置53の搬送方向に対して前後方向にまたがるように(直交するように)、青果物搬送装置51およびトレイ搬送装置53の上方に配置される。該リニアシリンダ61の作動部にはシリンダフレーム62が取り付けられ、シリンダフレーム62を青果物搬送装置51の上方とトレイ搬送装置53の上方を往復移動可能に構成している。リニアシリンダ61は電動またはエアにより前後往復駆動可能としているが、その駆動方式は限定するものではない。
シリンダフレーム62は略門型に形成され、左右両側の上下フレームの間に摺動軸64・64が横架され、該摺動軸64・64に収納凹部8aの列数に合わせた複数の吸着ノズル66・66・・・が左右摺動可能に支持される。吸着ノズル66は、本実施形態では、トレイ8の収納凹部8aの列数に合わせて6台設けられている。
図2、図3に示すように、吸着ノズル66は、上下シリンダ63と水平シリンダ65により支持される。上下シリンダ63は前記摺動軸64・64上に摺動可能に支持され、図示しない整列シリンダの伸縮により青果物搬送装置51上の載置台5の位置に合わせて移動される。前記上下シリンダ63のピストンロッド先端(下端)には、角度変更手段80を介して水平シリンダ65が取り付けられる。水平シリンダ65のピストンロッド先端に吸着ノズル66が取り付けられる。
前記吸着ノズル66は、円筒状の吸着管本体の一側(基部側)に空気吸引手段を設け、他側(先端側)に吸着部が設けられ、空気吸引手段で負圧を発生させて吸着部先端の開口から空気を吸入し、吸着部で青果物6を吸着させるようにしている。
前記吸着ノズル66は、水平シリンダ65に上下方向及び前後左右方向で斜めに取り付けられて吸着部が搬送時に載置台5やトレイ8に当たらないようにしている。
前記トレイ8は、収納箱21に収納された状態で搬送され、青果物6をトレイ8に収納することで同時に箱詰めできるようにして、従来のトレイ8に青果物6を収納した状態で収納箱21に収納する箱詰め工程を省けるようにしいる。本実施形態では、一つの収納箱21に二つのトレイ8を平行に並べて収納しているが、トレイ8の収納数は限定するものではない。
前記収納箱21は、段ボールや、厚紙で構成され、図5に示すように、矩形の底板21aの周囲4辺から起立片21b(21b1・21b2・21b3・21b4)が上方に折り曲げられて立設され、上方が開放される箱体としている。本選果システム1では、トレイ供給装置59にセットする時の収納箱21は、少なくとも一つの起立片21bが未組立(開放された)状態、または、半組立状態としている。未組立状態とは、図5(b)に示すように、起立片21bが折り曲げられていない状態とし、半組立状態とは、図3(a)に示すように、起立片21b1が少し折り曲げられ、舌片21cの一部が起立片21b2・21b4の端部に差し込まれて係止された状態のような未完成の状態とする。
前記収納箱21は、一つの起立片21bが最後に組み立てられる構造であればよくその組立構造は限定するものではなく、例えば、図5(a)の収納箱21は、底板21aの周囲の辺に起立片21b1・21b2・21b3・21b4が設けられ、一つの起立片21b1の左右両側には舌片21c・21cが設けられ、該舌片21c・21cは折り曲げられて、隣接する起立片21b2・21b4の開放側端部に一部が係止された半組立状態としている。
この上方と一側方が開放された半組立状態でトレイ8を収納してトレイ供給装置59に収納箱21がセットされ、一枚ずつ箱詰め工程に搬送される。箱詰め工程は、前記吸着ノズル66・66・・・が青果物6・6・・・を吸着してトレイ搬送装置53の上方へ移動したその下方を箱詰め位置19とし、この箱詰め位置19において、トレイ8の収納凹部8aの前側の列から順に後側の列へ青果物6が収納される。吸着ノズル66・66・・・により最終列の収納凹部8aに収納するときに、従来では、起立片21bに吸着ノズル66・66・・・が当接していたが、本実施形態では、図3(b)に示すように、起立片21b1が半組立状態(開放状態)とされているために、吸着ノズル66は起立片21bに当たることなく青果物6を収納凹部8a・8a・・・に収納することができる。
そして、全ての収納凹部8aに青果物6を収納した後に、その後工程に配置された最終箱組立装置22に搬送される(組立位置とする)。最終箱組立装置22は図4(a)に示すように、収納箱21を搬送するコンベア54の下方にアーム55が配置され、該アーム55はアクチュエータにより昇降回動可能に構成されている。そして、収納箱21の起立片21b1がアーム55の上方位置となる組立位置まで搬送されると、搬送が停止され、周囲(起立片21b2・21b3・21b4)が押えられて、アーム55が上方へ回動されて、舌片21c・21cが奥まで差し込まれて最後の起立片21b1が上下方向となる位置で組み立てが終了となり、箱詰め作業が終了する。
また、他の実施形態として、収納箱21は、図5(b)に示すように、舌片21c・21cが起立片21bの上部に設けられ、さらに、舌片21c・21cより側方に係止片21d・21dが突設されるように構成することもできる。この場合には、最終箱組立装置22は、図4(b)に示すように、押え板56と、押え板56の端部にアクチュエータにより回動される回動アーム57が設けられる。
このような構成において、トレイ8の全ての収納凹部8aに青果物6が収納されて、収納箱21が組立位置に搬送されて停止されると、最終箱組立装置22は押え板56が上昇されて起立片21bと係止片21dを垂直に折り曲げ、次に、回動アーム57を回動して舌片21c・21cを折り曲げながら係止片21d・21dを隣接する起立片21b2・21b4の端部上面に形成した切欠21e・21eに挿入する。こうして箱詰めが終了する。
以上のように、選果後の青果物6を斜め上側方より吸着して、収納箱21に収納された複数の収納凹部8aを有するトレイ8に順次収納する選果システム1の箱詰め装置20において、前記収納箱21は矩形の底板21aの周囲4辺から起立片21bが折り曲げられて上方が開放するように組み立てられる箱体であり、箱詰め位置19まで搬送された収納箱21は、少なくとも一つの起立片21b1が未組立状態とされ、箱詰め工程で前記トレイ8の全ての収納凹部8aに青果物6が収納され、箱詰め工程の後に、前記未組立状態の起立片21b1を折り曲げて組立を完了させる最終箱組立装置22を備えるので、箱詰め工程における吸着ノズル66を傾けた状態で青果物6を吸着してトレイ8に搬送したときに、収納箱21の起立片21bと干渉することがなく、直接収納箱22に収納したトレイ8の収納凹部8aに搬送して箱詰めできるようになり、作業効率を向上することができるようになった。
また、前記未組立の起立片21b1は、左右両側に備える舌片21c・21cを隣接する起立片21b2・21b4の一端に一部が係止されるので、最終箱組立装置22では押し込むだけで最終組立が可能となり、最終箱組立装置22は簡単構造となり、確実に組み立てられるようになり、最終組立に要する時間も短縮することができる。
また、図6に示すように、収納箱21は完全に組み立てておき、トレイ8を収納した状態で、トレイ供給装置59にセットし、トレイ8を収納した収納箱21が箱詰め位置19まで搬送されると、吸着搬送装置60により青果物6がトレイ8の収納凹部8aに順次収納されるが、吸着ノズル66が起立片21bに当たるトレイ8の収納凹部8aの最終列は収納せずに箱詰め作業を終了し、次の工程で、人手により残りの収納凹部8aに青果物6を収納するように構成することもできる。
6 青果物
8 トレイ
8a 収納凹部
1 選果システム
20 箱詰め装置
21 収納箱
21a 底板
21b 起立片
19 箱詰め位置
22 最終箱組立装置
60 吸着搬送装置
66 吸着ノズル

Claims (2)

  1. 選果後の青果物を斜め上側方より吸着して、収納箱に収納された複数の収納凹部を有するトレイに順次収納する選果システムの箱詰め装置において、前記収納箱は矩形の底板の周囲4辺から起立片が折り曲げられて上方が開放するように組み立てられる箱体であり、箱詰め位置まで搬送された収納箱は、少なくとも一つの起立片が未組立状態とされ、箱詰め工程で前記トレイの全ての収納凹部に青果物が収納され、該箱詰め工程の後に、前記未組立状態の起立片を折り曲げて組立を完了させる最終箱組立装置を備えることを特徴とする選果システムの箱詰め装置。
  2. 前記未組立の起立片は、左右両側に備える舌片を隣接する起立片の一端に一部が係止されることを特徴とする請求項1に記載の選果システムの箱詰め装置。
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